JPS605162Y2 - 複動電磁弁 - Google Patents

複動電磁弁

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Publication number
JPS605162Y2
JPS605162Y2 JP7813779U JP7813779U JPS605162Y2 JP S605162 Y2 JPS605162 Y2 JP S605162Y2 JP 7813779 U JP7813779 U JP 7813779U JP 7813779 U JP7813779 U JP 7813779U JP S605162 Y2 JPS605162 Y2 JP S605162Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
plunger
solenoid
valve body
engage
Prior art date
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Expired
Application number
JP7813779U
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English (en)
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JPS55177567U (ja
Inventor
浩 矢島
Original Assignee
シ−・ケ−・デイコントロ−ルズ株式会社
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Publication date
Application filed by シ−・ケ−・デイコントロ−ルズ株式会社 filed Critical シ−・ケ−・デイコントロ−ルズ株式会社
Priority to JP7813779U priority Critical patent/JPS605162Y2/ja
Publication of JPS55177567U publication Critical patent/JPS55177567U/ja
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Publication of JPS605162Y2 publication Critical patent/JPS605162Y2/ja
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複動電磁弁に関し、更に詳細には複数の弁座お
よびその弁座とそれぞれ係合可能な複数の弁体を有し、
それらの弁座および弁体を選択的に係合させることによ
って流量を段階的に変え得る複動式電磁弁に関する。
流体機器或は燃焼器に供給する動作流体或は燃料を一定
の割合で段階的に増加或は減少していく場合、従来にお
いては、複数の供給通路を並列に設けてその通路にそれ
ぞれ電磁弁を設け、その電磁弁を1個又は複数個選択的
に動作させる方法、或は単一の供給通路に電磁弁とは別
に直列に流量制御弁を設けてその流量制御弁により流量
を変える方法があった。
しかしながら、これらの方法では複数の機器を使用しな
ければならず不経済である。
したがって本考案の目的は、1個の電磁弁で流体の供給
停止と流量の段階的切換を行なえる複動電磁弁を提供し
、それによって従来の欠点をなくすことにある。
本考案は、弁本体に径の異なる複数の弁座を径が大きく
なるにしたがって弁室側に大きく突出するように形威し
、該弁本体には該弁座に対向する位置に1個の固定鉄心
と、1個のプランジャと、該固定鉄心および該プランジ
ャの外周に設けられかつ軸方向に複数に分けられて個々
に通電可能なコイルとを有するソレノイドを取り付け、
該弁室内には該弁座とそれぞれ係合可能な複数の弁体を
同軸に設けて最も径の小さな弁座と係合可能な弁体を該
プランジャに固定しかつ他の弁座と係合可能な弁体を該
プランジャに関して独立して移動可能にさせ、該各弁体
の間および径の最も大きい弁座と係合可能な弁体と該ソ
レノイドとの間にはそれぞれ強さの異なるばねを設けて
構成されている。
上記複動電磁弁において、ソレノイドの全てのコイルに
通電されていないとき各弁体はばねによりそれぞれ対応
する弁座に押圧されて係合腰閉弁している。
次に最初の一つのコイルに通電するとプランジャがばね
の力に応じてわずかに固定鉄心側に移動され最も弱いば
ねに押圧されている弁体が弁座から離れ開弁する。
以下コイルへの通電の態様を変えることにより複数の弁
体を順次弁座から離し開弁する。
以下図面を参照して本考案の実施例について説明する。
第1図において、本考案による複動電磁弁の一実施例が
示されている。
同図において、複動電磁弁1の本体2は入口ポート21
および出口ポート22と連通し得る弁室20を有し、そ
の弁室に面して径の異なる複数個(本実施例では3個)
の弁座23,24および25がほぼ同心にかつ高さを異
ならせて形成されている。
本体2の上側には、ソレノイド3が、サブプレート4を
介在させて弁室−20を塞ぐようにして固定されている
ソレノイド3は、軸方向(第1図において上下方向)に
分けて巻回されたコイル31.32および33を有して
いる。
各コイルの巻数はコイル31が最も少なくコイル33が
最も多くなるように、それぞれ異ならせである。
ソレノイド3の中心部に嵌合された管状のプランジャガ
イド34内には上端部に固定鉄心5が嵌合固定され、そ
の下側にプランジャ6が上下動可能に挿入されている。
プランジャ6の下部60は小径になっていて、その先端
には弁座23と係合可能な弁体7aが固定されている。
プランジャ6の小径部60には弁座24と係合可能な弁
体7bおよび弁座25と係合可能な弁体7Cがそれぞれ
移動可能に装着されている。
弁体7Cはサブプレートとの間に設けられたばね8Cに
よって、弁体7bは弁体7Cとの間に設けられたばね8
bによって、更に弁体7aは弁体7bとの間に設けられ
たばね8aによって、それぞれ下方に弾圧され、常態(
コイルに通電されていないとき)においてそれぞれの弁
座と係合するようになっている。
本体2の入口ポートの奥には、流量調整ブロック9が取
外し可能に装着されている。
この流量調整ブロックは第3図に示されるように半円筒
形になっていて、入口ポートを通路26と連通する通路
91および入口ポートを通路27と連通する通路92と
が形成されている。
この電磁弁は、第4図に示されるように、スイッチS工
、S2およびS3をオンにしたときそれぞれコイル31
.32および33に独立して通電されるようになってい
る。
上記構成の複動電磁弁において、スイイツチS1をオン
にしてコイル31に通電すると、プランジャ6は弁体7
aが弁座23から離れ、弁体7bに当るまで固定鉄心5
側に吸引される。
したがって入口ポート21内の流体は通路27を介して
弁座22と弁体7aとの間から出口ポート側に流れる。
したがって流量は最も少ない。次にスイッチS□をオン
にしたままスイッチS2をオンにしてコイル32にも通
電すると、プランジャ6は更に固定鉄心5側に吸引され
、弁体7bが弁座24から離れ弁体7Cに当接した状態
で停止する。
したがって入口ボート21内の流体は通路26および2
7を介して出口ポート22側に流れる。
更に、スイッチS1.S2をオンにしたままスイッチS
3をオンにすると、プランジャ6は固定鉄心5に当接す
るまで吸引され、弁体7Cも弁座25から離れ、これに
よって流体は最大流量で流れる。
そして通路26.27を通る流量を調節したいときは、
流量調整ブロック9を異なる通路面積を有する別の流量
調整ブロックと取り替えればよい。
以上の説明から明らかなように、本考案による複動電磁
弁によれば、1個の電磁弁で流路の開閉制御だけでなく
、流量の段階的増加又は減少が可能であり、更に流量の
微調整も可能であり、極めて有益である。
なお本実施例ではコイルを軸方向に複数に分けたが、半
径方向に分けてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による複動電磁弁の一実施例の断面図、
第2図は第1図の線■−■に沿って見た図、第3図は流
量調整ブロックの斜視図、第4図ソレノイドコイルの接
続状態を示す回路図である。 1・・・・・・複動電磁弁、2・・・・・・本体、20
・・・・・・弁室、21・・・・・・入口ポート、22
・・・・・・出口ポート、23.24.25・・・・・
・弁座、3・・曲ソレノイド、 ヤ、7a、7b、7
c・・開弁体、9・・・・・・流量調整31,32,3
3・・・・・・コイル、6・・曲フランジ ブロック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体に径の異なる複数の弁座を径が大きくなるにした
    がって弁室側に大きく突出するように形威し、該弁本体
    には該弁座に対向する位置に1個の固定鉄心と、1個の
    プランジャと、該固定鉄心および該プランジャの外周に
    設けられかつ軸方向に複数に分けられて個々に通電可能
    なコイルとを有するソレノイドを取り付け、該弁室内に
    は該弁座とそれぞれ係合可能な複数の弁体を同軸に設け
    て最も径の小さな弁座と係合可能な弁体を該プランジャ
    に固定しかつ他の弁座と係合可能な弁体を該プランジャ
    に関して独立して移動可能にさせ、該各弁体の間および
    径の最も大きい弁座と係合可能な弁体と該ソレノイドと
    の間にはそれぞれ強さの異なるばねを設けたことを特徴
    とした複数電磁弁。
JP7813779U 1979-06-08 1979-06-08 複動電磁弁 Expired JPS605162Y2 (ja)

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JP7813779U JPS605162Y2 (ja) 1979-06-08 1979-06-08 複動電磁弁

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JP7813779U JPS605162Y2 (ja) 1979-06-08 1979-06-08 複動電磁弁

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Publication Number Publication Date
JPS55177567U JPS55177567U (ja) 1980-12-19
JPS605162Y2 true JPS605162Y2 (ja) 1985-02-16

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ID=29311592

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JP7813779U Expired JPS605162Y2 (ja) 1979-06-08 1979-06-08 複動電磁弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106151552A (zh) * 2015-04-24 2016-11-23 杭州三花研究院有限公司 电子膨胀阀及其制冷剂系统

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS627033Y2 (ja) * 1981-01-09 1987-02-18
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JPS55177567U (ja) 1980-12-19

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