JPS6051218B2 - 多点入力切換器 - Google Patents

多点入力切換器

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JPS6051218B2
JPS6051218B2 JP276879A JP276879A JPS6051218B2 JP S6051218 B2 JPS6051218 B2 JP S6051218B2 JP 276879 A JP276879 A JP 276879A JP 276879 A JP276879 A JP 276879A JP S6051218 B2 JPS6051218 B2 JP S6051218B2
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JP
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switching
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JP276879A
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JPS5595216A (en
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弘典 竹内
孝二 吉沢
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は連続形状の共通側パターンと断続形状とした
切換側パターンとが平行に配設された接点基板に、前記
両パターンに共通して接摺する刷子を摺動させることに
より順次入力の切換を行なう多点入力切換器に関する。
一般にこの種の多点入力切換器は多数の測定点に接続さ
れた工業計器類等の入力信号の切換に用いられて微少信
号の切換を行なう。そのために接点間の接触抵抗が安定
し、かつ各切換接点から端子までの配線の抵抗値が一定
していることが望まれている。そしてその一つとしての
接触抵抗値を安定させるために接点基板を貴金属合金材
料によりプリントすることが行なわれている。その際に
、貴金属合金材料は高価てあることから価格をフ下げる
ために通常の導通材料によるパターンベースに貴金属合
金を貼付るなどにより厚さを減らすとか、貴金属合金パ
ターンの面積を小さくするなどによりできるだけ貴金属
合金材料の使用量を減らすことの工夫がなされている。
ところが、貴金5属合金パターンの面積を小さくするた
めには、構成部品の加工精度とともに組立精度を高くし
なければならない。しかし、その加工精度および組立精
度を極端に高くすることはコスト高となる。また、仮に
切換器の製作時にその所望の精度を保てたとしても、機
器への装着後の取扱い方如何では工場出荷時に切換器自
体の切換精度が低下させられていることもある。そこで
、組立時間短縮とともに運転後の刷子の位置の確認(す
なわち切換精度の確認)を容易にできることが望まれて
いる。
この位置の確認を容易に行なえるようにするために、従
来第1図および第2図に示すような切換器が提案されて
いる。第1図A,Bにおいては一段の多点入力切換器を
示しており、接点基板1を貫通して設けられた軸2に取
付けた支持腕3に刷子4が支持されており、刷子4の先
端は接点基板1上の接点パターンに接摺している。そし
て切換器の接触部全体を透明カバー5で覆つている。こ
の場合は図で明らかなように平面ならびに側面から接触
点が見えるようになつているが、これでも接触点位置を
正確に知ることはできない。また第2図に示すものは接
点数を増すために接点基板1、刷子4が取付けられた支
持腕3などが透明スペーサ6を介して多段に積み重ねら
れた場合である。この場合は一段目は前記同様であるが
二段目以降の接触部は側面からしか見えないのでさらに
条件が悪く、接触点位置を確認することはできない。こ
の発明は上記従来の欠点を除去して接触点が見えなくて
も、正確に接触点位置が検出でき、高精度の組立に有効
であるとともに点検保守が容易な多点入力切換器を得る
ことを目的とする。
この発明によれば上記目的は、連続形状の共通側パター
ンと断続形状とした切換側パターンとが=平行に配設さ
れた接点基板に、前記両パターンに共通して接摺する刷
子を摺動させることにより順次入力の切換を行なう多点
入力切換において、前記刷子が接摺する前記刷子の位置
検出用パターンを2個隣接して前記接点基板に設け、前
記刷子が5前記位置検出用パターン上を摺動して一方の
位置検出用パターンから他方の位置検出用パターン上に
移る際に前記両位置検出用パターンに同時に接触するよ
うに前記刷子の形状を設定し、前記両位置検出用パター
ンに前記刷子が同時に接触したこ4との表示手段を前記
両位置検出用パターンに接続し得るようにすることによ
り達せられる。その際に、各位置検出用パターンは、共
通側パターンおよび切換側パターンとは独立して設けら
れたパターンより成る。あるいは、位置検出用パターン
は、共通側パターンおよび切換側パターンとは独立して
設けられた1個のダミーパターンと、このダミーパター
ンに隣接する1個の切換側パターン7とよりなつてもよ
い。または、各切換側パターンの間には共通側パターン
の突出部が形成され、位置検出用パターンは1つの切換
側パターンと、この切換側パターンに隣接する共通側パ
ターンの1つの突出部とから成るようにしてもよい。ク
以下この発明の実施例を図面にもとづき説明する。
第3図は多点入力切換器の構造を示す分解斜視図、第4
図その切換器において使用されている接点基板の平面図
である。第3図において、ベース11のほぼ中央部を貫
通する軸12を基準にし7て、中心に貫通孔13aを有
する円板状接点基板13を備えた配線基板14が配され
ている。第1段目の配線基板14は該基板上に設けられ
た三個所の貫通孔14aを通るスタット15によりベー
ス11に固定されている。刷子16は軸12に通lされ
、所定の接触圧力を保ち、かつ接点基板13上の決めら
れた接点に接触するように調整された後セットねじ17
により軸12に固定される。次にスペーサ18を介して
二段目の接点基板13を備えた配線基板14が前記と同
様な手段で組み込まれる。必要とする段数を組み込み後
カバー19をかぶせてスタット15のねじ部をナット2
0により固定する。このようにして、多点入力切換器が
構成される。接点基板13には、第4図に示すように、
連続形状に形成された共通側パターンA7,b7と断続
形状に形成された切換側パターンa1〜A6,bl〜B
6とより成る接点パターンが設けられている。
この接点パターンは、測定点数が6点もしくは12点用
のものが示されている。共通側パターンA7および切換
側パターンa1〜〜と共通側パターンΣおよび切換側パ
ターンへ〜\とは、貫通孔13aを中心にして左右に対
をなす位置検出用パターンCl,C2およびC3,C4
によつて区分けされている。これらの各パターンは、配
線基板14上に形成された配線パターン14bに接続片
(図示していない)によつて接続される。なお、各切換
側パターンa1〜A6,bl〜玩の間には、それぞれ共
通側パターンA7,b7から突出させられたダミー部が
配設されている。位置検出用パターンCl,C2および
C3,C4は、刷子16の位置を検出するための位置検
出機構の一部を構成している。
以下この発明による接触点位置検出機構につき説明する
第5図A,Bにおいて、刷子24は、接点パターン21
,22および23がそれぞれ間隔25をおき配設された
接点基板上を矢印方向に摺動するとする。いまたとえば
、位置検出用パターンとして接点パターン21,22を
設定し、この間に図示のように電源26とランプ27を
接続−しておく。このことにより第5図Aでは刷子24
は位置検出用パターン21にのみしか接触していないの
で、ランプ27は消灯している。刷子24が矢印方向に
移動して第5図Bに示すように位置検出用パターン21
,22の間隔25上にくると、位置検出用パターン21
と22はこの刷子24によつて短絡されるのでランプ2
7は点灯することになる。以上のことから位置検出用パ
ターン間の間隔25と刷子24の先端形状を適切に選ぶ
ことにより刷子の位置検出ができることになる。以上の
原理を利用して、第4図の接点パターンは形成されてい
る。第4図において、接点基板13上に貫通孔13aを
基準にして左右に設けられた対をなす位置検出用パター
ンCl,C2およびC3,C4は第5図の位置検出用パ
ターン21,22に相当している。次に、第4図の位置
検出用パターンと刷子16との関係について第6図を参
照にして説明する。
刷子16は、主として切換側パターンa1〜A6,bl
〜\に接触する刷子片S1と、共通側パターンA7,坊
とに共通して接摺する刷子片S2とより成り、双腕状支
持腕30に取付けられている。各刷子片Sl,S2は一
端が互いに接続されている。そしていま刷子片S1は位
置検出用パターンC3とC4および位置検出用パターン
C1とC2を短絡している。従つて、位置検出用パター
ンCl,C2に、第5図で説明したように、ランプ等の
表示手段を接続しておけば、例えばランプが点灯するこ
とによつて刷子の接触点が位置検出用パターンCl,C
2上に位置していることを知ることができる。すなわち
、刷子の接触点の位置を知ることができる。なお、表示
手段としては、ランプ以外に、たとえばブザーもしくは
発光ダイオードなどを使用してもよい。つぎに、位置検
出用パターンを設けた接点基板の多点入力切換器への組
み込み手順と、この多点入力切換器組立時の位置検出用
パターンの使い方につき説明する。第7図に示すように
、接点基板13の接点パターンa1〜A7,bl〜B,
に接続された配線パターンと外部リード線との接続を行
なうためにカバー19の外に出る部分に端子群31を備
えた配線基板14に、同様に位置検出用パターンC1〜
C4それぞれと接続される配線パターン32aおよび3
2bを設けて端子群31の端子31a,31bに接続す
る。さらに、当該端子31a,31bには電源26およ
びランプ27を直列接続する。そして第3図の説明の際
に既に説明したように、多点入力切換器の組立てにおい
て、たとえば第1段目の配線基板14の固定後、先ず刷
子片Sl,S2が備えられた刷子16を軸12に固定す
る。その後、その第1段目の配線基板14に第1段目の
スペーサ18を固定する。次に、この第1段目のスペー
サ18に第2段目の配線基板14を固定する。その際に
、軸12を回して、第1段目の各刷子16の刷子片Sl
,S2の接触点位置を位置検出用パターンCl,C2の
間および位置検出用パターンC3,C4の間にもたらす
。その刷子片Sl,S2の接触点が各パターンCl,C
2およびC3,C4の間にもたらされたことは、ランプ
27の点灯によつて知.ることができる。従つて、ラン
プ27が点灯したら、軸12をその位置に固定する。次
に、軸12に第2段目の刷子16を嵌め込む。そして、
第2段目の配線基板14に接続されたランプ27を見な
がら、その第2段目の刷子16を回わす。そのノランプ
が点灯したら、その位置でその刷子16を軸12に固定
する。このようにして、第1段目の刷子の接触点と第2
段目の刷子の接触点とが共に位置検出用パターンCl,
C2の間にくるように各刷子を軸12に固定することが
できる。その後、最夕後にカバー19を取付ける。この
ようにして、本発明によれば、第1段目の両刷子16の
削子片S1が第1段目の配線基板14の接点基板13の
例えば切換パターンa1およびb1に接触しているとき
には、必ず第2段目の両刷子916の刷子片S1が第2
段目の配線基板14の接点基板13の切換パターンa1
およびb1に接触するようにすることができる。
従つて、切換精度を高めることができる。そして、軸1
2を回わし、配線基板に取付けられたランプの点灯状態
を調べることにより、切換器の切換精度を確認すること
ができる。なお、第6図の場合は、位置検出用パターン
Cl,C2およびC3,C4を特別に形成して刷子の接
触点の位置検出を行なう場合を示したが、切換側パター
ンのいずれかと隣り合う共通側パターンたとえば切換用
パターンKgと共通側パターン鴨の突出部との間でその
位置検出を行なうようにしてもよい。
また第8図に示すように、切換パターンa1〜■と切換
パターン?〜\との回路間絶縁用に設けられたダミーパ
ターンcと、切換側パターンa1(切換側パターン\と
でもよい)とを位置検出用パターンとして利用してもよ
い。
以上述べたようにこの発明によれば接触点が見えなくて
も正確に接触点位置が検出できるので高精度の組立に有
効であり、また分解することなく保守点検ができる多点
入力切換器の提供ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の多点入力切換器を示し、Aはその平面図
、Bはその縦断面図、第2図は従来の多段積み多点入力
切換器の縦断面図、第3図はこの発明による多点入力切
換器の構造を示す分解斜視図、第4図は接点基板の平面
図、第5図はこの発明の詳細な説明するための概略図、
第6図はこの発明による位置検出用パターンを備えた接
点基板と刷子との関係を示し、Aはその正面図、Bはそ
の側面図、第7図は第6図の接点基板を多点入力切換器
への組み込みの説明図、第8図はこの発明の接点基板の
他の実施例の平面図である。 13・・・・・・接点基板、14・・・・・配線基板、
32a,32b・・・・・・配線、a1〜A6,bl〜
B6・・・・・・切換パターン、A79b7I゜゜O゜
゜共通側パターン、CO゛゜01゜ダミーパターン、C
1〜C4″−゜″1位置検出用パターン、Sl,S2・
・・・・・刷子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連結形状の共通側パターンと、断続形状とした切換
    側パターンとが平行に配設された接点基板に前記両パタ
    ーンに共通して接摺する刷子を摺動させることにより順
    次入力の切換を行なう多点入力切換器において、前記刷
    子が接摺する前記刷子の位置検出用パターンを2個隣接
    して前記接点基板に設け、前記刷子が前記位置検出用パ
    ターン上を摺動して一方の位置検出用パターンから他方
    の位置検出用パターン上に移る際に前記両位置検出用パ
    ターンに同時に接触するように前記刷子の形状を設定し
    、前記両位置検出用パターンに前記刷子が同時に接触し
    たことを表示する表示手段を前記両位置検出用パターン
    に接続し得ることを特徴とする多点入力切換器。 2 特許請求の範囲第1項記載の多点入力切換器におい
    て、各位置検出用パターンは、共通側パターンおよび切
    換側パターンとは独立して設けられたパターンより成る
    ことを特徴とする多点入力切換器。 3 特許請求の範囲第1項記載の多点入力切換器におい
    て、位置検出用パターンは、共通側パターンおよび切換
    側パターンとは独立して設けられた1個のダミーパター
    ンと、このダミーパターンに隣接する1個の切換側パタ
    ーンとよりなることを特徴とする多点入力切換器。 4 特許請求の範囲第1項記載の多点入力切換器におい
    て、各切換側パターンの間には共通側パターンの突出部
    が形成され、位置検出用パターンは1つの切換側パター
    ンと、この切換側パターンに隣接する共通側パターンの
    1つの突出部とから成ることを特徴とする多点入力切換
    器。
JP276879A 1979-01-12 1979-01-12 多点入力切換器 Expired JPS6051218B2 (ja)

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JPH0510463B2 (ja) * 1984-11-29 1993-02-09 Eidai Co Ltd

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JPH0510463B2 (ja) * 1984-11-29 1993-02-09 Eidai Co Ltd

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