JPS607608B2 - シアン化アシルの製法 - Google Patents

シアン化アシルの製法

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JPS607608B2
JPS607608B2 JP51073921A JP7392176A JPS607608B2 JP S607608 B2 JPS607608 B2 JP S607608B2 JP 51073921 A JP51073921 A JP 51073921A JP 7392176 A JP7392176 A JP 7392176A JP S607608 B2 JPS607608 B2 JP S607608B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D253/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D251/00 not condensed with other rings
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    • C07D253/0651,2,4-Triazines having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
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  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は除草剤の合成用出発物質として使用可能な、そ
のうちには既知のものをも含むある種のシアン化アシル
の新規製法に関する。
ハロゲン化アシルを金属シアン化物と反応させると、シ
アン化アシルが製造できることは既に開示されている〔
応用化学誌(A増w.Chem.)第68巻(1956
年)425−448ページ参照〕。
しかしこの製法には多くの不利な点がある。たとえばこ
の反応は固体と液体または溶液中に溶解されて存在する
物質とを反応させる2相反応であるから、複雑であって
工業的には実施可能ではあるが困難である。さらにこの
反応は生成される反応生成物が1種類ではなく分離が困
難でかつ特定のシアン化アシル以外に対応する二量体を
も比較的多量に含有する物質との混合物を生ずる。従っ
てシアン化アシルの収量は比較的少ない。さらにこの製
法の不利な点は、仕上作業中に生ずる洗浄液が、反応中
過剰に使用される毒性の高い金属シアン化物をかなり多
量に含有するので、これを廃棄する前に完全に精製する
作業を行なわなければならない点である。さらに、シア
ン化アロイルは、アリルカルボン酸塩化物をシアン化水
素酸と酸結合剤としてピリジンの存在下で、無水のエー
テル中で反応させると合成できることが開示されている
〔応用化学誌(抑袋w.Chem.)第6群蓋(195
3王)425‐448べ‐ジ参照〕。
しかしこの製法もまたいくつかの不利な点がある。たと
えばまず第一に、この製法は一般には適用できない。さ
らにこの製法は毒性の高いピリジンを使用し、かつ引火
し易いエーテルを使用して作業するために、特に厳重な
安全措置を必要とするので、技術上かなり複雑となる。
さらにまたこの場合でも作業中に生ずる洗浄水がピリジ
ンを溶解しているのでこれを完全に浄化する必要がある
。反応中かなり多量のシアン化アロィル二量体ができる
事実もまた、シアン化アロィルの収量が大きく減少し、
′その単離が一層困難な結果となり、これもまた不利で
ある。本発明は一般式 (この式でRは炭素数1〜8個の任意的には置換されて
いてもよいアルキル基、または炭素数3〜12個の任意
的には置換されていてもよいシクロァルキル基、または
任意的には置換されていてもよいアリール基を表わす)
で表わされるシアン化アシルの製法において、(式中R
は前記の意味を有し、×はハロゲン好ましくはフッ素、
塩素または臭素を示す)で表わされる酸ハロゲン化物を
、ジメチルベンジルアミンまたはジェチルベンジルアミ
ンの存在下でおよび任意的には非極性アプロチック(a
protic)希釈剤の存在下にてもよいが、一700
〜十100午○の範囲内の温度で無水のシアン化水素
酸と反応させることを特徴とする製法を提供する。
好ましくはRはそのアルキル基に、炭素数1〜4個のア
ルコキシ基、アルコキシ基に1〜4個のアルキルを含む
アルコキシカルボニル基、ニトロ基、ニトリル基および
ハoゲン原子(たとえばフッ素、塩素、臭素またはヨウ
素)から選ばれた1種または2種以上の置換基を含んで
いてもよい炭素数1〜4個の直鎖状または分枝状アルキ
ル基、環内に5〜6個の炭素原子を含み、任意的にはそ
れぞれ炭素数4個までのアルキル基、アルコキシ基およ
びアルコキシカルボニル基、およびニトロ基、ニトリル
基およびハロゲン原子(たとえばフッ素、塩素および臭
素)から選ばれた1種または2種以上の置換基を含むシ
クロアルキル基、任意的にはそれぞれ炭素数4個までの
アルキル基、アルコキシ基およびニトロ基およびハロゲ
ン原子(たとえばフッ素、塩素および臭素)から選ばれ
た1種または2種以上の置換基を含むアリール基(特に
フェニル基またはナフチル基)を表わす。
現在知られている当業界技術の現状からみて、本製法で
は、ピリジンの存在下にアリールカルボン酸塩化物を塩
酸と反応させる類似の反応に伴う困難と同様の困難が発
生するものと期待されていたので、一般式1のシアン化
アシルが本発明により高収量でかつすぐれた純度で得ら
れることは極めて驚嘆に値するものと見なければならな
い。特にピリジンの代りもこジメチルベンジルアミンま
たはジェチルベンジルアミンを使用することにより、好
ましくない二量体の形成を非常に広範囲にわたって抑制
できることは決して予見されるべきものではなかった。
本発明の製法は多数の利点を有する。
たとえば本製法は少数の特定化合物の合成のみに限定さ
れることなく、非常に広く使用することができる。これ
とは別個に、さらに本製法はまた比較的簡単な方法でか
つ工業的規模で実施することも可能である。本発明の製
法により、シアン化アシルは既に説明した如く高収量か
つ高純度でしかも殆んど有害な副産物を伴わずに得るこ
とができる。本発明の製法の上間以外の重要な利点は製
造作業がいかなる困難な問題をも生じないことである。
反応の途中で形成される結晶性ハロゲン化水素化合物は
、過剰のシアン化水素酸を溜出除去した後容易に炉8U
することができ、また他方残留炉液は簡単な分別蒸留に
かけられる。過剰に存在するシアン化水素酸と溶媒もま
た回収され、従って環境汚染の心配がない。従って本発
明の製法は当該技術の価値のある豊穣化を示すものであ
る。出発物質として塩化ペンゾィルと無水のシアン化水
素酸が使用され、第三アミンとしてジメチルベンジルア
ミンが使用される場合は、反応過程は次式で表わすこと
ができる。
出発物質として使用される式ロの酸ハロゲン化物は既知
であり、原則として既知の方法に従って製造することが
できる。
式□の酸ハロゲン化物の例をあげると、たとえば塩化ア
セチル、臭化アセチル、塩化プロピオニル、臭化プロピ
オニル、シクロヘキサンカルボン酸塩化物または臭化物
、シクロベンタンカルボン酸塩化物または臭化物、フッ
化ペンゾイル、臭化ペンゾィル、塩化ペンゾィル、塩化
mークロロベンゾイル、塩化3・5ージクロロベンゾイ
ル、ナフタリン−1ーカルボン酸塩化物である。本発明
の製法を実施する際使用できる希釈剤はすべて非極性の
中性溶媒特にベンゼン、トルェン、キシレソおよびメシ
チレンのような芳香族炭化水素およびまたペンタン、ヘ
キサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン、メチル
シクロへキサン、シクロヘプタンおよび洗浄用ベンジン
のような脂肪族炭化水素である。
原則的には、本発明の反応は磁性の弱い溶媒たとえば酢
酸エチル、エーテルまたはアセトニトリル中で実施する
こともできる。
しかしこの場合には所望のシアン化アシルは低収量で形
成され、他方望ましくないシアン化アシル二量体の割合
が増加する。本発明の製法は、反応体として作用する無
水のシアン化水素酸を大過剰量使用すると特に有利に行
なうことができる。
この場合さらに希釈剤を添加する必要はない。反応温度
は比較的広範囲すなわち−7000〜十10000の範
囲内で種々使用できる。
反応は−40qo〜十20q0の範囲内の温度で行なう
のが好ましい。一般に本発明の製法は常圧下で行なわれ
る。圧力をかけてもよいが、しかしこれは何ら実質的な
利益を生じない。本発明の製法を実施するに当っては、
式(0)の酸ハロゲン化物1モルにつき無水のシアン化
水素酸1〜2モルとジメチルベンジルアミンまたはジェ
チルベンジルアミン1モルが通常使用される。
シアン化水素酸を溶媒として同時に使用する場合には、
式(0)の酸ハロゲン化物1モルにつき無水のシアン化
水素酸4モルまたはむしろ大過剰量使用するのが適当で
ある。通常反応終了後に仕上作業は、まず含まれている
過剰量のシアン化水素酸を除去し、これを受器内で凝縮
し、次に結晶形で得られるハロゲン化水素酸アミンを炉
別し、残留炉液を分別真空蒸留にかけて行なわれる。
一般に反応生成物はこの手段により既に高純度で得られ
る。必要に応じて、さらに精製するために、これらは再
結晶または再蒸留することができる。本発明の反応が、
シアン化水素酸は過剰にあるが溶媒の追加をしないで行
なわれる場合には、仕上作業は先ず過剰のシアン化水素
酸を再び追い出して除去し、これを受器内に凝縮させ、
次に残留物を不活性有機溶媒に採取し、結晶性のハロゲ
ン化水素酸アミンを淀別し、残留炉液を分留にかけるこ
とにより行なわれる。*場合により、シアン化水素酸を
造出した後に得られる残留物を、前以て結晶性ハロゲン
化水素酸アミンを分離することなく、分別蒸留を直接施
すことも可能である。本発明の個々の具体例では、本発
明の反応はまた連続式の工程として実施することもでき
る。
この目的のためには、たとえば式(n)の酸ハロゲン化
物の冷たい溶液とキシレンに溶解させたシアン化水素酸
とをキシレンに落籍した第三アミンの第2の冷たい溶液
を使用して混合し、この混合物を反応させる。その後反
応混合物はまず減圧下で温めて過剰のシアン化水素酸を
除かれ、次に密閉された真空炉過器に連続的に注入され
、このようにして得られた炉液は分別真空蒸留にかけら
れる。本発明の製法により製造できる式(1)のシアン
化アシルは、すぐれた除草剤を有する1・2・4ートリ
アジンー5−オン類を合成するのに価値ある出発物質で
ある(ドイツ国公開特許公告第2224161号参照)
このように、たとえば式 で表わされる3−メチル−4−アミノ−6ーフェニルー
1・2・4ートリアジン−5−オンは、第1段階でシア
ン化ペンゾィルを濃塩酸の存在下でアルカノールと反応
させ、このようにして形成されたフェニルグリオキシル
酸エチルェステルを第2段階でァセチルヒドラジンと反
応させると1−フヱニルグリオキシル酸エチルェステル
の2−アセチルヒドラジンが形成され、これを第3段階
でピリジンの存在下でヒドラジン水化物を使用して上記
最終生成物に転化させると、製造することができる。
この多段合成は式で表わすと下記の通りである。第1段
階 第2段階 第3段階 次に本発明の製法をさらに詳細に説明するため下記製造
例を示す。
例1 製法【a’ 塩化ペンゾィル703夕(5モル)と無水のシアン化水
素酸400の上(10モル)を、蝿梓器、温度計、還流
冷却器および滴下漏斗をとりつけた容量10その四口フ
ラスコに入れて、冷却しながらキシレン2000机上に
溶解した。
内部の温度が−40ooになった時、キシレン500叫
にジメチルベンジルアミン675夕(5モル)を溶解し
た溶液を、冷却しながら、反応混合物の温度が−40q
o以上にならないようにして、1時間にわたって滴加し
た。滴加が終ると、混合物を−40ooでさらに10分
間縄拝し、次に過剰のシアン化水素酸を水流ポンプによ
る真空下で蒸留して冷却した受器の中に採取した。約2
時間後、圧力が2仇豚Hgに到達した時、反応系に空気
を導入し、既に反応中に結晶形で得られてし、た塩酸ジ
メチルベンジルアミンを炉別し、キシレン500の‘で
洗浄した。キシレン溶液を一緒にして分留を施し、使用
されたキシレンは実質的に回収された。上記の方法で融
点31℃のシアン化ペンゾィル630夕(理論値の96
%)が得られた。製法{b}ジメチルベンジルアミン6
7.5夕(0.5モル)を冷却しながら−1oo○で塩
化ペンゾィル70.3夕(0.5モル)と無水のシアン
化水素酸80机【(2モル)の混合物に、反応混合物の
温度が−1000以上にならないような速さで滴加した
添加が終ると、混合物をさらに一10℃で1び分間燈拝
し、次に過剰のシアン化水素酸を水流ポンプによる真空
下で留去した。さらに残留物にキシレン30の‘を加え
、結晶性塩酸ジメチルベンジルアミンを炉別し、炉液を
分別真空蒸留にかけて仕上作業を行なつた。しかしまた
過剰のシアン化水素酸を造出した後得られる残留物を前
以てキシレンを加えることなく分別蒸留を施すこともで
きる。
上記のようにして、融点31℃のシアン化ペンゾィル6
0.5夕(理論値の92%)が得られた。
製法‘c}塩化ペンゾィル703夕(5モル)と無水の
シアン化水素酸200の‘(5モル)をキシレン200
0の‘に加え、混合物を貯蔵槽に入れて−20qoに冷
却した。
第2の貯蔵槽で、ジメチルベンジルアミン675夕(5
モル)をキシレン500の‘に溶解し、この溶液もまた
一20qoに冷却した。次に二つの混合物を計量型ポン
プを使用して一緒にした。次に減圧下で2yoに温めて
過剰のシアン化水素酸を除去し、残留物を連続的に密閉
型真空圧縮炉過器に送った。中和後生成する塩酸ジメチ
ルベンジルアミンは反応に再使用された。炉液は分別真
空蒸留を施した。上記のようにして、融点31つoのシ
アン化ペンゾィル635夕(理論値の97%)が得られ
た。
例2トルエン100の【にジメチルベンジルアミン13
5夕(1モル)を溶解した溶液を、一20qoで冷却し
ながらトルェン400の‘に塩化p−メトキシベンゾイ
ル170夕(1モル)と無水のシアン化水素酸50夕を
溶解した混合液に30分かけて、添加中内部温度が−2
000以上に上昇しないような速度で滴加した。
滴加が終ると、混合物を一20qoでさらに1ぴ分間蝿
拝し、過剰のシアン化水素酸を次に水流ポンプによる真
空下で冷却した受器の中へ蟹出させた。残留物はベンゼ
ンとIJグロィンの混合物から再結晶させた。上記のよ
うにして、融点63ooのシアン化p−メトキシベンゾ
ィル128夕(理論値の77%)が得られた。例3 QC−CO−CN‘3’ トルエン150の‘にジメチルベンジルアミン163夕
(1モル)を溶解した溶液を20q○で燈梓および冷却
しながら、トルェン300の‘に臭化アセチル123夕
(1モル)と無水のシアン化水素酸30夕を加えた混合
物に、添加中内部温度が−20こ○以上に上昇しないよ
うな速さで滴加した。
滴加が終ると、混合物を−2000でさらに10分間蝿
拝し、次に過剰のシアン化水素酸を水流ポンプによる真
空下で冷却した受器内に蟹出させた。結晶性臭化水素酸
ジェチルベンジルアミンを残留反応混合物から炉別した
。炉液を濃縮すると、沸点9300のシアン化アセチル
43夕(理論値の62%)が得られた。例4ベンゼン1
00のZにジメチルベンジルアミン135夕(1モル)
を溶解した溶液を、一20℃で冷却しながら30分の間
に、ベンゼン300の‘に塩化pーェトキシベンゾィル
184夕(1モル)と無水のシアン化水素酸54夕(2
モル)を加えた混合物に、添加中内部温度が−20qo
以上に上昇しないような速さで滴放した。
滴加が終ると、混合物を−2000でさらに1び分間櫨
拝し、次に過剰のシアン化水素酸を水流ポンプによる真
空下で、冷却した受器内に留出させた。結晶形で得られ
た塩酸ジメチルベンジルアミンを残留反応混合物から炉
別した。炉液に分別真空蒸留を施した。上記のようにし
て、融点4yoのシアン化p−エトキシベンゾイル15
2夕(理論値の87%)が得られた。シアン化ペンゾイ
ルから出発する3−メチル−4ーアミノー6−フエニル
ー1・2・4ートリアジンー5オンの製造{a) エタノール10モルにシアン化ペンゾイル1モルを溶解
した溶液をHCIの存在下で還流下に5時間煮沸した。
次に過剰のエタノールを留去し、残留物に分別蒸留を施
した。上記のようにして、フェニルグリオキシル酸エチ
ルェステルが得られた。
{b} フェニルグリオキシル酸エチルェステル178夕(1モ
ル)とよく乾燥したアセチルヒドラジン74夕(1モル
)をメタノール200の乙に溶解し、溶液を還流しなが
ら20分間煮沸した。
次に溶媒を留去し、残留反応混合物を0℃に冷却し、エ
ーテルで研刺した。分離析出した帯黄色結晶をエーテル
/石油エーテルで洗浄し乾燥した。融点8坪0の1−フ
ェニルーグリオキシル酸エチルエステルの2−アセチル
ヒドラジン190夕(理論値の81%)が得られた。
【CI 1一フェニルグリオキシル酸エチルェステルの2ーアセ
チルヒドラジン23.4夕(0.1モル)とヒドラジン
水化物10.3の‘(0.2モル)を、水酸化カリウム
上で乾燥しておいたピリジン100の‘と混合し、混合
物を還流下で温度100ooで45分間濃伴した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (この式でRは炭素数1〜8個の任意的には置換されて
    いてもよいアルキル基、または炭素数3〜12個の任意
    的には置換されていてもよいシクロアルキル基、または
    任意的には置換されていてもよいアリール基を表わす)
    で表わされるシアン化アシルの製法において一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは前後の意味を有し、Xはハロゲンを示す)で
    表わされる酸ハロゲン化物を、ジメチルベンジルアミン
    またはジエチルベンジルアミンの存在下で、−70℃〜
    +100℃の範囲内の温度で無水のシアン化水素酸と反
    応させることを特徴とする製法。 2 反応が非極性の中性溶媒の存在下で行われる前記特
    許請求の範囲第1項記載の製法。 3 溶媒が芳香族または脂肪族の炭化水素である前記特
    許請求の範囲第2項記載の製法。 4 溶媒がキシレン、トルエンまたはベンゼンである前
    記特許請求の範囲第3項記載の製法。 5 酸ハロゲン化物1モルにつき、シアン化水素酸1〜
    2モルおよびアミン1モルが使用される前記特許請求の
    範囲第1〜4項のいずれかに記載の製法。 6 溶媒として過剰の無水シアン化水素酸が使用される
    前記特許請求の範囲第1項記載の製法。 7 酸ハロゲン化物1モルにつき、アミン1モルおよび
    シアン化水素酸少なくとも4モルが使用される前記特許
    請求の範囲第6項記載の製法。 8 反応が−40℃ないし+20℃の範囲内で行なわれ
    る前記特許請求の範囲第1〜7項のいずれかに記載の製
    法。 9 式中Rが、炭素数1〜4個の直鎖状または分枝状ア
    ルキル基で、該アルキル基が、炭素数1〜4個のアルコ
    キシ基、アルコキシ基に1〜4個の炭素原子を含むアル
    コキシカルボニル基、ニトロ基、ニトリル基およびハロ
    ゲン原子から選ばれた1種または2種以上の置換基を含
    んでいてもよいアルキル基;環内に5個または6個の炭
    素原子を含み、任意的にはいずれも炭素数4個までのア
    ルキル基、アルコキシ基およびアルコキシカルボニル基
    およびニトロ基、ニトリル基およびハロゲン原子から選
    ばれた1種または2種以上の置換基を含んでいてもよい
    シクロアルキル基;任意的にはいずれも炭素数4個まで
    のアルキル基、アルコキシ基およびアルコキシカルボニ
    ル基およびニトロ基およびハロゲン原子から選ばれた1
    種または2種以上の置換基を含んでいてもよいアリール
    基を表わす前記特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに
    記載の製法。 10 Xがフツ素、塩素または臭素である前記特許請求
    の範囲第1〜9項のいずれかに記載の製法。 11 酸ハロゲン化物が、塩化アセチル、臭化アセチル
    、塩化プロピオニル、臭化プロピオニル、シクロヘキサ
    ンカルボン酸塩化物またはシクロヘキサンカルボン酸臭
    化物、シクロペンタンカルボン酸塩化物または臭化物、
    フツ化ベンゾイル、臭化ベンゾイル、塩化ベンゾイル、
    塩化m−クロロ−ベンゾイル、塩化3・5−ジクロロ−
    ベンゾイルまたはナフタレン−1−カルボン酸塩化物で
    ある前記特許請求の範囲第1〜10項のいずれかに記載
    の製法。
JP51073921A 1975-06-25 1976-06-24 シアン化アシルの製法 Expired JPS607608B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2528211A DE2528211C3 (de) 1975-06-25 1975-06-25 Verfahren zur Herstellung von Acylcyaniden
DE2528211.5 1975-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5214723A JPS5214723A (en) 1977-02-03
JPS607608B2 true JPS607608B2 (ja) 1985-02-26

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ID=5949859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51073921A Expired JPS607608B2 (ja) 1975-06-25 1976-06-24 シアン化アシルの製法

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JP (1) JPS607608B2 (ja)
AT (1) AT344147B (ja)
BE (1) BE843346A (ja)
CH (1) CH602603A5 (ja)
DE (1) DE2528211C3 (ja)
FR (1) FR2317282A1 (ja)
GB (1) GB1484561A (ja)
IL (1) IL49859A (ja)
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