JPS605157Y2 - チエツクバルブ - Google Patents
チエツクバルブInfo
- Publication number
- JPS605157Y2 JPS605157Y2 JP1978079934U JP7993478U JPS605157Y2 JP S605157 Y2 JPS605157 Y2 JP S605157Y2 JP 1978079934 U JP1978079934 U JP 1978079934U JP 7993478 U JP7993478 U JP 7993478U JP S605157 Y2 JPS605157 Y2 JP S605157Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- end connector
- ball
- check valve
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はボールを使用したチェックバルブの改良に関し
、特に、突起部によって保持されるボールを内蔵したボ
ディと、エンドコネクターと、ボディとエンドコネクタ
ーの間に挟持される環状のシートと、エンドコネクター
をボディに締結するユニオンナットとを備えたチェック
バルブの改良に関する。
、特に、突起部によって保持されるボールを内蔵したボ
ディと、エンドコネクターと、ボディとエンドコネクタ
ーの間に挟持される環状のシートと、エンドコネクター
をボディに締結するユニオンナットとを備えたチェック
バルブの改良に関する。
第1図は従来のこの種のチェックバルブの構造を示すも
のであるが、このような構造のチェックバルブは例えば
米国特許第72010咥明細書に開示されている。
のであるが、このような構造のチェックバルブは例えば
米国特許第72010咥明細書に開示されている。
第1図を参照すると、ボディ21の内側には軸線方向即
ち流体の流れ方向に延びる複数個の突起部22が周方向
に間隔をあけて設けられており、ボディ21内にはこれ
ら突起部22によって流体流れ方向に変位自在に保持さ
れるボール23が設けられている。
ち流体の流れ方向に延びる複数個の突起部22が周方向
に間隔をあけて設けられており、ボディ21内にはこれ
ら突起部22によって流体流れ方向に変位自在に保持さ
れるボール23が設けられている。
ボディ21の一端にはユニオンナット27が螺合されて
おり、管との接続部29を有するエンドコネクター24
はユニオンナット27の締付は力によってシート26を
介してボディ21の端口部に押し付けられている。
おり、管との接続部29を有するエンドコネクター24
はユニオンナット27の締付は力によってシート26を
介してボディ21の端口部に押し付けられている。
上記シート26はエンドコネクター24とボディ21と
の間のシール部材としての役割りと、ボール23の弁座
としての役割りとを兼務しており、順流時にはボール2
3が流体圧力によりシート26から離間せしめられて流
体の通過を許容し、逆流時には流体の逆流圧力によりボ
ール23がシート26に密着して流体の通過を阻止する
。
の間のシール部材としての役割りと、ボール23の弁座
としての役割りとを兼務しており、順流時にはボール2
3が流体圧力によりシート26から離間せしめられて流
体の通過を許容し、逆流時には流体の逆流圧力によりボ
ール23がシート26に密着して流体の通過を阻止する
。
この種のチェックバルブにおいて、エンドコネクター2
4はユニオンナット27の締付は力により該エンドコネ
クター24の平坦な端面でシート26の平坦な外側端面
に押し付けられているだけであるから、配管へのチェッ
クバルブの組付は後であっても、ユニオンナット27を
弛めてボディ21から離脱させることにより、ボディ2
1と工1ンドコネクター24とを簡単に分離させること
ができる。
4はユニオンナット27の締付は力により該エンドコネ
クター24の平坦な端面でシート26の平坦な外側端面
に押し付けられているだけであるから、配管へのチェッ
クバルブの組付は後であっても、ユニオンナット27を
弛めてボディ21から離脱させることにより、ボディ2
1と工1ンドコネクター24とを簡単に分離させること
ができる。
したがって、チェックバルブの内部点検を簡単に行なう
ことができる。
ことができる。
しかしながら、シート26をボディ21とエンドコネク
ター24とにより挟持する構造であるため、シート26
はその挟持力の影響を大きく受けることとなる。
ター24とにより挟持する構造であるため、シート26
はその挟持力の影響を大きく受けることとなる。
第1図に示すような従来のチェックバルブにおいては、
シート26のボディ21側は外縁がボディ21の端口部
に合わせて切り欠かれて外縁の下段部26aが形成され
ているが、このシート26の下段部26aとボディ21
の端口部は共に中心軸線に対して垂直な平坦面となって
いる。
シート26のボディ21側は外縁がボディ21の端口部
に合わせて切り欠かれて外縁の下段部26aが形成され
ているが、このシート26の下段部26aとボディ21
の端口部は共に中心軸線に対して垂直な平坦面となって
いる。
また、シート26の外側端面及びエンドコネクター24
の当接端面も中心軸線に対して垂直な平坦面となってい
る。
の当接端面も中心軸線に対して垂直な平坦面となってい
る。
このような構成の場合、シート挟持個所における三者の
接触がユニオンナット27による締付は方向に対して垂
直な平坦面で行われるため、ボディ21とエンドコネク
ター24との間で十分なシール効果を得るためには、ど
うしてもユニオンナット27を強く締め付ける必要があ
る。
接触がユニオンナット27による締付は方向に対して垂
直な平坦面で行われるため、ボディ21とエンドコネク
ター24との間で十分なシール効果を得るためには、ど
うしてもユニオンナット27を強く締め付ける必要があ
る。
しか腰シート26を強く締め付けると、シート26の疲
労が早くなるばかりか、シート26が変形してボディ2
1の内方に突出し易くなる。
労が早くなるばかりか、シート26が変形してボディ2
1の内方に突出し易くなる。
そして、シート26がボディ21の内方に突出すると、
ボール23に対する密着性が低下する原因となるばかり
か、流体の逆流時に上記内方突出が起こるとボール23
のシート26への過度の食込みが生じ易くなり、その後
の流体の順流時にボール23がシート26から離脱しに
くくなって運動を生じ易くなるという問題が生じる。
ボール23に対する密着性が低下する原因となるばかり
か、流体の逆流時に上記内方突出が起こるとボール23
のシート26への過度の食込みが生じ易くなり、その後
の流体の順流時にボール23がシート26から離脱しに
くくなって運動を生じ易くなるという問題が生じる。
実開昭49−101315号公報には上述したチェック
バルブと近似した構成の逆止弁が開示されているが、こ
の逆止弁においては上述したシートの構成と同様に、シ
ートの挟持接触面が挟持締付は方向に対して垂直な平坦
面となっているため、上記チェックバルブと同様の問題
が生じることは明らかである。
バルブと近似した構成の逆止弁が開示されているが、こ
の逆止弁においては上述したシートの構成と同様に、シ
ートの挟持接触面が挟持締付は方向に対して垂直な平坦
面となっているため、上記チェックバルブと同様の問題
が生じることは明らかである。
一方、シート締付は型の弁装置において、リング状シー
トの両締付は端面にそれぞれ環状隆起を設けることが例
えば特公昭44−9424号公報により知られている。
トの両締付は端面にそれぞれ環状隆起を設けることが例
えば特公昭44−9424号公報により知られている。
このような構成のシートを用いた場合、比較的弱い締付
は力であっても環状隆起部分で十分なシール効果を得る
ことができるが、この公報記載のシートの両締付は端面
ば上述したシートと同様に中心軸線に対して垂直な面と
なっているため、誤って強く締め付けた場合には、上述
したシートと同様に半径方向内方への変形が起こり得る
。
は力であっても環状隆起部分で十分なシール効果を得る
ことができるが、この公報記載のシートの両締付は端面
ば上述したシートと同様に中心軸線に対して垂直な面と
なっているため、誤って強く締め付けた場合には、上述
したシートと同様に半径方向内方への変形が起こり得る
。
したがって、このようなシートを上述したチェックバル
ブに適用すれば上述と同様の問題が起こる。
ブに適用すれば上述と同様の問題が起こる。
したがって、このようなシートを用いた場合、締付は力
の調整が現実的に極めて難しくなる。
の調整が現実的に極めて難しくなる。
上記従来技術の問題点に鑑み、本考案は、冒頭で述べた
ような構造のチェックバルブにおいて、シートに対する
比較的弱い締付は力で十分なシール効果を得ることがで
きるとともに、シートを強く締め付けた場合においても
ボールに対するシートの密着性の低下やボールへのシー
トの食込みによるボールの運動等の発生を防止できるチ
ェックバルブを提供することを目的とする。
ような構造のチェックバルブにおいて、シートに対する
比較的弱い締付は力で十分なシール効果を得ることがで
きるとともに、シートを強く締め付けた場合においても
ボールに対するシートの密着性の低下やボールへのシー
トの食込みによるボールの運動等の発生を防止できるチ
ェックバルブを提供することを目的とする。
上記目的は、本考案によれば、突起部によって保持され
るボールを内蔵したボディと、エンドコネクターと、ボ
ディとエンドコネクターの間に挟持される環状のシート
と、エンドコネクターをボディに締結するユニオンナッ
トとを備えたチェックバルブにおいて、ボディのユニオ
ンナット側端口部を半径方向外方に向かってボディの反
対端部側に傾斜するテーパー面とし、このボディの端口
部に接するシートのボディ側外縁を切り欠いてその下段
部をボディの端口部のテーパー面に対応して内側に傾斜
するテーパー面とし、シートのエンドコネクター側には
エンドコネクターに面して断面半円形状又は円弧状の環
状隆起を設けたことを特徴とするチェックバルブにより
遠戚される。
るボールを内蔵したボディと、エンドコネクターと、ボ
ディとエンドコネクターの間に挟持される環状のシート
と、エンドコネクターをボディに締結するユニオンナッ
トとを備えたチェックバルブにおいて、ボディのユニオ
ンナット側端口部を半径方向外方に向かってボディの反
対端部側に傾斜するテーパー面とし、このボディの端口
部に接するシートのボディ側外縁を切り欠いてその下段
部をボディの端口部のテーパー面に対応して内側に傾斜
するテーパー面とし、シートのエンドコネクター側には
エンドコネクターに面して断面半円形状又は円弧状の環
状隆起を設けたことを特徴とするチェックバルブにより
遠戚される。
以下、図面の第2図ないし第5図を参照して本考案の一
実施例を説明する。
実施例を説明する。
はじめに第2図及び第3図を参照すると、略円筒状のボ
ディ1の内側面には数条の突起部2が円周方向に等間隔
に設けられている。
ディ1の内側面には数条の突起部2が円周方向に等間隔
に設けられている。
ボディ1に内蔵されているボール3は突起部2によりボ
ディ1の中心軸線上で該軸線方向に即ち流体の流れ方向
に移動可能に保持されている。
ディ1の中心軸線上で該軸線方向に即ち流体の流れ方向
に移動可能に保持されている。
ボディ1の一端部には図示しない管材を接続するための
接続部8が形成されている。
接続部8が形成されている。
ボディ1の他端部外周にはユニオンナット7が螺合され
ている。
ている。
このユニオンナット7の螺合締付は力により、エンドコ
ネクター4がシート6を介してボディ1の端口部に押し
付けられてボディ1に結合されている。
ネクター4がシート6を介してボディ1の端口部に押し
付けられてボディ1に結合されている。
エンドコネクター4には別の図示しない管を接続するた
めの接続部9が形成されている。
めの接続部9が形成されている。
シート6は第4図及び第5図に明確に示されているよう
に環状板形状を有しており、弾性材料から作られている
。
に環状板形状を有しており、弾性材料から作られている
。
このシート6はエンドコネクター4とボディ1との管の
シール部材としての役割りと、ボール3の弁座としての
役割りとを兼務するもので、その内径はボール3の外径
よりもやや小さくなっている。
シール部材としての役割りと、ボール3の弁座としての
役割りとを兼務するもので、その内径はボール3の外径
よりもやや小さくなっている。
ボール3はほぼ完全な球体形状をなしている。
シート6は流体の順流時にはシート6から離れて突起部
2に案内されて接続部8側に移動し、逆流時には流体の
逆流圧力によってシート6に密着し、流体の通過を阻止
する。
2に案内されて接続部8側に移動し、逆流時には流体の
逆流圧力によってシート6に密着し、流体の通過を阻止
する。
第2図に示すように、ボディ1のユニオンナツト7側端
口部は半径方向外方に向かってボディ1の反対端部側に
傾斜するテーパー面となっている。
口部は半径方向外方に向かってボディ1の反対端部側に
傾斜するテーパー面となっている。
そして、第2図、第4図及び第5図に示すように、シー
ト5のボディ1側外縁は切り欠かれて段がついており、
その下段部6aは内側に、即ち、半径方向内方に向かっ
てシート6の外端面(第2図中左側端面)側に傾斜する
テーパー面となっている。
ト5のボディ1側外縁は切り欠かれて段がついており、
その下段部6aは内側に、即ち、半径方向内方に向かっ
てシート6の外端面(第2図中左側端面)側に傾斜する
テーパー面となっている。
シート6の下段部6aのテーパー角度はボディ1の端口
部のテーパー角度に対応している。
部のテーパー角度に対応している。
シート6の外端面即ちエンドコネクタ−4側端面には断
面半円形状又は円弧状に突出する環状隆起5が設けられ
ている。
面半円形状又は円弧状に突出する環状隆起5が設けられ
ている。
環状隆起5は、図示実施例においては2本形成されてい
るが、本数はシート6の大きさや材質等を考慮して適宜
に定めることができる。
るが、本数はシート6の大きさや材質等を考慮して適宜
に定めることができる。
シート6の外縁であるところの下段部6aの外径はボデ
ィ1の外径より僅かに小さく、内側をなす上段部6bの
外径はボディ1の内径とほぼ等しく、シート6の内径は
エンドコネクター4の通孔10の形とほぼ等しいものと
なっている。
ィ1の外径より僅かに小さく、内側をなす上段部6bの
外径はボディ1の内径とほぼ等しく、シート6の内径は
エンドコネクター4の通孔10の形とほぼ等しいものと
なっている。
シート6のボディ1側内縁部は半径方向内方に向かって
シート6の外端面側に傾斜したテーパー状のシール面6
cとなっている。
シート6の外端面側に傾斜したテーパー状のシール面6
cとなっている。
このシール面6Cは、流体の逆流時にボール3が最初に
シール面6cの内径側に接触腰次いで、接触領域が逆流
圧力に応じて徐々にシール面6cの外径側に移行しつつ
拡大するように形成されている。
シール面6cの内径側に接触腰次いで、接触領域が逆流
圧力に応じて徐々にシール面6cの外径側に移行しつつ
拡大するように形成されている。
このような形状のため、逆流流体の圧力が小さい場合に
は、ボール3はシール面6cの先端部のみと接触するた
め、単位面積当たりの接触圧力が高くなり、十分なシー
ル効果が得られることとなる。
は、ボール3はシール面6cの先端部のみと接触するた
め、単位面積当たりの接触圧力が高くなり、十分なシー
ル効果が得られることとなる。
また、逆流圧力が大きい場合には、無理な変形を生じる
ことなく徐々にシール面6cとボール3との接触面が増
して単位面積当たりの接触圧力の極端な増加が防止され
るため、シート6がボール3に食い込むことはない。
ことなく徐々にシール面6cとボール3との接触面が増
して単位面積当たりの接触圧力の極端な増加が防止され
るため、シート6がボール3に食い込むことはない。
シール面6cの傾斜角は、対象流体の圧力、シート6の
材質、ボール3の大きさ等によっても異なるが、ボール
3とシール面6cの先端における接線に対して5°〜3
0°が好ましい。
材質、ボール3の大きさ等によっても異なるが、ボール
3とシール面6cの先端における接線に対して5°〜3
0°が好ましい。
上記樹皮のチェックバルブにおいて、ボディ1の端口部
と該端口部に当接せしめられるシート6外縁下段部6a
とが半径方向外方に向かってボディ1の反対端部側に傾
斜するテーパー面となっているため、比較的弱いユニオ
ンナット7のlaHけ力にて十分なシール効果が得られ
る。
と該端口部に当接せしめられるシート6外縁下段部6a
とが半径方向外方に向かってボディ1の反対端部側に傾
斜するテーパー面となっているため、比較的弱いユニオ
ンナット7のlaHけ力にて十分なシール効果が得られ
る。
即ち、ユニオンナット7をボディ1に対して締め込むと
、ユニオンナット7の締付は力はシート6の外縁の切欠
き部分のコーナ部と当該部分に当接するボディ1の端口
部内縁に集中して作用するので、比較的小さな締付は力
でも両者を確実に密着させるることができる。
、ユニオンナット7の締付は力はシート6の外縁の切欠
き部分のコーナ部と当該部分に当接するボディ1の端口
部内縁に集中して作用するので、比較的小さな締付は力
でも両者を確実に密着させるることができる。
また、シート6の下段部6aとボディ1の端口部のテー
パー面との接触は、ユニオンナット7を締めすぎた場合
、即ち、シート6の被挟持部分を圧縮させすぎた場合に
、その圧縮部分の逃げが半径方向外方に導かれることと
なるので、シート6がボディ1の内方に突出することは
殆んどなくなる。
パー面との接触は、ユニオンナット7を締めすぎた場合
、即ち、シート6の被挟持部分を圧縮させすぎた場合に
、その圧縮部分の逃げが半径方向外方に導かれることと
なるので、シート6がボディ1の内方に突出することは
殆んどなくなる。
流体の順流時にシート6の内方突出が起こるとその後の
閉弁時においてシート6とボール3との密着性が低下す
ることとなるが、上記樹皮によれば、かかる不具合の発
生を防止できる。
閉弁時においてシート6とボール3との密着性が低下す
ることとなるが、上記樹皮によれば、かかる不具合の発
生を防止できる。
また、逆流時即ち閉弁時にシート6の内方突出が起こる
と、シート6がボール3に食い込んでその後の順流時に
ボール3がシート6から離脱しにくくなってボール3の
運動を招くこととなるが、上記樹皮のチェックバルブに
よればこのような不具合も防止できることとなる。
と、シート6がボール3に食い込んでその後の順流時に
ボール3がシート6から離脱しにくくなってボール3の
運動を招くこととなるが、上記樹皮のチェックバルブに
よればこのような不具合も防止できることとなる。
一方、シート6のエンドコネクタ−4側端面に形成され
ている断面半円形状又は円弧状の環状隆起5は、ユニオ
ンナット7の締付は力をエンドコネクター4を介して受
けるが、その締付は力をエンドコネクター4に対する線
接触から面接触へと移行しながら集中して受は止めるた
め、シート6とエンドコネクター4との間のシール効果
を十分に発揮する。
ている断面半円形状又は円弧状の環状隆起5は、ユニオ
ンナット7の締付は力をエンドコネクター4を介して受
けるが、その締付は力をエンドコネクター4に対する線
接触から面接触へと移行しながら集中して受は止めるた
め、シート6とエンドコネクター4との間のシール効果
を十分に発揮する。
また、エンドコネクター4とシート6との間の接触面積
が小さくなっているため、平坦面全体で接触する場合よ
りも小さな締付は力で十分な密着性を得ることができる
。
が小さくなっているため、平坦面全体で接触する場合よ
りも小さな締付は力で十分な密着性を得ることができる
。
チェックバルブの閉塞時にはシート6はボール3を介し
て流体の逆流圧を受けるが、環状隆起5はエンドコネク
ター4に対し線接触から面接触に移行しつつ反発力を増
し、ボール3を押し戻す作用を行なうので、シート6と
ボール3との間の密着度が増し、両者間のシール効果が
更に一層発揮されることとなる。
て流体の逆流圧を受けるが、環状隆起5はエンドコネク
ター4に対し線接触から面接触に移行しつつ反発力を増
し、ボール3を押し戻す作用を行なうので、シート6と
ボール3との間の密着度が増し、両者間のシール効果が
更に一層発揮されることとなる。
以上実施例につき説明したが、本考案は上記実施例の態
様のみに限定されず、実用新案登録請求の範囲に記載し
た考案の範囲内で種々の変更を加えることができる。
様のみに限定されず、実用新案登録請求の範囲に記載し
た考案の範囲内で種々の変更を加えることができる。
以上の説明から明らかなように、本考案は、突起部によ
って保持されるボールを内蔵したボディと、エンドコネ
クターと、ボディとエンドコネクターの間に挟持される
環状のシートと、エンドコネクターをボディに締結する
ユニオンナットとを備えたチェックバルブにおいて、ボ
ディのユニオンナット側端口部を半径方向外方に向かっ
てボディの反対端部側に傾斜するテーパー面とし、この
ボディの端口部に接するシートのボディ側外縁を切り欠
いてそのの下段部をボディの端口部のテーパー面に対応
して内側に傾斜するテーパー面とし、シートのエンドコ
ネクター側にはエンドコネクターに面して断面半円形状
又は円弧状の環状隆起を設けたことを特徴とするもので
あるから、シートに対する比較的弱い締付は力で十分な
シール効果を得ることができるとともに、シートを強く
締め付けた場合においてもボールに対するシートの密着
性の低下やボールへのシートの食込みによるボールの遅
動等の発生を防止できるという効果を奏する。
って保持されるボールを内蔵したボディと、エンドコネ
クターと、ボディとエンドコネクターの間に挟持される
環状のシートと、エンドコネクターをボディに締結する
ユニオンナットとを備えたチェックバルブにおいて、ボ
ディのユニオンナット側端口部を半径方向外方に向かっ
てボディの反対端部側に傾斜するテーパー面とし、この
ボディの端口部に接するシートのボディ側外縁を切り欠
いてそのの下段部をボディの端口部のテーパー面に対応
して内側に傾斜するテーパー面とし、シートのエンドコ
ネクター側にはエンドコネクターに面して断面半円形状
又は円弧状の環状隆起を設けたことを特徴とするもので
あるから、シートに対する比較的弱い締付は力で十分な
シール効果を得ることができるとともに、シートを強く
締め付けた場合においてもボールに対するシートの密着
性の低下やボールへのシートの食込みによるボールの遅
動等の発生を防止できるという効果を奏する。
第1図は従来のチェックバルブの代表的な例を示す縦断
面図、第2図は本考案の一実施例を示すチェックバルブ
の縦断面図、第3図は第2図に示すチェックバルブの第
2図中2−2線に沿った断面図、第4図は第2図に示す
チェックバルブにおけるシートの断面図、第5図は第4
図に示すシートの平面図である。 1・・・・・・ボディ、2・・・・・・突起部、3・・
・・・・ボール、4・・・・・・エンドコネクター、5
・・・・・・環状突起、6・・・・・・シート、6a・
・・・・・下段部、6b・・・・・・上段部、6C・・
・・・・シール面、7・・・・・・ユニオンナット、8
,9・・・・・・接続部、10・・・・・・通孔。
面図、第2図は本考案の一実施例を示すチェックバルブ
の縦断面図、第3図は第2図に示すチェックバルブの第
2図中2−2線に沿った断面図、第4図は第2図に示す
チェックバルブにおけるシートの断面図、第5図は第4
図に示すシートの平面図である。 1・・・・・・ボディ、2・・・・・・突起部、3・・
・・・・ボール、4・・・・・・エンドコネクター、5
・・・・・・環状突起、6・・・・・・シート、6a・
・・・・・下段部、6b・・・・・・上段部、6C・・
・・・・シール面、7・・・・・・ユニオンナット、8
,9・・・・・・接続部、10・・・・・・通孔。
Claims (1)
- 突起部2によって保持されるボール3を内蔵したボディ
1と、エンドコネクター4と、ボディ1とエンドコネク
ター4の間に挟持される環状のシート6と、エンドコネ
クター4をボディ1に締結するユニオンナット7とを備
えたチェックバルブにおいて、ボディ1のユニオンナツ
ト7側端口部を半径方向外方に向ってボディ1の反対端
部側に傾斜するテーパー面とし、このボディ1の端口部
に接するシート6のボディ1側外縁を切り欠いてその下
段部6aをボディ1の端口部のテーパー面に対応して内
側に傾斜するテーパー面とし、シート6のエンドコネク
ター4側にはエンドコネクター4に面して断面半円形状
又は円弧状の環状隆起5を設けたことを特徴とするチェ
ックバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978079934U JPS605157Y2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | チエツクバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978079934U JPS605157Y2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | チエツクバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54181026U JPS54181026U (ja) | 1979-12-21 |
JPS605157Y2 true JPS605157Y2 (ja) | 1985-02-16 |
Family
ID=28998355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978079934U Expired JPS605157Y2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | チエツクバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605157Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB907853A (en) * | 1960-02-08 | 1962-10-10 | Ml Aviation Co Ltd | Improvements relating to non-return valves for fluids |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49101315U (ja) * | 1972-12-20 | 1974-08-31 |
-
1978
- 1978-06-13 JP JP1978079934U patent/JPS605157Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB907853A (en) * | 1960-02-08 | 1962-10-10 | Ml Aviation Co Ltd | Improvements relating to non-return valves for fluids |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54181026U (ja) | 1979-12-21 |
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