JPS6050508B2 - 熱風循環式連続塗装乾燥器 - Google Patents
熱風循環式連続塗装乾燥器Info
- Publication number
- JPS6050508B2 JPS6050508B2 JP20650382A JP20650382A JPS6050508B2 JP S6050508 B2 JPS6050508 B2 JP S6050508B2 JP 20650382 A JP20650382 A JP 20650382A JP 20650382 A JP20650382 A JP 20650382A JP S6050508 B2 JPS6050508 B2 JP S6050508B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- paint
- hot air
- dryer
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、熱風式連続塗装乾燥器の改良に係るものてあ
る。
る。
従来熱風式連続塗料乾燥器は、第1図(縦断面図)に示
すものが使用されており、被塗装物1は矢印2の方向に
進み、塗装箱3に滞溜する塗料4に浸漬したまゝ回転す
るロールコーター5により、塗料面6から吸上げられた
ロールコーター表面塗料7に接触して塗料を附着され、
塗料絞り器8によつて過剰塗料9を除去されて塗布を終
り、過剰塗料9は塗料絞器8から流下して塗料4に戻る
。
すものが使用されており、被塗装物1は矢印2の方向に
進み、塗装箱3に滞溜する塗料4に浸漬したまゝ回転す
るロールコーター5により、塗料面6から吸上げられた
ロールコーター表面塗料7に接触して塗料を附着され、
塗料絞り器8によつて過剰塗料9を除去されて塗布を終
り、過剰塗料9は塗料絞器8から流下して塗料4に戻る
。
塗装を終了した被塗物10は減圧箱11を通つて連続乾
燥器12の乾燥室13に入り、乾燥室13の内部を向流
する循環熱風14により乾燥され、乾燥室13の出口1
5から連続的に乾燥物16として取出され塗装乾燥を終
了する。
燥器12の乾燥室13に入り、乾燥室13の内部を向流
する循環熱風14により乾燥され、乾燥室13の出口1
5から連続的に乾燥物16として取出され塗装乾燥を終
了する。
循環熱風14は循環ファン17により、熱風流18の方
向に流動し、循環経路中で、触媒19によつて循環熱風
内にある可燃物気体を酸化し、一部を排気ファン20に
より乾燥器12の外部に排出し、給気ファン21によつ
て、乾燥に必要な新鮮空気22を導入し、加熱装置23
により、乾燥に必要な温度に調節されて乾燥室13の内
部を被塗物10に対して向流する。循環熱風14が乾燥
室外に流出しないように排気ファン20の排気量の調節
により、乾燥室13の内圧は、出口15附近ては室外に
対し、適度の減圧に保ち、乾燥室13の出口15より、
乾燥室13に流入する外気24の量を調節する。
向に流動し、循環経路中で、触媒19によつて循環熱風
内にある可燃物気体を酸化し、一部を排気ファン20に
より乾燥器12の外部に排出し、給気ファン21によつ
て、乾燥に必要な新鮮空気22を導入し、加熱装置23
により、乾燥に必要な温度に調節されて乾燥室13の内
部を被塗物10に対して向流する。循環熱風14が乾燥
室外に流出しないように排気ファン20の排気量の調節
により、乾燥室13の内圧は、出口15附近ては室外に
対し、適度の減圧に保ち、乾燥室13の出口15より、
乾燥室13に流入する外気24の量を調節する。
乾燥室13の入口25は出口15よりも更に外気に対し
て減圧となるので、減圧箱11を設け、減圧ファン26
の排気量の調節により、減圧箱11の内圧を適度に減圧
し、減圧箱11を経て、乾燥室13)の入口25に流入
する外気27の量を調節する。此の場合、塗装箱3の内
部の塗料、ロールコーター5の表面の塗料7、塗料絞り
器8より滴下する過剰塗料等の自由表面から塗料の溶剤
が揮発拡散して作業環境に悪影響を及ぼす事が多いのて
、5塗装箱上に換気装置28を設けて、揮発拡散する溶
剤蒸気を換気ファン29によつて作業環境外に排出する
ことが行われるが、換気装置28が相当の空間容積を占
め、又塗装箱3に附随するロールコーター5と塗料絞り
器8の調節の際に障害となる欠点を有する。本発明はか
)る欠点を改良するため、独立の換気装置を用いす、塗
装箱3を減圧箱11と連結して覆つて、塗装箱3の上部
空間を節約し、ロールコーター5、塗料絞り器8の調節
をしやすくすると共に、塗装箱3より揮発する溶剤蒸気
の一部又は全部を乾燥器12の内部に導入し、その酸化
処理を計り、その酸化による発熱を利用するものである
。
て減圧となるので、減圧箱11を設け、減圧ファン26
の排気量の調節により、減圧箱11の内圧を適度に減圧
し、減圧箱11を経て、乾燥室13)の入口25に流入
する外気27の量を調節する。此の場合、塗装箱3の内
部の塗料、ロールコーター5の表面の塗料7、塗料絞り
器8より滴下する過剰塗料等の自由表面から塗料の溶剤
が揮発拡散して作業環境に悪影響を及ぼす事が多いのて
、5塗装箱上に換気装置28を設けて、揮発拡散する溶
剤蒸気を換気ファン29によつて作業環境外に排出する
ことが行われるが、換気装置28が相当の空間容積を占
め、又塗装箱3に附随するロールコーター5と塗料絞り
器8の調節の際に障害となる欠点を有する。本発明はか
)る欠点を改良するため、独立の換気装置を用いす、塗
装箱3を減圧箱11と連結して覆つて、塗装箱3の上部
空間を節約し、ロールコーター5、塗料絞り器8の調節
をしやすくすると共に、塗装箱3より揮発する溶剤蒸気
の一部又は全部を乾燥器12の内部に導入し、その酸化
処理を計り、その酸化による発熱を利用するものである
。
第2図(縦断面図)に示す如く減圧箱11の外壁を塗装
箱3に密着し、塗装箱3の上部を覆蓋30に依つて覆い
、覆蓋30は着脱可能とするか、又は蝶番31によつて
減圧箱11と接続し、ロールコーター5及び塗料絞器8
の調節の際は、覆蓋を外すか、上部に開いて調節を容易
とする。
箱3に密着し、塗装箱3の上部を覆蓋30に依つて覆い
、覆蓋30は着脱可能とするか、又は蝶番31によつて
減圧箱11と接続し、ロールコーター5及び塗料絞器8
の調節の際は、覆蓋を外すか、上部に開いて調節を容易
とする。
覆蓋30の材質を透明材料とすれば、塗装中の塗装箱3
の内部の状態を観察し得て便利である。減圧箱11は減
圧吸引ダクト32を介して減圧ファン26に接続され、
更に減圧ファン26の減圧排気ダクト33は給気ファン
21の吸気ダクト34に連結し、その途中に、作業環境
外えの排気ダクト35を分岐する。塗装箱3の内部の塗
料4、ロールコーター5の,表面の塗料7、塗料絞り器
8より流下する過剰塗料9、被塗物10に塗料された塗
料等の自由表面より揮発した塗料の溶剤蒸気は、減圧フ
ァン26により吸引される減圧外気と共に一部は排気ダ
クト35を経て作業環境外に排出され、残部は吸気!ダ
クト34を経て乾燥器12に給気される。
の内部の状態を観察し得て便利である。減圧箱11は減
圧吸引ダクト32を介して減圧ファン26に接続され、
更に減圧ファン26の減圧排気ダクト33は給気ファン
21の吸気ダクト34に連結し、その途中に、作業環境
外えの排気ダクト35を分岐する。塗装箱3の内部の塗
料4、ロールコーター5の,表面の塗料7、塗料絞り器
8より流下する過剰塗料9、被塗物10に塗料された塗
料等の自由表面より揮発した塗料の溶剤蒸気は、減圧フ
ァン26により吸引される減圧外気と共に一部は排気ダ
クト35を経て作業環境外に排出され、残部は吸気!ダ
クト34を経て乾燥器12に給気される。
減圧ファン26の排気量よりも給気ファン21の給気量
の方が多い場合は、此の溶剤蒸気を殆んどすべて乾燥器
に給気される。乾燥器に給気された此の溶剤蒸気は乾燥
器を循環する熱風14の一部となり、循環の過適で配化
発熱して乾燥の熱源として寄与する。此くして、本発明
により排気装置28を省略し、これを減圧箱11で兼用
して設備空間を節約すると共に、塗装箱のロールコータ
ー及び絞り器の調節を容易にし、且つ、塗装箱より揮発
する溶剤の一部又は全部の発熱を乾燥熱源として利用す
ノることができる。
の方が多い場合は、此の溶剤蒸気を殆んどすべて乾燥器
に給気される。乾燥器に給気された此の溶剤蒸気は乾燥
器を循環する熱風14の一部となり、循環の過適で配化
発熱して乾燥の熱源として寄与する。此くして、本発明
により排気装置28を省略し、これを減圧箱11で兼用
して設備空間を節約すると共に、塗装箱のロールコータ
ー及び絞り器の調節を容易にし、且つ、塗装箱より揮発
する溶剤の一部又は全部の発熱を乾燥熱源として利用す
ノることができる。
第1図は従来の熱風循環式連続塗装乾燥器の概略構成を
示す縦断面図、第2図は本発明に係る熱風循環式連続塗
装乾燥器の概略構成を示す縦断面図である。 1・・・・・・被塗装物、2・・・・・・被塗装物の進
行方向を示す矢印、3・・・・・・塗装箱、4・・・・
・・塗料、5・・・・・・口iルコ―夕Il6OOIO
●●塗料面、711●●口ニルコi夕表面塗料、8・・
・・・・塗料絞り器、9・・・・・・過剰塗料、10・
・・・・・被塗物、11・・・・・・減圧箱、12・・
連続乾燥器、13・・・・・乾燥室、14・・・・・・
循環熱風、15・・・・・・乾燥室13の出口、16・
・・・・・乾燥物、17・・・・・・循環ファン、18
・・・・・・熱風の流動方向を示す矢印、19・・・・
・・触媒、20・・・・・・排気ファン、21・・・・
・・給気ファン、22・・・・・・新鮮空気、23・・
・・・・加熱装置、24・・・・・・出口15より乾燥
室に流入する外気、25・・・・・・乾燥室13の入口
、26・・・・・減圧ファン、27・・・・・・乾燥室
13の入口25に流入する外気、28・・・・・・換気
装置、29・・・・・・換気ファン、30・・・・・・
覆蓋、31・・・・・・蝶番、32・・・・・・減圧吸
引ダクト、33・・・・・・減圧排気ダクト、34・・
・・・・吸気ダクト、35・・・・・・排気ダクト。
示す縦断面図、第2図は本発明に係る熱風循環式連続塗
装乾燥器の概略構成を示す縦断面図である。 1・・・・・・被塗装物、2・・・・・・被塗装物の進
行方向を示す矢印、3・・・・・・塗装箱、4・・・・
・・塗料、5・・・・・・口iルコ―夕Il6OOIO
●●塗料面、711●●口ニルコi夕表面塗料、8・・
・・・・塗料絞り器、9・・・・・・過剰塗料、10・
・・・・・被塗物、11・・・・・・減圧箱、12・・
連続乾燥器、13・・・・・乾燥室、14・・・・・・
循環熱風、15・・・・・・乾燥室13の出口、16・
・・・・・乾燥物、17・・・・・・循環ファン、18
・・・・・・熱風の流動方向を示す矢印、19・・・・
・・触媒、20・・・・・・排気ファン、21・・・・
・・給気ファン、22・・・・・・新鮮空気、23・・
・・・・加熱装置、24・・・・・・出口15より乾燥
室に流入する外気、25・・・・・・乾燥室13の入口
、26・・・・・減圧ファン、27・・・・・・乾燥室
13の入口25に流入する外気、28・・・・・・換気
装置、29・・・・・・換気ファン、30・・・・・・
覆蓋、31・・・・・・蝶番、32・・・・・・減圧吸
引ダクト、33・・・・・・減圧排気ダクト、34・・
・・・・吸気ダクト、35・・・・・・排気ダクト。
Claims (1)
- 1 被塗装物に連続的に塗料を塗布し、減圧均圧箱を通
して被塗物を乾燥室の片端の入口に導入し、強制通風に
よる向流の熱風により乾燥し、乾燥室の他端の出口より
取出す熱風式連続塗装乾燥工程において、塗料を塗布す
る塗装箱の上部に覆蓋を設け、此の覆蓋を減圧箱と連結
し、塗装箱の上表ふん囲気を塗装箱外に対し減圧状態に
保ち、更に減圧箱の減圧ファンの排気筒を、乾燥器の給
気ファンの吸気筒と連結し、減圧箱の排気の一部又は全
部を乾燥器の給気として使用することを特長とする熱風
循環式連続塗装乾燥器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20650382A JPS6050508B2 (ja) | 1982-11-25 | 1982-11-25 | 熱風循環式連続塗装乾燥器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20650382A JPS6050508B2 (ja) | 1982-11-25 | 1982-11-25 | 熱風循環式連続塗装乾燥器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5995963A JPS5995963A (ja) | 1984-06-02 |
JPS6050508B2 true JPS6050508B2 (ja) | 1985-11-08 |
Family
ID=16524442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20650382A Expired JPS6050508B2 (ja) | 1982-11-25 | 1982-11-25 | 熱風循環式連続塗装乾燥器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6050508B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61197716U (ja) * | 1985-05-30 | 1986-12-10 | ||
JPH01175008U (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-13 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4928847B2 (ja) * | 2006-06-27 | 2012-05-09 | 日立アプライアンス株式会社 | 電気掃除機 |
-
1982
- 1982-11-25 JP JP20650382A patent/JPS6050508B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61197716U (ja) * | 1985-05-30 | 1986-12-10 | ||
JPH01175008U (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5995963A (ja) | 1984-06-02 |
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