JPS5939249Y2 - 複動電磁弁 - Google Patents
複動電磁弁Info
- Publication number
- JPS5939249Y2 JPS5939249Y2 JP7813879U JP7813879U JPS5939249Y2 JP S5939249 Y2 JPS5939249 Y2 JP S5939249Y2 JP 7813879 U JP7813879 U JP 7813879U JP 7813879 U JP7813879 U JP 7813879U JP S5939249 Y2 JPS5939249 Y2 JP S5939249Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- coil
- valve
- solenoid
- valve body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は複動電磁弁に関し、更に詳細にはソレノイドコ
イルへの通電状態を変えることによって弁座からの弁体
の離隔距離を変え、それによって流量を段階的に切り変
えることができる複動電磁弁に関する。
イルへの通電状態を変えることによって弁座からの弁体
の離隔距離を変え、それによって流量を段階的に切り変
えることができる複動電磁弁に関する。
流体機器或は燃焼器に供給する動作流体或は燃料を一定
の割合で段階的に増加或は減少していく場合、従来にお
・いては、複数の供給通路を複数並列に設けてその通路
にそれぞれ電磁弁を設け、その電磁弁を１個又は複数個
選択的に動作させる方法、或は単一の供給通路に電磁弁
とは別に直列に流量制御弁を設けてその流量制御弁によ
り流量を変える方法があったが、これらの方法では複数
の機器を使用しなければならず不経済である。
の割合で段階的に増加或は減少していく場合、従来にお
・いては、複数の供給通路を複数並列に設けてその通路
にそれぞれ電磁弁を設け、その電磁弁を１個又は複数個
選択的に動作させる方法、或は単一の供給通路に電磁弁
とは別に直列に流量制御弁を設けてその流量制御弁によ
り流量を変える方法があったが、これらの方法では複数
の機器を使用しなければならず不経済である。
また西独国特許第１，１６１，７３５号明細書に示され
るように１個の電磁弁のソレノイドコイルを軸方向に複
数に分割して各部分に独立に通電可能にして弁体の移動
量を変化させたものもあるが、この電磁弁では弁体を動
かすプランジャが一体につながって弁体の中間停止位置
が不安定となる問題がある。
るように１個の電磁弁のソレノイドコイルを軸方向に複
数に分割して各部分に独立に通電可能にして弁体の移動
量を変化させたものもあるが、この電磁弁では弁体を動
かすプランジャが一体につながって弁体の中間停止位置
が不安定となる問題がある。
本考案の目的はソレノイドコイルだけでなくプランジャ
も軸方向に分割するとともに分割されたプランジャの間
に強さが異なるばねを設けることにより中間停止位置で
も弁体が安定して停止でき流量が安定する複動電磁弁を
得ることにある。
も軸方向に分割するとともに分割されたプランジャの間
に強さが異なるばねを設けることにより中間停止位置で
も弁体が安定して停止でき流量が安定する複動電磁弁を
得ることにある。
本考案は、複数のポートおよび該ポート間の途中に形成
された弁座を有する本体と、該本体に取り付けられたコ
イル、該コイル内に挿入されたプランジャガイドおよび
プランジャガイドの一端に嵌合された固定鉄心を有する
ソレノイドと、該プランジャガイド内に移動可能に受け
られていて該コイルへの通電により動作するプランジャ
と、該プランジャの一端に取り付けられていて該弁座と
係合可能な弁体とを有する電磁弁において、該コイルを
該プランジャガイドの軸方向に複数に分割してそれぞれ
独立して通電可能にし１、該プランジャも該コイルの分
割数に合わせて軸方向に複数に分割し、該分割されたプ
ランジャ間およびプランジャと該固定鉄心間にはばねを
設けて該ばねは該固定鉄心に近いものほど強くし、該プ
ランジャガイドには該弁体が取り付けられたプランジャ
以外のプランジャと当接して弁座に向う方向の移動を制
限する肩部を形成して構成されている。
された弁座を有する本体と、該本体に取り付けられたコ
イル、該コイル内に挿入されたプランジャガイドおよび
プランジャガイドの一端に嵌合された固定鉄心を有する
ソレノイドと、該プランジャガイド内に移動可能に受け
られていて該コイルへの通電により動作するプランジャ
と、該プランジャの一端に取り付けられていて該弁座と
係合可能な弁体とを有する電磁弁において、該コイルを
該プランジャガイドの軸方向に複数に分割してそれぞれ
独立して通電可能にし１、該プランジャも該コイルの分
割数に合わせて軸方向に複数に分割し、該分割されたプ
ランジャ間およびプランジャと該固定鉄心間にはばねを
設けて該ばねは該固定鉄心に近いものほど強くし、該プ
ランジャガイドには該弁体が取り付けられたプランジャ
以外のプランジャと当接して弁座に向う方向の移動を制
限する肩部を形成して構成されている。
以下図面を参照して本考案の一実施例について説明する
。
。
第１図において、１は本考案の実施例の複動電磁弁、２
は弁室２０、弁室２０に連通し得る人口および出口ポー
ト２１および２２、および弁座２３が形成された弁本体
、３は本体２の上側にサブプレート１４を介在させて弁
室２０を塞ぐようにして固定されたソレノイドである。
は弁室２０、弁室２０に連通し得る人口および出口ポー
ト２１および２２、および弁座２３が形成された弁本体
、３は本体２の上側にサブプレート１４を介在させて弁
室２０を塞ぐようにして固定されたソレノイドである。
ソレノイド３は軸方向（第１図において−４−下方向）
に複数に分けて巻回されたコイル３１．３２および３３
を有している。
に複数に分けて巻回されたコイル３１．３２および３３
を有している。
各コイルの巻数は、コイル３１が最も少なく、コイル３
３が最も多くなるように、それぞれ異ならせである。
３が最も多くなるように、それぞれ異ならせである。
ソレノイド３の中心部には、本体側に行くにしたがって
数段に径が小さくなっているプランジャガイド６が嵌合
されている。
数段に径が小さくなっているプランジャガイド６が嵌合
されている。
プランジャガイド６内の上端には固定鉄心５が嵌合固定
されている。
されている。
プランジャガイドの大径部分６０内にはプランジャ７ｃ
が遊嵌されている。
が遊嵌されている。
そのプランジャ７ｃは固定鉄心６との間に配設されたば
ね８ｃによって下方に弾圧されプランジャガイド６の肩
部６１に当接して停止している。
ね８ｃによって下方に弾圧されプランジャガイド６の肩
部６１に当接して停止している。
プランジャガイドの中径部分６２内にはプランジャ７ｂ
が遊嵌されている。
が遊嵌されている。
このプランジャ７ｂはプランジャ７ｃとの間に配設され
たばね８ｂにより下方に弾圧され、プランジャガイドの
肩部６３に当接して停止している。
たばね８ｂにより下方に弾圧され、プランジャガイドの
肩部６３に当接して停止している。
プランジャガイドの小径部６４内には比較的長いプラン
ジャ７ａが遊嵌されていて、その先端（下端）には弁座
２３と係合可能な弁体９が固定されている。
ジャ７ａが遊嵌されていて、その先端（下端）には弁座
２３と係合可能な弁体９が固定されている。
このプランジャ７ａはプランジャ７ｂとの間に設けられ
たばね８ａにより下方に弾圧され、弁体９が弁座２３と
係合している状態で停止している。
たばね８ａにより下方に弾圧され、弁体９が弁座２３と
係合している状態で停止している。
ばね８ａ、８ｂ、８ｃの弾力は、８ａが最も小さくかつ
８ｃが最も大きくなるように、それぞれ異ならせである
。
８ｃが最も大きくなるように、それぞれ異ならせである
。
この電磁弁は、第２図に示されるように電気的に接続さ
れ、スイッチＳｌ、 Ｓ２およびＳ３をオンにしたとき
それぞれコイル３１．３２および３３に独立して通電さ
れるようになっている。
れ、スイッチＳｌ、 Ｓ２およびＳ３をオンにしたとき
それぞれコイル３１．３２および３３に独立して通電さ
れるようになっている。
上記構成の複動電磁弁において、スイッチＳ１をオンに
してコイル３１に通電すると、プランジャ７ａのみがプ
ランジャ７ｂに当接するまで固定鉄心５側に吸引される
。
してコイル３１に通電すると、プランジャ７ａのみがプ
ランジャ７ｂに当接するまで固定鉄心５側に吸引される
。
このため弁体９はプランジャ７ａ１個の移動量だけ弁座
２３から離れる。
２３から離れる。
したがって最も少量の流体が人口ポート２１から出口ポ
ート２２に流れる。
ート２２に流れる。
次にスイッチＳ１をオンにしたままスイッチＳ２をオン
にしてコイル３２にも通電すると、プランジャ７ａおよ
び７ｂは一体になってばね８ｂに抗して固定鉄心側に移
動し、プランジャ７ｃに当接して停止する。
にしてコイル３２にも通電すると、プランジャ７ａおよ
び７ｂは一体になってばね８ｂに抗して固定鉄心側に移
動し、プランジャ７ｃに当接して停止する。
このため弁体９はプランジャ７ ａ、 ７ ｂ２個の移
動量だけ更に弁座から離れる。
動量だけ更に弁座から離れる。
したがって人口ポートから出口ポートへ流れる流量はそ
の分だけ増加する。
の分だけ増加する。
更にスイッチＳＬ Ｓ２をオンにしたままスイッチＳ３
もオンにしてコイル３３にも通電すると、三つのプラン
ジャ７ａ〜７ｃはばね８ｃに抗して固定鉄心に当接する
まで吸引される。
もオンにしてコイル３３にも通電すると、三つのプラン
ジャ７ａ〜７ｃはばね８ｃに抗して固定鉄心に当接する
まで吸引される。
このため弁体９は３個のプランジャの移動量だけ更に弁
座から離れ、人口ポートから出口ポートへの流体の流れ
もその分だけ増加する。
座から離れ、人口ポートから出口ポートへの流体の流れ
もその分だけ増加する。
次にスイッチをＳａ、 Ｓ２お゛よびＳｌの順にオフし
ていけば前述とは逆に流量を順次段階的に減少させてゆ
くことができる。
ていけば前述とは逆に流量を順次段階的に減少させてゆ
くことができる。
以」二の説明から明らかなように、本考案の複動電磁弁
によれば、１個の電磁弁で流路の開閉制御だけでなく流
量の段階的制御も可能である。
によれば、１個の電磁弁で流路の開閉制御だけでなく流
量の段階的制御も可能である。
更に複数に分割されたプランジャを１個ずつ所定距離だ
け確実に移動できるので弁体の中間停止位置でも弁体の
停止位置が安定し、所定の流量を確実にかつ安定して確
保できる。
け確実に移動できるので弁体の中間停止位置でも弁体の
停止位置が安定し、所定の流量を確実にかつ安定して確
保できる。
第１図は本考塞による複動電磁弁の一実施例の断面図、
第２図はコイルの接続状態を示す電気的回路図である。 １：複動電磁弁、２：本体、２０：弁室、２１：人口ポ
ート、２２：出口ポート、２３：弁座、３：ソレノイド
、３１．３２．３３：コイル、７ａ、 ７ｂ、 ７
ｃニブランジヤ、９：弁体。
第２図はコイルの接続状態を示す電気的回路図である。 １：複動電磁弁、２：本体、２０：弁室、２１：人口ポ
ート、２２：出口ポート、２３：弁座、３：ソレノイド
、３１．３２．３３：コイル、７ａ、 ７ｂ、 ７
ｃニブランジヤ、９：弁体。
Claims (1)
- 複数のポートおよび該ポート間の途中に形成された弁座
を有する本体と、該本体に取り付けられたコイル、該コ
イル内に挿入されたプランジャガイドおよびプランジャ
ガイドの一端に嵌合された固定鉄心を有するソレノイド
と、該プランジャガイド内に移動可能に受けられていて
該コイルへの通電により動作するプランジャと、該プラ
ンジャの一端に取り付けられていて該弁座と係合可能な
弁体をを有する電磁弁において、該コイルを該プランジ
ャガイドの軸方向に複数に分割してそれぞれ独立して通
電可能にし、該プランジャも該コイルの分割数に合わせ
て軸方向に複数に分割し、該分割されたプランジャ問お
・よびプランジャと該固定鉄心間にはばねを設けて該ば
ねは該固定鉄心に近いものほど強くし、該プランジャガ
イドには該弁体が取り付けられたプランジャ以外のプラ
ンジャと当接して弁座に向う方向の移動を制限する肩部
を形成したことを特徴とする複動電磁弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7813879U JPS5939249Y2 (ja) | 1979-06-08 | 1979-06-08 | 複動電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7813879U JPS5939249Y2 (ja) | 1979-06-08 | 1979-06-08 | 複動電磁弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55177568U JPS55177568U (ja) | 1980-12-19 |
| JPS5939249Y2 true JPS5939249Y2 (ja) | 1984-11-01 |
Family
ID=29311593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7813879U Expired JPS5939249Y2 (ja) | 1979-06-08 | 1979-06-08 | 複動電磁弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939249Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58182076U (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-05 | 愛三工業株式会社 | 多段作動電磁弁 |
| JPH085325Y2 (ja) * | 1990-06-07 | 1996-02-14 | 国産電機株式会社 | 自動チョーク装置 |
-
1979
- 1979-06-08 JP JP7813879U patent/JPS5939249Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55177568U (ja) | 1980-12-19 |
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