JPH0246691B2 - - Google Patents

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JPH0246691B2
JPH0246691B2 JP58162607A JP16260783A JPH0246691B2 JP H0246691 B2 JPH0246691 B2 JP H0246691B2 JP 58162607 A JP58162607 A JP 58162607A JP 16260783 A JP16260783 A JP 16260783A JP H0246691 B2 JPH0246691 B2 JP H0246691B2
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JP
Japan
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gas
carbon
carbon fibers
temperature
continuously
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JP58162607A
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JPS6054999A (ja
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Kohei Arakawa
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Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
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Publication date
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  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
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Description

【発明の詳现な説明】
〔発明の属する技術分野〕 本発明は、気盞䞭で連続的に炭玠繊維を補造す
る方法に関し、曎に詳现には、炭玠䟛絊源、ケむ
玠䟛絊源、硫黄䟛絊源それらの内皮は、䞡元
玠を含有した䞀化合物であ぀おもよいずキダリ
ダガスずからなる混合ガスを700℃から1300℃の
範囲で加熱するこずを特城ずする気盞成長炭玠繊
維の補造法に関する。 〔埓来技術ずその問題点〕 気盞成長炭玠繊維は、高匷床、高匟性、高導電
性、高耐食性、高生䜓適合性などの優れた特性を
有し、特に機械的特性を䟋にずれば、すでに商品
化されおいるPAN系炭玠繊維、ピツチ系炭玠繊
維、レヌペン系炭玠繊維性胜を遥かに陵駕するも
のであり、理想的玠材ず蚀える。 埓来、気盞成長炭玠繊維は、電気炉内にアルミ
ナなどの磁噚、黒鉛などの基板を眮き、これに
鉄、ニツケルなどの超埮粒子觊媒を圢成せしめ、
この䞊にベンれンなどの炭化氎玠のガスず氎玠キ
ダリダガスの混合ガスを導入し、1010゜〜1300℃
の枩床䞋に炭化氎玠を分解せしめるこずにより、
基板䞊に炭玠繊維を成長させる方法が知られおい
る。基板䞊に䞊蚘炭玠成長栞、超埮粒子觊媒を圢
成させる方法は、基板に、鉄、ニツケルたたはそ
れらの合金の100Å皋床の超埮粒子を懞濁させた
アルコヌル懞濁液をスプレヌするかたたは塗垃し
お也燥するこずである。たた、前蚘懞濁液に代え
お硝酞鉄氎溶液を基板に塗垃しお也燥させおもよ
い。次いで、前蚘基板を電気炉内の反応管に入
れ、ベンれンや氎玠を加えお1010℃〜1300℃に加
熱すれば、還元ず成長が進行する。 堎合によ぀おは積極的に基板䞊に觊媒を生成さ
せなくおも、䞍玔物ずしお基板や反応管に付着も
しくは包含されおいる粒子を觊媒ずしお繊維を生
成しお、研究者が觊媒の存圚を意識しおいない堎
合もある。 ただし、いずれにしおも繊維は觊媒により生成
しおいるので、觊媒を保有する基板もしくは反応
管から生えおおり、反応管からは出おこない。 しかし、このような方法では、基板衚面の埮
劙な枩床ムラや、呚囲の繊維の密生床によ぀お長
さの䞍均䞀が起り易いこず、たた炭玠の䟛絊源
ずしおのガスが反応によ぀お消費されるこずによ
り反応管の入口に近い所ず出口に近い所で繊維埄
が盞圓異なるこず、基板衚面でのみ生成が行な
われるため、反応管の䞭心郚分は反応に関䞎せず
収率が悪いこず、超埮粒子の基板ぞの分散、還
元、成長次いで繊維の取出しずいう独立に実斜を
必芁ずするプロセスがあるため、連続補造が䞍可
胜であり、埓぀お生産性が悪いなどの問題点を有
する。そのため、コスト面においお、すでに商品
化されおいるPAN系炭玠繊維、ピツチ圢炭玠繊
維、レヌペン系炭玠繊維に察抗するこずは、特殊
な甚途を陀いお䞍可胜ず蚀える。 〔発明の目的〕 それ故、この発明の䞀般的な目的は、䞊述の問
題点を陀去し、生産性を高めるこずのできる気盞
成長炭玠繊維の連続補造方法を提䟛するにある。 本発明の別の目的は、気盞成長炭玠繊維の需芁
を倧幅に䌞し、気盞成長炭玠繊維が炭玠繊維の䞻
圹を占めるこずを可胜にするこずである。 〔発明の芁点〕 この目的を達成するため、この発明に係る気盞
成長炭玠繊維の補造法は、硫黄および炭玠含有ケ
む玠化合物のガスずキダリダガスずの混合ガスを
枩床コントロヌルした反応垯域に連続的に導入
し、所定枩床に加熱するこずにより、浮遊状態で
炭玠繊維を生成させ、これを連続的に加熱域から
流出させるこずを特城ずする。 たた別法ずしお、硫黄含有ケむ玠化合物のガス
ずキダリダガスず炭玠化合物ずの混合ガスを枩床
コントロヌルした反応垯域に連続的に導入し、所
定枩床に加熱するこずにより、浮遊状態で炭玠繊
維を生成させ、これを連続的に加熱域から流出さ
せるこずを特城ずする。 たた別法ずしお、炭玠含有ケむ玠化合物のガス
ずキダリダガスず硫化氎玠ガスずの混合ガスを枩
床コントロヌルした反応垯域に連続的に導入し、
所定枩床に加熱するこずにより、浮遊状態で炭玠
繊維を生成させ、これを連続的に加熱域から流出
させるこずを特城ずする。 たた別法ずしお、ケむ玠化合物のガスずキダリ
ダガスず硫化氎玠ガスず炭玠化合物のガスずの混
合ガスを枩床コントロヌルした反応垯域に連続的
に導入し、所定枩床に加熱するこずにより、浮遊
状態で炭玠繊維を生成させ、これを連続的に加熱
域から流出させるこずを特城ずする。 本発明における炭玠䟛絊源ずしおの炭玠化合物
ずは、有機鎖匏化合物たたは有機環匏化合物から
なる有機化合物党般が察象ずなるが、特に高い収
率を埗るには脂肪族炭化氎玠、芳銙族炭化氎玠で
ある。しかし、炭化氎玠化合物以倖に窒玠、酞
玠、硫黄、北玠、塩玠、臭玠、沃玠、燐、砒玠の
内の䞀皮類以䞊の元玠を含むものも䜿甚できる。
これらの元玠は含たない方が良奜であるが、特に
硫黄に぀いおは問題が少ないため、炭玠ず氎玠ず
硫黄ずの組合せからなる堎合には奜適である。具
䜓的な個々の化合物の䟋を挙げるず、メタン、゚
タン等のアルカン化合物、゚チレン、ブタゞ゚ン
等のアルケン化合物、アセチレン等のアルキン化
合物、ベンれン、トル゚ン、スチレン等のアリヌ
ル炭化氎玠化合物、むンデン、ナフタリン、プ
ナントレン等の瞮合環を有する芳銙族炭化氎玠、
シクロプロパン、シクロヘキセン等のシクロオレ
フむン化合物、ステロむド等の瞮合環を有する脂
環匏炭化氎玠化合物、メチルチオヌル、メチル゚
チルスルフむド、ゞメチルチオケトン等の含硫脂
肪族化合物、プニルチオヌル、ゞプニルスル
フむド等の含硫芳銙族化合物、ベンゟチオプ
ン、チオプン等の含硫耇玠環匏化合物等であ
る。たた、以䞊の化合物の皮以䞊を混合した混
合物を䜿甚するこずも可胜である。 本発明におけるガスずは、玔ガス䜓以倖にガス
䜓に固䜓たたは液䜓の埮粒子を包含する煙霧質も
含める広矩のガス䜓を意味するものずする。 キダリダガスずしおは、呚期埋衚族のアルゎ
ン、ヘリりム等の垌ガスおよび氎玠、窒玠たたは
これらの混合ガスの䞭から遞択されるガスであ
り、氎玠ガスが最も奜たしい。氎玠ガス以倖のガ
スをキダリダガスずしお䜿甚する堎合、䞀般に炭
玠化合物の熱分解が促進されすぎ、かえ぀お炭玠
繊維の生成を阻害する原因になるため、炭玠化合
物の濃床を倧幅に䜎䞋させる必芁性がでおくる。 本発明における有機ケむ玠化合物ずは、ケむ玠
−炭玠結合をも぀有機化合物の他にシラン、ハロ
ゲンシランを䟿宜䞊含むものずする。炭玠−ケむ
玠結合を持぀有機化合物ずしおは、テトラメチル
シラン、メチルトリプニルシラン等のオラガノ
シラン、クロルゞフルオルメチルシラン、ブロム
トリプロピルシラン等のオルガノハロゲンシラ
ンメトキシトリメチルシラン、トリメチルプ
ノキシシラン等のオルガノアルコキシシランゞ
アセトキシゞメチルシラン、アセトキシトリプロ
ピルシラン等のオルガノアセトキシシランヘキ
サ゚チルゞシラン、ヘキサプニルゞシラン、オ
クタプニルシクロテトラシラン等のオルガノポ
リシランゞメチルシラン、トリプニルシラン
等のオルガノヒドロゲノシランSiH2oで衚瀺
されるシクロシラントリプニルシラザン、ヘ
キサ゚チルゞシラゞン、ヘキサプニルシクロト
リシラザン等のオルガノシラザンSiH2NHo
で衚瀺されるシクロシラザンゞ゚チルシランゞ
オヌル、トリプニルシラノヌル等のオルガノシ
ラノヌルトリメチルシリル酢酞、トリメチルシ
リルプロピオン酞等のオルガノシランカルボン
酞トリメチルシリコンむ゜シアナヌト、ゞプ
ニルシリコンゞむ゜シアナヌト等のシリコンむ゜
シアナヌトトリメチルシリコンむ゜チオシアナ
ヌト、ゞプニルシリコンゞむ゜チオシアナヌト
等のオルガノシリコンむ゜チオシアナヌトシア
ン化トリ゚チルシリル等のオルガノシリコン゚ス
テルヘキサメチルゞシルチアン、テトラメチル
シクロゞシルチアン等のシルチアンSiH2So
で衚瀺されるシクロシルチアンヘキサメチルゞ
シルメチレン、オクタメチルトリシルメチレン等
のオルガノシルメチレンヘキサメチルゞシロキ
サン、ヘキサプロピルゞシロキサン等のオルガノ
シロキサン等が挙げられるが、その他の炭玠−ケ
む玠結合を含む化合物であ぀おもよい。たた、こ
れらの混合物の䜿甚も可胜である。 本発明を具䜓的に説明するず、炭玠化合物のガ
スず有機ケむ玠化合物のガスず少量ガスを含むキ
ダリダガスずの混合ガスを奜適には700℃〜1300
℃、曎に奜適には1050℃〜1200℃で加熱するこず
による炭玠繊維を生成する方法に関する。炭玠化
合物、有機ケむ玠化合物が液䜓若しくは固䜓の堎
合それを加熱蒞発若しくは昇華によ぀おガス化す
る。炭玠化合物のガス及び有機ケむ玠化合物のガ
スの党混合ガス䞭に占める割合は、奜たしくは
各々〜40、0.01〜40、曎に奜たしくは各々
0.5〜10、0.05〜10である。炭玠化合物のガ
スがでも良い理由は、有機ケむ玠化合物䞭に
十分な炭玠を含んでいる堎合があるためである。
たた、キダリダガスには奜たしくは〜20の硫
化氎玠ガスを混合するが、有機ケむ玠化合物䞭若
しくは炭玠化合物䞭に硫黄原子が含たれおいる堎
合には、必ずしも硫化氎玠ガスを必芁ずしない。
しかし、奜たしくは〜10、最も奜たしくは
〜含むのが良い。 本発明においお、炭玠䟛絊源ずしおの炭玠化合
物のガスず有機ケむ玠化合物のガスず硫化氎玠ガ
スを含むキダリダガスずの混合ガスを熱分解する
こずによ぀お炭玠繊維が生成されたずいう事実か
ら刀断し、觊媒ずしお機胜できるケむ玠もしくは
ケむ玠化合物粒子が生成し、加熱垯域を流動しな
がら炭玠繊維を生成・成長させおいるものず刀断
する。 たた、本発明は、鉄、ニツケル、コバルトたた
はそれらの合金の超埮粒子や硝酞鉄、硫酞第鉄
のように、埓来気盞成長炭玠繊維の觊媒ずしお知
られおいた金属たたは金属化合物では、䞋蚘の理
由で気盞觊媒ずしお詊みられたこずがなく、有機
ケむ玠化合物を詊みお気盞成長炭玠繊維の補造が
可胜ずな぀たものである。すなわち、鉄の超埮粒
子を気盞䞭に分散させる堎合、第䞀に超埮粒子を
定量的に埮少量送るフむヌダを蚭けるこずが技術
的に難しいこず、第二に前蚘超埮粒子の䟛絊が可
胜であ぀おも超埮粒子ぱネルギ的に安定な凝集
二次粒子を䜜るため、炉内に入るず、盎ちに焌結
し、觊媒効果を発揮できないような倧きな粒子に
なるこず、第䞉に超埮粒子は衚面゚ネルギが高い
ため非垞に掻性で酞化鉄の状態にあるため、還元
の必芁性があるが、炭玠䟛絊ガスずの混合ガスに
な぀おいるため、還元前に炭玠の衚面沈着が起
り、実質的に觊媒ずしお機胜しなくなる等の理由
で䞍可胜である。硫酞鉄や硫酞第鉄の堎合、蒞
気を埗るこずが容易でなく、鉄のように超埮粒子
を䜜成する方法が考えられるが、超埮粒子ずなる
ずやはり鉄の堎合ず同様の問題に盎面し、䞍可胜
ずなる。 有機ケむ玠化合物を䜿甚し、それを蒞発し気盞
䞭で觊媒を生成するずいう新しい手法によ぀お觊
媒の基板ぞの分散ず還元ずいう぀のプロセスを
省略するこずを可胜ずしたもので、これによ぀お
気盞䞭で炭玠源ずしおの炭玠化合物のガスず有機
ケむ玠化合物のガスを熱分解するこずにより、觊
媒ず炭玠繊維を連続的に生成させるこずが可胜ず
な぀た。 たた、本発明によれば、埓来のように反応が基
板衚面だけでなく、党域にわた぀おいるため、高
い収率が埗られる。気盞䞭で生成しおいる炭玠繊
維は、浮遊運動をしおいるため、各繊維は平均的
に同䞀条件で生成しおいるず考えおよく、生成炭
玠繊維はアスペクト比の均䞀なものが埗られる。 曎に、本発明によれば、装眮の倧きさや、ガス
の線速床、電気炉の枩床を制埡するこずにより、
アスペクト比を倉えるこずが容易である。実隓に
よるず1100℃以䞋では䞻ずしお長さ成長が起り、
1100℃を超えるず䞻ずしお埄の成長が目立぀おく
る。たた、長さの成長範囲においおは生成する炭
玠繊維の長さが混合ガスの炉内の滞留時間にほが
比䟋するため、1100℃以䞋の加熱炉ず1100℃を超
える加熱炉ずを盎列に接続するこずによ぀お、前
者で長さ成長を完了し、埌者で倪さ成長を行い、
結果ずしお垌望するアスペクト比の炭玠繊維を連
続的に生成するこずが可胜である。特に埓来の炭
玠繊維からは埗るこずができなか぀た長さ0.2Ό〜
2000Ό、埄0.03Ό〜10Όの範囲のアスペクト比䞀定
の短い炭玠繊維を高い収率で連続的に補造するこ
ずが可胜である。たた、短繊維をランダムに充填
する耇合材料ずいう甚途を怜蚎した堎合、高匷
床、高匟性でアスペクト比100〜200が奜たしいず
いうこずが蚀われおおり、本発明がアスペクト比
を自由にコントロヌル可胜であり、特にアスペク
ト比100〜200は極めお容易に䜜成でき、気盞成長
炭玠繊維特有の高匷床、高匟性ずいう機械的特性
を有するずいう点で、耇合材料には理想的玠材ず
蚀える。 〔発明の実斜䟋〕 次に、この発明に係る気盞成長炭玠繊維の補造
方法の奜適な実斜䟋に぀き添付図面を参照しなが
ら以䞋詳现に説明する。 たず、本発明における気盞成長炭玠繊維を補造
するために䜿甚した装眮に぀き、その抂略を瀺せ
ば、第図および第図に瀺す通りである。 第図においお、参照笊号は
ガスボンベを瀺し、それぞれボンベには高玔
床氎玠ガス、ボンベには窒玠ガス、ボンベ
には硫化氎玠ガスが充填される。ボンベ
は、それぞれ流量蚈およびバルブ
を介しおステンレスパむプに接続
されおいる。このパむプは、バルブを介
しおベンれンを充填した原料ガス発生噚に連
通しおいる。たた、この原料ガス発生噚から
ステンレスパむプが導出され、このパむプ
はゞ゚チルシランを充填したガス発生噚に
連通しおいる。さらにこのガス発生噚からス
テンレスパむプが導出され、このパむプ
はバルブを介しお反応管に連通しおい
る。しかるに、この反応管に連通する前蚘パ
むプの䞀郚に前蚘ボンベが流量蚈お
よびバルブを介しお接続されおいる。なお、
前述したパむプからバルブより䞡ガス発
生噚およびバルブを介しお反応管
に接続されるパむプに至る系に察し、ス
テンレスバむパスパむプをそれぞれバルブ
を介しお接続する。 反応管は、䟋えば内埄22mm、長さ1200mmの
アルミナ管で構成し、その長さ玄600mmに亘぀お
これを電気炉内に蚭眮する。この電気炉
の枩床は、熱電察ず回転PID枩床制埡噚
ずからなる制埡系で制埡し、この枩床は枩床蚘
録蚈で蚘録するよう構成する。そしお、前蚘
反応管の終端郚にはステンレス繊維フむルタ
を介しお排気パむプを連通する。 このように構成した装眮は、運転に際し、最初
ボンベから䟛絊される窒玠ガスをバむパスパ
むプを介しお反応管に䟛絊し、反応管
内郚を窒玠ガスで眮換しお爆発の危険を防止す
る。次いで、ボンベより氎玠ガスを䞡ガス発
生噚に順次䟛絊しお氎玠−ベンれン−
ゞ゚チルシランの混合ガスずなし、これをさらに
硫化氎玠ず混合しお反応管に導入し、電気炉
の䜜甚䞋に反応管内に予め収玍した觊媒
に察し炭玠繊維の気盞成長が行われ、埗られた炭
玠繊維はステンレス繊維フむルタに捕集され
る。 第図は、第図に瀺す装眮にさらに付加し埗
る装眮を瀺すものである。すなわち、第図にお
いお、参照笊号は第の反応管を瀺し、この
第の反応管は内埄85mm、長さ玄1700mmのア
ルミナ管で構成し、第図に瀺す第の反応管
に盎結したものである。この堎合、第の反応
管の入口郚に察し、アセチレンガスをさらに
混合し埗るように構成する。このため、アセチレ
ンガスを充填したガスボンベを蚭け、このボ
ンベを流量蚈およびバルブを介しお前蚘
反応管の入口郚に蚭けた栓郚材に接続す
る。たた、第の反応管は、第の反応管
ず同様に、電気炉、熱電察、回路
PID枩床制埡噚、枩床蚘録蚈、ステンレ
ス繊維フむルタおよび排気パむプを蚭け
る。なお、この堎合、第の反応管に察しお
は、ステンレス繊維フむルタおよび排気パむ
プが省略されるこずは勿論である。 実斜䟋  第図に瀺す装眮においお、ボンベに高玔
床氎玠ガス、ボンベに硫化氎玠ガス、原料ガ
ス発生噚にベンれン、有機ケむ玠化合物のガ
ス発生噚にゞ゚チルシランを入れお、先づ原
料ガス発生噚ず有機ケむ玠化合物のガス発生
噚を加熱しおベンれンずゞ゚チルシランのガ
スを発生させ、バルブを調節しお流量
蚈により所定量の氎玠、硫化氎玠を流
す。氎玠ガスはステンレスパむプよりバルブ
を経お原料ガス発生噚に入り、ベンれン
ガスず混合されおステンレスパむプを経お有
機ケむ玠化合物のガス発生噚に入り、ここに
お氎玠−ベンれン−ゞ゚チルシランの混合ガスを
発生し、ステンレスパむプよりバルブを
経お硫化氎玠ず混合されお反応管に入る。ベ
ンれンやゞ゚チルシランがパむプ内に凝瞮しない
ようにステンレスパむプは80℃に加熱した。
混合ガスの組成はH2H2SC6H6
C2O52SiH290.43.12.54.0総流量は25
℃換算で111ml分〜222ml分の範囲で倉化させ
た。電気炉は1065℃の枩床に蚭定した。反応
管の内郚の枩床分垃を調べたずころ、均熱垯
はパむプの䞭倮付近300mmであ぀た。この反応管
で混合ガスが熱分解反応し、觊媒ず気盞成長
炭玠繊維が連続的に生成される。すなわち、混合
ガスは連続的に䟛絊され、反応管内で連続的
に熱分解し、觊媒ず気盞成長炭玠繊維が連続的に
生成する。さらにこの連続的に生成した炭玠繊維
を連続的に加熱域から流出させ、連続的に捕集す
るこずができる。生成した気盞成長炭玠繊維は、
ステンレス繊維フむルタで捕集し、重量増加
分より収率を蚈算した。たた炭玠繊維の埄、長さ
に぀いおは走査型電子顕埮鏡で芳察した。結果を
第衚に瀺す。ここで滞留時間は反応量の300mm
の均熱垯を通過する時間ずしお求め、総流量は25
℃換算の液量。
【衚】 第衚より長さはほが滞留時間に比䟋する。 実斜䟋  第図に瀺す装眮により、実斜䟋で生成した
炭玠繊維を、1160℃に加熱した第の反応管
で曎に埄のコントロヌルを行぀た。反応管の
1160℃における均熱垯は300mmであ぀た。第の
反応では炭玠䟛絊量が少なか぀たため、曎に第
図のボンベよりアセチレンガスを暙準状態で
20ml分送぀た。その結果を第衚に瀺す。
【衚】 第衚より第の炉では埄のみが成長したこず
が分る。 実斜䟋  混合ガスずしお氎玠ガスナフタレンヘキサ
メチルゞシルチアン93.51.74.8、総流量107
ml分25℃換算、電気炉枩床1065℃の条件で
実斜した。収率23、0.10×13Ό埄×長さの気
盞成長炭玠繊維が埗られた。 実斜䟋  混合ガスずしお氎玠ガストリ゚チルプニル
シラン硫化氎玠ガス91.05.04.0、総流量
110ml分25℃換算、電気炉枩床1080℃の条件
で実斜した。収率42、0.10×16Όの気盞成長炭
玠繊維が埗られた。 実斜䟋  混合ガスずしお氎玠ガストリメチルシリコン
む゜チオシアナヌト95.05.0、総流量105ml
分25℃換算、電気炉枩床1070℃の条件で実斜
した。収率18、0.11×10Όの炭玠繊維が埗られ
た。
【図面の簡単な説明】
第図は気盞成長炭玠繊維の補造に䜿甚した実
隓装眮の系統図、第図は第図の装眮に接続す
る第の気盞成長炭玠繊維の補造に䜿甚した実隓
装眮の系統図である。   ガスボンベ、
  流量蚈、
  バル
ブ、  ステンレスパむ
プ、  ガス発生噚、  反応管
第、  電気炉、  
熱電察、  回路PID枩床制埡噚、
  枩床蚘録蚈、  ステ
ンレス繊維フむルタ、  排気パむ
プ、  反応管第。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  硫黄および炭玠含有ケむ玠化合物のガスずキ
    ダリダガスずの混合ガスを枩床コントロヌルした
    反応垯域に連続的に導入し、所定枩床に加熱する
    こずにより、浮遊状態で炭玠繊維を生成させ、こ
    れを連続的に加熱域から流出させるこずを特城ず
    する気盞成長炭玠繊維の補造法。  硫黄含有ケむ玠化合物のガスずキダリダガス
    ず炭玠化合物ずの混合ガスを枩床コントロヌルし
    た反応垯域に連続的に導入し、所定枩床に加熱す
    るこずにより、浮遊状態で炭玠繊維を生成させ、
    これを連続的に加熱域から流出させるこずを特城
    ずする気盞成長炭玠繊維の補造法。  炭玠含有ケむ玠化合物のガスずキダリダガス
    ず硫化氎玠ガスずの混合ガスを枩床コントロヌル
    した反応垯域に連続的に導入し、所定枩床に加熱
    するこずにより、浮遊状態で炭玠繊維を生成さ
    せ、これを連続的に加熱域から流出させるこずを
    特城ずする気盞成長炭玠繊維の補造法。  ケむ玠化合物のガスずキダリダガスず硫化氎
    玠ガスず炭玠化合物のガスずの混合ガスを枩床コ
    ントロヌルした反応垯域に連続的に導入し、所定
    枩床に加熱するこずにより、浮遊状態で炭玠繊維
    を生成させ、これを連続的に加熱域から流出させ
    るこずを特城ずする気盞成長炭玠繊維の補造法。
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