JPS6054999A - 気相成長炭素繊維の製造法 - Google Patents

気相成長炭素繊維の製造法

Info

Publication number
JPS6054999A
JPS6054999A JP58162607A JP16260783A JPS6054999A JP S6054999 A JPS6054999 A JP S6054999A JP 58162607 A JP58162607 A JP 58162607A JP 16260783 A JP16260783 A JP 16260783A JP S6054999 A JPS6054999 A JP S6054999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
carbon
carbon fibers
vapor
reaction tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58162607A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0246691B2 (ja
Inventor
Kohei Arakawa
公平 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikkiso Co Ltd filed Critical Nikkiso Co Ltd
Priority to JP58162607A priority Critical patent/JPS6054999A/ja
Publication of JPS6054999A publication Critical patent/JPS6054999A/ja
Publication of JPH0246691B2 publication Critical patent/JPH0246691B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
  • Inorganic Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、気相中で連続的に炭素繊維を製造する方法に
関し、更に詳細には、炭素供給源としての炭素化合物の
ガスと、触媒並びに炭素供給源を兼ねる有機ケイ素化合
物と、硫化水素を含有する、または含有しないキャリヤ
ガスとを組合せた混合ガスを700℃から1300’C
の範囲で加熱することを特徴とする気相成長炭素繊維の
製造法に関する。
〔従来技術とその問題点〕
気相成長炭素繊維は、高強度、高弾性、高導電性、高耐
食性、高生体適合性などの優れた特性を有し、特に機械
的特性を例にとれば、すでに商品化されているPAN系
炭素炭素繊維ッチ系炭素繊維、レーヨン系炭素繊維性能
を遥かに凌駕するものであシ、理想的素材と言える。
従来、気相成長炭素繊維は、電気炉内にアルミナなどの
磁器、黒鉛などの基板を置き、これに炭素成長核、鉄、
ニッケルなどの超微粒子触媒を形成せしめ、この上にベ
ンゼンなどの炭化水素のガスと水素キャリヤガスの混合
ガスを導入し、1010〜1300℃の漏音下に炭化水
素を分解せしめることにより、基板上に炭素繊維を成長
させる方法が知られている。基板上に上da炭素成長核
、超微粒子触媒を形成させる方法は、基板に、鉄、ニッ
ケルまfCitそれらの合金の100Ail&の超微粒
子を懸濁させたアルコール懸濁液をスプレーするかまた
は塗布して乾燥することである。また、^■ピ懸濁液に
代えて硝酸鉄水溶液を基板に塗布して乾燥させてもよい
。次いで、前!l[シ基板を電気炉内の反応管に入れ、
ベンゼンや水素を加えて1100℃ 〜1600℃ に
加熱すれば、11元と成長が進行する。
しかし、この↓うな方法で1゛、■基板表面の微妙な漏
電ムラや1周囲の繊維の密生度によって畏さの不均一が
起り易いこと、また■炭素の供給源としてのガスが反応
によって消費されることによシ反応管の入口に近い所と
出口に近い所で繊維径が和尚異な為こと、■基板表面で
のみ生成が行ガわ九るため、反応管の中心部分は反応に
関与せず収率が悪いこと、■超微粒子の基板への分散、
還元、成長次いで繊維の取出し。
という独立に実施を必要とするプロセスがあるため、連
続製造が不可能であシ、従って生産性が悪いなどの問題
点を有する。そのため、コスト面において、すでに商品
化されているPAN系炭素炭素繊維ッチ系炭素繊維、レ
ーヨン系炭素繊維に対抗することは、特殊な用途を除い
て不可能と言える。
〔発明の目的〕
それ故、この発明の一般的な目的は、上述の問題点を除
去し、生産性を高めることのできる気相成長炭素繊維の
連続製造方法を提供するにある。
本発明の別の目的は、気相成長炭素繊維の需要を大幅に
伸し、気相成長炭素繊維プY炭素繊維の主役を占めるこ
とを可能にすることである。
〔発明の四点J この目的を達成する之め、この発明に係る気相成長炭素
繊維の製造法は、炭素化合物のガスと有機ケイ素化合物
のガスと硫化水素ガスを含むキャリヤガスとの混合ガス
を加熱することを特徴とする。
甘だ別法として、炭¥化合物のガスと有機ケイ素化合物
のガスとキャリヤガスとの混合ガスを加熱することを特
徴とする。
舊た別法として、有機ケイ素化合物のガスと硫化水素ガ
スを含むキャリヤガスとの混合ガスを加熱することを特
徴とするd また別法として、有機ケイ索化合物のガスとキャリヤガ
スとの混合ガスを加熱することを特徴とする。
本発明における炭素供給源としての炭素化合物とは、有
機鎖式化合物または有機環式化合物からなる有機化合物
全般が対象となるが、特に高い収率奢得るには脂肪族炭
化水素、芳香族炭化水素である。しかし、炭化水素化合
物以外に窒素、酸素、硫黄、弗素、塩素、臭素1、沃素
、燐。
砒素の内の一種類以上の元素を含むものも使用できる。
これらの元素は含まない方が良好であるが、特に硫黄に
ついては問題が少ないため、炭素と水素と硫黄との組合
せからなる場合には好適である。具体的な個々の化合物
の例を挙げると、メタン、エタン等のアルカン化合物、
エチレン、ブタジェン等のアルケン化合物、アセチレン
等のアルキン化合物、ベンゼン、トルエン、スチレン等
のアリール炭化水素化合物、インデン、ナフタリン、フ
ェナントレン等の縮合環ヲ有する芳香族炭化水素、シク
ロプロパン、シクロへ中セン等のフクロオレフィン化合
物、ステロイド等の縮合環を有する脂環式炭化水素化合
物、メチルチオール、メチルエチルスルフィド。
ジメチルチオケトン等の金儲脂肪族化合物、フェニルチ
オール、ジフェニルスルフィド等の金儲芳香族化合物、
ベンゾチオフェン、チオフェン等の金儲複素環式化合物
等である。また、以上の化合物の2種以上を混合した混
合物を使用することも可能である。
本発明におけるガスとり、純ガス体以外にガス体に固体
またtよ液体の倣粒子金包含する煙霧質も含める広義の
ガス体を意味するものとする。
キャリヤガスと[2てけ1周期律表0族のアルゴン、ヘ
リウム等の希ガスおよび水素、窒素またはこれらの混合
ガスの中から選択されるガスであシ、水素ガスが最も好
ましい。水素ガス以外のガスをキャリヤガスとして使用
する場合、一般に炭素化合物の熱分解が促進されすぎ、
かえって炭素繊維の生成を阻害する要因になるため、炭
素化合物の濃度を大幅に低下させ石必要性がでてくる。
本発明における有機ケイ素化合物とは、ケイ素−炭素結
合をもつ有機化合物の他にシラン、ハロゲンシランを便
宜上含むものとする。炭素−ケイ素結合を持つ有機化合
物としては、テトラメチルシラン、メチルトリフェニル
シラン等のオラガノシラン、クロルジフルオルメチルシ
ラン、ブロムトリプロピルシラン等のオルガノハロゲン
シラン;メトキシトリメチルシラン、トリメチルフェノ
キシシラン等のオルガノアルコキシシラン;ジアセトキ
シジメチルシラン、アセトキシトリプロピルシレン等の
オルガノアセトキシシラン:ヘキサエチルジシラン、ヘ
キサフェニルジシラン、オクタフェニルシクロテトラシ
ラン等のオルガノポリシラン;ジメチルシラン、トリフ
ェニルシラン等のオルガノヒドロゲノシラン; (Si
H2)n で表示されるシクロシラン;トリフェニルシ
ラザン、ヘキサエチルジシラジン、ヘキサフェニルシク
ロトリシラザン等のオルガノシラザン、(8iH2NJ
()n で表示されるシクロシラザンジエチルシランジ
オール、トリフェニルシラノール等のオルガノシラノー
ル:トリメチルシリル酢酸、トリメチルシリルピロピオ
ン酸等のオルガノシラノール;トリメチルシリル酢酸、
トリメチルシリルプロピオン酸等のオルガノシランカル
ボン酸ニトリメチルシリコンイソシアナート、ジフェニ
ルシリコンジイソシアナート等のシリコンイソシアナー
ト;トリメグルシリコン・fソチオシアナート、ジフェ
ニルシリコンジイソチオシアナート等のオルガノシリ=
1ンインチオシアナート;シアン化トリエチルシリル等
のオルガノシリコンエステル:ヘキサメチルジシルチア
ン、テトラメチルシクロジシルチアン等のシルチアン;
 (SIH2S)nで表示されるシクロシルチアン;ヘ
キサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシルメチレ
ン等のオルガノシルメチレン;ヘキサメチルジシロキサ
ン、ヘキサプロピルジシロキサン等のオルガノシロ中サ
ン等が挙げらハるが、その他の炭素−ケイ素結合を含む
化合物であってもよい。
また、これらの混合物の使用も可能である。
本発明を具体的に説明すると、炭素化合物のガスと有機
ケイ素化合物のガスと少量ガスを含むキャリヤガスとの
混合ガスを好適には700℃〜1300℃、更に好適に
は1050℃〜1200℃で加熱することによる炭2M
維を生成する方法に関する。炭素化合物、有機ケイ素化
合物が液体若しくは固体の場合それを加熱蒸発若しくけ
昇華によってガス化する。炭素化合物のガス及び有機ケ
イ素化合物のガスの全混合ガス中に占める割合は、好ま
しくは各々0〜40%、a01〜40係、更に好ましく
は各々0.5〜10%、0.05〜10qbである。炭
素化合物のガスが0チでも良い理由は、有機ケイ素化合
物中に十分な炭素を含んでいる場合があるためである。
また、キャリヤガスには好ましくは0〜20%の硫化水
素ガスを混合するが、有機ケイ素化合物中若しくけ炭素
化合物中に硫黄原子が含まれている場合には、必ずしも
硫化水素ガスを必要としない。しかし、好ましくは1〜
1o係、最も好ましくは2〜5優含むのが良い。
本発明において、炭素供給源としての炭素化合物のガス
と有機ケイ素化合物のガスと硫化水素ガスを含むキャリ
ヤガスとの混合ガスを熱分解することによって炭素繊維
が生成されたという事実から判断し、触媒として機能で
きるようなケイ素化合物が生成し、更にその触媒によっ
て炭素*維が生成したものと判断する。
また1本発明は、鉄、ニッケル、コバルトまたはぞiL
らの合金の超微粒子や硝酸鉄、硫酸第1鉄のように、従
来気相成長炭木懺維の触媒として知られていた金属また
は金属化合物では、下記の理由で気相触媒として試みら
ノ1.たことがなく、有機ケイ素化合物を試みて気相成
長炭素繊維の製造が可能となつ走ものである。すなわち
、鉄の超微粒子を気相中に分散させる場合、第一に超微
粒子を定量的に微少翔送るフィーダを設けることが技術
的に難しいこと、第二に前記超微粒子の供給が可能であ
っても超微粒子はエネルギ的に安定シ・NL集二次粒子
を作るため。
炉内に入ると、直ちに焼結し、触媒効果を発揮できない
ような大きな粒子になること、第三に超微粒子は表面エ
ネルギが高いため非常圧活性で酸化鉄の状態にあるため
、還元の必要性があるが、炭素供給ガスとのtIL合ガ
スになっているため、還元前に炭素の表面沈着が起り、
実質的に触媒と[7て機能しなくなる咎の理由で不可能
である。硝酸鉄や硫酸第1鉄の場合、蒸気を得ることか
容易でなく、鉄のように超微粒子を作成する方法が考え
られるが、超微粒子となるとやはり鉄の場合と同様の問
題に直面し、不可能となる。
有機ケイ素化合物を使用し、それを蒸発し気相中で触媒
を生成するという新しい手法によって触媒の基板への分
散と還元という2つのプロセスを省略することを可能と
したもので、これによって気相中で炭素源としての炭素
化合物のガスと有機ケイ素化合物のガスを熱分解するこ
とにより、触媒と炭素繊維を連続的に生成させることが
可能となった。
また1本発明によれば、従来のように反応が基板表面だ
けでなく、全域にわたっているため、高9収率が得られ
る。気相中で生成している炭素繊維は、浮遊運動をして
いるため、各繊維は平均的に同一条件で生成していると
考えてよく、生成炭素繊維はアスペクト比の均一なもの
が得られる。
更に、本発明によれば、装置の大きさや、ガスの線速度
、′tU気炉の篇度を制0墳゛することにより、アスベ
ク)・比を変える仁とが容易である。
実験によると1100℃以下では主として長さ成長が起
り一1100℃を超えると主と1〜て径の成長が目立っ
てくる・また、長さの成長範囲においては生成する炭素
繊維の長さが混合ガスの炉内の滞留時間に#1ば比例す
るため、1100℃以下の加熱炉と1100℃を越える
加熱炉とを直列に結合することによって、前者で長さ成
長を完了し、後者で太さ成長を行い、結果として希望す
るアスペクト比の炭素繊維を連続的に生成することがi
jJ能である6/1lIi:に従来の炭素繊維からは得
ることができなかった長さ0,2μ〜2000μ、径り
、06μ〜10μの範囲のアスペクト比一定の短い炭素
繊維を高い収率で連続的に製造することがtir能であ
る。また、短繊維をランダムに充填する複合材料という
用途を検討した場合、高強度、高弾性でアスペクト比1
00〜200が好ましいということが首われており。
本発明がアスペクト比を自由にコントロール可能であり
、特にアスペクト比100〜200は極めて容易に作成
でき、気相成長炭素繊維特有の高強度、高弾性という機
械的特性を有するという点で、複合材料には理想的素材
と言える。
〔発明の実施例〕
次に、この発明に係る気相成長炭素繊維の製造方法の好
適な実施例につき添付図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
まず、本発明における気相成長炭素繊維を製造するため
に使用した装置につき、その概略を示せば、第1図およ
び第2図に示す通りである。
第1図において、参照符号10,12,14aガスボン
ベを示し、それぞれボンベ10には高純度水素ガス、ボ
ンベ12には窒素ガス、ボンベ14には硫化水素ガスが
充填される。ボンベ10.12は、それぞれ流量計16
.18およびパルプ20.22を介してステンレスパイ
プ24に接続されている。このパイプ24は、パルプ2
6を介してベンゼンを充填した原料ガス発生器28に連
通している。1また、この原料ガス発生器28からステ
ンレスパイプ3oが導出され、このパイプ6oはジエチ
ルシランを充填したガス発生器62に連通している。さ
らにこのガス発生器62からステンレスパイプ34が導
出され、このバイブロ4Fiバルブ66を介して反応管
38に連通している。しかるに、この反応管38に連通
する前d■シパパイ34の一部に前記ボンベ14が流量
計40およびバルブ42を介して接続されている。々お
、前述したパイプ24からバルブ26より両ガス発生器
28゜32およびバルブ36を介して反応管38に接続
されるパイプ34に至る系に対し、ステンレスバイパス
パイプ44をそれぞitパルプ46゜48を介して接続
する。
反応管68は1例えば内径22龍、長さ120Onのア
ルiす管で構成し、その長さ約6001111に亘って
これを電気炉50内に設置する。この電気炉50の温度
は、熱電対52と3回路1’ 1’ D温度制御器54
とからなる制御系で制御し、この温度は温度記録計56
で記録するよう構成する。そして、前記反応管38の終
端部にはステンレス繊維フィルタ58を介して排気バイ
ブロ0乞連通する。
このように構成した装置は、運転に際し、最初ボンベ1
2から供給される窒素ガスをバイパスパイプ44を介し
て反応管38に供給し、反応管38内部を窒素ガスで置
換して爆発の危険を防止する。次いで、ボンベ10より
水素ガスを両ガス発生器28.32に順次供給して水素
−ベンゼンージエチルシランの混合ガスとなし、これを
さらに硫化水素と混合して反応管38に導入し、[気炉
50の作用下に反応管38内に予め収納した触媒に対し
炭素繊維の気相成長が行われ、得られた炭素繊維はステ
ンレス繊維フィルタ5日に捕集される。
第2図は、第1図に示す装置にさらに付加し得る装置を
示すものである。すなわち、第2図において、参照符号
62は第2の反応管を示し。
この第2の反応管62は内径85龍、長さ約17001
11のアルミナ管で構成し、第1図に示す第1の反応管
38に直結しkものである。この場合、第2の反応管6
2の入口部に対し、アセチレンガス全さらに混合し得る
ように構成する。このため、アセチlノンガスを充填し
たガスボンベ64を設け、このボンベを流量計66およ
びバルブ68を介して前記反応管62の入口部に設けた
栓部材70に接続する。また、第2の反応管62は、第
1の反応管38と同様に、電気炉72、熱電対74.3
回路1) I D温度制御器76%厖麿記録計78、ス
テンレス繊維フィルタ80および排気パイプ82を設け
る。なお、この場合、第1の反応管3日に対しては、ス
テンレス繊維フィルタ58および排気バイブロ0が省略
されることは勿論である。
実施例1 第1図に示す装置において、ボンベ10に高純麿水素ガ
ス、ボンベ14に硫化水素ガス、原料ガス発生器2日に
ベンゼン、有機ケイ素化合物のガス発生器32にジエチ
ルクランを入れて。
先づ原料ガス発生器28と有機ケイ素化合物のガス発生
器32を加熱してベンゼンとジエチルシランのガスを生
成させ、バルブ20.42を調節して流量計16..1
10により所定量の水素。
硫化水素を流す。水素ガスはステンレスパイプ24より
バルブ26を経て原料ガス発生器2日に入ル、ベンゼン
ガスと混合されてステンレスパイプ30を経て有機ケイ
素化合物のガス発生器32に入り、ここにて水素−ベン
ゼン−ジエチルシランの混合ガスを生成し、ステンレス
パイプ34よりバルブ36を経て硫化水素と混合されて
反応管68に入る。ベンゼンやジエチルシランがパイプ
内に凝縮しないようにステンレスパイプ30は80℃に
加熱した。混合ガスの組成はZ(2: H2S * C
6H6: (C2H5)281H2=90.4 : 5
,1 : 2.5 : 4.0 :総流量は25℃換算
で1111LlZ分〜222117/分の範囲で変化さ
せた。電気炉50は1065℃の温度に設定した。反応
管38の内部の温度分布を調べたところ、均熱帯はパイ
プの中央付近300關であったにの反応管3日で混合ガ
スが熱分解反応し、触媒と気相成長炭素繊維が連続的に
生成さt)る。
生成した気相成長炭素繊維tit、ステンレス繊維フィ
ルタ58で捕集1〜、重IM′増加分よシ収率を計算し
たaまた炭素繊維の径、長さについては走査型電子顕微
鏡で観察11.た。結果を第1表に示す。ここで滞留時
間tま反応細の600龍の均熱帯を通過する時間と1〜
てめ、線流゛鰯は25℃換算の液量。
表1 実施例2 第2図に示す装置に」:す、実施例1で生成した炭素繊
維を1160℃に加熱1−た第2の反応管62で更に径
のコントロールを行った。反応管62の1160℃にお
ける均熱帯は300龍であった。第1の反応では炭素供
給tが少なかったため、更に第2図のボンベ64よ勺ア
セチレンガスを標準状態で201tl/分送った。その
結果を第2表に示す。
表2 第2表よ匂第2の炉では径のみが成長したことが分る。
実施例3 混合ガスとして水素ガス:ナフタレン:ヘキサメチルジ
シルチアン=93.5 : 1.7 : 4.8、総流
量1[17m/分(25℃換算]、電気炉温度1065
℃の条件で実施した。収率23qb、0.10X13μ
(径×長さ)の気相成長炭素繊維が得られたの 実施例4 混合ガスとして水素ガス:トリエチルフェニルシラン:
硫化水素ガス−91,0: 5.0 : 4.0゜総流
量110*/’/分(25℃換算)、電気炉温度108
0℃の条rにで実施した。収率42チ。
0.10X16μの気相成長炭素繊維が得られた。
実施例5 混合ガスとして水素ガス:トリメチルシリコンインチオ
シアナ−)=95.rl : 5.0%総流量105m
//分(25℃換算)、電気炉温度1070℃の条件で
夾施し念。収率1B%、 Q、11 X、10μの炭素
繊維が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は気相成長炭素繊維の製造に使用した実験装置の
系統図、第2図は第1図の装置に接続する第2の気相成
長炭素繊維の製造に使用した実験装置の系統図である。 10.12,14.61・・、ガスボンベ16.1B、
40.66・・・流量計 20.22,26,36,42.46.48.68・・
・バルブ24.30.Sti、44・・・ステンレスパ
イプ28 、32・・・ガス発生器 68・・・反応管
(第1)50.72・・・電気炉 52.74・・・熱
雷対54 、76・・・3回路PID温度制御器56 
、78・・・温度記録計 58.80・・・ステンレス繊維フィルタ60.82・
・・排気バイブ ロ2・・・反応管(第2) 手 続 ネi11 正 11(自発) 昭和58年10月7を日 特許庁長官 若杉 和犬 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第162607号 2、発明の名称 気相成長炭素uMP、の製造法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 イ主所 東京都渋谷区恵比寿3丁目43番2号名称 口
機装株式会社 代表者 背柱二部 4、代理人 6、補正の内容 +11 yIII載の通り。 補正書 1、明細書第2頁第20行 「炭素成長核、」を削除します。 2、 同 第3頁第13行 rl100℃」をrl O10℃」と補正します。 3、 同 第8頁第12行 「オルガノシラザン、」を 「オルガノシラザン;」と補正します。 4、 同 第8頁第13行 「シクロシラザンジエチルシランジオール、」を「シク
ロシラザン;ジエチルシランジオール、」と補正します
。 5、 同 第8頁第15〜16行 「トリメチル酢酸、・・・・・・・・等のオルガノシラ
ノール;」を削除します。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭素化合物のガスと有機ケイ素化合物のガスと硫
    化水素ガスを含有するキャリヤガスとの混合ガスを加熱
    することを特徴とする気相成長炭素繊維の製造法。
  2. (2)炭素化合物のガスと有機ケイ素化合物のガスとキ
    ャリヤガスとの混合ガスを加熱することを特徴とする気
    相成長炭素繊維の製造法。
  3. (3)有機ケイ累化合物のガスと硫化水素ガスを含有す
    るΦヤリャガスとの混合ガスを加熱することを特徴とす
    る気相成長炭素繊維の製造法の (41有機ケイ累化合物のガスとキャリヤガスとの混合
    ガスを加熱することを特徴とする気相成長炭素繊維の製
    造法。
JP58162607A 1983-09-06 1983-09-06 気相成長炭素繊維の製造法 Granted JPS6054999A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58162607A JPS6054999A (ja) 1983-09-06 1983-09-06 気相成長炭素繊維の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58162607A JPS6054999A (ja) 1983-09-06 1983-09-06 気相成長炭素繊維の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6054999A true JPS6054999A (ja) 1985-03-29
JPH0246691B2 JPH0246691B2 (ja) 1990-10-17

Family

ID=15757806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58162607A Granted JPS6054999A (ja) 1983-09-06 1983-09-06 気相成長炭素繊維の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6054999A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196098A (ja) * 1987-10-08 1989-04-14 Yazaki Corp 炭素質ウィスカの製造方法
US4876078A (en) * 1984-04-20 1989-10-24 Nikkiso Co., Ltd. Process for preparing carbon fibers in gas phase growth
JPH01292118A (ja) * 1988-05-17 1989-11-24 Yazaki Corp 気相法炭素繊維の連続製造法
US5137708A (en) * 1987-07-17 1992-08-11 Yazaki Corporation Method of producing bromine-treated graphite fibers
US5151261A (en) * 1987-07-17 1992-09-29 Mitsubishi Corporation Method of producing bromine-treated graphite fibers
JP2004068187A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Jfe Chemical Corp 気相成長炭素繊維の製造方法
CN1321232C (zh) * 2001-09-20 2007-06-13 昭和电工株式会社 细碳纤维混合物及其组合物

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3697257B2 (ja) 2003-03-25 2005-09-21 キヤノン株式会社 カーボンファイバー、電子放出素子、電子源、画像形成装置、ライトバルブ、二次電池の製造方法
JP5181382B2 (ja) * 2007-05-01 2013-04-10 国立大学法人三重大学 繊維状カーボンナノ構造体の製造方法及びそれにより製造された繊維状カーボンナノ構造体
JP5616425B2 (ja) * 2012-12-27 2014-10-29 国立大学法人三重大学 繊維状カーボンナノ構造体の製造方法及びそれにより製造された繊維状カーボンナノ構造体

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5435199A (en) * 1977-08-25 1979-03-15 Shigeshirou Kobayashi Method and apparatus for processing zeolite
JPS56118913A (en) * 1980-02-26 1981-09-18 Shohachi Kawakado Preparation of carbon fiber growing in vapor phase in high yield
JPS5789663A (en) * 1980-11-13 1982-06-04 Kogyo Gijutsuin Carbon fiber coated with composite film
JPS5831430A (ja) * 1981-08-19 1983-02-24 Fujitsu Ltd 転送デ−タ検査方式

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5435199A (en) * 1977-08-25 1979-03-15 Shigeshirou Kobayashi Method and apparatus for processing zeolite
JPS56118913A (en) * 1980-02-26 1981-09-18 Shohachi Kawakado Preparation of carbon fiber growing in vapor phase in high yield
JPS5789663A (en) * 1980-11-13 1982-06-04 Kogyo Gijutsuin Carbon fiber coated with composite film
JPS5831430A (ja) * 1981-08-19 1983-02-24 Fujitsu Ltd 転送デ−タ検査方式

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4876078A (en) * 1984-04-20 1989-10-24 Nikkiso Co., Ltd. Process for preparing carbon fibers in gas phase growth
US5137708A (en) * 1987-07-17 1992-08-11 Yazaki Corporation Method of producing bromine-treated graphite fibers
US5151261A (en) * 1987-07-17 1992-09-29 Mitsubishi Corporation Method of producing bromine-treated graphite fibers
JPH0196098A (ja) * 1987-10-08 1989-04-14 Yazaki Corp 炭素質ウィスカの製造方法
JPH01292118A (ja) * 1988-05-17 1989-11-24 Yazaki Corp 気相法炭素繊維の連続製造法
CN1321232C (zh) * 2001-09-20 2007-06-13 昭和电工株式会社 细碳纤维混合物及其组合物
JP2004068187A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Jfe Chemical Corp 気相成長炭素繊維の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0246691B2 (ja) 1990-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2778434B2 (ja) 気相法炭素繊維の製造方法
CN109437157B (zh) 一种单壁碳纳米管的浮动催化剂化学气相沉积方法
JPS6054998A (ja) 気相成長炭素繊維の製造方法
JPH0413449B2 (ja)
KR20120094416A (ko) 탄소 산화물을 환원시켜 고형 탄소를 제조하는 방법
JPS6054999A (ja) 気相成長炭素繊維の製造法
JPS62242B2 (ja)
CN110372408A (zh) 一种陶瓷纤维增韧cvd碳化硅复合材料及其制备方法和应用
US20240124311A1 (en) System and method of producing carbon nanotubes
JP5364904B2 (ja) カーボンナノファイバー集合体の製造方法
JP2009227470A (ja) カーボンナノ構造物の製造方法及びカーボンナノ構造物製造用ガス
JPS61132600A (ja) ウイスカ−状炭素質体
US5424126A (en) Thin inorganic fibers
US4789537A (en) Prealloyed catalyst for growing silicon carbide whiskers
JPH026617A (ja) 炭素繊維の製造方法
JP2003089930A (ja) 微細炭素繊維混合物及びそれを含む組成物
JP2003183939A (ja) 微細炭素繊維及びそれを含む組成物
WO1986004937A1 (en) Gas phase method of manufacturing carbon fibers
JPH0413447B2 (ja)
JP4701451B2 (ja) 炭化珪素膜で被覆された硫化亜鉛ナノケーブルおよびその製造方法
JPH11124740A (ja) カーボンマイクロコイル及びその製造方法
JPS6278217A (ja) 気相法炭素繊維の製造法
JPS63206399A (ja) SiCウィスカーの製造方法およびその装置
JPS60252721A (ja) 炭素繊維の製造方法
JPS6392726A (ja) 気相法炭素繊維の製造法