JPS6045892B2 - 麺類又はパン類の生地加工装置 - Google Patents

麺類又はパン類の生地加工装置

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JPS6045892B2
JPS6045892B2 JP9758783A JP9758783A JPS6045892B2 JP S6045892 B2 JPS6045892 B2 JP S6045892B2 JP 9758783 A JP9758783 A JP 9758783A JP 9758783 A JP9758783 A JP 9758783A JP S6045892 B2 JPS6045892 B2 JP S6045892B2
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dough
rotary disk
rolling roller
bread
plate
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JP9758783A
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美珠 呉
宏明 藤井
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として製麺ライン及び製パンラインのミ
キサー後方等に設置して使用されるI類又はパン類の生
地加工装置に関するものである。
この種の生地加工装置は、従来からいくつか提供され
ているが、その一実施例としては互いに回転速度の同一
な一対のローラー相互間に生地の原料を巻込ませて圧延
するように加工していた。しかしながら、各ローラー相
互間で生地の原料が単なる圧延されるのみであるため、
良質な生地の組織構造を得るのに長時間かかることと、
組織が均質化されて目的に合つた多層の生地を得るのに
長時間かかることとによつて、良質な生地の加工が困難
で且つ確実さに欠けていた。 本発明は、前述のような
問題点を解消するために創出されたもので、中心部の垂
直軸に回転自在に支持された生地載置用の回転盤と、こ
の回転盤の上方に適宜間隔を以て平行になり、且つ回転
盤の回転速度より実質的に若干速くなるよう、水平軸を
介して回転自在に支持された生地圧延用の圧延ローラー
と、前記回転盤の上面に適宜間隔に当接された生地複数
折重用の折重板とから構成することにより、良質な生地
の組織構造と、組織が均質化されて目的に合つた多層の
生地とを短時間で得られるようにして従来のようなロー
ラー圧延工程のみでは得られない良質な生地を極めて簡
単且つ確実に加工でき、しかも作業能率の向上を図つて
量産に最適になるような麺類又はパン類の生地加工装置
を提供するものである。
以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
本発明に係わる生地加工装置は、第1図乃至第3図に
示すように生地載置用の回転盤Aと、生地圧延用の圧延
ローラーBと、この圧延ローラーBて圧延された生地を
内外側から折重ねる生地複数折重用の内外側一対の折重
板Cl,C2とから構成されている。
前記回転盤Aは、第1図及び第2図に示すように平板状
で平面円形状に成形されていて、下端部が架台(図示せ
ず)に固定された円筒状の垂直軸1の上端部に、中心部
に穿設された垂直軸1内嵌用の軸孔2及び垂直軸1外嵌
用の回転軸3を介して回転自在に支持されている。
また、回転盤Aの周縁部には生地落下防止用の立上片4
が設けられている。更に、回転盤Aの下方には、その中
心近傍及び周縁部近傍にいくつかの回転盤受5を介して
台盤6が回転盤Aと平行に取付けられている。尚、回転
盤Aの回転手段としては回転軸3の外周面や、回転盤A
と台盤6との周縁部相互間等にギヤ(図示せず)等を取
付けて回転盤Aを回転するようにする。前記圧延ローラ
ーBは、第1図及び第2図に示すように円筒状に成形さ
れていて、前記回転盤Aの中心部垂直軸1内側と、これ
に放射方向に対向する回転盤Aの周縁部立上片4外側と
に立設された各ベアリング軸受7相互間に、回転盤Aの
上方に適宣間隔をもつて平行になり、且つ回転盤Aの周
速度と同一回転速度(実質的に回転盤Aの中心に近付く
ほど回転速度が若干速くなる)になるよう水平軸8を介
して回転自在に支持されている。
この場合、水平軸8の外側端部には回転手段用のギヤ9
又はチェーン等が取付けられている。また、ベアリング
軸受7は、上部に螺合された生地.の厚さ調節用のハン
ドル10の締付操作によつて押下けられ、且つハンドル
10の弛緩時に下部に嵌合されたコイルスプリング(図
示せず)の上方への弾撥力によつて押上げられるように
設けられている。更に、圧延ローラーBの外周面近傍に
は!その圧延ローラーBの外周面にへばり付いた生地を
剥離する掠取板11を、圧延ローラーBの外周面に常時
又は必要時のみ当接させるためのネジリコイルバネ(図
示せず)を介して取付けられている。前記内側折重板C
1及び外側折重板C2は、第1図及至第3図に示すよう
に基端から先端方向へ行くに従つて断面略円弧状から半
円状に漸次拡開され、且つ基端側の下側縁に回転盤A上
面当接用の夫々内側生地案内刃12及び外側生地案内刃
13が設けられるよう夫々成形されている。
そして、一方の内側折重板C1は、基端部が前記回転盤
A中心部の垂直軸1上端の回転方向圧延ローラーB後側
近傍に枢着され、且つ長手方向略中央部の上側縁部に固
着した螺軸14が、回転盤Aの垂直軸1上端と回転盤A
下方へ跨ぐようにして台盤6周縁部とに架設された固定
板15に角度調節自在に取付けられている。他方の外側
折重板C2冫は、基端部が台盤6周縁部に回転盤Aを下
方へ跨ぐように枢着され、且つ長手方向略中央部の上側
縁部に固着した螺軸16が前記固定板15に角度調節自
在に取付けられている。このような内側折重板C1及び
外側折重板C2の角度調節自在は、・第3図に示すよう
に固定板15の半径方向内側及び外側適所に穿設された
円弧状の内側角度調節孔17及び外側角度調節孔18に
前記螺軸14,16を、固定板15との相互間にコイル
スプリング19を介して下方から挿通し、固定板15上
方に・突出した各螺軸14,16の上端部にナット20
を上方から締弛自在に螺合して、各螺軸14,16が夫
々内側角度調節孔17及び外側角度調節孔18に沿つて
移動可能にする。この場合、内側角度調節孔17の位置
は、一端部に螺軸14を移動した際に内側生地案内刃1
2の先端が回転盤A上面の半径方向の内側から略113
ライン21に位置され、且つ他端部に螺軸14を移動し
た際に内側生地案内刃12の先端が回転盤A上面の半径
方向の内側から略113ライン21を213ライン22
との中央部に位置されるよう設定し、また外側角度調節
孔18の位置は、一端部に螺軸16を移動した際に外側
生地案内刃13の先端が回転盤A上面の半径方向の内側
から略213ライン22に位置され、且つ他端部に螺軸
16を移動した際に外側生地案内刃13の先端が回転盤
Aの半径方向から略113ライン21と213ライン2
2との巾中部に位置されるように設定する。尚、23は
前記回転盤A上面で圧延された生地をコンベアー24に
載せるための操作レバー25付き生地切出刃であつて、
この生地切出刃23は前記圧延ローラーBと一直線上を
なす位置で、回転盤Aの中心部垂直軸1内側と、これに
放射方向に対向する回転盤Aの周縁部立上片4外側とに
立設された各支柱26相互間に、回転盤Aの上方に適宣
間隔を以つて平行になるよう上下揺動自在に取り付けら
れている。
また、27は生地の原料を回転盤A上面に載置するため
のホッパーである。而して、前記回転盤Aは、平板状に
成形し、且つ前記圧延ローラーBは、円筒状に成形する
ように説明及び図示されているが、これに限らず、第4
図及び第5図に示すように圧延ローラーBを回転盤Aの
回転速度より若干速くすれば回転盤A及ひ圧延ローラー
Bを共に円維状に成形することも可能である。したがつ
て、円錐状の回転盤Aと円筒状の圧延ローラーBとの組
合せや、平板状の回転盤Aと円錐状の圧延ローラーBと
の組合せ等も可能てあるのは勿論である。本発明は、前
述のように構成したから、使用時においては回転盤A上
面に所定量の生地の原料をホッパー27から載置するこ
とにより、回転盤Aの回転に伴つて生地が圧延ローラー
Bに巻込まれながら圧延され、次に回転盤A上面に圧延
された113ライン21より内側の生地が内側折重板C
1で113ライン21より外側・\折重なり、続いて回
一転盤A上面の213ライン22より外側の生地が外側
折重板C2で213ライン22より内側へ折重なる。
そして、回転盤A上面の113ライン21と213ライ
ン22との相互間に三重に折重ねられた生地が再ひ圧延
ローラーBに巻込まれて圧延される。これを反復して適
宣に圧延された生地を、生地切出刃23を介してコンベ
アー24に乗せて次の工程に送る。すなわち、圧延ロー
ラーBを回転盤Aの回転速度より若干速くしたことによ
り(回転盤Aが平板状で、圧延ローラーBが円筒状の場
合には回転盤Aの周速度と同一回転速度てあつても、実
質的に回転盤Aの中心に近付くほど回転速度が若干速く
なつている。
)、生地の圧延時に、生地の上部が回転速度の速い圧延
ローラーBに巻き込まれながら圧延されるため、圧延ロ
ーラーB側の接触部が擦られて伸展し、生地の内部にず
れが生じせしめ、従来のローラー圧延に比較してはるか
に良質な生地の組織構造を短時間で得ることができる。
しかも、内側折重板Cl及ひ外側折重板C2を回転盤A
の上面に適宣間隔に当接させたことにより、圧延ローラ
ーBで圧延された生地の幅方向両側が内側折重板C1の
内側生地案内刃12と外側折重板C2の外側生地案内刃
13によつて回転盤Aの上面から任意幅に剥がされ、こ
の剥がされた生地の幅方向両側が回転盤Aの回転運動に
よつて内側折重板C1及ひ外側折重板C2の内面の曲線
に沿つて強制的且つ連続的に三重に折重なるため、組織
が均質化されて目的に合つた多層の生地を短時間で得る
ことができる。したがつて、前述の圧延ローラーBと相
俟つて、従来のようなローラー圧延工程のみでは得られ
ない良質な生地を極せて簡単且つ確実に加工することが
でき、作業能率の向上も図れて量産に最適である。また
、内側折重板C1及び外側折重板C2の長手方向略中央
部の上側縁部に固着した螺軸14,16を、固定板15
の半径方向内側及ひ外側適所に穿設された内側角度調節
孔17及ひ外側角度調節孔18に、コイルスプリング1
9、ナット20を介して角度調節自在に夫々取付けるよ
うにすれは、内側折重板C1の内側生地案内刃12の先
端、及ひ外側折重板C2の外側生地案内刃13の先端を
回転盤A上面の113ライン21と213ライン22と
の相互間を移動して、内側折重板C2及外側折重板C2
の角度を任意に調節てきるため、生地を三重に折重ねた
り、あるいは生地を二重に折重ねたり、更には生地の幅
方向両側の折重幅を任意に変更可能であり、各種の生地
及ひ生地の量に応じた折重ねができる。
更に、本発明に係わる生地加工装置は、中華麺、うどん
、そば、ギョウザの皮、ワンタンの皮等の麺類や、菓子
パン、食パン、中華饅頭、まんじゆう等のパン類等の各
種生地を加工する際に使・用できるので、用途範囲が著
しく広いばかりでなく、麺類の場合には従来の製麺ライ
ンのローラー圧延工程を大幅に短縮でき、しかも、ロー
ラー数も節減できる。
また、パン類の場合にはパンの組織が従来のものより木
目細かく、且つボリューム・ある充分なガスぬきができ
る効果を有している。以上説明したように、本発明によ
れば、良質な生地の組織構造と、組織が均質化されて目
的に合つた多層の生地とが短時間で得られ、従来のよう
なローラー圧延工程のみでは得られない良質な生ノ地を
極めて簡単且つ確実に加工でき、しかも作業能率の向上
を図れて量産に最適であり、更に用途範囲が著しく広い
等の優れた諸効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもDで、第1図は平面図
、第2図は縦断正面図、第3図は内側折重板及ひ外側折
重板の角度調節状態を示す縦断正面図、第4図は回転盤
及び圧延ローラーの他の実施例を示す平面図、第5図は
同縦断正面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中心部の垂直軸に回転自在に支持された生地載置用
    の回転盤と、この回転盤の上方に適宜間隔を以て平面に
    なり、且つ回転盤の回転速度より実質的に若干速くなる
    よう、水平軸を介して回転自在に支持された生地圧延用
    の圧延ローラーと、前記回転盤の上面に適宜間隔に当接
    された生地複数折重用の折重板とから構成したことを特
    徴とする麺類又はパン類の生地加工装置。 2 回転盤が平板状で、圧延ローラーが円筒状である特
    許請求の範囲第1項記載の麺類又はパン類の生地加工装
    置。 3 回転盤が円錐状で、圧延ローラーが円筒状である特
    許請求の範囲第1項記載の麺類又はパン類の生地加工装
    置。 4 回転盤が平板状で、圧延ローラーが円錐状である特
    許請求の範囲第1項記載の麺類又はパン類の生地加工装
    置。 5 回転盤及び圧延ローラーが共に円錐状である特許請
    求の範囲第1項記載の麺類又はパン類の生地加工装置。
JP9758783A 1983-06-01 1983-06-01 麺類又はパン類の生地加工装置 Expired JPS6045892B2 (ja)

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JPS59227234A JPS59227234A (ja) 1984-12-20
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