JPS6044116B2 - 組合せ工具 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、組合せ工具一般に関し、特に、ドリルまたは
レンチ部材として選択的に使用され得る工具に関する。

作業者がます工作物に開口を穿設し、次に引続いてこの
開口にねじ山付固締具を螺合させることを必要とする多
くの使用例がある。このような反復使用例に対し、開口
を穿設しかつ固締具を駆動する単一工具の使用は、時間
の大きな節約と適用費の減少をもたらす。したがつて、
本発明の主目的は、工作物に開口を穿設し、次に迅速か
つ簡単に操作して該開口にねじ山付固締具を螺合させる
ことのできる工具を提供することである。

本発明のもう１つの目的は、固締具に過剰トルクを与え
ることなしに固締具を着座させ得るレンチソケットを有
する組合せ工具を提供することである。本発明のもう１
つの目的は、その操作中、作業者により安全かつ容易に
保持され得る組合せ工具を提供することてある。

前記の目的を達成させる本発明の主な特徴は、外部ボデ
ー部に装着されこれと選択的、相関的、限定入れ子式運
動するようになつたドリルビット保持心棒である。

外部ボデー部材は、貫通孔を含み、一端がレンチソケッ
トとして形成され、これは好ましい例では、ソケットか
ら軸方向で外側に延長する短い寸法の凹部を有する。ス
リーブ部がボデーに関し回転可能に装着されているので
、作業者は、スリーブが回転したまま組合せ工具を保持
できる。以下本発明を添付の図面を参照してさらに詳細
に説明する。

第１図をみると、複合、組合せ工具１０が、動力工具装
置１２と関連して働くように示されている。

この装置１２は、典型的には、ドリルまたはナット運転
取付（Ｒｕｎｎｉｎｇａｔｔａｃｈｍｅｎｔ）に対し回
転出力を生ずるように使用される手持電動機形式の装置
であつてよい。組合せ工具１０の詳細な構造は、ドリル
として使用するための位置にある工具およびねじ山付締
結具を駆動するための箱スパナとして使用するための位
置にある工具をそれぞれ示している第２および３図によ
く示されている。

工具１０は、自由回転するように装着された保護スリー
ブ部材１８を有するホデー部材１６の孔に入れ子式に装
着された心棒１４から主に構成される基本的には複合、
簡便操作装置であることが理解されよう。心棒は、これ
にドリルビット２０を脱着可能に固締するようになされ
た第１の先端を含むであろう。この目的のために、第７
図によく示されるように、止ねじ２２が、心棒の下方領
域に設けられていて、ここにドリルビットを非回転固締
している。心棒の第２の上端は、動カ工具１２から組合
せ工具１０へトルクを伝達するようになされた、ｋたと
えば六角形状２４のような面を含み得る。ボデー部材１
６は、全体的にはシリンダ状であり、マンドレルを受容
するようにボデーを軸線方向に完全に貫通して延長する
孔を含み得る。長手方向に延長するスロット２６がボデ
ーに設けられ・ていて、これは、後述する目的のため心
棒の周面から半径方向に少距離延長する止ねじ２２の直
径に実質的に等しい寸法の幅であろう。このボデーの第
１すなわち下方の端および孔は、回転ねじ付締結具を受
容して駆動するようになされたソケツノトレンチ面２８
を含むてあろう。このように、心棒１４が、第３図に示
されるように引退位置にあるとき、ドリルは、働かない
でいて工具１０がソケットレンチ装置の役目を果す。

本発明の重要な特徴を示す第３，８および９図を特に注
目されたい。

工具１０の下方すなわち工作物接触端は、内周を非回転
性面形状とした軸線方向に延長するキャビティすなわち
凹部３０を含み得る。この凹部は、ヘッド３４を有する
締結具３２のようなねじ山付締結具のヘッドの高さと実
質的に等しい寸法の深さを有していよう。操作に際し、
このヘッドは、回転誘発ソケットキャビティ２８に受容
されて、座金ベース３６が、ボデーの孔での締結具の入
場を制限するストップとして働く。締結具が慣用の態様
で駆動されると、凹所３０は、固締具のヘッドに実質的
に等しい距離、工作物表面３８の上にソケット駆動面２
８を離隔させるので締結具のヘッドが工作物表面に対し
着座した後は、固締具が駆動され得ないすなわちトルク
が与えられ得ないであろう。締結具が第８図に示される
深さに達するとき、締結具３２は、工作物面中への締結
具の軸方向の変位によつてソケットからだされてヘッド
が非回転性凹部に入るようになるのでヘッドは、第９図
に示される位置で過剰駆動することなしに工作物表面に
着座して接触するであろう。本発明は、ねじ山付締結具
が過剰トルクによるねじ山のすり減りを起こす傾向のあ
るコンクリート３９に穿設された開孔にねじ山付締結具
を螺合させる場合に特に有用であることが明らかとされ
た。ソケット面および凹部を含む鼻部４０は、ねじ山付
連結具４２の使用によつてボデーへ脱着可能に固締され
て、ソケットの寸法を変化させることができる。操作者
への安全性と便利さとのために、好まし．くは熱可塑性
熱料でできているスリーブ１８は、ボデー部材に回転可
能に装着されており、そして好ましくはボデーの全長に
亘つて延びている。

スリーブは、スリーブの内周およびボデーの外周に形成
された一連の共働肩部によりボデーに関する．自由軸線
方向運動が保持されている。スリーブの第１のすなわち
最下部の領域４４には、増加された壁厚でいくらか限定
された軸線方向の長さを有する停止部４６が設けられて
いる。この停止部の上端と下端とが、ボデーに形成され
た肩部に対し・共働する肩部を形成する。ボデーの上方
肩部４８と下方肩部５０とが、停止部４６を受容する環
状凹部５２を画定する。これらの共働する肩部がボデー
に関するスリーブの自由軸線方向運動を防止するが、ボ
デーに関するスリーブの自由回転を可能とするように働
き、工具がスリーブ内で回転するとき作業者がスリーブ
を握持して固定したまま保持することが可能となる。脱
着可能鼻部４０は、鼻部がボデーに適切に螺合されたと
き、鼻部の頂端が最下肩部５０を形成するので、ボデー
へのスリーブの装着を便する。スリーブの鼻部４４は、
好ましくは、この領域のボデーの外径よりは実質的に大
きくない寸法の外径を有して工具が画ノ定された領域で
操作可能となるようになつている。スリーブの中間部は
、より大きな直径および実質的により厚い壁厚として、
ある環境下でしばしば必要とされる凹凸構造を与えても
よい。この中間部５４の最上領域は、肩部５６の形状で
終端．し得、肩部５６は、ボデーの最上領域に形成され
た肩部５８に衝合するように設計されている。したがつ
て、ボデーの上方領域は、ボデーの下方領域よりもいく
らか大きな直径であり得る。スリーブの頂部は、スリー
ブの残部よりも実質的に薄い゛壁厚であり、そしてその
外径は、好ましくは、中間部の直径と寸法が同じであり
得る。したがつて、この薄壁部６０は、容易に圧縮可能
で、この領域のスリーブの壁を単に圧縮することによつ
て下側ばね６２を操作可能としている。スリーブの鼻部
領域に形成された開口６４は、ドリルが延長される場合
の止ねじ２２の接近を便する。このことは、スリーブを
除去することなしにドリルビットが外されるようになる
。工具１０は、ドリル工具からレンチ工具へ、簡単なプ
ッシュプル（Ｐｕｓｈ−ＰｕＩｌ）操作で容易に変換さ
れる。

心棒１４は、ボデーの後部に装着されたばね６２により
第３図に示される引退位置に解放可能に保持される。ば
ねはその端部６６の１つにおいてボデーへ取付けられて
いて、外方向に偏倚され、弓部６２によつてボデーから
離隔されている。ばねの遊端７０は、ボデーの端部を横
断して延長しかつ開口７２が設けられていて、この開口
７２を貫通して心棒が受容されている。環状溝７４が、
第３図に示される引退位置にドリルを保持するには十分
な位置で心棒に形成されている。ばねは外方向に偏倚さ
れているので、開口の縁は、第６図によく示されるよう
に溝にスナップ係合し得、このようにして心棒の両方向
での自由軸線方向運動が保持される。部分７６のような
開口の円周部分は、スロットの半径と実質的に等しい半
径を有して形成されてばねとスロットとの間の衝合接触
を増加している。工具がドリルとして使用されることが
所望されるなら、ばね近傍の薄壁スリーブを単に押して
ばねのスロット７４との係合を解放させる。僅かな凹部
７８が、ボデーの一端に形成されていてばねの圧縮を便
する。ばねが、スロットとの鎖錠係合から解放されると
、心棒に関するボデーの簡単な上方向への引張りが、第
２図に示すようにドリルをボデーのソケット部から延長
させるであろう。ばねの開口が、ドリル操作中に心棒の
スロットと相互鎖錠不要の間、ばねの偏倚が、心棒に十
分な摩擦圧力を与えて、ボデー自体の重量による自由運
動から第２図に示される位置にボデーを保持する。心棒
にドリルを保持する止ねじ２２は、また、動カ工具１２
からソケットレンチ手段２８へトルクを伝達する役目を
果す。止ねじは、心棒の周囲を僅かに越えて延長して、
細長いスロット２６の側部とトルク伝達相互係合をなし
得る。第７図に示されるように、心棒の肩部８０が、ボ
デーの孔の肩部８２と衝合してボデーを貫通するドリル
の延長を制限し得る。第１０図をみると、スリーブ部が
軸方向の凹部３０ａを形成し得る工具の鼻の別の例が示
されている。

工作物に非回転的に衝合しかつソケットからねじを抜く
ための凹部を与える可塑性材料の使用は、工作物の表面
の損傷を最少限度にすることが重要な情況下で有利であ
ろう。第１１〜１４図をみると、穿設から締結具固定態
様へ迅速変換可能な本発明の組合せ工具のもう１つの例
が示されている。

工具１０の構造と同じ工具１１０は、実質的に中空なボ
デー１１６内に往復動可能に配置された心棒１１４を含
んでいる。心棒は、その上端にレンチ面１２４を有し得
て、適当な動カ工具装置と組合されるようになつている
。ボデーにある長手方向延長スロット１２６は、ボデー
の上方領域に鈎形状端１２７を含み得る。トルクは、ス
ロット内に位置するピン部材１２５により、心棒からボ
デーへ伝達され得る。止ねじ１２７は、ドリルを保持す
るがマンドレルの周囲と実質的に同一平面にあり、そし
て接近開口１２１がボデーに設けられてドリルビット１
２０の変換を便する。回転可能スリーブ１１８は、第１
の例のスリーブ１８と同様に働き、そしてボデーおよび
鼻部のそれぞれの衝合面１４８，１５０と共働する衝合
面１４６を含んでポデーにスリーブを軸方向で保持する
。しかしながら、スリーブ１１８は、鼻部１４０近傍ま
てに制限された限定軸方向長さである。操作に際し、開
口が、まず、第１１図に示されるドリル延長配置とした
工具で工作物に穿設される。

開口が完成すると、手工具のスイッチを切り“（心棒と
スリーブとが、これらの慣性でまだ回転している）、作
業者は、小さなスリーブを握り、素早くボデーを下方向
に引き下げピン１２５がス罎ント１２６の頂部に達する
ようにする。工具がまだ僅かに回転しているので、ピン
１２５は、ソケット１２８内への固締具１３２の挿入の
ために、スロットの鈎形状部にピン自体の自動的着座を
もたらすであろう。この実質的に自動的な工具変換一鎖
錠操作は、第１１および１２図に参照数字なしの矢印に
より示される工具の回転方向に鈎形状スロット端１２７
を延長させて配置することによつて便される。ドリル操
作中、ボデー部材１１６を心棒の最上位置に保持してお
くことを確実にするために、１組のばね偏倚されたボー
ルを心棒の開口に設けてもよい。

ボール１２３とばね１４５とは、ボデー１１６と心棒１
１４との間に増加された摩擦抗力を生起するように働き
、この摩擦抗力は、操作態様が変えられねばならないと
き、作業者により僅かなりを加えられることにより容易
に克服される。ボールおよびばね装置を受容する開口１
４４は、ピン１２５と一線をなす位置とならないように
して、ボールと、ボデーの内周との間の接触を確実にす
べきである。環状磁石１４１がレンチ面１２８の直ぐ上
のソケット１４０に配置されて、ソケット内ての固締具
１３２の一時的保持を便してもよい。以上のように本発
明に従つて、前記の目的および利点を完全に満足する組
合せ工具が提供されることが明らかであろう。

以上本発明を特定の実施例について説明したが本発明は
図示し本明細書に詳述した実施例のみに限定されるもの
ではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、適当な動カ工具装置に装着された組合せ工具
の側面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 工作物に開口を穿設し該開口にねじ形式の固締具を
   設定するための工具において、第１の端部を有する回転
   可能心棒が、これと同軸配置をなすドリルビットを脱着
   可能に固締する固締手段を含みそして第２の端部がこれ
   にトルク伝達面を形成させて有し、全体的にはシリンダ
   状ボデーが貫通孔を有し、該ボデーは心棒に入れ子式に
   軸線方向で可動装着されており、スリーブ部材が、ボデ
   ーに関し回転するように装着されており、スリーブとボ
   デーとの間で相互作用する停止手段が、ボデーに関しス
   リーブの自由軸方向運動を防止するが、両者間の相対的
   回転を許容しており、ボデーが、心棒の第１と第２の端
   部とそれぞれ関連する第１と第２の端部を有し、ボデー
   の第１の端部がこれにレンチソケット手段を形成させて
   有し、ボデーの第２の端部が、これに装着させたばねを
   心棒の溝と共働するように有して心棒をボデーに関し引
   退位置に選択的に保持しており、軸方向の凹部がボデー
   と心棒との第１の端部に関連された工具の端部に形成さ
   れており、そして該凹部はレンチソケット手段の終端部
   から予定された軸方向の寸法で延長しておりかつレンチ
   ソケット手段の横断方向の寸法より大きな寸法の内部横
   断寸法を有する工具。 ２ スリーブ部材が、ボデーの実質的全長に延長してい
   て工具の回転操作中使用者からボデーを離隔する役目を
   なしている前記第１項に記載の工具。 ３ スリーブの孔に１対の軸方向離隔肩部がボデーの１
   対の相補的軸方向離隔肩部と共働係合関係で設けられて
   いてボデーに関するスリーブの軸方向の運動を制限する
   停止手段を与えるようにしてなる前記第１項に記載の工
   具。 ４ ソケット手段が、ソケットの寸法を相互変換可能に
   ボデーの残部から選択的に取り外されるようにした選択
   的取り外し手段を含み、ソケットの一部が、スリーブの
   孔に形成された肩部と共働する肩部を形成していて、ソ
   ケットがボデーに取付けられたときボデーへのスリーブ
   の下方向運動を制限してスリーブの選択的取り外しを与
   えるようにしてなる前記第１項に記載の工具。 ５ ばねは、一端をボデーの第２の端部へ固定させボデ
   ーの全体的長手方向へ延長する片持形式の部材を含み、
   片時形式の部材の反対側の遊端が、ボデーの第２の端部
   を横断してボデーの軸線方向へ横断延長する開口を有し
   、該開口が、スロットの領域の心棒の直径より大きな寸
   法を少なくとも１つの方向で有し、該部材の中間部分が
   弓形とされかつボデーから外方向に偏倚されており、心
   棒の予定位置に形成されたスロットが、開口の縁を心棒
   に鎖錠係合させて心棒を引退位置に選択的に保持するこ
   とを可能としている前記第１項に記載の工具。 ６ ばね近傍のボデーの表面が凹部を形成してばねをボ
   デーに対して圧縮させることが可能となつていてばねと
   心棒との間の鎖錠係合が解放可能となつている前記第５
   項に記載の工具。 ７ スリーブ部材が、可塑性材料であつてそしてボデー
   の全長に実質的に延長しており、スリーブの壁厚が、ば
   ねの領域で、スリーブの他の部分より寸法が小さくなつ
   ていて使用者に該領域のスリーブの壁を圧縮してばねを
   働かせることを可能としている前記第５項に記載の工具
   。 ８ ボデーは、ボデーの予定の軸方向の長さ心棒を露出
   させる予定された幅の細長いスロットを有し、止ねじが
   、心棒へドリルビットを固締する手段を形成しそして固
   締位置にあるとき心棒から半径方向外側に延長しており
   、止ねじは、スロットの幅に実質的に等しい寸法の横断
   寸法を有して心棒からボデーへトルクを伝達する手段を
   与えている前記第１項に記載の工具。 ９ 軸方向凹部が、ソケットの拡張部として一体的に形
   成され、凹部の深さの寸法は、関連するねじ形式の固締
   具のヘッドの高さとほぼ同じようになつていて、ヘッド
   が工作物表面に着座した後、固締具の駆動を防止する役
   目をするようにしてなる前記第１項に記載の工具。 １０ ボデーの第１の端部と関連されたスリーブの端部
   は、レンチソケット手段を越えて軸線方向に延長して凹
   部を形成しており、凹部の深さの寸法は、関連するねじ
   形式の固締具のヘッドの高さとほぼ同じようになつてい
   て、ヘッドが工作物表面に着座した後、固締具の駆動を
   防止する役目をするようにしてなる前記第１項に記載の
   工具。 １１ スリーブが、その真下領域に形成された開口を有
   してドリルビツトを脱着可能に固締する固締手段に接近
   可能となつている前記第１項に記載の工具。 １２ 工作物に開口を穿設し該開口にねじ形式の固締具
   を設定するための工具において、回転可能な心棒が、第
   １の端部にこれと同軸配置をなすドリルビットを含んで
   有しそして第２の端部がこれに形成させたトルク伝達面
   を有し、全体的にシリンダ状のボデーが貫通孔を有して
   ボデーが心棒に入れ子式でかつ軸線方向で滑動可能に装
   置されるようになつており、ボデーが第１と第２の端部
   を有し、ボデーの第１の端部がこれに形成されたレンチ
   ソケット手段を有し、軸線方向凹部が、ボデーの第１の
   端部に形成されており、該凹部が、レンチソケット手段
   の終端部から予定された軸線方向の寸法で延長していて
   そしてソケット手段の横断方向の寸法よりは大きな内部
   横断寸法を有してレンチソケット手段は、ヘッドの締付
   面が工作物に接触するようになるまで、ねじ形式の固締
   具のヘッドを駆動するように関連され得るようになつて
   おり、凹部の予定された軸線方向の寸法が、ヘッドの高
   さに実質的に等しくて、ヘッドが工作物に接触した後、
   ヘツドへの回転力の付加を防止するようにしてなる工具
   。 １３ シリンダ状ボデーおよびマンドレルは、ボデーを
   心棒に対し予定された入れ子式関係で選択的に保持する
   選択的保持手段を含んでいる前記第１２項に記載の工具
   。 １４ スリーブ部材が、これに関連して回転するように
   ボデーに装着されている前記第１２項に記載の工具。 １５ 心棒が、ボデーにある長手方向延長スロットと共
   働する半径方向延長ピン部材を含み、長手方向スロット
   は、その上端部で鈎様形状部を有して心棒に関して１つ
   の位置にスリーブを選択的に保持するようにしてなる前
   記第１３項に記載の工具。 １６ 磁石が、レンチソケットの上に位置してこれに固
   締具のヘッドを選択的に保持するようにしてなる前記第
   １２項に記載の工具。 １７ スリーブが、ボデーの第１の端部近傍のボデー上
   で限定された軸方向の寸法で延長している前記第１３項
   に記載の工具。 １８ ねじ形式の固締具を設定するための工具において
   、固締具のヘッド受容鼻部が、その内部にある回転誘発
   面、および鼻部の前方端から回転誘発面へ軸線方向で延
   長する凹部を含んでおり、該凹部は、非回転誘発態様で
   固締具のヘッドと関連されるようになされた内部形状を
   有しかつ回転誘発面の最大限度横断寸法よりは小さくな
   い最少限度の横断寸法を有し、該凹部は、その前方端部
   から回転誘発面にかけて予定された軸線方向の寸法を有
   しかつ駆動されるべきねじ形式の固締具のヘッドの高さ
   と実質的に等しい寸法であり、回転誘発面と凹部とは、
   相互に関し軸線方向で固定されていてねじ形式の固締具
   は、工作物中に駆動され得て、そしてヘッドが工作物に
   接触したとき、回転誘発面との接触が解かれるようにな
   つて固締具を過剰駆動するのを防止するように設定トル
   クを自動制御して限定する前記工具。 １９ 凹部およびトルク伝達面が、１個体ソケット部材
   として形成されている前記第１８に記載の工具。 ２０ 凹部が全体的に円形の断面を有しそして回転誘発
   面が、内部多角形状レンチ面の形をしている前記第１９
   項に記載の工具。