JPS6052153B2 - 5,6−ジヒドロ−2−メチル−n−フエニル−1,4−オキサチン−3−カルボキサアミドおよびその中間体の製造方法 - Google Patents

5,6−ジヒドロ−2−メチル−n−フエニル−1,4−オキサチン−3−カルボキサアミドおよびその中間体の製造方法

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JPS6052153B2
JPS6052153B2 JP57139099A JP13909982A JPS6052153B2 JP S6052153 B2 JPS6052153 B2 JP S6052153B2 JP 57139099 A JP57139099 A JP 57139099A JP 13909982 A JP13909982 A JP 13909982A JP S6052153 B2 JPS6052153 B2 JP S6052153B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D327/00Heterocyclic compounds containing rings having oxygen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D327/02Heterocyclic compounds containing rings having oxygen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms one oxygen atom and one sulfur atom
    • C07D327/06Six-membered rings

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ケト型およびエノール型を有する2一〔(2
−ヒドロキシエチル)チオ〕−3−オキソーN−フェニ
ルブタンアミド()の合成に関する。
この2−〔(2−ヒドロキシエチル)チオ〕一3−オキ
ソーN−フェニルブタンアミド()は、殺真菌剤(Fu
ngicide)として公知の5,6ージヒトロー2−
メチルーN−フェニルー1,4−オキサチッー3−カル
ボキサアミド(1)の製造における中間体である。
従来技術は、殺真菌剤としての1,4−オキサチッ誘導
体(1)を製造する機つかの方法を開示してる。
196師7月16日クルカ(Kulka)等に発行の米
国特許第3,393,2屹号に開示されている3一方法
には次の三工程に含まれている。
1 アセトアニリドの塩素化によりアルファークロロア
セトアセトアニリドにする。
2塩基の存在において、アルファークロロアセトアセト
アニリドと2−メルカプトエタノールとを反応させて中
間体の2−〔(2−ヒドロキシエチル)チオ〕−3−オ
キソーN−フェニルブタンアミド()を形成させ、そし
て3酸性条件下において、この中間体()を環化して所
望の1,4−オキサチッ誘導体(1)を形成する。
本発明の目的は、所望の最終製品に到達するまでに必要
な工程数を減らし、しかも比較的低い材料損失と、低い
操業費て比較的高い全収率が可能な方法を指向している
本発明に基づいて、この中間体2−〔(2−ヒドロキシ
エチル)チオ〕−3−オキソーN−フェニルブタンアミ
ド()は、次のスルフエニル化(Sulfenylat
iOn)式aに従つてジー(2−ヒドロキシエチル)ジ
サルフアイド()とイオン化形()のアセトアセトアニ
リドとの反応によつて得られる、このジー(2−ヒドロ
キシエチル)ジサルフアイド()は、触媒の存在におい
て空気酸化により、または過酸化水素による酸化によつ
て2−メルカプトエタノールから予め製造してもよい。
あるいはまた、そのジー(2−ヒドロキシエチル)ジサ
ルフアイドは、現場においてスルフエニル化反応混合物
中で2−メルカプトエタノールの酸化によつて生成させ
ることもできる。スルフエニル化反応aに必要なイオン
型()のアセトアセトアニリドを作るためには、アセト
アセトアニリドを水性および/またはアルコール性塩基
(例えば、NaOHまたはKOH)中に溶解させる。
ジー(2−ヒドロキシエチル)ジサルフアイド()を添
加し、その反応混合物の温度を25〜50℃に維持する
と、2−〔(2−ヒドロキシエチル)チオ〕−3−オキ
ソーN−フェニルブタンアミド()が2−メルカプトエ
タノール(V)と共に得られる。
この反応は、平衡反応であるから良好な転化を確保する
ためには、僅かに過剰の塩基を使用することによつて、
そして2−メルカプトエタノール()を現場で、ジー(
2−ヒドロキシエチル)ジサルフアイド()に酸化する
ことによつて、この平衡を所望の方向に変えることがで
きる。中間体()は、単離しないでオキサチッ (0xathiin)(1)に転化できる。
最初に、その反応混合物を適当な酸で酸性にし、そして
中間体()をトルエンまたはベンゼンのような溶剤中に
抽出する。p−トルエンスルホン酸またはメタン−スル
ホン酸のような酸性触媒を()の有機溶剤溶液に添加し
、そして通常70〜100℃に加熱することにより、そ
の中間生成物を環化させる。かようにして形成した5,
6ージヒトロー2−メチルーN−フェニルー1,4−オ
キサチッー3−カルボキサアミド(1)を結晶化によつ
て、その反応混合物から回収する。本発明の法および米
国特許第3,393,2屹号に提案されている方法の両
方共、続いて所望のオキサチッ(1)に転化される同じ
中間体(1)を含むことに気付くであろう。
本方法の主要な利点は、この中間体を二工程でなく一工
程で製造し、そしてSO2CI2のような非常に腐食性
の強い、また高価な物質の使用を避けたことである。本
方法では、塩素化不純物は形成されず、そしてまたSO
2,HClおよびNaClのような副成物の形成も避け
られる。工業的使用には不便な溶剤や触媒も必要としな
い。
本発明は、従来技術の幾つかが有するその他の不利益な
点がない。本発明による方法は、また原料コストおよび
汚濁防止要件または廃棄物廃棄費用のような廃棄物問題
の見地からも有利である。
本発明の方法を実施するには、二つの主要な手法がある
第一の方法(方法A)においては、原料として予め製造
したジー(2−ヒドロキシエチル)ジサルフアイド()
を使用する。第二の方法(方法B)においては、2−メ
ルカプトエタノールを出発物質そして使用し、このメル
カプトエタノール()のジサルフアイド()への転化を
現場においてスルフエニル化反応aの進行と平行して実
施する。方法Aの典型的の実施において、アセトアセト
アニリド()を、水性または/およびアルコール性Na
OHまたはKOHのような塩基に溶解させる。
このアセトアセトアニリド/塩基のモル比は、通常約1
/1である。得られる金属ベータージケトエート(Me
taIbeta−DiketOate)溶液の濃度は、
通常20〜60%の範囲内である。この溶液を、次いで
ジー(2−ヒドロキシエチル)ジサルフアイド()と一
緒にする、そしてその反応は、25〜50′Cの温度に
おいて開始する。典型的のジサルフアイド/アセトアセ
トアニリドのモル比は、1.5/1であるが、この比は
その他の反応応条件によつて変化する。や)過剰の塩基
は、反応速度を早めるのて使用することができるが、あ
る条件においては、副反応(例えば、脱アセチル化)が
誘発されるので、この過剰は制限しなければならない。
2−メルカプトエタノール()のそのジサルフアイド(
)への現場酸化には、30〜50%濃度の過酸化水素の
使用を勧める。
形成される理論量の2−メルカプトエタノールに基づい
てO〜15%過剰のH2O.が通常使用される。この過
酸化水素付加パターンが、スルフエニル化反応aにおけ
る2−メルカプトエタノール形成の速度を決める。その
反応温度は、代表的である3.5〜6.5A間の反応時
間に伴い、例えば25℃〜55℃に変えることができる
。この反応の完結後に、反応混合物は、HCl,FI3
PO4またはH2SO4のような無機酸で酸性にし、そ
してその反応生成物を、例えばトルエンのような環化工
程に好適な溶剤中に抽出する。
その溶剤/中間体()の比は、好ましくは3〜5/1の
範囲内である。その水相は、過剰のジーサルフアイドを
含有する、これは回収し再用できる。2−〔(2−ヒド
ロキシエチル)チオ〕−3−オキソーN−フェニルブタ
ンアミド溶液は、p−トルエンスルホン酸またはメタン
スルホン酸のような酸触媒を使用して環化させる。
この環化温度は、普通には70〜100℃の間に維持さ
れ、通常こ一の反応は減圧下で行なわれる。反応の水は
、1〜2個のデイーンおよびスターク(Deanand
Stark)セパレーターを使用し、蒸留によつて除去
するのが便利である。典型的には、3〜5時間の反応の
後にこの環化は完結する。
この反応混合物は冷却し、うすいNaOH、次いで水て
洗浄し、そして、その生成物を低温度において結晶させ
る。このオキサチッ(1)は、次いてろ過、乾燥する。
このオキサチッ(1)は環化工程で使用した溶剤を除去
し、そして得られた残留物を、例えばイソプロパノール
のような他の溶剤から再結晶させることによつても単離
できる。方法Aの変法においては、アセトアセトアニリ
ド()、ジサルフアイド()および水のサスペンション
を攪拌しながら所要量の30〜50%のNaOHまたは
KOHを、透明な溶液が得られるまで添加する。
この反応混合物を、通常25〜55℃の範囲内の所望反
応温度にまで加熱し、次いで前述の方法の通りに続ける
。方法Bの典型的の実施においては、アセトアセトアニ
リド()を水性または/およびアルコール性NaOHま
たはKOHのような塩基中に溶解する。
25〜55℃の間の選んだ温度に保ち、そして次いで、
2−メルカプトエタノール()および過酸化水素の添加
を開始し、2−メルカプトエタノールを過酸化水素に比
較して僅かに過剰に保ち、予め決められた方式に従う。
2−メルカプトエタノール/アセトアセトアニリドの典
型的のモル比は3/1であり、これはジー(2−ヒドロ
キシエチル)ジサルフアイド/アセトアセトアニリドの
モル比1.5/1に相当する。スルフエニル化反応aの
結果として形成される2−メルカプトエタノールも計算
に入れ、2−メルカプトエタノールに対して最終的に3
〜15%モル過剰になるように30〜50%濃度の過酸
化水素を添加する。2−メルカプトエタノールの酸化は
、非常に発熱反応であるから反応の大部分で冷却を必要
とする。
添加方式も、他の反応条件によるが、(1)発熱を容易
にコントロールできる、(2)過剰の2−メルカプトエ
タノールが反応混合物中に全般に存在する、(3)反応
混合物のPHが、10より低くなくまた12.5より高
くないように決められる。その反応時間は通常5〜8時
間である。
仕上げの方法および環化工程は方法Aで説明したのと同
様な条件で行なわれる。方法AおよびBの両法とも、過
酸化水素酸化の代りに2−メルカプトエタノールの触媒
を使用する空気酸化を用いて酸化することもできる。
この場合、その反応は、大気圧または適度の圧力におい
て実施できる。空気流は、5〜50′空気1モルアセト
アセトアニリド/時間の範囲内で変えることができる。
硫酸銅または硫酸コバルトのようなチオールの酸化のた
めの標準的触媒が、0.01〜2.5g1モル アセト
アセトアニリドの比において使用される。次の実施例に
よつて本発明の実際をさらに説明する。
実施例1 アセトアセトアニリド(88.6g10.5モル)を室
温において攪拌しながら200gの水性10%NaOH
(イ).5モル)中に溶解させる。
ジー(2−ヒドロキシエチル)ジサルフアイド(120
.0g,.0.77モル)を添加し、その反応混合物を
35℃に加温する。15分後に、16gの15%水性N
aOHを添加し、そしてさらに15分後に50%H2O
2の連続添加を開始する。過酸化水素の添加割合は、反
応速度が低下するのに伴い徐々に減少させる。過酸化水
素はいかなる場合でも、反応の間形成される2−メルカ
プトエタノールより過剰であつてはならない。この2−
メルカプトエタノールの量は、酸性にした反応混合物の
サンプルを0.1N沃素溶液で滴定して監視する。この
過酸化水素の添加は、反応温度を35〜3rCに維持し
つつ5時間続ける。合計16.8gの50%H2O2が
使用される。この反応混合物を20゜Cに冷却し、そし
てトルマン(300g)および5%HCl(550g)
を攪拌しながら添加する。相分離の後、そのトルエン層
を水で三回洗浄する。水性層および洗浄水は、水性層に
おける損失を最小にするために100wL1のトルエン
で二回洗浄する。この有機層は一緒にし、0.75g(
7)p−トルエンスルホン酸を添加し、その反応混合物
を減圧下で還流し、二個のデイーンおよびスターク ト
ラプ中に反応の水を除去しながら75〜80℃において
3.5時間環化する。この反応混合物は冷却し、100
gの10%NaOHで二回そして水で三回洗浄する。ト
ルエンのいくらかを蒸発で除去することによつて容積は
ほぼ400mtになる。このトルエン容液は、一10′
C以下の温度において一晩結晶化させる。ろ過、乾燥後
、75.8gの5,6ージヒトロー2−メチルーN−フ
ェニルー1,4−オキサチッー3−カルボキサアミドが
得られる(収率64.5%、アセトアセトアニリドを基
準にして)。M.P.9O.8〜97.8゜C1純度分
析(Assay)98.0%。実施例2アセトアセトア
ニリド(88.6g10.5モル)を室温において攪拌
しながら140gの水性28.6%NaOH(0.5モ
ル)中に溶解させる。
50%過酸化水素で2−メルカプトエタノールを酸化し
て得た粗原料のジー(2−ヒドロキシエチル)ジサルフ
アイド(176g)(すなわち、約錦%の水性溶液)を
反応混合物に添加し、そして次いで羽℃に加熱する。
1紛後に、15%の水性NaOH(1改)を添加し、そ
してさらに1紛後に50%過酸化水素の添加を開始する
その後の反応は、実施例1に記載のように実施する。合
計16.8gの50%過酸化水素を使用する。抽出/酸
性化工程、同じく環化工程は、実施例1と同様に実施す
る。最終の水洗浄、引続く環化の後で、トルエンを減圧
下、最高60℃において反応混合物から蒸発させ、そし
て残留物を、90gのイソプロパノール中に再溶解させ
る。結晶化の後に、p過、乾燥し、80.2gの5,6
ージヒトロー2−メチルーN−フェニルー1,4−オキ
サチッー3−カルボキサアミドが得られる(収率68.
1%アセトアセトアニリド基準で)、M.P.96.8
〜98.0℃、純度分析98.9%。実施例3 アセトアセトアニリド88.6g(0.5モル)および
68%の水性ジー(2−ヒドロキシエチル)ジサルフア
イド(176.0g)のサスペンションを攪拌し、そし
て50%の水性NaOH(40g)を温度が40℃以上
に上昇しないように、そして透明な溶液が得られるまで
滴下する。
この反応混合物の温度を1紛間35〜38℃に維持し、
次いで迫加のKgの15%水性NaOHを添加する。さ
らに1紛後に、50%過酸化水素の添加を開始する。そ
の後の反応は、実施l例1と同様に行う。合計17.6
gの50%H2O2が使用される。抽出/酸性化工程は
、5%HCl(560g)を使用し、実施例1と同様に
行う。
環化工程および粗反応生成物の仕上げ(WOrk−Up
)は、実施例1と門同様に行う。5,6ージヒトロー2
−メチルーN−フェニルー1,4−オキサチッー3−カ
ルバアミド(80.8g)が得られる。
(アセトアセトアニリドに基づく収率は68.7%)、
M.P.96.8〜97.6℃、純度フ分析98.6%
。実施例4 アセトアセトアニリド(88.6g..0.5モル)を
、室温において攪拌しながら140gの水性28.6%
NaOH(0.5モル)中に溶解させる。
温度を35℃に調整し、そして2−メルカプトエタノー
ル(120.0g)および50%H2O2(56.4g
)の添加を開始する。2−メルカプトエタノール(10
m1)を過酸化水素の添加開始前に添加し、そして2−
メルカプトエタノールの数モル過剰を終りまで維持する
、その結果2−メルカプトエタノールの添加は、過酸化
水素の添加が終る約15分前に終了する。
この添加は、反応混合物を冷却して34了〜38℃の間
の温度を維持しつつ2時間内に行なう。この反応混合物
に15%水性NaOH(16g)を添加し、次いて温度
を35〜38℃に保ちながら4時間かけて17gの50
%H2O2を添加する。この実施は、実施例と同様に続
け、そして生成物は実施例2のようにイソプロパノール
から再結晶させる。5,6ージヒトロー2−メチルーN
−フェニルー1,4−オキサチッー3−カルボキサアミ
ドの収量は、75.6g(アセトアセトアニリドに基づ
く収率は64.3%)M.P.98〜98.8℃、純度
分析99.4%実施例5錫%の水性ジー(2−ヒドロキ
シエチル)ジサルフアイド(170.0g)および水(
150g)中のアセトアセトアニリド(88.6g10
.5モル)のサスペンションを攪拌し、そして温度が4
0℃以上に上昇しないように、また透明な溶液になるま
で50%水性NaOH(41.6g)を添加する。
反応混合物の温度を3紛間35℃に維持する。1.0g
のCUSO4q几0を添加し、そして微細なポロシテイ
(POrOsity)の分散ディスクを通し、空気流を
250m1/分の割合で5時間通す、この間反応温度は
35〜37℃に維持する。
抽出/酸性化工程、環化工程および生成物のバッチの仕
上げなどは、実施例1と同様に行なう。
5,6ージヒトロー2−メチルーN−フェニルー1,4
−オキサチッー3−カルボキサアミド(81.6g)が
得られる(アセトアセトアニリドに基づく収率は69.
4%)、純度分析98.6%。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 5、6−ジヒドロ−2−メチル−N−フエニル−1
    、4−オキサチン−3−カルボキサアミドの製造方法に
    おいて、その中間体2−〔(2−ヒドロキシエチル)チ
    オ〕−3−オキソ−N−フェニル−ブタンアミドを環化
    することから成り、その際この中間体を、ジ−(2−ヒ
    ドロキシエチル)ジサルファイドとアセトアセトアニリ
    ドとの反応によつて得ることを特徴とする前記方法。 2 ジ−(2−ヒドロキシエチル)ジサルファイドとイ
    オン化されたアセトアセトアニリドとを反応させること
    を特徴とする2−〔(2−ヒドロキシエチル)チオ〕−
    3−オキソ−N−フェニル−ブタンアミドの製造方法。 3 そのジ−(2−ヒドロキシエチル)ジサルファイド
    が、その反応混合物に添加される前に予備形成されてい
    る前記第2項に記載の方法。4 そのジ−(2−ヒドロ
    キシエチル)ジサルファイドが、その反応混合物中にお
    いて現場形成される前記第2項に記載の方法。 5 そのジ−(2−ヒドロキシエチル)ジサルファイド
    が、2−メルカプトエタノールを添加し、それを過酸化
    水素または空気で酸化することにより現場で形成される
    前記第4項に記載の方法。 6 そのアセトアセトアニリドが、水性および/または
    アルコール性塩基中に溶解される前記第2項に記載の方
    法。 7 その反応混合物が、25〜50℃の範囲内の温度に
    維持される前記第2項に記載の方法。 8 過剰の塩基を使用することにより、そして過酸化水
    素または空気で副生物の2−メルカプトエタノールを現
    場において酸化してジ−(2−ヒドロキシエチル)ジサ
    ルファイドにすることによつて、その平衡を、所望の生
    成物の方向に変える前記第2項に記載の方法。 9 そのアセトアセトアニリドと塩基とのモル比が、約
    1/1であり、得られたベータージケトネート塩基の濃
    度が、20〜60%の範囲内であり、そのジサルファイ
    ド/アセトアセトアニリドのモル比が1.5/1であり
    、そして形成される理論量の2−メルカプトエタノール
    に基づいて、30〜50%過酸化水素が0〜15%過剰
    に添加される前記第2項に記載の方法。 10 その反応混合物が、水性溶液であり、これを反応
    完結時において酸性化し、有機溶剤で抽出し、この2−
    〔(2−ヒドロキシエチル)チオ〕−3−オキソ−N−
    フェニルブタンアミドを除去し、そしてその水性相に残
    留する過剰のジ−(2−ヒドロキシエチル)ジサルファ
    イドを再循環させる前記第2項に記載の方法。
JP57139099A 1981-08-11 1982-08-10 5,6−ジヒドロ−2−メチル−n−フエニル−1,4−オキサチン−3−カルボキサアミドおよびその中間体の製造方法 Expired JPS6052153B2 (ja)

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