JPS6030297B2 - 1,1,3−トリ置換−3−フエニルインダン類の製造方法 - Google Patents
1,1,3−トリ置換−3−フエニルインダン類の製造方法Info
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- JPS6030297B2 JPS6030297B2 JP51160872A JP16087276A JPS6030297B2 JP S6030297 B2 JPS6030297 B2 JP S6030297B2 JP 51160872 A JP51160872 A JP 51160872A JP 16087276 A JP16087276 A JP 16087276A JP S6030297 B2 JPS6030297 B2 JP S6030297B2
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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- C07C2527/00—Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
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- C07C2602/02—Systems containing two condensed rings the rings having only two atoms in common
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- C07C2602/08—One of the condensed rings being a six-membered aromatic ring the other ring being five-membered, e.g. indane
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はQ−置換スチレン化合物からの1・1・3−ト
リー置換−3ーフェニルーィンダン類の改良された製造
方法に関する。
リー置換−3ーフェニルーィンダン類の改良された製造
方法に関する。
Q−メチルスチレンが二量化して閉鎖不飽和二量体また
は飽和二量体ィンダンを形成するということは技術上周
知である。
は飽和二量体ィンダンを形成するということは技術上周
知である。
飽和二量体はおそらくQ−メチルスチレン(AMS)を
例として以下に説明する如く不飽和二量体から生成する
:Q−メチルスチレンの飽和二量体を製造するのに使用
される従来法は、大過剰の酸、特殊な触媒、溶媒及びオ
ートクレープ装置のような特殊な反応条件の必要性によ
って特徴ずけられる。
例として以下に説明する如く不飽和二量体から生成する
:Q−メチルスチレンの飽和二量体を製造するのに使用
される従来法は、大過剰の酸、特殊な触媒、溶媒及びオ
ートクレープ装置のような特殊な反応条件の必要性によ
って特徴ずけられる。
AMSの飽和二島体(融点52℃)は、最初ェム・チツ
フエノウ(M.Tiffeneau)〔アナーレンキミ
ー フイズイーク(Ann.Chim.Phys.)1
0、145−98(1907)〕によって報告された。
二量体の構造はこの時には公知でなかったが、後にェー
ベルクマン他(E.Bergmann)〔ベリヒテ(
氏r.)64、1493(1931)〕によって解明さ
れた。チッフェノウ(Tiffeneau)の手順は詳
細に記載されていなかったが濃硫酸を含みそして分離手
順が複雑化していた。1・1・3ートリメチル−3−フ
エニルインダンを製造するのに通常使用される手順は、
オーガニツク シンセシス、(Organic Syn
theses)Con.Vol.4〔ジヨン ワイリー
アンドサイズ、インコーポレーテツド、ニューヨーク
、(JohnWjley & Sons、IncへN.
Yへ)1963、665頁、ノート(Note)5〕の
手順の応用である。
フエノウ(M.Tiffeneau)〔アナーレンキミ
ー フイズイーク(Ann.Chim.Phys.)1
0、145−98(1907)〕によって報告された。
二量体の構造はこの時には公知でなかったが、後にェー
ベルクマン他(E.Bergmann)〔ベリヒテ(
氏r.)64、1493(1931)〕によって解明さ
れた。チッフェノウ(Tiffeneau)の手順は詳
細に記載されていなかったが濃硫酸を含みそして分離手
順が複雑化していた。1・1・3ートリメチル−3−フ
エニルインダンを製造するのに通常使用される手順は、
オーガニツク シンセシス、(Organic Syn
theses)Con.Vol.4〔ジヨン ワイリー
アンドサイズ、インコーポレーテツド、ニューヨーク
、(JohnWjley & Sons、IncへN.
Yへ)1963、665頁、ノート(Note)5〕の
手順の応用である。
この手順は反応の溶媒及び触媒の両方として作用する非
常に過剰の硫酸を使用する。満足な生成物を得るには時
間を要する精製手順が必要である。米国特許第3523
981号明細書は、AMSの飽和フェニルィンダン生成
物への二量化を達成するのにオートクレープ条件下での
貴金属触媒の使用を開示している。米国特許第3161
692号明細書は、AMSの二量化を達成する為にモン
モリロン石(酸で活性化した)の使用を開示している。
活性化したカオリン、特にフラースアースはパラーアル
キルーQ−メチルスチレンの二量化に使用されていた(
米国特許第2450027号明細書)。本発明方法は、
大過剰の酸、特殊な触媒、溶媒及びオートクレープを必
要としない従来法の改良である。反応は溶媒ないこ適度
の条件で通常の反応容器中で実施することができ、たい
ていの目的の使用には分離精製工程を必要としない。本
発明は、Q−置換スチレン化合物を二量化させて飽和二
量体を形成する、改良され、簡略化された方法を提供す
る。
常に過剰の硫酸を使用する。満足な生成物を得るには時
間を要する精製手順が必要である。米国特許第3523
981号明細書は、AMSの飽和フェニルィンダン生成
物への二量化を達成するのにオートクレープ条件下での
貴金属触媒の使用を開示している。米国特許第3161
692号明細書は、AMSの二量化を達成する為にモン
モリロン石(酸で活性化した)の使用を開示している。
活性化したカオリン、特にフラースアースはパラーアル
キルーQ−メチルスチレンの二量化に使用されていた(
米国特許第2450027号明細書)。本発明方法は、
大過剰の酸、特殊な触媒、溶媒及びオートクレープを必
要としない従来法の改良である。反応は溶媒ないこ適度
の条件で通常の反応容器中で実施することができ、たい
ていの目的の使用には分離精製工程を必要としない。本
発明は、Q−置換スチレン化合物を二量化させて飽和二
量体を形成する、改良され、簡略化された方法を提供す
る。
本発明方法により二量化し得る化合物は次式・:(式中
、Rは水素原子またはメチル基を表わす。
、Rは水素原子またはメチル基を表わす。
)で表わされるQ−置換スチレン型化合物である。上記
Q−置換スチレン型化合物の混合物も本発明方法によっ
て二量化することができる。環状二量体生成物は次式ロ
: (式中、Rは独立して水素原子またはメチル基を表わす
。
Q−置換スチレン型化合物の混合物も本発明方法によっ
て二量化することができる。環状二量体生成物は次式ロ
: (式中、Rは独立して水素原子またはメチル基を表わす
。
)で表わされる。
2個またはそれ以上のQ−置換スチレン化合物の混合物
を二量化する場合は、生成物は生成物の各々が上記式0
で表わされ得る化合物の混合物である。
を二量化する場合は、生成物は生成物の各々が上記式0
で表わされ得る化合物の混合物である。
例えばQ−メチルスチレン及びp−メチル−Qーメチル
スチレンの混合物を二量化させた場合は、生成物はRが
{1)両方の環に水素原子が置換した、{2)両方の環
にメチル基が置換した、そして剛一方の環に水素原子が
置換し、他方の環にメチル基が置換したものである二量
体を含有する。本発明方法は、Q−メチルスチレン、Q
−メチル一P−メチルスチレンを二量化するのに使用さ
れる。90ないし99%程度の比較的高純度の反応体を
使用するのが好ましいが、より純度の低い反応体を使用
することもできる。
スチレンの混合物を二量化させた場合は、生成物はRが
{1)両方の環に水素原子が置換した、{2)両方の環
にメチル基が置換した、そして剛一方の環に水素原子が
置換し、他方の環にメチル基が置換したものである二量
体を含有する。本発明方法は、Q−メチルスチレン、Q
−メチル一P−メチルスチレンを二量化するのに使用さ
れる。90ないし99%程度の比較的高純度の反応体を
使用するのが好ましいが、より純度の低い反応体を使用
することもできる。
純度の低い反応体を使用する場合には、大量の硫酸が推
奨される。本発明方法によって、Q−置換スチレン型化
合物を非常に少量の硫酸と接触させることによって、該
化合物を二量化させることができる。前記オーガニツク
シンセシス(0「餌nにS肌theses)からの従
来技術の二量化法は、二量化すべきQーメチルスチレン
量に対し大過剰の硫酸の使用を教えている。
奨される。本発明方法によって、Q−置換スチレン型化
合物を非常に少量の硫酸と接触させることによって、該
化合物を二量化させることができる。前記オーガニツク
シンセシス(0「餌nにS肌theses)からの従
来技術の二量化法は、二量化すべきQーメチルスチレン
量に対し大過剰の硫酸の使用を教えている。
参考文献のオーガニツクシンセシス(Organic
Syntheses)において、スチレンの場合に詳細
に記載されたのと同じ一般手順によって、Qーメチルー
スチレンが1・1・3−トリメチルー3ーフェニルィン
ダンに変換させることができるということを開示してい
るが、反応混合物はスチレン50夕及び濃硫酸150の
‘を含有している。本発明者は、この反応にははるかに
少い量の硫酸しか必要でないということを見出した。本
発明方法によると、濃硫酸は好ましくはQ−置換スチレ
ン化合物の重量に基ずき約0.05なし、し100重量
%の範囲で使用することができる。
Syntheses)において、スチレンの場合に詳細
に記載されたのと同じ一般手順によって、Qーメチルー
スチレンが1・1・3−トリメチルー3ーフェニルィン
ダンに変換させることができるということを開示してい
るが、反応混合物はスチレン50夕及び濃硫酸150の
‘を含有している。本発明者は、この反応にははるかに
少い量の硫酸しか必要でないということを見出した。本
発明方法によると、濃硫酸は好ましくはQ−置換スチレ
ン化合物の重量に基ずき約0.05なし、し100重量
%の範囲で使用することができる。
硫酸の下限は好ましくは約0.1重量%であり、更に好
ましくは約0.5重量%である。100重量%という過
剰の硫酸量を使用することができるが、硫酸量を実質的
に増大させると、勿論本発明方法は酸の大過剰を含む従
来技術法のようになる。
ましくは約0.5重量%である。100重量%という過
剰の硫酸量を使用することができるが、硫酸量を実質的
に増大させると、勿論本発明方法は酸の大過剰を含む従
来技術法のようになる。
またそうすると分離の容易さ、操作の経済性等のような
少し・硫酸で反応を行う際に実現した利点は、失なわれ
る。硫酸の適当な範囲としては、例えばQ−置換スチレ
ン化合物の重量に基ずし、て約0.05なし、し約10
重量%、更に有利には約0.1なし、し約5重量%、最
も有利には約0.5なし、し約3重量%である。
少し・硫酸で反応を行う際に実現した利点は、失なわれ
る。硫酸の適当な範囲としては、例えばQ−置換スチレ
ン化合物の重量に基ずし、て約0.05なし、し約10
重量%、更に有利には約0.1なし、し約5重量%、最
も有利には約0.5なし、し約3重量%である。
しかしながら必要なら更に多くの或いは更に少し、割合
で使用することができる。このように本発明方法におい
ては、触媒量の硫酸で十分であるということを理解する
ことができる。本反応は適度の条件で通常の反応容器で
実施することができる。
で使用することができる。このように本発明方法におい
ては、触媒量の硫酸で十分であるということを理解する
ことができる。本反応は適度の条件で通常の反応容器で
実施することができる。
このように例えばQ−置換スチレン型化合物は、反応の
発熱量がスチレン化合物の沸点または沸点以下に抑制さ
れるような速度で硫酸に加えることができる。添加完了
後、反応混合物を50なし・し250qC好ましくは1
00ないし225qoで数時間加熱すると、不飽和生成
物はガスクロマトグラフィ−のような適当な手段で測定
して、反応混合物中に明白に認められなくなる。約12
5oCないし175ooの温度が好都合な範囲であると
判明した。前記方法のあまり好ましい変法ではないが、
硫酸をQ−置換スチレン化合物に加えることもできる。
この場合には、発熱反応は注意深く制御されねばならな
い。Q−置換スチレン型化合物を硫酸に加える代りの別
法として、スチレン化合物を硫酸及び最終生成物の飽和
二量体の混合物に加えることができる。
発熱量がスチレン化合物の沸点または沸点以下に抑制さ
れるような速度で硫酸に加えることができる。添加完了
後、反応混合物を50なし・し250qC好ましくは1
00ないし225qoで数時間加熱すると、不飽和生成
物はガスクロマトグラフィ−のような適当な手段で測定
して、反応混合物中に明白に認められなくなる。約12
5oCないし175ooの温度が好都合な範囲であると
判明した。前記方法のあまり好ましい変法ではないが、
硫酸をQ−置換スチレン化合物に加えることもできる。
この場合には、発熱反応は注意深く制御されねばならな
い。Q−置換スチレン型化合物を硫酸に加える代りの別
法として、スチレン化合物を硫酸及び最終生成物の飽和
二量体の混合物に加えることができる。
この後者の手順は、最終生成物が溶媒として作用し、反
応熱がより容易に制御されるので、より大規模の製造に
おいて望ましい。硫酸及び飽和二量体の混合物は前回の
反応液の末尾部を保留することにより容易に得られる。
適当な反応装置を使用することによって、更に上記反応
条件を変更することができる。
応熱がより容易に制御されるので、より大規模の製造に
おいて望ましい。硫酸及び飽和二量体の混合物は前回の
反応液の末尾部を保留することにより容易に得られる。
適当な反応装置を使用することによって、更に上記反応
条件を変更することができる。
例えばオートクレープの使用は、より高い反応温度及び
より短い反応時間を許容する。圧力容器中での反応温度
は25qo以上、好ましくは約100なし、し225q
oに維持するのが適する。内部及び/または外部加熱及
び冷却は、目的範囲内に反応温度を保つのに使用するこ
とができる。反応時間は特に反応させるスチレン化合物
、温度、圧力(高圧反応の場合)、硫酸の使用量及び使
用した装置の型に依存する。
より短い反応時間を許容する。圧力容器中での反応温度
は25qo以上、好ましくは約100なし、し225q
oに維持するのが適する。内部及び/または外部加熱及
び冷却は、目的範囲内に反応温度を保つのに使用するこ
とができる。反応時間は特に反応させるスチレン化合物
、温度、圧力(高圧反応の場合)、硫酸の使用量及び使
用した装置の型に依存する。
反応はバッチ法、適当な反応器中での半連続または連続
法で実施することができる。
法で実施することができる。
連続法においては、反応時間はバッチ法の反応時間より
ずっと少し、良Pち実質的に即時であり得る。本発明方
法は溶媒の不存在下で実施することができる。
ずっと少し、良Pち実質的に即時であり得る。本発明方
法は溶媒の不存在下で実施することができる。
しかしながら反応成分に対して化学的に不活性な溶媒を
使用することができる。適当な溶媒としては、n−へブ
タン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルェン及びキシレ
ンのような脂肪族、シクロ脂肪族及び芳香族溶媒、ジク
ロロメタン、テトラクロロエタン、モノクロロナフタレ
ン、モノクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、トリクロ
ロベンゼンのようなハロゲン化脂肪族及び芳香族炭化水
素及びこれらの混合物等が挙げられる。溶媒の割合は、
はなはだしく大きな装置の使用を必要としないようない
かなる割合でも使用することができる。反応完了後、生
成した飽和二量体は通常の方法で分離し精製することが
できる。
使用することができる。適当な溶媒としては、n−へブ
タン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルェン及びキシレ
ンのような脂肪族、シクロ脂肪族及び芳香族溶媒、ジク
ロロメタン、テトラクロロエタン、モノクロロナフタレ
ン、モノクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、トリクロ
ロベンゼンのようなハロゲン化脂肪族及び芳香族炭化水
素及びこれらの混合物等が挙げられる。溶媒の割合は、
はなはだしく大きな装置の使用を必要としないようない
かなる割合でも使用することができる。反応完了後、生
成した飽和二量体は通常の方法で分離し精製することが
できる。
反応混合物から二量体生成物を分離するのに例えば分別
蒸留を使用することができる。Qーメチルスチレンから
の飽和二量体生成物、1・1・3ートリメチル−3ーフ
ェニルィンダンの為に見出した実用的分離方法は、反応
混合物を単に冷却し、結晶化が起る前に分離した硫酸か
ら生成物をデカントするという簡単なものである。末尾
部は次の生産用に触媒及び溶媒として供するために反応
容器中に保留させることができる。必要なら生成物は、
洗浄、中和、蒸留、再結晶または他の適当な技術によっ
て更に精製することができる。本発明の生成物の用途と
しては、化学的中間体及び熱煤液としての使用が挙げら
れる。米国特許第3161692及び米国特許第385
6752号明細書に用途が詳述されている。次に実施例
により本発明を更に説明する。
蒸留を使用することができる。Qーメチルスチレンから
の飽和二量体生成物、1・1・3ートリメチル−3ーフ
ェニルィンダンの為に見出した実用的分離方法は、反応
混合物を単に冷却し、結晶化が起る前に分離した硫酸か
ら生成物をデカントするという簡単なものである。末尾
部は次の生産用に触媒及び溶媒として供するために反応
容器中に保留させることができる。必要なら生成物は、
洗浄、中和、蒸留、再結晶または他の適当な技術によっ
て更に精製することができる。本発明の生成物の用途と
しては、化学的中間体及び熱煤液としての使用が挙げら
れる。米国特許第3161692及び米国特許第385
6752号明細書に用途が詳述されている。次に実施例
により本発明を更に説明する。
実施例 1
濃硫酸0.4夕及びマグネチックスターラ一の燈梓子を
含む乾燥した反応容器に、Q−メチルスチレン40夕を
45分間で滴下した。
含む乾燥した反応容器に、Q−メチルスチレン40夕を
45分間で滴下した。
反応熱を冷却する為、添加を周期的に停止した。温度は
6000を越えなかった。添加完了後、反応生成物のガ
スクロマトグラフィ−(G.○.)による分析は、反応
生成物が二量体フェルィンダン60%、2個の不飽和二
量体の混合物40%及びQーメチルスチレン痕跡量から
なることを示している。新たなQ−メチルスチレン4M
を1粉ご間で反応生成物に加えた。温度を150ooに
上げた。15000で4時間反応後のガスクロマトグラ
フィ一分析は、ただ1つの主生成物(>99%)1・1
13−トリメチル−3ーフエニルィンダンの存在を示し
ていた。
6000を越えなかった。添加完了後、反応生成物のガ
スクロマトグラフィ−(G.○.)による分析は、反応
生成物が二量体フェルィンダン60%、2個の不飽和二
量体の混合物40%及びQーメチルスチレン痕跡量から
なることを示している。新たなQ−メチルスチレン4M
を1粉ご間で反応生成物に加えた。温度を150ooに
上げた。15000で4時間反応後のガスクロマトグラ
フィ一分析は、ただ1つの主生成物(>99%)1・1
13−トリメチル−3ーフエニルィンダンの存在を示し
ていた。
反応生成物を室温に冷却し、生成物を分離した硫酸から
デカントすることによって分離した。種結晶を加えて結
晶化を行った。融点51なし、し5ゲ0(収率:定量的
)実施例 2Qーメチルーpーメチルスチレンを使用し
実施例1に記載した手順を繰返し、目的とする飽和二量
体を定量的収率で得た。
デカントすることによって分離した。種結晶を加えて結
晶化を行った。融点51なし、し5ゲ0(収率:定量的
)実施例 2Qーメチルーpーメチルスチレンを使用し
実施例1に記載した手順を繰返し、目的とする飽和二量
体を定量的収率で得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次式I: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子またはメチル基を表わす。 )で表わされる化合物またはこれらの化合物の混合物を
、温度100℃ないし225℃にて、前記式Iで表わさ
れる化合物またはこれら化合物の混合物の重量に基づい
て実質的に約0.05ないし約3重量%の濃硫酸からな
る硫酸触媒と接触させ、次式II:▲数式、化学式、表等
があります▼(式中、Rは独立して水素原子またはメチ
ル基を表わす。 )で表わされる化合物を得る改良製造方法。 2 式I中、Rが水素原子である特許請求の範囲第1項
記載の製造方法。 3 濃硫酸触媒の量が、式Iで表わされる化合物または
これら化合物の混合物の重量に基づいて、約0.1ない
し約2重量%である特許請求の範囲第1項記載の製造方
法。 4 濃硫酸触媒の量が、式Iで表わされる化合物または
これら化合物の混合物の重量に基づいて約0.5ないし
約1.5重量%である特許請求の範囲第1項記載の製造
方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US64630476A | 1976-01-02 | 1976-01-02 | |
US646304 | 2009-12-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52102260A JPS52102260A (en) | 1977-08-27 |
JPS6030297B2 true JPS6030297B2 (ja) | 1985-07-16 |
Family
ID=24592535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51160872A Expired JPS6030297B2 (ja) | 1976-01-02 | 1976-12-28 | 1,1,3−トリ置換−3−フエニルインダン類の製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4081489A (ja) |
JP (1) | JPS6030297B2 (ja) |
CA (1) | CA1087214A (ja) |
DE (1) | DE2659597A1 (ja) |
FR (1) | FR2337118A1 (ja) |
GB (1) | GB1507600A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4142998A (en) * | 1978-05-03 | 1979-03-06 | International Flavors & Fragrances Inc. | Uses of alpha methyl styrene dimers in perfumery processes and products |
US4199481A (en) * | 1979-06-07 | 1980-04-22 | International Flavors & Fragrances Inc. | Acetylated alpha methyl styrene dimers or derivatives in perfumes |
US6372696B1 (en) * | 1999-11-09 | 2002-04-16 | The Lubrizol Corporation | Traction fluid formulation |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2429719A (en) * | 1946-01-18 | 1947-10-28 | Atlantic Refining Co | Production of unsaturated dimers of alpha alkyl styrenes |
US2646450A (en) * | 1951-05-25 | 1953-07-21 | Dow Chemical Co | Process for making unsaturated dimers of alpha-alkyl styrenes |
US2979534A (en) * | 1957-04-15 | 1961-04-11 | American Cyanamid Co | Novel process for preparing substituted dihydric indane derivatives |
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