JPS6053292B2 - 海底光ケ−ブルの密封成端構造 - Google Patents

海底光ケ−ブルの密封成端構造

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JPS6053292B2
JPS6053292B2 JP55165260A JP16526080A JPS6053292B2 JP S6053292 B2 JPS6053292 B2 JP S6053292B2 JP 55165260 A JP55165260 A JP 55165260A JP 16526080 A JP16526080 A JP 16526080A JP S6053292 B2 JPS6053292 B2 JP S6053292B2
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JP
Japan
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core wire
core
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termination
curable resin
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JP55165260A
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良輔 貝津
正治 佐藤
始 池田
諭 望月
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4415Cables for special applications
    • G02B6/4427Pressure resistant cables, e.g. undersea cables
    • G02B6/4428Penetrator systems in pressure-resistant devices

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐水圧気密性を必要とする海底光ケーブルの
密封成端部や光ケーブルの耐水圧特性試験を行うための
心線引出構造に関するものである。
第1図は、従来の陸上ケーブル等の密封成端部の一例
を示すもので、1はケーブル外被、2は心線、3成端金
具、4はケーブル外被と成端金具の接続部、5は硬化性
樹脂である。ケーブル外被1には、鉛やポリエチレン等
のプラスチック外被が一般に採用されているので接続部
4は鉛被の場合には鉛工が施され、またプラスチック外
被の場合にはポリエチレンモールドあるいは熱収縮チュ
ーブと、熱溶融接着剤を用いた接続が行なわれている。
更に、硬化性樹脂5にはエポキシ樹脂が多く用いられて
おり、当該硬化性樹脂5と心線2の接着並びにケーブル
外被1もしくは成端金具3の内面との接着により成端部
の気密性が得られている。 しかし、硬化性樹脂5とケ
ーブル外被1の接着特にケーブル外被がプラスチック外
被の場合については、アルミに熱溶融接着材をラミネー
トしたテープを融着させて接着力を向上させるなどの補
強処置が採用されているにも係わらず接着信頼性に乏し
いため実用上問題になつていた。
また成端金具3の内面と硬化性樹脂5を接着させて気密
性を得る方法も温度変化を受けたときの樹脂の膨張収縮
により接着界面で剥離することが多く、気密信頼性に乏
しい面があつた。更に、機械的な応力に弱い光ファイバ
ケーブルを成端する場合には光ファイバに対して不均等
な応力な作用するのを極力避けなければならないが、第
1図のような構造では心線2がケーブル端末から引出さ
れて曲線部となつている部分にも樹脂5が充填されてい
るため、温度変化を受けた場合にファイバに対して不均
等なりが発生して著しく大きな損失増加が生じる。
また、著しいときには心線2の破断に至る可能性もあつ
た。殊に、海底光ケーブル方式においては、最大水圧が
数100kg/CFlTと大きいことと気密の信頼性も
2昨以上難事故を目標としているため、従来の技術を適
用することは不可能である。本発明は、高水圧が加わつ
てもファイバ心線に局部的な応力が作用するのを防ぐと
共に長期に亘つて高い信頼を得ることができる海底光ケ
ーブル用密封成端部を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成する本発明の構成は、1あるいは2以
上の心線貫通孔を穿孔した仕切壁を有する円筒状の成端
金具の一端にケーブル外被を接着固定する一方、他端側
に前記仕切壁に接して光ファイバの心線を固定する硬化
性樹脂層を形成すると共に更にその外方に前記心線の外
径よりも小径の心線貫通孔と断面円形のリング状突起を
外周に形成した円板状のコム弾性体を配置し、該ゴム弾
性体のリング状突起を前記成端金具に取付けられた袋ナ
ットで押え金具を介して前記仕切壁に押えつけ、前記各
心線貫通孔を通して心線を引出すこ.と、を特徴とする
。以下本発明に係る密封成端部構造を図面に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。
第2図は海底光ケーブルの密封成端部の一例を示す中央
縦断面図である。
該図において、1はケニーブル外被、2は心線、3は成
端金具、4は接続部、5は硬化性樹脂層(充填樹脂ブロ
ック)、5aは心線貫通孔、6は成端金具の仕切壁、7
はゴム弾性体、7aは心線貫通孔、7bはリング状突起
、8は押え金具、9は締付用の袋ナットであ′る。筒状
を成す前記成端金具3は、その中程に仕切壁6が形成さ
れており、該仕切壁6を挾んで一端にケーブル外被1を
固定する一方他端側に硬化性樹脂5およびゴム弾性体7
を詰めて他端側から作用する高水圧がケーブル外被1か
ら引出した直後の心線2に直接かからないように設けら
れている。
この成端金具3の他端側即ち加圧側に充填される硬化性
樹脂5およびコム弾性体7は、第3図および第4図に示
すように一つの部品として独立したものとしてあらかじ
め製作されている。この密封成端部の組立ては光ケーブ
ル1を接続した成端金具3の加圧側に硬化性樹脂ブロッ
ク57を挿入することから始まる。ます、成端金具の仕
切壁6によつて塞がれる成端金具3の加圧側に硬化性樹
脂ブロック5を挿入して該ブロック5の心線貫通孔5a
と仕切壁6の心線貫通孔6aとを位置合せし、その後心
線2を各々の貫通孔5a,6・aに連続して通す。次い
で、成端金具3と硬化性樹脂ブロック5並びに硬化性樹
脂ブロック5の心線貫通孔5aと心線2の空隙に硬化性
樹脂を充填して硬化させる。次に、ゴム弾性体1の心線
貫通孔7aに心線2の外径よりも大きな内径のバイブ・
を挿入し、該バイブ(図示省略)を利用して心線2を引
出す。そして、コム弾性体7を硬化性樹脂ブロック5の
端面まで移動させ、ゴム弾性体7と硬化性樹脂5を密着
させた状態で前記バイブを抜き取る。尚、このとき、ゴ
ム弾性体7の心線貫通孔7aは心線2の外径よりも小径
であるので、心線2に当該ゴム弾性体7が密着する。ま
た、ゴム弾性体7の軸方向に突出する突出部7cによつ
て引出された心線2が急激に折れ曲がるのが防がれてい
る。次に、ゴム弾性体7のリング状突起7bを成端金具
3に取付けられた袋ナット9で押え金具8を介して仕切
壁6に押えつける。斯様にして組立てられた密封成端構
造では心線2を硬化性樹脂ブロック5の中を通すのにあ
らかじめ成形された円板状樹脂ブロック5を用いている
ので、硬化性樹脂ブロック5の中心に直線状に精度良く
心線2を配置することができる。
このため、硬化性樹脂ブロック5の中で心線2が曲がつ
たり偏心することがない。したがつて、硬化性樹脂ブロ
ック5の歪応力による心線2への影響が最も小さい構造
とすることができる。また加圧側にゴム弾性体7を配置
しているので、ゴム弾性体7が圧力に対する緩衝材とし
て働き、外圧からの応力の変化を滑らかにすることがで
きる。しかも、気密の点では、ゴム弾性体7自体が圧力
を受けて成端金具3および心線2に密着する気密封止部
品となるので、仮に硬化性樹脂5と成端金具3の接着界
面が剥離しても気密性が損なわれることがない。一方、
硬化性樹脂の心線貫通孔5aの中には硬化性樹脂が更に
充填されるので、ゴム弾性体7が硬化性樹脂の心線貫通
孔5a内に流動することがなく、長期間にわたつて、気
密性を保持することができる。またゴム弾性体7の外周
部は、断面円形のリング状突起7bが設けられているの
で外圧が加わると一般のOリングと同様の自封作用が働
いて気密を保つことができる。第5図に示すのは心線2
を複数本にした場合の実施例てある。
本構造の密封成端でも第2図のものと同様の効果がある
ことは勿論、複数本の心線を同時に密封するので部品点
数を少なくすることができる。第6図は第5図の実施例
の成端構造に硬質樹脂層としての硬化性樹脂ブロック5
よりも軟らかい軟質樹脂層としてのプラスチック樹脂(
以下軟質性樹脂ブロックと呼ぶ)10を加えたものであ
る。
軟質性樹脂ブロック10は、列えばポリエチレン等の材
料で作られ、硬化性樹脂ブロック5とゴム弾性体7との
間に介在されている。本実施例の密封成端構造の組立て
は、あらかじめ第3図の硬化性樹脂ブロック5と同様の
円板に加工した硬化性樹脂ブロック5および軟質性樹脂
ブロック10の2つを用意して前述実施例と同様の方法
で組立てる。本密封成端構造では、ゴム弾性体7と硬化
性樹脂ブロック5の間に軟質性樹脂ブロック10を挿入
し、仕切壁6から加圧側に向つて順次弾性係数が小さく
なるように積層しているので、外圧が加わつた場合、そ
れぞれが緩衝材として作用し、外圧による心線2の長手
方向の応力分布を第2図の実施例よりも滑らかにするこ
とができる。
このた−め、よソー層大きな耐水性を必要とする成端部
に適用することができる。勿論、更に多層構造として応
力変化を緩和させることも可能である。第7図にはゴム
弾性体の密封性を高める実施例を示す。該実施例におい
ては、成端金具3の加圧側が二重筒とされ、内側の筒部
3aにゴム弾性体7の軸方向フランジ部7dが嵌着され
ている。前記成端金具3の筒部3aとゴム弾性体7のフ
ランジ部7dとの接触面が円維面を形成しているので、
外圧が加わると軸方向および半径方定の自封作用が働き
気密性が良好に保たれる。尚、この場合、押え金具8は
ゴム弾性体7のフランジ部7dに密着され、袋ナット9
の締付力を伝える。以上説明したように本発明では樹脂
の中へ心線を通すのに、あらかじめブロックに加工した
樹脂の貫通孔へ心線を通してから再び樹脂を充填して硬
化させているので、樹脂を所定の位置に正確に配置する
ことができる。また成端部は、成端金具・の中間に設け
た仕切壁から硬化性樹脂、該硬化性樹脂よりも軟かいプ
ラスチック樹脂、ゴム弾性体と加圧側に向かつて順次弾
性係数が小さくなるように複数の密封部材を積層して配
置しているので、これらの部材が圧力に対する緩衝材と
して働き、局部的に応力が集中するのを避けることがで
きる。このため、光ファイバ心線のように機械的に弱い
心線でも十分大きな水圧に耐えることができる利点を有
している。また、コム弾性体の自己封止作用によつて気
密を得ているので気密性に優れると共に硬化性樹脂の働
きとしてはファイバ心線等を機械的に保持するだけで済
み、成端金具と硬化性樹脂の接着界面において一部ガス
リークを生じても長期間にわたつて気密を保持すること
ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の陸上ケーブルの密封成端部の断面図、
第2図は、本発明の一実施例を示す密封成端部の断面図
、第3図は第2図の実施例で使用する硬化性樹脂ブロッ
クの平面図aと縦断面図b1第4図は同じくコム弾性体
の平面図aと縦断面図b1第5図は、複数の心線に特許
請求の範囲第1項記載の発明を実施した一例を示す断面
図、第6図は、本発明の更に他の一実施例を示す断面図
、第7図は本発明の更に他の一実施例を示す断面図であ
る。 1・・・・・・ケーブル外被、2・・・・・・心線、3
・・・・・・成端金具、4・・・・・・ケーブル外被と
成端金具との接続部、5・・・・・・硬化性樹脂ブロッ
ク、5a・・・・・・心線貫通孔、6・・・・・・成端
金具の仕切壁、6a・・・・心線貫通孔、7・・・・・
・ゴム弾性体、7a・・・・心線貫通孔、7b・・・・
・・リング状突起、7c・・・・・突出部、7d・・・
・・軸方向フランジ、8・・・・・・押え金具、9・・
・・・・袋ナット、10・・・・・・硬化性樹脂よりも
軟かいプラスチック樹脂ブロック、10a・・・・・心
線貫通孔である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1あるいは2以上の心線貫通孔を穿孔した仕切壁を
    有する円筒状の成端金具の一端にケーブル外被を接続固
    定する一方、他端側に前記仕切壁に接して光ファイバの
    心線を固定する硬化性樹脂層を形成すると共に更にその
    外方に前記心線の外径よりも小径の心線貫通孔と断面円
    形のリング状突起を外周に形成した円板状のゴム弾性体
    を配置し、該ゴム弾性体のリング状突起を前記成端金具
    に取付けられた袋ナットで押え金具を介して前記仕切壁
    に押えつけ、前記各心線貫通孔を通して心線を引出すこ
    とを特徴とする海底光ケーブルの密封成端構造。 2 仕切壁に接して光ファイバの心線を固定する硬化性
    樹脂層が該仕切壁側の硬質樹脂層とその外側の軟質樹脂
    層からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の海底光ケーブルの密封成端構造。
JP55165260A 1980-11-26 1980-11-26 海底光ケ−ブルの密封成端構造 Expired JPS6053292B2 (ja)

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