JPS6054863A - 磁気プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （利用分野） 本発明は、磁気プリンタに関１るものであり、特に、磁
気潜像担持体上に残留した現像剤がりーマルヘッドにイ
」着り−るのを、効果的に防ＩＶりることのできる手段
を備えた磁気プリンタに関するものである。

磁気プリンタは、磁気潜像担持体に磁気潜像を形成し、
磁性を有する現像剤により前記磁気潜像を顕像化し、さ
らに顕像化された像を粘通紙等に転写し、ハードコピー
を得るものであり、最近、プリンタとして注目されてい
る−６のである。

（従来技術） 第１図は、従来より知られている一般的な磁気プリンタ
の概略構成図である。

磁気潜像担持（Ａ１は、一方向磁化および消磁兼用磁石
７により、一方向に一様磁化される。前記磁気潜像担持
体１は、例えば、〃さ７５層μｍの！イラーベースに、
磁性層としてＣｒ０ｚ粉末を塗布したテープである。

前記磁気潜像担持体１は、これと（；に１動接触づるザ
ーマルヘッド１０により、画像１１１号に応じて画素単
位で加熱される。また同時に、加熱部分には、バイアス
磁界発生用磁？Ｅｉ１１により、前記一方向磁化とは逆
向ぎのバイアス磁界が印加される。

これにより、磁気潜像担持体１上には、熱残ｄ１磁化現
象によって、画像信号に対応づる磁気潜像が形成される
。この様にして形成された磁気潜像は、現像器２ににす
、磁性を右りる現像剤（例えば−成分非存電性磁性］〜
ナー：比抵抗ＩＱＩＯＱＣ…）′ｒ：顕像化される。

顕像化された現像剤は、ブリ１〜ランスフア　コロ１−
【コン３により、例えば、負電伺をりえられる。

前記磁気潜像担持体１上の顕像が転写［ｊ−ル４の下ま
で来ると、ペーパー１〜レイ５から供給される普通紙６
が合流し、前記磁気潜像１１１ドＩ体１と１１ｙｒ通紙
６は笠速麿で進行りる。

転写ロール４には、現像剤の電荷を吸引づるようなミル
がバイアスとして印加されるので、前記転写ロール４に
よって、磁気潜−７１−１持休１上の現像剤または顕像
は普通紙６に転写される。現像剤を転写された普通紙６
は、その後、定着装置（図示せず）を通り、ハードコピ
ーとなる。

一方、転写を終了した磁気潜像担持体１Ｇよ、一方向磁
化および消磁兼用磁石７により消１社され、−保磁化さ
れる。転写後に磁気潜像［１（特休１上に残留している
現像剤は、プリクリーン　］０口１【−１ン８により除
電され、その後、）Ｖ４当なりリーニング装置９により
取り除かれる。

以上のプロレスを繰り返す事により、様々なノへ−ドコ
ピーを得ることができる。

木兄明壱らは、第１図の構成を右りる磁気プリンタにｄ
５いて、クリーニング手段９として、例えば、各秤クリ
ーニング装置の中で、そのクリ−ノービリティ（残留現
像剤除去１１１８力）・ノｊ命・イ１−；頼１１１の点
でもつとも優れてＪ３す、使用実粕ムあるハキコーム・
ファーブラシを１６威し、イノリーニング装置としての
評価を実施した。

（１）　磁気潜像担持体１の磁性層として、厚さ５μｍ
のＯｒ　０２層を用いると、その保磁力Ｈｃは約５００
エルス、テッド、キコーリ一点王Ｃは１２６°Ｃて゛あ
り、 （２）　一方向磁化および消磁兼用磁石７として、磁気
潜像担持体１の磁性層（ＣｒＯｚ　＞部に、約７００エ
ルステツドの磁界′を発生させることかできるものを用
い、 （３）　４ノーマルヘツド１０としては、発熱素子自体
の温度が３５０’Ｃとなり、磁気潜像担持体１の磁性層
の温度を２００’Ｃ＜キコーリ一点１０以上）近くまで
」二げるごとの゛（さるものを用い、また （４）　バイアス磁！／１１発牛田磁石１１としくＴ；
ｌ、磁気潜像担持体１の磁性層において、５０−１−ル
ステツド程度の磁界を発生しつる磁石を用いた。

前）小の構成の磁気プリンタに（１りいＣ１ハギ］−像
剤は、目視潤度測定によれば、０．００２程疫であり、
これ以下にすることは極めて固ｔ１（であ・）１、ｌ：
。

ところで、第１図に関する説萌からも明らかなように、
磁気プリンタにおいては、画像に対応する潜像の形成手
段であるサーマルヘッド１″Ｏが、磁気潜像担持体１に
押圧され、摺動接触している為、磁気潜像担持体１上に
残留現他剤が付着していると、これがサーマルヘッド１
０の発熱素子部位に付着して溜るＪ：うになる。

そして、溜まった現像剤の影響で、１ノーマルヘツドの
発熱素子の熱が磁気潜像担持体１に寸分伝わらなくなる
。このために、磁気潜像担持体１の熱残留磁化現象が設
削どおりに発生しなくなり、磁気潜像形成に支障を来た
すようになる。その結果、ついにはコピー画質が劣化し
たり、コピーができなくなってしまう欠点がある。

なＪ３、第１図の構成の磁気プリンタで、潜像形成→現
像→転写→消磁−）クリーニングのコビープ１」セスを
繰り返した結果、約１００ザイクル程度で、サーマルヘ
ッド１．０の発熱素子が現像剤ににって汚れ、磁気潜像
形成に支障が生じることが確認された。

（１」的） 本発明は、前述の欠点を除去づるためになされたもので
あり、その目的は、転写後の磁気潜像担持体上の残留現
像剤がサーマルヘッドにイ」着ηるのを、（Ｊぼ１００
％防止することのできる磁気プリンタを」；？供するこ
とにある。

（Ｍ要） 前記の目的を達成するために、イ＼光明は、磁気潜像担
持体と、これに摺動接触ず枦Ｊ−マルヘッドとの間に高
熱伝導性フィルムを介在さ口、磁気潜像担持体上の残留
現像剤を、前記高熱伝導性フィルムに付着させて取り除
くＪ、うに構成した点に特徴がある。

〈実施例） 以下に、図面を参照して、本発明を訂細にＪ１明する。

第２図は本発明の一実施例の４Ｍ成を示ｔ　ＩＩＩ（略
側面図、第３図はその要部を示す拡大側面図である。

なお、これらの図において、第１図ど同一の？″Ｉ、　
、＞３は、同一または同等部分をあられしている。

この実施例では、磁気潜像担持体１ど、これに摺動接触
するり一マルヘッド１ｏとの間に、高熱伝導性フィルム
１９を介在させている。前記高熱伝導性フィルム１９は
供給ロール゛１７がら繰り出され、巻き取りロール１６
に巻取られる、。

通常の記録動作時においては、す゛−マルヘッド１０の
熱は、高熱伝導性フィルム１９を通して磁　′気潜像担
特体１に伝播する。それ故に、第１図に関して前述した
従来技術のプ【」レスど同様にして、イ磁気潜像担持体
１」ニに磁気潜像が形成され、現像、）定着のプロセス
を経て、普通紙６土にハードコピ　七−を得ることがで
きる。

第３図に明示したように、転写およびクリーニング手段
９によるクリーニングの後に、磁気潜像担持体１土に残
留している現像剤１２は、サーマルヘッド１ｏの直下の
記録部位において、高熱伝導ｆ！１フィルム゛１９と接
ｍ！シ、これにイ■することによって除去される。

明らかなように、サーマルヘッド１ｏが磁気潜像担持体
１の表面（磁気潜像形成面または現像剤４１着面）と直
接接触−リ−ること番、１．ないのｃ１サーンルヘッド
１０に残留現像剤１２が付着−りることは完全に防止さ
れる。

なお、この場合、高熱伝１’ｌ　（／Ｉノイルム１９は
、第３図中に矢印１５で示したん向に、巻き取り１１−
ル１６ににって巻き取られている為、前記＾熱云々性フ
ィルム１９の新しい面が１．：：；に、」ノーマレヘッ
ド１ｏと磁気潜像１−１’＋持休１どの間に介在り５こ
とになる。

したがって、高熱伝導性フィルム１９の１ナーマルヘツ
ド１０に対する接触面を、常に初期の清浄状態に保つこ
とができ、サーマルヘッド１０の発熱素子部に残留現像
剤１２が付着して溜Ｊ５ることを完全に防止することが
できる。

また、高熱伝導性フィルム１９の巻取り速度は任意に設
定することが可能であり、イの答取り方向も図示とは反
対にすることがでさることは当然である。

つぎに、前記高熱伝導性フィルム１９は、１ノーマルヘ
ツド１０および磁気潜像担持体１上の磁性層と摺擦され
る為、耐摺擦性の強いちのでなければならない。このよ
うなフィルムとしては、例えばポリイミドのような高分
子フィルムが適しでいる。

さらに、本発明に用いられる高熱伝導性フィルム１９は
、サーマルヘッド１０の発熱素子で生じた熱エネルギを
磁気潜惟担特体１に有効に伝える必要」二、フィルムの
厚み方向に高熱伝導性を右し、サーマルヘッド１０の熱
が、財時に該＾熱伝導性フィルム１９内を伝播して磁気
潜像担持体１に伝わるようなものでなければならない。

このためには、高熱伝導性を右づる非磁性材Ａ′４（例
えばアルミニウム等）の微粒子を前記高分子フィルムに
分散さυたものが望ましい。

さらにまた、本発明に用いられる高熱伝導性フィルム１
９は、フィルムの厚み方向には畠熱伝台性を右づるが、
フィルムの平面方向に【ま熱伝１ｔ’１が悪く、したが
ってサーマルヘッド１０の発熱ドツトと同サイズの領域
のみで、前記磁気ｍＦＩＡ担持休１特体が伝わり、平面
方向での熱の拡がりの少ないフィルムであることが望ま
しい。

このためには、例えば高熱伝導性を右づる非磁性材料（
例えばアルミニウム笠）の帽状微粒子を、その剣状方向
がフィルム面にはげ垂直となるように、前記高分子フィ
ルムに分散させたものを高熱伝導性フィルム１９として
用いるのが望ましい。

なお、本実施例にａ３いて、高熱伝導性フィルム１９に
付着した残留現像剤１２は、回収して再使用匁ることも
できる。また、本発明を適用した場合には、クリーニン
グ手段９を１！！Ｔ略化したり、省略したりすることも
できる。

（効果） 以上の説明から明らかな−一うに、本発明によれば、つ
ぎのような効果が達成される。

（１ン　磁気潜像担持体１上のｒ１５留ｙＡ像剤１２が
サーマルヘッド１０に付着することがないので、磁気潜
像担持体１の残留磁化現象が段九１どＪ３りに発生し、
長期間にわたって良好なコピーがｔｒｔられる。

（′２Ｊ　サーマルヘッド１０が汚れることがないので
、保守が簡略化される。

（３）　高熱伝導性フィルム１９にイリ打した残留現像
剤１２を回収、再使用すれば、現像剤の利用効率が改善
される。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の磁気プリンタの概略構成を示１側面図、
第２図は本発明の一実施例の概略構成を示す側面図、第
３図はその要部を拡大して示す側面図である。 １・・・磁気潜像担持体、２・・・現像器、３・・・プ
リ１〜ランスフア　コロトロン、４・・・転写［１−ル
、５・・・ペーパートレイ、６・・・酋通紙、７・・・
一方向磁化および消磁兼用磁石、８・・・プリクリーン
　′：１０１〜ロン、９・・・クリーニング手段、１０
・・・サーマルヘッド、１１・・・バイアス磁界発生用
磁石、１２・・・残留現像剤、１９・・・高熱伝導性フ
ィルム代理人弁理士　平木ｊす人　外１名 牙１図 ９ オ　２　図−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）予定の経路にそって一方向に走行Ｊる磁気潜像担
   持体と、前記予定経路にそって配買され、前記磁気潜像
   担持体を予定方向に一様磁化覆る磁石装置と、前記磁気
   潜像担持体を画像信号に応じて画素毎に加熱し、熱残留
   磁化現象にＪ：って、前記磁気潜像担持体上に磁気潜像
   を形成するサーマルヘッド装置と、前記磁気潜像に現像
   剤を作用させて磁気潜像を顕像化する現像器と、顕像化
   された現像剤の像を普通紙に転写する手段とを具備した
   磁気プリンタであって、前記サーマルヘッドと磁気潜像
   担持体どの間に介在された高熱伝導性フィルムを有する
   ことを特徴とする磁気プリンタ。 （２１前記高熱伝導性フィルムは一方から繰り出され、
   他方へ巻取られることを特徴とする特許（３）　前記高
   熱伝導性フィルムは、高熱伝導性を右する非磁性林料の
   微粒子を高分子フィルムに分散さ往たものであることを
   特徴とする前記特許請求の範囲第１項または第２項記載
   の磁気プリンタ。 （４）前記高熱伝導性フィルムは、高熱伝力性を有する
   非磁性材わ［の針状微粒子を、高分子フィルムに、その
   剣状．方向がフィルム面にほば垂直となるように、分散
   さＶたものであることを特徴と覆る前記特許請求の範囲
   第１項または第２項記載の磁気プリンタ。