JPS5861295A - 時計用外装部品 - Google Patents
時計用外装部品Info
- Publication number
- JPS5861295A JPS5861295A JP15832581A JP15832581A JPS5861295A JP S5861295 A JPS5861295 A JP S5861295A JP 15832581 A JP15832581 A JP 15832581A JP 15832581 A JP15832581 A JP 15832581A JP S5861295 A JPS5861295 A JP S5861295A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- watch
- external parts
- copper
- under
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は時計用外装部品に関するもので、特に下地めっ
きとして40〜45%のスズを含む銅−スズ合金めっき
を施してなる時計用外装部品に関するものである。
きとして40〜45%のスズを含む銅−スズ合金めっき
を施してなる時計用外装部品に関するものである。
時計用外装部品(ケース、バンド、文字板、ダイヤルリ
ング、テンシ1ンリング、針など)にめっきを施こす場
合、その素材としては黄銅、洋白などが主として用いら
れる。従来、時計用外装部品のめっきとしては、ケース
を例えて説明すると第1図のように黄銅材よりなる時計
ケース1に下地めっきとしてニッケルめっき2が2〜8
ミクロン程度施こされ、その上に金、パラジウム、クロ
ムなどの仕上げめっき3が施こされ時計用ケースが構成
されていた。このような時計ケースの場合、ケースの仕
上げが鏡面のみで構成されている場合は耐食性等特に大
きな問題はない。しかし、一部あるいは大部分にスジ目
仕上げが施こされている場合には、従来の下地めっきと
してのニッケルめっきは厚くめっきを行なうとスジ目と
しての美観が損なわれるため、厚くめづき出来ないとい
う点で鏡面のケースに比較すると耐食性が劣るという欠
点があった。またスジ目の美観が厚くめっきしても損な
われない程度の種類のニッケルめっきを使用したとして
も、スジ目の谷の部分へのめっきのつき廻りが悪くなり
、結果として同様に耐食性が劣るという欠点がありた。
ング、テンシ1ンリング、針など)にめっきを施こす場
合、その素材としては黄銅、洋白などが主として用いら
れる。従来、時計用外装部品のめっきとしては、ケース
を例えて説明すると第1図のように黄銅材よりなる時計
ケース1に下地めっきとしてニッケルめっき2が2〜8
ミクロン程度施こされ、その上に金、パラジウム、クロ
ムなどの仕上げめっき3が施こされ時計用ケースが構成
されていた。このような時計ケースの場合、ケースの仕
上げが鏡面のみで構成されている場合は耐食性等特に大
きな問題はない。しかし、一部あるいは大部分にスジ目
仕上げが施こされている場合には、従来の下地めっきと
してのニッケルめっきは厚くめっきを行なうとスジ目と
しての美観が損なわれるため、厚くめづき出来ないとい
う点で鏡面のケースに比較すると耐食性が劣るという欠
点があった。またスジ目の美観が厚くめっきしても損な
われない程度の種類のニッケルめっきを使用したとして
も、スジ目の谷の部分へのめっきのつき廻りが悪くなり
、結果として同様に耐食性が劣るという欠点がありた。
本発明は、上記の欠点を除去し、全ての表面仕上げの時
計用外装部品に対し耐食性良好な時計用外装部品を提供
すべき種々検討した結果なされたもので、下地めっきと
してスズを40〜45%含む銅−スズ合金めっきを施こ
すことを特徴としている。
計用外装部品に対し耐食性良好な時計用外装部品を提供
すべき種々検討した結果なされたもので、下地めっきと
してスズを40〜45%含む銅−スズ合金めっきを施こ
すことを特徴としている。
ここでいうスズを40〜45%含む銅−スズ合金めっき
は、資化銅−スズ酸アルカリ系、青化銅−ヒロリン酸ス
ズ系あるいはピロリン鍍銅−ビロリン酸スズ系などの各
種銅−スズ合金めりき浴より得られる。本発明者らは、
このめっきを種々検討した折、比較的うすいめっきでも
汗等により多少黄ばむ程度で腐食しにくいことを見いだ
し本発明に至りたものである。
は、資化銅−スズ酸アルカリ系、青化銅−ヒロリン酸ス
ズ系あるいはピロリン鍍銅−ビロリン酸スズ系などの各
種銅−スズ合金めりき浴より得られる。本発明者らは、
このめっきを種々検討した折、比較的うすいめっきでも
汗等により多少黄ばむ程度で腐食しにくいことを見いだ
し本発明に至りたものである。
なお、下地めっきとしての銅−スズ合金めっきとして最
も好ましくは資化銅−スズ酸アルカリ系で、光沢剤とし
てチオシアン酸塩、lリエチレンイミン系化合物、ニッ
ケル塩を使用しためつき浴からのものであり、スジ目等
の表面仕上げの美観を損なわずに厚くめっき出来る。
も好ましくは資化銅−スズ酸アルカリ系で、光沢剤とし
てチオシアン酸塩、lリエチレンイミン系化合物、ニッ
ケル塩を使用しためつき浴からのものであり、スジ目等
の表面仕上げの美観を損なわずに厚くめっき出来る。
以下本発明を時計用ケースを例えて説明する。
第2図のように一部スジ目仕上げを有する黄銅材よりな
る時計用ケース1にスズ40〜45嘩を含む銅−スズ合
金めっき4を下記のめっき浴、めっき条件にて、厚さ3
ミクロンめっきし、更に仕上げめっきとしてパラジウム
−ニッケル(パラジウム60%含有°)めっき5を4ミ
クロン行なった。
る時計用ケース1にスズ40〜45嘩を含む銅−スズ合
金めっき4を下記のめっき浴、めっき条件にて、厚さ3
ミクロンめっきし、更に仕上げめっきとしてパラジウム
−ニッケル(パラジウム60%含有°)めっき5を4ミ
クロン行なった。
スズ酸ナトリウム 100 flt
青化銅 509/を資化ナト
リウム 12f/を水酸化ナトリウム
10t/lチオシアン酸ナトリウム
40 t/llリエチレンイミン
0.1f/を硫酸ニッケルにニッケルとして
) o、1f/L〔めっき条件〕 浴 温 65℃電流密度
2 A / dm2陽極
カーボン板 めりき時間 9分 以上のようにして得られた時計用ケース及び同様時計用
ケース素材に従来のニッケルめりき3ミクロン、パラジ
ウム−ニッケルめっき4ミクロンめっきし−た時計用ケ
ースを人工汗浸漬試験により耐食性試験を行なった折、
本考案のものは浸漬5日間にて腐食、変色は発生しなか
ったが、従来のものはスジ目部分に点状の腐食が一部発
生した。
青化銅 509/を資化ナト
リウム 12f/を水酸化ナトリウム
10t/lチオシアン酸ナトリウム
40 t/llリエチレンイミン
0.1f/を硫酸ニッケルにニッケルとして
) o、1f/L〔めっき条件〕 浴 温 65℃電流密度
2 A / dm2陽極
カーボン板 めりき時間 9分 以上のようにして得られた時計用ケース及び同様時計用
ケース素材に従来のニッケルめりき3ミクロン、パラジ
ウム−ニッケルめっき4ミクロンめっきし−た時計用ケ
ースを人工汗浸漬試験により耐食性試験を行なった折、
本考案のものは浸漬5日間にて腐食、変色は発生しなか
ったが、従来のものはスジ目部分に点状の腐食が一部発
生した。
この傾向は、仕上げめっきとして12〜16力ラツト金
銀合金めっき3ミクロン及び25カラット金−ニッケル
合金めっき2ミクロンめっきしたものも同様であった。
銀合金めっき3ミクロン及び25カラット金−ニッケル
合金めっき2ミクロンめっきしたものも同様であった。
以上のように本発明によれば、下地めっきとしてスズを
40〜45%含む銅−スズ合金めっきを行なうことによ
り、あらゆる表面仕上げにおいて耐食性良好な時計用外
装部品が可能になる。
40〜45%含む銅−スズ合金めっきを行なうことによ
り、あらゆる表面仕上げにおいて耐食性良好な時計用外
装部品が可能になる。
なお実施例においては、時計用ケースについて述べたが
他の部品にも適用できることはいうまでもなく、素材に
ついても黄銅だけでなく他の材質も可能であることはい
うまでもない。
他の部品にも適用できることはいうまでもなく、素材に
ついても黄銅だけでなく他の材質も可能であることはい
うまでもない。
また仕上げめっきの種類についても本実施例に述べた以
外のものも使用出来ることはいうまでもない。
外のものも使用出来ることはいうまでもない。
第1図は従来の時計用ケース、第2図は本発明の実施例
の時計用ケースを示す断面図である。 1・・・・・・時計用ケース素材 2・・・・・・ニッケルめっき 3・・・・・・仕上げめっき 4・・・・・・スズ40〜45%を含む銅−スズ合金め
っき 5・・・・・・パラジウム−ニッケルめっき以 上 出願人 株式会社第二精工舎 代理人 弁理士 最上 務 第1図 第2図
の時計用ケースを示す断面図である。 1・・・・・・時計用ケース素材 2・・・・・・ニッケルめっき 3・・・・・・仕上げめっき 4・・・・・・スズ40〜45%を含む銅−スズ合金め
っき 5・・・・・・パラジウム−ニッケルめっき以 上 出願人 株式会社第二精工舎 代理人 弁理士 最上 務 第1図 第2図
Claims (1)
- 下地めっきとして40〜45襲のスズを含む銅−スズ合
金めっきを施こしてなる時計用外装部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15832581A JPS5861295A (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 時計用外装部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15832581A JPS5861295A (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 時計用外装部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5861295A true JPS5861295A (ja) | 1983-04-12 |
Family
ID=15669167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15832581A Pending JPS5861295A (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 時計用外装部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5861295A (ja) |
-
1981
- 1981-10-05 JP JP15832581A patent/JPS5861295A/ja active Pending
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