JPH0113888Y2 - - Google Patents

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JPH0113888Y2
JPH0113888Y2 JP14994180U JP14994180U JPH0113888Y2 JP H0113888 Y2 JPH0113888 Y2 JP H0113888Y2 JP 14994180 U JP14994180 U JP 14994180U JP 14994180 U JP14994180 U JP 14994180U JP H0113888 Y2 JPH0113888 Y2 JP H0113888Y2
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JP
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valve
valve seat
solenoid
seat body
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は励磁コイルのオン・オフ作動によつて
流体の流通を開・閉、或は、励磁コイルの作動電
圧を変化させることによつて流量を変化させる電
磁弁に関するものである。
(従来の技術) 従来、電磁弁の弁本体に形成された弁座は可動
弁と当接した遮断状態において電磁弁からの流体
漏れが安全上絶対にあつてはならないが、現実問
題として弁座の外形寸法及び仕上がり状態が一見
同一のように見えてもダイカスト又は鋳物に内部
鋳巣がある場合、或は、弁座と可動弁の当り具合
が全周均一にならなかつた場合にはくみたて完成
後の検査段階において電磁弁が不良品としてはね
られることになり、その結果、弁本体そのものを
交換しなければならないが、これが、複数の弁座
を一体成形した弁本体に複数の電磁弁を取付けた
複合タイプの電磁弁の場合になると、1箇所の弁
座に欠陥があるために複数の弁座を形成した弁本
体を交換しなければならず、これが原因で電磁弁
の生産性が低下する他、弁孔をバイパスして種火
或は緩点火用のオリフイスを形成するばあいに
は、それぞれの目的に応じた孔径のオリフイスを
弁本体に形成しなければならず、それだけ電磁弁
の生産コストが上昇すると言う欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は弁の当り不良があつても電磁弁全体を
不良品にすることなく、しかも、弁孔をバイパス
したオリフイスの孔径を任意に調節することがで
きる電磁弁を特に生産コストを上昇させることな
く得ることよある。
(問題を解決するための手段) 本考案は弁本体の流体流入口と流出口とを連通
する流体流通路途上に、前記弁本体とは別体に形
成しかつ前記流体流通路の一部をなす弁孔を形成
した弁座体を円周方向位置調節可能に取付け、前
記弁本体と弁座体間に前記弁孔をバイパスして前
記流体流入口と流出口間を連通するオリフイスを
前記弁座体の円周方向位置変位によつてオリフイ
スの孔径調節可能に形成し、更に、電磁石装置と
スプリングを介して前記弁座体の弁座面直角方向
に往復して前記弁孔を開閉する可動弁を設けた電
磁弁にある。
(作用) このように構成された電磁弁において、弁の当
りが悪い場合は弁座体を交換するのみで弁の当り
を容易に修正して電磁弁全体を不良にすることが
なく、しかも、特別の部品を設けることなく、こ
の弁座体の円周方向位置を変位させることによつ
てオリフイスの孔径を零を含めて容易に調節する
ことができる。
(実施例) 次に、本考案の一実施例の構成を図面によつて
説明する。
第1図のA,B,Cに示すバーナ制御回路の安
全弁SV1,SV2と温度制御用流量可変電磁弁
TV1,TV2を2箇複合、3箇複合、或は、4箇
複合させた複合形電磁弁1の弁本体47は、第1
図A,B,Cの各制御回路に対応した流体流通路
3と流体流入口4と流体流出口5を形成した状態
で一体に形成され、弁本体47の各弁位置(本図
においては複数箇のうちの1箇のみを示す)には
押え板6と図示省略ねじを介して電磁ソレノイド
42が密閉状態で取付けられ、同電磁ソレノイド
42のボビン8には案内筒9が、該案内筒9と電
磁ソレノイド42との間にOリング10を挟んで
取付けられ、案内筒9には、磁気経路を形成する
ヨーク兼用ケース11にねじ12、スプリングワ
ツシヤ13、ナツト14を介して軸方向位置調整
可能に取付けられた固定鉄心15がOリング16
を介して案内筒9内の気密状態を保持した状態で
挿入されている他、プランジヤ17がコイルスプ
リング18を介挿した状態で往復動可能に挿入さ
れている。
又、弁本体47の流体流通路3途上における各
弁位置には、弁本体47と別体に形成した弁座体
48が各弁位置毎に個別にねじ49とOリング2
1を介して気密状態を保持した状態で、しかも、
弁座体48に形成された弁孔22をバイパスして
前記流体流入口4と流体流出口5間を連通する第
1図に示す種火バーナ用各種オリフイス43,4
4,45,46を弁本体47と弁座体48間に形
成するとともに取付孔50を介しての弁座体48
の円周方向位置決めによつてオリフイス44,4
5,46の孔径調節可能に若しくはオリフイス4
4,45,46のない図示省略弁座体が取付けら
れ、弁座体48に形成された弁孔22周縁のフラ
ツトな弁座23には、プランジヤ17先端部に係
止突起24と係止窪み25を介して着脱可能に取
付けられたゴム製可動弁26下面外周のフラツト
面27が、可動弁26上部に嵌合した枠体28と
電磁ソレノイド42間に挿着された円錐コイルス
プリング29を介して当接し、当該可動弁26に
より流体流通路3は遮断し、プランジヤ17がス
トロークエンド近くまで吸引された状態において
円錐コイルスプリング29がその大径部から小径
部にかけて電磁ソレノイド42底面の傾斜面30
に順次当接し、円錐コイルスプリング29の弾発
力はプランジヤ17の吸引力増大にほぼ比例して
増大する。
又、可動弁26の下面には、可動弁26が弁座
23に当接した状態において弁孔22内に挿入さ
れるとともにプランジヤ17吸引による可動弁2
6の弁座23面直角方向移動によつて弁孔22開
口面の有効開口面積を変化させる流量可変突起3
1、この場合、流量可変テーパ部32を形成する
台形の上面と下面に流量不変の円板状ストレート
部33,34を形成した流量可変突起31が形成
されている他、特に台形下面のストレート部34
外径は、弁孔22内径との間においてガスバーナ
の緩点火に対応した一定流量通過用有効開口面積
が得られる外径に形成され、台形上面のストレー
ト部33は、弁孔22内径との間において流量を
弁全開に対応した一定流量で規制し得る外径に形
成されている。
次に、本実施例の作用について説明する。
まず、この複合形電磁弁1の各電磁ソレノイド
42をオフにした各電磁弁、例えばSV1,SV2,
TV1,TV2の遮断状態において、SV1,SV2,
TV1,TV2のうちの何れかの電磁弁に漏れがあ
つた場合、漏れのあつた電磁弁の電磁ソレノイド
42のみを弁本体47から取外した状態で、当り
不良の弁座体48のみをねじ49を介して良品と
容易に交換することができ、従つて、複合形電磁
弁1の弁本体47を交換することなく、不良対象
の弁座体48を簡単な作業で交換するのみで流体
漏れを容易に解消することができ、弁座23の当
り不良が生産コストに与える影響は極めて少な
く、これによつて複合形電磁弁1の生産性を著し
く向上させることができる他、弁座体48と電磁
ソレノイド42部分に盲蓋を容易に取付けること
ができるとともに、これによつて弁本体47に取
付けられる電磁弁の数を任意に増減することがで
き、しかも、特別の部品を設けることなく、この
弁座体48の円周方向位置を変位させることによ
つてオリフイス44,45,46の孔径を零(こ
の場合は、弁本体47に形成したオリフイス43
を弁座体48で塞ぐ)を含めて容易に調節するこ
とができる。
又、このように構成された流量可変電磁弁、例
えばTV1の電磁ソレノイド42作動電圧を上げ
て励磁電流を順次増大させた状態において、電磁
弁の作動電圧−流量特性が予め設定された規定の
特性から外れている場合、固定鉄心15をねじ1
2を介して軸心方向に変位させることによるコイ
ルスプリング18の弾発力調節によつて流量可変
電磁弁TV1の作動電圧−流量特性を前記規定の
特性に容易に合せることができる。
(考案の効果) 本考案は弁本体の流体流入口と流出口とを連通
する流体流通路途上に、前記弁本体とは別体に形
成しかつ前記流体流通路の一部をなす弁孔を形成
した弁座体を円周方向位置調節可能に取付け、前
記弁本体と弁座体間に前記弁孔をバイパスして前
記流体流入口と流出口間を連通するオリフイスを
前記弁座体の円周方向位置変位によつてオリフイ
スの孔径調節可能に形成し、更に、電磁石装置と
スプリングを介して前記弁座体の弁座面直角方向
に往復して前記弁孔を開閉する可動弁を設けた電
磁弁にある。
これによつて本考案は弁の当り不良があつても
電磁弁全体を不良品にすることなく、しかも、弁
孔をバイパスしたオリフイスの孔径を任意に調節
することができる電磁弁を特に生産コストを上昇
させることなく容易に得ることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の流体制御回路図、
第2図はその破断正面図、第3図はその要部詳細
図である。 1……電磁弁、3……流体流通路、18……コ
イルスプリング、22……弁孔、23……弁座、
26……可動弁、42……電磁ソレノイド、47
……弁本体、43〜46……オリフイス、48…
…弁座体、49……ねじ、50……取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体の流体流入口と流出口とを連通する流体
    流通路途上に、前記弁本体とは別体に形成しかつ
    前記流体流通路の一部をなす弁孔を形成した弁座
    体を円周方向位置調節可能に取付け、前記弁本体
    と弁座体間に前記弁孔をバイパスして前記流体流
    入口と流出口間を連通するオリフイスを前記弁座
    体の円周方向位置変位によつてオリフイスの孔径
    調節可能に形成し、更に、電磁石装置とスプリン
    グを介して前記弁座体の弁座面直角方向に往復し
    て前記弁孔を開閉する可動弁を設けることを特徴
    とする電磁弁。
JP14994180U 1980-10-20 1980-10-20 Expired JPH0113888Y2 (ja)

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JP14994180U JPH0113888Y2 (ja) 1980-10-20 1980-10-20

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JPS5771854U JPS5771854U (ja) 1982-05-01
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