JPS605365B2 - プラグミルによるパイプ圧延方法及びその装置 - Google Patents

プラグミルによるパイプ圧延方法及びその装置

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JPS605365B2
JPS605365B2 JP10447576A JP10447576A JPS605365B2 JP S605365 B2 JPS605365 B2 JP S605365B2 JP 10447576 A JP10447576 A JP 10447576A JP 10447576 A JP10447576 A JP 10447576A JP S605365 B2 JPS605365 B2 JP S605365B2
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roll
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賢一 井出
幸雄 山下
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はプラグミルによるパイプ圧延方法及びその装
置に関する。
プラグミルはカリバーの付いた上下圧延ロール1,2と
、戻しロール3,4及びこのロール間ガイド機構5がミ
ル本体6に備られており、且つこのミル本体の圧延ロー
ル1,2間にはマンドレルバー7によってマンドレルア
ンカー8に支持された着脱可能なプラグ(芯金)9が設
けられると共に、前記ミル本体6の前後にはプッシャー
装置10を有するィンレツトテーブル11と、パイプガ
イド機構12を有するアウトレットテーブル13が配置
され、ィンレットテーブル11に送給された秦管(ホロ
ーシェル)Aをプツシヤー装置10によってミル本体6
に押込み、圧延ロール1,2とプラグ9により圧延する
ように構成されている(第1図参照)。
なお、このプラグミルにおけるパイプ圧延はミル本体6
でロール圧延されてアウトレツトテーフル13側に出さ
れた一次圧延加工のパイプaを戻しロール3,4でィン
レットテーブル11側に戻し(この時圧延ロールー,2
は開放される)、この向きをロールカリバーに対し90
度転回させて、再びミル本体6を通しアウトレットテー
ブル13側に出し、それからまた戻しロール3,4によ
りィンデットテーブル11側に戻すという通常2回圧延
によって行なわれ、その2回のパイプ戻し時にプッシャ
ー装置10のシリンダーロッド端ヘッド10aにより戻
りパイプを受け止めるようにしている。
然るに、上記従来のプラグミルは圧延すべきパイプ径が
大小いずれの場合にあっても、即ち造管サイズが変更さ
れた場合でも、パイプの圧延バスラィンPを常に一定と
して圧延する構造になっているため、圧延パイプ径が異
なる場合(造管サイズを変更する場合)にはそれに合せ
て交換された圧延ロールー,2及び戻しロール3,4を
前記パイプ径に合せて上下動すると共に、ィンレットテ
ーブル11とアウトレットテーブル13も上下動させな
ければならず、特にこの両テーブルは長さ数10肌とい
う大形のものであるから、それを管径に合せたパィズガ
ィド位置に上下させるというは装置が大掛りとなり、レ
ベリング調整も非常に大変である。
しかも上記従来のプラグミルにおけるロール間ガイド機
構5とアウトレットテーブルガィド機構12は所謂メガ
ネガイドと称するもので構成されているため、造管サイ
ズを変更する場合にはその管径に合せてその都度取替え
なければならないという問題もあった。この発明は上記
のような事情に鑑みなされたもので、そお目的とする処
は管径の大小に応じ圧延バスラインを上下させ、パイプ
下面を常に一定として圧延するパイプ圧延方法と、その
プラグミル装置を提供し、上記従来の欠点を解消しよう
とするものである。
以下、この発明の一実施例を図面に従い説明すると、こ
のプラグミル装置はミル本体6に圧延ロール1,2と戻
しロール3,4のギャップ調整機構15〜18を設ける
と共に、通常圧延時において上圧延ロールーを上下させ
る昇降機構19と、下戻しロール4を上下させる昇降機
構20を設け、且つプラグ9を着脱可能に支持するマン
ドレルバー7をマンドレルアンカー8に対して上下動及
び後方引抜き可能に取付け、ィンデットテーブル11の
パイプガイド面11aと、ロール間ガイド機構5及びア
ウトレットテーブルガィド機構12の下側固定ガイド本
21,22のパイプガイド面21a,22aを夫々面一
とし、管径が異なる大小任意の管径パイプを下面一定に
ガイドし得るV形構成となすと共に、上記ロール間ガイ
ド機構5及びアウトレットテーブルガィド機構12の上
側ガイド体23,24を圧延パイプ径に合せて上下動し
得る構成となして、造管管径の大小に応じ圧延バスラィ
ンPを上下させ、パイプ面を一定としてパイプ圧延する
ことができるようにしたものである。
更に、上記各部の構成を詳しく述べると、先ずミル本体
6のロールギャップ調整機構15〜18は各ロールチョ
ックla,2a,3a,4aの上下に第2図の如く配置
したウオームジヤツキで構成され、図示しないゥオーム
を電動機で回転し、それとスプラィン係合するウオーム
ホィールを介してスクリュー15a〜18aをねじ送り
作用で上下させることにより、圧延ロールー,2と戻し
ロール3,4を所定の圧延位置とガイド位置にセットし
得るようになっている。
ただし、このギャップ調整は造管管径が異なった場合で
も、そのパイプ下面を常に一定として圧延することがで
きるように行なわれるもので、下圧延ロール2をインレ
ツトテープルガイド面11a、ロール間ガイド機構5及
びアウトレットテーブルガィド機構12の各下側固定ガ
イド体ガイド面21a,22aと面一になるように調整
し、これを基準に上圧延ロールーを上下させて管径に合
ったロール間隔調整を行なうのであり、また戻しロール
3,4も適当な開閉量をとってこれと同様にギャップ調
整されるのである。
上記上圧延ロール1を下戻しロール4の昇降機構19,
2川ま通常圧延時においてギャップ調整機構15,18
に関係なく上圧延ロールーと下戻しロール4を上下させ
るものであり、戻しロール4の昇降機構20はギャップ
調整機構18のスクリュー18a端とロールチョツク4
aとの間に介在させた流体圧シリンダーであり、また上
圧延ロールーの昇降機構19はウェッジボックス25に
内装したウェッジ31と、ロールチョツクlaを常時上
方に引上げておく流体圧シリンダー27を備えたトップ
ロールバランス体28とから構成される。
ウエツジボツクス25はロールチユツクlaとギャップ
調整機構15との間に介装され、ギャップ調整機構15
のスクリュー15a端に第4図の如く取付けた上フレー
ム29と、この上フレームに対し上下動可能に取付けた
下フレーム30とから構成され、この両フレームのウェ
ッジ案内突起29a,30a間に、厚さの薄い部分31
aと厚い部分31bを有した誘導傾斜面31c付きのウ
ェッジ31を介入し、このウェッジをボックス内蔵の油
圧シリンダー32で前後にスライドさせることにより、
ウェッジ肉厚部31bとウェツジ肉薄部31aの差異日
を移動ストロ−クとして圧延ロール1を上下に移動させ
る。
即ち上記ゥェツジ31が肉厚部31bでウェツジ案内突
起29a間に豚入している場合には、ロールチョックl
aに支承せる上圧延ロール1は第5図の如き圧延位置に
下降して、下圧延ロール2との間隔を一定に保ち、その
上下圧延ロール1,2とプラグ9によりパイプ圧延を行
なう。
この通常パイプ圧延時にはギャップ調整機構17でロー
ルギャップ調整された定置の戻しロール3と、ギャップ
調整機構18でロールギャップ調整されシリンダー20
で上下に移動される可動の戻しロール4は第5図のよう
に圧延パイプaから例えば上下に25側ずつ離れるよう
に開放していて、圧延パイプaがロール間ガイド機構5
に案内されてスムーズにアウトレツトテーブル13側に
送出されるようになる。そして、この圧延パイプaの圧
延完了時点でマンドレルバー7を先端にあるプラグ9が
圧延パイプの前方に抜き外されると、圧延パイプaを定
置の戻しロール3と可動の戻しロール4で挟むように下
側の戻しロール4が第6図の如く押上げられると共に、
この押上げ戻しパイプaに対し圧延ロールー,2が上下
に離れるように上圧延ロールーが上昇し、前記戻しロー
ル3,4の回転で圧延パイプaが第6図矢印の方向に戻
されるようになる。このパイプ戻し時における前記上圧
延ロール1の上昇はウェツジ31の作動によって行なわ
れるもので、第4図に示すシリンダー32でゥェッジ3
1を同図右方向に移動させ、該ウェツジの肉薄部分31
aをウェッジ案内突起29a,30aの所に位置させる
と、トップロールバランス体28で常時上方向に引張ら
れているロールチョックlaにより可動下フレーム30
が上方に移動し、ゥェッジ肉薄部分31aと肉厚部分3
1bの差異日分だけ上圧延ロール1が上昇するので、第
6図に示すパイプaと上下ロール1,2との間隔をあげ
ることが可能となる。ミル本体6における圧延ロール1
,2と戻しロール3,4のギャップ調整及び通常圧延時
における上圧延ロール1と下戻しロール4の上下動の構
造並びに作用は以上説明した通りであるが、ここで上記
ミル本体6に設けられているロール間ガイド機構5につ
いて第7図、第8図で説明する。
このガイド機構はミル本体6の圧延ロール1,2と戻し
ロール3,4間に第2図の如く配置され、大小任意の管
径パイプa,,a2を第8図の如く案内し得るV形状の
ガイド面21aを有する固定の下側ガイド体21と、こ
の下側ガイド体のガイド面に対して逆V形状ガイド面2
3aを有した可動の上側ガイド体23で構成され、この
上側ガイド体23を適当な作動装置34により両側案内
枠35に沿わせて上下させることによって、管径の大小
に合ったパイプガイドを確保するようになっている。な
お、このロール間ガイド機構5の下側ガイド体21はイ
ンレツトテーブルガイド面11a、アウトレツトテーブ
ルガィド機構12の下側ガイド体ガイド面22aと面一
になるように装着されていること上述した通りである。
上記ィンレットテーブル1 1のガイド面1 1aとア
ウトレットテーブルガィド機構12の下側ガイド体22
のガイド面22aは上記ロール間ガイド機構5の下側ガ
イドガイド面21aと同構成となっており、その形状は
第30図、第11図に示されている。
上記アウトレットテーブルガィド機構12は第9図〜第
11図に示されており、大小任意の管径パイプa,,a
2を案内し得るV形状のガイド面22aを有した固定の
下側ガイド体22と、管径に合せて開閉により上下動し
得る一対の上側ガイド体24,24とで構成され、この
上側の開閉ガイド体24,24は下側ガイド体22を挟
む両側位置に第11図の如くピン36,37で枢着され
、開閉作動機構38,39でこの両ガイド体24,24
を適当に開閉させ円弧状のガイド面40a,40bの噛
合量を第11図、第12図の如く変化させることにより
、大小任意の管径パイプa,,a2を適当な移動隙間を
もってガイドし得るようになっている。
なお、第11図で示す符号41,42は両方の上側開閉
ガイド体24,24を開放方向に引張っておく補助スプ
リング41a,42aのついたロッドを示し、また43
は上記開閉作動機構38,39をウオームジャッキで構
成した場合の連動系を示している。
次に、上記マンドレバ−7のマンドレルアンカー8に対
する取付構造について、第13〜18図の図面に従い説
明する。
このマンドレルバ−取付装置はアウトレットテーブル1
3の後側に配置されるマンドレルアンカー8に、マンド
レバ−7が上下方向に移動調整できるように挿通される
楕円形のバー挿通横孔45と、スラスト受板46が上下
動可能に隊合されるテーパ面47のあるガイド孔48を
形成する。このガイド孔に上下動可能に駿挿されたスラ
スト受板46はマンドレルバー7のアップエンド部7b
が挿通される下端が開□した逆U字形の切込み49を有
し、その前側面46aは垂直面として形成されると共に
、後側面46bはガイド孔48のテーパ面47と相補的
なテーパ面として形成される。このスラスト受板46は
マンドレルアンカー8の両側に第13,14図の如く斜
行配置した2本のシリンダー50,51により取付バー
50aを介し常時は押下げられ、位置調整可能な受止め
板52に下端部が支持されている。なお上記スラスト受
板46を穣形にしてガイド孔テーパ面47に沿って上下
動させるようにしたのは、該スラスト受板46に支持さ
れるプラグ付きのマンドレルバー7を前後に移動調整す
るためであり、上記シリンダー50,51によりスラス
ト受板46を適当に上下させ、且つこの移動量に合せて
受止め板52をウオームジャツキ53で可動させること
によりマンドレルバー7の前後の移動調整が行なわれる
。上記マンドレルバー7は後端ヘッド7aと、そのヘッ
ド端中心から突出するアップエンド部7bを有し、前記
後端ヘッド部7aがスラスト受板46の垂直前側面46
aに支持され且つアップエンド部7bがスラスト受板4
6の切込み49を介してマンドレルアンカ−8の後方に
突出するように挿入れる(第14図、第15図明示)5
4は上記マンドレルバー7をスラスト受板46との間に
挟持するクランプ機構であり、これはマンドレルバ−7
が挿通される孔55を有してヘッド部7aの前端面に当
るようになる押筒56と、この押筒の両側張出アーム5
7,58とマンドレルアンカー8との間にピン支されて
押筒56を後方に牽引するクランプシリンダー59,6
0とから構成される。なおこのクランプ機構54の押筒
56は第17図に如くガイド体61,62に摺動案内さ
れ、且つこの押筒内孔55は第17図、第18図の如き
縦に長い楕円孔で形成されて、大4・任意のマンドルバ
−7がプラグミルの圧延バスラィンに合せて上下適当位
置にセットされた場合でも該マンドレルバー7のヘッド
部7aを定位層移動の押筒26で確実にクランプできる
ようにされている。第15図想像線で示すマンドレルバ
ー7′は圧延バスラィンを下げて小径パイプを圧延する
場合のマンドレルバーを示している。63は上記マンド
レルバー7を適当な圧延バスラィンに支持させる上下動
調整可能なマンドレルバー支持体であり、これは昇降用
シリンダー64,65で上下動され、ウオームギャージ
ャッキ66,67で所定上昇位置に停止される昇降ビー
ム68の上に取付けられている(第15図、第18図図
明示)。
上言己マンドレルバー支持体63はその上端部に略12
0度の開き角を有するV形状の支持面63aが形成され
ていて、マンドレルバー7のヘッド部7aを第15図の
如く下側から支持するようになっている。なお上記マン
ドレルバー7はアウトレツトテーブル13の前端位置で
第1図に示すガイドロール14により先端側が支持され
るようになっているが、対象となるプラグミルが圧延バ
スラィンを管径の大小に応じて上下させ下面を一定とし
て圧延する形状のものである場合においては、前記ガイ
ドロール14は第19図、第20図のように、回敷アー
ム69の先端に軸着し、この回動アーム69をその枢軸
70端に取付けたレバー71に連結せる流体シリンダー
72で回動させて、圧延パィプaが到来した場合のロー
ル逃げを行なわせると共に、前記流体圧シリンダー72
をウオームギヤージャッキ73に取付けて、該シリンダ
ーの作動位置を適当に変えられるようにすることによっ
て、ガイドロール14の上限回動位置(マソドレルバー
7がガイドする位置)を圧延バスラィンの上下に合せて
可変させるように構成している。
マンドレルアンカー8に対するマンドレルバー7の取付
装置及び該マンドレルバー7の先端側支持機構は以上説
明した通りであるが、ここでマンドレルバー7が取外す
場合について述べると、この取外いま、先ずクランプ機
構54を緩め、流体圧シリンダー50,51を作動せし
めてスラスト受板46をこれに固定した取付バー50a
を介して上方に引き上げ、その切込み49をマンドレル
バ−のアップエンド部7bから外す。そしてこのアップ
エンド部7bの先端に設けられているフランジ(第14
図で示す7c)の所に、マンドレルバー交換装置75の
台車掛合体90(第26図に示す)を引掛け後方に引き
抜くことにより、マンドレルバー7をマンドレルバアン
カー8から取外すのである。上記マンドレルバー交換装
置75は第21図〜第27図に示されており、その構造
を説明すれば次の通りである。77は上記マンドレルバ
アンカー8の後方に装置されたマンドレルバー引抜台車
78を前後に牽引移動するためのコロ付きのチェーンベ
ルトであり、これは電動機79によって回転駆動される
チェーンホイル80と、従動側のチェーンホイル81間
に掛装された2本のチェーンで構成され、数十のあるこ
のチェーンが下方に摸さないようにチェーン用上部カバ
ーガイド付案内レール82,83にコロ付チェィンのチ
ェインベルト77がガイドされている。
上記マンドレルバー引抜台車78は第22図、第26図
に示す案内レール86.87に両側車輪88,89がガ
イドされて、チェーンベルト77の牽引により前後の方
向に移動されるようになっている。
9川まこの台車上に突設した掛合体であり、これはマン
ドレルバー7のアップエンド部7bが蕨入する切欠91
を有した板状体で構成されており、アップエンド部のフ
ランジ7c′,7c間に挿入されていてマンドレルバー
7を引抜く時にはフランジ7cに新マンドレルバー挿入
する時にはフランジ7c′に係合するようになっている
92は上記台車78を牽引移動させるチェーンベルト7
7に、適当な間隔を存して取付けたバー支持体を示し、
これは上端にV字形の支持面93を有して、チェーン回
転による台車移動で引抜かれて行くマンドレルバ−7を
、下側から上側に順次出ながらアウトレットテーブル1
3のガイド機構ガイド面22aと面一に支持して行く作
用をなす。
94は、上記チェーンベルト77による台車移動ライン
(マンドレルバー引抜ライン)の一側部位層に配談され
たバー掻き上げ回動アームであり、これは後方引抜きさ
れたマンドレルバ−7をスタンド受台95の上に掻き上
げる爪96を有した第27図の如き形状をなすものであ
って、前記ラインに沿って並ぶスタンド97の上に軸受
98で支承せる駆動軸99に対し適当な間隔で取付けら
れてし・て、電動機1001こより回動されるようにな
っている。
なお、このバー掻き上げ回動アーム94はマンドレルバ
ー引抜時においては第27図実線で示す位置に待機して
いて、マンドレルバー7が完全に引抜かれた後、これを
下からすくい上げるように上方に回動して、スタンド受
台95の上に乗せるのである。101は上記バー掻き上
げ回動アーム94と反対側になる台車移動ラインの池側
部位層に装置した新バー送人用の支承体であり、これは
交換すべき新マンドレルバー7″を支承するV形支持面
102を有して、スタンド103上に軸受104で支持
させた回動軸105に適当な間隔で取付けられてし・て
、該回動軸を流体圧シリンダー106により回動させる
ことにより第27図想像線で示す如く煩勤し、新マンド
レルバー7″を掻き上げ回動アーム94を中継してチェ
ーンベルト77のバー支持体92上に送入するようにな
る。
なお、この新バー送入時にはバー掻き上げ回動アーム9
4は新バー支承体101からのバー受入位暦イまで回動
していて、受継いだ新マンドレルバー7″を前記回動ア
ーム94の反転回動によりゆっくりと前記支持体92の
上に下するようになる。ここに下された新マンドレルバ
ーはそのアップエンド部7bのフランジ7c′がバー引
抜台車78の掛合体901こ掛け合せられ、チェーンベ
ルト77の回転による前記台車移動でマンドレルァンカ
ー8側へ送られ、プラグ9端位置がミル本体6の圧延ロ
ール間に達した所でマンドレルアンカー8に止着される
このマンドレルバー7のマンドレルアンカー8‘こ対す
る取付構造は上述した通りである(第13図〜第18図
の説明参照)。次に、プッシャー装置101こついて、
その横、と作用を第28図〜第34図の図面に従い説明
すると、このプッシャー装置は素管Aが送給されるィン
レツトテーブル11の前に、プツシヤー装置台113を
ィンレットテープル11と面一に配置し、このプッシャ
ー装置台113からィンレットテーブル11にわたって
2条のレール114,114を平行に敷設する。
ィンレットテーブル11はミル本体6の圧延バスライン
と合ったラインに素管Aを載せるためのV形ガイド面1
1aをもった支持体115を備え、且つ圧延後のパイプ
を側方に跳ね出す回転キック体116を有する。(第2
8図、第30図明示)この回転キック体116はィンレ
ットテーブル11の長さ方向に間隔を存して配置される
ため、上記2条のレール114,114のうちキック体
116がある側のレールT14は該キック体位置で切離
されており、そのレールの切雛部は第28図において符
号114aで示している。上記インレットテーブル11
の上に載せられた素管Aをプラグミル圧延ロールー,2
間に押込むためのシリンダー117は従来プラグミルの
固定方式によるプツシャーシリンダーよりその長さが相
当短か〈形成され、その基端部が装置台113上をレー
ル走行するキヤリツジ118にピン118aで取付けら
れている。このキヤッリッジ1 18は第34図の如き
閉鎖形断面形状のものであって、その両側にはしール1
14,114の上に載る走行車輪119と脱線防止用の
し−ルクランプ120を備え、且つ下面部には長さ方向
全体に亘つてラック121が取付けられ、このラックに
対するピニオン122の噛合でキャリッジ118全体が
プッシャーシリンダー117とともに前後に移動される
ようになっている。このため上記シリンダー117及び
そのピストロツド端に設けられたヘッド117aにもし
ール114,114にガイドされる走行車機119aと
、レールクランプ120aが設けられている(第31図
、第34図明示)。上記ピニオン122はプッシャー装
置台113の長さ方向中間部位層に軸着され、第28図
に示す電動機123により減速機124、エアークラッ
チ125を介して回転駆動される。
なお上記プッシャーシリンダー117の内端部には第3
2図、第33図に示すように、ショックァブソーバ12
6が取付けられてし、て、パイプ圧延に際する房管の強
い衝撃をピストン117bを介しこのショックアブソー
バ126に伝えることにより緩衝させるようにしている
。而して、上記の如く構成されたこのプッシャー装置1
川こより、インレットテーブルー 11こ送給された素
管Aをプラグミル圧延ロールー,2間に押込む場合は、
先ずプッシャーシリンダー117を最大限縮小させてお
いた状態で、そのピストンロッド端ヘッド117aが素
管押込位置(素管Aの一端に当る位置)にくるように、
キャリッジ118をピニオン122の回転によるラツフ
送りでプッシャーシリンダ−117ととも前進させ、そ
の位置に停止させる。
次いでプッシャーシリンダ−117を伸長作動させ、ィ
ンレツトテーブル11に載せられた素管Aをミル本体6
の圧延ロールー,2間に押込む。このプラグミルによる
圧延は従来と同様に90度ずつ向きを代えた2回の圧延
で行なわれるが、その際上記プッシャーシリンダー11
7は圧延ロール戻りパイプの受止めとして機能する。そ
の場合、上記プッシャーシリンダー117はピストンロ
ッドが最大限退入した縮小状態となり、その先端ヘッド
117aが戻りパイプの受止め位置にくるようにキャリ
ッジ118が適当に移動される。
このため圧延時の戻りパイプの受止めを従釆の如くピス
トンロッドが長く突出したシリンダー伸長状態で行なう
必要はなくなり、戻管の強い衝撃をシリンダー縮小状態
でヘッド117aにより確実に受止めることができる。
以上、この発明プラグミル装置の各部の構造と作用を順
に説明してきたが、この装置の要旨とする構成及びこの
プラグミル装置によるパイプ圧延方法は特許請求の範囲
に記載の通りである。
従って、この発明のパイプ圧延方法及びその装置によれ
ば、ミル本体のロールギャップ調整と、ロール間ガイド
機構及びアウトレツトテーブルガィド機構の調整と、マ
ンドレルバーの上下動調整を行なうことにより、管径の
大小に応じて圧延バスラインを上下させ、パイプ下側ガ
イド体のパイプガイド面を常に一定(面一高さ)として
圧延することが可能となり、これがため圧延バスラィン
を一定してパイプ圧延する従来方法及び装置の如く、数
十のもなる大形のィンットテ−フル、アウトレットテー
ブルを造管サイズの変更の都度、管径に合せて上下させ
る必要がなくなり、またそのレベルリング調整も不要と
なり、更にロール間ガイド機構とカウトレットテーブル
ガイド機構の管径に合せた交換も不必要となる。従って
、装置の簡略化は勿論のこと、造管サイズの変更に際す
る各部の調整も容易且つ迅速に行なえる等のすぐれた効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラグミル装置の概要説明図、第2図〜第8図
はこの発明プラグミル装置におけるミル本体部分の説明
図であって、第2図は該ミル本体の正面図、第3図は同
左側面図、第4図は第2図のB−B線に沿うゥェッジ機
構部分の断面図、第5図、第6図はミル本体部分におけ
るパイプ圧延状態と圧延パイプ戻し時の状態を示す作用
設暁図、第7図はロール間ガイド機構の正面側からみた
断面図、第8図は同要部切欠側面図である。 また第9図〜第12図はこの発明プラグミル装置におけ
るアウトレットテーブルガィド機構部分の説明図であっ
て、第9図は前記ガイド機構を有するアウトレットテー
ブルの平面図、第10図はその正面図、第11図は第9
図のC−C線に沿う断面図、第12図は大蓬管をガイド
している状態の作用説明図である。第13図〜第20図
はこの発明装置におけるマンドレルバ−取付装置とその
先端支持機構の説明図を示すものであり、第13図はマ
ンドレルアンカーに対するマンドレルバーの取付部分を
示すアウトレットテーブル後部の平面図、第14図は同
正面図、第15図は第13図のD−D線に沿うバー取付
部分の拡大断面図、第16図、第17図、第18図は第
15図のE−E線、F−F線、G−G線に沿う失視断面
図、第19図はマンドルバーの先端側支持機構を示すア
ウトレツトテーブル端面図、第20図は同正面図である
。第21図〜第27図はこの発明装置におけるマンドレ
ルバー交換装置の説明図であって、第21図は概略構成
図、第22図は同装置を少し詳しく示した平面図、第2
3図はその正面図、第24図は第22図の1−1線に沿
う縦断面図、第25図、第26図は第24図のJ−J線
、K−K線に沿う断面図、第27図は第22図のL−L
線に沿う断面図である。第28図〜第34図はこの発明
装置におけるプッシヤー装置を示すものであって、第2
8図は同プッシャー装置の全体平面図、第29図はその
一部切欠正面図、第30図は第28図のM−M線部分の
断面図、第31図は同プッシャ−装置の要部平面図、第
32図はその正面図、第33図、第34図は第31図と
第32図のN−N線、0−○線に沿う断面図である。1
,2…・・・上下圧延ロール、3,4・・・・・・戻し
ロール、5・・・・・・ロール間ガイド機構、6・・・
・・・ミル本体、7……マンドレルバー、8……マンド
レルアンカ−、9……プラグ、10・・…・ブツシャー
装置、11……ィンレットテーブル、12……アウトレ
ットテーブルガィド機構、13・・・・・・アウトレツ
トテーフル、14……マンドレルバー案内ロール、15
〜18・・・・・・ロールギャップ調整機構、11a…
…インレツトテーブルガイド面、21……ロール間ガイ
ド機構の下側固定ガイド体、21a……同ガイド面、2
2……アウトレツトテーブルガィド機構の下側ガイド体
、22a・・・・・・同ガイド面、23……ロール間ガ
イド機構の上側ガイド体、24・・・・・・アウトレッ
トテーブルガィド機構の上側ガイド体、A・・・・・・
素管(ホローシェル)、a…・・・圧延パイプ、a,…
・・・同大径パイプ、a2……同4・径パイプ、P・・
・・・・圧延バスラィン。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 第16図 第17図 第18図 第19図 第20図 第21図 第22図 第23図 第泌図 第25図 第26図 第27図 第28図 第29図 第30図 第31図 第32図 第33図 第桝図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 造管サイズの変更に際し、管径の大小に応じて圧延
    パスラインを上下させ、インレツトテーブルのパルスガ
    イド面とロール間ガイド機構及びアウトレツトテーブル
    ガイド機構の下側固定ガイド体のパイプガイド面を、そ
    れぞれ面一の高さとして圧延することを特徴とするプラ
    グミルによるパイプ圧延方法。 2 上下圧延ロールと戻しロール及びロール間ガイド機
    構を有したミル本体と、このミル本体の上下圧延ロール
    間に挿入されマンドレルバーによって後方から支持され
    るプラグと、ミル本体の前後に配置されたインレツトテ
    ーブル及びアウトレツトテーブルと、インレツトテーブ
    ルに送給された素管(ホローシエル)をミル本体に押込
    むプツシヤー装置と、圧延パイプをアウトレツトテーブ
    ルの所でガイドするガイド機構とを具備するプラグミル
    装置において、上記ミル本体に圧延ロールと戻しロール
    のギヤツプ調整機構を設け、且つプラグを支持するマン
    ドレルバーをマンドレルアンカーに対し上下動可能に取
    付けると共に、インレツトテーブルのパイプガイド面と
    、ロール間ガイド機構及びアウトレツトテーブルガイド
    機構の下側固定ガイド体のパイプガイド面を面一高さと
    して管径が異なる大小任意の管径パイプをガイドし得る
    構成となし、更に上記ロール間ガイド機構及びアウトレ
    ツトテーブルガイド機構の上側ガイド体は圧延パイプの
    管径に合せて上下動し得る構成として、造管管径の大小
    に応じミル本体のロールギヤツプ調整とマンドレルバー
    の上下動調節による圧延パスラインの管径に合せた上下
    動を行なってパイプ圧延することを特徴とするプラグミ
    ルによるパイプ圧延装置。
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JPS60151366U (ja) * 1984-03-21 1985-10-08 リョービ株式会社 魚釣用スピニングリ−ルのベ−ルア−ム反転装置

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