JPS6051112B2 - 押鍵表示装置 - Google Patents

押鍵表示装置

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JPS6051112B2
JPS6051112B2 JP6538381A JP6538381A JPS6051112B2 JP S6051112 B2 JPS6051112 B2 JP S6051112B2 JP 6538381 A JP6538381 A JP 6538381A JP 6538381 A JP6538381 A JP 6538381A JP S6051112 B2 JPS6051112 B2 JP S6051112B2
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JP
Japan
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signal
key
note
circuit
data
Prior art date
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JP6538381A
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武久 天野
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6051112B2 publication Critical patent/JPS6051112B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、演奏教習等に用いるに好適な押鍵表示装置
に関し、特に音符の長さ(符長)に応じて押鍵表示用発
光素子の発光強度又は発光色を可変制御することにより
押鍵時間を表示させるようにしたものである。
従来、鍵盤の多数の鍵にそれぞれ対応して設けられた多
数の発光素子をメモリから読出される音符データに基づ
いて選択的に点灯制御することにより押すべき鍵を表示
させるようにした押鍵表示装置はすでに提案されている
しカルながら、このような押鍵表示装置は表示された鍵
をどの位の時間押せばよいか、つまり押鍵時間を表示す
る機能はなく、初心者等はもつぱら楽譜を見て自分なり
に押鍵時間を決めて演奏練習をしていた。
このため、各音符毎に適切な符長もしくは押鍵時間を把
握するのに相当の練習時間を必要としていた。この発明
の目的は、押鍵時間表示機能を追加することにより練習
効率の向上を図つた新規な押鍵表示装置を提供すること
にある。
この発明による押鍵表示装置は、押鍵表示用発光素子の
発光強度又は発光色を記憶装置から読出した符長データ
に応じて可変制御することにより押鍵表示用発光素子に
押鍵時間をも表示させるようにしたことを特徴とするも
のである。
このような押鍵表示装置においては、押鍵表示用発光素
子の発光強度又は発光色を符長データに応じて時間的に
変化させることにより残り押鍵時間を表示さJせるよう
にしてもよく、このようにすると一層効果的である。以
下、添付図面に示す実施例についてこの発明を詳述する
第1図は、この発明の一実施例による押鍵表示・装置を
そなえた電子楽器を示すものである。
楽譜10はその下方余白部に磁気テープ等の記録媒体1
0aが貼付されており、記録媒体10aには楽譜内容に
対応した楽譜データが記録されている。楽譜データ読込
制御回路12は記録媒体10aから楽譜データを読出り
、そのうちのメロデイデータをメロデイデータメモリ1
4に且つ伴奏データを伴奏データメモリ16にそれぞれ
転送し、記憶させるもので、このような転送・記憶動作
を制御するため書込用アドレス信号WADl書込命令信
号WTl及びWT2、アドレス選択信号ASl及びAS
2を送出するようになつている。
メモリ14及び16はいずれもRAM(ランダム・アク
セス・メモリ)からなるもので、対応するセレクタ回路
18及び20からアドレス信号が供給されるようになつ
ている。セレクタ回路18及び20はそれぞれアドレス
選択信号ASl及びAS2に応じて選択動作するもので
、セレクタ回路18は選択信号ASlが゜“1゛ならば
制御入力SAが゜“1゛で入力Aを選択し、選択信号A
Slが゜゜0゛ならばインバータ18aにより制御入力
SBが“1゛で入力Bを選択する。また、セレクタ回路
20は選択信号AS2が゛゜1゛ならば制御入力SAが
“゜1゛で入力Aを選択し、選択信号AS2が゜゜0゛
ならばインバータ20aにより制御入力SBが゜゜1゛
で入力Bを選択する。楽譜データ読込制御回路12に含
まれるデータ読取器の受入口に楽譜10を挿入セットし
てデータ読取動作を開始させると、メモリ14が書込命
令信号WTlに応じて書込モードになり、メモリ14に
は選択信号ASlに応じて入力Aを選択する状態にある
セレクタ回路18から書込用アドレス信号WADが供給
される。
このため、メモリ14には楽譜10のメロデイ進行に対
応したメロデイデータが第2図のようなフォーマットで
書込まれる。すなわち、このとき書込まれるメロデイデ
ータは発生すべきメロデイ音を8ビットのキーコードK
Cと8ビットの長さコードLNGとの組合せで表現した
もので、各キーコードKCは音名C3につ3いて例示す
るように上位2ビットが識別コード、その下2ビットが
オクターブコード、残り4ビットがノートコードとなつ
ており、各長さコードLNGは8分音符について例示す
るように上位2ビットが識別コード、残り6ビットが符
長(音符4長)コードとなつている。休符はキーコード
KCの識別コードビット以外の6ビットをすべて゜゜0
゛にして表現される。そして、最後のメロデイデータの
書込後メモリ14には全8ビットが゜゜1゛の終りにコ
ードFNSが書込まれる。なお、この終りコードFNS
の上位2ビットも識別コードである。終りコードFNS
の書込みが終ると、メモリ16が書込命令信号WT2に
応じて書込モードになり、メモリ16には選択信号AS
2に応じて入力Aを選択する状態にあるセレクタ回路2
0から書込用アドレス信号WADが供給される。
このため、メモl川6には楽譜10の伴奏(和音ないし
ベース音)進行に対応した伴奏データが第3図のような
フォーマットで書込まれる。すなわち、このとき書込ま
れる伴奏データは発生すべき和音を8ビットのキーコー
ドKCと8ビットの長さコードLNGとの組合せで表現
したもので、各キーコー7ドKCはCメジヤCMについ
て例示するように上位2ビットが識別コード、その下2
ビットが和音種別コード、残り4ビットが根音コードと
なつている。ここで、和音種別コードは、メジヤならば
ROOョ、マイナならばr′01J1セブンスならば゛
RlOョとしてある。また、伴奏データにおける各長さ
コードLNGは2分音符について例示するように上位2
ビットが識別コード、残り6ビットが符長コードとなつ
ている。上記のような一連のデータ読取・書込動作の後
は、スタート・ストップ制御回路22のスタートスイッ
チSWOをオンしてメロデイデータ読出回路24及び伴
奏データ読出回路26を動作させる。
すなわち、スタートスイッチSWOをオンすると、その
オン信号は微分回路28でシステムクロック信号φに同
期して立上り微分され、スタート信号ΔSTRTに変換
される。そして、スタート信号ΔSTRTはR−Sフリ
ップフロップ30をセットさせるので、フリップフロッ
プ30からはその出力Q=“゜1゛からなる演奏モード
信号PLAYが送出される。このとき、インバータ32
の入力信号は′40″であるため、インバータ32の出
力信号=゛゜1゛は0Rゲート34を介してANDゲー
ト36に供給されている。このため、ANDゲート36
は演奏モード信号PLAY=“1゛が発生されると導通
してクロック信号φをアドレスカウンタ38に供給する
ようになる。アドレスカウンタ38はスタート信号ΔS
TRTによつてリセットされた後、ANDゲート36か
らのクロック信号φを計数して最初の読出用アトレス信
号RADlをセレクタ回路18に入力Bとして供給する
このとき、セレクタ回路18は選択信号ASl=“゜0
゛により入力Bを選択する状態にあり、最初の読出用ア
ドレス信号RADlをメモリ14に供給する。このため
、メモリ14からは最.初のメロデイ音に対応したキー
コードデータが読出され、そのうちの上位2ビットの識
別コード信号は識別コード検出回路40に且つ残り6ビ
ットのメロデイキーコード(オクターブコード及びノー
トコード)信号はクロック信号φで調時されるラッチ回
路42にそれぞれ供給される。識別コード検出回路40
はメモリ14からの最初のキーコードデータに応じてキ
ーコード検出信号MKを発生し、ラッチ回路42はこの
キーコード検出信号MKに応じて最初のメロデイキーコ
ード信号をラッチする。
そして、ラッチ回路42からのメロデイキーコード信号
MKCは第4図に示すような押鍵表示装置44に供給さ
れ、この押鍵表示装置44では最初のメロデイキーコー
ド信号■Cが第2図の例の如く音名C3を示すのであれ
ば、C3鍵に対応した発光素子が点灯し、押鍵を指示す
る。一方、ラッチ信号42からのメロデイキーコード信
号MKCは自動メロデイ音信号形成回路46にも供給さ
れる。
自動メロデイ音信号形成回路46は演奏モード信号PL
AYで導通しているANDゲート48から発音セレクト
スイッチSWlの投入に応じてイネーブル信号ENが供
給されていると、メロデイキーコード信号MKCに応じ
て電子的にメロデイ音信号を合成し、出力アンプ50を
介してスピーカ52に供給する。このため、スピーカ5
2からは、前述の押鍵表示と同じタイミングで最初の自
動メロデイ音が奏出される。そして、最初の押鍵表示及
びこれに対応する最初の自動メロデイ音奏出が開始され
てからカウンタ38が次のクロック信号φを計数すると
、前回同様にしてメモl川4からは最初のメロデイ音に
対応した長さコードデータが読出される。
このときの読出データのうち、上位2ビットの識別コー
ド信号は識別コード検出回路40に供給され、残り6ビ
ットのメロデイ符長コード信号はクロック信号φで調時
されるラッチ回路54に供給される。識別コード検出回
路40はメモリ14からの最初の長さコードデータに応
じて長さコード検出信号MLを発生するので、ラッチ回
路54は最初のメロデイ符長コード信号を長さコード検
出信号胤に応じてラッチする。また、このときの長さコ
ード検出信号MLはインバータ32に供給されるので、
インバータ32の出力信号は6“0゛となり、これによ
つてカウンタ38の計数動作は一旦停止される。ラッチ
回路54からの最初のメロデイ音に対応したメロデイ符
長コード信号MLGは押鍵表示装置44に供給され、押
鍵時間を表示するのに用いられる。
また、テンポカウンタ56は、0Rゲート58からのス
タート信号ΔSTRTに応じてリセットされた後、可変
テンポ発振器60からのテンポクロツク信号TCLを計
数するもので、その計数出力CTNlは押鍵表示装置4
4に供給され、メロデイ符長コード信号MLGと共に残
り押鍵時間を表示するのに用いられる。ラッチ回路54
からの最初のメロデイ音に対応したメロデイ符長コード
信号MLGはまた比較回路62に一方の比較入力として
供給され、比較回路62の他方の比較入力としてはテン
ポカウンタ56からの計数出力CTNlが供給される。
このため、比較回路62はカウンタ56の計数値が最初
のメロデイ符長コード信号MLGの示す音符長に対応し
た値に達すると、一致信号EQを生する。このときの一
致信号EQは0Rゲート58を介してカウンタ56をリ
セットさせるので、カウンタ56はそのリセットの後再
びテンポクロツク信号TCLを計数する。また、一致信
号EQは長さコーlド検出信号MLにより導通している
ANDゲート64から0Rゲート34を介してN1ゲー
ト36に供給されるので、カウンタ38はN1ゲート3
6からのクロック信号φの計数を再関する。このため、
メモリ14からは2番目のメロデイ音に対7応するキー
コードデータ及び長さコードデータが前回同様に順次に
読出され、ラッチ回路42及び54にはそれぞれ2番目
のメロデイキーコード信号及び2番目のメロデイ符長コ
ード信号がラッチされる。従つて、自動メロデイ音信号
形成回路426では2番目のメロデイ音に対応したメロ
デイ音信号が形成され、押鍵表示装置44では2番目の
メロデイ音に対応した押鍵表示がなされ、比較回路62
では2番目のメロデイ音に関する音符長測定が行なわれ
る。そして、上記のような動作が以下同様にしてくりか
えされることによりメモリ14の記憶データに基づく自
動押鍵表示及び自動演奏が遂行される。なお、メモリ1
4からは、最後に、終りコードデータが読出され、これ
に応じて識別コード検出回路40が終りコード検出信号
FNを発生する。この終りコード検出信号FNはフリッ
プフロップ30をリセットさせるので、演奏モード信号
PLAYぱ60さになり、メモリ14からの一連のデー
タ読出しが完了する。キースイッチ回路66は、押鍵表
示装置44に含まれる鍵盤の多数の鍵にそれぞれ連動し
た多数のキースイッチを含むもので、押された鍵を示す
押鍵信号をマニアル演奏音信号形成回路68に供給する
ようになつている。
マニアル演奏音信号形成回路68はキースイッチ回路6
6からの押鍵信号に応じて、押された鍵に対応するメロ
デイ音信号を電子的に合成し、出力アンプ50を介して
スピーカ52に供給する。このため、スピーカ52から
はマニアル演奏によるメロデイ音を奏出される。この場
合、鍵盤でマニアル演奏練習を行なうものとすると、前
述した自動演奏音を聴きながら及び/又は押鍵表示装置
44による自動押鍵表示を見ながら効率的な演奏練習を
行なうことができる。
そして、このような演奏練習にあたつては、次に述べる
ような和音ないしベース音の自動伴奏及び/又は自動リ
ズム伴奏を適宜利用することもできる。伴奏データ読出
回路26においては、前述のス.タートスイツチSWO
のオン時にインバータ70の入力信号が″0゛2である
ため、インバータ70の出力信号=“1゛は0Rゲート
72を介してANDゲート74に供給されている。
このため、スタートスイッチSWOがオンされて演奏モ
ード信号!PLAY=“゜1゛が発生されると、AND
ゲート74からアドレスカウンタ76にクロック信号φ
が供給される。アドレスカウンタ76はスタート信号Δ
STRTによつてリセットされた後、ANDゲート74
か1らのクロック信号φを計数して最初の読出用アドレ
ス信号RAD2をセレクタ回路20に入力Bとして供給
する。
このとき、セレクタ回路20は選択信号AS2=゜“0
゛により入力Bを選択する状態にあり、最初の読出用ア
ドレス信号R,AD2を伴奏データメモリ16に供給す
る。このため、メモリ16からは最初の伴奏音に対応し
たキーコードデータが読出され、そのうちの上位2ビッ
トの識別コード信号は識別コード検出回路78に且つ残
り6ビットの伴奏キーコード(和音種別コード及び根音
コード)信号はクロック信号φで調時されるラッチ回路
80にそれぞれ供給される。識別コード検出回路78は
メモリ16からの最フ初のキーコードデータに応じてキ
ーコード検出信号蔀を発生し、ラッチ回路80はこのキ
ーコード検出信号蔀に応じて最初の伴奏キーコード信号
をラッチする。
この後、カウンタ76が次のクロック信号φを・計数す
ると、前回と同様にしてメモリ16からは最初の伴奏音
に征応した長さコードデータが読出される。
このときの読出データのうち、上位2ビットの識別コー
ド信号は識別コード検出回路78に供給され、残り6ビ
ットの伴奏符長コード信号”はクロック信号φで調時さ
れるラッチ回路82に供給される。そして、識別コード
検出回路78はメモl川6からの最初の長さコードデー
タに応じて長さコード検出信号鮭を発生するので、ラッ
チ回路82は最初の伴奏符長コード信号を長さコード検
出信号鮭に応じてラッチする。また、このときの長さコ
ード検出信号ALはインバータ70に供給される。この
ため、インバータ70の出力信号ば0゛になり、0Rゲ
ート72を介してANDゲート74を非導通にする。従
つて、カウンタ76の計数動作は一旦停止される。上記
動作の結果、ラッチ回路80からは最初の伴奏キーコー
ド信号AKCが送出されるようになり、ラッチ回路82
からは最初の伴奏符長コード信号ALGが送出されるよ
うになる。
そして、この最初の伴奏符長コード信号ALGは比較回
路84に供給され、テンポカウンタ86の計数出力CT
N2と比較される。ここで、テンポカウンタ86は0R
ゲート88からのスタート信号ΔSTRTによつてリセ
ットされた後テンポ発振器60からのテンポクロツク信
号TCLを計数するようになつているので、比較回路8
4はカウンタ86の計数値が最初の伴奏符長コード信号
ALGの示す音符長に対応した値に達すると、一致信号
EQを発生する。このときの一致信号EQは0Rゲート
88を介してカウンタ86をリセットさせるので、カウ
ンタ86はそのリセットの後再びテンポクロツク信号T
CLを計数する。
また、一致信号EQは長さコード検出信号乱により導通
しているANDゲート90から0Rゲート72を介して
ANDゲート74に供給されるので、カウンタ76はM
のゲート74からのクロック信号φの計数を再関する。
このため、メモリ16からは2番目の伴奏音に対応する
キーコードデータ及び長さコードデータが順次に読出さ
れ、ラッチ回路80及び82にはそれぞれ2番目の伴奏
キーコード信号及び2番目の伴奏符長コード信号がラッ
チされる。この結果、ラッチ回路80からは2番目の伴
奏キーコード信号AKCが送出されると共に、ラッチ回
路82からは2番目の伴奏符長コード信号AL,Gが送
出されるようになり、比較回路84では2番目の伴奏音
に関する音符長測長が行なわれる。そして、上記のよう
な動作が以下同様にしてくりかえされることによりメモ
l川6からは次々に伴奏データが読出されるので、ラッ
チ回路80からは次々に伴奏キーコード信号AKCが送
出される。なお、メモリ16からのデータ読出しはメモ
リ14から終りデータが読出される前に終了し、カウン
タ76はメモリ14から終りデータが読出されて演奏モ
ード信号PLAYが゜゜0゛に戻るときにカウンタ38
と同時に歩進を停止する。上記のようにして伴奏データ
読出回路26から送出される伴奏キーコード信号AKC
は自動伴奏音信号形成回路92に供給される。
自動伴奏音信号形成回路92は演奏モード信号PLAY
で導通しているANDゲート94から発音セレクトスイ
ッチSW2の投入に応じてイネーブル信号ENが供給さ
れていると、伴奏キーコード信号AKCと、図示しない
リズム選択データとに基づいて伴奏音信号を電子的に合
成するもので、伴奏音信号として、複数の和音構成音に
対応した和音信号と、発生すべき和音及びリズムに適合
したベース音信号とを発生するようになつている。そし
て、自動伴奏音信号形成回路92からの個々の伴奏音信
号の送出タイミングはリズムパターン発生回路96から
の伴奏タイミング信号ATに応じてリズムに連動して制
御されるようになつており、回路92からの伴奏音信号
は出力アンプ50を介してスピーカ52に供給される。
従つて、スピーカ52からは自動伴奏音も奏出される。
リズムパターン発生回路96はテンポ発振器60からの
テンポクロツク信号TCLに応じて前述の伴奏タイミン
グ信号ATの他にリズムパターン信号RPを発生するよ
うになつており、このリズムパターン信号RPはリズム
音源回路98に供給される。
リズム音源回路98は演奏モード信号PLAYで導通し
ているANDゲート100から発音セレクトスイッチS
W3の投入に応じてイネーブル信号ENが供給されてい
ると、リズムパターン信号RPに応じて適当なリズム音
源を駆動してリズム音信号を発生するもので、このリズ
ム音信号も出力アンプ50を介してスピーカ52に供給
される。従つて、スピーカ52からは自動リズム音も奏
出される。第4図は押鍵表示装置44の詳細を示すもの
で、鍵盤102の近傍には鍵Kの配列に沿つて発光素子
群104が設けられている。
発光素子群104は多数の鍵Kにそれぞれ対応して配列
された多数のLED(発光ダイオード)を含むもので、
各LEDは対応する鍵に外部から見えるように埋設され
ていてもよい。発光素子群104の各LEDを点灯制御
するための回路においては、前述のラッチ回路42から
のメロデイキーコード信号MKCをデコードするデコー
ダ106が設けられており、このデコーダ106からの
出力信号はゲート素子群108の対応するゲート素子G
を制御するようになつていノる。
前述のラッチ回路54からのメロデイ符長コード信号M
LGを入力Aとして受信するセレクタ回路110には、
入力Bとして差演算回路112の出力信号が供給される
ようになつており、差演算回路112はメロデイ符長コ
ード信号(入力IA)から前述のテンポカウンタ56の
計数出力C゛酎,(入力B)を差引いたもの(A−B)
に対応する出力信号を発生するようになつている。セレ
クタ回路110の選択動作は選択スイッチSSによつて
制御されるようになつており、セレクタフ回路110は
スイッチSSにより選択信号SA=゜゜1゛を発生する
と、メロデイ符長コード信号■7Gをディジタル−アナ
ログD/A変換回路114に供給し、スイッチSSによ
り選択信号SB=“1゛を発生すると、差演算回路11
2からの出力信号をD/A変換回路114に供給する。
D/A変換回路114の出力信号はゲート素子群108
の各ゲート素子Gの一方の端子に供給され、各ゲート素
子Gの他方の端子は抵抗群118の対応する抵抗Rを介
して発光素子群104の対応するLEDのアノードに接
続されている。なお、各LEDのカソードは接地されて
いる。上記構成において、メロデイキーコード信号MK
Cが例えば音名C3を示すものとすれば、C3に対応し
たゲート素子Gが導通し、C3鍵に対応したLEDが点
灯する。
この場合において、スイッチSSにより選択信号SA=
゜゜1゛を発生させておいたときは、D/A変換回路1
14の出力電圧はメロデイ符長コード信号■7Gの示す
音符長に対応して決まる。このため、点灯するLEDの
明るさは、一例として音符長が長いほど明るくなるよう
に制御され、これによつて押鍵時間表示が可能になる。
すなわち、点灯したLEDの明るさを見れば、C3鍵の
押鍵時間の長短を容易に判別でき、離鍵タイミングを決
めるのに有益である。一方、スイッチSSにより選択信
号SB=゜゜1゛を発生させておいたときは、D/A変
換回路114の出力電圧が差演算回路112の出力信号
に応じて時間的に変化するため、残り押鍵時間の表示が
可能になる。すなわち、差演算回路112の出力信号は
計数出力CTNlの計数値増大に伴つて除々に短い音符
長を示すので、D/A変換回路114の出力電圧は徐々
に低下し、C3鍵に対応したLEDの明るさは本来の音
符長に対応したレベルから徐々に暗くなる。従つて、こ
のような明る.さ変化を見れば、押鍵時間の残りが少な
くなつていくのが容易に認識でき、離鍵タイミングを決
めるのに有益である。第5図は、この発明の他の実施例
による押鍵表示装置44″を示すもので、この装置44
″は前述.の装置44に代えて第1図の電子楽器におい
て使用することができる。
なお、簡単なため、第5図では第4図におけると同様な
部分には同様な符号を付し発明の詳細な説明を省略する
。第5図の装置4Cが第4図の装置44と異な・る点は
、多色LEDを用いて色彩変化により押鍵時間ないし残
り押鍵時間を表示するようにしたことである。
すなわち、発光素子群104のLEDとしては、赤8L
,ED1及び緑色LED2を1パッケージに内蔵した多
8L.EDが用いられ、赤色LEDl及び緑色BED2
は各鍵毎にゲート素子群108の対応するゲート素子G
1及びG2から抵抗群116の対応する抵拍只,及びR
2を介して供給される駆動信号によつて駆動制御される
。ここで、ゲート素子C1及びG2のベアは各鍵毎にデ
コーダ106の出力信号に応じて制御されるようになつ
ており、ゲート素子C1には各鍵毎にD/A変換回路1
14から赤色用駆動信号REが供給され、ゲーント素子
G2には各鍵毎にD/A変換回路118から緑色用駆動
信号CRが供給される。D/A変換回路118には、固
定データ発生回路120からの出力信号を入力Aとし且
つセレクタ回路110からの出力信号を入力Bとする差
演算回路122・から両人力の差(A−B)に対応した
出力信号が供給される。なお、固定データ発生回路12
0はその出力信号として全音符に対応した符長データ信
号が送出するようになつている。第5図の回路において
、選択スイッチSSによ・り選択信号SA=゜“1゛を
発生させておいた場合、D/A変換回路114はメロデ
イ符長コード信号MLGの示す音符長に対応したレベル
の赤色用駆動信号REを発生し、D/A変換回路118
は全音符の長さより信号■7Gの示す音符長の分だけ短
い音符長に対応したレベルの緑色用駆動信号GRを発生
する。
このため、メロデイキーコード信号MKCに応じて点灯
される特定のLEDの発光色はメロデイ符長コード信号
■7Gの示す音符長に応じて変化するようになる。例え
ば、信号■7Gが全音符の長さを示すならば発光色は赤
であり、信号MLGの示す音符長が短くなるにつれて発
光色は赤から黄をへて緑味を帯びるようになり、信号M
LGが32分音符の長さを示すならば発光色はほぼ緑に
なる。従つて、演奏練習者としては多色LEDの発光色
から押鍵時間の長短を判断して適切な離鍵タイミングを
決定することができる。一方、選択スイッチSSにより
選択信号SB=“4r゛を発生させておいた場合には、
第4図について前述したようにセレクタ回路110の出
力信号が時間的に変化するので、押すべき特定の鍵に対
応した緑色LED2、及び赤色LEDlの明るさはそれ
ぞれ第6図A及びBに例示する如く最初は赤味が強く、
次第に緑色を帯びるように変化する。
従つて、演奏練習者としては多色LEDの発光色の時間
的変化から押鍵時間の残りを判断して適切な離鍵タイミ
ングを決定することができる。以上のように、この発明
の押鍵表示装置によれば、押鍵表示用発光素子の発光色
が音符の長さに応じて変化するので、押鍵時間の把握が
容易になる効果がある。また、発光色を時間的に変化さ
せて残り押鍵時間をも表示させるようにすれば、離鍵タ
イミングの決定が一層容易になり、演奏練習上好都合で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による電子楽器のブロッ
ク図、第2図及び第3図はそれぞれメロデイデータ及び
伴奏データのフォーマットを示す図、第4図は、上記電
子楽器の押鍵表示装置を示す回路図、第5図は、押鍵表
示装置の他の実施例を示す回路図、第6図A及びBはそ
れぞれ緑色LED及び赤色LEDの明るさ変化を示す図
である。 10・・・・・・楽譜、10a・・・・・・記録媒体、
12・・楽譜データ読込制御回路、14・・・・・・メ
ロデイデータメモリ、22・・・・スタート●ストップ
制御回・路、24・・・・・・メロデイデータ読出回路
、44,44″・・・・押鍵表示装置、102・・・・
鍵盤、104・・・発光素子群、108・・・・・・ゲ
ート素子群。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 楽譜の音符進行に対応した一連の音符データを記憶
    する記憶装置と、この記憶装置から前記音符データを順
    次に読出す読出回路と、鍵盤の複数鍵にそれぞれ対応し
    て設けられた複数の発光素子を前記読出回路により読出
    される音符データのうちの音高データに基づいて選択的
    に点灯制御することにより押すべき鍵を表示する表示手
    段と、前記読出回路により読出される音符データのうち
    の符長データに基づいて前記発光素子の発光強度又は発
    光色を制御する制御手段とをそなえ、前記各発光素子に
    押鍵時間をも表示させるようにしたことを特徴とする押
    鍵表示装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の押鍵表示装置におい
    て、前記制御手段は前記符長データに基づいて前記発光
    素子の発光強度又は発光色を時間的に変化させることに
    より残り押鍵時間の表示を可能にすべく構成されている
    ことを特徴とする押鍵表示装置。
JP6538381A 1981-04-30 1981-04-30 押鍵表示装置 Expired JPS6051112B2 (ja)

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JPH082716Y2 (ja) * 1987-12-28 1996-01-29 カシオ計算機株式会社 演奏誘導装置
JP3651297B2 (ja) * 1999-02-17 2005-05-25 カシオ計算機株式会社 電子鍵盤楽器

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