JP2867581B2 - 粉末圧延装置 - Google Patents

粉末圧延装置

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JP2867581B2 JP2089695A JP8969590A JP2867581B2 JP 2867581 B2 JP2867581 B2 JP 2867581B2 JP 2089695 A JP2089695 A JP 2089695A JP 8969590 A JP8969590 A JP 8969590A JP 2867581 B2 JP2867581 B2 JP 2867581B2
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rolls
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は粉末圧延装置に関するものである。
[従来の技術] 米国特許第2758336号明細書に記載された従来の粉末
圧延装置を第3図を用いて説明する。
水平、且つ平行に一対のロールa,aを配設し、該ロー
ルa,a間の上方に粉末bを供給するホッパcを設け、該
ホッパcと前記ロールa,aとの境界部分にロールa,a幅方
向に延びる開口部d,dを形成し、前記一対のロールa,aの
ロール間ギャップ部e迄のロールa,a表面を上方から部
分的に覆うため、先端にロールa,aと略等しい曲率の曲
げ部を有し後端に平坦部を有するビニールシー
ト等の柔かい材料や弾性力のある材料から成る噛込み角
調整板f,fを、前記ロールa,a幅方向と直角で且つ水平な
方向g,gに移動自在に開口部d,dから挿入し、該噛込み角
調整板f,fの後端にブラケットh,hを介して前記の水平方
向g,gに向けて延びるねじ軸i,iの先端を取付け、該ねじ
軸i,iをハウジングj,j等にブラケットk,kを介して支持
したブロックm,mの貫通孔に移動自在に挿通し、前記ね
じ軸i,iの後端にブロックm,mに係止した状態で回転可能
なハンドル付ナットn,nを螺着してある。
なお、pはロールa,aにより成形されたグリーンシー
ト、qはグリーンシートpのロールa,a間からの引出し
点、rは噛込み角調整板f,fの先端とロールa,aの軸線と
を結ぶ線のロールa,a外周との交点である。
次に作動について説明する。
ハンドル付ナットn,nを回し、ねじ軸i,iに対する前記
ハンドル付ナットn,nの螺合位置を変更して、ねじ軸i,i
を介して噛込み角調整板f,fを前記の水平方向g,gに向け
移動させることにより、噛込み角調整板f,fの先端がロ
ールa,a表面を覆わない部分の弧長、言い換えれば、ロ
ールa,aの粉末bに対する噛込み角(ロールaの中心と
グリーンシートpの引出し点qを結ぶ線と、ロールaの
中心と前記交点rを結ぶ線とがなす角)αを設定する。
その後、一対のロールa,aを相対向部が下方へ回動する
よう回転駆動すると、ホッパc内部の粉末はホッパc下
部のロール間ギャップ部eに向けて流動し、該ロール間
ギャップ部eに流入した粉末bはロールa,aにより圧延
されてグリーンシートpが成形される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述の粉末圧延装置には以下のような
問題があった。
即ち、噛込み角調整板fを水平方向gに移動させて噛
込み角αの調整を行っていたので、先端の曲げ部
ロールaの外周に沿って曲がるよう、噛込み角調整板f
を柔かい材料や弾性力のある材料で形成しなければなら
ず、そのため、噛込み角調整板fの先端が変形して例え
ば波状になる等していた。
すると、ロール間ギャップ部eにおける粉末bの噛込
み角αがロールaの幅方向に一定でなくなるので、幅方
向に厚さの均一なグリーンシートpを作ることが困難と
なってしまう。
本発明は、前述の問題を解決するため、剛性の高い材
料を使用して噛込み角調整板の変形を防止し得るように
した粉末圧延装置を提供することを目的としてなしたも
のである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、一対のロールを水平面上で互いに平行に配
設し、各ロールの上部にそれぞれ各ロールの外周面と略
等しい曲率を有する円筒面状をした剛性の高い噛込み角
調整板を、ロール幅方向に沿って均一に噛込み角を設定
するよう、ロールの軸線を中心としてロール外周面に沿
って回動自在に配設し、各噛込み角調整板間の上部に粉
末を供給するホッパを配設したことを構成している。
[作用] 従って、本発明では、円筒面状をした噛込み角調整板
をロール軸線を中心としてロール外周に沿って回動でき
るように構成したので、噛込み角調整板に種々の高剛性
材を使用することができ、結果として噛込み角調整板の
変形を防止することができる。又、噛込み角調整板をロ
ールの外周面に沿って回動させることによってロール幅
方向に均一に噛込み角を調整できると共に、高い剛性を
有する噛込み角調整板の先端は変形を起さないので、常
に正常なグリーンシートが得られ、経済的に有利であ
る。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明す
る。
第1図および第2図は本発明の一実施例であり、互い
に平行に適宜の間隔をおいて回転する一対のロール1,1
を水平に配設し、該ロール1,1の上方にロール1,1の幅方
向に所要の間隔を隔てて一対のサイドプレート2,2を垂
直に並設し、その両端部をロール1,1幅方向に通した部
材3,3で連結している。前記のサイドプレート2,2と中央
部の下縁は、各ロール1,1の外周に沿うように形成さ
れ、サイドプレート2,2の両翼部分8,8の下縁は、各ロー
ル1,1の外周の項部から左右へ水平に延びて所要の長さ
を有している。又、サイドプレート2,2のロール間ギャ
ップ部4上方にある部分と、サイドプレート2,2間に設
けられたロール1,1幅方向に延びる垂直仕切り板5と、
該垂直仕切り板5に所要の角度を以て相対するよう配設
された傾斜板6とによって、粉末イを供給するホッパ7
を形成している。前記垂直仕切り板5は、ロール1,1間
中心より一方のロール1側へ少し偏って取り付けられ、
前記傾斜板6は、その傾斜角度、および傾斜板6下端と
前記垂直仕切り板5の下端との間隔を図示されていない
装置により適宜調整し得るように設けられている。さら
に、前記サイドプレート2,2の両翼部分8,8には、各ロー
ル1,1の回転中心(軸線)Oをそれぞれ中心とする円弧
状のガイド用のスリット9,9を有し、前記両翼部分8,8上
縁は前記スリット9,9と同心の円弧状に形成し、サイド
プレート2,2前面の前記スリット9,9と前記上縁の間の位
置に、噛込み角α調整時に目安となるよう等間隔に刻ん
だ目盛10,10を設けている。また、前記ロール1,1の外周
と略等しい曲率を有し、サイドプレート2,2の間隔に適
合した幅とロール1,1外周面の約四半分を覆う長さを有
する金属製の噛込み角調整板11,11を、前記サイドプレ
ート2,2の間に配設し、前記噛込み角調整板11,11が各ロ
ール1,1の軸線を中心としてロール1,1の外周に沿っで回
動できるようにする。前記噛込み角調整板11,11の前記
各ロール1,1の頂部付近にある部分に、両サイドプレー
ト2,2間に位置し各ロール1,1の半径方向に延びるガイド
バー12,12を立設し、前記ガイド用のスリット9,9の位置
に合致するガイドバー12,12の両側箇所にねじ穴を設
け、該ねじ穴に前記スリット9,9を通して蝶ボルト13,13
を螺合し、前記ガイドバー12,12の頭部に前記目盛10,10
を指示する指針14,14を設けている。なお、15はロール
1,1により成形されたグリーンシート、16,16はグリーン
シート15のロール1,1間からの引出し点、17,17は噛込み
角調整板11,11の先端とロール1,1の軸線Oとを結ぶ線と
ロール1,1の外周との交点である。
次に作動について説明する。
蝶ボルト13,13を緩め、ガイドバー12,12を動かして、
噛込み角調整板11,11をロール1,1の軸線Oを中心として
回動し、噛込み角調整板11,11の先端がロール1,1の表面
を覆わない部分の弧長、言い換えると、ロール1,1の粉
末イに対する噛込み角(ロール1,1の軸線Oとグリーン
シート15の引出し点16,16を結ぶ線と、ロール1,1の軸線
Oと前記交点17,17を結ぶ線とがなす角)αを、予め、
前記噛込み角αと照合してある目盛10,10に指針14,14を
合せて設定した後、蝶ボルト13,13を締めることによ
り、噛込み角調整板11,11の位置を定める。然るのち、
一対のロール1,1を相対向部が下方へ回動するよう回転
駆動する。すると、ホッパ7内部の粉末イはホッパ7下
部のロール間ギャップ部4に向けて流動し、ロール間ギ
ャップ部4に流入した粉末イはロール1,1により圧延さ
れてグリーンシート15が成形される。
噛込み角αが適正でなく、粉末イがロール間ギャップ
部4に過剰に流入したり、或いは粉末イがロール間ギャ
ップ部4に殆ど流入しなかったりすることによって、グ
リーンシート15に割れが発生したり、或いはグリーンシ
ート15が形成されないような場合には前記したようにガ
イドバー12,12を介して噛込み角調整板11,11を動かし、
噛込み角αを再設定する。
前記によれば、円筒面状をした金属製の噛込み角調整
板11,11を設けたので、噛込み角調整板11,11の先端が変
形する事が無く、噛込み角αがロール1,1幅方向に一定
となり、常に正常なグリーンシート15が得られる。
なお、本発明は前述の実施例にのみ限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の粉末圧延装置よれば、円
筒面状をした噛込み角調整板をロール軸線を中心として
ロール外周に沿って回動できるように構成したので、噛
込み角調整板に種々の高剛性材を使用することができ、
結果として噛込み角調整板の変形を防止することができ
る。又、噛込み角調整板をロールの外周面に沿って回動
させることによってロール幅方向に均一に噛込み角を調
整できると共に、高い剛性を有する噛込み角調整板の先
端は変形を起さないので、常に正常なグリーンシートが
得られ、経済的に有利である等種々の優れた効果を奏し
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の粉末圧延装置の一実施例図、第2図は
第1図のII−II矢視図、第3図は従来の粉末圧延装置の
一例である。 図中、1はロール、7はホッパ、11は噛込み角調整板、
イは粉末、Oはロールの軸線、αは噛込み角を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のロールを水平面上で互いに平行に配
    設し、各ロールの上部にそれぞれ各ロールの外周面と略
    等しい曲率を有する円筒面状をした剛性の高い噛込み角
    調整板を、ロール幅方向に均一に噛込み角を設定するよ
    う、ロールの軸線を中心としてロール外周面に沿って回
    動自在に配設し、各噛込み角調整板間の上部に粉末を供
    給するホッパを配設したことを特徴とする粉末圧延装
    置。
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