JPS6044335A

JPS6044335A - 化粧シ−ト

Info

Publication number: JPS6044335A
Application number: JP15246383A
Authority: JP
Inventors: 住友　義治; 戸練　佳介
Original assignee: Kojin Co Ltd
Current assignee: Kojin Co Ltd
Priority date: 1983-08-23
Filing date: 1983-08-23
Publication date: 1985-03-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、特性の改善された化粧シートに関するもので
あり、詳しくは、熱硬化性樹脂を塗布・含浸した化粧紙
を表層とし、熱ＯＴ塑性樹脂エマルジョンを主体とした
樹脂を抄込むかあるいは′Ｊ浸した紙を裏層として、加
熱加圧により両者をＪｅｔ層成型成型成る化粧シートに
関するものである。

従来１合、仮、ハードボード、パーティクルボード等を
基板とした合Ｊ或勿脂化吐板Ｃす、カー板の表ｉｒ＋ｉ
にメラミン樹脂、ベンゾグアナミン４川財、ジアリルフ
タレート４々（脂等を宮浸し７た化粧紙１才たけ不飽和
ポリエステルイ］＞、ｆ脂を塗イ５またＣよ含浸した化
粧紙を当てて加熱加圧により一体化して化粧版としてい
るが、使用される合成樹脂が熱硬化性＋Ｉ′Ｌ１脂のみ
から成るため次のような欠点を有する。

すなわち。

■、熱硬化性樹脂のみから成っているのでｉ、Ｉｊ＋　
（で脆いために切削しに＜〈、切削時にひひｉ’＋ｌｌ
れが入り易く、屈曲に対する」１１翳へが恋いなど二次
加工適性が著しく劣る。

２、熱硬化性樹脂の牟がら成るため施工時に、高山で特
殊な」妾着剤を１史用しなければならず、か１ｊ工のコ
ストが高くつく。

８、単色化粧合板の場合には、高側敵性の（ｈ粧紙が要
求されるが、そのために化粧紙の坪％（ｌｉ／ｉ♂）を
上げると樹脂の含浸が不均一となり２色むらが発生し易
い。

これに対して９本発明による化粧シートは、熱硬化性（
１ｙ）脂含浸層（表層）と熱可塑ａ樹脂を主体とした含
浸層（裏層）より成り１表層に化粧板の表面特性として
の耐汚染性、耐引っかき性、耐摩耗性、耐衝撃性、耐熱
水性、耐熱性などの榎・１化を持たせ、裏層に、柔軟性
、遮蔽性、耐水性＋　Ｉ＋”’、　１ｉ４）剥ス（を強
度、接着性などの機能を持たせたものであり１表層と裏
層を複合した化粧シートと（−で、従来の化粧板に見ら
れる前記の欠点を解消（〜たものである。すなわち、従
来の熱硬化性樹脂のみから成る化粧板に比して、著しく
柔軟性があるため。

切削が容易で、切削時にひび割れが入らず、屈曲に対す
る適応性も良く２曲面に貼れるなど著しく施工性にすぐ
九でいる。

また、熱可塑性樹脂を含む柔軟な裏層があるため、エマ
ルジョン系などの通常の接着剤で基材に容易に貼ること
ができる。さらに２表層に比して裏層の樹脂含浸率を低
くして、内部に空気を残存させることおよび表層および
裏層の樹脂の］１１１折率の差により、熱硬化性梅脂単
独の什粧シートに収べ１彦蔽力を著しく改善することが
できる。

本発明は、メラミンｖｊ脂、ベンゾグアナミン樹脂、ア
ミノアルキッド便脂、シアリル７タレート樹脂、不飽和
ポリエステル（り（脂等の化粧板Ｊ’１．Ｉの熱硬化性
樹脂を塗布・含浸させた化粧紙より成る表層に対して、
熱可塑性樹脂エマルジョン（反応性および自己架橋１９
ニエマルジヨンを含む）またに。

これを主体として、熱硬化性樹脂エマルジョンとの混合
物を抄込むかまたは苫凝させた化粧紙より成る裏Ｊ曽を
重ね合わせ加熱・加圧することにより。

、ｉ’Ｒ７螢・成型して成る化粧シートに関するもので
あり、展層に使用するｔ当可塑性１１ｉＴ脂エマルジョ
ンとし、ては、ソープフリーエマルジョンが４寺に好ま
しい。

本発明を実施するに際して用いる熱町シπ性俯塀エマル
ジョ／ハ、スチレン、ＩＹＩ’　ｆｍ　ヒニル、７り’
）ル酸エステル、メタクリル酸エステル、アクリロニト
リル、塩化ビニル、塩（ｅビニリデン、エチレン、プロ
ピレン、フタジエン、イソプレン、クロロプレン、アク
リル酸、２−ヒドロキシエチルメタクリレート、ジメチ
ルアミノエテルメタクリレート等の各種モノマーを率独
重合または共重合させたものであり２例えば、メチルメ
タクＩＪＬ／−）・ブタジェン共重合体、アクロニトリ
ル・ブタジェン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共１Ｆ
合体。

エチレン・塩化ビニル共軍合体、エチレン・酢ｔ１クピ
ニル・塩化ビニル共重合体、アクリルｌ：ｊＺエチル・
スチレン共重合体、スチレン・ブタジェン共重合体、ス
チレン・イソプレン共重合体、スチレン・アクリル酸ブ
チル・２ヒドロキシ工チルメタクリレート共重合体、ア
クリロニトリル・ブタジェン・アクリル厳共重合体等で
ある。

さらに１本発明のＭｕＴ塑性樹脂エマルジョンとしては
、界面活＋４１”剤を乳化剤として）１１いないソープ
フリーエマルジョンを使用した場合に最も顕著な効果が
発現できる。すなわち、界面活性剤をＹし化部とし、て
、乳化重合して得たエマルジョンは。

多部°に含まれる界面活性剤のために、も旧１旨＠膜の
耐水性、（耐候性が劣り、化：ｉＶ）：シートとしての
耐水仙、１け候性を光分（τ先部するためには、多プ・
１のエマルジョン金倉ｉシする心安がめる。ｔた。含浸
段の樹脂のマイグレーションが起り５易＜　＋　Ｊ’４
　ｂ４　）１１（’ｊ間剥１ｉｔｌＩ　＠度の低下を招
く１頃回がある。

これに対して、界？７）１活性剤を全く１史１［！シな
いソープフリーエマルジョンｆｄ、　（＜ｉ（脂塗膜自
体の耐水性、耐候性がすぐれており、比較的少ｔ；のエ
マルジョンの含浸で、沈浸、ｉＱｓ’：　（４，ｒす層
）としての櫓ｊ１ヒを光分に発揮することができる。捷
だ乾、・尿過程での樹脂のマイグレーションが少なく、
＃、’間剥＋’ｉｆ＃強１及のずぐれた含浸層゛がｈら
ｉ′１．る。

ところで１本発り」で用いるソープフリーエマルジョン
の合成法については、大別してり、下の３１）ｊ（りの
方法がある。

１、’ｉｌｊｇ合開始剤として、過イＮｆｌ°１９塩−
１：たはイオン性アゾビスｍ触媒を用い通常の乳化重合
のＵ）合よりも、高速攪拌または高速１辰盪を行いなが
ら重合する。

２、主成分となるモノマーと水浴性コモノマーを共重合
する。例えば、スチレンを主成分とし。

アクリル酸を水溶性コモノマーとして重合する０３、高分子保護コロイド例えば、スチレン・無水マレイ
ン酸共重合体を乳化剤として用いる。

このようなソープフリーエマルジョンの例トシて、三井
東圧化学■製のボンロン５Ｘ−２１３゜５Ｘ−２１４，
東即合成化学工業■製のアロンＡ−１０４，、Ａ−１０
６等の市販品がある。

本発明において、熱可塑（！ｉＨ樹１１ｉエマルシコン
と併用する熱硬化性樹脂としては、水溶性の熱硬化性ポ
リマー例えば、メラミン１労脂などは／／／ｌ論使用で
きるが、低粘度のエマルジョンｋ　用いて均一に。

しかも熱可塑性樹脂エマルジョンとの広い囲の１配合で
＠浸できる点で、熱硬化性樹脂エマルジョンの使用が効
果的である。

本発明の、熱硬化性樹脂エマルジョンとしては。

尿素樹脂の初期ｄ、Ｉ１１合物、エポキシｄ、■脂、メ
チロールメラミン、フェノール樹脂等を乳化したものが
ある。

例えば、フェノール（苫旧系で（・ユ、犬日本インキ化
学工業（ｉ′１製の’Ｊ’　Ｄ　−４，＞１０２　、エ
ボギシ（ｊ１１脂系では、住友化学工業■のものがある
。

実施例　］アルギン酸ソーダ　０．５部スチレンモノマー／ブタジェンモノマー（１／ｌ）　１
００ｆ１３アゾビスイノブチロニトリル　０２部水　２５０下１１゜をオートクレーブに仕込み、６５°Ｃｃ４　（１０ｒｐ
ｍ。

高速攪拌下約１５０分間重合して、閉議コロイド化（ン
ープフ＋７−）Ｌ、スチレン・プクシエンコポリマーエ
マルジョンを合成した。

一方坪一肝６０　ｖｎ？の木目印刷した化、叶紙にジア
リルフタレートｌＬ’ｉ　ｌ１ｔｔ　８０音Ｌ　ポリエ
ステル＋ｈｔ月旨２０部、硬化剤としてベンゾイルパー
オキサイド（ＢＰＯ）８部から成る混合液を固形分換°
；：／：で５０係含浸して表層紙とした。

坪景５５シ貸の白色化吐和、に、前記のソープフリース
チレン・ブタジェンエマルジョン９ｏ部。

エポキシ樹脂エマルジョンＩＯ部から成る混合液を固形
分換算２０％含没して果層紙ン作り、その上に、前記の
表層紙を重ね合わせ、ｌ晶ＩＦ１３０’Ｃ。

圧力１０　ＫＮ肩２時間３分の成型条件にて、積層ｆｊ
ｐ型した。

このよう処して得られた木目印刷化粧シートは。

柔軟性があり、耐水性１層間剥に１４１．Ｉ蛍度のすぐ
扛たものであった。

実施例　２パルプ１００部に対して、赤色の不溶１７トアゾ顔料０
１部、ｌ／〔色の高分子アゾ顔料０２部、黒色の酸化鉄
０１部を惰力１山で抄造した坪Ｈ’Ｆ’ｉ８０　％ｒ？
の着色化粧紙（薄葉紙）に、ジアリルフタレート樹脂（
硬化剤として、ベンゾイルパーオキ丈イド：３係を含む
）を固形分僕等で７０循含反し７．予ｊ’ｊｌｌ　’：
’ｉζ燥して表層紙を得た。

他方、密度が低く、吸水性が高く、；像化チタン（Ｔｉ
ｅ、）を含イイし２表層と同様にＱ’ｆ、巳した１１’
　−ｔｉｉ：　］００　ｆ／ｎｒ’の着色化粧紙に、ボ
ンロン５Ｘ−２１４（ソープフリーアクリルエマルジョ
ン、三井束、ＩＥ化学α勾製）’ｚ固形４）換痺３０係
含浸して、゛、・みり、に爪となし、前記表層紙と沖ね
合わせて、温瓜り３０℃、圧力１０　Ｋｑ／ｌｙ＆、時
間７分の成ψ条件で）１：１層成型した。

このようにして２．（負蔽性のすぐ几た高彩ＬＬＩの単
色化粧シートがイｑられ、こわを県仮に接着することに
よって美ｆＪ４な化粧板が１．）られグζ０なお、前記
の表ｊ仔紹単独で、同乗性で成！査すると、ジアリルフ
タレート（釣脂とｍ色領料の屈折率が力“１似している
ため、加圧・加熱により、透明性の化粧シートとなり、
こ几會基１反に接着しても。

遮蔽性が殆どないため）Ｈ９板の色の影′１！・Ｐを・
受けて仕上りは良くなかった。

Claims

【特許請求の範囲】

１．　熱硬化性樹脂を塗布・含浸させた化粧紙より成る
表層に対して、熱可塑性樹脂エマルジヨンあるいは、こ
れを主体とした熱硬化性樹脂エマルジヨンとの混合物を
抄厭１１３に抄込むかまたは含浸させた化粧紙より成る
裏層とを重ね合わせて加熱′圧着することにより積層成
型して成る化粧シート。２、熱可塑性樹脂エマルジョンが、ソープフリーエマル
ジヨンであることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の化粧シート。