JPS6049473B2 - 煮干原魚連続処理装置 - Google Patents

煮干原魚連続処理装置

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JPS6049473B2
JPS6049473B2 JP58000724A JP72483A JPS6049473B2 JP S6049473 B2 JPS6049473 B2 JP S6049473B2 JP 58000724 A JP58000724 A JP 58000724A JP 72483 A JP72483 A JP 72483A JP S6049473 B2 JPS6049473 B2 JP S6049473B2
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JP
Japan
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fish
section
tank
raw
raw fish
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JP58000724A
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JPS59125868A (ja
Inventor
博之 岡本
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KANEYASU KK
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KANEYASU KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は煮干の製造作業において漁船よりの水揚げ、
雑魚の除去、簀枠への抄製によるウロコ取り作業を連続
して行う煮干原魚連続処理装置に係る。
イワシがキビナゴ等を原料とする煮干製品は、大量漁
獲された原料魚を新鮮な状態で水揚し、大型の魚やカニ
、イカ等の雑魚を取り除き、水切りネットと木枠て構成
される簀枠上に均一に分散抄製し、洗浄することで不要
なウロコを取り除き海水にて煮熟後天日や乾燥機て乾燥
して得られるが、この作業は機械化が困難とされ現在す
べて人力に頼つている。
本発明の全体を第1図について説明すると、魚槽もし
くは収魚タンクAに貯えられた魚を揚魚部Bを介して水
と一緒に吸上げ、選別部Cに圧送する。
選別部Cは圧送された魚と水を、雑魚は雑魚タンクに水
は回収タンクヘと分離し、原料魚のみ簀枠への抄製部D
に供給する。 抄製部Dは選別された原料魚を簀枠へ均
一に分散抄製する。
簀枠搬送部Eは原料魚を抄製され、洗浄される簀枠を搬
送する。洗浄部Fは原料魚を抄製された簀枠に大量の圧
力水を落下し、魚体の洗浄とウロコ落しを行う。 本発
明によれば、作業者は吸上げホースと戻り水ホースを魚
槽にセットすれば以後は簀枠搬送コンベアーヘの簀枠の
供給と、原料魚を抄製され洗浄された簀枠の取り出し作
業のみて前述のすべての作業を自動的に行うことが可能
となる。 以下本発明の各部を示す実施例を第2図〜第
9図について詳細に説明する。
1は原料魚の水上げと移送用の魚タンクで公知の方法
て魚槽内の魚を水とともに吸上けし圧送するためのもの
である。
すなわち真空ポンプ2によりタンク内が吸気されると魚
槽内の魚は水とともに吸込管3を通じ魚タンクに吸上げ
られる。魚タンクが充満すると切換弁4が作動し、真空
ポンプは吸気から通気に切換えられる。魚タンクには逆
止弁5、5’が取り付けてあり、魚と水は一方向しか移
送されないため、通気によりタンク内の魚と水は吐出管
6に押し出される。 吐出管6で圧送される魚と水は吐
出口7より選別槽8に吐出する。
選別槽8は第5図に明らかなように前方に傾斜して設け
られた揺動ふるいであつて雑魚除去格子9と水切格子1
0、原魚ストッパー兼用タンパー11で構成され、選別
槽架台12に揺動自在に支持されている。雑魚除去格子
9は魚の移送方向と平行に原料魚中の大型雑魚を除去し
うる間隙に並べた棒鋼もしくは鋼管で構成され、水切格
子10は同様に原料魚を通過させない程度の間隙に並べ
た棒鋼で構成される。装置稼動中は揺動モーター13、
連結棒14,14″により選別効果を高め、原料魚の格
子への目づまりを防ぐために魚の移動方向つまり前後方
向と直角方向に揺動する。
原魚ストッパー兼用タンパー11は吐出口7から大量の
魚が吐出される際魚同士が重なり合つて滑走し、選別さ
れぬまま雑魚シュート16に送られることを防ぐため切
換弁4と連動し、吐出が吸込に変つた時点て駆動モータ
ー15により回転し制止した魚を通過させ再びストッパ
ーの状態に戻る。選別槽によつて選別された原料魚中の
大型魚は、雑魚シュート16により雑魚タンク17に分
離される。
また選別槽を通過した水は通常鮮度保持のため冷却水と
なつているため、収水シュート18にて回収タンク19
に集められ戻リボース20にて魚槽に戻される。水切格
子上に選別された原料魚は、適度の斜度と揺動により抄
製部のホッパー21に落下する。
このホッパー21は、第6図に明らかなように、1つの
吸込管ロータリーフィーダーであつて、内面上縁に散水
管22が取り付けてあり、回収タンク19接続する揚水
ポンプ23によりホッパー内の原料魚の鮮度保持と適度
の流動性を与え.るため散水する。ホッパーの下部は水
切格子2牡供給口25、供給用羽根車26て構成される
。水切格子24は散水管による散水てホッパー内の原料
魚が過剰な流動性を持たないよう、すなわちあふれ出な
いために散水に応じた水抜きのた!めてある。供給口2
5は簀枠の巾一杯に均等に落下させるため抄幅に応じた
長方形状を有する。供給用羽根車26は原料魚の落下を
防いでいるが、回転中に水切格子24と羽根間て魚体を
切断しないようほぼ魚体の厚さ程度間隙をもつて取り付
けくられている。抄製部は羽根車駆動モーター27を駆
動することにより、供給口25より原料魚を供給し、こ
の魚種、簀枠の差異による供給量の調整は、駆動モータ
ー27の回転速度並びに回転時間を変更することで容易
に行われる。
28は搬送用コンベアーで、第6図に示す簀枠29を搬
送する。
なお、第2図において30はコンベアー上に簀枠を位置
決めするガイド、31は光電管あるいはリミットスイッ
チ等を用いた簀枠の検出装置で、簀枠の近接を検出し、
供給用モーター27を起動する。供給用モーター27は
あらかじめ設定された回転速度と回転時間で通過するL
簀枠に原料魚を投下したのち次の簀枠の検出まで停止す
る。原料魚を抄製された簀枠は搬送コンベアー28によ
り洗浄部に送られる。
洗浄部には第7図に明らかなように、搬送コン・ベアー
に平行して2本の■ベルト32,32″がコンベアーの
搬送面より適度に高く張られており、駆動モーター33
にコンベアーの移送速度より若干遅い速度て回転してい
る。
洗浄部に到達した簀枠はこの2本のベルトによ・りコン
ベアー面と適度の間隙を保ちつつ移送される。
■ベルト32,32″による搬送部の上部には洗浄用海
水タンク34があり、揚水ポンプ35で送られる海水が
底面に均等に設けられた散水孔より常時圧力水となつて
落下している。
■ベルト上をコンベアー面と適度の間隙をもつて移送さ
れる簀枠上の原料魚は、この圧力水によつて洗浄され、
不要なウロコを取り除かれる。
取り除かれたウロコ並びに洗浄水は簀枠がコンベアーと
密着していないが故に簀枠を通過したのちコンベアー面
に当りその後左右に分れて排出される。すなわち簀枠を
持上げる意味は洗浄水が簀枠上に貯らないためで、この
工夫により抄製された原魚はその配置をみだされず、ま
た剥離したウロコはネットを通過してコンベアー上に排
出される。またコンベアーの搬送とは別の駆動モーター
を用いているため洗浄時間のコントロールが可能となる
。こうして洗浄面を通過した簀枠は搬送コンベアーの端
部に運ばれ、次の工程へと搬出される。なお抄製部には
そのホッパー内にレベルスイッチが設けられており、貯
蔵量が減れば揚魚装置を稼動させ、満タンになると停止
させる自動制御機能を有する。本発明は上記の構成より
なり、取扱材料がわすかの外力により損壊しやすく、ま
た水分が少い状態では相互にからみ合つて団塊状になり
やすいものてあるため、在来のふるい分け装置、定量供
給装置では取扱が困難とされていたのを、前記したよう
に選別槽8としては揺動ふるいをその揺動を横方向に行
わせ、かつ原魚ストッパー兼用タン7バー1を付設した
特異の構造とし、また抄製部ではロータリーフィーダの
ホッパー21内面と供給用羽根車26外周との間に魚体
がはさまらないように間隙を設けるとともに多量の散水
を行いつつ簀枠29上に供給することによつて、それぞ
れ解決したものであつて、しかも各装置は相互に連動さ
れているため極めて効率的な作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例を示し、第1図は全体説明図、
第2図は平面図、第3図は側面図、第4図は正面図、第
5図は選別槽の斜面図、第6図は抄製部の側面断面図、
第7図は洗浄部の斜面図てある。 A・・・・・・魚槽、B・・・・・・揚魚部、C・・・
・・・選別部、D・・・・・抄製部、E・・・・・・簀
枠搬送部、F・・・・・・洗浄部、1・・・・・・魚タ
ンク、2・・・・・・真空ポンプ、4・・・・・・切換
弁、5,5″・・・・・・逆止弁、8・・・・・・選別
績、9・・・・雑魚除去格子、10・・・・・・水切格
子、11・・・・・原魚ストッパー兼用タンパー、13
,15・・・・・・減速モーター、21・・・・・・ホ
ッパー、22・・・・・散水管、26・・・・・・供給
用羽根車、28・・・・・・搬送コンベアー、31・・
・・・・検出装置、34・・・・・・洗浄用海水タンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 魚槽もしくは収魚タンクから魚を水と共に吸上げて
    移送する揚魚部、圧送された材料から原魚を取り出す選
    別部、この原魚を簀枠上に均一に分散する抄製部、さら
    に抄製された簀枠の搬送部および洗浄部からなり、これ
    ら各部は互に連動して作動するとともに、上記選別部は
    雑魚除去格子の上面に材料の給送に応じて開閉する原魚
    ストッパー兼用ダンパーを備えた横方向に往復動する揺
    動ふるいとして形成され、また抄製部はホッパー内面と
    供給用羽根車外周縁との間に魚体がはさまらぬ程度の間
    隙が設けられ、かつホッパー内面上部に散水管が付設さ
    れたローターフィーダーで構成されている煮干原魚連続
    処理装置。
JP58000724A 1983-01-06 1983-01-06 煮干原魚連続処理装置 Expired JPS6049473B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58000724A JPS6049473B2 (ja) 1983-01-06 1983-01-06 煮干原魚連続処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58000724A JPS6049473B2 (ja) 1983-01-06 1983-01-06 煮干原魚連続処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59125868A JPS59125868A (ja) 1984-07-20
JPS6049473B2 true JPS6049473B2 (ja) 1985-11-01

Family

ID=11481688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58000724A Expired JPS6049473B2 (ja) 1983-01-06 1983-01-06 煮干原魚連続処理装置

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JP (1) JPS6049473B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59143565A (ja) * 1983-02-04 1984-08-17 Kyoei Zoki Kk 小魚を均一に供給する装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59125868A (ja) 1984-07-20

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