JPH11304967A - 時計の構造 - Google Patents

時計の構造

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JPH11304967A
JPH11304967A JP10116685A JP11668598A JPH11304967A JP H11304967 A JPH11304967 A JP H11304967A JP 10116685 A JP10116685 A JP 10116685A JP 11668598 A JP11668598 A JP 11668598A JP H11304967 A JPH11304967 A JP H11304967A
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JP
Japan
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led
timepiece
circuit board
display
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP10116685A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiki Murakami
栄基 村上
Kazuhiko Yoshikawa
一彦 吉川
Hiroyuki Takahashi
裕之 高橋
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11304967A publication Critical patent/JPH11304967A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LED表示時計において、表示の見映えが良
く、かつ、表示を自由にデザインおよびレイアウト出来
る時計の構造を提供する。 【解決手段】 LEDを情報表示手段に用いた時計にお
いて、前記時計は複数のLEDチップ11を実装した回
路基板(2)12と、該回路基板(2)12上の1つの
LEDチップ11が照らす範囲を制限する為に壁の役目
を果たすスペーサ19と、1つのLEDチップ11の光
を前記スペーサ19で制限した発光範囲内で均一に拡散
させる為の部材である拡散板20と、該拡散板20によ
り均一に拡散した光を任意の表示形状に加工する為にマ
スクの役目を果たす遮蔽板21とを有することを特徴と
する。また、前記回路基板(2)12、スペーサ19、
拡散板20、遮蔽板21はそれぞれ独立した部品である
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LEDを情報表示
手段に用いた時計の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1970年代に、デジタル時計の時刻表
示手段の一つとして開発されたLED表示時計である
が、時計の電池寿命が短い等の問題で商品としては短命
に終わった。しかし、近年のレトロブームにより再びL
ED表示時計が注目をあびつつある。
【0003】以下に、従来のLED表示時計の構造の一
例を図面を用いて説明する。図3は従来のLED表示時
計における断面構造を示すものである。図4は従来のL
ED表示時計における平面構造を示すものである。
【0004】まず、図3により時計の全体構造について
説明する。従来のLED表示時計が使用するLEDは素
子タイプのものである。該LED素子1は回路基板2に
ワイヤーボンディング実装される。
【0005】前記LED素子1を含む電気素子を実装し
た回路基板2と、時計の基台となる回路支持台3と、エ
ネルギーを供給する電池4と、該電池4の−極と回路基
板2との導通をはかる電池受バネ5と、前記電池4を保
持する電池支持枠6と、前記電池4の+極と回路基板2
との導通をはかる回路支持板7からなる時計において、
前記LED素子1は文字板8側から直接見える位置に配
置される。
【0006】次に、図4により各部品の平面的配置につ
いて説明する。回路基板2に実装されるLED素子1
は、時計の略中心領域に複数個配置される。また、前記
LED素子1は、時刻表示が可能なレイアウトで配置さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな時計の構造では、LED素子1の回路基板2への実
装方法がワイヤーボンディング実装である為、配置して
ある全てのLED素子1と回路基板2との間にワイヤー
9を張り導通をとらなければならず、半田実装に比べて
作業性が悪い。また、LED素子1の周囲は実装後保護
樹脂10によりモールドされるが、LED素子1が外部
から見える位置に配置される為、キズ等がLED素子1
またはワイヤー9におよぶと該LED素子1は点灯不能
となり、表示不良の原因となる。
【0008】また、従来のLED表示時計においては、
LED素子1自体が極めて小さい為、該LED素子1の
元不良(点灯不良および輝度不足による不良)を実装前
に検査する事は難しく、実装後の検査で良否判定を行う
ことになる。その為、完成回路基板状態での良品の歩留
りが低くなる事が予想される。ちなみに、回路基板2上
のLED素子1の中に1つでも不良素子が混ざっている
と、該回路基板2自体が不良となる。なお、不良を修正
する場合においても、不良のLED素子1のみ実装しな
おすのは容易な事ではなく、かなりの手間を要する。
【0009】また、LED素子1は外部から直接見える
位置に配置されるが、該LED素子1は極めて小さい
為、1つのLED素子1の発光では光の点にしか見え
ず、表示したい数字等に見せるには、より多くのLED
素子1が必要となる。あるいは、数字に見える様にLE
D素子1を配置出来たとしても、表示のレイアウトが画
一的になり面白みにかける物となる。その為、ファミリ
ー展開する場合においても、モデルごとの表示に一目で
分かる様な違いを持たせる事が難しいと考えられる。
【0010】本発明の目的は、上記課題を解決しようと
するもので、LED表示の見映えが良く、且つ、ファミ
リー展開する場合においても、モデルごとに容易に表示
のレイアウトを変更する事が可能な時計の構造を提供す
る事である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本発明は、LEDを情報表示手段に用いた時計におい
て、複数のLEDチップを実装した回路基板と、該回路
基板上の1つのLEDチップが発光する範囲を制限する
為に壁の役目を果たすスペーサと、1つのLEDチップ
の光を前記スペーサで制限した発光範囲内で均一に拡散
させる為の部材である拡散板と、該拡散板により均一に
拡散した光を任意の表示形状に加工する為にマスクの役
目を果たす遮蔽板とを有することを特徴とする。
【0012】また、前記回路基板、スペーサ、拡散板、
遮蔽板はそれぞれ独立した部品であることを特徴とす
る。
【0013】また、LEDには、チップタイプの物を使
用することを特徴とする。
【0014】また、LEDと、その他の電気素子とをそ
れぞれ別の回路基板に実装することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態を詳述する。図1は本発明の一実施の形態における時
計の断面構造を示すものである。図2は本発明の時計の
平面構造を示すものである。
【0016】まず、図1により本時計における全体配置
構造について説明する。本発明の実施の形態を示す時計
は、LEDを情報表示手段に用いた時計である。
【0017】LEDは半田による実装が可能なチップタ
イプのものを使用する。該LEDチップ11は部品単体
の状態で既に素子の周囲を保護樹脂でモールドしてあ
り、取り扱い時の不注意によるチップの破損を削減出来
る。また、前記LEDチップ11は製造メーカーが1個
づつ良品検査を行っており、時計メーカーは検査に合格
したチップを製造メーカーより購入する為、実装する前
にLEDチップ11自体の元不良を無くす事が出来る。
【0018】前記LEDチップ11は回路基板(2)1
2に半田実装される。該回路基板(2)12はLEDチ
ップ11のみを実装する専用の回路基板である。なお、
その他の電気素子は回路基板(1)13に実装される。
回路基板(1)13は本時計の核になる部品であり、回
路基板(2)12も最終的には前記回路基板(1)13
に半田付けにより積層接続される。
【0019】回路基板(1)13に隣接する位置には、
本時計の基台となる回路支持台14が配置される。ま
た、回路基板(1)13をはさんで前記回路支持台14
と略反対位置には、エネルギーを供給する電池15と、
該電池15の−極と回路基板(1)13との導通をはか
る電池受バネ16と、前記電池15を保持する電池支持
枠17と、前記電池15の+極と回路基板(1)13と
の導通をはかる回路支持板18が配置される。
【0020】前記回路基板(1)13に隣接する位置に
は、回路基板(2)12上の1つのLEDチップ11が
照らす範囲を制限する為に壁の役目を果たすスペーサ1
9と、1つのLEDチップ11の光を前記スペーサ19
で制限した発光範囲内で均一に拡散させる為の部材であ
る拡散板20と、該拡散板20により均一に拡散した光
を任意の表示形状に加工する為にマスクの役目を果たす
遮蔽板21とが断面的に積層配置される。なお、22は
文字板である。
【0021】次に、図2により本時計における各部品の
平面的配置について説明する。遮蔽板21に設けられた
表示を行う発光窓21aの群が、時計の略中心領域に配
置されている。該発光窓21aはそれぞれ独立してお
り、特に時刻表示部は1と7セグメントで形成される。
そのうち、情報を表示させたい発光窓21aのみ点灯さ
せる事が可能である。
【0022】このことにより、LEDを情報表示手段に
用いた時計において、表示する数字等の見映えを良くす
る事が出来、情報を容易に読みとる事が可能となる。ま
た、ファミリー展開する場合において、モデルごとに容
易に表示のレイアウトを変更する事が可能となる。さら
に、LEDチップ11の回路基板(2)12への実装性
が向上することで、完成回路基板状態での良品の歩留り
が向上し、しいては時計の値段を抑える事が可能とな
る。
【0023】
【発明の効果】上記のごとく本発明によれば、LEDを
情報表示手段に用いた時計において、回路基板、スペー
サ、拡散板、遮蔽板を断面的に積層配置した構造をとる
事で、表示する数字等の見映えを良くする事が出来、情
報を容易に読みとる事が可能となる。また、前記回路基
板、スペーサ、拡散板、遮蔽板を必要に応じてそれぞれ
部品交換可能にする事で、ファミリー展開する場合にお
いて、モデルごとに容易に表示のレイアウトを変更する
事が可能となる。さらに、LEDチップの回路基板への
実装性が向上することで、完成回路基板状態での良品の
歩留りが向上し、しいては時計の値段を抑える事が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における時計の断面構造
を示す組立断面図(全体構造)である。
【図2】本発明の一実施の形態における時計の平面構造
を示す平面図である。
【図3】従来のLED表示時計における断面構造を示す
組立断面図(全体構造)である。
【図4】従来のLED表示時計における平面構造を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 LED素子 2 回路基板 3 回路支持台 4 電池 5 電池受バネ 6 電池支持枠 7 回路支持板 8 文字板 9 ワイヤー 10 保護樹脂 11 LEDチップ 12 回路基板(2) 13 回路基板(1) 14 回路支持台 15 電池 16 電池受バネ 17 電池支持枠 18 回路支持板 19 スペーサ 20 拡散板 21 遮蔽板 21a 発光窓 22 文字板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LED(Light Emitting
    Diode:発光ダイオード)を情報表示手段に用い
    た時計において、前記時計は複数のLEDを実装した回
    路基板と、該回路基板上の1つのLEDが照らす範囲を
    制限する為に壁の役目を果たすスペーサと、1つのLE
    Dの光を前記スペーサで制限した発光範囲内で均一に拡
    散させる為の部材である拡散板と、該拡散板により均一
    に拡散した光を任意の表示形状に加工する為にマスクの
    役目を果たす遮蔽板とを有することを特徴とする時計の
    構造。
  2. 【請求項2】 前記回路基板、スペーサ、拡散板、遮蔽
    板はそれぞれ独立した部品であることを特徴とする請求
    項1記載の時計の構造。
  3. 【請求項3】 LEDには、チップタイプの物を使用す
    ることを特徴とする請求項1記載の時計の構造。
  4. 【請求項4】 LEDと、その他の電気素子とをそれぞ
    れ別の回路基板に実装することを特徴とする請求項1記
    載の時計の構造。
JP10116685A 1998-04-27 1998-04-27 時計の構造 Pending JPH11304967A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100500187B1 (ko) * 2001-12-04 2005-07-12 가시오게산키 가부시키가이샤 발광소자를 이용한 발광표시장치 및 전자기기
US6991456B2 (en) 2002-09-12 2006-01-31 Ivoclar Vivadent Ag Light hardening apparatus
WO2006033317A1 (ja) * 2004-09-24 2006-03-30 Ricoh Elemex Corporation アナログ腕時計
JP2006300916A (ja) * 2004-09-24 2006-11-02 Ricoh Elemex Corp アナログ腕時計
JP2009541772A (ja) * 2006-07-06 2009-11-26 キム、ジャン−サブ Ledディスプレイ時計及びその時間表示方法

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