JPS6246752B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6246752B2
JPS6246752B2 JP54093074A JP9307479A JPS6246752B2 JP S6246752 B2 JPS6246752 B2 JP S6246752B2 JP 54093074 A JP54093074 A JP 54093074A JP 9307479 A JP9307479 A JP 9307479A JP S6246752 B2 JPS6246752 B2 JP S6246752B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
cylindrical valve
cylindrical
solenoid
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54093074A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5618173A (en
Inventor
Susumu Shirayanagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Paloma Kogyo KK filed Critical Paloma Kogyo KK
Priority to JP9307479A priority Critical patent/JPS5618173A/ja
Publication of JPS5618173A publication Critical patent/JPS5618173A/ja
Publication of JPS6246752B2 publication Critical patent/JPS6246752B2/ja
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Lift Valve (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はガス器具などに用いる比例電磁弁に
関し、特に使用ガス種に応じて弁体のストローク
と流量(通過断面積)特性を容易に変更し得て所
望のガス流量制御を容易かつ安定的に行いうるよ
うにしたものである。
従来のこの種の比例電磁弁にあつては、平弁
(デイスク弁)またはニードル弁を一般に使用し
ている。ところが、前者のものはそのストローク
に対する流量特性が急激であるため流量制御が極
めて困難であり、また、後者にあつては、流量制
御は比較的容易であるが大きな軸方向の寸法を要
する欠点があるなど実際の使用にあたり、いずれ
も多くの問題があつた。
以下この発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図乃至第3図において1は側面部の数個所
に小判形状の流量調節用通孔2を穿つた円筒弁
で、この円筒弁1は弁座3に摺動が自由に行える
よう気密に嵌挿されていて、器体Aとの間に発条
4を介装して該円筒弁1をその流量調節用通孔2
が流出側で開口する方向、すなわち図面において
下方に押圧付勢せしめていると共に円筒弁1の開
方向へのストロークを一定位置に規制せしめるよ
うになす。実施例では円筒弁1の上部に鍔部1a
を形成し、該鍔部1aが弁座3に当接するまでの
ストロークだけ移動するようになす。5はソレノ
イドMの可動鉄心6に連結され、かつ器体Aとの
間に介装された発条7により前記発条4の弾発力
に打勝つて円筒弁1をその流量調節用通孔2が流
出側で閉じる方向、すなわち図面において上方へ
押圧付勢した軸杆であつて、この軸杆5は流出側
に張設されたダイヤフラム8に気密を保つて貫挿
固定され、先端には弁座3の下面に接離するデイ
スク形の閉止弁9を装着し、これを円筒弁1の下
面に対向密接して関連させている。而して常時は
可動鉄心6をソレノイMより離反させて閉止弁9
を弁座に当接して円筒弁1を閉止し、ソレノイド
Mの励磁により閉止弁9とともに円筒弁1を開方
向へ移動して円筒弁1の流量調節用通孔2の開口
面積を漸次大きくし、さらに円筒弁1が一定位置
に達した後は閉止弁9が円筒弁1より分離してそ
の底部を開き開度を全開とするようになす。前記
円筒弁1の側面部に穿つた流量調節用通孔2の形
状は、その所望の流量特性に応じて小判形(第1
図乃至第3図参照)、おむすび形(第4図参照)、
鍵穴形(第5図参照)、円形その他適宜形状およ
び個数を選定するものである。また電磁弁を縦向
きに設置した場合(図示の状態)は円筒弁1は自
重で降下し、これが常時開方向に移動する傾向を
もつため押圧発条4は必ずしも必要でない。な
お、ソレノイドMと閉止弁9との芯ずれを吸収す
べくダイヤフラム8の可撓性能に加えて、可動鉄
心6に刻設した溝6aに軸杆5を遊嵌してピン5
aにて揺動可能に軸支して閉止弁9による閉止動
作を支障なく行えるようにしている。図示した実
施例はガス器具の緩点火機能を付加した電磁弁と
したもので、流入側から流出側に通ずる緩点火用
バイパス通路10を設け、その途中に緩点火時の
所望流量を確保するための調整弁11を配設して
いる。図中12は流体入口、13は流体出口であ
る。
前記構成においてその作用をガス湯沸器に採用
した場合について説明すると、図示しないメイン
バーナの点火前においては円筒弁1は第1図実線
で示したように上方に位置しており、その通孔2
が弁座3で閉止され、かつ弁座3の開口部は閉止
弁9にて完全閉止された状態にある。そこで、点
火初期においてガスが供給されると、流体入口1
2からのガスはまず、バイパス通路10を通つて
流体出口13からメインバーナに円筒弁1の全開
時の幾割かのガス量が供給され、先に点火されて
いるパイロツトバーナにより緩点火される。次に
図示しないリモートコントローラの働きによりソ
レノイドMに電圧を印加すると、ソレノイド1が
励磁されて可動鉄心6が吸引力を受け軸杆5を発
条7の弾発力に孔して引張り下方に移動させるの
で、閉止弁9が弁座3から離れて開放すると同時
に円筒弁1も発条4の押圧力(または自重)によ
り下方へ移動して調節用通孔2を流出側において
開口せしめガスを流出させる(第2図実線参
照)。このときソレノイドMに送られる電圧はリ
モートコントローラの設定湯温と出湯測定湯温と
の温度差により決まる電圧であり、その電圧に応
じて円筒弁1は閉止より開方向へのストローク即
ち鍔部1aが弁座3に当るまでのストロークで所
望の開度を得る。すなわち、湯温が設定温度と大
きな温度差を有している間は円筒弁1の開度は広
くほゞ全開位置付近となつており多量のガスがメ
インバーナに供給される。円筒弁1が一定位置に
達した後、さらに多量のガスをメインバーナに供
給して発熱量を増加すべきときはソレノイドMの
電磁力が増し可動鉄心6の吸引力が増して閉止弁
9は引下げられ、円筒弁1の底部より閉止弁9が
離れることにより円筒弁1の底部を全開させるも
ので、軸杆5のわずかなストローク変化により最
大加熱能力を得ることが可能である(第3図参
照)。また湯温を感知する、例えばサーミスタ部
の温度が設定温度に近づくとソレノイドMの印加
電圧が小さくなり、従つて可動鉄心6の吸引力が
弱くなり、発条7の弾発力にて円筒弁1が発条4
の弾発力とつり合う位置まで押上げられ、円筒弁
1の流量調節用通孔2の開口面積が小さくなり、
通過断面積を絞り常時設定温度を維持すべく所要
の開度を保持するものである。
次にソレノイドMへの電圧印加が解かれると、
その励磁動作が解かれるため軸杆5は発条7の弾
発力により上昇し、円筒弁1をも発条4に抗して
上昇させ、流量調節用通孔2を閉止しガスの供給
を停止する。
ここでガス種に応じて適宜形状の流量調節用通
孔2を穿つた円筒弁1を幾種類か用意しておいて
使用ガス種に合致する円筒弁1を取付ければ良
く、交換作業も非常に容易である。なお円筒弁1
と軸杆5とを別体となしたので、その加工が容易
となり、円筒弁1と可動鉄心6との若干の芯ずれ
を許容するのでその組付けは容易である。
この発明は以上説明したように、側部に適宜形
状の流量調節用通孔を穿つた円筒弁を弁座に密挿
せしめたので、弁体のストロークに対する流量特
性をゆるやかになし得て微細な流量制御が容易か
つ安定的に行いうるとともに円筒弁と閉止弁とを
別体の構成としたので全閉から全開までのストロ
ークはそれ程大きくならずその加工、組立ても容
易である。さらに円筒弁に穿つた流量調節用通孔
の形状および個数を変更すれば弁体のストローク
に対する流量特性を任意に変更し得る実用的価値
が大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す円筒弁の全
閉時の全体断面図、第2図は円筒弁の開放時の全
体断面図、第3図は円筒弁の全開時の全体断面
図、第4図及び第5図は円筒弁の通孔の異なる形
状を示す実施例の正面図である。 1……円筒弁、2……流量調節用通孔、3……
弁座、5……軸杆、M……ソレノイド、6……可
動鉄心、7……発条、8……ダイヤフラム、9…
…閉止弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 適宜形状の流量調節用通孔を側部に穿設した
    円筒弁を器体の弁座に摺動自由に密挿してソレノ
    イド側へ附勢するとともに該円筒弁の開方向への
    ストロークを一定位置に規制せしめ、円筒弁およ
    び弁座に接離しうる閉止弁を装着した軸杆をソレ
    ノイドの可動鉄心に関連させ、常時は可動鉄心を
    ソレノイドより離反させて閉止弁を弁座に当接し
    て円筒弁を閉止し、ソレノイドの励磁により閉止
    弁とともに円筒弁を開方向へ移動して円筒弁の流
    量調節用通孔の開口面積を漸次大きくし、さらに
    円筒弁が一定位置に達した後は閉止弁が円筒弁よ
    り分離してその底部を開き開度を全開となしうる
    ことを特徴とする電磁弁。
JP9307479A 1979-07-20 1979-07-20 Solenoid valve Granted JPS5618173A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9307479A JPS5618173A (en) 1979-07-20 1979-07-20 Solenoid valve

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9307479A JPS5618173A (en) 1979-07-20 1979-07-20 Solenoid valve

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5618173A JPS5618173A (en) 1981-02-20
JPS6246752B2 true JPS6246752B2 (ja) 1987-10-05

Family

ID=14072357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9307479A Granted JPS5618173A (en) 1979-07-20 1979-07-20 Solenoid valve

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JPS4325667Y1 (ja) * 1966-04-09 1968-10-26

Patent Citations (1)

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JPS4325667Y1 (ja) * 1966-04-09 1968-10-26

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JPS5618173A (en) 1981-02-20

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