JPS6044439B2 - 製紙用添加剤 - Google Patents

製紙用添加剤

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JPS6044439B2
JPS6044439B2 JP8471779A JP8471779A JPS6044439B2 JP S6044439 B2 JPS6044439 B2 JP S6044439B2 JP 8471779 A JP8471779 A JP 8471779A JP 8471779 A JP8471779 A JP 8471779A JP S6044439 B2 JPS6044439 B2 JP S6044439B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に水切り促進効果、填料の歩留向上効果、
白水の清澄効果等に優れた作用を有する新規な製紙用添
加剤に関するものである。
ポリアクリルアミドど次亜ハロゲン酸塩とをアルカリ性
領域下で反応させて得られるポリアクリルアミドカチオ
ン変性物の水溶液は、凝集剤、製紙用添加剤等として古
くから利用されており、就中、近年においては製紙用水
切れ促進剤として多用されている。
ところで、このポリアクリルアミドと次亜ハロゲン酸塩
とをアルカリ性領域にある水溶液中で反応させるに当つ
て、使用する苛性アルカリの量を多くすると、ポリアク
リルアミドの酸アミド基の加水分解によつて多量のカル
ボキシル基が生成・し、得られるカチオン変性物の水溶
液による前述したような作用、効果が低下するという弊
害が生ずるし、また、使用する苛性アルカリの量を少な
くすれば、反応が未だ完結しないうちにさえもゲル化が
起りやすくなる。
したがつてこの反応を遂、行するにあたつては多量の苛
性アルカリを使用して、しかもカルボキシル基の生成を
抑えなければならないために、極めて低温で反応させる
関係上、冷却装置等に多大の設備が必要であるばかりか
、勢い反応時間が長くなり生産効率が極めて悪い等の難
点を伴うものである。本発明は、特許請求の範囲に記載
した通りの構成の製紙用添加剤とすることにより、特に
水切れ促進効果、填料の歩留向上効果、白水の清澄効果
等に優れた作用を有し、しかも、工業的規模で、容易、
且つ確実に製造し得る製紙用添加剤を提供し得たもので
ある。
以下、本発明の製紙用添加剤の構成について詳述する本
発明の製紙用添加剤は、一般式 (但し、R1、R2はメチル基またはエチル基等の低級
アルキル基を、R3はメチル基またはエチル基等の低級
アルキル基または−を、X1は陰イオン基を、mは1〜
5の整数を表わす)で示される化合物と、一般式(但し
、R4、R5はメチル基またはエチル基等の低級アルキ
ル基を、2はメチル基またはエチル基等の低級アルキル
基またはを、X2は陰イオン基を、Yは−C1、−Br
または一Iを、nは1〜5の整数を表わす)で表示され
る化合物とを含有するアルカリ性領域下の水溶液中、あ
るいは前記一般式(1)で表示される化合物と同じく前
記一般式(■)で表示される化合物とのアルカリ性領域
下での反応生成物を含有するアルカリ性領域下の水溶液
中で、ポリアクリルアミドと次亜ハロゲン酸塩とを反応
させて反応溶液をPH3.5〜5.5に調整した水溶液
からなるものである。
前記構成からなる本発明の製紙用添加剤を得るに際し、
ポリアクリルアミドど次亜ハロゲン酸塩とをアルカリ性
領域下で反応させるホフマン分解反応の過程において、
該反応溶液中に存在する前記一般式(1)で表示される
化合物と同じく前記一般式(■)で表示される化合物と
の混合物、あるいは同じく該反応溶液中に存在する一般
式(1)で表示される化合物と一般式(■)で表示され
る化合物とのアルカリ性領域下での反応生成物が、いか
なる作用を果すのかは明確ではない。
) しかしながら、前記一般式(1)で表示される化合
物と一般式(■)で表示される化合物とのアルカリ性領
域下における反応では、アルカリの消費によるPHの著
しい低下がもたらされ、かつ、その反応生成物は、赤外
線吸収スペクトルにおいて71052cm−1の位置に
エーテル結合の特性吸収を有すること、及び前記一般式
(1)で表示される化合物と同じく前記一般式(■)で
表示される化合物とを含有するアルカリ性領域下での水
溶液中におけるポリアクリルアミドと次亜ハロゲン酸塩
とのノ反応や、前記一般式(1)で表示される化合物と
一般式(■)で表示される化合物とのアルカリ性領域下
における反応で得られた反応生成物の存在のもとでのポ
リアクリルアミドと次亜ハロゲン酸塩とのアルカリ性領
域下の反応においては、ゲル化が抑制されること等の事
実からみて、前述の化合物(1)と(■)との反応では
複数個の第4級アンモニウム塩基と1個の水酸基とを具
備するエーテル化縮合物が生成されており、本発明の製
紙用添加剤においては、このエーテル化縮合物が、ホフ
マン分解反応の過程でポリアクリルアミド分子に生ずる
イソシアネート基と結合したポリアクリルアミドカチオ
ン変性物が水溶液中に存在しているものと推定される。
すなわち、本発明の製紙用添加剤は、ポリアクリルアミ
ドのホフマン分解反応の過程で生成すると推定されるイ
ソシアネート基に基く架橋結合の生成が阻止されて、前
記イソシアネート基に同じく前記エーテル化縮合物が優
先的に結合したペンダント側鎖結合部分と、ポリアクリ
ルアミドのホフマン分解反応によつて生ずるアミノ基と
を具備する複雑な構造のポリアクリルアミドカチオン変
性物を水中に含有するものであると推定される。
したがつて、本発明の製紙用添加剤は、該添加剤を得る
に当り、ポリアクリルアミドのホフマン分解反応の過程
で生成するイソシアネート基が架橋結合を生成するのに
優先して、このイソシアネート基に前記エーテル化縮合
物が結合した、すなわち、ポリアクリルアミドに複数個
の第4級アンモニウム塩基を有するペンダント側鎖が結
合した構造が導入されるため、前記イソシアネート基に
起因する架橋結合の生成が抑制されてゲル化が防止され
ることとなるので、ホフマン分解反応の反応系のアルカ
リの使用量を減少させることができる。このため、本発
明の製紙用添加剤を得る際には、この反応系を極端に低
温に保つ必要性が無く、工業的規模での製造が可能とな
る。また、本発明の製紙用添加剤は、水溶液中に含有さ
れているポリアクリルアミドカチオン変性物が、前記し
た通り、アミノ基と第4級アンモニウム塩基を有するペ
ンダント側鎖とを具備しているものであり、前記ポリア
クリルアミドカチオン変性物における前記構造が、特に
製紙用添加剤としての水切れ促進効果、填料の歩留り向
上効果、白水の清澄効果等に対して極めて優れた作用を
奏することとなるものと推定される。
前記構成からなる本発明の製紙用添加剤において、前記
一般式(1)で表示される化合物と一般式(■)で表示
される化合物との使用適量は、ポリアクリルアミドのホ
フマン分解反応率によつて適宜変動するものではあるが
、一般的には、一般式(1)で表示される化合物はポリ
アクリルアミドの酸アミド基1モルに対して、0.01
〜1モル程度を使用するのが好ましく、また、一般式(
■)で表示される化合物は、一般式(1)で表示される
化合物1モルに対して1〜数モル程度を使用するのが好
ましい。
これは、ポリアクリルアミドの酸アミド基1モルに対し
、一般式(1)で表示される化合物が0.01モル未満
の場合、及び一般式(1)で表示される化合物1モルに
対して一般式(■)で表示される化合物が1モル未満の
場合は、いずれも本発明の目的とする効果を十分に奏す
る製紙用添加剤とすることができなくなるからであり、
また、ポリアクリルアミドの酸アミド基1モルに対し、
一般式(1)で表示される化合物を1モル以上使用した
場合には、過剰分が未反応のま)反応生成物中に残存す
ることとなり、無意味であること、及び一般式(1)で
表示される化合物1モルに対し、一般式(■)で表示さ
れる化合物を10モル以上の多量に使用する場合は、添
加の効果に比較して、試薬の使用が無駄になる等の傾向
を伴なうためである。前記一般式(1)で表示される化
合物と、同じく前記一般式(■)で表示される化合物と
を含有するアルカリ性領域下の水溶液中、あるいは前記
一般式(1)で表示される化合物と一般式(■)で表示
される化合物とのアルカリ性領域下での反応生成物を含
有するアルカリ性領域下の水溶液中で、ポリアクリルア
ミドと次亜ハロゲン酸塩とを反応させた反応溶液たる水
溶液を、PH5.5を超える高PHのものにしておくと
、該水溶液自体が変質したり、またはゲル化を伴つたり
する危険があるし、またPH3.5未満のものにしてお
くと、該水溶液に白濁分離が起り、製紙用添加剤として
の効果が低下するので、本発明の製紙用添加剤は、PH
3.5〜5.5の範囲内に調整されていることが必要で
ある。
また、この製紙用添加剤たる水溶液は、バルブに対して
ポリマー純分で0.01%以下の添加率では実用的効果
が得られず、0.1%以上では成紙の地合いを劣化させ
る要因ともなるので、0.01〜0.1%程度の添加率
で使用されるのが好ましい。
前記の通りの構成からなる本発明の製紙用添加剤におい
て、前記一般式(1)で表示される化合物の代表的なも
のとしては、塩化コリン、ジメチルまたはジエチルアミ
ノアルコールの4級化物等が使用される。この場合の好
適なアミノアルコールとしては、ジメチルアミノエタノ
ール、ジエチルアミノエタノール、ジメチルアミノプロ
パノール、ジエチルアミノプロパノール等が、また4級
化剤としては塩化メチル、臭化メチル、ヨウ化メチル、
塩化エチル等のアルキルハライド、塩化ベンジル、臭化
ベンジル等が利用できる。また、一般式(■)で表示さ
れる化合物の最も代表的なものは、3−クロロー2−ヒ
ドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライドで
ある。以下、本発明の製紙用添加剤の具体的な構成を、
その水溶液の製造方法実施例に基いて説明し、併せ、本
発明の製紙用添加剤の奏する作用、効果を実験に基いて
説明する。
実施例1 塩化コリン1.2y(これは後述するポリアクリルアミ
ドの酸アミド基1モルに対して0.032モルに相当す
る)と苛性カリ0.5yとを水10cc中に溶解させた
混合溶液を、C.T.A(3−クロロー2一ヒドロキシ
プロピルトリメチルアンモニウムクロライドの50%水
溶液)3.0y(これは前記塩化コリン1モルに対して
1モルに相当する)中に、45℃において滴下、攪拌し
、2時間反応させて得られた反応生成物溶液を、平均分
子量3防のポリアクリルアミドの水溶液(ポリマー濃度
10.1%)190ダに添加、攪拌、分散せしめ、次い
で、この溶液に次亜塩素酸ソーダ45gと苛性カリ4.
7yとを含んでいるアルカリ性次亜塩素酸ソーダ水溶液
100yを、冷却、攪拌しながら滴下させ、滴下終了後
更に25℃において60分間反応を継続させた。
得られた反応溶液に稀塩酸を添加し、PH4.5に調製
し、ポリマー濃度6%の反応生成物溶液Aを得た。実施
例2 平均分子量30万のポリアクリルアミドの水溶液(ポリ
マー濃度10.1%)190ダに、塩化コリン2.3y
(これはポリアクリルアミドの酸アミド基1モルに対し
て0.064モルに相当する)とC.T.A6Oy(こ
れは塩化コリン1モルに対して1モルに相当する)との
苛性カリ1.0yを含むアルカリ性水溶液中での反応生
成物を添加、攪拌、分散せしめ、次いでこの溶液に次亜
塩素酸ソーダ45ダと苛性カリ4.2yとを含むアルカ
リ性次亜塩素酸ソーダ水溶液100yを、冷却、攪拌し
ながら滴下し、滴下終了後更に25℃において6吟間反
応を継続させた。
得られた反応溶液を稀塩酸でPH4.5に調製し、ポリ
マー濃度6%の反応生成物溶液Bを得た。実施例3 平均分子量30万のポリアクリルアミドの水溶液(ポリ
マー濃度10.1%)190yに、塩化コリン2.3y
(これはポリアクリルアミドの酸アミド基1モルに対し
て0.064モルに相当する)とC.T.Al2y(こ
れは塩化コリン1モルに対して2モルに相当する)との
、苛性カリ2yを含むアルカリ性水溶液中での反応生成
物を添加、攪拌、分散せしめ、以下、前記実施例2と同
様の手順によつて、ポリマー濃度6%の反応生成物溶液
Cを得た実施例4 ジメチルエタノールアミン1.5yをベンジンクロライ
ド2.0yで4級化した反応生成物(これは後述するポ
リアクリルアミドのアミド基1モルに対し0.064モ
ルに相当する)と、C.T.A6.Of(これは前記4
級化反応生成物1モルに対して1モルに相当する)との
、苛性力1月.0fを含むアルカリ水溶液中での反応生
成物を、平均分子量3防のポリアクリルアミドの水溶液
(ポリマー濃度10.1%)190yに添加、攪拌、分
散せしめ、次いでこの溶液に次亜塩素酸ソーダ45f1
苛性カリ4.2yを含むアルカリ性次亜塩素酸ソーダ水
溶液100fを、冷却、攪拌しながら滴下し、滴下終了
後更に25℃において6紛間反応を継続させた。
得られた反応溶液を稀塩酸でPH4.5に調製し、ポリ
マー濃度6%の反応生成物溶液Dを得た。実施例5 平均分子量30万のポリアクリルアミドの水溶液(ポリ
マー濃度10.1%)190Vに、塩化コリン1.2y
(ポリアクリルアミドの酸アミド基1モルに対して0.
032モルに相当する)と、C.T.A3.Oy(前記
塩化コリン1モルに対して1モルに相当する)とを添加
し、攪拌、分散せしめた分散液に、次亜塩素酸ソーダ4
5yと苛性カリ5.0fとを含むアルカリ性次亜塩素酸
ソーダ水溶液100fを、冷却、攪拌しながら滴下し、
滴下終了後更に25℃において6紛間反応を継続し、得
られた反応溶液をただちに稀塩酸でPH4.5に調製し
、ポリマー濃度6%の反応生成物溶液Eを得た。
実施例6 平均分子量30万のポリアクリルアミドの水溶液(ポリ
マー濃度10.1%)190yに、塩化コリン2.3″
g(ポリアクリルアミドの酸アミド基1モルに対して0
.064モルに相当する)と、C.T.A6.Og(前
記塩化コリン1モルに対して1モルに相当する)とを添
加し、攪拌、分散せしめた分散液に、次亜塩素酸ソーダ
45yと苛性カリ4.7yとを含むアルカリ性次亜塩素
酸ソーダ水溶液100yを、冷却、攪拌しながら滴下し
、滴下終了後更に25℃において6紛間反応を継続し、
得られた反応溶液をただちに稀塩酸でPH4.5に調製
し、ポリマー濃度6%の反応生成物溶液Fを得た。
・比較例1 平均分子量30万のポリアクリルアミドの水溶液(ポリ
マー濃度10.1%)190ダに、次亜塩素酸ソーダ4
5yと苛性カリ5.6yとを含むアルカリ性次亜塩素酸
ソーダ水溶液100yを、冷却、攪拌しながら滴下し、
滴下終了後更に25℃において6紛間反応を継続させた
得られた反応溶液を稀塩酸でPH4.5に調製し、ポリ
マー濃度6%の反応生成物溶液Gを得た。比較例2 平均分子量3防のポリアクリルアミドの水溶液(ポリマ
ー濃度10.1%)190yに、塩化コリン2.3yを
添加、攪拌、分散した溶液に、次亜塩素酸ソーダ45y
と苛性カリ4.2fとを含むアルカリ性次亜塩素酸ソー
ダ水溶液100fを、冷却、攪拌しながら滴下し、滴下
終了後更に25℃において6紛間反応を継続させた。
この反応溶液を直ちに稀塩酸でPH4.5に調製し、ポ
リマー濃度6%の反応生成物溶液Hを得た。以上の実施
例及び比較例で得られた反応生成物の、製紙用添加剤と
しての水切れ促進作用、炭酸カルシウム填料の歩留り向
上作用、及び白水の清澄促進作用に対する効果を次の実
験1〜3に基づいて確認した。
実験1(水切れ促進効果) 叩解バルブ(段ボール故紙、C.S.F43Omt)の
気乾分2y相当量を500ccの三角フラスコに取り、
これに水を加えて振盪、分散させて、1%のバルブ分散
液を調製した。
この分散液中に、前記ポリアクリルアミドカチオン変性
物による反応生l成物溶液A−Hを更に水で稀釈したポ
リマー濃度0.1%の水溶液をそれぞれ1cc(対バル
ブにして0.05%)添加、振盪、分散せしめて5分間
静置する。次いで、水で予め湿潤させた炉紙(東洋戸紙
坐.二3)を密接させてあるブフナ戸斗(直径11ゐ礪
)に前記静置後のバルブスラリーを移し、2分間で枦過
された淵過水の容量(炉水量)によつて水切れ促進効果
を確認た。
水切れ効果の上昇率を、 =によ
つて計算した結果を、炉水量と共に第1表に示した。実
験2(填聾の歩留り向上効果) 叩解バルブ(LBKP,.C.S.F4OOml)の気
乾分1.2y相当量を500ccの三角フラスコに取り
、これに水を加えて振盪、分散させて、2.4%のバル
ブ分散液を調製し、更に軽質炭酸カルシウムの20%(
重量)水溶液を2.4cc(対バルブにして40%)を
添加、振盪、分散せしめた。
この分散液中に、前記ポリアクリルアミドカチオン変性
物による反応生成物溶液A−Hを更に水で稀釈したポリ
マー濃度0.12%の水溶液をそれぞれ0.5cc(対
バルブにして0.05%)添加、振盪、分散して得られ
たバルブスラリーを、TAPPI標準抄紙器で手抄きに
よつて抄造し、この抄造紙の軽質炭酸カルシウムの歩留
りを確認した。
軽質炭酸カルシウムによる填料の歩留り上昇率を、によ
つて計算した結果を、軽質炭酸カルシウムの歩留り量と
ともに第2表に示す。
実験3(白水の清澄促進効果) 叩解バルブ(LBKP..C.S.F4OO?L)を水
に分散させた1000ppmバルブ分散液500ccを
500ccのビーカーに採取し、これに、硫酸アルミニ
ウム(Al2SO,l6〜18H20)の2%水溶液1
cc(40ppm相当)を添加し、ジヤーテスターで約
100rpm12分間攪拌した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I )(但
    し、R_1、R_2は低級アルキル基を、R_3は低級
    アルキル基または▲数式、化学式、表等があります▼を
    、X_1は陰イオン基を、mは1〜5の整数を表わす)
    で表示される化合物と、一般式▲数式、化学式、表等が
    あります▼・・・(II)(但し、R_4、R_5は低級
    アルキル基を、R_6は低級アルキル基または▲数式、
    化学式、表等があります▼を、X_2は陰イオン基を、
    Yは−Cl、−Brまたは−Iを、nは1〜5の整数を
    表わす)で表示される化合物とを含有するアルカリ性領
    域下の水溶液中、あるいは前記一般式( I )で表示さ
    れる化合物と同じく一般式(II)で表示される化合物と
    のアルカリ性領域下での反応生成物を含有するアルカリ
    性領域下の水溶液中で、ポリアクリルアミドと次亜ハロ
    ゲン酸塩とを反応させた反応溶液のpH3.5〜5.5
    の水溶液からなることを特徴とする製紙用添加剤。
JP8471779A 1979-07-03 1979-07-03 製紙用添加剤 Expired JPS6044439B2 (ja)

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ES2690592T3 (es) * 2012-08-22 2018-11-21 Basf Se Procedimiento para la fabricación de papel, cartulina y cartón
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