JPS6055251B2 - 放電加工機用電極支持装置 - Google Patents
放電加工機用電極支持装置Info
- Publication number
- JPS6055251B2 JPS6055251B2 JP9051081A JP9051081A JPS6055251B2 JP S6055251 B2 JPS6055251 B2 JP S6055251B2 JP 9051081 A JP9051081 A JP 9051081A JP 9051081 A JP9051081 A JP 9051081A JP S6055251 B2 JPS6055251 B2 JP S6055251B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- collet
- hole
- tapered
- support device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/26—Apparatus for moving or positioning electrode relatively to workpiece; Mounting of electrode
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、放電加工機の放電電極を支持する放電加工
機用電極支持装置に関する。
機用電極支持装置に関する。
従来この種の電極支持装置は、第1図に例示するよう
に、放電加工機本体側の取付フランジ1に、ホルダ2を
ネジ3等の手段で取付け固定すると共に、該ホルダ2の
軸心上に設けた円孔4内に、軸形が円形である放電電極
5を嵌め、押ネジ6によつてホルダ2に固定する構造と
なつていた。
に、放電加工機本体側の取付フランジ1に、ホルダ2を
ネジ3等の手段で取付け固定すると共に、該ホルダ2の
軸心上に設けた円孔4内に、軸形が円形である放電電極
5を嵌め、押ネジ6によつてホルダ2に固定する構造と
なつていた。
しかし、ホルダ2の円孔4に対して軸形が円形である
電極5を直接取付ける従来の構造ては、第一次放電加工
が進んで電極5の加工面が損傷し、品質を保てない状態
となつた時、ホルダ2から電極5を離脱させ、工作機械
等に依つて電極5を再調整加工し、電極5の加工後に再
度ホルダ2に取付けた時、被加工物に対する放電電極5
の位置ズレを起し、再現性が非常に悪くなるという欠点
は避けられない。
電極5を直接取付ける従来の構造ては、第一次放電加工
が進んで電極5の加工面が損傷し、品質を保てない状態
となつた時、ホルダ2から電極5を離脱させ、工作機械
等に依つて電極5を再調整加工し、電極5の加工後に再
度ホルダ2に取付けた時、被加工物に対する放電電極5
の位置ズレを起し、再現性が非常に悪くなるという欠点
は避けられない。
被加工物に対する放電電極5の位置ズレを修正しよう
とすれば、押えネジ6をゆるめ、電極5を回転調整し、
又垂直ホールド3を調整しなければならず、作業能率の
低下、品質の悪化を招く。
とすれば、押えネジ6をゆるめ、電極5を回転調整し、
又垂直ホールド3を調整しなければならず、作業能率の
低下、品質の悪化を招く。
また、ホルダ2から放電電極5を取出して、工作機械
加工する場合、電極5を例えばバイス等で固定しなけれ
ばならないが、外周が円形となつているため固定、位置
を一定に保持する事が困難であり、負荷をかけての再生
加工はできず、結果的に、電極軸部を損傷する等の欠点
があつた。また、ホルダ2に対して電極5を着脱する場
合、押えネジ6を何個所も緩めなければならず、作業の
手数が多く能率悪化の欠点もあつた。更に、何個かの電
極を交互に、又は荒取り、中仕上、仕上と区別して使用
する事等は全く不可能であつた。本発明は上述する従来
の欠点を除去し、放電電極の着脱、加工及び位置の再現
を簡単かつ正確に行なうことができるようにした放電加
工機用電極支持装置を提供することを目的とする。
加工する場合、電極5を例えばバイス等で固定しなけれ
ばならないが、外周が円形となつているため固定、位置
を一定に保持する事が困難であり、負荷をかけての再生
加工はできず、結果的に、電極軸部を損傷する等の欠点
があつた。また、ホルダ2に対して電極5を着脱する場
合、押えネジ6を何個所も緩めなければならず、作業の
手数が多く能率悪化の欠点もあつた。更に、何個かの電
極を交互に、又は荒取り、中仕上、仕上と区別して使用
する事等は全く不可能であつた。本発明は上述する従来
の欠点を除去し、放電電極の着脱、加工及び位置の再現
を簡単かつ正確に行なうことができるようにした放電加
工機用電極支持装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、軸心上に下向きに
拡関するテーパ孔を設けたホルダと、該ホルダの前記テ
ーパ孔に適合するテーパ外面を有し、かつ、前記テーパ
孔の下端部からその内部に挿入され前記テーパ孔の内面
に対する前記テーパ外面の密着力によつて前記ホルダの
テーパ孔内に取付固定される放電電極取付用のコレット
とを備える放電加工機用電極支持装置において、前記コ
レットは、軸方向の中間部に、前記テーパ外面を軸方向
に二分する少なくとも2面の平行する平面を設けたもの
でなることを特徴とする。
拡関するテーパ孔を設けたホルダと、該ホルダの前記テ
ーパ孔に適合するテーパ外面を有し、かつ、前記テーパ
孔の下端部からその内部に挿入され前記テーパ孔の内面
に対する前記テーパ外面の密着力によつて前記ホルダの
テーパ孔内に取付固定される放電電極取付用のコレット
とを備える放電加工機用電極支持装置において、前記コ
レットは、軸方向の中間部に、前記テーパ外面を軸方向
に二分する少なくとも2面の平行する平面を設けたもの
でなることを特徴とする。
以下実施例たる添付図面を参照し、本発明の内容を具体
的に説明する。
的に説明する。
第2図Aは本発明に係る放電加工機用電極支持装置の取
付状態における正面断面図、第2図Bは同じくその底面
図、第2図,Cは第2図A(:I)B1−B2線上にお
ける断面図てある。図において、第1図と同一の参照符
号は機能的に同一性ある構成部分を示している。この実
施例では、ホルダ2は従来円孔となつていた軸心上の孔
4を下向きに拡関するテーパ孔としてある。!このテー
パ孔4の口形は四角、六角形状の多角形または円周の一
部に切欠を設けた円弧状等に形成する。このホルダ2に
電極5を装着するに当つて、従来は電極をホルダに直接
嵌合させ、押ネジによつjて押えていたが、本発明にお
いては、放電電極5をコレット7に嵌め、このコレット
7をホルダ2に取付ける構造となつている。コレット7
は、第3図A..Bにも示すように、ホルダ2のテーパ
孔4に嵌合する部分に、テーパ4のテーパに適合すクる
テーパ外面8,9を設け、該テーパ外面8,9の部分を
テーパ孔4の内面に密着させた状態でホルダ2に嵌合さ
せてある。即ち、下向きに拡関しているホルダ2のテー
パ孔4に対して、その下端部からテーパ外面8,9を有
するコレット7を挿入し、テーパ孔4の内面とテーパ外
面8,9との密着力によつて、コレット7をホルダ2に
取付け固定する構造となつている。このようなテーパ嵌
合構造であると、ホルダ2に対するコレット7の軸方向
の取付状態が、ガタ等を生じることなく正確に位置決め
される。また、前述の如く、テーパ孔4の口形を四角、
六角等の多角形または円周の一部を切欠いた円弧状とし
、コレット7のテーパ”外面8,9をこれに適合する口
形としてあるので、コレット7をホルダ2に嵌合させる
だけで、テーパ孔4とテーパ外面8,9との間に、ホル
ダ2に対するコレット7の軸回転を阻止し、かつ軸まわ
りの位置決めを行なう係合機構が構成される。このため
、本発明に係る電極支持装置は、ホルダ2からコレット
7を抜き出し再度装着しても、両者2,7の位置関係が
着脱の前後て狂いを生じることがない。したがつて、放
電電極5(第1図)の電極面を研磨するため、放電電極
5をコレット7と共にホルダ2から取外し、研磨後にホ
ルダ2に再度取付けた場合ても、放電電極5の位置が以
前と同じ状態に保たれることとなり、高度の再現性を確
保することが可能となる。更に、下向きに拡関している
ホルダ2のテーパ孔4に対して、その下端部からテーパ
外面8,9を有するコレット7を挿入し、テーパ孔4の
内面とテーパ外面8,9との密着力によつて、コレット
7をホルダ2に取付け固定する構造であるから、次のよ
うな効果が得られる。
付状態における正面断面図、第2図Bは同じくその底面
図、第2図,Cは第2図A(:I)B1−B2線上にお
ける断面図てある。図において、第1図と同一の参照符
号は機能的に同一性ある構成部分を示している。この実
施例では、ホルダ2は従来円孔となつていた軸心上の孔
4を下向きに拡関するテーパ孔としてある。!このテー
パ孔4の口形は四角、六角形状の多角形または円周の一
部に切欠を設けた円弧状等に形成する。このホルダ2に
電極5を装着するに当つて、従来は電極をホルダに直接
嵌合させ、押ネジによつjて押えていたが、本発明にお
いては、放電電極5をコレット7に嵌め、このコレット
7をホルダ2に取付ける構造となつている。コレット7
は、第3図A..Bにも示すように、ホルダ2のテーパ
孔4に嵌合する部分に、テーパ4のテーパに適合すクる
テーパ外面8,9を設け、該テーパ外面8,9の部分を
テーパ孔4の内面に密着させた状態でホルダ2に嵌合さ
せてある。即ち、下向きに拡関しているホルダ2のテー
パ孔4に対して、その下端部からテーパ外面8,9を有
するコレット7を挿入し、テーパ孔4の内面とテーパ外
面8,9との密着力によつて、コレット7をホルダ2に
取付け固定する構造となつている。このようなテーパ嵌
合構造であると、ホルダ2に対するコレット7の軸方向
の取付状態が、ガタ等を生じることなく正確に位置決め
される。また、前述の如く、テーパ孔4の口形を四角、
六角等の多角形または円周の一部を切欠いた円弧状とし
、コレット7のテーパ”外面8,9をこれに適合する口
形としてあるので、コレット7をホルダ2に嵌合させる
だけで、テーパ孔4とテーパ外面8,9との間に、ホル
ダ2に対するコレット7の軸回転を阻止し、かつ軸まわ
りの位置決めを行なう係合機構が構成される。このため
、本発明に係る電極支持装置は、ホルダ2からコレット
7を抜き出し再度装着しても、両者2,7の位置関係が
着脱の前後て狂いを生じることがない。したがつて、放
電電極5(第1図)の電極面を研磨するため、放電電極
5をコレット7と共にホルダ2から取外し、研磨後にホ
ルダ2に再度取付けた場合ても、放電電極5の位置が以
前と同じ状態に保たれることとなり、高度の再現性を確
保することが可能となる。更に、下向きに拡関している
ホルダ2のテーパ孔4に対して、その下端部からテーパ
外面8,9を有するコレット7を挿入し、テーパ孔4の
内面とテーパ外面8,9との密着力によつて、コレット
7をホルダ2に取付け固定する構造であるから、次のよ
うな効果が得られる。
(イ)テーパ孔4は下端部、即ちコレット7の挿入端が
最も口径が大きくなるから、テーパ孔4内に対するコレ
ット7の挿入位置合せ、挿入取付作業が非常にやり易く
なり、NC放電加工機等においては、エアによるコレッ
ト7の自動挿脱等も可能になる。
最も口径が大きくなるから、テーパ孔4内に対するコレ
ット7の挿入位置合せ、挿入取付作業が非常にやり易く
なり、NC放電加工機等においては、エアによるコレッ
ト7の自動挿脱等も可能になる。
(ロ)長期使用によつてテーパ孔4及びテーパ外面8,
9の表面が摩耗した場合でも、テーパ孔4の内面とテー
パ外面8,9との密着力が失われることがない。
9の表面が摩耗した場合でも、テーパ孔4の内面とテー
パ外面8,9との密着力が失われることがない。
即ち、耐摩耗性が非常に高くなる。(ハ)同様に、長期
使用によつてテーパ孔4及びテーパ外面8,9の表面が
摩耗した場合でも、ホルダ2に対するコレット7の位置
が所定の関係に保たれるので、長期間使用しても再現性
が損なわれることがない。
使用によつてテーパ孔4及びテーパ外面8,9の表面が
摩耗した場合でも、ホルダ2に対するコレット7の位置
が所定の関係に保たれるので、長期間使用しても再現性
が損なわれることがない。
コレット7におけるテーパ外面8,9間には、第3図A
,Bにも示すように、少なくとも2面の互いに平行する
平面10を設けてある。
,Bにも示すように、少なくとも2面の互いに平行する
平面10を設けてある。
このような平行平面10を設けると、コレット7をホル
ダ2から取外して放電電極5を平面研磨する場合、平行
平面10をバイス等て挾んで固定することができるので
、コレット7の支持安定性が良くなり、放電電極5の研
磨作業を容易、かつ確実に行なうことが可能になる。し
かも、放電電極5の研磨に当つてバイス等で挾む場合に
、テーパ外面8,9に挟傷を与えることがないので、挾
傷によるホルダ2のテーパ孔4の内面とテーパ外面8,
9との密着力の低下、再現精度の低下等を確実に阻止で
きる。
ダ2から取外して放電電極5を平面研磨する場合、平行
平面10をバイス等て挾んで固定することができるので
、コレット7の支持安定性が良くなり、放電電極5の研
磨作業を容易、かつ確実に行なうことが可能になる。し
かも、放電電極5の研磨に当つてバイス等で挾む場合に
、テーパ外面8,9に挟傷を与えることがないので、挾
傷によるホルダ2のテーパ孔4の内面とテーパ外面8,
9との密着力の低下、再現精度の低下等を確実に阻止で
きる。
また、放電電極5とコレット7の平行平面10との間の
位置関係は、放電電極5をコレット7から外さない限り
、一定に保たれるから、平面10の部分をバイス等で挾
んだ場合、結果的に、放電電極5を一定の位置に固定し
た状態となり、放電電極5の研磨作業が非常にやり易く
なる。
位置関係は、放電電極5をコレット7から外さない限り
、一定に保たれるから、平面10の部分をバイス等で挾
んだ場合、結果的に、放電電極5を一定の位置に固定し
た状態となり、放電電極5の研磨作業が非常にやり易く
なる。
更に、コレット7の数を増し、それぞれに放電電極5を
取付けた同一電極構造のコレット7を多数個用意して、
交互に交換使用することにより、作業能率を向上させる
ことも可能になる。
取付けた同一電極構造のコレット7を多数個用意して、
交互に交換使用することにより、作業能率を向上させる
ことも可能になる。
ホルダ2に対する放電電極5の着脱に当つて、従来は両
者2−5間に押ネジ6を通していたが、本発明において
は、ホルダ2とコレット7との間に通した偏心回転軸1
1によつて着脱する構造となつている。
者2−5間に押ネジ6を通していたが、本発明において
は、ホルダ2とコレット7との間に通した偏心回転軸1
1によつて着脱する構造となつている。
すなわち、ホルダ2およびコレット7のほぼ一致する位
置に、軸に対して直交する如く通孔12,13をそれぞ
れ設けておき、この通孔12−13間に偏心回転軸11
を挿通させ、この偏心回転軸11は、ホルダ2の通孔1
2,12によつて受けられる両端部11a,11bを同
軸とし、両端部11a−11b間にあつてコレット7の
通孔13内を貫通する中間部11cを、両端部11a,
11bに対して偏心させてある。したがつて、偏心回転
軸11を、一端側に取付けたレバー14によつて軸回転
させると、コレット7が前記偏心によつて上方に押し上
げられてホルダ2内に密着固定され、また反対方向に軸
回転させるとコレット7が下方に引き下げられ、テーパ
孔4とテーパ外面8,9との間に隙間を生じ、コレット
7が緩み、偏心回転軸11を通孔12,13から抜き出
すことにより、コレット7をホルダ2から簡単に取外す
ことができる。このように、本発明においては、偏心回
転軸11の回転操作だけコレット7をホルダ2に着脱さ
せることができるので、コレット7の着脱作業を容易か
つ正確に行なうことができる。なお、15はコレット7
に放電電極を固定する押ネジ用のネジ穴である。また、
ホルダ2を放電加工機本体側のフランジ1に取付けるに
当つて、従来はボルト3によりホルダ2が軸回転できな
いように固定してあつたが、、本発明においては、フラ
ンジ1とホルダ2との間に軸回転調整機構を設け、ホル
ダ2が軸回転できるような状態でフランジ1に取付けて
ある。
置に、軸に対して直交する如く通孔12,13をそれぞ
れ設けておき、この通孔12−13間に偏心回転軸11
を挿通させ、この偏心回転軸11は、ホルダ2の通孔1
2,12によつて受けられる両端部11a,11bを同
軸とし、両端部11a−11b間にあつてコレット7の
通孔13内を貫通する中間部11cを、両端部11a,
11bに対して偏心させてある。したがつて、偏心回転
軸11を、一端側に取付けたレバー14によつて軸回転
させると、コレット7が前記偏心によつて上方に押し上
げられてホルダ2内に密着固定され、また反対方向に軸
回転させるとコレット7が下方に引き下げられ、テーパ
孔4とテーパ外面8,9との間に隙間を生じ、コレット
7が緩み、偏心回転軸11を通孔12,13から抜き出
すことにより、コレット7をホルダ2から簡単に取外す
ことができる。このように、本発明においては、偏心回
転軸11の回転操作だけコレット7をホルダ2に着脱さ
せることができるので、コレット7の着脱作業を容易か
つ正確に行なうことができる。なお、15はコレット7
に放電電極を固定する押ネジ用のネジ穴である。また、
ホルダ2を放電加工機本体側のフランジ1に取付けるに
当つて、従来はボルト3によりホルダ2が軸回転できな
いように固定してあつたが、、本発明においては、フラ
ンジ1とホルダ2との間に軸回転調整機構を設け、ホル
ダ2が軸回転できるような状態でフランジ1に取付けて
ある。
この実施例では、この軸回転調整機構は、フランジ1の
軸まわりにホルダ2側に開口する段付円環状の溝16を
設けると共に、ホルダ2側からこの溝16内に突出する
ボルト3の先端部にナット17をネジ込んだ構造となつ
ている。ホルダ2を軸回転させると、ホルダ2を支持し
ているボルト3およびナット17が溝16に沿つて回転
移動するから、ホルダ2の軸回転を介してコレット7お
よび放電電極5の角度調整作業を行なうことができる。
ホルダ2の回転角度は、フランジ1とホルダ2の外周に
付設した回転角度表示目盛によつて読取るようにする。
以上述べたように、本発明は、軸心上に下向きに拡関す
るテーパ孔を設けたホルダと、該ホルダの前記テーパ孔
に適合するテーパ外面を有し、かつ、前記テーパ孔の下
端部からその内部に挿入され、前記テーパ孔の内面に対
する前記テーパ外面の密着力によつて前記ホルダのテー
パ孔内に取付固定される放電電極取付用のコレットとを
備える放電加工機用電極支持装置において、前記コレッ
トは、軸方向の中間部に、前記テーパ外面を軸方向に二
分する少なくとも2面の平行する平面を設けたものでな
ることを特徴とするから、ホルダに対するコ・ノット及
び放電電極の着脱、加工及び位置の再現を簡単かつ正確
に行ない放電加工作業の精度、能率等を向上させ得る放
電加工機用電極支持装置を提供することができる。
軸まわりにホルダ2側に開口する段付円環状の溝16を
設けると共に、ホルダ2側からこの溝16内に突出する
ボルト3の先端部にナット17をネジ込んだ構造となつ
ている。ホルダ2を軸回転させると、ホルダ2を支持し
ているボルト3およびナット17が溝16に沿つて回転
移動するから、ホルダ2の軸回転を介してコレット7お
よび放電電極5の角度調整作業を行なうことができる。
ホルダ2の回転角度は、フランジ1とホルダ2の外周に
付設した回転角度表示目盛によつて読取るようにする。
以上述べたように、本発明は、軸心上に下向きに拡関す
るテーパ孔を設けたホルダと、該ホルダの前記テーパ孔
に適合するテーパ外面を有し、かつ、前記テーパ孔の下
端部からその内部に挿入され、前記テーパ孔の内面に対
する前記テーパ外面の密着力によつて前記ホルダのテー
パ孔内に取付固定される放電電極取付用のコレットとを
備える放電加工機用電極支持装置において、前記コレッ
トは、軸方向の中間部に、前記テーパ外面を軸方向に二
分する少なくとも2面の平行する平面を設けたものでな
ることを特徴とするから、ホルダに対するコ・ノット及
び放電電極の着脱、加工及び位置の再現を簡単かつ正確
に行ない放電加工作業の精度、能率等を向上させ得る放
電加工機用電極支持装置を提供することができる。
第1図は従来の放電加工機用電極支持装置の取付状態に
おける正面断面図、第2図A本発明に係る放電加工機用
電極支持装置の取付状態における正面断面図、第2図B
は同じくその底面図、第2図Cは第2図A(7)B1−
B1線上における断面図、第3図Aは本発明に係る放電
加工機用電極支持装置を構成するコレットの正面図、第
3図Bは同じくその平面図である。 2・・・ホルダ、4・・・テーパ孔、7・・・コレット
、8,9・・・テーパ外面、10・・・平行する平面。
おける正面断面図、第2図A本発明に係る放電加工機用
電極支持装置の取付状態における正面断面図、第2図B
は同じくその底面図、第2図Cは第2図A(7)B1−
B1線上における断面図、第3図Aは本発明に係る放電
加工機用電極支持装置を構成するコレットの正面図、第
3図Bは同じくその平面図である。 2・・・ホルダ、4・・・テーパ孔、7・・・コレット
、8,9・・・テーパ外面、10・・・平行する平面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軸心上に下向きに拡開するテーパ孔を設けたホルダ
と、該ホルダの前記テーパ孔に適合するテーパ外面を有
し、かつ、前記テーパ孔の下端部からその内部に挿入さ
れ前記テーパ孔の内面に対しる前記テーパ外面の密着力
によつて前記ホルダのテーパ孔内に取付固定される放電
電極取付用のコレットとを備える放電加工機用電極支持
装置において、前記コレットは、軸方向の中間部に、前
記テーパ外面を軸方向に二分する少なくとも2面の平行
する平面を設けたものでなることを特徴とする放電加工
機用電極支持装置。 2 前記テーパ孔と前記テーパ外面は、互いに密着して
嵌合する多角形状に形成したことを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の放電加工機用電極支持装置。 3 前記ホルダと前記コレットは、軸に交叉する方向に
一致する通孔を有し、該通孔に偏心回転軸を挿通させて
前記ホルダに対する前記コレットを着脱機構を構成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に
記載の放電加工機用電極支持装置。 4 前記通孔は、前記2面の平行する平面に開口するよ
うに形成したことを特徴とする特許請求の範囲第3項に
記載の放電加工機用電極支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9051081A JPS6055251B2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | 放電加工機用電極支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9051081A JPS6055251B2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | 放電加工機用電極支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57205026A JPS57205026A (en) | 1982-12-16 |
JPS6055251B2 true JPS6055251B2 (ja) | 1985-12-04 |
Family
ID=14000466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9051081A Expired JPS6055251B2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | 放電加工機用電極支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6055251B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63120545U (ja) * | 1987-01-28 | 1988-08-04 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6250019U (ja) * | 1985-09-12 | 1987-03-27 |
-
1981
- 1981-06-12 JP JP9051081A patent/JPS6055251B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63120545U (ja) * | 1987-01-28 | 1988-08-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57205026A (en) | 1982-12-16 |
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