JPH0242284B2 - - Google Patents

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JPH0242284B2
JPH0242284B2 JP7471386A JP7471386A JPH0242284B2 JP H0242284 B2 JPH0242284 B2 JP H0242284B2 JP 7471386 A JP7471386 A JP 7471386A JP 7471386 A JP7471386 A JP 7471386A JP H0242284 B2 JPH0242284 B2 JP H0242284B2
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roll
straightening
straightened
rolls
rotated
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はパイプ、丸棒等の曲がり矯正と磨きを
目的とする矯正機に関するものである。
従来の技術 従来、此種の矯正機には2本ロール式矯正機と
多ロール式矯正機に大別されており、夫々一長一
短がある。即ち竪型横型を含む2本ロール式矯正
機は上下若しくは左右にロール軸を棒材進路に対
し相互に反対に一定角度傾斜させて交叉せしめる
ロール角度調節装置並びに圧下調節装置を介して
凸型ロール(負荷ロール)と凹型ロール(支持ロ
ール)の一対の矯正ロールの間に被矯正材を通過
させてその棒材の矯正を行うもので、そのロール
間の左右には被矯正材が飛び出さないよう水平ガ
イド板が設置されている。このような矯正機に関
して例えば実公昭55−55852号公報及び実公昭56
−37849号公報がある。
一方、多ロール式矯正機は第7図に示すように
ロールカーブが凹曲面をなす一対の凹形矯正ロー
ルの数組を棒材の進行方向に対して並べて配設
し、各一対の矯正ロールを水平面において交叉状
に配置させるロール角度(傾斜角度)を、一般に
2本ロール式矯正ロールのロール角度15〜20度程
度に比べ27〜36度、標準約30〜33度に傾斜角度を
大として設置されている。
発明が解決しようとする問題点 上記の凹、凸形ロールの組合せからなる2本ロ
ール式矯正機は、一方の矯正ロールの凹形のロー
ルカーブで被矯正材の両端部を支持し、他方の矯
正ロールの凸形のロールカーブでその被矯正材の
中間点が圧下され、両端は逆方向に力が加えられ
るというロールカーブ形態により棒材がロール曲
面全長にわたりぴつたり沿つた状態で全面矯正が
行えるので、ロール曲面が凹、凹ロールの組合せ
の多ロール式の如くロール端で棒材をつかむ(支
持する)ことが出来ず、棒材の曲りをのばすため
の矯正力が部分的で作用範囲が狭くロール全長で
矯正することが出来ない多ロール式矯正機に比し
て、被矯正材の歪み、小曲り、大曲り、両端曲り
が精度よく矯正され真円度もよくなると共に、ガ
イド板の存在と相俟つて回転されながら進行する
被矯正材の黒皮除去、表面の磨き効果もよく表面
は美麗になるという特長を有する反面、2本ロー
ル式矯正機のロール角度(傾斜角)は通常多ロー
ル式矯正機のロール角度より小さいため、被矯正
材の直径をd、ロール角度をθとすると矯正速度
Sは S=πd tanθ/被矯正材/回転当り、又は S=πd sinθ/ロール/回転当り となることから、ロール角度θが大きい多ロール
式矯正機の矯正速度が早く、2本ロール式矯正ロ
ールはそれより遅い欠点がある。
このようなことから、矯正精度のよい2本ロー
ル式矯正ロールのロールカーブをきつくし、ロー
ル角度θを大とすると、ロールと被矯正材(棒
材)の接触角度が大となり、ロール回転による被
矯正材の矯正リード(=ピツチ)が大となつて矯
正が粗く全面矯正を行い難くなり、従つてそのロ
ール角度を大きくするには限度があつて矯正速度
を上げることが出来ない欠点がある。
従つて矯正速度も早く、しかも被矯正材の真直
度、特に両端曲がりも矯正でき且つ表面の美麗な
仕上り(磨き)のすべての要求を満たすことが在
来の多ロール式矯正機では出来なかつた。
本発明は上記事情にかんがみて創案されたもの
で、その目的とするところは上記のすべての要求
を満たすことの出来る丸棒矯正機を提供すること
にある。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するための本発明の構成を、
実施例に対応する第1〜6図を用いて説明する
と、本発明は、パイプ、棒材等の被矯正材を圧下
調整自在の圧下矯正ロール間を通過させる様にし
た丸棒矯正機において、被矯正材を被矯するため
の互に伝動回転される夫々凸型1と凹型2のロー
ルカーブを有する一対の矯正ロール3,4を、被
矯正材の進路の上、下に対向して機枠5に装置さ
れた圧下装置6,6により上下動され、且つ夫々
回動可能な軸受ハウジング7,7を介して左右に
約27〜36度前後のロール傾斜角度を保持して交叉
状に配設せしめると共に、その前、後に前記一対
の矯正ロール3,4と同様の各一対の矯正ロール
3a,4aと3b,4bを上下逆にして前記矯正
ロール3,4のロールカーブの凹、凸が被矯正材
の進行方向に対する前後で交互配置となるように
一対の矯正ロール3組を機枠5に並べて配設し、
これら3組の上下の各矯正ロール3と4、3aと
4a、3bと4b間の左右両側に被矯正材が飛び
出さない様制御する夫々水平ガイド板8,8…を
配置する。
これら各水平ガイド板8は、上記3組の上下の
各矯正ロールの左右に、夫々矯正機の前後のステ
ーシヤフト16と17に渡り一端を回転可能に枢
支し、他端を旋回開閉自在に取付けた支持杆18
と、各支持杆18の三箇所に夫々昇降調節ねじ杆
21によりナツト20を介し昇降自在に保持させ
た支持台15とを設け、これら支持台15に長孔
19,19と出入調節ボルト14とにより被矯正
材に向つて進退調節自在に取付けた各ガイド取付
盤8aに水平ガイド板8を取付けて、前記3組の
各上下の矯正ロール3と4、3aと4a、3bと
4b間の左右に、水平ガイド板8を被矯正材に向
つて進退と、昇降調節ねじ杆21により昇降調節
自在に設置する。
また、前記支持杆18の固定側を外し一方のス
テーシヤフト16を支点に旋回して機外に開放し
て水平ガイド板の取付け、取外しを行う。
作 用 本発明では通常の多ロール矯正機と同様に各一
対の矯正ロール3と4、3aと4b、3bと4b
を被矯正材9の矯正に必要な間隔に保持し、夫々
駆動装置により回転させると共にこれら矯正ロー
ル間に送り込まれる被矯正材9を通過させてその
曲りを矯正するもので、此の様な矯正作業中、凸
型1と凹型2のロールカーブを有する各一対の矯
正ロール3と4、3aと4a、3bと4bは被矯
正材9の進行方向に対する前後で凹、凸が交互配
置されているため、被矯正材9は進行方向に波形
に加圧されて曲がりがロール全長に沿うて矯正さ
れ易いと共に、このロールカーブと3組の矯正ロ
ールの組合せにより各矯正ロールのロール傾斜角
度が通常の2ロール矯正機のロール傾斜角度の略
15〜20度より遥かに大きい27〜36度に保持させる
ことが可能で、このため矯正速度S=πd tenθ/
矯正材1回転当りで表わされる精度の良い2本ロ
ール矯正機と同様の矯正精度を維持しながら矯正
速度を著しく早めることができ、又駆動装置によ
り夫々回転される矯正ロール3ち4、3aと4
a、3bと4bの回転により回転されながら進行
する被矯正材9はロールとの接触と、さらに各矯
正ロールの間の左右両側に配置された水平ガイド
板8,8に接触回転して、被矯正材9の表面が磨
かれ、表面の黒皮の除去や研磨がなされながら進
行されるものである。
実施例 以下本発明の実施例を図面について説明する
と、11,12は矯正機における上、下の固定フ
レーム、3,4はパイプ、棒材等の被矯正材の曲
りを矯正するための互に駆動回転される夫々凸型
1と凹型2のロールカーブを有する一対の矯正ロ
ールで、被矯正材の進路の上下に対向して夫々圧
下装置6並びに回動可能な軸受ハウジング7,7
を介して左右に27〜36度のロール傾斜角度を保持
して互に交叉状に配設させてある。3a,4a及
び3b,4bは前記一対の矯正ロール3,4と同
様の凸、凹のロールカーブを有する各一対の矯正
ロールで、これら矯正ロール3a,4aと3b,
4bは前記矯正ロール3,4を中央としてその前
後にロールカーブの凸型1と凹型2を上下逆にし
て前後で交互配置となるように配設されており、
夫々前記と同様に圧下装置6,6並びにロール角
度調節装置で回動可能な軸受ハウジング7,7を
介して支持されている。
矯正ロール3と4、3aと4a、3bと4bは
夫々駆動装置10,10より駆動伝動されるよう
になつている。又、矯正ロール3と4、3aと4
a、3bと4bの間の左右両側には被矯正材9の
センターラインに平行して水平ガイド板8,8が
ガイド取付盤8a,8aを介して夫々被矯正材の
センターに向つて出入調節ボルト13,14と長
孔19,19によつて支持台15,15に出入可
能に設置され、この支持台15,15は夫々後部
にナツト20を備え矯正機本体の上下の固定フレ
ーム11,12を連結したステーシヤフト16,
17に渉る左、右の夫々の支持杆18の3カ所に
夫々昇降調節ねじ杆21によつて昇降調節できる
ように設けられている。各支持杆18は夫々一端
をステーシヤフト16に調節ナツト22,22に
より上下調節可能に且つ回転自在に取付け、他端
を他方のステーシヤフト17に取付ボルト、ナツ
ト23を以て固定する。
従つて、水平ガイド板8の先端位置を被矯正材
9の直径の大きさによつて調節する時は、支持台
15上における調節ボルト13,14を弛めて水
平ガイド板8の被矯正材の通るセンターに向つて
出し入れ調節し、昇降調節ねじ杆21の回転操作
により高さを調節する。又、支持杆18の他端側
の取付ボルト、ナツト23を外して支持杆18を
機外の外側に旋回させることにより、支持杆18
は1本のステーシヤフト16を支点として回転さ
れ、左右の夫々の水平ガイド板8,8を外側に開
放することができ、水平ガイド板8の進退調節並
びに被矯正材のサイズ別に取替えが簡単にでき
る。
発明の効果 以上述べたように、本発明は凸、凹のロールカ
ーブを有する一対の矯正ロール3組を、夫々被矯
正材の進路の上、下に対向して矯正機本体の上、
下の固定フレームに夫々圧下装置並びにロール角
度変更装置により回動可能な軸受ハウジングを介
して、各上下の矯正ロールを左右に約27〜36度の
ロール角度を保持して交叉状に配設せしめると共
に矯正ロールのロールカーブの凹、凸を被矯正材
の進行方向に対する前後方向に交互配置させるよ
うにしたから、在来の凹、凹ロールの組合せから
なる多ロール式矯正機に比べ、被矯正材がロール
の曲面全長に沿つた状態で矯正が行われ凹、凸ロ
ール組合せの2本ロール式矯正機の精密矯正がい
かされると共に、ロール角度を大としたことによ
る矯正リードの粗さを複数組の多矯正ロールでカ
バーすることより被矯正材の雑留歪みを完全に除
去することができるうえ、大曲り、小曲り、両端
曲りが更に精度よく矯正でき、しかもロール角度
が大きいために矯正速度も大巾に高め得られ、精
密矯正即ち精度の良い高速矯正を行い得る。又凸
型と凹型のロール曲面を有する一対の矯正ロール
の複数組の各上、下の矯正ロール間の左右に水平
ガイド板が進退調節自在に且つ取替え容易に装置
されているから、被矯正材径のサイズ別に容易に
交換、調整できて、黒皮矯正の場合にスケールオ
フが容易で、また被矯正材表面の磨き効果も優
れ、表面の美麗な仕上りの矯正等、凡ての要求を
満たす多ロール式矯正機を提供し得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の矯正機の矯正ロール及び水平
ガイド板の組合形状と配置関係を示す構成図、第
2図は同矯正ロールのロール角度及び水平ガイド
板を示す平面図、第3図は本発明矯正機の一実施
例を示す正面図で一部を切断する、第4図は同平
面図、第5図は本発明における各一対の矯正ロー
ルと水平ガイド板の関係を示す平面図的説明図、
第6図は第5図のA−A線拡大断面図、第7図は
従来の多ロール式矯正機における凹、凹型の矯正
ロール組合せのロール角度を示す説明図。 1……凸型、2……凹型、3,3a,3b……
凸型の矯正ロール、4,4a,4b……凹型の矯
正ロール、5……機枠、6……圧下装置、7……
回動調節可能な軸受ハウジング、8……水平ガイ
ド板、8a……ガイド取付盤、9……被矯正材、
10……駆動装置、13,14……出入調節ボル
ト、15……支持台、16,17……ステーシヤ
フト、18……支持杆、19……長孔、20……
ナツト、21……昇降調節ねじ杆。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 パイプ、棒材等の被矯正材を矯正するための
    互に駆動回転される夫々凸型と凹型のロールカー
    ブを有する一対の矯正ロール3組を、被矯正材の
    進路の上下に対向して矯正機本体の上下の固定フ
    レームに夫々圧下装置並びにロール角度調節装置
    により回動可能な軸受ハウジングを介して上下の
    矯正ロールを左右に約27〜36度のロール角度を保
    持して交叉状に配設せしめると共に、矯正ロール
    のロールカーブの凹、凸を被矯正材の進行方向に
    対する前後方向で交互配置させ、これら矯正ロー
    ルの左右に、矯正機の前後のステーシヤフトに渡
    り一端を枢支し、他端を旋回開閉自在に取付けた
    支持杆と、各支持杆の三箇所に夫々昇降調節ねじ
    杆により昇降される昇降調節自在の支持台とを設
    け、これら支持台に長孔と出入調節ボルトとによ
    り被矯正材に向つて進退調節自在に取付けたガイ
    ド取付盤を介して前記3組の各上下の矯正ロール
    間の左右に水平ガイド板を取付けてなる多ロール
    式丸棒矯正機。
JP7471386A 1986-03-31 1986-03-31 多ロ−ル式丸棒矯正機 Granted JPS62230424A (ja)

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JPS62230424A JPS62230424A (ja) 1987-10-09
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