JPS6046442B2 - 数値制御装置の原点位置の補正方法 - Google Patents

数値制御装置の原点位置の補正方法

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JPS6046442B2
JPS6046442B2 JP49143260A JP14326074A JPS6046442B2 JP S6046442 B2 JPS6046442 B2 JP S6046442B2 JP 49143260 A JP49143260 A JP 49143260A JP 14326074 A JP14326074 A JP 14326074A JP S6046442 B2 JPS6046442 B2 JP S6046442B2
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JP
Japan
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machine
numerically controlled
origin
zero point
controlled machine
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JP49143260A
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JPS5169773A (en
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寿子 香川
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は数値制御装置の原点位置の補正方法に関する
ものである。
以下の説明では数値制御機械をNC機械、数値制御装置
をNC装置と称称する。
普通このような装置においては、電源を投入する際、N
C装置の座標系の零点(原点)とNC機械系の零点(原
点)との同調はとれていない。このため、まずNC機械
をその零点に復帰させ、NC装置の現在点を零点とみな
すようにしている。この機能を遂行するため、NC機械
の零点を検出する位置検出器が必要である。
この位置検出器としては例えばレゾルバとリミットスイ
ッチを組合せたもの、インダクトシンとリミットスイッ
チを組合せたもの、又、ソニー社からマグネスケールと
して販売されている磁気的検出装置とリミットスイッチ
を組合せたもの、或はレーザを応用したもの等が使用さ
れる。なお上記リミットスイッチは、NC機械の可動側
がNC機械の零点近傍にきたときにある信号が生ずるよ
うに設けられ、この信号を以下エアゼロ信号と呼ぶ。
上記位置検出器として、ここでは経済的な理由によりレ
ゾルバとリミットスイッチを組合せたものを使用する。
以下の説明では周期的に生するレゾルバの原点(零点)
をグリッド点と呼び、機械jの零点■と呼ぶ。NC機械
をその零点MZに復帰させるために、NC装置はNC機
械をその零点MZの方向に動かすと同時にNC装置のグ
リッド点を常に監視する。NC装置のグリッド点が検出
されるとNC機械の動きを一旦停止させる。このため口
こは、NC機械の零点MZとNC装置のグリッド点の一
致が必要である。従つて、NC機械の零点MZが固定さ
れているシステムでは据付け時に機械の零点■とNC装
置のグリッド点を物理的に一致させなければならない。
この調整作業は複雑な上、一度設定した後もNC機械の
零点位置又はNC装置のグリッド点がずれてきた時には
再び調整しなければならず、やつかいであつた。従来N
C機械の零点MZとNC装置のグリッド点を対応させる
ために次の方法をとつていた。
すなわちレゾルバの取付装置、角度等を調整してNC機
械の零点■とNC装置のグリッド点を物理的に一致させ
る方法である。この方法について第2図を参照して説明
すると、いま上記したリミットスイッチによりイに示す
ごとくニアゼロ信号を生じ、NC機械の零点MZ力知に
示す位置にあるとする。
すると、調整前のレゾルバのグリッド点は1に示すよう
に零点MZに対してレゾルバの取付時の回転角度により
、1サイクル内の不特定の位置となる。そして2に示す
ようにレゾルバの取付角度を調整してレゾルバの取付角
度を調整してレゾルバのグリッド点と零点■と一致させ
る方法である。上記の方法は機械的な精密さが要求され
るため技術が必要であり、かつ複雑な調整となる。
この発明の目的は上記の欠点を除去し、NC装置のグリ
ッド点の調整を簡単に行うこと.力くでき、且特殊な技
術を必要とせず任意に補正できる原点位置の補正方法を
得ることにある。以下本発明の一実施例を図面を参照し
て説明するが、はじめに第1図により本発明の制御対象
である数値制御装置について説明する。
図に於いて1は被制御機械即ちNC機械で、2はNC機
械1の.各軸に付属する駆動用モーターである。3はモ
ーター2の駆動制御装置である。
4はNC機械1及びモーター2に付属する位置検出器で
ある。
上記装置を制御するため、オペレータが制御データを設
定する操作盤5、この操作盤5から入力される.ミニコ
ンピュータ及びミニコンピュータ指令を駆動制御装置3
に与え、又位置検出信号をコンピュータに帰還させるイ
ンターフェイス7を設ける。上記位置検出器4としては
上記した従来と同様にNC機械1の可動側の移動方向に
おいて一定距離ごとに定義されるグリッド点を持つ例え
ばレゾルバと、これ以外に例えばNC機械1の可動側に
固定されているドグ(図示せず)と、NC機械1の固定
側に固定されているリミットスイッチ(図示せず)とか
ら構成されており、ドグが移動してリミットスイッチに
当接してリミットスイッチが閉路することにより、NC
機械1の位置がわかるようになつている。この場合、リ
ミットスイッチが動作したときとNC機械1の零点とが
一致するように調整できれば理想的であるが、実際には
困難であるのでニアゼロ点(このことをニアゼロ信号発
生時)となつていることが多い。このようなことから本
発明では以下のようにし)たところに特徴を有する。
これについて第3図を参照して説明する。すなわち、N
C機械1の据付け時にその零点W又はNC装置のグリッ
ド点が変化した時には、第3図イに示すニアゼロ信号が
出た後、ハに示す最初のグリッド点からNC機械1門の
零点■までの距離を予め(NC機械1を駆動させて実際
の作業に入る前に1回)測定し、これをコンピュータ6
の記憶装置にホに示すようにシステムパラメータとして
記憶させておく。しかして、NC装置とNC機械1との
同調をとる時、オペレータは操作盤5から原点復帰の指
令をコンピュータ6にする。
この時コンピュータ6はインターフェイス7に対してN
C機械1を零点MZの方向つまり原点復帰方向に移動さ
せる指令を出す。かくしてインターフェイス7は、駆動
制御装置3及び駆動モーター2を制御してNC機械1を
動かし、ニアゼロ信号が発生した最初のグリッド点位置
で止める。このとき、上記コンピュータ6の記憶装置に
記憶されているシステムパラメータだけ上乱べC機械1
を移動させると、インターフェイス7はNC機械5を直
ちに停止させる。そしてインターフェイス7はコンピュ
ータ6に移動完了の信号を送る。このようにして現在の
位置(二に示すNC機械の座標が)をNC装置の原点す
なわち零点を補正する。なお、この発明は計算機組入の
NC装置即ちCNCシステムに特に有用であるが、他の
CNCシステムにおいても実施可能である。
又この発明は計算機械のないNC装置で同じ論理をIC
で作ることも可能である。更にロボット等の位置検出装
置がついいているものには全て応用でき、尚機械として
は工作機械、ガスカッター、製図機等があげられる。以
上記載のようにこの発明によれば、位置検出器のグリッ
ド点とNC機械の零点NZとの差に応ずるだけNC機械
を移動して補正するようにしたので、レゾルバの調整等
が至つて容易になる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御対象である数値制御装置の概略構
成を示すブロック図、第2図は従来の数値制御装置の原
点位置の補正方法を説明するための図、第3図は本発明
による数値制御装置の原点位置の補正方法を説明するた
めの図である。 1・・・・・・数値制御機械、2・・・・・・モーター
、3・・・・・駆動制御装置、4・・・・・・位置検出
器、5・・・・・・操作盤、6・・・・・・コンピュー
タ、7・・・・・・インターフェイス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 数値制御機械と、数値制御装置と、この数値制御機
    械の可動側がこの数値制御機械の原点近傍に設けられた
    固定部位を通過したときニアゼロ信号を発する第1の位
    置検出器と、上記数値制御機械の可動側の移動方向にお
    いて一定の距離ごとに定義されるグリッド点を持つ第2
    の位置検出器とを備え、上記第1の位置検出器からニア
    ゼロ信号がでた後上記第2の位置検出器からの最初のグ
    リッド点から上記数値制御機械の原点までの距離を測定
    し、これをシステムパラメータとして上記数値制御装置
    に記憶させる第1のステップと、上記数値制御機械の可
    動側を原点復帰方向に移動させて前記ニアゼロ信号が発
    生して最初のグリッド点において止める第2のステップ
    と、その後上記数値制御装置に記憶されているシステム
    パラメータだけ上記数値制御機械の可動側を移動させて
    停止させる第3のステップからなり、この位置を前記数
    値制御装置の原点として補正するようにした原点位置の
    補正方法。
JP49143260A 1974-12-12 1974-12-12 数値制御装置の原点位置の補正方法 Expired JPS6046442B2 (ja)

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JPS5169773A JPS5169773A (en) 1976-06-16
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5942291A (ja) * 1982-08-28 1984-03-08 神鋼電機株式会社 産業用ロボツト
JP4709091B2 (ja) * 2006-07-27 2011-06-22 日本開閉器工業株式会社 スイッチの取付構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4967274A (ja) * 1972-10-30 1974-06-29

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