JPS6055497B2 - α−ケトカルボン酸の製造法 - Google Patents
α−ケトカルボン酸の製造法Info
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- JPS6055497B2 JPS6055497B2 JP52065654A JP6565477A JPS6055497B2 JP S6055497 B2 JPS6055497 B2 JP S6055497B2 JP 52065654 A JP52065654 A JP 52065654A JP 6565477 A JP6565477 A JP 6565477A JP S6055497 B2 JPS6055497 B2 JP S6055497B2
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- acid
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- cyanide
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- formulas
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- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/06—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides from carboxylic acid amides
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、脂肪族及び環状脂肪族α−ケトカルボン酸を
、酸シアン化物を部分的に鹸化してケトカルボン酸アミ
ドにし、これをさらに鹸化して遊離のα−ケトカルボン
酸にすることによつて製造する方法に関する。
、酸シアン化物を部分的に鹸化してケトカルボン酸アミ
ドにし、これをさらに鹸化して遊離のα−ケトカルボン
酸にすることによつて製造する方法に関する。
これらの酸の多数は、α−アミノ酸の先駆物質としての
代謝の重要な中間生成物であるか、又はアミノ基転移反
応で生じる。
代謝の重要な中間生成物であるか、又はアミノ基転移反
応で生じる。
これらの酸は、除草剤を製造するための中間生成物とし
て使用することもできる。酸シアン化物は脂肪族列にお
いても公知でありかつ実験室的方法によつて良好に製造
し得る(゜゜H0uben−Weyl―第8巻、第30
4〜306頁)が、それを鹸化してα−ケトカルボン酸
にすることについては殆んど報告されていない。
て使用することもできる。酸シアン化物は脂肪族列にお
いても公知でありかつ実験室的方法によつて良好に製造
し得る(゜゜H0uben−Weyl―第8巻、第30
4〜306頁)が、それを鹸化してα−ケトカルボン酸
にすることについては殆んど報告されていない。
有利に、!この鹸化は含水濃塩酸中で実施された(゜゜
Ber.dtsch.chem.Ges!3第6捲、第
NlO〜Nl4頁)。この方法では、α−ケトカルボン
酸の僅かな収率しか得られず、その上極めて屡々不純な
状態で生じる欠点がある(“J.chem.SOc?゜
第3端、第181頁、1881年)。それでシアン化プ
ロピオニルを、まず濃塩酸と反応させ、次に希塩酸と反
応させて40%プロピオニル蟻酸に変換しうることは公
知である(゜゜Ber.−Dtsch.chem.Ge
s?1第13巻、第2121〜2122頁、188@)
。
Ber.dtsch.chem.Ges!3第6捲、第
NlO〜Nl4頁)。この方法では、α−ケトカルボン
酸の僅かな収率しか得られず、その上極めて屡々不純な
状態で生じる欠点がある(“J.chem.SOc?゜
第3端、第181頁、1881年)。それでシアン化プ
ロピオニルを、まず濃塩酸と反応させ、次に希塩酸と反
応させて40%プロピオニル蟻酸に変換しうることは公
知である(゜゜Ber.−Dtsch.chem.Ge
s?1第13巻、第2121〜2122頁、188@)
。
・次に高級のシアン化イソブチリルの分枝同
族体の鹸化も記載されているが、収率の記載はなされて
いないC6Ber.dtsch.chem.Ges.3
3第62巻、第2210〜2214頁、1929年)、
(“JOur′RlalAmer.chem.SOc!
゛第5−、第2009頁、19為年)。
族体の鹸化も記載されているが、収率の記載はなされて
いないC6Ber.dtsch.chem.Ges.3
3第62巻、第2210〜2214頁、1929年)、
(“JOur′RlalAmer.chem.SOc!
゛第5−、第2009頁、19為年)。
しかし、これらの方法の追試で、ケト酸は痕跡にしか得
られないことが判明した。これに反して、次に高級の同
族体、シアン化イソバレリルについて、これがもはや相
応するケトカルボン酸に変換されないことが公知である
C6Ber.dtsch.chem.Ges!2第6?
、第坐10〜2214頁、192師)。
られないことが判明した。これに反して、次に高級の同
族体、シアン化イソバレリルについて、これがもはや相
応するケトカルボン酸に変換されないことが公知である
C6Ber.dtsch.chem.Ges!2第6?
、第坐10〜2214頁、192師)。
更に、この方法は、脂肪族構造の基Rが3よりも多い炭
素原子を含有する場合に、注目に値する結果が生じない
ことも公知である(西ドイツ国特許公開公報第2208
568号)。
素原子を含有する場合に、注目に値する結果が生じない
ことも公知である(西ドイツ国特許公開公報第2208
568号)。
従来、環状脂肪族シアン化アシルの鹸化は記載されてい
ない。
ない。
ところで、式(1) :
〔式中、Rは水素原子であり、R1及びR2は同じか、
又は異なつておりかつ場合によつては1個以上のアルキ
ル基又はハロゲン原子によつて置換された、炭素原子数
1〜18を有するアルキル基を表わし、更にR2は水素
原子を表わすことができ、またR1及びR2は互いに結
合して、場合により炭素原子数1〜5を有するアルキル
基又はハロゲン原子、殊に塩素原子1個以上によつて置
換された3〜8員のシクロアルキル環を形成していても
よく、但しこの場合Rは付加的に炭素原子数1〜5を有
するアルキル基を表わすことができる〕で示されるα−
ケトカルボン酸を、式(■):〔式中、R,.Rl及び
R2は前記のものを表わす〕で示されるシアン化アシル
を鹸化して式(■):で示されるカルボン酸アミドにし
、アミドをさらに鹸化して遊離のα−ケトカルボン酸に
するに際し、式(■)のシアン化アシルを、反応条件下
で液状かつ不活性である有機溶剤中で、又はかかる有機
溶剤の混合物中て、ますガス状塩化水素を反応溶液に供
給し、次いで−40℃〜+20℃の温度で酸シアン化物
1モル当り少なくとも1モルの水を加えて水和反応を行
ない、形成した式(■)のカルボン酸アミドを、場合に
より中間単離した後、酸性又はアルカリ性加水分解によ
つて式(1)のα−ケトカルボン酸を変える場合に、簡
単で一般に適用しうる方法で製造しうることが判明した
。
又は異なつておりかつ場合によつては1個以上のアルキ
ル基又はハロゲン原子によつて置換された、炭素原子数
1〜18を有するアルキル基を表わし、更にR2は水素
原子を表わすことができ、またR1及びR2は互いに結
合して、場合により炭素原子数1〜5を有するアルキル
基又はハロゲン原子、殊に塩素原子1個以上によつて置
換された3〜8員のシクロアルキル環を形成していても
よく、但しこの場合Rは付加的に炭素原子数1〜5を有
するアルキル基を表わすことができる〕で示されるα−
ケトカルボン酸を、式(■):〔式中、R,.Rl及び
R2は前記のものを表わす〕で示されるシアン化アシル
を鹸化して式(■):で示されるカルボン酸アミドにし
、アミドをさらに鹸化して遊離のα−ケトカルボン酸に
するに際し、式(■)のシアン化アシルを、反応条件下
で液状かつ不活性である有機溶剤中で、又はかかる有機
溶剤の混合物中て、ますガス状塩化水素を反応溶液に供
給し、次いで−40℃〜+20℃の温度で酸シアン化物
1モル当り少なくとも1モルの水を加えて水和反応を行
ない、形成した式(■)のカルボン酸アミドを、場合に
より中間単離した後、酸性又はアルカリ性加水分解によ
つて式(1)のα−ケトカルボン酸を変える場合に、簡
単で一般に適用しうる方法で製造しうることが判明した
。
本発明の範囲内で、R1とR2は互いに結合してシクロ
プロピル基を形成している化合物が有利に製造される。
これらのグループ中で特にすぐれているのは、そのシク
ロプロピル基自体が1個、又は殊に2個のハロゲン原子
、殊に塩素原子によつて置換されている基である。これ
には、(2・2ージクロルー1−メチルシクロプロピル
)−グリオキシル酸及び(2●2ージクロルー1●3−
ジメチルシクロプロピル)−グリオキシル酸が属する。
出発物質として使用されるシアン化アシルの製造は、例
えば゜゜フーベン・ワイルのメトーデン・デル●オルガ
ニツシエン●ヒエミー55(HOuben一Weyll
MethOdenderOrgan.Chemie)、
第8巻、第304〜306頁に記載されている。
プロピル基を形成している化合物が有利に製造される。
これらのグループ中で特にすぐれているのは、そのシク
ロプロピル基自体が1個、又は殊に2個のハロゲン原子
、殊に塩素原子によつて置換されている基である。これ
には、(2・2ージクロルー1−メチルシクロプロピル
)−グリオキシル酸及び(2●2ージクロルー1●3−
ジメチルシクロプロピル)−グリオキシル酸が属する。
出発物質として使用されるシアン化アシルの製造は、例
えば゜゜フーベン・ワイルのメトーデン・デル●オルガ
ニツシエン●ヒエミー55(HOuben一Weyll
MethOdenderOrgan.Chemie)、
第8巻、第304〜306頁に記載されている。
しかし、この製造は有利な方法で相応するハロゲン化ア
シルをCuCNと、不活性のカルボン酸ニトリル1〜1
0重量部及び不活性の有機溶剤0.5〜20重量部とか
らなる混合物中で温度50〜180′Cで反応させるこ
とによつて得ることもできる。この反応はアルカリ金属
シアン化物0.1〜5重量部及びCuCNの代りに第一
銅塩0.05〜2重量部からなる混合物の存在のもとで
も可能である。本発明の範囲内で使用することのできる
有機不活性溶剤としては、トルオールのような炭化水素
、ジグ的レメタンのような塩素化炭化水素及びアセトン
のようなケトンがこれに該当する。
シルをCuCNと、不活性のカルボン酸ニトリル1〜1
0重量部及び不活性の有機溶剤0.5〜20重量部とか
らなる混合物中で温度50〜180′Cで反応させるこ
とによつて得ることもできる。この反応はアルカリ金属
シアン化物0.1〜5重量部及びCuCNの代りに第一
銅塩0.05〜2重量部からなる混合物の存在のもとで
も可能である。本発明の範囲内で使用することのできる
有機不活性溶剤としては、トルオールのような炭化水素
、ジグ的レメタンのような塩素化炭化水素及びアセトン
のようなケトンがこれに該当する。
特に適当なのはジエチルエーテル、ジイソプロピルエー
テル、エチレングリコールジエーテルのようなエーテル
及びジオキサンのような環状エーテルである。この溶剤
の混合物もこれに該当する。最初の加水分解工程におい
て水で処理するのは、約−40℃〜+20℃の温度て実
施される。更に、塩化水素ガスを用いる処理もこの温度
範囲内で行なうのが有利である。本発明の方法を実施す
る場合、過剰のガス状塩化水素を大量使用することがで
きる。
テル、エチレングリコールジエーテルのようなエーテル
及びジオキサンのような環状エーテルである。この溶剤
の混合物もこれに該当する。最初の加水分解工程におい
て水で処理するのは、約−40℃〜+20℃の温度て実
施される。更に、塩化水素ガスを用いる処理もこの温度
範囲内で行なうのが有利である。本発明の方法を実施す
る場合、過剰のガス状塩化水素を大量使用することがで
きる。
しかし一般に、酸シアン化物1モルあたり塩化水素10
モル以下を使用するのが適当である。例えば、1モル又
はさらに少量用いて操作することもできる。重要なのは
、塩化水素が存在することだけである。すぐれた結果は
、例えば塩化水素約2〜約6モルを使用する場合に得ら
れる。酸シアン化物1モルをα−ケトカルボンアミド″
に完全に変換するためには、水少なくとも1モルを必要
とする。
モル以下を使用するのが適当である。例えば、1モル又
はさらに少量用いて操作することもできる。重要なのは
、塩化水素が存在することだけである。すぐれた結果は
、例えば塩化水素約2〜約6モルを使用する場合に得ら
れる。酸シアン化物1モルをα−ケトカルボンアミド″
に完全に変換するためには、水少なくとも1モルを必要
とする。
反応は適当に実施する場合には、過剰の大量の水が存在
していてもよい。しかし、一般に、化学量論的僅小過剰
量の水を使用するのが有利である。例えば、シアン化ア
シル1モルあ・たり水0.05〜5モル、殊に0.05
〜1モルの過剰を維持することができる。例1 水分に対して保護され、ガス供給管を備える攪拌装置中
に、イソ酪酸シアニド97.1f(1.0モノル)及び
エチレングリコールジメチルエーテル250m1を装入
し、−30℃に冷却した。
していてもよい。しかし、一般に、化学量論的僅小過剰
量の水を使用するのが有利である。例えば、シアン化ア
シル1モルあ・たり水0.05〜5モル、殊に0.05
〜1モルの過剰を維持することができる。例1 水分に対して保護され、ガス供給管を備える攪拌装置中
に、イソ酪酸シアニド97.1f(1.0モノル)及び
エチレングリコールジメチルエーテル250m1を装入
し、−30℃に冷却した。
次に、ガス状HClの激しい流れを、146f(4.0
モル)が導入されるまで供給した。次に、10分間水2
1.6f(1.2モル)を−30℃で滴加し、温度を攪
拌下に2時間0℃に高めた。次に、激しい鴇気流を導入
し、過剰の塩化水素を追出した。最後に、該溶液を水流
真空中で40℃で蒸発濃縮し、この場合黄色の結晶泥が
残存した。この結晶泥にへーHCll′を加え、1時間
攪拌しながら100℃に加熱した。冷却した後、水相を
酢酸エステル100m1宛で3回抽出し、合した有機相
を分留した。α−オキソイソ吉草酸94yを単離した。
これは使用した酸シアン化物に対して81%の収率に相
当する。このケト酸は20ミリバールで75〜76当C
の沸点を有していた。冷却する場合ケト酸は、融点30
〜31℃を有する固体に凝固した。例2 例1に記載したように行なうが、イソ酪酸シアニドの代
りにイソ吉草酸シアニド111.1f(1.0モル)を
使用し、溶剤としてエチレングリコールジメチルエーテ
ルの代りにジエチルエーテルを使用した。
モル)が導入されるまで供給した。次に、10分間水2
1.6f(1.2モル)を−30℃で滴加し、温度を攪
拌下に2時間0℃に高めた。次に、激しい鴇気流を導入
し、過剰の塩化水素を追出した。最後に、該溶液を水流
真空中で40℃で蒸発濃縮し、この場合黄色の結晶泥が
残存した。この結晶泥にへーHCll′を加え、1時間
攪拌しながら100℃に加熱した。冷却した後、水相を
酢酸エステル100m1宛で3回抽出し、合した有機相
を分留した。α−オキソイソ吉草酸94yを単離した。
これは使用した酸シアン化物に対して81%の収率に相
当する。このケト酸は20ミリバールで75〜76当C
の沸点を有していた。冷却する場合ケト酸は、融点30
〜31℃を有する固体に凝固した。例2 例1に記載したように行なうが、イソ酪酸シアニドの代
りにイソ吉草酸シアニド111.1f(1.0モル)を
使用し、溶剤としてエチレングリコールジメチルエーテ
ルの代りにジエチルエーテルを使用した。
振出した後合した有機相を同様に分留した。α−オキソ
イソカプロン酸125fが単離されたが、これは使用し
た酸シアン化物に対して96%の収率に相当する。該ケ
ト酸は20ミリバールで濶〜85℃の沸点を有していた
。例3 例1に記載したように行なうが、イソ酪酸シアニドの代
りにD●L−2−メチル酪酸シアニドー111.1f(
1.0モル)を使用し、エチレングリコールジメチルエ
ーテルの代りにトルオール100m1とジイソプロピル
エーテル200m1の混合物を使用した。
イソカプロン酸125fが単離されたが、これは使用し
た酸シアン化物に対して96%の収率に相当する。該ケ
ト酸は20ミリバールで濶〜85℃の沸点を有していた
。例3 例1に記載したように行なうが、イソ酪酸シアニドの代
りにD●L−2−メチル酪酸シアニドー111.1f(
1.0モル)を使用し、エチレングリコールジメチルエ
ーテルの代りにトルオール100m1とジイソプロピル
エーテル200m1の混合物を使用した。
分留の際にD●L−3−メチルー2−オキソ吉草酸10
9yが得られ、これは使用した酸シアンζ化物に対して
8、7%の収率に相当する。該ケト酸は19ミリバール
で羽℃の沸点を有していた。例4攪拌装置中にジエチル
エーテル400m1中のシクロプロパンカルボン酸シア
ニド95′(1.0モル);を装入し、−20℃てHC
lガス182.5f(5.0モル)を供給した。
9yが得られ、これは使用した酸シアンζ化物に対して
8、7%の収率に相当する。該ケト酸は19ミリバール
で羽℃の沸点を有していた。例4攪拌装置中にジエチル
エーテル400m1中のシクロプロパンカルボン酸シア
ニド95′(1.0モル);を装入し、−20℃てHC
lガス182.5f(5.0モル)を供給した。
次に攪拌しながら水19.6f(1.1モル)を−20
Cで滴加し、引続き溶液を4時間徐々に0℃に加温した
。温度が加温する際0℃に達した後、該溶液に温度0〜
10Cで、水相がPH8を有1するまで希NaOH溶液
を滴加した。次に有機相を分離し、真空中で蒸発濃縮し
た。白色の残滓を水から再結晶し、4(代)で真空中で
乾燥した。シクロプロピルグリオキシル酸アミド97.
5fが融点111〜117Cの白色結晶として単離され
た。これは、使用した酸シアン化物に対して87.5%
の収率を表わす。C5H,NO2(分子量113) 計算値:C53.l%;H6.34%;Nl2.39%
実測値:C52.7%;H6.4%:Nl2.25%こ
うして得られたアミドを△KOHleと還流下に煮沸し
、その際激しいアンモニア発生が起きた。
Cで滴加し、引続き溶液を4時間徐々に0℃に加温した
。温度が加温する際0℃に達した後、該溶液に温度0〜
10Cで、水相がPH8を有1するまで希NaOH溶液
を滴加した。次に有機相を分離し、真空中で蒸発濃縮し
た。白色の残滓を水から再結晶し、4(代)で真空中で
乾燥した。シクロプロピルグリオキシル酸アミド97.
5fが融点111〜117Cの白色結晶として単離され
た。これは、使用した酸シアン化物に対して87.5%
の収率を表わす。C5H,NO2(分子量113) 計算値:C53.l%;H6.34%;Nl2.39%
実測値:C52.7%;H6.4%:Nl2.25%こ
うして得られたアミドを△KOHleと還流下に煮沸し
、その際激しいアンモニア発生が起きた。
アンモニア発生が終つた後に冷却し、溶液を冷時に1:
1のHClでPHlにした。次に塩化メチレン100m
1で3回抽出した。合した有機相を蒸発濃縮し、残滓を
真空中で分留した。シクロプロピルグリオキシル酸引j
が単離され、これは酸シアン化物に対して82.4%及
び使用した酸アミドに対して?%の収率に相当する。該
ケト酸は、23ミリバールで羽℃の沸点を有していた。
例5 例4に記載したように行なうが、シクロプロパンカルボ
ン酸シアニドの代りに(2●2ージクロルー1−メチル
シクロプロピル)−グリオキシル酸ニトリル178y(
1.0モル)を使用した。
1のHClでPHlにした。次に塩化メチレン100m
1で3回抽出した。合した有機相を蒸発濃縮し、残滓を
真空中で分留した。シクロプロピルグリオキシル酸引j
が単離され、これは酸シアン化物に対して82.4%及
び使用した酸アミドに対して?%の収率に相当する。該
ケト酸は、23ミリバールで羽℃の沸点を有していた。
例5 例4に記載したように行なうが、シクロプロパンカルボ
ン酸シアニドの代りに(2●2ージクロルー1−メチル
シクロプロピル)−グリオキシル酸ニトリル178y(
1.0モル)を使用した。
酢酸エステルから再結晶した後、融点92〜9(3Cの
(2・2ージクロルー1−メチルーシクロプロピル)ー
グリオキシル酸アミド168y(理論値の85.7%)
が得られた。C6H7Cl2NO2(分子量196) 計算値:C36.73%;H3.6%;N7.l5%;
Cl36.2%実測値:C36.92%:H3.7%;
N7.2%; Cl35.9%こうして得られたアミ
ドを、例4に記載したようにさらに鹸化し、後処理した
。
(2・2ージクロルー1−メチルーシクロプロピル)ー
グリオキシル酸アミド168y(理論値の85.7%)
が得られた。C6H7Cl2NO2(分子量196) 計算値:C36.73%;H3.6%;N7.l5%;
Cl36.2%実測値:C36.92%:H3.7%;
N7.2%; Cl35.9%こうして得られたアミ
ドを、例4に記載したようにさらに鹸化し、後処理した
。
分留の際、(2●2ージクロルー1−メチルシクロプロ
ピル)−グリオキシル酸136.5yが単離され、これ
は使用したアミドに対して81%の収率に相当する。該
ケト酸は1.6ミリバールで108相Cの沸点を有して
いた。このものは52〜45℃の融点を有していた。C
6H6O3Cl2(分子量197) 計算値:C36.5%;H3.65%;Cl36.O%
実測値:C36.8%:H3.6%:CI35.7%例
6例4に記載したように行なうが、酸シアン化物の代り
に(2・2ージクロルー1・3−ジメチルシクロプロピ
ル)−グリオキシル酸ニトリルを使用した。
ピル)−グリオキシル酸136.5yが単離され、これ
は使用したアミドに対して81%の収率に相当する。該
ケト酸は1.6ミリバールで108相Cの沸点を有して
いた。このものは52〜45℃の融点を有していた。C
6H6O3Cl2(分子量197) 計算値:C36.5%;H3.65%;Cl36.O%
実測値:C36.8%:H3.6%:CI35.7%例
6例4に記載したように行なうが、酸シアン化物の代り
に(2・2ージクロルー1・3−ジメチルシクロプロピ
ル)−グリオキシル酸ニトリルを使用した。
シアン化アシルに対してケト酸の収率72%が得られた
。該(2・2−ジク町レー1・3ージメチルシクロプロ
ピル)−グリオキシル酸は、1ミリバールで115℃の
沸点を有していた。例7例1に記載したように行なうが
、イソ酪酸シアニドの代りに力プリン酸シアニド90.
5y(0.5モル)を使用した。
。該(2・2−ジク町レー1・3ージメチルシクロプロ
ピル)−グリオキシル酸は、1ミリバールで115℃の
沸点を有していた。例7例1に記載したように行なうが
、イソ酪酸シアニドの代りに力プリン酸シアニド90.
5y(0.5モル)を使用した。
α−オキソウンデカシ酸64′が単離されたが、これは
酸シアン化物に対して?%の収率に相当する。該ケトン
酸は、ベンジンからの再結晶後に55℃の融点を有して
いた。CllH2OO3分子量:200 計算値:C:65.95H:10.07 実測値:C:65.75H:9.90 例8 例4に記載したように行なうが、シクロプロパンカルボ
ン酸シアニドの代りにシクロヘキサンカルボン酸シアニ
ド137f(1.0モル)を使用した。
酸シアン化物に対して?%の収率に相当する。該ケトン
酸は、ベンジンからの再結晶後に55℃の融点を有して
いた。CllH2OO3分子量:200 計算値:C:65.95H:10.07 実測値:C:65.75H:9.90 例8 例4に記載したように行なうが、シクロプロパンカルボ
ン酸シアニドの代りにシクロヘキサンカルボン酸シアニ
ド137f(1.0モル)を使用した。
中間単離したシクロヘキシルグリオキシル酸アミドは1
16℃の融点を有していた。シクロヘキシルグルオシル
酸117fが単離されたが、これは使用した酸シアニド
に対して75%の収率に相当する。該ケト酸は5ミリバ
ールで75℃の沸点を有していた。C8Hl2O3分子
量:156 計算値:C:61.53H:7.69 実測値:C:61.53H:7.71 例9
16℃の融点を有していた。シクロヘキシルグルオシル
酸117fが単離されたが、これは使用した酸シアニド
に対して75%の収率に相当する。該ケト酸は5ミリバ
ールで75℃の沸点を有していた。C8Hl2O3分子
量:156 計算値:C:61.53H:7.69 実測値:C:61.53H:7.71 例9
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I )〔式中、R
は水素原子であり、R_1及びR_2は同じか、又は異
なつておりかつ場合により1個以上の、アルキル基又は
ハロゲン原子によつて置換された、炭素原子数1〜18
を有するアルキル基を表わし、更にR_2は水素原子を
表わすことができ、またR_1及びR_2は、互いに結
合して、場合により炭素原子数1〜5を有するアルキル
基又はハロゲン原子、殊に塩素原子1個以上によつて置
換された、3〜8員のシクロアルキル環を形成していて
もよく、但しこの場合Rは付加的に炭素原子数1〜5を
有するアルキル基を表わすことができる〕で示されるα
−ケトカルボン酸を、式(II):▲数式、化学式、表等
があります▼(II)〔式中、R、R_1及びR_2は前
記のものを表わす〕で示されるシアン化アシルを鹸化し
て式(III):▲数式、化学式、表等があります▼(II
I)で示されるカルボン酸アミドにし、かつアミドをさ
らに鹸化して遊離のα−ケトカルボン酸にすることによ
つて製造するにあたり、式(II)のシアン化アシルを反
応条件下で液状で不活性の有機溶剤又は溶剤混合物中で
、まずガス状塩化水素を反応溶液に供給し、次いで約−
40℃〜+20℃の温度で酸シアン化物1モル当り少な
くとも1モルの水a)▲数式、化学式、表等があります
▼b)▲数式、化学式、表等があります▼で示される(
2・2−ジクロル−1−メチルシクロプロピル)−グリ
オキシル酸及び(2・2−ジクロル−1・3−ジメチル
シクロプロピル)−グリオキシル酸を製造する、特許請
求の範囲第1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
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DE3009043A1 (de) * | 1980-03-08 | 1981-09-24 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur herstellung von 4-amino-6-tert.-butyl-3-methylthio-1,2,4-triazin-5(4h)-on |
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