JPS60500701A - 変形されたシグナルペプチド - Google Patents
変形されたシグナルペプチドInfo
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- JPS60500701A JPS60500701A JP59501393A JP50139384A JPS60500701A JP S60500701 A JPS60500701 A JP S60500701A JP 59501393 A JP59501393 A JP 59501393A JP 50139384 A JP50139384 A JP 50139384A JP S60500701 A JPS60500701 A JP S60500701A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は分子生物学に関し、そしてさらに詳しくは組換DNAの分野に関する
。この発明は特に、変形されたシグナルペプチドの製造方法、及び形質転換され
た宿主により生産される外来1q遺伝子生成物の分泌を増加するために有用な変
形されたシグナルペプチドに関する。この発明はさらに、組換DNA ha列を
生体内で造成する方法に関する。
背景技術
蛋白質の合成は細胞内で行われるが、ある種の蛋白′Iヶは細胞外で機能する。
こえしらの細胞l/I蛋白T[は分泌さハるiH白質と狩\される。分泌される
蛋白質の多くはまず細胞内で前駆体又はプレー蛋白質の形で発現される。これら
のプレー蛋白質は、シグナル配列又はリーダー配列(あるいはシグナルペプチド
)と称される付加されたアミノ末端延長部を含有する。
シグナル配列は、制限的な細胞膜への、及び/又はそれを通しての付加されたペ
プチドの輸送において本質角な役割を演する。
シグナル配列をコードするDNAは、組換発現ベクターに導入することができる
。このようなベクターを使用して適合性の宿主生物を形質転換し、該宿主2
生物に外来性遺伝子生成物を生産せしめることができる。細菌は化学的に明瞭な
培地において比較的容易に増殖することができるため、宿主生物としてしばしば
細菌が使用される。この生物の増殖は急速であり、そして生成物を高収量で得る
ことができる。
所望の遺伝子生成物を生産するために適当な宿主細菌が形質転換された場合、こ
れらの遺伝子生成物が−くリプラズム空間又は培地中に分泌されるのであれば、
これらの遺伝子生成物を容易に検出し、そして精製することができる。所望の遺
伝子生成物が培地中に分泌されることにより、該生成物を回収するために宿主生
物を破壊する必要性が回避される。さらに、幾つかの外来性遺伝子生成物は宿主
生成に対して毒性効果を有する。このような遺伝子生成物が宿主中に蓄積される
のではなく分離されれば、こルらの生成物が正常な細胞機能を妨害することはな
いであろう。
ある場合には、シグナル配列は分泌中又は分泌後に蛋白質分解的に切断されて成
熟蛋白質生成物が生じ、この生成物はこれが通過する制限的細胞膜から離れる。
他の場合には、シグナル配列はやはシ切断されるが、成熟蛋白質のアミン末端へ
の脂質の共有結合を導く変形がさらに生ずるため、成熟蛋白質はす(Esche
richa colt )リポ蛋白質がこのような膜結合蛋白質の例であfi、
E、コリβ−ラクタマーゼがシグナル配列の切断後膜から離れる蛋白質の例であ
る。この結果、成熟β−ラクタマーゼはE、コリベリプラズマ空間に分泌される
。このような分泌された蛋白質はエキソプロティンと称される。しかしながら他
の蛋白質、例えばこの明細書においてベニシリナーゼとも称するパシルス・リケ
ニホルミス(Bacillus licheniformis )β−ラクタマ
ーゼはプロセシングされて2つの異る成熟蛋白質に彦ることができ、その一方は
分離されるエキソプロティン形であシ、他方は膜結合リポ蛋白質形である。被ニ
シリナーゼのリポ蛋白質形においては、Kニンリナーゼシグナル配列の34アミ
ノ酸中最初の26アミノ酸がシグナルペプチドの実際の輸送部分のようである。
残りの8アミノ酸の幾つか又はすべてが、1ゾグナルベプテドの輸送部分のカル
ボキシ末端アミノ酸の幾つかと共に、+) yl’!蛋白質形の形成に関与する
ようである。
完全には理解されていないが、成熟蛋白質(リポ蛋白質、形)が細胞膜に結合す
る機作は、シグナルペプチド内又はその近傍に位置する部位における脂質結合の
形成を含むよってある。脂質の結合が蛋白質を細胞膜内に係留するようである。
シグナル配列と、膜結合形を形成することができる成熟蛋白質との連結領域にあ
る特定のアミノ酸配列が、膜結合リポ蛋白質の形成を導く化学的変形に関与する
細胞物質のだめの認識部位として機能すると信じられる。これらの特定の化学的
変形は、脂肪酸とシグナル配列部分との共有結合を含むと考えられる。ペリプラ
ズム空間又は増殖培地中に分泌される非結合エキソゾロティンの量が増加するよ
うに認識配列を変形するととができれば、ある場合には、リポ蛋白質の形成を促
進することができるシグナル配列の有用性を改良することができよう。このよう
な変形されたシグナル配列は、言う寸でもなく、形成される膜、結合す号?蛋白
質の量の減少を導くであろう。
発明の開示
この発明は、細菌蛋白質又はさらに−1投的には組換DNA配列を用いる形質転
換によって合成される外来性(プチドを生産する細菌宿主によるある■のにプチ
ドの分泌の効率を改良することを目的とする。
これら所望の蛋白質と連結されているシグナルペプチドのための野性型コード配
列を変形することによって、これらの蛋白質を細胞質膜を通して培地へ(グラム
陽性細菌の場合)又はペリプラズム空間へ、そしである場合には培地へ(グラム
陰性細菌の場合)ノ輸送におけるシグナルペプチドの効率を増強することができ
た。天然においては、細胞蛋白質を膜に輸送することができ、そして該蛋白質が
該膜にリポ蛋白質として結合するのを促進する野性型のシグナル配列が用いられ
る。所望の蛋白質を膜に輸送するシグナルペプチドの能力を維持しながら膜結合
を促進する能力を阻害することによって、このシグナルペプチドを、分泌におい
て一層効率的に用いることができる。
従って、一つの観点においてこの発明は、改良された新規な「エキソ−シグナル
」ベゾチドをコートゞするDNA配列に関し、該エギソーングナルにゾチドは対
応する野性型シグナルペプチドのシスティン残基の代りにアミノ酸Xを含有する
アミノ酸配列を有し、該野性型シグナルペプチドは(a)膜結合リポ蛋白質を形
成することができ、そして(b)1個のシスティンを含む促進領域を含有し、X
は膜結合リポ蛋白質の形成のために機能せず、そしてXによシ置き換えられるシ
スティンは(b)の促進領域中のシスティンである。
他の観点においてこの発明は、エキソーシグナルベ′プチドに機能的に連結され
た所望の蛋白質を含んで成る融合ペプチドをコードするDNA配列、該融合にゾ
テドを生産することができる発現ベクター、該ベクターによシ形質転換された細
胞、並びに該形質6
転換された細胞を培養することにより生産されるエキソ−シグナルペプチド及び
融合啄プチドに関する。
この発明はさらに、コード配列、ベクター及び形質転換された生物を用いること
により分泌を改良する方法、並びに生体内組換によりDNA配列を変形するだめ
の新規な方法に関する。
図面の簡単な説明
第1図は、システィン27からセリン、7への変異の造成を示すコドンの図解で
あシ;
第2図は、penlFノロモーター及び/グナル配列に接する便利な制限酵素部
位を、5°する一群のプラ5スミドのヌクレオチドの図解であり;
第:3図は、ヘテロがイユゾレ、クス形成及び生体内組換によるpSYC748
の造成を示すコドンの図解であり:
第4図は、シラスミドpsYc709の適切々様子を示し:
第5図は、所望の蛋白質として±nP成熟蛋白質(大エキノペニシリナーゼ)の
コード配列を含有するこの発明のベクターに対応するコドン及びアミノ酸配列を
示し;そして
第6図は、所望の蛋白質としてhGH成熟蛋白質のコード配列を含有するこの発
明のベクターに対応するコドン及びアミノ酸配列を示す。
発明の実施の態様
この明細書において、シグナルペプチド、リーダーペプチド、シグナル配列、及
びリーダー配列なるるアミン末端蛋白質延長部を意味する。
一般に、この配列は親水性の幾分荷電したN末端アミノ酸配列、及びそfl、
K続<10〜25個のほとんどが中性で疎水性のアミノ酸からなる「疎水性コア
ー」、及び場合によっては追加のカルil?ギシ末端配列であって分泌されるべ
き蛋白質に連結されているものにより特徴付けらIl、る。疎水性コアーのC末
端に近いアミノ酸及び疎水性コアー内のアミノ酸の短い連鎖が、リボ蛋白質の膜
への結合の促進に関与しているようである。この発明の「エキンーシグナル」ペ
プチドにおける置き換えられるシスティンはこの「促進配列」中のものであシ、
野性型シグナル配列中の他のシスティン残基は、この発明の「エキソ−シグナル
」ペプチドにおいて置き換えられる必要がない。
所望の蛋白質の分泌は、該蛋白質のN末端に隣接する部位における8切断を必要
とする。この切断はアラニン残基の次で生ずると一般に信じられており、そして
確かに、切断のためにアラニン残基の存在が必要でちると信じられる。しかしな
がら、このことは証明されておらず、そしてこの発明のエキソ−シグナルペプチ
ドにおいては、所望の蛋白質のN末端近くでの効果的な切断を許容する任意のア
ミノ酸配列を使用することができる。
「エキソ−シグナルにプチド」(又はエキソ−シグナル配列)は 、+01Jペ
プチド又は蛋白質の分泌を行うことができ、このカル71?キン末端からの延長
部を4’f’7成−4゛る1つのベプチ1゛である。この究明のエキンーシダツ
ルペゾチ1゛の各々は、野外21!I配列のシスティン残Il腰・うτ他の゛ア
ミ7ノ酸によ#)置き換えられているン・ILl、1.どlるjl!F性jli
ljの7′グナJレペプチ1゛コこ1死する。この発明にr、いて有用i r
、ht I、’i;、する野性Jllすの」シグナルペプチドは、H!!能的に
連結されたポリペプチド又はNli白1jfhを膜結合す、jQ蛋白質として膜
に会合せしめることがてきることが組直系において見出されているものである。
このような対応する野性型シグナルペプチドの例とし2てルリケニホルミス・々
ニンリナーゼリーグー配列を挙げることができる。
この発明のエキソ−シグナル配列が対応する野性型配列は、種変化、変異(意図
的及び自発的)、及び翻訳における誤!9等により、わずかな変化を受ける。す
なわち、「野性型シグナル配列」は特定の細菌株について決定されたものとして
公表されている正確なアミノ酸配列に必然的に限定されるのではなく、野性型配
列の活性を実質上保持している任意の類似の配列を包含する。
前記のように、これらの野性型配列は、付加ペプチドの膜への一体化に関連する
と考えられる「促進領域」を含有する。例えば、B、IJケ−ホルミスにニンリ
ナーセ°シグナルに1)′−いて、ンダナル化前、駆体の23〜27位にアミノ
酸列Leu −Ala −Gly −Cysが見出され、ノブナル化前駆体から
生ずる1模に11合蛋白質は前記のCysから始1トる(対応するエギノゾロテ
・rンは35位から始rトるが)。この領域は、つtする膜結fン蛋白質&ン二
扛゛〔丁、シ]1牙T>′+、、−′と(て、1グ月ヴ1.清含」a白質を部分
的Vこ包含してirす、114″1への7清合を促、fムするようである。この
発明のiF2白質の生成のためにlき換えが必要なのはこの領域のシスティンで
ある。
さらに、「対応する」なる詔は、必然的に完全に同一ではないが実質上類似する
ことを意味する。
「対応する」野性型シグナルにゾチドの該当するシスティンに代るアミノ酸残基
を有するこの発明のエキノーシグナルペプチドは、(システィン残基を除き)野
性型/グナル配列と実質上相同な配列を有するが、所望の蛋白質の放出のための
適切な切断部位が存在する限り、例えばわずかに長く又は短かくてもよく、ある
いは追加の変形を有していてもよい。
この明細書において例示する構成は、この発明のエキソーシグナルペプチドに対
して、所望の蛋白質の分泌を行う際のこのペプチドの有用性を破壊しない追加の
変形を行うことができることを示している。
例えば、これらのペプチドは、対応するpen P配列のアミノ酸29−34に
類似するアミノ酸の除去により;対応するpen P ’)−グー配列のアミノ
酸23及び24に類似するアミノ酸間にジペプチドpro −Aspを挿入する
ことにより;所望の蛋白質のN末端に先行するAlaの挿入により;又は対応す
るpen Pリーダー配列の28位におけるAla残基をpro残基により置き
換えることにより:あるいはこれらの結合ぜに」:り変形することができる。
ナーゼ遺伝子、又は文脈から明らかな場合にはこれに対応する蛋白質を意味する
。pen Pのヌクレオチド配列は、Kroyer J、及びChang S
、 Gene 15 :343−347(1981);並びにNeugebau
erK、r Splengel R,、及び5challer H,r Nuc
leicにより公表されている。
脈によシ示されている場合には、「融合ペプチド」又は「融合蛋白質」なる語は
、所望の蛋白質配列に連結されているシグナル配列又はその部分を含んで成るポ
リペプチド又は蛋白質を意味する。融合d フチド及び融合蛋白質なる語は相互
交換可能に使用される。この明細書において「所望の蛋白質」なる語は、ポリペ
プチド又は蛋白質をコードするDNA配列を含む組換ベクターによシ形質転換さ
れた原核性宿主により生産されるポリペプチド又は蛋白質を意味する。この蛋白
質は、この原核生物又は他の原核生物により通常生産されるもの又υよ外来性の
ものであってもよい。
この明細書において使用される「膜結合」なる語は膜上での又は膜中への係留を
意味する。
この明細書において使用するr hGl(jはヒト成長ホルモンを意味し、そし
てrIL−2J’は任意の分離源からのインターロイキン−2を意味する。
「誘導体プラスミド」は、組換中に生成する結果物を意味する。この組換から生
ずる誘導体シラスミドは、その生成のために使用された親プラスミドと機能的に
同等であるとは限らない。
「機能的に連結された」なる語は、複数の配列がそれらの正常な機能が維持され
るように並置(juxtaposition )’されていることに関して用い
る。
すなわち、コード配列に機能的に連結されたプロモーター又は制御配列はコドン
の転写及び翻訳を行い、所望の蛋白質に機能的に連結されたシグナル配列は、該
所望の蛋白質の分泌又は膜結合を行う。所望のペプチドに機能的に連結されたエ
キソ−シグナル配列は該所望のペプチドの分泌を行う。
この明細書において、「コドン」は、(1)ポIJ <ブチ゛ド中のアミノ酸に
翻訳されるmRNA中のり月?ヌクレオチドのトリプレット、又は翻訳の開始も
しくは停止のためのニー1゛、あるいは(11)遺伝子中のデオキシリボヌクレ
オチドのトリプレットであって、その相補的1リプし・7トがmRNA中のりボ
ヌクレオチドのトリプレットに転写され、今度はこれが71?リペプチド中のア
ミノ酸に翻訳さ力、るもの、又は翻訳の開始又は停止のためのコードのいずれか
を意味する。従って、例えば、5′−TCC−3’、及び5’ −UCC−3’
はいずれもセリンのための「コドン」である。
この明細書において「ヌクレオチド」、「デオキシヌクレオチド」、及び「デオ
キシリボヌクレオチド」はいずれもデオキシリボヌクレオチドを意味スるO
r dNTP J又はr NTP Jは、デオキシリボヌクレオチドトリホスフ
ェートのいずれか、すなわちATP 。
GTP 、 CTP 、又はTTPを意味する。
r bp Jは塩基対を意味り、、そして「kbp」はキロ塩基対を意味する。
「7f!リペプチド」は、′2個又はそれよシ多くのアミノ酸を有する任意のベ
ープチドを意味し、そして、蛋白質を包含する。
「コード配列」又はr lDNAコード配列」はポリペプチドをコードするDN
A配列を意味する。
B、一般的記載及び好捷しい態様
この発明の方法は、遺・伝工学及び分子クローニングの技法を用いる。遺伝子工
学及び分子クローニングの一般的技法は、Maniatis T、 + Fr1
tsch E:、 F、、Recombinant DNA 、 (Wu R,
編)、アカデミツクプレス、ニー−ヨーク(197,’l)に記載されている。
これらの技法を用いることによって、膜結合リポ蛋白質を形成することができる
タイプの野性型シグナルペプチド配列から誘導される変形された(エキソ−シグ
ナル)−2プチド配列を生成せしめるための手段が提供される。この明細書にお
いて、r、、、から誘導される」なる記載は野性型シグナル配列に対応する変異
を受けたシグナル配列又は合成シグナル配列を含む意味に用いる。前に検討した
ように、野性14
型配列は疎水性部分のカルボキシ末端の近傍に促進領域を含む。この促進領域中
に単一ンスティン部分が存在し、このシスティンの存在は膜結合IJ 、3f蛋
白質の形成のために必要である。エキソーングナルペプチドをコードするこの発
明のDNA配列において、このシスティンのコドンは、膜結合リポ蛋白質の形成
のために機能しないであろうシスティン以外Iのアミノ酸のコドンによって置き
換えられる。
この発明は、野性型シグナル配列に対応する前記のごとく変形された「エキノー
ングナル」ペゾアドを開示する。この野性型シグナル配列は膜結合IJ 、P蛋
白質を形成することができる。このような野性型配列には、原核生物中((火熱
(tこ見出される配列、及ニシリナーゼシグナル配列が、膜結合リポ蛋白質をキ
ソーシグナルペゾチド配列を得るためのこの発明の実施において特に好ましい。
膜結合リポ蛋白質を形成することができそしてこの発明のエキソ−シグナル被ゾ
チドに対応する野性形シグナルペプチドは促進領域又は促進配列を含有すると信
じられる。例えば、pen P蛋白質恍おけるこの配列中にはアミノ酸Leu
−Ala −Gly −Cysが含まれ、そしてアミノ酸部位24−27に位置
する。/スティン残基を含むこの促進領域は、脂肪酸をペン0チ1部分に結合せ
しめるであろう共有結合の形成に該アミノ酸が関与することを許容する。Leu
−Ala −Gly −Cysからなるこれと同じテトラアミノ酸配列が、膜
結合りI蛋白質を形成することができる幾つかのシグナルペゾチドに訃いて見出
される。
この発明のエキンーングナルペプチドは、促進アミノ酸配列中のゾステ・インの
コト8]をDNA配列中のシスティン以外のアミノ酸のご1トン−C置き換える
ことによって形成される。ここで該/スティン以外のアミノ酸は膜結合リポ蛋白
質の形成のために機能しないアミノ酸である。好ましいコ1゛ンは、炭素原子数
3個未満の中性側鎖を有するアミノ酸のコドンである。システィンをコードする
コドンをセリンのコドンによって置き換えるのが特に好まし、い。DNA中のヌ
クレオチド置換は当業者に知られている方法を用いて行うことができる。この方
法には、米国特許第4.351.、901号に開示されている単一ヌクレオチド
変換法が含まれる。ヌクレオチド置換を行うた6
めのさらに好ましい方法は、プライマー指令突然変異誘発法(primer d
irecfed mutagenisis )である0を参照のこと。一層好ま
しいプライマー指令突然変異誘発法を用いる場合、14き換えられるべきシステ
ィンを包囲しそして含有するシグナルペプチドの領域中のアミノ酸量をコードす
るDNA配列を決定し、ぞしてこの配列に基いて約10〜25ヌクレオチドの合
成ヌクレオチド断片を当業者に知られている方法を用いて合成する。このような
方法には、NarangS、 A、 + ll5iur+g lT、M、 I及
びBrousseau R,+ Methodsin Enzyrnology
、(i 8 : り 0 − 9 8 + (Wu R,l’:fg ) 、
j′カブゝミ、クツ°レス(1979)の小スホトリエスフル法、並びにさらに
好ましくはMatteucci及びM、 CaruthCrs * J、 Am
er、 Chem、 Soc、 + 103 +3185−31 り 4 (1
981)の方法が含寸れる。
最も好−ましくはこの合成は、自動アナライザー、例えばカリポルニア、サンラ
ファ、:C)しのビオサーチ社(Biosearch Inc、 )によって製
造されたModel SamQne自動合成機自動合成石う。
合成ヌクレオチド断片は、置き換えられるべきシスティンを含む領域rhのシダ
ナルペゾチド用DNAコード配列の1つの鎖に相補的であり、そして変形された
シグナル被プチドのための全長コード配列を合成するためのプライマーとして機
能する。さら(て具体的には、変形されるべきシグナル配列として好ましいpe
n Pシグナル配列を使用する1つの具体例においては、合成りNA断片は25
−29位の5個のアミノ酸をコードするコドンに対応する。イβし、この合成プ
ライマー中の中央のヌクレオ−7” )ゝは、penP鋳型中の対応するヌクレ
オチドと相補的でない不適i1Eヌクレオチド(mismatchcd nuc
leotide ) fイイするであろう。pen P以外の野〆[:型シグナ
ル配列、例−il、29i(i98] )]を使用する場合、合成プライマーは
こ;h l’)のシグナル配列中の5形さJl−るべき、・ステイノコl゛ンの
7泊域に−1)・いてl’l’ (’lソ(ljヌクレオチ1゛と相補的でない
不適正ヌクレオヂ1゛を含イ〕オミノ酸位置27位に7ステインをニーi゛する
コドン(TGC)を含有する。変形さ、+7−たpen P ’/グナル配、列
がアミノ酸位置27位にセリンを含有する場合、合成断片は対応する部位にTC
C配列を含有し、そしてシスティンではなくセリンをコードする。この発明の方
法の実施に2いては、変形されるべきノグナル配列を、これを含有する生物又は
プラスミドから分離する。野性型pen Pシグナル配列は、適切な制限酵素を
用いてpOG2165のごときプラスミドから分離することができる。シラスミ
ドpOG2165はヨーロノ/N特許出願公開第0.036.259号に記載さ
れている。さらに好1しくは、この配列はプラスミドpSYC310−2から分
離する。野性型シグナル配列のためのコード配列を含有するDNA配列を精製し
た後、この断片を、コリファージM13mp9のごとき単鎖DNAファージの複
製形(RF )に連結する。Zoller及びSm1th (1982)、前掲
; Viera J、 *及びMessingJ、、Gene 、 19 :2
59−268(1982);並びにMessing J、、及びViera J
、 + Gene 、 19 :269−276(1982)を参照のこと。M
]3mpQ、及び密接に関連するM13mp8は、ベセスダリザーチラボラトリ
ーズ社(Bethesda Re5earch LaboratoriesIn
c、 )ガイゼルブルグ、メリーランドから入手できる。野性型シグナル配列の
遺伝子を担持するコリファージDNAの組換体をE、コリJMIOI又はE、コ
リJM103に形質転換し、次にこれを培養して単鎖DNAを有するファージを
得る。この単鎖DNAを分離する。
不適正ヌクレオチドを担持する合成ヌクレオチド断片を、ATP及びT4ポリヌ
クレオチドキナーゼを用いて5′−燐酸化(Maniatis等、前掲、123
頁参照のこと)した後、野性型pen P !J−ダー配列を担持する鋳型単鎖
ファージDNAにアニーリングする。次にアニールした合成断片を、相補鎖DN
Aの試験管内合成を開始するためのプライマーとして使用する。ファージDNA
鋳型上でのE、コリポリメラーゼ■のKlenow断片を用いるプライマー延長
反応により相補(マイナス)鎖を合成する。T 4 DNA IJが一ゼの存在
下でのこの反応において、DNA分子の断片は二重鎖の共有結合的に閉環された
レラックスサークルに転換される。これらの分子を、ポリメラーゼにより不完全
に延長された他の分子及びプライマーの不完全なキナーゼ反応のために連結され
なかった他の分子から分離する。こi%らの分子はアガロ−スケ8ル電気泳動又
はアルカリ性ン・−−クロース勾配遠心(、、Zoller及びSmjtl+
(1982)、前掲〕により分1)iffする。
次に、精製された共有結合閉環二重鎖E)NAを用いてコンピテントE、コリ細
胞、好1しくはE、コリJM103を形質転換する。変形されたシグナル配列を
有する蛋白質をコードする遺伝子を担持するファージを含有する形質転換体を同
定し、そして分離する。二重鎖ファージDNAがシグナル配列中に意図された変
異を有することは、変異に基く制限エンドヌクレアーゼ切断部位の付加又は欠損
について分析することによシ、変異したことが期待される遺伝子領域のDNA0
の配列決定により、あるいは突然変異誘発に使用した合成オリコゝヌクレオチド
プライマーを放射性ラベルした形でゾロープとして用いるDNA−オリゴヌクレ
オチドバイブリド形成により、確認することができる。Zoller及びSm1
th (1982)前掲を参照のこと。シグナル配列中にシスティンからセリン
への変異を有する遺伝子を含有するファージの断片を取り出す。これは制限エン
ドヌクレアーゼによってファージを切断することによって行うのが好寸しい。
この断片を精製し7た後適当なりローニングベクターてクローニングする。この
クローニングは、このプラスミド中にあらかじめクローニングされていた、シグ
ナル配列中に変異を有しない野性型遺伝子を含有する断片と古き換えること、に
よって行う。
特にことわらない限り、[ケ゛ル溶出(gelelution ) JによるD
NA断片の分離はすべてアクリルアミドケゞルを用いる電気溶出(electr
oelution )によって行った。この方法は、アガ゛ロースの代りにアク
リルアミドを用いた点を除き、Maniatis等(1982)、前掲、164
頁における方法と実質上同じである。
特にことわらない限り、rT4リガーゼ」はT4DNAリガーゼを意味する。
特にことわらない限り、E、コリ菌株の形質転換はすべてCohen等s Pr
oc、 Nat’l Acad、 Sci、 、 69 。
2110(1973)の方法により行い、そして主ズブチリス菌株の形質転換は
すべてAnagnostopoulus及び5pizizen 、 J、Bac
teriol、 + 8±、(1961)の方法に従って行う。
特にことわらない限シ、この明細書において言及する制限酵素及び他の酵素はニ
ューイングランドビオラプス(New England Biolabs )
(ベベリー、マサチニーセッッ)、又はベセスダリザーチラ7にラドリーズ(ガ
イゼルブルグ、ツリーランド)から入手し、そして供給者の説明書に従って使用
した。
この発明の方法によって製造さ7t1.るエキソーングナル波プチドは、促進領
域中に含7F才しるシスデーインの代シにアミノ酸X1すなわちシスディン以夕
1のアミノ酸を含有するであろう。シグナルペプチド配列のアミノ酸位置27位
にセリンを含有する変形されたB、リケニホルミスペニンリナーゼ(pen P
) シグナル配列が特に好ましい。アミノ酸位置27位におけるセリンは、野
性型B、リケニホルミスpenPシグナル配列中のアミノ酸位置24−27から
の保存された( conserved )促進Leu −Ala −Gly −
Cys領域内に存在するシスティンにとって代るものである。
野性型B、リケニホルミスpen Pシグナル配列中のアミノ酸位置27位のシ
スティンの代りにこの位置に22
アラニンを含有する変形されたpen Pシグナル配列もまた好ましい。
この発明はさらに、ヘテロデープレックス形成及びそれに続く生体内組換により
DNA塩基配列を変える方法を開示する。部分的に異るが実質上相同な構造を有
する2種類の親シラスミドのそれぞれを、他方の70ラスミド上の切断部位から
少なくとも20bp離れた部位(類似する部位から測定する)において処理され
るプラスミドを切断するft1ll限酵素を用いて消化し、そし5てS1ヌクレ
アーゼを用いて=F滑末端化することに」=す、各シラスミドをF i’i’r
末端を有する線状体に転換する。平滑末媒化された線状DNA 42分離し、ぞ
して力((作為的なアニーリング及び両fQi化を許容することによって、2神
角の四1〕0ラスミ1ゞ1−の相互に毘るDNA配列部分に対応する単鎖DNA
配つ・す部分を含むであろうヘテロデージレックスを形成せしめる。親シラスミ
ドを切断するために使用した酵素は類似する部位から離れた部位で切断を行うか
ら、ヘテロデープレ、クスはこの距離に対応する延長された接着末端を有し、そ
して環化することができろ。
ホモデープレックスは接着末端を有しないから環化することができない。次に、
このヘテロデープレ。
クスを形質転換可能な宿主に導入し、そしてこの形質転換可能な宿主として再環
化されたヘテロデーゾレノクスのDNA配列部分の生体内組換を完成せしめ、こ
うすることによって2種類の親プラスミド上に担持されている異るDNA配列部
分の組換を含む誘導体シラスミドを生成せしめる。次に、組換られたシラスミド
を所望の組換を相持する誘導体プラスミドについてスクリーニングし、これを用
いてコンピテント及び感受性宿主生物を形質転換する。
さらに幾分詳細に説明すれば、この発明のこの態様の実施においては一対の親シ
ラスミドを用いる。
族プラスミドは相互に実質上相同な構造を有するが、それぞれは、他方の頃似す
る部分とわずかに胃るDNA配列を有する。例えば、族プラスミド(A)は所望
の遺伝子生成物をコードする配列(y)を含有する。親。
プラスミド(Aつはプラスミド責んと実質的に川inl jc配列を有するが、
(y)に類似する部分に異る配列(Z)を陰有する。一対の族プラスミド(A)
及びいつのぞrしそれを制限酵素により線状化する。これら2種類のプラスミド
上の類似する位置から少なくとも20bptt+’ffれた制限部位を選択する
。制限酵素消化により申鎖端が生ずる場合は、ホモデュプレックス環化を回iす
るために、Slのごとき単鎖特異的ヌクレアーゼを用いて、又は修復反応、例え
ばE、コ’) DNAポリメラーゼI Klenow断片と必要なdNTPとを
用いる修復反応により、末端を平滑化する。次に、溶融(melting)及び
アニーリングにより二重鎖分子を形成する。ホモテs−7’レックス分子と称す
る分子は族プラスミド(5)又は族プラスミド(Aつのいずれか一方のみからの
DNA鎖を含有する。ヘテロデープレックス分子は族プラスミド(A)からのD
NA及び族プラスミド(A′)からのDNAを含有し、そして2つの消化部位間
の領域により形成される接着末端のために環化するであろう。
こ瓦らの環化された形において、これらは宿主を効率的に形質転換することがで
きる。ホモデージレックス分子はその平滑末端が連結しないために環化すること
ができず、このため宿主を効率的に形質転換シナい。ヘテロデープレツクスにお
ける各親鎖上のユニーク配列、例えば(y)及び(Z)(不適正配列)は、形剥
転換さt′1−た細胞(′こおける主体内炸復活性の結果とl−て誘導体シラス
ミドに導入し、又は誘41体シラスミドから除去することができる。これらの生
体内修復過程が突出している尾部を除去し、ギ一・7ゾを満たし1、ループを除
去し、そして不適正(m isma t c h )を修正する。さらに、親プ
ラスミド間の対立遺伝子の異差に基く不対合(m1spair )配列を誘導体
プラスミド中に導入するとともできる。
この発明のこの方法は、試験管内での制限断片の直接的連結のみに頼ることなく
生体内においてプラスミド中の新規な組換配列の形成を可能にする。この発明の
この観点の好捷しい形態においては、一方ノフラスミドからのDNAの単鎖と他
方のプラスミドからのDNA単鎖とがアニールするのに十分な配列の相同性を含
有する族プラスミドが選択される。族プラスミドはそれぞれ、他方の親シラスミ
ド上に見出されないユニーク配夕IJを含有するであろう。親プラ。
スミl″DNAは当業者に知られている技法を用いて分離されるであろう。この
ような技法には、塩化+7ウムグラノエイト、並びにIsh −Horowic
z D、及びBurke J、R,Nucleic Ac1ds Re5ear
ch 9 : 2989−2998 (] 98 ]、 )の小スケール法が含
まれる。
各族プラスミドは適化な制限酵素によって明断さ才しる。このような酵素の使用
は当君者に良くう、[1ら)tでいる。これらの酵素は、ニー、−イングラン1
゛ビオラプス(Naw P′:ngland Biolabs )又はベセスグ
リザーチラ7j?う1ゝす〜ズ(Be thesda Re5earch La
boratories )のごとき供給源から購入し、そして供給者の明細に従
って使用することができる。
ヘテロデーゾレノクスを調製するために、線状化されたプラスミドDNAが学鎖
突出端を含有する場合にはまずこれを適当な緩衝液中81ヌクレアーゼのごとき
酵素で処理することにより、制限酵素消化から生ずることがある単鎖尾部を消化
し、こうすることによってホモデープレックスの再環化を回避する。
26
S1ヌクレアーゼによる処理に続き、プラスミドDNAを抽出し、そして沈澱せ
しめる。次に、このプラスミドDNAを適当なアニーリング緩衝液に再懸濁する
。両方の親DNAを含有する溶液をDNAの鎖全分離するのに十分な時間にわた
って加熱する。次に、加熱された溶液を室温において徐々に冷却し、分離された
DNA単鎖を相互にアニールせしめ、そして環化せしめる。鎖の分離及びアニー
リングのために、ができる。アニーリング及び環化の後、このDNAを用いて、
形質転換可能な宿主を形質転換する。環化するヘテロテ゛−プレックスのみが十
分な頻度で形質転換するであろう。突出尾部(接着末端の非用向延長部が存在す
る場合に生ずる)及び−・テロデー、フレックス中の単鎖ギャップは、説明した
ように、形質転換された細胞中で除去又は修復されるであろう。
この生体内組換によシ、新らしい組換誘導体プラスミドが形成されるであろう。
族プラスミド間の対立遺伝子の相違に基く不適正対配列もまた、この発明のへテ
ロデージレックス形質転換法によシ高頻度で組換誘導体プラスミドに導入され得
る。所望の組換誘導体プラスミドを担持するクローンを分離する。
組換誘導体シラスミドを分離し、そ1.てこれを用いて、形質転換可能な宿主を
形質転換する。
この発明の特定の具体例を次の例により概略的に記載する。この例は例示を目的
とするものであって、請求の範囲を限定することをなんら意図するもので列中の
アミノ酸23〜27位の欠失変異の造成15 :343−347(1981)、
並びにNeugebauer K、 + Sprengsl R,*及び5ch
aller ■L rNucleic Ac1ds、Re5earch 9 :
2577−2589(1981)を参照のこと。r)NA配列データによシ、
pen P遺伝子中に2個のみのHha I (GCGC)認識配列が、23位
のアミノ酸のコドン(第24位のコドンの第1ヌクレオチドと共に)の位置、及
び27位のアミノ酸の最後の2個のヌクレオチドと28位のコドンの最初の2個
のヌクレオチドとの位置に存在する。’pen P遺伝子中のこれら2個のHM
I部位は241〜27位におけるLeu −Ala −Gly −Cys配列
の縁に位置し、ここで27位のCysはその硫黄において膜結合形の酵素におい
てグリセリドによシ修飾される。膜結合蛋白質中グリセリドによシ修飾され8
るCysを伴うこれと同じLeu −Ala −Gla −Cys配列が幾つか
のリポ蛋白質のシグナル被プチド中に見出される。S、アウレウスPCIのベニ
シリナーゼは類似のLeu −Ser −Ala −Cys配列を有し、Cys
は膜結合形においてグリセリド修飾される。N1elsen及びLampen
r J、 Biol、 Chem、 + 257 + 4490−4495(1
982)を参照のこと。
を寸ず発生せしめることを決定し、た。このことは、E、コリ細胞及びB、ズブ
チリス(B、 5ubtilis )細胞の両者において複製するプラスミドT
)SYC423と称するプラスミ1゛を使用することにより可能となった。
psYc310−2からのpsYc423の造成はMe laughl in等
、Nucl、 Ac1ds Re5earch 、 10 r 3905−39
18(1982)に記載されている。プラスミドpSYC432ばB、リケニホ
ルミスpen Pの完全なコード配列を担持するが、そのプロモーターを欠いて
いる。
プラスミドpSYC423上の±1P配列は、縁部に旦ドpSYC423をまず
Hha I酵素により消化し、そして次に3′突出末端を、4種類のデオキシリ
ボヌクレオチドトリホスフェートの存在下でE、コリDNAf!リメラーゼエ山
来Klenow断片を用いて平滑化した。この方法は当業者に良く知られており
、そして文献、例えばManiatis T、 + Fr1tsch E、F、
+及びSambrook J。
できる。プラスミドpSYC423からの平滑末端化されたHha I断片をさ
らにEco RI酵素及びBam H1酵素により消化した。これらの酵素は二
一一イングランドビオラブス(ベベリー、マザチ=−セッッ)から得、そして製
造者の指示に従って使用した。penI’遺伝子の5′部分(337ヌクレオチ
ド)を含有する一スの代りにアクリルアミ1゛を使用してi’を製した。
溶出により精製した。別の実験において、pSYC423上の大旦co RI
−Bam HI断片も精製し、そして前記2つのpen P由来断片に連結した
。得られた、プラスミド−psYc562と称するプラスミドは、Leu −A
la−Gly + CySのコード配列(野性型B、リケニホルミスpen P
上の23−27位の遺伝子)にわたる欠失を含む。野性型配列中の28位にもA
laが存在する30
ので、この欠失id 24.−28位の欠失と同じであると考えることもできる
。pSYC562の残りの部分はシラスミドpSYC4,23上のそれと同じで
ある。この欠失化し、末端をラベルし、そしてその配列を分析した。
G11bert W、及びMaxam A、 、 Methods in En
zymology65 : 499−560 (Grossman L、及びM
o1dyeK、 J、 、編)、アカデミツクプレス(1980)を参照のこと
。この結果により、この配列が、2;3位から27荀寸でのアミノ酸残り、(の
欠失を含むことが確認さtした。この変異をpenP5”ル、り2428と称す
びデルタ2428変異に先行する部分コード配列を3有するコ313bpのμヱ
RI −Pst r断片<ト)0ラスミドpSYC3]0−2 (pSYC42
3の親)から精製した。シラスミドpsYc310−2はMcLaughlin
J、R,、Cbang S。
Y、及びChang S、 y Nucleic Ac1ds Re5earc
h 10 :3905−391.9 (1982)により記載されている。次に
、この断片を、小Eco RI−Pst I断片の代りにプラスミドpSYC5
62のEco RI−及びPst I −消化DNAと連結した。アンピノリン
に耐性のE、コリ形質転換体を選択し、そして代表的なプラスミドpsYc61
7をさらに検討し、た。種々のエンドヌクレアーゼを用いる断片化・ぐターンの
分析に基いて、プラスミドpsYc617ば、断片切り換え実験から期待される
ようにpen Pデルタ2428中に15塩基対の欠失が存在する点を除き、シ
ラスミドpSYC310−2と同一であることが見出された。psYc617中
のpenPデルタ2428の部分を第5図に示す。
た場合、成熟ベニンリナーゼのほとんどIべてが細胞内に残害し、又は4111
+1fa ’i(膜に結合し7六二。非常に低レベルのエギノペニ/リナーー
ービのみがヘリフ″うイl、空間中に検出された(すなわちυ透圧ショックによ
り放出された)。こうして、Illリフごホルミ1スノグナル配列のアミノ酸2
7位のシスティンを含有する保存された配列の欠失が細胞外酵素の産生を妨害す
ることが結論付けられた。同様の結果が、psYc617によって形質転換され
たB、ズブチリスBD224についても″得られた。例13を参照のこと。
アミノ酸27位におけるシスティン−セリン変異、2
及びエニPS27遺伝子を相持するプラスミドpsYc660の造成
り、 IJケニホルミスベニンリナーゼ(pen P )遺伝子は配列決定され
ている。Kroyer J、及びChang S。
(1,981,)前掲、並びにNeugebauer K、等、(1,98]、
)、前掲を参照のこと。このシグナル配列ば、アミノ酸27位のシスディンを
コードするコドンTGCを含有する。27位のシスティン残基ば、被ニシリナー
ゼの膜結合リポ蛋白質形の形成に導く配列の部分として修)’iJiさiする。
N1elsen J、 B、 K、 +3511、−3515(1,98’1.
);並びにLai J、S。
5arva、s M、 、 Ilrammar W、 J、 + Neugeb
aucr ’r(、及びWu参照のこと、この生合成過程を特異的に変えるため
、及びJ、り多くの蛋白質を細胞から分泌さえ1.る細胞外型に切り替えるため
(B、ズブチリスのごときグラム陽性細菌の!易合)、又はペリプラズム空間に
分泌される型に切り替えるため(E、コリのごときグラム陰性細菌の場合)、こ
の位置のシスティンをコードするペニンリナーゼシグナル配列遺伝子中の配列を
変異せしめることが必要である。
その単純さと効率の故に、システィンからセリンへの変異の造成のためにプライ
マー指令突然変異誘発法CZoller M、J、 、及びSm1th M、
+ Nucleic Ac1dsResearch 10 : 6487−65
00 (1982)を用いた。野性型にニシリナーゼ(pen P )遺伝子配
列を含有するDNA断片を分離した。特に、ヲ0ラスミドpSYC310−2か
ら且匹d10部位及び1四T(1部位間に位置するDNA断片を切り出した。M
cLau)rhl in等)(1982)、前掲を参照のこと。psYc310
−2は、に1断片上にB、リクニ7Jルミスフ 4 !l/C山来の野1i1E
プシスミドからLJjり取られ得ることを理解するであろう。このようなプラス
ミドの1つは11.7″ブチリスプラスミドpOG2165である。pSYC3
LO−2由来の切り出されたHind III −13arn HI DNA断
片をアクリルアミドケ゛ル溶出により精製し、そして次にコリファージM13m
p9の複製型(RF ) DNAに連結した。Viera J。
及びMessing J、 Gene 19 : 259−268 (]、98
2);並びにMessing J、及びViera J、 + Gene 19
: 269−276(1982)を参照のこと。
34
断片を、ベセスダリザーチラボラトリーズ社(Bethesda Re5ear
ch Laboratories Inc ) P、O。
Box 577 、ガーイザーブルグ、メリーランドから得する組換ファージ、
すなわち組換ファージM13−CMIにより形質転換されたクローンを同定し、
そしてこのクローンから単鎖ファージDNAを調製した。
使用した方法は、Zol lcr M、 J、及びsmithM。
Nucleic Ac1ds Re5earch 1 0 : (’r /I
8 7 − (5500(+ 9 s 2 )に記載さオしていろ。
Narang S、A、 + Hsiung I−r、M、 、’gt−びBr
ousseau R,。
Methods in Enzymology 68 : 90−97 (R,
Wu。
編)アカデミ、クプレス(1979)のホスホトリエステル法により作らhた1
5ヌクレオチlゝ合成断片5’ −GTTAGCGGATCCTGC−3’の5
′−末端をATP及びT4ポリヌクレオチドキナーゼによりまず燐酸化し、そし
て次にプライマーとして使用して、鋳型M13−CMI DNAにアニールした
後相補鎖の試験管内合成を開始した。T 41Jガーゼの存在下、4種類すべて
のdNTPと共にDNAポリメラーゼI Klenow断片を用いてプライマー
を延長した。このプライマーは、25〜29位の5個のアミノ酸のコドンに対応
するpen Pシグナル配列遺伝子セグメントのアンチ−センス鎖と相補的であ
るが、この合成プライマーの中央のヌクレオチドは不適正ヌクレオチドであり、
野性聖人が、27位におけるシスティン(TGCコドン)からセリン(TCCコ
ドン)への転換を生じさせる。第1図は、CMl127から5er27への変異
の造成の過程を例示する。
コードされたペプチド上での変化は、本来的に、システィン27上の−SH基か
らセリン27上の一〇H基への転換である。ヌクチオナ1″ルベルにおい−(、
変異体は変異原においてBam I−II部位(GGATCC)を獲得し、そし
て−世すI (GCGC)を喪失する。新しいBam HI部位の存在は、「G
からCへの」、ヌクレオチド変異を担持する変異体を同定するだめの表現型とし
て使用した。
6
システィンからセリンへの変異の造成において、相補鎖(負鎖)は、E、コ!J
DNAポリメラーゼ■のKlenow断片を用いて、Ml3−CMl ファー
ジ鋳型上でのノライマー延長反応によシ合成した。Zoller M、J。
及びSm1th M、、 Nucleic Ac1ds Re5earch 1
0 : 6487−6500(1982)を参照のこと。T 4− DNAリガ
ーゼの存在下、この反応において、DNA分子の断片は二重鎖共有結合閉環リラ
ックスサークルに転換した。これらの分子を、ポリメラーゼによシネ完全に延長
され、又はノ0ライマーの不完全なキナーゼ反応のために連結されなかった他の
分子から分離した。分離はアガロ−スケゝル電気泳動により行った。これは、2
μg/rn/、の臭化エチノウl、の存在下転8係ア〃゛ロースケゞルに反応混
合物を適用することにより行った。共有結合的に閉環された環状DNAを含有す
るバンドを切シ出し、そしてDNAを回収した。
精製された、共有結合的に閉環された二重鎖DNAを用いて、M ]’3ファー
ジDNAについての標準的形質転換法により、E、コリJM 103のコンピテ
ント細胞を形質転換した。JM103細胞は、ベセスダリザーチラボラトリーズ
社、 P、0. Box 57Lガイザーブルグ。
マリ−ランドから得た。さらに、一般的にはVieraJ、及びMessing
M、、 Gene 19 : 259−268(1982) ;並びにMes
sing J、及びViera J、 Gene 19 :269−276(1
982)を参照のこと。合計36個のファージゾラークを分離し、そしてファー
ジ生成細胞からのRFDNAを、Ish −Horowicz及びBurkeの
迅速シラスミドスクリーニング法により分析した。Ish−Horowi cz
D−L及びBurke J、F、+ Nucleic Ac1ds Re5ea
rch 9:2989−2998 (1981)を参照のこと。シネHI制限エ
ンドヌクレアーゼによる消化の後、36個のDNA標品の1つ(Ml 3 pe
nPS27と命名する)が、電気泳動後のアガロースダル上に2個の断片をもた
らし、このクロー/(Ml3とPS27)の遺伝子配列中に1GからCへの」変
異が導入されているととが示された。
他の標品はBam fiIエンドヌクレアーゼによる1個ノ切!!Jiを示し、
親M13−CMI DNAがこの座VCオイテ変異していなかったことが示され
た。変異体M1 加SS 77からのDNAの、Hha I及びBam fII
エンドヌクレアーゼを用いる前記以外の分析により、期待されまた配列の変化が
示された。この変異の直接的配列分析により配列の変化がさらに確認された。
置する。これらの部位の位置についてはMe La u g h 1.i n等
、 (1982) 、前掲を参照のこと。この制限DNA断片をM13!己PS
27のRF DNAから分離した。この[変38
えば三機能グラスミドpOG2165 、又はpsYc310−2 K、野性型
penP配列の対応断片に代えてクローニングすることができた。
「変異体」b上r −w n断片をM1陣ヨPS27のRF DNAから分離し
、そして標準的方法を用いて、野性型配列中の対応する。ぬ已−1−、山−1I
I断片の代りにクローニングした場合、psYc660と称するプラスミドが得
られた。
シラスミドpsYc660は遺伝子p e n P S 27を含有し、このも
のは第5図に示すようにpenP /グナル配列の27位のアミノ酸にシスティ
ンからセリ/への変異B、リケニホルミスフグナル1′記ダ11中のアミノ酸2
7(rL Vこおけるシスティンからアラニン−\の変異、及びpenPA27
遺伝子を担持するシラスミドpsYc660Aの造成
例2に概略を記載した方法に従って、アミノ酸27位におけるシスティンからア
ラニンへの変異を造成することが可能である。野性型penP配列はアミノ酸2
7位のシスティンをコードするコドンTGCを含有するセリン27変形シグナル
ペゾチドコード配列はアミノ酸27位のセリンをコードするコドンTCCを含有
する。penPS27中のTCCセリンコドンをGCT39 1tiM%f G
O−50070102)コドンに転換することにより、アラニンをコードするコ
ドンが形成される。
セリン、7−変形penPシグナル配列をコードするDNA配列はM13二1P
S27フアージ上に位置する。
前記の例2を参照のこと。配列5’ −TGTTAGCAGCTCCTGCAA
−3’を有する合成プライマーを合成する。
この合成プライマーの調製は、Matteucci及びCaruthers (
1981) +前掲、の方法により、自動オリゴヌクレオチド合成機〔ビオサー
チ社(BiosearchInc、 ) 、サンラフアニル、カリホルニア製の
ModelSam One :]において行う。プライマーを57−燐酸(IL
し、そして鋳型M L 3 巴PS 2. DNAにアニールした陵、相補鎖の
試験管内合成を開始−Jるために使用する。
この)0ライマーは25〜29位の5個のアミノド02のコドンに対応する変形
された(Ser27)シグナル配列遺伝子セグメントのアンチセンス鎖に相補的
丁あるが、との合成プライマー中の57−末端から1o 、6目のヌクレオチド
、及び5′−末端から8番目のAが不適正ヌクレオチドであって、uPS27遺
伝子鋳型中の対応するヌクレオチドと相補的でない。p e n PS 77遺
伝子中への不適正配列の導入により、27位におけるセリン(TCCコドン)か
らアラニン(GCTコドン)への転換が生じ、ファージMi3 penPA27
中にp e n PA 27と称する変異体遺伝子が生ずる。ファージ0
片をpenPA27のヱst I−シ已■断片で置き換えることによりプラスミ
ドpSYC660Aが生ずる。このプラスミドのpenPA77遺伝子の部分を
第5図に示す。
E、コリ及びB、ズブチリスにおけるpSYC310−2J二のpenPから発
現されるベニンリナーゼのノP−センテーノに比べて、I)SYC660A J
二のピュPA27遺伝子から発現されるペニシリナーゼのより高いi’?−セン
テ−ノが、それぞれF〕、コリ及びB、ズブチリスにおいて分heされるであろ
う。
I)enPA2. (’ζよりもたらされるジグ犬ルペプチド中のAla−2’
7から下流のアラニンの後に融合したポリ即ゾチドは、penPによりもたらさ
れる野性型/グナルにゾチド中の34位におけるアラニンの後の同じポリ被プチ
ド」:り高い効率で分泌されるであろう。
−及びシグナルペプチドコードDNA配列の緑に便利な制限部位を有する一連の
プラスミドの造成、グラスミドpDH5508゜
3.11ケニホルミスからのベーシリナーゼpenP遺伝子は配列決定されてい
る。配列データーは、446塩基対のHpal断片を示しCKroyer J、
及びChang S。
(1981)前掲;並びにGrdy O,及びChang s、IJourna
l Bacteriology 145 : 422−428(1981)を参
照のこと〕、この断片はpenpフ0ロモーター、及びシグナルペプチドの34
個を含む最初の72個のアミノ酸のコード配列を含んで成る。
penP遺伝子遺伝子細のAva 1部位が存庄するCCTCGGG 、 Kr
oyer J、及びChang S、 (198]、) 、前掲を参2165
、又はpTI(2(Kroyc r及びChang (1981)前掲上に存在
するJから生ずるf(pa If −A■l断片とpBR:322から生ずる大
腸I−か+a I ll’fi片を連結し、こうして得られたプラスミドにより
E、コリに一12/C8l[12を形質転換し、そしてアンピシリ/#j性形質
転換体を選択することにより、pOG2254と称するグラスミドが造成される
。
第2図に示すように、シラスミドpOG2254は、縁部にHpa11部位及び
、/4va I部位を有するpenP遺伝子由来の配列を含有する。Ava 1
部位からC1a 1部位までの領域を含むpOG 2254中の配列の残りの部
分はpBR322に由来する。プラスミドpoc 2254を1個の、公+a
1部位において線状化した。線状化されたDNA10 : 2065−2084
(1982)により特定された条件下で処理した。Exa ll’l酵素は二
重鎖DNAの末端領域を単鎖末端に転換する。異る時間において反応混合物から
サンダルを取シ出し、そしてExa mヌクレアーゼ活性を消失せしめ、そして
これらのサンダルを一緒にした。次に、これらのDNA標品を単鎖特異的ヌクレ
アーゼ81 (ベセスダ・リザーチ・ラボラトリーズ比から入手し、供給者の説
明書に従って使用)で処理した。S1ヌクレアーゼ処理により末端から単鎖DN
Aが除去され、そして平滑末端分子が生ずる。
及びSlで処理されたDNA断片から小断片が生じ、このものは啄ニシリナ〜ゼ
遺伝子のブロモ−ター及びベニシリナーゼ遺伝子の種々の長さのアミン末端コー
ド領域を含有する。これらのDNA断片をゲル上で両分した。約300〜400
塩基対のDNA断片をグルから溶出し、そしてクローニング実験に使用した。
これらの短い約300〜400 bpのDNA断片の各各は一端にEco RI
により生じた末端を有し、そして他端に平滑末端を有する。これらのDNA断片
をクローニングするため、pBR322をC1a l酵素で消化した〔23位;
この部位はテトラサイクリン耐性遺伝子領域に存在する。5utcliffe
J、G、+ Co1d S rinこの処理されたDNAをEco RIで消化
し、Eco R1末端及び平滑末端を含有する大断片を生成せしめた。
pBR322からのこの大断片をケ゛ルから精製し、そして上記の様にしてpO
G2254由来の4ニシリナーゼ遺伝子から誘導された約300〜400 bp
の小断片と混合した。DNAを連結し、そし−?: E、:ffすに−12/c
s 4 L 2を形質転換するのに用いた。テトラサイクリンに耐性の形質転換
体をプレート上で選択し、この形質転換体が相持する組換プラスミドを分離し、
そしてEco RI及びHindlllを用いる消化にょ9特徴付けた。
これにより、これらが予想通シ300〜400塩基対の範囲のぜニシリナーゼ遺
伝子由来挿入部を有することが示された。
異なるクローンから幾つかのシラスミドDNAを分離し、そしてpenP配列と
pBR322配列との間の連結領域におけるヌクレオチド配列をMaxam及び
G11bertの方法を用いて分析した。G11bert W、及びMaxam
H・Methods in Enzymology 65 : 499−56
0 (Gossman L。
及びMo1dave K、J、編)アカデミツクプレス(1980)を参照のこ
と。pDH5452と称するプラスミドの1つが、penPの35位のアミノ酸
のTCGコドンに対応するヌクレオチドTまでの欠失がExo III及びS1
ヌクレアーゼにより生じている配列を有していた。この:う5位のアミノ酸はS
erであり、そして蛋白質の大細胞夕i形のN末端アミノ酸である。このTを、
配列CGAを有するpBR322由来の修復されたClal部位・\の連結に」
:り連結した。連結配列TCGAは制限酵素Taq lの認識部位に対応する。
フ0ラスミドpl:)H5452を第:2)qlに示す。Taq l制限酵素を
用いる消化によりCG突、′」1端が生ずる。シラスミドpDH5452のDN
A金Taq l酵素で消化し、そして5′突出端を、DNAポリメラーゼI K
lenow断片、d CTP及びdGTPにより、標準的条件を用いて満たし、
そして次に旦江R1酵素により再度消化する。penPのブロモ−ター及びシグ
ナル配列を含有する■RIから修復された1ツIまでの断片を、ケゝルからの溶
出によシこの調製物から精製し、そしてpBR322にクローニングした。ベク
ターpBR322DNAを隻すd[l酵素により消化し、そしてDNAポリメラ
ーゼI Klenow断片及びdNTPを用いて標準的条件下で修復しておいた
。Eco RIで消化した後、このDNA断片をpDH5452からの望ましい
質転換した。表現形質としてアンピシリン及びテトラサイクリンに耐性の1つの
形質転換体を分離した。
この形質転換体からのプラスミドDNAを分離し、そして分析した。このシラス
ミドをpDf(5501と称する。
修復されたTaq 1部位を修復されたHind I11部位に連結した。新し
い連結配列は次の配列CTCGAGを有する。
この配列の内、CTCGはpDH5452から誘導され、そしてAG残基はpo
R322の修復されたI−1i n d IIIがら誘導された。この−、キザ
ヌクレオチド配列CTCGAGは制限れる。プラスミドpDH55f)1を第2
図に示す。
penPシグナル配列の末端に追加のfljll限酵素認識配列を形成するため
に、グラス、ミド+pDH550pを造成した。このプラスミドを造成するため
、pDH5501がらのグラスミドDNAをNae l酵素で消化した。この酵
素は、pBR322由来の領域中の4つの位置、すなわち403.770.93
0、及び1284における配列を認識する[ 5utcliffe J、G、、
Co1d Spring Harbor素による消化によって平滑末端配列G
CC−3’、及び46
5’−GGCが残る。Nae (テ消化されたpDH5501DNAをXho
l酵素によりさらに消化した。次に、これを単鎖特異的ヌクレアーゼS1で処理
した。このヌクレアーゼは突出端を除去することによってXho I部位におけ
る平滑末端断片を生成せしめる。これは、ごPシグナル配列中34位のアミノ酸
のヌクレオチド配列に対応する配列GCCを残す。Nae l 、 XIリー1
゜Stスクレアーゼ処理DNA (DNAの濃度10μみ郁において)T4リガ
ーゼにより連結した後、得られたシブラスミドを用いてE、コリに一12/’C
3・112を形質転換しlこ。pDH5508と称するプラスミド−2有するア
/[?ンリン耐性−テトラザイクリン感受性の形質転換体をイ4Iた。pl)H
5508ノ1fill限分析は、これが2個ノ上り1部Ktlを有することを示
し、下流(F2co R[部位から時計方向)の1つは、最初pBR322中の
1284位に位置していた Nae 1部位に対応する。−1−x流のシュ1部
位は、最初pBR322中の930位に位置していたNae 1部位に連結され
たS1処理工Xho 1部位により生じた連結配列に対応する。pDH5508
上のユニークEco RI部位と、これから下流の第−Nae 1部位との間に
位置する配列は、被ニシリナーゼの諷Pプロモーター及びシグナル配列を含有す
るpDH5501由来の配列である。このNae 1部位は配列GCCGGCを
有し、この配列はNae l酵素、及びh”酵素のいずれによっても切断され得
る。プラスミドpDf(5508を第2図に示す。
従ってpenPプロモーター及びシグナル配列の縁部に便利な制限部位を有する
一連のプラスミドが造成された。プラスミドpDH5452は、シグナル4プチ
ドのコード配列に続いてTaq制限部位、及びHindlll制限部位を有する
。プラスミドpDH5501はシグナル配列に続いてXho 1部位及びTaq
I部位を有し、そしてプラスミドpDH5508はベニ/リナーゼのシグナル
配列に続いてNae 1部位及びI(pa 11部位をイユする。
第2図を参照のとと。
例 ■
ヒト成長ホルモン(h GH) c DNAのクローニング、及O・プラスミド
psyc 709の造成。
ヒト成長ホルモンmRNAの分離源としてヒI・脳下垂体を用いた。mRNAを
分離するために1吏用した方法d、Maniatis T、 、Fr1tsch
E、F、 、及びSambrook J、 +Mo1ecular Clon
ing : A Laboratory Manualの第6章+ Co1d
Spring Harbor Laboratory (1982)(/(記載
されている方法である。cDNAを公表されている方法に従って調製し、そして
Maniatis T、 、Fr1tsch E。
Laboratory (1982)に概略記載されている方法を用8
いてプラスミドpBR322にクローニングした。次に、pBR322プラスミ
ドDNAをPst l酵素によp消化した。次に、dGTPの存在下でターミナ
ルトランスフェラーゼを用いてこのベクターDNAに尾部形成した。
このGTP−尾部形成りNAを、d CTPにより尾部形成しておいた二重鎖c
DNAにアニールせしめた。アニールしたDNAを用いて旦ヨシ2 K−1,2
7MM 294を形質転換した。
プラスミド中にhGHcDNA配列を担持する( p20c4と称する)テトラ
サイクリン耐性でアンピシリン感受性の形質転換体(クローン20C4と称する
)を同定した。このシラスミドp20c4は、制限酵素加f(I及びSam +
によって消化され得るhGf(遺伝子挿入部を含有する。この2つの酵素は68
8塩基対の断片に一層しさせる。この断片は、Martial J、A、、Ha
llewell R,A、、Baxter J、D、 、及びGoodman
I−LM、 、 5cience 205 : 602”607 (1979)
により発表された断片の部分と同一である。Martial JA・・Hall
ewell R,A、、Baxter J、D−、及びGoodman H。
M、 、 5cience 205:602−607 (1979)により発表
された部位と一致する内部制限部位、すなわちPst I、Pvu llが見出
されたので、20C4はp20c4上にヒト成長ホルモンをコードするcDNA
を有するものと結論された。
クローン20C4からシラスミドを分離した。このグラスミドDNAをシェH1
酵素で消化した。Bam HIl酵素このプラスミドを2つの位置で切断する。
1つのBam HI部位はpBR:322由来配列中のテトラサイクリン(1e
1)遺伝子を切断し、そして他方はcDNA配列を切断する。消化されたDNA
を、Narang等(1979)前掲のホスホトリエステル法にエリ調製されそ
して5’−TTCCCAACCATT −3’の配列を有する合成オリコゞヌク
レオチドと混合した。この12−マー配列はhGH配列中のコード配列と一致す
る。これは成熟hGH蛋白質配列CMartial J、A、 、Hallew
ell R。
A、、Baxter J、D、 、及びGoodman H,M、 、 Sc
1ence205 : 602−607 (1979) ’:]の最初の4個の
アミノ酸、すなわちフェニルノ′ジニンーゾローリ/−7レメニンーイノロ・f
ンン(円〕e−Pro−Thr−11e )のコドンに対応する。ヒト成長ホル
モンをコードするI)NA配列を、さらに操作するために一層便利な構造に転換
するために、12−マーのプライマーをBam l−11−消化p20c4シラ
スミドDNAと混合した。
この転換のために使用した方法は、Goeddel D、Vo、5hepard
H,M、 、 Yelverton E、 、Leung D、 、及びCr
ea R’、 、 Nucleic Ac1d Re5earch 8 : 4
057−4074(1980)に記載されている。本質的には、プライマーを用
いて、Goeddel D、V、 、5hepard H,M、、Ac1ds
Re5earch 8 : 4057−4074 (1980)がインターフェ
ロン遺伝子の改変において行ったのと同様にして、ヒト成長ホルモン遺伝子を新
しい配列に変えた。
プライマー及びシラスミドDNAを含有する混合物を加熱によって変性し、そし
てGoeddel等(1980)前掲に記載されているようにしてE コリDN
AポリメラーゼI Klenow断片及びdNTPを用いて処理した。次に、D
NAをSam I酵素によ勺消化した。Sma IはhGH遺伝子をこの遺伝子
の3′−末端において切断する[ Martial等(1979)前掲を参照の
こと〕。この断片は、成熟ヒト成長ホルモン蛋白質のフェニルアラニン(pha
)の第一コトンから出発し、そしてhGH遺伝子のコード配列の少し後の3′−
末端において終るヌクレオチ[パ配列を有するC Martial等(1979
)前掲〕。
この断片をクローニングするために使用したベクター DNAはpLP 120
1である。ン0ラスミドpLP 1201はシラスミドpDH5060から誘導
し、後者は、pBR322及びパシルスプラスミドpOG 1196の両者を坦
■で消化しそして連結して成る複合プラスミドから誘導した。要約すれば、プラ
スミドpDH5060は、±Δ■部位の1つがpDH5060から除去されてい
る点を除きpLP 1201と同じである。除去されたHindm部位は、pO
o 1196 K由来すルpDH5060(D部分中のそれである。pDH50
60をHindI[lにより部分消化した。突出端を満たし、そして連結した。
得られたシラスミドによシE、コリに一12/C8412を形質転換した。
形質転換体をアンピシリン及びテトラサイクリンに対する耐性によシスクリーニ
ングした。選択された細胞は、pDH5060中のpBR322断片に由来する
1個のHind工■部位を有するシラスミドpLP 1201を含むことが見出
された。プラスミドpLP 1201をHind III酵素及びNruI酵素
によ9消化した。この両者はpBR322由来の配列を切断した。線状化された
DNAを4種類のdNTPの存在下でDNAポリメラーゼ■Klenow断片に
よりさらに処理して平滑末端化断片を生成せしめた。このように処理されたpt
、p 1201からの大断片をり8ル上でN製し、そして次に、Maniati
s等(1982)前掲により記載された≦F滑末端連結条件を用いて、前記の処
理されたヒト成長ホルモン配列と連結した。得られたシラスミドを用いてE、コ
リに〜12 C8412株を形質転換した。表現形質においてアンピシリン耐性
であってテトラサイクリン感受性である形質転換体を制限分析によりさらに特徴
付けた。
1つのクローンがpSYC709と称するシラスミドを有し℃いた。このグラス
ミドを第4図に示す。psyc709は、hGH遺伝子をベクターDNAに連結
するクローニングの結果としてユニークHind m部位を有する。
このプラスミドはさらにユニークエEco RI部位を有す2
る。Eco RI部位及びHind In部位の両者は切断することができ、そ
して新しい断片を挿入することができ、そしてこれはヒト成長ホルモン遺伝子の
コード配列の上流に位置するであろう。この構成はその後の発現作用を促進する
。
例 ■
ベニシリナーゼシグナル啄ノチド及び成熟hGHi 伝子間の融合遺伝子を含有
するプラスミドの造成。シラスミドpsyc 728及びpsyc 744゜成
熟gGH遺伝子をコードする配列を含有するプラ、x ミドpSYC709の造
成を例■に記載する。このノラスミ1゛はB、ズブチリス、及びE、コリの両者
中で複製する。2個のユニーク部位、すなわちEco RI部位及び±nd 1
11部位がhGH遺伝子の」−流に存在する。、プラスミド1)SYC709を
ITin+(I]l酵素にP、勺消化した。
次に、サンプルの半分を、11種類のdNTPの存在下でp2.−x IJ D
NAポリメラ〜七I Klenow断片で処理することにより末端を満たし、調
製物の他の半分はS1ヌクレアーゼで消化することによって単鎖突出端を除去し
た。次に、画調製物を制限酵素旦姐RIによりさらに消化した。これらの処理か
ら生成した大DNA断片を0.8%アガロースゲル上で両分し、そして電気泳動
により精製した。これらの方法によって調製されたこれらの標品は、(4)±!
R工によシ生成した末端、及びf(ind nlにより生成し満たされた末端を
含有するpsyc 7090大断片;及び(B) 士ヱRIにより生成し端を含
有するpsyc 709の大断片である。
別の実験において、penPプロモーター、及びシグナル被プチドのコード配列
を含有するDNA断片を調製した。し1■に記載したシラスミドpDH5508
を1つの実験においてNae Iで消化した。他の実、験においては、該シラス
ミドをHpa Ifで消化し、そしてHpaII ?A化温調製物81ヌクレア
ーゼで処理して、突出末端を除去することによって平滑末端を生成せしめた。
次に、これらのDNA調製物を酵素Eco RIによりさらに消化し、た。被ニ
シリナーゼプロモーター、及ヒシグナル4プチドをコードするDNA配列を含有
する断片を、2種類のpDH5508消化物のそれぞれからグル上での両分によ
!ll精製した。と王RI消化及1びNae I消化により生成したpenP断
片を用いてプラスミドpsyc 744を造成した。Eco I酵素及びHpa
[1酵素により生成した断片を用いてプラスミドpsyc 728を造成した
。
シラスミドpsyc 728を造成するため、大断片(前記のようにして調製さ
れたpsyc 709の大断片)、及びpDH5508からのEco RI −
Hpa II penP断片を使用した。これらの断片を一緒に連結し、そして
得られ54
たグラスミドをE、コリに−12/CS 4.12細胞に形質転換した。pDH
5508からのユニRI −Nae Iニゴ断片、及びB断片(前記のようにし
てpsyc 709から調製されたもの)を同様にして使用した。これらの断片
を連結し、そしてL三’J K−12/CS 4.12細胞に形質転換した。
これらの実験からアンピシリンに耐性を有する形質転換体を選択し、そして精製
した後DNAを分析した。
第一の実験から生成した1つのクローンはpSYC728と称するシラスミドを
含有しており、そして第二の実験からの1つのクローンはpsyc 744と称
するプラスミドを含有していた。と扛らはhGI−T遺伝子への5′領域が変化
している点を除き、ノ°ラスミドpsYc709につい−C第・1図に示したの
と本質上同じ構造を有し。
ていた。psYc709のものとEco RI −、Hi nd I11部位領
域が、両ノラスミドにおいては、啄ニンリナーゼの配列及び/グナルにフ0チド
を含む断片Vこより置き換えられた。プラスミドpSYC728についでは(第
6図に示すように) 二P −h GH連結部にも・ける配列はGCA、GCT
TTCである。GCAは、シグナルペプチド中の最後(34位)のアミノ酸のコ
ドンに対応する。修復されだHi n d I11部位由来のGCTはアラニン
(Ala)をコードする。TTCは成熟hGHのN−末端Pheをコードする。
配列GCAGCはD王4 HI制限酵素により認識されるので、プラスミドpS
YC728をFnu 4 HI酵素により消化した。シグナルペプチドニー1゛
配列中期待される位置におけるこの酵素についての部位存在が同定された。この
ことは、psyc7上の融合penP−hGH遺伝子が上記のような、そして第
6図に示す期待された連結部配列を有することを証明するものである。
シラスミドpsyc 744については、配列が正しいことを証明するために異
る方法を使用した。このものは、penP−hGH遺伝子連結部に期待される配
列GAATGCCTTCを有し、この配列はシグナルペプチドの32位の最後の
ヌクレオチド、33位の全コドン、及び:34位の全コドン、並びに成熟hGH
蛋白質について配列中の最初のコドンに相当する。制限酵素Xmn IはGA、
ANNNNT、TC配列を認識するので、フ0ラスミドpsYc744をXmn
I酵素で消化した。制限部(!rのa在が予定のf〃置に見出された。このこ
とiJ2、−上に示したそして第6図に示すPSYC744中の配列を実証すル
波プチドのため配列を担持する7°ラスミドpSYC720の造成。
プラスミドPSYC660(例■)をBan HI酵素により消化した。この酵
素は、シグナルペア0ヂドの26位及び27位のアミノ酸のコドンに対応する位
置を切6
断する。DNA末端をDNAポリメラーゼI Klenow 断片及びdNTP
により修復し、そして次に旦co RI酵素により消化した。二二Pニア″ロモ
ーター、及びシグナルにプチドのための配列の一部分を含有する断片をケゞル溶
出により精製し、そしてI)SYC709(例■)の断片と連結した。この断片
は、psyc 709を±nd Ill酵素で消化し、そしてに1enoW断片
及びdNTPにより満たずことにより平滑末端化し、そしてEco RIにより
消化することによって調製したものである。psYc660由来のニR1−修復
二f(I L2827含有断片と、psYc707の)く二RI−jω復匝皿I
II断片との連結をT 41Jガーゼを用いて行い、そしてこの混合物を用いで
F〕、コリコンピテントC84]、2細胞を形ノア7]、転換し、/こ。
705 ス:’ F 1)SYC720をイ]するアン上0ンリン1lli!件
1j、; ’1転換体をさらQζ特徴付け/3:oこのものは、二■)ブ°ロモ
ーター、及びpenPS、、7遺伝子由来の、変形された7ケ゛ナルにプチドの
最初の28アミノ酸の/こめのコドン並0・りζこれに続く成熟成長ホルモン蛋
白質中に存在する円]e−Pro ・配列のためのコドンを担持する。
psyc 720中の融合遺伝子のシグナル配列−hGH連結部領域を第6図に
示す。
例 VI[[
シグナルペプチドのためのDNA配列を担持する融合遺伝子を形成するだめの生
体内組換の使用。プラスミドpSYC748及びp SYC778゜融合遺伝子
にシスティン −セリン、7変異を導7
人するために、一対の親プラスミドからの単鎖DNA間で作られたヘテロデュプ
レックスを形質転換して生体・内で組換体を調製する方法を用いた。
pen Pの野性型シグナル配列& Q’ hGHの蛋白質配列をコードする融
合遺伝子をJl持するシラスミドpSYC728及びpsYc741Iの造成を
例VI K記載する。
S e r 27変異をイjする変形されだpenPからのシグナルペプチド:
−1−ド配列を用いて同様の借成物を゛調製した。これらかプラスミドpsYc
778及びpSYC748であり、これらはそれぞれプラノ、ミドpSYC72
)3及びpsYc7/II+から8秀、!!j−てれる。これらのシラスミドを
第6図に示す。これらのプラスミドを造成するために、ヘテロデープレックス化
さt′1だプラスミド中での生体内遺伝的組換を許容する方法を用いた。これを
達成するためにプラスミドpsYc716及びpSYC742を作シグナル配列
(5er27変異)を含有する断片をプラスミドpBR322にクローニングす
ることによってグラスミドpsYc716を造成した。p BH322ベクター
DNAをまずC1a I酵素及びEco RI酵素によ9消化し、次にこのDN
Aを4種類のdNTPの存在下でDNAポリメラーゼI Klenow断片によ
シ修復することによってDNA断片上に平滑末端を形成した。別の実験において
、pen PS27におけるC7027から5er27への変異が導入されてい
る点を除きプラスミドpSYC310−2[McLaughlin等(1982
)前掲参照のこと〕 と含む多くの部位をこのシラスミドにおいて認識する。
Ava Iは、penP遺伝子中の61位のアミ′ノ酸及び62位のアミノ酸の
コドン対応するコード配列中に位置する[ Kroyer J、、及びChan
g S、 (1981)前掲〕。次に、消化されたDNA断片をDNAポリメラ
ーゼI Klenow断片によシ修復してすべての断片上に平滑末端を形成した
。pen Pプロモーター、及び最初の62アミノ酸のコード配列を含む断片を
ケゝル上での画分の後に分離した(グル溶出を使用)。このようにDNAポリメ
ラーゼI Klenow断片とdNPTとによシ平滑末端化しておいたpBR3
22DNAに連結した。生成したプラスミドをE、コリに一12/C8412細
胞に形質転換し、そしてこれからアンピシリン耐性であシ且つテトラサイクリン
耐性である形質転換体を分離し、psYc716と称するプラスミドを同定した
。
このプラスミドはpBR322配列を含有するが、 (修それに接して、pen
PS27の57−末端から5′側のEco RI部位、及びHind l11
部位を有する。
シラスミドpsYc742を造成するために、ゾラスミーゼの最初の62アミノ
酸のコード配列を含有する断片と連結した。連結、及びコンビテン)C8412
細胞への形質転換の後、1つのペニシリン耐性形質転換体からの精製されたプラ
スミドDNA (グラスミドpSYC742と称する)は予想通シの構造を有す
る。
psYc421中のEco RI部位とHind ■部位との間に位置する短配
列はpsYc716に由来するものであってμ=n PS27配列を含有し、そ
して大Eco RI −Hind DI断片はpsYc709に由来する。
親プラスミドpSYC742をHind [[酵素によシ完全消化し、そしてS
Lヌクレアーゼで処理することによって突出端を除去して末端を平滑末端化した
。
別の実験において、第2の親プラスミドであるプラスミドpsYc744をEc
o RI酵素で消化し、そしてS1ヌクレアーゼで処理することによって平滑末
端化した。これら2つの平滑末端化された線状DNAをおよソ等モルにおいて(
DNA濃度約10μ、!il /rn(! K オイて)混合し、そしてDNA
溶液を収容1−だ試験管を沸騰水浴に2分間入れることによって加熱し、そして
加熱によって形成された単鎖のアニーリングによってホモデュルノクス及びヘテ
ロデュプレックスの形成が可能となるように徐々に冷却(数時間にわたって室温
まで)した。ホモデュプレックスは両方の鎖が同一の親プラスミドに由来する二
重鎖DNA 。
すなわちAA、又はA′八へを有する。平滑末端であるためホモデュプレックス
は環化できない。ヘテロデュプレックスは各鎖が別々の親シラスミドに由来する
二重鎖デュプレックスDNA 、すなわち晶′、又はA’Aを有する。psYc
742及びpSYC744間のヘテロデュプレックスは環化する。生成するヘテ
ロデュプレックスの1つの形を第3図に示す。図に示すように、突出尾部、単鎖
ギャップ、及びアミノ酸27のコドンの中央ヌクレオチドにおける不適正が存在
する。
ホモデュプレックスDNA 、及びヘテロデュプレックス環化DNAの混合物を
E、コリに一12/C8412細胞に形質転換する。線状ホモデージレックスは
、ヘテロデュプレックス環の約0.01という低い頻度で形質転換する。アンビ
アリン耐性形質転換体をプレート上で選択し、そして・形質転換体の1つをさら
に特徴付けた。pSYC748と称するこの形質転換体からのシラスミドは第3
図に示す構造を有し、プラスミドpSYC744のそれに類似しておシ、突出尾
部の生体内除去、単鎖ギャップの修復、及び不対合の修正によシ生ずる。27位
における不適正の修正により、pSYC748は−Bam HI部位を接待し、
この遺伝子にS e r 27変異が存在することが示される。S e r 2
7変異の導入は、この位置における野性型塩基対に対応するコード鎖において不
適正塩基対を有するヘテロデュプレックスDNAによる形質転換の結果である。
ノラ、スミドpSYC742はこの位置にセリンのコドンTCCを有し、他方シ
ラスミドpSYC744はシスティンをニー ドするTGCを有する。生体内D
NA修復過程は、ヘテロデュプレックス中に存在する2つの鎖のいずれ62
か一方のDNA配列に従って不適正を修正する。
S e r 27変異を含有するプラスミド(pSYC748) は新たなりa
m HI部位の存在によって同定した。
同様の方法を用いて、プラスミドpSYC742とシラスミドpSYC728と
の間でヘテロデュプレックス組換を行った。pSYC728をEco RIによ
り線状にし、 そしてS1ヌクレアーゼ処理によシ平滑末端化した。
pSYC742を)(ind llにより平滑末端化し、そしてS1ヌクレアー
ゼ処珪によシ平滑末端化した。次に、psYc742とpSYC744について
前記したのと同様にして、得られた断片を用いてヘテロブーツ0レツクフ組換を
行った。形質転換にE、コリに一12/C3412を使用1〜そして選択にアン
ピシリン耐性を用いた。再び、生体内で突出尾部を除去し、単鎖ギャップを満た
し、キ1〜で不適正(27位における)を修正した。アンピシリン耐性形質転換
体からpSYC778と称するプラスミドを分離した。pSYC778はpSY
C728に類似する配列を有するが、pSYC778はS e r 2 y変異
を獲得している。従って、この生体内組換を用いて2種類の誘導体組換シラスミ
ドが造成され、これらのそれぞれがpen PS27のシグナルと成熟hGHの
コード配列とから成る融合遺伝子を担持する。シラスミドpSYC778におい
て、融合遺伝子penPS27シグナルペプチドの34アミノ酸のだめのDNA
配列及びそれに続くアラニンそして次にフェニルアラニン及びhGH配列の残り
のだめの配列を有する。プラスミドpSYC748において、融合遺伝子はpe
n PS27シグナル被プチドの34アミノ酸のだめのDNA配列及びそれに続
く完全な成熟hGH蛋白質のだめの配列を有する。pSYC748及びpSYC
778上の融合遺伝子の一部分を第6図に示す。
プライマー指令変異誘発のだめの追加のオリゴヌクレオチド。
次のオリコゝヌクレオチドを、M、 Matleucc及びM、Carruth
ers 、J、Am、Chemical Soc、 、103 +3185−3
991 (1981)の方法に従って、自動合成機(ビオサーチ社、サンラフア
ニル、カリポルニア製モデル・サムワン)を用いて調製し、た。
3’−GTCCTAGAGGATTGTT−5’ (オリゴヌクレオチド527
P28と称する);及び
3’−GCAGCGCGGTCTAGAACGTCCT−5’ (オリコゝヌク
レオチドPD24と称する)。
さらに、次のオリコゝヌクレオチドを、オリゴヌクレオチド527P28、及び
PD24と同じ方法にょI)調製した。
3’−AACGTCCCCGCGGATTGT−5’ (オリゴ8ヌクレオチド
A27P28と称する)。
4
シグナルペフ0チドをコードするDNA配列中に変異を有する追加のB。リケニ
ホルミス749/C−2ニンリナーゼ遺伝子及びこの変異した遺伝子を含有する
ベクター
A、 27位にセリンを有しそして28位にプローリンを有する変異体(pSY
C947)
前記の例■の方法〔本質上Zoller及びSm1th(+98)。
にプライマーとしての、例■において調製した5′−燐酸化オリゴヌクレオチド
527P28を用いて、プライマー指令変異誘発を行った。投ニンリナーゼ遺伝
子中のコドン27及び28における配列5’−TCCGCT−:+/[す乃:わ
ち、S e r 27−ベリジリナーゼのシグナル配列中のアミノ酸27 (S
er )及び28 (Ala )に対応するコドン〕がSer及びProのため
の5l−TCTCCT −3’に変化しているM13 RF’−DNAを分離し
た。
この変異体のスクリーニングは、Zoller及びSm i th(198F、
)、前掲、 Ci 4.92頁、6493頁及び67196頁、に記載されてい
る方法に従って、70ローブとして放射性ラベルオリゴヌクレオチド527P2
8を用いて、DNA−オリゴヌクレオチドバイブリド形成ブロービング法によシ
行った。変異した共有結合物に閉環した環状二重鎖RF−DNAにょシ形質転換
されたE、コリJM103の培養物の上清中のファージから単鎖DNAを分離し
た。このスクリーニング法によって分離されたファージが二P827P28を有
する所望のファージであることの確認は、分離ファージのRF−DNAの制限分
析によシ得られた。この分析にょp1予想通1) Bam HT部位が喪失して
いることが示された。pen PS27中のアミノ酸26.27のコドンば5
’ −GGATCC−:3 ’である。この配列6匣1(Iの認識配列である。
pen P827P28においてはセリン27のコドンがTCTに変化している
から、±+mHI部位が喪失する。イ1fられたツアー)をM13 pen P
S27P2F、ト称する。
フ0シスミドpSYC66(1’j:、)世illにおいで前記(−1/仁よう
に(7てBam HIにより部分消化1〜だ。完全消化の/こめの[票準的条件
下で制限酵素を用いたが、冗全消、化のために必要な時間のおよそ半分より短い
時間にわたって反応を行った。部分消化されたン°シスミ1゛の1&着末端をE
、コリ DNAポリノラーゼI Klenow 断片及び必要なdNTPを用い
て修復した。得られ/こ平滑末端線状′プラスミドをT 4. DNA リガー
ゼを用いて連結した。得られたプラスミドを用いてE、コリに一12/C341
2細胞を形質転換した。形質転換体をアン1?シリン耐性についてスクリーニン
グし、そして次に1個66
のBam HI部位を有するプラスミドについてスクリーはpen PS27遺
伝子中のセリンのためのコドンに存在しく前記例■を参照のこと)、他方はpe
n PS27遺伝子を含有する約1.32 kbp (キロ塩基対)のHind
lI[−Bam HI断片の一端に存在する。Ban HI部分消化によりμ=
n PS 2 yのセリン、7コドンにおけるBamHI部位において切断さ
れたシラスミドはアンピシリン耐性を有していないはずである。この耐性はベニ
シ゛リナーゼ遺伝子によシもたらされ、この遺伝子は、遺伝子が上記のように切
断されそして次に連結された(修復された平滑末端を用いて)後には発現できな
いからである。従って、アンピシリン耐性につい質転換体のみが残る。選択され
た形質転換体の幾つかは、pSYC660中の他のBam HI部位、すなわち
約1320 bpの±nd 1l−Ba二HI断片の一端の竺HIを喪失してい
るシラスミドを担持する。単一のBam HI 8位に有するシラスミドに関し
て形質転換体をスクリーニングすることによシブラスミドpSYC667が分離
される。
プラスミドpSYC667はpsYc660と次の点を除き同じである。psY
c660中の約1320bp坦憇■−貼二HI断片の末端における加HI認識配
列(5’−GGATCC−3′)の代りに、psYc667は配列5′−脈GA
Tcc−3′■及びBgl l認識部位を保持している(例n、前記。
を参照のこと)。同様に、μ巳P827P28遺伝子を含。
有するM13里PS27P28の現憇■−貼ユHI 断片は、psYc667中
の一且υす■−とHjpt五””’27含有含有中のPst I部位及びBgl
1部位と同じ位置にそれぞれ一一一一一−−■■塾−−轡1■■■鴫−■Ps
tI部位及び、シ已■部位を有する。
pSYC667をPst I及びBgl lで切+UTL、そして大断片をケゝ
ル溶出によシ分離した。
M12μ”Ps27P28を一片りI及びシ±■にょ多切断し、そして小pen
P827P2B断片を含有する断片をグル溶出により分離した。
pSYC667からの大Pst I−Bgl l[断片、及び jM13県PS
27P28からの小p、t I −Bgl II断片を、T4DNAリガーゼを
用いて連結し、そして得られたプラスミドE、コリに一12/C8412に形質
転換した。形質転換体をケンピシリン耐性に関して選択した。さらに検討するた
めに選ばれた1つの形質転換体はシラスミドpSYC947を含有し、−このプ
ラスミドは予想通8
部位を有しない。pSYC947はpSYC667と同じであるが、pSYC6
67中のμ己PS27遺伝子がpSYC947においてはp e n PS 2
7 P 28によシ置き換えられている。
pSYC947上の一程狸PS27P28遺伝子の部分を第5図に示す。pSY
C947の表示中日で囲んだ「1」を付したTCGコドンは、B、リケニホルミ
ス大エキソベニシリナーゼのN末端セリンをコードする。pSYC947の表示
中の、TCTCCTから左、OCTとTCGの間、及びTCGから右の水平の線
は、第5図中psYc310−2について示された配列によって例示される野性
型遺伝子における同じ位置のヌクレオチド配列と同一のヌクレオチド配列を示す
。
B、27位にアラニンを有しそして28位にノロ−リンを不する変異体(psY
c9=17A )例X(A)、前記、の方法を用いて、ゾライマー指令変異誘発
を行ってM13とPA27■)28と称するM18ファージを調製する。このフ
ァージは、コドン26においてグリ7ンのGGAからグリ7ンGGGに変異して
おシ、コドン27においてシスティンの1’CGからアラニンのGCGに変異し
ており、そしてコドン28においてアラニンのGCTからグローリンのCCTに
変異しているB、リケニホルミス749/C由来のベニンリナーゼ遺伝子を担持
する。この方法は、例■から05’−燐酸化オリゴヌクレをチドA27P28、
及びファ7ジM13μ五PA27(例■)からのDNAを用いて実施する。得ら
れたファージM13p+己PA27P28のRF−DNAは、ファージM13二
PA27のRF −DNA中約310bp及び340 bpの長さの2個のAl
u I制限断片の代シに、約650 bpの長さのAlu I制限断片を有する
。さらに、ファージM13ごPA27P28RF −DNAは、ファージM13
μ二PA2. RF −DNAが含有しない匣■制限部位を含有する。これらの
制限部位の相違は1、ピLPA27中のアミノ酸26.27及び28のコドンの
配列(s’−aahacracr−3’ )と県PA27P28のそれ(5l−
GGGGCGCCT−3’ )との比較から明らかである。
これらの制限部位の相異はA27P28変異を獲得(−だファージを同定するた
めに使用される。 ゛プラスミドpsyc3io−2をHind ill及び)
3am HIで消化1.そして大断片をケ゛ル溶出によ如分離する。
M13pen PA27P28 RF DNAを1(ind ill及びBam
H,IpsYc310−2からの太Hind ill −Bam HI断片、
及びM13ヱ畠PA27P28からの約1320 bpの肋す■−Bam HI
断片をT4DNAリガーゼを用いて連結し、そして得られたプラスミドをE、コ
リに一12/CS 412に形質転換する。形質転換体をアンピシリン耐性に関
して選択する。さらに検討するため1つのアンピ7リン耐性形質転換体を選択し
、そしてこれがプラスミドpSYC94,7Aを含有することを見出す。このプ
ラスミドは、シラスミドpsYc660AのNar I消化においでは見出され
ない約1050 bpの長さのMar I制限断片を有する。これはpsyc
947 A中の二PA27P28中のNar I部位の存在の故に期待された通
りである。
psyc 94.7 A上のpe n PA2 y P 2 B遺伝子の部分を
第5図シグナル配列中の34位のアラニンの後に融合したポリペノチドは、B、
リケニホルミス7・19/Cの野474−型−pニシリナーゼのシグナル配列中
の311位のアラニンの後に融合した同じ醪すペプチI′上りも高い効率で分泌
されるであろう。pSY0947A上のpenI)A27P28により発現され
る被ニンリナーゼの、該シラスミドに、1: p形質転換されだE、=Iり及び
B、ズブグーリスの両者によp分泌される部分は、野性形penP遺伝子により
発現される梨ニゾリナーゼの、フ0ラスミド(例えば野性型−遺伝子を含有する
psYc310−2 )によシ形質転換された場合にそれぞれの菌株において分
泌される部分より犬であろう。
C223位のアラニンと24位のロイシンとの間に挿入されたジ被ゾチドNH2
・−Pro Asp −C0OHを有し、そして27位においてソステインでは
なくセリンを有する変異体(pSYC957)
例X(5)、前記、の方法を用(ハて、ゾライマー指令変異誘発を行いM13二
PS27 : ’ PD24と称するM13ファージを調製した。このファージ
は、アラニンのコドン23 (aca )とロイ7ンのコドン24. (crr
)との間へのプローリン及びアスノeラギン酸の2つのコドン(5’−CCAG
AT−3’ )の挿入によシ変異し、そしてコドン27(変異した遺伝子のコド
ン29)においてTCG (ンステイン)からTCC(セリン)に変異したB、
リケニホルミス749/c由来の被ニゾリツーーゼ遺伝子を相持する。
この方法は、例■からの57−燐酸化オリコ゛ヌクレオチ1゛PD27、及0’
7−r−ジM、1.3 pen PS27 (例■)からのDNAを用いて実
施した。
目的とするpen PS27: : PD27を含有するM↓3ファージのRF
−DNAは瞥PS27中のコドン26及び27目的の変異遺伝子を有する7ア
ージのスクリーニングは、例X(A)、前記、におけるようにZoller及び
Sm1th (1981)のバイブリド形成グローブ技法を用いて、放射性ラベ
ルオリゴヌクレオチ・トPD24ニ2
よシ実施した。このスクリーニング法により単離されたファージが目的のM13
二PS27::PD24ファージであることの確認は、ファージのRF −DN
Aの制限分析によシ得られた。これによI) 、M13 penPS27又はM
13− CMI RF −NANに比べて追加の期待されたBgl 11部位が
示された。
例X(A)、前記、からのシラスミド゛pSYC6(57を、Bam HIで消
化し、そしでHind 111で部分消fヒし、そして大断片をケ゛ル溶出によ
シ分離した。(部分消化(は、完全消化のための標準的な条件下での反によシ、
し7かし完全消化のために必要な時間の子分より短く限定さ、tLだ11、冒;
1」にわ](二って行った。)ファージM 13μ望PS27::円〕24のR
F −DNAをと初の28アミノ酸のコード配列を含b゛する約320bpの小
断片をケ゛ル溶出に、Lり分t411シ、た。
C841,2を形質転換し、そして形質転換体をアンピッリン耐性及びクロラム
フェニコール耐性から選択した。をらに検討j−るために、]つの]アンピリリ
ン耐性−クロラムフェニコール耐性形質転換を選択し、プラスミドpSYC95
7を含有することを見出した。このシラスミドはプラスミドpSYC667と同
一であるが、但しpsYc667中のpenPS27遺伝子がpSYC957に
おいノ0ラスミ1ゝpSYC957上の二PS27::PD24遺伝子の一部分
を第5図に示す。
プチドコード配列及びヒト成長ホルモンコード配列を含有する追加の融合遺伝子
、及びこの融含遺(rζ子を含んで成る)゛う7ミド。
A、 ヒト成長ホルモンの:I−1゛配列に融合Lノζ、pell PS27
:: PD24によりコ−1″されるシグナル配列の130個のN−末端アミノ
酸をコードする配列を自するシラスミド(psYc970 )。
ポリメラーゼI Klenow[lj片及び4種のdNTPを用いて修復した。
次に、生成した平滑末端化された線状74
また該シラスミド上にユニーク部位を有し、これはプラスミドpsyc 310
−2上のユニークEco RI部位に対応する。[McLaughlin等(1
982)、前掲;これはpSYC667及びpsYc660 (例■及び例X
(C)を参照のこと)を介してpSYC957に関連する。〕次に、シラスミド
psYc709 (例■)を、該フ0ラスミド上ポリメラーゼI Klenow
断片及び4種のdNTPによシ修復した。次に、平滑末端化された線状化プラス
ミドをそのユニーク部位(第4図参照のこと)におい断片と混合し、そして平滑
末端連結に適する条件下でT 4 DNA +)ガーゼを用いて連結を行った。
得られた混合物を用いてE、コIJ K−1,27C8412を形質転換し、そ
して形質転換体をアンピシリン耐性に関して選択した。さらに分析するために1
つのアンピシリン耐性形質転換体を選択し、そしてこれがpsYc970を担持
することを見出した。
プラスミドpsYc970を第6図に示す。これは次の点を除きpsYc720
と同一である。psyc 970 によシニードされる変異ベニンリナーゼシグ
ナル配列は、psYc720によシニードされる変異被ニシリナーゼシグナル配
列に比べてさらに2個のアミノ酸、すなわち24位のプローリン及び25位のア
ス・ぐラギン酸を有する。
シグナルペプチドをコードしそしてヒト成長ホルモンのだめの配列に融合してい
るpsyc 970上の配列はpen PS27: : PD24によシニード
されるシグナルペプチドの最初の30個のN−末端アミノ酸をコード末端Phe
を有する成熟ヒト成長ホルモンである。
B、 ヒ【成長ホルモンをコードする配列に#+lj!合し、ており 、pen
PS 2 yP 28によシニードされる/グナルペプチドヲ該シグナルペプ
チドのカルボキシ末端にある追加のアラニンと共にコードする配列を有するプラ
スミドpSYC962゜
psYc310−2中のユニーク基co RIに対応するユニークEco RI
部位を有する。このプラスミドはさラニペニシリナーゼのアミノ酸71及び72
に対応するコロ
トンにMspI部位(さらに、Hpa 1部位)を有する[ J、 Kroye
r及びS、 Chang(1981) 、前掲〕を有する。約450 bp E
co RI−Msp I断片をグル溶出によシ分離した。
プラスミドI)SYC709(例■)を、ユニークEc。
RI部位(第4図参照のこと)において消化し、そし腔RI−聾■消化psYc
709に加え、そしてT4DNA リガーゼを用いて連結を行った。得られたシ
ラスミドによりE、コリに一12/C8/J]2を形質転換し、そして形質転換
体をアンビアリン耐1」招・ζついて遠択シ1.た。Lつのアンピシリン耐性形
質転換体をさらに試験し、pSYC956と称するプラスミドを含有するこpS
YC956l″j:、そのユニーク旦上RI部位とそのの35位のアラニンに対
応するコドンGCTとの間に有するのと同一の配列を有する。但し次の点におい
て相違する。(i) psYc956は二””27P28 (第5図中pSYC
947を参照のこと)によりコートされるシグナルペプチドをコードする配列を
有するが、pSYC778はp e n S 27 (第2図中pSY0660
を参照のこと)によシニードされるシグナルペプチドをコードする配列を有し、
この相違はpSYC956におけるシグナル配列コード中のコドン27及び28
におけるTCT CCTからpSYC778における同じ位置のコドン中のTC
CGCTへの変化に関する。(ii) I)SYC956は、形変されたシグナ
ル配列中34位のアラニンのコドン(!: pSYC956及びpSYC778
の両者における成熟ヒト成長ホルモンのN−末端フェニルアラニンのコドンTT
Cとの間に1、 ]、 7 bpを有するが、psyc 778は、この117
bpソペ−’/リナーゼ(Kroye及びChang、 1,981 、前掲
参照のこと)の最初の333個のN−末端アミ7ノ市をコードする〕、及び3′
−末端における翻訳終止シグナル(UAA )を欠いている。そして(iii)
pSYC956はそのEco RI部位とpSYC947山来H4nd II
]部位のCとの間に約30 bpを有するが、これはpSYC778土のpen
Pプロモーターに隣接するEco RIのTのすぐ後に存在しない。
プラスミドpSYC956をEco RIで線状化し、そして生成した突出端を
、このDNAを50μjq 7fnlの濃度において22℃にて30分間、30
0 nM NaC1、60mPAZnSO4及び5ClmM酢酸ナトリウムを含
有するpH4,678
の緩衝液中S]ヌクレアーゼ(220U/ml) によ逆処理することによって
除去した。Maniatis等(1982)」40頁を参照のこと。30分間の
後、DNAをフェノール抽出し、そしてエタノール沈澱せしめた。
プラスミドpSYC778をBam [により線状化しくhGIIコード配列中
の部位において)、そして生成した突出末端を、Eco RIで切断したpSY
C956の突出末端と同様にして、S1ヌクレアーゼにより除去した。S1ヌク
レアーゼ処理の後、DNAをフェノール抽出し、そしてエタノール沈澱せしめた
。
pSYC956及びpSYC778からのDNAペレットを、それぞ71.25
tt、!77meとなるように、20 mM t□リス。
100 mM NaCt%及び0.5 mM EDTAを含有するpH75のア
ニーリノグ緩衝液中に一緒に■懸濁(〜だ。
1.5ψeのエッペンドルフ管中の溶液を沸腋水浴中で1分間加熱し、そしてさ
らに90℃の浴中で1〜3分間保持し、そして次に4時間にわたって徐々に;3
0℃に冷却した。この処理によりヘテロデージレックス環状DNAが(ホモデー
プレックスと共に)生成した。このホモデープレックスは線状化プラスミドの平
滑末端のために再現化できなかった。
ヘテロデープレックス環を含有するDNAの混合物を使用してE、コリに一12
/C3421を形質転換した。
こノ場合、ヘテロデープレックスの生体内修復の間に組換プラスミドが形成され
た。形質転換体をアンピシリン耐性について選択した。ζらに検討するために幾
つかのアンピシリン耐性形質転換体を選択した。1つがプラスミドpSYC96
2を担持していた。このシラスミドは次の点を除きプラスミドpsyc 778
と同一である。pSYC778上の変形されたpen P遺伝子中の27位及び
28位のアミノ酸のコドンTCCGCT伝子中ではコドンTCT CCT (S
er −Pro )により置き換えられている。第6図を参照のこと。
プラスミドpsyc 962 i tだ、MU己のヘテロテ゛ユフ0レックス法
を用いて、pSYC956をEco R1で切断しそして次に8」ヌクレアーゼ
ではなく41.車のdNTPと共にE、コリDNAポリンラーゼI Klcno
w断片を用いて平滑末端化したものと、pSYC778を一■で切1fJi L
そして次に81ヌクレアーゼ消化の代りにATP及びTTPと共にKlenow
断片を用いて平滑末端化I−だものとによシ形成することもできる。
C0ヒト成長ホルモンをコードする配列に融合した、penPS27によりコー
ドされるシグナル配列の28個のN−末端アミノ酸をコードする配列を有するパ
ーティジョンープロフィシエント(partition −proficjen
t )プラスミド(pSYC852)増殖する細胞の培養において安定に維持さ
れるた0
めに、プラスミドは、すべての分裂細胞の各娘細胞が少なくとも1コピーのグラ
スミドを受領するようニ「パーティションプロフィシェント」でなければならず
、あるいは培養条件下で生存を続けるために培養中の細胞が有しなければならな
い表現形質を提供しなければならない。
典型的には、遺伝子工学的手法により造成されたプラスミドは抗生物質(1種類
又は複数種類)に対する耐性のだめの1個又は複数の遺伝子を含有し、この遺伝
子は、該抗生物質耐性遺伝子を有するフ0ラスミドを担持しない細胞(この細胞
に前記)0ラスミドが形夕゛1転換されることが意図さノ′している)に対して
致命的である。このプラスミドは、培地中に抗生物質(この抗生物質に対しでプ
ラスミド土の遺伝子が耐性をもたらす)を有することによつで、増殖する細胞の
培養中に維持される。プラスミドを有する細胞のみが生存を続ける。培地から抗
生物質が除去されれば、プラスミドかさらに[・9−ティジョンプロフィンエン
トヨでない限り培養中プラスミドを担持する細胞の・ぐ−センテーノは、急速に
、典型的には約25回の倍化の間に、しかし種々の速度においてOに減少するで
あろう。
抗生物質は高価であシ、そして遺伝的に操作されたプラスミドによシ形質転換さ
れた細胞によシ生産された生成物(例えば、食品として又は医療的に使用するた
めの蛋白質)の精製方法を複雑化するので、「パーティションプロフィシエント
」でhh、そt。
て従って培地中に抗生物質を必要としないで、増殖細胞の培養中に安定に維持さ
れるようなプラスミドを用いるのが有利である。
542 (1980)により同定された短DNA断片によυプラスミドに付与さ
れる。
B。ズブチリスを包介するグラト陽性細菌中のパーティションプロフィンエンン
ーは、ン0ラスミドpOG2381土の約350 bpのH4nd lll −
ftae I11断片中に存在する短DNA断片(この明紹l 4: i4−
、;lb・いて1−par−1断片と称する)によりゾ゛ラスミドに414さノ
Lる。ノ0ラスミドpOG2381は、本出願の譲り受け人に譲渡された198
3年2月28日出願の米国!侍J汀出願!470,576号を基礎とする公表さ
れたヨーロッ・Q特許出願第0095947号に記載されておシ、引用によりこ
の明細書に組み入れる。
次の方法が、Hindl[部位に便利に結合するpar断片含有配列を生成せし
めた。
ン0ラスミドpoc 2326をBamHIで消化し、そして82
ゼ■Klenow断片及び4種類のdNTPを用いて平滑末端化した。次に、平
滑末端化線状断片を、そのユニークHind m部位においてHind DIに
よ多切断した。
線状断片の得られた混合物を、Hind I[[及びHae ]1によ9消化さ
れたpOG 2381の断片からダル溶出によ)(ind III par断片
含有配列と、pOG2326からの2個のHind l1l−平滑末端化Bam
HI断片とを、T4DNAリガーゼを用いて平滑末端連結に適する条件下で連
断片を有するシラスミドについてスクリーニングした。(Hae III切断端
と平滑末端化Bam HI切断端との連結がBam HI部位を再構成する。)
このような形質転換体を見出し、そしてこれから、pSYC676と称する目的
プラスミドを分離した。
pSYC676は、parを含有する叫nd ll−Bam HI断片の外側で
あってHind m部位から数bpの位置にポリメラーゼI Klenow断片
及び4種類のdNT’Pによシ満たし、そして末端をT 4 DNA IJガー
ゼを用いて平滑末端連結のための条件下で連結した。この方法の結果、Ban
HI部位(GGATCC)が鮨■部位(下線を付した) (GGATCGATC
C)に転換する。
psyc 676 CLAと称する得られたプラスミドをC1a Iで消化し、
そして約360 bpのpar断片含有配列をグル溶出によシ分離し、そしてユ
ニークC1a I部位においてC1a Iで切断したpBR322と一緒にする
。断片をT4DNA!Jガーゼで連結し、そして得られたシラスミドをE、コ’
) K−12/C8412に形質転換する。アンピシリン耐性形質転換体からp
sYc 756 Bxjと称するプラスミドが分離され、そして制限部位分る
9堕I一旦υ」■・・・・・・・・・par・・・・・・・・・免肪■一旦見i
d ■断片を有するpsyc 756 BHのごときシラスミドの造成りHin
d I11部位を有する任意のシラスミドをpBR322の代シに使用すること
ができる。このような代替物の1つは、Jour、 BacLeriol、15
4 + 1513−1515(1983)中に記載されているpJH101でお
る。
pJHlolを、肛工消化psyc 676 CLAと共に、psyc 756
BRの造成においてpBR322に関して上記したようにして用いてpSYC
756と称するプラスミドを造成した。pSYC756はpsyc 756 B
H上のそれと同じ約360 bpのC1a I−曳す■・・・・・・par・・
・・・・C1a I合した。混合物をT4DNAリガーゼによシ連結し、そして
得られたプラスミドをE、コリに一12/C8412に形質転換した。形質転換
体をアンピシリン耐性について選択し、そして2個のFtind I11部位中
に挿入されたpar含有断片を有するシラスミドについてスクリーニングした。
このような形質転換体を見出し、そしてこれを含有するプラスミドをpsyc8
52と命名した。
pSYC852を第6図に示す。これは配列において置と同じである。
pSYC852ハハーティションノロフィシエントである。
pSYC852によシ形質転換されたB、ズブチリスBD224を抗生物質を含
有しないブロス中で培養する中で培養された場合と同様に多くのヒト成長ホルモ
ンを生産する。(psYc720はpsYc’310−2由来のクロラムフェニ
コール耐性遺伝子を有する。) psYc’720は抗生物質を含有しないB、
ズブチリス培養から急速に失われ、従って、このような培養における細胞当シの
ヒト成長ホルモンの生産は増殖の継続に従って低下する。
例 X■
セリン、7変形B。リケニホルミスシグナルペプチドをコードする配列及びセリ
ン、25インターロイキン−2f!す4プチドをコードする配列を含有する融合
遺伝子。
インターロイキン−2(IL−2)はT−細胞増殖因子とも称され、レクチン又
は抗原で活性化されたT−細胞によシ生産されるリンホカインである。インター
フェロンと同様に、IL−2はナチュラルキラ86
いて有用である。IL −2はまた、他の多数の医療的及び診断的用途を有する
。D、Mark等、ヨーロッパ特許出願第83306221.9゜
ヒトIL−2をコードする遺伝子のヌクレオチド配列、及びIL−2生物活性を
有するヒ)IL−2ポリペノチドを細菌において生産するための発現ベクター3
]、(1(1,983)及びMark笠、ヨーCl ツノ’E’特許出願833
06221.9 (前掲)に記載されている。
この明細書において例示する技法に類似する技法を用いて、ヒトII、−2汁?
り深プチドをコードする配列がこの発明の変形されたシグナルベノチドをコード
する配列、例えばpsYc720又はpSYC778上の配列と機能的に連結さ
れ、そしてE、コリ(ρりえば、Lv ’J K−,1,2/ MIV1294
又はE、コリに一12/C34]、2 )、あるいは13.ズブチリス(例えば
、B、ズブチリスBC224)中で複製可能なプラスミド上の融合遺伝子が、中
でシラスミドが徨製可能な宿主中に形質転換され、そしてヒ)IL−2ポリペプ
チドが発現され、そして成熟形で分泌される。
E、コリ及びB、ズブチリスからの分泌のための変形されたシグナル配列の分析
この例に含まれるプラスミド、及びこの出願中のの形質転換のすべては、Coh
en 、 Chang及びHsu 。
Proc、 Natl、 Acad+Scj、 (米国)69.2110(19
73)の技法によシ実施した。さらに、Maniatis等、(1982)、前
掲249−255頁を参照のこと。
B、B、ズブチリスの形質転換
この例に含まれるシラスミド、及びこの出願中のチリスの形質転換のすべては、
次のようにして、Anagnostopoult+s及び5pizizen 、
J、 Bacteriol、 r7111−74.6 (:1.961 )に
より記載されている技法に関連する技法を用いて実施した。
10’X 5pizizen r最少溶液に1.20.!/の(NH4)2S0
4.140.9のに2HP04.60gのKH2Po4及び10gのクエン酸ナ
トリウムを蒸留水で満たされた11の全容積溶液中で混合することにより調製し
た。
5pizizen l培地は、2.05 rnlのI M Mg5o4; 6m
l+の50 (w/w)%グル” 2 ; 5 ml(D 10 (w/w)
% 酵母エキス;5mlの2 (w/w)%カゼイン加水分解物;形質転換され
るべき菌株により要求される各アミノ酸+2.5m/!の1 (w/w)%アミ
ノ酸溶液;50m1の10 X 5pizizen I最少溶液;及び全溶液容
積を5008
mlにするのに十分な蒸留水を混合することによって調製した。B、ズブチリス
BD224及びBズブチリス細胞]、70については要求されるアミノ酸はスレ
オニン及びトリノ’ l−ファンである。B、ズブチリス5CR667は栄養要
求株であシ、そして5pizizen I溶液中にアミノ酸を要求しない。
5pizizen l培地は、500m1の5pizizen l培地に0.2
5 m/!のJM CaC22及び]、 meのIMMgCt2を加えることに
よって調製した。
3Qmiの5pizizen l培地に、形質転換さf+るべき13、ズブチリ
スのコロニー又は胞子を接種し、そして;(7℃にて一夜(16〜20時間)増
殖せしめた。
次に、工5ψlの一夜培養物を28 I) Omeのクラス、−I中5pizi
zen I培地] 35 Tnl K接Jli L、だOJ74 j’ft物の
600 omにおける光学濃度(0,1))をJ、 5〜2.0時間後、及びそ
の酸15分毎に測定1〜.15分間のO,I)の読みの増加が5%未満であるこ
とを基礎にして培養が対数後期にあることが見出される丑で続けた。
次に、対数後期の培養物50m1を2800meのフラスコ中450 mlの5
pizizen l培地に接種し、そして37℃にて1.5時間増殖せしめた。
15時間増殖せしめた後、4℃、5000rpm にて10分間遠心分離するこ
とにより細胞を沈降せしめた。
次に、遠心分離からのベレ、1・を45rnlの上清に再懸濁し、次にこれに、
ドライアイス−エタノール浴(−70℃)中で培養物が凍結する直前に、5rn
lの80 (v/v) %無菌グリセリンを加えた。凍結培養物中の細胞はコン
ピテント細胞であって、次のようにして所望のプラスミドにより形質転換するの
に適する。
0、5 ml −0,6rnlの凍結したコン1?テント細胞含有培養物を氷上
で解凍した。
この細胞に形質転換されるべきシラスミドを3−有する溶〆夜10〜50 tt
lを解凍した培養′吻と一緒にした。得られた混合物を37℃にて2時間振とう
し、この間に70ラスミドの形質転換及びこの土にある遺伝子の発現が生じた。
最後に、選択のため、形質転換された細胞の柚養物の小アリコート、例えに約5
〜約200μlを、ス゛jy択のために望ましい抗生物′P; (i種類又は複
数種類)を含有するプレートに移し/こ。
この例中にデーターが存在するノ°ラスミドによシ形質転換されだB、ズブチリ
ス細胞については、フ0レート上で、5μj7/meで存在するクロラムフェニ
コールによシ選択を行った。
C,B、ズブチリスからの分泌についての測定注目のプラスミドで形質転換され
たB、ズブチリスの細胞を5μg/lのクロラムフェニコールを含有するり、B
ブ90
o ス[: Maniatis等(1982)、前掲、440頁]中で37℃に
て激しぐ振とうしながら培養物のOD(66onmにおける光学濃度)が10に
達するまで増殖せしめた。次に、培養物のアリコートを、試験されるシグナル配
列をコードする配列を含有する遺伝子によシ発現される全蛋白質(すなわち、分
泌されたもの及び未分泌のもの)の測定のために取シ出した。次に残シの培養物
中の細胞を遠心分離(エッベンドル7ミクロフユージを用いて室温にて20秒間
)によシペレット化した。使用した条件下で、細胞溶解の証拠は存在しなかった
。このことは、上清及びベレットからの蛋白質によシ調製されたグル上での蛋白
質パターンの比較により、並びに細胞内性であることが知られている若干の蛋白
質が培地中に検出し得る量看在しないことVCより示された。
この例のE項の方法によ夕hGH又はベニ7リナーゼについてサンプルを分析し
た。上清中の目的蛋白質の量が分泌された蛋白質の量である。
全目的蛋白質を、4レツト化の前に取シ出された培養物のアリコート中めhGH
又はベニシリナーゼについての測定(この例のE項の方法による)により決定し
た。全蛋白質を測定するこの方法が正確であることを保証するため、アリコート
をまず超音波処理し、膜及び他の細胞片を回転沈降せしめ、そして得られた上清
液を蛋白質について分析した。
被二シリナーゼについて、このような超音波処理を伴わないで全蛋白質の測定を
行った。tepenPデルタ2428シグナル配列の場合を除き、超音波処理を
伴う、及び伴わないにニシリナーゼ測定が実質上同一の結果を与゛え、被ニシリ
ナーゼが細胞外媒体中に分泌され、又はこの測定方法によシ検出[7得る方法で
細胞の(外部)表面に結合したことが示さペニシリナーゼのかなシの部分が細胞
内に残シ、又は細胞の超音波処理を行わなければ測定にかからない方法で細胞膜
に結合していた。
細胞を、50μfl/mlの濃度でアンピシリンを含有するり、Bグロス中で、
激しく振とうしながβ37℃にて、培養物の600 nmにおけるO、D、が1
.0に達するまで増殖せしめた。
この例のE項の方法を用いて、目的蛋白質(ベニシリナーゼ又はhGH)につい
てサンプルを測定した。
細胞のベリグラズム空間(すなわち、操作的には細胞の浸透圧ショック処理物)
に見出される目的蛋白質の量が分泌さ、れた蛋白質である。浸透圧ショック処理
物は、本質上Noael及びHeppel 、 J、 Biol、Chem、p
。
2
241.3θ55−3062 (1966) の方法にょシ調製した。O,D、
= 1.0の培養物のアリコートからの細胞を遠心分離によシペレント化し、
そしてアリコートの1/10容量の緩衝液[pH7,4s 50 rnM Fリ
ス。
2、5 mM EDTA 、及び2 (w/v)%シーークロースからなる〕に
再S濁した。23℃にて10分分間−た後、細胞を遠心分離によりペレット化し
、そl−て次に同容量の冷(約2℃)脱イオン水に渦流にょシ再懸濁し、そして
次にこの溶液を4℃にて10分間放置した。最後に、細胞をペレット化し、そし
て浸透圧処理物を含有する上清を目的蛋白質について分析した。
他の方法として、Lur+n及びPi、gjetの変法を用い注目のシグナル技
ノチドをコードする配列を含有する遺伝子からのE、コリにおいて発現される目
的蛋白質(被゛ニシリナーゼ又はIIGH)の全量を測定するために、浸透圧処
理物の調製における最終段階とし測定した。この波レット化材料を、−浸透圧処
理物の調製のためにはじめに用いた培養物のアリコートの容量の1/10の容量
の緩衝液〔pi−17,4、上記と同様に50771M )リス、2 (w/v
)%シーークロース及び25mM EDTA E中に再懸濁した。得られた溶液
をまず超音波処理し、そして次に目的蛋白質について測定した。
目的蛋白質の総量が、浸透圧処理物中に見出される量及び浸透圧処理物の調製の
最終段階として4レツト化された再懸濁細胞材料中に見出される量の合計である
。
E、 ヒト成長ホルモン及びベニシリナーゼの分析方法
泌されたヒト成長ホルモンの量を、カンプリッゾメディカルジアグノスティック
社(CambrigdgeMedical Diagnostics Inc、
) +ビレリカ、マサチューセッツから入手できるhGHRTAキットを用い
゛C1放射免疫σ111定(1tIA) Kよシ測定した。
E、コリ及びB、ズブチリスにより発現され、そして分泌されるペニシリナーゼ
の量は、5chjnder及Verlas Chemie 、 Weinhej
m 、西独、1.69−176(1980)の方法によシ、カルビオケム社(C
albiochem Inc、 )ラジョラ、カリホルニアから販売されたPA
DAC[: 7− (チェニル−2−アセタミド) −3(2(4−N、N−ジ
メチルアミノ−フェニルアゾ)ピリジニウムメチル)−3−セフェム−4−94
カルボン酸〕を用いて、あるいはO’ Callaghan等。
Antimicrob 、 Ag、 Chemother、、1 + 283−
288(1972)により137℃ではなく21℃において、そしてグラクソリ
ザーチ社(Glaxo Re5ear+J Ltd、。
クリーンフォード、英国によシ提供されるニトロセフイン(クロモゲンセファロ
スポリン87/312 ) ヲ用いて測定した。
F、結果−ヒト成長ホルモン
ス中で発現されそしてそこから分泌されるヒト成長ホルモン
psYc720 a) 107 53 0.49psYc970.b) 496
86 0.17pSYC744a) 716 26 0.04pSYC748
a) 1266 66 0.05pSYC728a) 380 20 0.05
pSYC778a) 608 、 118 0.19pSYC962b) 28
2 49 0.17pSYC852c) 11.2 46 0.4295 持1
=Ba GO−500701(26)a:少なくとも3個の測定の平均。形質転
換された菌株はB、ズブチリス5CR667。
b:少なくとも2個の測定の平均。形質転換された菌株はB、ズブチリス5CR
667。
C:形質転換された菌株は、増殖培地中に抗生物質発現され、そしてそこから分
泌されるヒト成長ポルプラスミド 全hGH分泌されたhGr(分泌された割合
(プングラム■スVb、D:x−=、ト(000nmJ泡)psYc709 a
) (5(5−
pSYC720a) ]、 128 883 0.78pSYC970b) 6
90 400 0.58pSYC744a) 674 64 0.09pSYC
748a) 792 680 0.86pSYC728a) 625 51 0
.08pSYC778a) 504 400 0.791]5YC962b)
t3so 120 0.09a:少なくとも3個の測定の平均。
b=1個の測定。
6
psyc 720により形質転換されたE、コリ K−12/C8412を増殖
培地中にトリチウム化フェニルアラニンを伴って増殖せしめ、そして浸透圧処理
物から分離し、そしてN−末端アミノ酸配列を決定した。天然の成熟ヒト成長ホ
ルモンについて期待されるように、放射性フェニルアラニンが1位及び10位に
見第■表
種々のプラスミドにより形質転換されだB、ズブチリスBD 224中で発現さ
れ、そしてそこから分泌袋れる0、D、ユニットc(600nm)細胞)psY
c310−2 8.7(8,0) 6.8 0.78psYc617 1.5(
0,7) 0.6 c) 0.4 c)psyc 660 8.3 (7,9)
7.5 0.90psyc 947 約−0,Q d)
psyc 957 約01d)
a:カソコ内の量は超音波処理を伴わないもの。
b:全量で除した分泌された量。
C:細胞膜はpsYc617上のpen Pデルタ2428遺伝子によシ弱体化
されているようであり、そして分泌されたベニシリナーゼの量はおそらく、少な
くとも部分的には溶解細胞からの蛋白質を示す。
d:全蛋白質及び分泌された蛋白質の定量的データは得られていない。数値は、
上清(分泌された蛋白質について)及び培養物(全蛋白質、について)のケゝル
上でのベニシリナーゼに対応するバンドの強度の定量的比較に基く。
プラスミド 全ベニシリ 分y、された 分泌された割合プー−ゼ −゛ヒノリ
ヅーH
ビsYc310−2 a) ]、、7 0 0.00psYc617 a) 5
,5 0 0.00pSYC660a) 5.4 4.3 0.80a)E、コ
リ K−127MM294、又はE−コリに一12/C3412に形質転換され
た。これらの変種の間で結果は実質上具らない。
98
シラスミド及び微生物の入手
次のものは、アメリカン・タイプカルチュア・コレクンヨン、ロックビレ、メリ
ーランド(ATCC) ヲ含む多くの供給者から入手することができる。これら
は次に示す番号のもとにATCCに寄託されている。
pBR322、ATCCA37017 ; 及び製するこの発明のシラスミドと
共に、■3.ズブ乞茫Zミルウォーギー、ウイスコン/ンから入手するととイッ
ク・ストック・センター、デパートメントオブマイクロバイオロノー(Baci
llus Genetic 5tockCenter 、Departmont
of Mjcrobiology ) 、オヒオ州立大学、コロンビア、オヒ
オ(BGSC)からBGSCA IA 42として入手することができる。
次のものは、特許手続上の微生物の寄託の国際的承認に関するブタベスト条約の
もとに、ATCCに寄託されている。
pOG2381 (E、 v IJ K−12/ C8412) 、 ATCC
A39038 ;pOG2326 (E、コリに一12/C8412)、ATC
CA39(500;PSYC310−2(B。カチリス BD 224 ) 、
ATCCA3960:3 ;れかを抗生物質の非存在下で培養することによシ得
ることができる。同様に、プラスミドを喪失した右下で培養することによシ得る
ことができる。
B、スズチリスBD224、及びB、ズブチリ、(5CR667はまた、それぞ
れAlA46、及びAl553としてBGSCから入手することができる。
00
従って、この発明は、膜結合リポ蛋白質を形成することができるタイプの野性型
シグナルペプチドから誘導される変形されたシグナル<fチドを提供することが
明らかであろう。変形されたシグナル被プチドをコードするDNA配列は、カル
ボキン末端の保存領域又はシグナルペプチドの連結領域に見出されそして膜結合
リポ蛋白質の形成において修飾される少なくともアミノ酸システィンのためのコ
ドンを、膜結合り、)Q蛋白質の形成のために機能しないであろう/スティン以
外のアミノ酸のためのコドンて置き換えることに」:って造成される。従って、
この発明の変形さ才したシグナル啄プヂドは、膜結合リポ蛋白質の形成に1・・
いて修飾さhるシスティンの代りにシスティン以外のアミノrlヲを不する。こ
の発明の変形されたソゲナルo7aチl”Ul、それらか生産される細胞からの
目的蛋白質の分泌を?4Jるのに有用である。
変形されたシグナルにプチドをコードするDNA配列ハ、クローニングベクター
中で有用である。この発明はさらに、生体内で組換プラスミドを造成する方法を
提供する。
この明細書において示されそして記載されたものに加えて、この発明の種々の変
法か、前記の記載及び添付図面に基いて、湧業者にとって明らかとなろう。この
ような変形は添付されだ諸求の範囲に属す10す
るものと意図される。
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 エキソーシグナルペプチドをコードするDNA配列であって、該エキソ− シグナルペプチドは対応する野性型シグナルペプチドのシスティン残基の代シに アミノ酸Xを含有するアミノ酸配列を有し、該野性型シグナルペプチドは(a) 膜結合リポ蛋白質を形成することができ、そして(b)1個のシスティンを含む 促進領域を含有し、Xは膜結合リポ蛋白質の形成のために機能せず、そしてXに ょシ置き換えられるシスティンtri (b)の促進領域中のシスティンである ことを特徴とするDNA配列。 2、対応する野性型シグナルペプチドが細菌シグナルペプチドである請求の範囲 第1項記載のDNA配列。 3、Xが、3個よシ少ない炭素原子を含有する中性側鎖を有するアミノ酸から成 る群から選ばれる請求の範囲第2項記載のDNA配列。 4、Xがセリンである請求の範囲第3項記載のDNA配列。 5、所望の蛋白質に機能的に連結された請求の範囲第1項のエキソ−シグナルに プチドを含んで成るペプチドをコードするDNA配列。 6、所望の蛋白質が細菌エキソ被ニシリナーゼ、IL−2、又はhGHである請 求の範囲第5項記載の03 DNA配列。 7、請求の範囲第5項のDNA配列を発現するために原核生物宿主細胞中で効果 的な複製可能な発現ぺ9、請求の範囲8のベクターによって形質転換されだ組換 宿主細胞。 10、エキソ−シグナル波プチドであって、該ペプチドは対応する野性型シグナ ルペプチドのシスティン残基の代シにアミノ酸Xをぽ有するアミノ酸配列から本 質上酸シ、該野性型シグナルペプチドは(、)膜結合リポ蛋白質を形成すること ができ、そして(b) を個の7ステインを含む促進領域を含有し、そ■7てX は膜結合リポ蛋白質の形成のだめに機能せず、そしてXによシ置き換えられるシ スティンは(b)の促進領域中のシスティンであることを%徴とするシグナルペ プチド。 11、所望の蛋白質に機能的に連結されたエキソ−シグナルペプチドを含んで成 るペプチドであって、陣エキソーシグナルベゾチドは対応する野性型シグナルペ プチドのシスティン残基の代シにアミノ酸Xを含有するアミノ酸配列から本質上 酸シ、該野性型シグナルペプチドは(a)膜結合リポ蛋白質を形成する104 ことができ、そして(b)1個のシスティンを含む促進領域を含有し、Xは膜結 合IJ 、l蛋白質の形成のために機能せず、そしてXにより置き換えられるシ スティンは(b)の促進領域中のシスティンであることを特徴とするペプチド。 12 原核性宿主細胞中で請求の範囲第11項のペプチドの生産を行うことがで きる複製可能な発現ベクター。 13、請求の範囲第12項のベクターによって形質転換された組換宿主細胞。 14、請求の範囲第13項の形質転換された細胞を適当な栄養培地中で培養する ことを含んで成る所望の蛋白質配列の分泌を行うだめの方法。 ]5 所望の蛋白質の発現を得る方法であって、所望のペプチドに機能的に連結 されたエキソーングナルペプチドをコードするDNA配列の発現において効果的 な複製可能な発現ベクターによυ原核性宿主細胞を形質転換することを含んで成 シ、ここで前記エキソ−ノブナルにブチ1″は、対応する野性型シグナルペプチ ドのシスティン残基の代9にアミノ酸Xを含むアミノ酸配列を含んで成シ、該野 性型シグナルペプチドは(a) 膜結合リポ蛋白質を形成することができ、そし て(b) 1個のシスティンを含む促進領域を含有し、Xは膜結合リホ蛋白質の 形成のために機能せず、そしてXによシ置き換えられる/スティンは(b)の促 進領域中のシスティンであることを特徴とする方法。 16、Met−Lys−Leu−Trp−Phe−8er−Thr−Leu−L ys−Leu −Lys−Ly+5−Ala−Ala−Ala−Val−Leu −Leu−Phe−8er −Cys−Val−Ala−Leu−Ala−Gl y−X−Y−(Asn−Asn−Gin−Thr−Asn−Ala) (式中、Xはセリン又はアラニンであり、Yはアラニン又はプローリンであり、 そしてnは0又は1である)によシ実質土表わされるアミノ酸配列を含んで成る エキンーシグナルベグチド。 17 所望の蛋白質配列に機能的に連結された請求の範囲第16項のエギソー/ グナル・ゼゾチドt tんで成る融合ペプチド。 18、請求の範囲第17項のペン0チドをコードするDNA配列を発現するため に原核生物組換宿主網IJμ中で効果的な複製可能な発現ベクター。 19、請求の範囲第18項のベクターにょp形質転換された組換宿主細胞。 20 組換プラスミドベクターの製造方法であって、(a)、第一の親プラスミ ドを制限酵素にょシ切断して第一の線状DNA断片を得; (b) 第一の親プラスミドと実質的に相同な配列を有する第二の親ノラスミド を、第一の親ノラスミ06 ド中で切断される部位と類似する部位から少なくとも20 bp離れてた部位に おいて切断する制限酵素によシ切断して第二の線状DNA断片を得:(c)(a )及び(b)の線状DNA断片中の単鎖末端を平滑化し; (d) (a)及び(b)の線状DNA断片を単鎖DNAに分離し; (c) (d)の単鎖DNAを二重鎖DNAの形成をもたらす条件下に置き; (r) (e)の二重鎖DNAを用いてコンピテント宿主細胞を形質転換し:そ して、 (g) <f)の形り71転換された細胞を培養する;ことを含んで成る方法。
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