JPS60500670A - トランス−1,2−(ジハロホスフイノ)シクロアルカンの製造方法 - Google Patents

トランス−1,2−(ジハロホスフイノ)シクロアルカンの製造方法

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JPS60500670A
JPS60500670A JP50100084A JP50100084A JPS60500670A JP S60500670 A JPS60500670 A JP S60500670A JP 50100084 A JP50100084 A JP 50100084A JP 50100084 A JP50100084 A JP 50100084A JP S60500670 A JPS60500670 A JP S60500670A
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グリーン マルコム レズリー ホダー
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ザ ブリテイツシユ ペトロレアム カンパニ− ピ−.エル.シ−.
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明、は、トランス−1,2−ビス(ジハロホスフィノ)シクロアルカンおよ びそれらの誘導体の製造方法全般に関する。
トランス−1,2−ビス′(シバづホスフィノ)シフ化させる反応における配位 子として有用なトランス−1,2−ビス(シバ/rl−1″口カルピルホ、スフ イノ)シクロアルカンに容易に転化される。広く研究されている触媒使用の2種 の不斉合成法は、水素化とハイドロシリル化である。この触媒は、遷移金属に配 位されている光学活性な配位子を含有する。研究された反応の大部分は、金属と してロジウムを使用するが、コバル゛ト、ニッケル、パラジウム、銅などを使用 する反応も公知である。対掌的配位子は、一般にホスフィンであるが最も好′、 ッよヵ、得1pF、、7) E (i子ああ6も、)、よ1座。ビアt、Xフイ 72.+アああ。ヨ、あ、、、ギ、・、あう□云、゛′成では、ハイドロホルミ ル化およびカルドニル化であるがこれらの合成において観察される立体選択性は 、2 。
不斉水素化反応よりはるかに不満足なものであった。
米国特許明細書簡3,976,690号(スタッファ−ケミカル社)には、式、 (R1)(R2)C−C(R3)(R4〉(式中、R工、R2、R3およびR4 は、水素または炭素原子1〜10個の低級アルキルから成る群から個々に選ばれ る)のオレフィンと、Xが塩素または臭素である式PX3の三価の燐化合物とを 元素溝の存在下で反応させることによるアルカンビス−ジハロホスフィンの製造 方法が開示されている。この反応は、少なくとも自己発生圧力下、約150°C 〜約350 ’C!の温度で行なわれる。
本発明によれば、C3〜c12の環状オレフィンと式、X3 (式中Xは、塩素または臭素である)の三価の燐化合物とを、元素溝の存在下で 反応させることがら成るトランス−1,2−ビス(ジハロホスフィノ)シクロア ルカンの製造方法が提供される。
前記の環状オレフィンは、炭素原子6〜10個、さらに好ましくは5〜10個を 含有するものが好ましい。
好適な環状オレフィンには、シクロゾロペン、シクロブテン、シクロペンテン、 シクロヘキセン、ソクロヘゾテン、シクロノネンおよびシクロデセンが含まれる 。
あるいはまた環状オレフィンが、例えばアルギル基マたはハロ基のような官能基 によって置換されていてもよい。好ましい環状オレフィンには、シクロペンテン およびシクロヘキセンである。環状ジオレフィンも使用できる。
三価燐化合物は、三塩化燐が好ましい。
この反応は、元素溝の存在下で行なわれる。元素溝は、白(−!たは黄)燐また は赤燐を含む燐の普通の元素形態の任意のものが使用できる。燐は白燐形態のも のが好ましい。
この方法は、希釈剤の存在下で行なうのが好ましい。
好適な希釈剤には、脂肪族、芳香族またはハロ置換されているものでもよい炭化 水素が含まれる。好適な希釈剤の例には、べ/ゼン、トルエンおよびヘキサツカ 含まれる。あるいはまた、三価燐化合物自体を希釈剤に使用してもよい。
この方法は、実質的に無水の条件下で行うのが好ましい。窒素またはアルゴンの ような不活性雰囲気の使用もまた有利である。
反応体の相対的の量は、広い範囲に適当に変えろことができる。一般に、2〜4 モルの環状オレフィン、4〜10モルの三価燐化合物、1〜6グラム原子の膚が 好適であろう。三価燐化合物ヲ過剰に使用するのが好ましい。
この方法は、10口〜30口0c1好ましくは200〜30[10Cの範囲内の 盟度で行うのが好ましい。密閉容器を使用し、圧力は自己発生圧力から自己発生 圧力より高い200気圧まで変化できる。
この方法は、パッチ式または連続式で作業できるが連続式が好ましい。
本発明の方法の生成物は、慣用の方法、好適には分別蒸留、結晶化または溶剤抽 出によって回収され、精製されろ。
トランス−1,2−ビス(ジハロホスフィノ)シクロアルカノは、例えば好適な グリニヤール試薬のような好適な炭素求核試薬との反応によって、相当するトラ ンス−1,2−ビス(ジハイVOカルビルホスフィノ)シクロアルカノまたは、 相当するトラノスー1.2−ビス(ジアルコキンホスフイノ)シクロアルカ/の (・ずれかに転化できる。
従って別の観点からは、本発明によってトランス−1,2−ビス(ジハロホスフ ィノ)シクロアルカノとXがハイドロカルビル基またはアルコキシ基である(X )−含有炭素求核試薬とを適当な反応条件下で反応させろことから成るXがハイ ドロカルビル基またはアルコキシ基であるトランス−1,2−ビス〔ジ(X)ホ スフィノコシクロアルカンの製造方法が提供される。
好適には(X)−含有炭素求核試薬は、Xが/)イドロカルビル基またはアルコ キシ基である(X)マグネシウムハライVのようなグリニヤール試薬である。ハ イドロカルビルマグネシウムハライドのハイ10カルビル置換基は好適には、例 えばメチル、エチル、プロピルまたはブチル各基のようなアルキル基、シクロア キル基のようなシクロアルキル基またはフェニル基である。アルコギシマグネシ ウムハライドのアルコキシ置換基は、好適には例えばメトキシ基、エトキン基ま たはブトキシ基である。ハライド部分は好ましくはクロライドまたはブロマイド である。
希釈剤の使用が好ましい。好適な希釈剤には、例えばテトラハイドロフラノのよ うな酸素化炭化水素が含まれる。
この方法は、周囲温度または高められた温度および大気圧で行うことができろ。
好適には反応体を室温で混ビし、七の恢混せ吻ン還已さゼる。
トランス−1,2−ビス(ジハイドロ力ルビルホスフィン)シクロアルカノは、 慣用の方法によってそれらの個々の鏡像体に分割することがてきる。トランス− 1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)シクロペンタ/の特別の場合には、アル コール媒質中でニッケル(n)ハライドと反応させて相当するニッケル(n)ハ ライド付加物を生成させ、その後、これを例えばジクロロメタンからニッケル( II)ハライド〔トランス−1゜2−ビス(ジフェニルホスフィン)シクロペノ タノジクロロメタン〕の混晶として、結晶化に1分子のジクロロメタンを伴って 結晶化する。この後者の混晶を、(+)−(s、s)と(−) −(S 、 S  )鏡1象体への分離ば、結晶の手選によって行う。その後、(−) −(S、  S)−トランス−1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)シクロベンクンは、 その(+) −(S 、 S ) 鏡像体wンTノ化ナトリウムで処理すること によって回収できる。
かようにして得られたトランス−1,2−ビス(シハイトロ力ルビルホスフィノ )シクロアルカンの分割された鏡像体は、例えば水素化、ハイ「ロシリル化、ハ イドロカルビル基およびカルボニル化のような不斉合成における対掌性配位子と して使用することができる。
本発明を次の実施例によって説明する。
すべての製造および操作は、減圧または窒素雰囲気下で行った。溶剤は使用前に 乾燥および蒸留をした。
1、R,スペクトルは、ユニ力A (Unicam ) SF 2QQ[]装置 ビ使用し、ヌジョール マル(Nuj○I Mull ) Kよって測定した。
N −M −Rスペクトルは、実施例1゜6および8の生成物では乾燥c6D6 中で、すべての池の化合物では乾燥CD2C12中室温で測定した。このN・M −Rxベクトルは、プルカー(Bruker ) V/H3Q口KHzおよびプ ルカーAM250MHz装置に記録した。
旋光は、パーキy エルマー (perkin Klmer ) 241旋光度 計を使用し、CH2Cl2中20℃で、実施例2の生成物では1.0・ry /  cm3の濃度で、他のすべての化合物では0.1 ’9 / cx3の濃度で 測定した、単−緒晶乞亀気マイクロバランスで秤量した。
A、化合物の合成 実施例 1 1ぐスカービル(Ba5kervill )社製の1,1tステンレス鋼オ〜ト クレープ中に、三塩化燐(510g、3.92モル)、黄燐(29g、0.23 モル)および乾燥させ新たに蒸留したシクロ七ノテン(180F、2.65モル )全装填した。この混合物を撹拌し、24時間の間に温度を215℃まで上昇さ せた。混合物を攪拌しながら40時間その瀞度に保ち、次いで室温まで冷却した 。かつ色の液体生成物を乾桑テ)・ラハイドロフラノC4uuい ノしA I’  7 ” ノLJ−っ1…山tよび洗浄した。抽出物を濾過し、室暦戟圧下で余 分の揮発成分を除去した。残留の暗かつ色の液体を減圧下で蒸留した。66〜3 8°C(0,5mm/ Hg) (12,56g)で蒸留された揮発性留分は、 PC]2C!5H0(12,5g、15係)であることが分かり、第二の主要留 分け、Q、1r1m / Hg、106〜105°Cで蒸留された(109.2 9)。かっ色タール状残留物は捨てた。
第二の生成物を慎重に再蒸留し、119〜122″Cおよび0.14mHgで蒸 留された留分な集め、これが表記の純粋な化合物であることが証明された。収量 は37.5工3であった。
8 実施例 2 トランス−1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)シ乾燥テトラハイドロフラン (200c+n”)CM)、実施例1で得られたトランス−1,2−ビス(ジク ロロホスフィノ)シクロペンタン(10,1g、37.0ミリモル)を、フェニ ルマグネシウムブロマイド(テトラハイドロフラン中の1.6M溶液 150C rn3)の撹拌溶液に室温で滴下で添加した。添加の完了後、混合物を1時間還 流させた。混合物を冷却し、次いで水性塩化ア、ンモニウム(約100crrL ”、)&添加して過剰のグリニヤール試薬乞加水分解した。次に水を添加して混 合’ 、 Th’r!、L 5 L?、−、liあい。7.ア2、−ヶ6,48 100crn”)でその有機生成物を抽出し、エーテル抽出物を一緒にし、無水 硫酸ナトリウム上で乾燥した。
溶剤を減圧下で除去し、得られたクリーム色の固体を石油エーテルで抽出した。
(60〜80℃)(6×150CrrL3)。抽出物を濾過し、減圧下で濃縮し 、得られた大きい白色績A’l集め、石油エーテルで洗浄しく40〜60 T3  )、減圧で乾燥した。収量は12.5.9.77.1チであった。
乾燥したマグネシウムの削り屑(24,8F、 1.03モル)とモレキュラー シーゾ上で乾燥させた沃化メチル(125,9、!9.0.88モル)とを、ジ エチルニーチル中で反応させて570(m3の0.72 Mメチルグリニヤール (HCIに対して標定した)ン得た。脱気したテトラハイドロフラン(400C 1n”)中の実施例1で得られたトランス−1,2−ビス(ジクロロホスフィノ )シクロペンタン(27,6、!7.0.10モル)?:室温で90分間で前記 のグリニヤール試薬に添加し、さらに90分緩和に還流させた。過剰なグリニヤ ールは脱気した飽和NH,c1(135g )、次に脱気した水(135g)? 添加して慎重に分解させた。その有機層を分離し、MgSO4上で4日間乾燥さ せた。乾燥、濾過した溶液を減圧下室篩で濃縮し、うすい黄色液体を得た。全ガ ラス装置中での蒸留により、1.5mmHgにおいてす、p。
82〜86℃の無色の液体7.6.9(41%)を得た。
この化合物は、空気中では酸化に非常に敏感であるが、窒素雰囲気下では安定で ある。
無水臭化ニッケル(It) (5,1、!7.0.023モル)を水(15CT L”)中で熱して溶解させた。エタノール(105c1rL3)を添加し、緑色 の液体を濾過して不溶性のオリーブ緑色のNiOf除去して脱気した。脱気した 熱エタノール(400α3)中の実施例2で得られt、−ホスーyイン(10, 1g、0.023モル)Y、撹拌しながら60〜700cで前記の臭化ニッケル 溶液に添加した。紫赤色の微結晶生成物が溶液から急速に析出した。上澄液を濾 過により除去し、生成物を冷エタノールで洗浄しく2XIQcIn3)、号終的 に50℃で減圧乾燥し、収量は8.9g、574であった。この収量は上澄液の 容積を減少すれば増加したであろう、この上澄液は赤色であった。最初に前記の ホスフィンを溶解させるのに大容量のエタノールを必要とした。この化合物はジ クロロメタンには溶解しく約30〜/C′In3)、アセトン中にはわずかに可 溶であり、空気中で安定でメタノール(50cIn3)中に溶解させた塩化ニッ ケル(It)大水塩(1,69g、7.1ミリモル)に、熱エタノール(200 cIn3)に溶解させた実施例2で得られたホスフィン(2,87g、6.6ミ リモル)を添加した、その後実施例4と同様に続けた。収量は6.3g、72係 であった。赤橙色の化合物はメチレンクロライド中に溶解し、空気中で安定であ る。
モリブデンヘキサカルにニル(1,08,9,4,1ミリモル)と実施例2で得 られたホスフィノ(1,79、!7.4.1ミリモル)を軽質石油(b、p、  100〜120℃)中で窒素下ではげしく撹拌し暗所、105℃で6日間反応さ せた。6時間後に著しい量の生成物が現われたことは、この反応が同一条件下で 行った1、2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタンによろ類似反応よりはるか に迅速なことを示している。上層液を除去し、クリーム色の非晶質生成物を軽質 石油(100〜120℃)で洗浄し、758Cで減圧乾燥した。この操作はでき るだけ光を避けて行った。収量は2.44g、85係であった。この化合物は固 体、溶液共に感光性であり、日光では急速に黄変し、また空気にも敏感であり灰 緑色に変ったっこの化合物はジクロロメタンおよびトルエンには可溶である。こ の化合物のジクロロエタン溶液を窒素雰囲気中で徐々に蒸発させるとかなり大き い結晶が生長する。
無水の臭化ニッケル(n) (1,67,9,7,6ミリモル)を水(5cIn ”)中で熱して溶解させた。エタノール(50錦3)を添加し、緑色の溶液乞濾 過して不溶性のNiOY除去し、脱気した。脱気エタノール(354”)中に溶 解させた実施例3で得られたホスフィン(1,35g、7.1 ミリモル)を撹 拌しながら60〜70’Cで臭化ニッケル溶液に徐々に添加した。溶液は直ちに 濃い(実施例4)よりエタノール中にはるかに多く容解した。この濃い赤色の液 体を減圧および一6O0cに冷却下で12時間で約20ぼ3に儂縮した。赤橙色 の結晶を分離し、集めて冷エタノールで洗浄しく2X213)、最終的に50° Cで減圧乾燥した。収量は1.2i、61白燐(30,7g、0.25モル)、 脱気した三塩化溝(515p 67モル)および再蒸留したシクロヘキサン(2 05,5g、2.5モル)を窒素雰囲気下で1tの高圧オートクレーブに入れた 。最初のろ0時間の間に温度を徐々に225℃に上昇させ、反応混合物をはげし く撹拌しながら同説度に44時間維持した。最大圧力は12気圧であった。生成 物を脱気したテトラハイドロフラノ(4[]01”)でオートクレーブから移し 、混合物を濾過し、減圧下50°Cで溶剤を除去して透明な暗かつ色帖稠な液体 を得た。この化合物の製造の際には、反応期間の後にオートクレーブ中に必ず約 15〜20gの倣細に分割された赤燐が存在した。まり未反応のシクロヘキサン および三塩化溝の存在の形跡があった。10インチの管を有する全ガラス装置に よ62.0 mm / Hgにおける蒸留で11!M(60〜65°C)および 38.9 (123〜125°c)の留分な得た、後者は所望のテトラクロライ ドであり、空気に敏感な粘稠な液体である。
実施例 9 ジエチルエーテル中の560crn3の0.64 Mフエルマグネレウムプロマ イドにテトラハイドロフラノ(40OCm3.) k r&加した。テトラハイ ドロフラン(350Cm3)中の実施例8で得られたテトラクロライド(25, 1g、0.088モル)を2時間の間に前記のグリニヤール試薬に滴下で添加し 、さらに1.5時間還流するまで熱した。この混合物を室部に一装置き、脱気し た飽和NH,al(165& )と脱気した水(185g)とで過剰のグリニヤ ール試薬を慎重に分解させた。
NH,CIの添加後に存在する大量のクリーム色の沈殿物は水の添加によって再 び溶解した。混合物をはげしく振とうしうすい黄色の有機層ヲNa2S○4上で 2日乾燥させた。揮発性溶剤を減圧下で除去し、うすい黄色ろう状固体が残った 。脱気した軽質石油(b、p、 100〜120℃)中での再結晶によって白色 固体乞得た、これを減圧乾燥した。収量は19.、l、49%であった。トルエ ンからの再結晶も可能であり、結晶が得られる。この結晶乞使用して結晶分析を 行った。この固体化合物は空気中で安定であるが、溶液中では空気に敏感である 。
実施例10 無水臭化ニッケル(■)(3,25g、14.8ミリモル)を水(25CrrL ”)中で熱して溶解させた。エタノール(15013)を添加し、緑色溶液を濾 過して不溶性オリーブ緑色のNi、Oを除去し、脱気した。実施例9で得られた ホスフィン(5,83g、12.9ミリモル)を熱エタノール(24Ocm”) に溶解し、60〜700Cで撹拌しながら徐々に臭化ニッケル溶液に添加した。
溶液は直ちに(濃赤色になり、紫赤色微結晶生成物が急速に沈殿した。赤色の上 層液を濾過によって除去し、生成物を冷エタノールで洗浄しく2×15Crn3 )、50℃で減圧乾燥した。収量は4.98&、57%であった。
この化合物はジクロロメタンに可溶であり(約35■/Crn3)、アセトン中 には僅かに溶解し、空気中で安定である。
実施例11 クロヘキザノニッケル(II)クロライドエンノール(125c711”)中に )容解させた塩化ニッケル(II)六水塩(0,94、!?、3.90ミリモル )を、熱エタノール(2501”)中に溶解させた実施例9で得られたホスフィ ン(1,7g、3.93 ミリモル)に添加し、その後の製造は実施例1oのよ うに続けた。収量は、1.6!l、61%であった。この赤橙色化合物は、ジク ロロメタン中に溶解し、空気中で安定である。
実施例12 クロヘキサンモリプデノテトラヵルボニルモリブデンヘキサカルざニル(1,2 2、!i’、4.6 ミ!Jモル)を、軽質石油(100〜120’c)中の、 実施例9で得られたホスフィン(2,1ろ、?、4.7ミリモル)と暗所100 ℃で不活性雰囲気下はげしく撹拌しながら6日反応させた。類似体のシクロペン タンホスフィンとの反応と一様に6時間後でも相当な反応の徴候があった。上層 液を濾過によって除去し、クリーム色の非晶質固体を軽質石油(b、p、 10 0〜120℃)で洗浄し、75°Cで減圧乾燥した。収量は2.68 g、81 %テアッた。この化合物は、ジクロロメタンおよヒドルエンに溶解する。この化 合物のジクロロメタン溶液を窒素雰囲気下で徐々に蒸発させると大きい結晶に生 長する。この化合物は感光性であり、固体または溶液中で日光により急速に黄色 になり、また空気にも敏感で灰青色に変る。
実施例1〜12の生成物の元素分析、N−M−Rスペクトルデータを第1表に示 す。
選択した赤外スにクトルデータを第2表に示す。
第1表中において: Δ ()内は計算値である。
二 化学シフト(デルタ)、相対強度(多重度)〔別記しない限り 、T(H− H)はJmH2である〕の記号で示す。
且 C6D6 中における。
生 CD2C1゜中における。
二 結晶化に使用した溶剤CH20121モルを含有する。質量スペクトルは、 イオンC29H28BrNIP2+に相当する最大パンVをM/e = 577 に示す。
第 2 表 28 ジクロロメタンからの結晶化の際、トランス−ビス(ジフェニルホスフィン)シ クロペノタンニッケル(n)ブロマイド・CH2Cl2 錯体が鏡像体として純 粋な結晶に自動的に分割した知見に基づいて、この現象がかなり一般的なものか どうかを確めるために前記の錯体1.遊離配位子および関連する錯体についてさ らに測定(110個の個々の測定が含まれる)を行った。
単一結晶、ある例では結晶のクラスターに砕いた単一結晶片を顕微鏡下で選別し て、アルミニウムボート中でQ、Q Q 1 +号まで蝉量したユ金暎錯仕で使 甲した結晶は、一般に約1.0・ザであったがo、i mgの小さい結晶で良結 果が得られた。実際に、非常に大きい単結晶(300m&)では反対の鏡像体の 結晶上での生長物を含有する機会が大きくなる証拠がある。選定した結晶を多孔 質ガラス漏斗上で少量のCH2Cl2で迅速にすすぎ洗いし、吸引によって溶剤 を除去した。全測定はジクロロメタン中20℃で行った。前記の金属錯体の吸光 度が高いためかなり希釈する必要があった、0.1.N9の化合物/ cm3溶 剤、すなわち、文献で使用されているratで表わすと0.019/1oocm 3a剤、C−〇、01であった。この低濃度では、特に低い測定旋光29 顛剛 0−50067G (9) 度において結果に若干のばらつきを生じた。
比旋光度は次式、 (式中、α一度で表わした測定旋光度 1−セルの通過長am、 C−濃度、E! / 100cm”、 テアル)から計算した。
トランス−1,2−4”ス(ジフェニルホスフィノ)シクロペンタンニッケルブ ロマイド(秤量した結晶中に1モルのCH2Cl2を含有する)についての測定 (括クロペンタンニッケルクロライド 結晶’l CH2Cl2から生長させたが、元素分析では結よってこの化合物は ラセミ結晶または鏡像体的に純粋な化合物の団塊のいずれかであることが示唆さ れた。
結晶の一定のバッチから、あるものは「α」=0であり、他のものは光学活性を 示した。この化合物の結果を次に示す(測定した異種の試料数を括弧内に示す) 本明細書に前記したように、トランス−1,2−ビス(ジフエ・ニルホスフィン )シクロペンタンは、シアン化合物との反応によってNiBr2錯体がら遊離さ せることができる。チオシアネートを使用する同様な方法によって、Br4配位 子と置換させることによって2個の5CH−配位子を有するホスフィン−ニッケ ル錯体が得られた。典型−的な実験を下記に示す。
覆いをした結晶化用皿(直径123mm)中のCH2c12溶液から一定温度( 22°C)における遅い蒸発によって生長した2個の単結晶(107,9m9. 63.5)N9 )を顕微鏡下で同じ鏡像体として選んだ。旋光性測定用として 各結晶の角tけづり落した( i、442ダ、1.124m))。シュレンクフ ラスコ(250α38t)の底部で2個の大きい結晶(合計168.89)をガ ラス棒で砕いた。このフラスコにシアン化ナトリウム(0,601fりと撹拌棒 とを入れ、空気乞窒素雰囲気と置換した。
脱気したエタノール(14,3g)’&添加し、混合物を緩和に温めながら2時 間はげしく撹拌すると赤色の結晶性ニッケル錯体が徐々に消失し、黄白色の懸濁 固体が残った。減圧下でエタノールを除去し、残留固体を減圧下で乾燥させた。
その固体に脱気したベンゼンを添加しく3×10crn3)、各添加後に混合物 を振りまぜ、そのベンゼン抽出物を濾過により第二番目のシュシンクフラスコ中 の窒素雰囲気中に取出した。6回の抽出後にN1(CN)2の5すい黄色残留物 が残った。減圧下でベンゼン乞除去すると白色固体が残り、これを減圧乾燥した 。収量は79.5ηl117,714であった。
この実験のニッケル錯体と3糧の遊離ホスフィンの旋光データを下記に示す。ニ ッケル錯体の(−)−R1R鏡像体を使用したが、旋光記号の異なる遊離ホスフ ィンの(4−) −R、R鏡(縁体が得られたことに留意されたい。
旋光測定と共に行った結晶学的測定によって前記の金属錯体の旋光の記号および 構造を確認した。
ホスフィン 9.120 II II 十0.163 +17ボスフイン 6. 481 /J /r +0.115 +1762 C2,H28P2、M= 438、三斜晶系、空間群Pi、a= 10、ろ 2  5 (3)、 1)=14.668 (5) 、 C二17.817(4)オ ングストローム、α−110,465(2)、β−92,98ろ(6)、γ−9 9,786(3)’、U=2422オ7り7. l−Cl−A3、Z=4、D。
= 1.209cm−3゜10 162反射強度は、グラファイト単色光1.l l0−K(i照射を使用するCAD−4回折計によって測定した(2×θ最犬=  56°)。v7アイノメント(refinement)には6655個の独立 回折ピーク〔ろσ(I)以上のI〕を、吸収しμ(Mo−K(1ノー1.97− ’ Jvこ幻して抽圧せずに使用した。構造は、直接法〔マルタン(Multa n)−80〕とフーリエ(Fourier )合成との組合せを使用して解析し た。これは通常の7トリノクスに近似の大きいブロックに対してカスケード法に よってリファインした。すべての非水素原子は異方性状にリファイノし、次いで 水素原子を幾何学的に配置した(C−H=1.0オングストローム)。最終的R −価は0.039(Rw−口、044 )である。
結晶構造は、はっきりさせるためフェニル水素原子を省略して第1図に示す。選 定された距誰および角度は: 0 (1) −F (1) 1.858 (2) 、C(2) −P (2)63 特表昭GO−51JO670(10)1゜86 7(2)、C(1) −C(2) 1.544 (3)オングストローム; P  (1) −c (1) −c (2) 109.8 (F)、P (2)−C (2) −〇 (1) 1 09.2 (2)、C(3) −C(2) −C( 1) 1 02.9 (2)、C(2) −C(1) −C(5)5103.7  (2)である。立体配置は、(s、s)である。
C29H28Br2NIP2CH2C12、M=741.9、単斜晶系、空間群 P21、a = 8.612 (2)、b =14.996 (4)、C=11 .819 (2)オングストローム、β−97,616(2)0、u = 1. 513オングストローム3、Z=2、DC=1.6591.3ニア 7 ’Z、 AF+反M a u 1、・t ゲ57 了イト単色光MO−Kα照射を使用し 、CAD −4回折計て測ピーク(ろa (1)以上のI)乞リファインノット に使用した。構造は、直接法(マルクン−80)およびフ−−IJ工合成との組 合せを使用して解近した。正常のマトリックスに近似の大きい塊を使用してリフ ァイノした。非水素原子のすべては異方性状にリファイノし、次いで水素原子を 幾何学的に配置した(C−H−1,0オングストローム)。構造の1喚性は、1 極性因子(Po]、ar工ty Factor ) i D、0ジヤース(Ro gers )、Aeta Crystalloger、、 5ect、 A、1 981 、 ろ7.7ろ4参照)をソファイニングすることによって測定した。
その原点はyシフトの合計が0と束縛す委ことによって定義した。335パラメ ータの最終のりファイノメントによりR−01口ろ6 (Rw = 0−048  )および1、o 2 (2)の極性になった。
分かり易すいようにフェニル水素を省略した結晶構造を第2図に示す。選定され た距離および角度は:Ni−Br (1) 2.336 (1)、Ni−Br  (2) 2.347 (1)、N1−p (1) 2=178(1)(1)、N i −p (2) 2.158 (1)、P (1) −C(1) 1.843  (5)、P (2) −C(2) 1.829、C(1) −0(2) 1. 535 (7)オングストローム;Br−Ni−Br94.91 (3)、Br  (1) −Ni−p(1) 92.10(4)、Br (2)−N1−p ( 2)86.84(4)、P(1)−N1−P(2)88.ろろ、 P (1)  −〇 (1) −C(2) 105.7(4)、 C(i)−C(2)−P ( 2) 1 07.0 (4)0である。
立体配置は、(R,R)である。
メタノール中の化合物(Rh (1,5−CsH工2)C1〕2(0,21,9 ,8,7ミリモル)を、(S、S)1ランスビス−1,2−(ジフェニルホスフ ィン)クロロにメタン(0,6E1.8.7ミリモル)で処理し、該混合物を1 5分撹拌した。雰囲気乞水素で置換し、メチル(N−ペッツイル)ヂハイドロフ ェニルアラニノ(0,122g、0.46ミリモル)を添加した。混合物を12 時間撹拌した。減圧下で溶剤を除去し、転化の完全度を確認するためその談エス テルを分析した。生成物を水酸化す) IJウム溶液(1,Q M、5ホ” ) 中に溶解させ、クロロホルムで洗浄した(2X5C7n3)。
この溶液を、次いで、儂塩酸で酸性化し、ジエチルエーテルで抽出した(ろ×1 0c1n3)。そのエーテル層を水で洗浄しく2XIDα3)、無水硫駿マグネ シウム上で乾燥させた。溶剤を減圧下で除去し、残留物の旋光を測定した。残留 物は、また次のように誘導体のN、N−ジメチルアミドに転化したニジクロロメ タ7(7,5Crn” )中の前記の生成物酸(0,5ミIJモル)に撹拌しな がら塩化オキサリル(0,25g、2’−リモル)を添加した。1時間後、その 溶液7減圧下て蒸発させ、再びジクロロメタン(5CTn”)中に溶解させ、減 圧下で再び蒸発させた。残留物を乾燥したジクロロメタンに再び溶解させ、ジメ チルアミンm液(70%、2.5cm’ )を口゛Cで徐々に添加した。5分麦 に層に分離した、その有機層を飽和水性塩化すl−1)ラム(2×5儒3)、水 (2X5an3)で洗浄し1.暉水炭璽カリウム上で乾燥させ、威圧下で溶剤を 除去した。
トリス(ローヘゾタフルオロプチリルーd−力/)ァラト)ユーロピウム(II I’)の存在下のプロ゛、トンn 、m 、r 。
スペクトル(CCl4.9QMHz )において前記のジアステレオマーアミド 錯体のα−Me二重線は分裂する(δ−0,25ppm )ので、分離された異 性体の、漬分によって生成物鏡像体過剰は容易に測定される。鏡像体過剰は10 0チであった。
実施例18の方法を繰返した。鏡像体過剰は10口係であった。
国際調査報告

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.03〜Cよ。環状オレフィンと式、飯 X3 (式中、Xは塩素または臭素である)の三価燐化合物とな、元素燐の存在下で反 応させることを特徴とするトランス−1,2−ビス(ジハロホスフィノ)シクロ アルカンの製造方法。 2、 前記の環状オレフィンが、05〜C工。環状オレフィンである請求の範囲 第1項に記載の方法。 5、M記の環状オレフィンが、シクロペンテンfたはシクロヘキセンのいずれか である請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。 4、前記のトランス−1,2−ビス(ジハロホスフィ、/)シクロアルカンと、 Xがハイドロカルビル基またはアルコキシ基であるX−含有炭素求核物質とを、 適切な反応条件下で反応させて、Xがハイドロカルビル基またはアルコキシ基で あるトランス−1,2−ビス〔ジ(X)ホスフィノクシクロアルカンを生成させ る前記の請求の範囲の任意の1項に記載の方法。 5、 前記の(X)含有炭素求核物質が、アルコキシマグ坏シウムハライドまた はハイドロカルビルマグネシウムハライドのいずれかである請求の範囲第4項に 記載の方法。 6、前記のハイドロカルビルマグネシウムハライドのハイドロカルビル基換基が 、アルキル基、シクロアルキル基またはフェニル基である請求の範囲第5項に記 載の方法。 Z 前記のハライV部分が、クロライytたはプロマイ−のいずれかである請求 の範囲第5項または第6項に記載の方法。 8 第1工程においてシクロペンテ/と三価燐化合物とを反応させてトランス− 1,2−(ジハロホスフィノ)シクロペンタンを生成させ、第2工程において前 記の化合物とフェニルマグネシウムハライドとt反応させてトランス−1,2− ビス(ジフェニルホスフィノ)シクロペンタンを生成させ、その後に該化合物ト ニッケル(Iり/1ライドと乞了ルフール性媒質中で反応させて相当するニッケ ル(It)ハライド付加物乞生成させる前記の請求の範囲の任意の1項に記載の 方法。 9 前記のニッケルCIl’)ハライr付加物を、ジクロロメタンから結晶させ て、ニッケル(It)ハライド〔トランス−1,2−ビス(ジフェニルホスフィ ン)シクロペンクンクジクロロメタンの(+)−(S、S)と(−)−(SO8 )鏡像体との混晶乞生成させる請求の範囲第8項に記載の方法。 10 前記の(+)−’(’S、’ S )”’4像体を混晶から分離し、ンア ノ化ナトリウムで処理して(−) −(S、 S) −)ランス−1,2−ビス (ジフェニルホスフィノ)シクロペンタンを回収する請求の範囲第9項に記載の 方法。“11.Xカハイドロカルビル基またはアルコキシ基テあるトランス−1 ,2−ビス(ジ(X)ホスフィノ)シクロアルカンな、(、+) −(s、 s )と(−) −(S、 S)鏡像体とに分割する請求の範囲第4〜7項の任意の 1項に記載の方法。 12、請求の範囲第11項に記載の(+)’ −(S、S)および(−) −( s、 5)l(保体の不斉合成における対掌性配位子としての使用。 13、前記の合成が、水素化、ハイドロシリル化およ15、前記のアルカ・ン部 分゛が、3〜12個の炭素原子を含有し、Xがハイドロカルビル基またはアルコ キシ基のいずれかであるトランス−1,2−ビス〔ジ(X)−ビス〔ジ(X)− ホスフィノ〕シクロアルカンの(+) −(8% S)鏡像体。 17 請求の範囲第15項に記載のトランス−1,2−ビス〔ジ(X)ホスフィ ノ〕シクロアルカンの(−)鏡像体。
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