JPS59227234A - 麺類又はパン類の生地加工装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として製麺ライン及び製パンラインのミキ
ザー後方等に設置して使用される麺類又はパン類の生地
加工装置に関するものである。

この種の生地加工装置は、従来からい（っか提供されて
いるが、その−実ｂＩ！例どしては互いに回転速度の同
一な一対のローラー相互間に４−地の原料を巻込まゼて
圧延するように加工していた。しかしながら、各ローラ
ー相互間で生地の原料が単なる圧延されるのみであるた
め、良質４ｒ牛地の組織構造を（ｑるのに長時Ｉ’ｄか
かることと、組織が均質化されて目的に合った多層の３
１−地をｊｑるのに長時間かかることとによって、良質
な生地の加工が困難で旧つ確実さに欠１〕でいた。

本発明は、前述の、ような問題点を解消するために創出
されたもので、中心部の垂直軸に回転自在に支持された
生地載置用の回転盤と、この回転盤の上方に適宜間隔を
以て平行になり、ｎつ回転盤の回転速度Ｊ：り実質的に
若干速くなるよう、水平軸を介して回転自在に支持され
た生地圧延用の圧延ローラーと、前記回転盤の上面に適
宜間隔に当接された生地複数折重用の折重板とから構成
することにより、良質な生地の組織構造と、組織が均質
化されて目的に合った多層の生地とを短時間で得られる
ようにして従来のようなローラー圧延工程のみでは得ら
れない良質な生地を極めて簡単りつ確実に加工でき、し
かも作業能率の向上を図って量産に最適になるような麺
類又はパン類の生地加工装置を提供するものである。

以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。

本発明に係わる生地加工装置は、第１図乃至第３図に示
すように生地載置用の回転！！ｌｉ？Ａと、生地圧延用
の圧延ローラーＢと、この圧延ローラーＢで圧延された
生地を内外側から折重ねる生地複数折重用の内外側一対
の折重板ＣＩ、Ｃ２とから構成されている。

前記回転盤Ａは、第１図及び第２図に示すように平板状
で平面円形状に成形されていて、下端部が架台（図示せ
ｆ）に固定された円筒状の垂直軸１の上端部に、中心部
に穿設された垂直軸１内嵌用の軸孔２及び垂直軸１外嵌
用の回転軸３を介して回転自在に支持されている。また
、回転盤Ａの周縁部には生地落下防止用の立上片４が設
けられている。更に、回転ｍＡの下方には、その中心近
傍及び周縁部近傍にいくつかの回転盤受５を介して台盤
６が回転盤へと平行に取付けられている。

尚、回転盤への回転手段としては回転軸３の外周面や、
回転盤Ａと台盤６との周縁部相互間等にギヤ（図示せず
）等を取付【プて回転盤Ａを回転するようにする。

前記圧延ローラーＢは、第１図及び第２図に示すように
円筒状に成形されていて、前記回転盤Ａの中心部垂直軸
１内側と、これに放射方向に対向する回転盤Ａの周縁、
都立上片４外側とに立設された各ベアリング軸受７相互
間に、回転盤Ａの上方に適宜間隔をもって平行になり、
■つ回転盤Ａの周速度と同一回転速度（実質的に回転盤
への中心に近付くほど回転速度が若干速くなる）になる
Ｊ、う水平軸８を介して回転自在に支持されいてる。

この場合、水平軸８の外側端部には回転手段用のギヤ９
又はチェーン等が取付けられている。また、ベアリング
軸受７は、上部に螺合された生地の厚さ調節用のハンド
ル１０の締付操作によって押下げられ、Ｄつハンドル１
０の弛緩時に下部に嵌合されたコイルスプリング（図示
せず）の上方への弾撥力によって押上げられるように設
（プられている。更に、圧延ローラー８の外周面近傍に
はその圧延ローラー８の外周面にへばり付いた生地を剥
離する掠取板１１を、圧延ローラー８の外周面に常時又
は必要時のみ当接させるためのネジリコイルバネ（図示
せず）を介して取付けられている。

前記内側折重板Ｃ１及び外側折重板Ｃ２は、第１図乃至
第３図に示すように基端から先端方向へ行くに従って断
面略円弧状から１１°円状に漸次拡開され、且つ基端側
の下側縁に回転盤Ａ上面当接用の夫々内側生地案内刃１
２及び外側生地案内刃１３が設けられるよう夫／２成形
されている。イして、一方の内側折重板Ｃ１４よ、基端
部が＾ｆ１記回転盤Ａ中心部の垂直軸１上端の回転方向
圧延ローラーＢ後側近傍に枢着され、口つ長手方向略中
央部の＋側縁部に固着した螺軸１４が、回転盤△の垂直
軸１上端と回転盤△下方へ跨ぐようにして台盤６周縁部
とに架設された固定板１５に角度調節自在に取付けられ
ている。他方の外側折重板Ｃ２は、基端部が台盤６周縁
部に回転盤Ａを下方へ跨ぐよう−に枢着され、ｎつ長手
方向略中央部の上側縁部に固着した螺軸１６が前記固定
板１５に角Ｖ調節自在に取付（プられている。このよう
な内側折重板Ｃ１及び外側折重板Ｃ２の角度調節手段は
、第３図に示すように固定板１５の半径方向内側及び外
側適所に穿設された円弧状の内側角度調節孔１７及び外
側角度調節孔１８に前記螺軸１４．１６を、固定板１５
との相互間にコイルスプリング１９を介して下方から仲
通し、固定板１５上方に突出した各螺軸１４，１６の上
端部にナラ（−２０を上方から締弛自在に螺合して、各
螺軸ｉ４．ｉ６が夫々内側角度調節孔１７及び外側角度
調節孔１８に沿って移動可能にりる。この場合、内側角
度調節孔１７の位置は、一端部に螺軸１４を移動した際
に内側生地案内刃１２の先端が回転ＩＡ上面の半径方向
の内側から略１７／３ライン２１に位置され、Ｄつ他端
部に螺軸１４を移動した際に内側生地案内刃１２の先端
が回転盤Ａ上面の半径方向の内側から略１、−’　３ラ
イン２１と２／３ライン２２との中央部に位置されるよ
う設定し、また外側角度調節孔１８の位置は、一端部に
螺軸１６を移動した際に外側生地案内刃１３の先端が回
転盤△上面の？１′仔方面方向側から略２、−’　３ラ
イン２２に位置され、旦つ他端部に螺軸１６を移動した
際に外側生地案内刃１３の先端が回転盤Δ上面の半径方
向、がら略１　、／’　３ライン２１と２／′３ライン
２２との中央部に位置されるように設定づる。

尚、２３は前記回転盤Ａ上面で圧延された生地をコンベ
アー２４に載せるための操作レバー２５付き生地切出刃
であって、この生地切出刃２３は前記圧延ローラーＢと
一直線上をなす位置で、回転盤Δの中心部１直軸１内側
と、これにＭ側方向に対向する回転盤への周縁部立上片
４外側とに立設された各支社２６相互間に、回転５１３
Ａの上方に適宜間隔を以って平行になるよう上下揺１Ｊ
自在に取り付りられている。また、２７は生地の原料を
回転ｍＡ上面に載置するためのホッパーである。

而して、前記回転盤Ａは、平板状に成形し、Ｄつ前記圧
延ローラー８は、円筒状に成形づるように説明及び図示
されているが、これに限らｆ１第４図及び第５図に示す
ように圧延ローラー８を回転盤△の回転速度にり若干速
く°づれば回転盤Ａ及び圧延ローラーＢを共に円錐状に
成形づることも可能である。したがって、円錐状の回転
ｆｆ１Ａと円筒状の圧延ローラーＢとの組合せや、平板
状の回転５１１ｉＡと円錐状の圧延ローラーＢとの組合
Ｕ等し可能であるのは勿論である。

本発明は、前述のように構成したから、使用時にａ３い
ては回転盤Δ上面に所定６号の生地の原料をホッパー２
７から載置ツることにより、回転盤への回転に伴って生
地が圧延ローラーＢに巻込まれながら圧延され、次に回
転盤Ａ上面に圧延された１７／３ライン２１より内側の
生地が内側折重板Ｃ１で１、−’　３ライン２１より外
側へ折重なり、続いて回転盤Ａ上面の２、−’　３ライ
ン２２より外側の生地が外側折重板Ｃ２で２．／３ライ
ン２２より内側へ折重なる。そして、回転盤△上面の１
／′３ライン２１と２、−’　３ライン２２との相互間
に三爪に折重ねられた生地が再び圧延ローラーＢに巻込
まれて圧延される。これを反復して適宜に圧延された生
地を、生地切出刃２３を介してコンベアー２４に乗せて
次の工程に送る。

りなわら、圧延ローラー８を回転盤Δの回転速度より若
干速くしたことにより（回転盤△が平板状で、圧延ロー
ラーＢが円筒状の場合には回転盤Ａの周速度と同一回転
速度であっても、実質的に回転ａｉｉＡの中心に近付く
ほど回転速度が若干速くなっている。）、生地の圧延時
に、生地の上部が回転速度の速い圧延［１−ラー１３に
巻き込まれなが゛　ら圧延されるため、圧延ローラーＢ
側の接触部が擦られて伸展し、生地の内部ｔこずれが生
じせしめ、従来の０−ラー圧延に比較してはるかに良質
な生地の組織描込を短１１，７間で得ることができる。

　・しかも、内側折重板Ｃ１及び外側折重板Ｃ２を回転
盤Ａの上面に適宜間隔に当接させたことにより、圧延ロ
ーラーＢで圧延された生地の幅方向両側が内側折重板Ｃ
１の内側生地案内刃１２と外側折重板Ｃ２の外側生地案
内刃１３にＪ、って回転盤Ａの上面から任意幅に剥がさ
れ、この剥がされｌこ生地の幅方向両側が回転盤Ａの回
転運動によつ−（内側折重板Ｃ１及び外側折重板Ｃ２の
内面の曲線に沿って強制的Ｈつ連続的に三■に折重なる
ため、相識が均質化されて目的に合った多層の生地を知
萌間で得ることができる。したがって、萌述の圧延ロー
ラーＢと相俟って、従来のようなローラー圧延工程のみ
では得られない良質な生地を極めて簡単旦つ確実に加工
することができ、作業能率の向上も図れて１産に最適で
ある。

また、内側折重４ｆｉＣ１及び外側折重板Ｃ２の艮手方
向略中央部の上側縁部に固着した螺軸１４゜１６を、固
定板１５の半径方向内側及び外側適所に穿設された内側
角度調節孔１７及び外側角度調節孔１８に、コイルスプ
リング１９、ナラ１〜２゜を介して角度調節自在に夫々
取付りるようにすれば、内側折ｍ板Ｃ１の内側生地案内
刃１２の先端、及び外側折重板Ｃ２の外側生地案内刃１
３の先端を回転盤Δ上面の１、−’　３ライン２１と２
　、／’　３ライン２２との相互間を移動して、内側折
重板Ｃ２及び外側折重板Ｃ２の角度を任意に調節できる
ため、生地を二車に折重わたり、あるいは生地を二重に
折重ねたり、更には生地の幅方向両側の折千幅を（■意
に変更可能であり、各種の生地及び生地の量に応じた折
重ねができる。

更に、本発明に係わる生地加工装置は、中華麺、うどん
、そば、ギョウザの皮、ワンタンの皮等の麺類や、菓子
パン、食パン、中華饅頭、まんじゅう等のパン類等の各
秤生地を加工する際に使用できるので、用途範囲が著し
く広いばかりでな（、麺類の場合には従来の製麺ライン
のローラー圧延工程を大幅に短縮でき、しかも、ローラ
ー数も節減できる。また、パン類の場合１；はパンのＩ
Ｉ′１ＩＩＡが従来のものＪ、り木目細かく、■つポリ
コームある充分なガスぬきができる効果を有している。

以上説明した」；うに、本発明によれば、良質な生地の
Ｉ［ｌ織構造と、組織が均質化されて目的に合った多層
の生地とが短時間で得られ、従来のＪ、うなローラー圧
延工程のみでは（Ｕられない良質な生地を極めて簡単■
つ確実に加工でき、しかも作業能率の向上を図れで量産
に最適であり、更に用途範囲が茗しく広い等の優れた諸
効果が１１１られる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は平面図
、第２図は縦断正面図、第３図は内側折重板及び外側折
重板の角度調節状態を示寸縦断正面図、第４図は回転盤
及び圧延ローラーの他の実施例を示づ平面図、第５図は
同縦断１面図である。 Ａ・・・・・・回転盤、Ｂ・・・・・・圧延ローラー、
Ｃ１・・・・・・内側折重板、Ｃ２・・・、・・・外側
折重板、１・・・・・・垂直軸、２・・・・・・軸孔、
３・・・・・・回転軸、４・・・・・立上片、５・・・
・・・回転稲麦、６・・・・・・台盤、７・・・・・・
ベアリング軸受、８・・・・・・水平軸、９・・・・・
・ギ■、１０・・・・・・ハンドル、１１・・・・・・
掠取仮、１２・・・・・・内１１１す生地案内刃、１３
・・・・・・外側生地案内刃、１４゜１６・・・・・・
螺軸、１５・・・・・・固定板、１７・・・・・・内側
角度調節孔、１８・・・・・・外側角度調節孔、１つ・
・・・・・コイルスプリング、２０・・・・・・ナラ１
〜．２１・・・・・・１／′３ライン、２２・・・・・
・２　、／’　３ライン、２３・・・・・・生地切出刃
、２４・・・・・・コンベアー、２５・・・・・・操作
レバー、２６・・・・・・支柱、２７・・・・・・ポツ
パー。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　中心部の垂直軸に回転自在に支持された生地載置
   用の回転盤ど、この回転盤の上方に適宜間隔を以て平行
   になり、Ｄつ回転盤の回転速度より実質的に若干速くな
   るよう、水平軸を介して回転自在に支持された生地圧延
   用の圧延ローラーと、前記回転盤の上面に適宜間隔に当
   接された生地複数折重用の折重板とから構成したことを
   特徴とする麺類又はパン類の生地Ｊ＋１１工装置。 ２、　回転盤が平板状で、圧延ローラーが円筒状である
   特許請求の範囲第１項記載の麺類又はパン類の１地加工
   装置。 ３、　回転盤が円錐状で、圧延［］−ラーが円筒状であ
   る特許請求の範囲第１項記載の麺類又はパン類の生地加
   工装置。 ４、　回転盤が平板状で、圧延ローラーが円釦状である
   １ｈ許にら求の範囲第１項記載の麺類又はパン類の生地
   Ｕｎ　下装置。 ５、　回転盤及び圧延ローラーがハに円錐状である特許
   請求の範囲第１項記載の麺類又はパン類の生地加工装置
   。