JPS6043758B2 - 電流比較形交流電源装置 - Google Patents

電流比較形交流電源装置

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JPS6043758B2
JPS6043758B2 JP56209831A JP20983181A JPS6043758B2 JP S6043758 B2 JPS6043758 B2 JP S6043758B2 JP 56209831 A JP56209831 A JP 56209831A JP 20983181 A JP20983181 A JP 20983181A JP S6043758 B2 JPS6043758 B2 JP S6043758B2
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power supply
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敏 井堀
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    • H02P27/04Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、誘導電動機などの交流電動機の回転速度制
御に用いられる交流電源装置、特に電流比フ較形インバ
ータ方式の交流電源装置に関する。
例えば、誘導電動機などの交流電動機は、構造が簡単
で寿命が永く、しかも保守が容易で比較的ローコストで
あるという利点があるため、小容量から大容量のものに
まで広く使用されているが、従来はその回転速度を効率
よく制御する方式がなかつたため用途が限られ、かつ、
速度制御を行なえば使用上好ましい用途においても、上
記した利点を行なわないで使用されたりしていた。しか
して、近年に到り、種々の半導体素子が提供されるよう
になり、商用電源の周波?とは無関係に任意の周波数の
出力を簡単に得ることができる静止形インバータからな
る交流電源装置が現われ、誘導電動機などの交流電動機
(以下、単にモータという)に供給する電源の周波数を
変えることにより極めて効率的な回転速度制御が容易に
得られるようになつてきた。
そして、この種の交流電源装置としては、従来から、以
下に説明するようなパルス幅変調(PWM)方式のイン
バータを用いた電流比較形交流電源装置が知られている
第1図は上記従来装置の主回路の一例で、1は順変換部
(交流・直流変換部)、2はインバータ部(逆変換部)
、3は駆動制御対象となるモータ、4は電流検出部、1
0〜15は整流用ダイオード、16は平滑コンデンサ、
20〜25はトランジスタ、ゲート・ターンオフ・サイ
リスタなどからなる主スイッチング素子、26〜31は
フライホィールダイオードである。
順変換部1はダイオード10〜16からなる3相全波整
流回路で構成され、平滑コンデンサ16の端子間に平滑
化されて脈動分の少ない直流電圧を発生する。
インバータ部2はブリッジ状に接続された主スーイツチ
ング素子20〜25とダイオード26〜31からなり、
PWM方式のインバータを構成している。
そして、これらの主スイッチング素子20〜25のそれ
ぞれは所定のタイミングでオン◆オフ制御され、これに
より順変換部1から平滑コン.デンサ16を介して供給
されている直流電圧をスイッチングしてモータ3に34
1PWM交流電流を供給し、モータ3を駆動する。電流
検出器4はモータ3の各相に流れる電流を検出し、電流
検出信号を発生する。
次に、これらインバータ部2を構成する主スイッチング
素子20〜25のオン・オフ制御を行なう制御回路を第
2図によつて説明する。
この第2図は1相分の制御回路についてだけ示したもの
で、5は加算回路(比較回路)、6はしきい値回路(ヒ
ステリシス・コンパレータ)、7,8は駆動回路、9は
電流・電圧変換器である。加算回路5の加算入力にはイ
ンバータ部1(第1図)の出力電流の瞬時値量(正弦波
)を指令する電流指令信号Aが供給され、減算入力には
後述する信号Bが供給されるので、これらの差の信号C
が加算回路5の出力に得られる。
しきい値回路6は加算回路5からの信号Cが所k定値以
上に達したときスイッチング信号Sを出力し、所定値以
下になつたときスイッチング信号百を出力する回路で、
かつ入力信号Cに対して所定のヒステリシス幅δを与え
て動作するようになつている。
駆動回路7,8はそれぞれ入力された信号S,百を増幅
して主スイッチング素子20,21に供給し、これらの
素子20,21を信号S,′sに応じてオンオフさせる
働きをする。
電流・電圧変換器9は電流検出器4からの電流検出信号
1を電圧に変換し、電圧信号Bを発生して加算回路5の
減算入力紅供給する働きをする。
なお、Iはモータ3に流れる電流を表わしたもので、従
つて、電圧信号Bはモータ3の電流1を電圧で表わした
ものとなつている。次に、これら第1図及び第2図に示
した従来装置の動作を第3図イ〜ハによつて説明する。
第3図イは電流指令信号Aと電圧信号Bの波形を示した
もので、同図口はスイッチング信号Sを、そして同図ハ
はスイッチング信号百をそれぞれ表わしたものであり、
加算回路5で電流指令信号Aと電圧信号Bの比較が行な
われ、それらの差の信号Cがしきい値回路6に入力され
る結果、モータ3の電流1の瞬時値を表わす電圧信号B
が電流指令信号Aより所定値(δ/2)以下になるとス
イッチング信号Sが現われると共にスイッチング信号百
は消滅し、ついで信号Bが信号Aより所定値(δ/2)
以上に達すると信号Sは消滅して信号百が現われること
になるので、これらのスイッチング信号S,百は第3図
口,ハのようになる。そこで、いま、主スイッチング素
子20がオンしていたとすると、これによりモータ3の
電流1が増加する方向に制御されるので、電圧信号Bは
増加してゆき、やがて電流指令信号Aよりδ/2以上に
達すると主スイッチング素子20はオフし、反対に主ス
イッチング素子21がオンする。
この結果、今度はモータ3の電流■が減少する方向に制
御されるので電圧信号Bは減少し、やがて電流指令信号
Aよりδ/2以下にまで低下すると主スイッチング素子
20がオンし、同時に主スイッチング素子21はオフに
なるので、モータ3の電流1は再び増加する方向に制御
される。これにより、モータ3に流れる電流1は電流指
令信号Aに対応して電圧信号Bで示した波形のように制
御されることになり、電流指令信号Aとして所定の瞬時
値を有する任意の波形、例えば正弦波を供給することに
より、それに対応した正弦波の電流1をモータ3に供給
することができ、電流指令信号Aに応じて任意の周波数
の交流をモータ3に供給することができる。
そして、以上は1相分についての説明で、実際には主ス
イッチング素子20,21だけではなくて22〜25に
対しても同様な制御が行なわれるので、それぞれの制御
回路に3相交流と同じ位相関係にある電流指令信号を供
給すればモータ3には3相の交流電流が供給されること
になり、電流指令信号の周波数を変えることによりモー
タ3の回転速度を任意に制御することができる。
ところで、上記した従来の装置においては、電流指令信
号Aに対する電圧信号Bの偏差幅、即ち、出力電流1の
偏差幅はしきい値回路6によつて与えられるヒステリシ
ス幅δによつて決定されている。
そして、第3図イから明らかなように、上記した偏差幅
が小さい程、出力電流1の波形が良好になるため、この
ヒステリシス幅δは極力小さくするのが望ましい。
しかしながら、他方、主スイッチング素子20〜25の
スイッチング周波数もこのヒステリシス幅δで決められ
、第3図イ〜ハから明らかなように、ヒステリシス幅δ
を小さくすると信号S,′Sのパルス幅が狭くなつてス
イッチング周波数が高くなつてしまう。
しかして、主スイッチング素子20〜25のスイッチン
グ周波数には上限があり、従つて、主スイッチング素子
20〜25のスイッチング周波数による制限を超えてま
でヒステリシス幅δを狭くすることはできない。
そこで、上記した従来装置では、使用される主スイッチ
ング素子20〜25の許容スイッチング周波数を考慮の
上、実用上最も望ましい結果が得られるようにしきい値
回路6のヒステリシス幅δを定めていた。
ところが、この種の装置では、主スイッチング素子20
〜25のスイッチング周波数はインバータの出力周波数
、即ちモータ3の回転速度によつても第4図に示すよう
に変化する。
つまり、インバータの出力電圧1はインバータの出力電
圧とモータ3の誘導起電力との差に応じて立ち上るので
、モータ3の誘導起電力が小さい低速回転時程、時間に
対する変化率が大きくなつてスイッチング周波数が高く
なつてくるのである。これをさらに詳述すると、モータ
3のu相上アームの主スイッチング素子Q1(第1図の
20)がオンしているときの等価回路は第5図のように
なる。
図において、Edはインバータ部2の直流側入力電圧、
つまり順変換部1の出力電圧、Eaはモータ3の誘導起
電力、R,Lはモータ3の等価抵抗と等価インダクタン
ス、D1はu相下アームのフライホィールダイオードで
あり、電流1は図示の方向を正とする。そうすると、 となり、これからの電流1の時間に対する変化1(t)
はとなる。
そこで、上記(2)式により表わされる出力電流1の時
間tに対する変化状態を図にすると第6図のようになる
図において曲線1と2は(2)式におけ一るΔE/Rが
それぞれΔE1/RとΔE2/Rのときの特性を表わし
たものである。この第6図から明らかなように、出力電
流1が所定値10に達するまでの時間Tは、曲線1では
T1となり、曲線2ではT2となつており、時間T1ノ
とT2との差はΔTにもなつている。
つまり、ΔEが大きくなる程、時間Tが短かくなり、出
力電流1の立ち上り方が急激になることが判る。一方、
このΔEは(1)式から明らかなように、インバータ部
2の直流側入力電圧Edとモータ3の誘導起電力Eaの
差の電圧であり、このうち電圧Edは一定であるが、電
圧Eaは第7図に示すようにモータ3の回転速度にほぼ
比例して変化しており、従つて、電圧ΔEはモータ3の
回転速度が低い程、大きな値となつている。この結果、
出力電流1が所定値10に達するまでの時間Tはモータ
3の回転速度が低いとき程、短くなり、出力電流1の立
ち上りが急峻になつてスイッチング周波数は高くなるの
である。
従つて、上記した従来の装置では、モータ3の定格回転
速度の近傍で良好な制御特性が得られるようにしきい値
回路6のヒステリシス幅δを定めると、モータ3が低速
回転速度領域に制御されたときに主スイッチング素子2
0〜25がそれらに許容されているスイッチング周波数
の上限を超えてスイッチングされ、動作が不安定になつ
たり、主スイッチング素子が破壊されたりする虞れを生
じたりするという欠点があり、これを防止するためには
ヒステリシス幅を広めに設定し、不充分な動作状態を受
け入れなければならないという欠点があつた。
そこで、これら上記従来装置の欠点を除くため、モータ
の回転速度に応じて上記したヒステリシス幅を変化させ
、例えば第8図に示すように低回転速度領域でも主スイ
ッチング素子のスイッチング周波数が上昇しないように
する方法が提案されている。
第8図において、特性aはモータの回転速度に応じてヒ
ステリシス幅を連続的に変化させ、スイッチング周波数
が一定となるように制御した場合で、特性bはモータの
回転速度に応じてヒステリシス幅を2段階に切換えるよ
うに制御した場合を示している。しかしがら、この従来
の方法では、いずれの場合もモータの回転速度が低い領
域で上記したヒステリシス幅が広くなるので、以下に述
べるような欠点を生じていた。
(1)低速度領域では出力電流のリップル成分が増加し
て出力電流波形が大きく歪み、モータのトルクリツプル
の増加や振動、騒音の増加が著しい。
(2)出力電流のリップルのため、正規のベクトル演算
が困難になつて制御が複雑になり易い。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除き、モー
タの回転速度を充分に低速領域にまで制御してもトルク
リツプルの増加や、振動、騒音の増加を伴なうことなく
主スイッチング素子のスイッチング周波数の上昇を防止
することができる電流比較形交流電源装置を提供するに
ある。この目的を達成するため、本発明は、モータの誘
電起電力に応じて主スイッチング素子に供給されるイン
バータ入力側直流電圧を制御するようにした点を特徴と
する。
以下、本発明による電流比較形交流電源装置の実施例を
図面について説明する。第9図は本発明における主回路
の一実施例で、40は順変換部、42〜47はサイリス
タであり、その他は第1図の従来例と同じである。
順変換部40の各サイリスタ42〜47は後述する移相
器からのゲート信号により位相制御され、平滑コンデン
サ16の端子間に直流電源電圧Edを発生し、この直流
電源電圧Edは上記したゲート信号により所定の範囲に
わたつて変化させることができるようになつている。次
に第10図は本発明の一実施例の全体構成を示すブロッ
ク図、50はベクトル制御装置、52は速度検出器、6
0は電圧検出器、62はパターン発生器、64は加算回
路、66は誤差増幅器、68は移相器であり、その他の
第9図と同じである。
ベクトル制御装置50は速度検出器52から入力される
モータ3の回転速度を表わす信号vを図示してない速度
指令信号とを比較し、それらの差に応じた周波数の電流
指令信号Aを発生し、電流検出器4て検出した出力電流
1を表わす電圧信号Bと比較して第3図に示した制御を
行なう働きをする。
なお、これは第1図と第2図では特に説明しなかつたが
、従技術でも同じである。電圧検出器60は順変換部4
0の出力電圧、即ちインバータ部2の直流側入力となる
電圧Edを検出し、検出信号Cを加算回路64の減算入
力に供給する。
パターン発生器62は速度信号vを入力とし、それに応
じて第11図〜第13図に示すうちのいずれかの特性に
したがつた電圧指令信号Dを発生し、それを加算回路6
4の加算入力に供給する。
加算回路64はこれら両方の信号DとCの加算結果であ
る誤差信号(D−C)=Δ■を発生し、それを誤差増幅
器66で所定のレベルに増幅した信号Δ■″を移相器6
8に入力する。移相器68は信号ΔV″に応じて順変換
部40のサイリスタ42〜47(第9図)のゲートを位
相制御し、順変換部40の直流出力電圧Edを変化させ
、それが電圧指令信号Dで与えられている電圧に収斂す
るように動作する。
従つて、これら電圧検出器60は、加算回路6牡増幅器
66、それに移相器68は全体として順変換部40に対
する自動電圧制御系を構成している。
次に、この実施例の動作について説明する。
まず、パターン発生器62が第11図のような特性を与
えるようにセットされていたとする。なお、この第11
図の特性は図に破線で示した実際のスイッチング周波数
の回転速度に対する特性(第4図に示したもの)の逆数
として定めたものである。そうすると、モータ3の回転
速度が制御されて変化するにつれてインバータ部2に対
する直流側入力電圧Edも変化し、モータ3の回転速度
が低下すると電圧Edもそれにつれて低下されるように
なる。
つまり、モータ3の誘導起電力Eaの増減に応じて電圧
Edも増減することになる。従つて、この実施例によれ
ば、上述の(1)式及び(2)式における電圧ΔEはモ
ータ3の回転速度と無関係にほぼ一定に保たれ、第6図
に示した出力電流1が所定値Lまで立ち上るまでの時間
も例えばT2で示すように常に一定になるから、ベクト
ル制御装置50の中に設けられているしきい値回路6(
第2図参照)のヒステリシス幅δを変化させずに一定に
保つたままでも主スイッチング素子20〜25のスイッ
チング周波数はモータ3の回転速度と無関係に常にほぼ
一定に保たれることになり、モータ3のトルクリツプル
が低速度領域で増加したり、振動や騒音が増加したりす
るのが防止される。加えて、この実施例においては、主
スイッチング素子のスイッチング周波数がほぼ一定に保
たれるから、モータから発生される騒音の周波数もほぼ
一定に保たれるため、騒音感を減らすことができる。次
に、パターン発生器62の特性を第12図又は第13図
のように定めた場合でも、モータ3の回転速度が低速度
領域に制御されたときには、第11図の場合と同様にイ
ンバータ部2の直流側入力電圧Edが低下されるので、
上記したヒステリシス幅δを一定にしたままでもモータ
3の低速度領域で主スイッチング素子20〜25のスイ
ッチング周波数が上昇するのを防止することができる。
なお、これら第12図及び第13図の実施例は、第11
図の実施例を簡略化したもので、第12図の実施例では
、特性Aとして回転速度vに対する電圧指示信号Dの変
化を直線状としたものが、そして、特性Bとして折線状
としたものがそれぞれに採用されており、さらに第13
図の実施例では電圧指令信号Dを回転速度vに応じて2
段階にステップ状に変化させるようにしたものであり、
これらの実施例によればパターン発生器62の構成を簡
略化することができ、ローコスト化が容易になる。
次に第14図は本発明の他の実施例で、図において、7
0はスイッチング周波数設定器、72は周波数・電圧変
換器、74は比較例の加算回路、76は誤差増幅器であ
り、その他は第10図の実施例と同じである。
スイッチング周波数設定器70はポテンショメータなど
からなり、主スイッチング素子20〜25のスイッチン
グ周波数fの所定の周波数に制御するための基準となる
信号ちを発生する。
周波数・電圧変換器72はベクトル制御装置50からイ
ンバータ部2に供給されるゲート信号を入力し、主スイ
ッチング素子20〜25のスイツlチング周波数fに対
応した電圧信号f、を発生する。
加算回路74は信号F。
とF9との差信号Δfを作り、それを増幅器76で増幅
して信号Dとして加算回路64に供給する。; 従つて
、この実施例によれば、主スイッチング素子20〜25
のスイッチング周波数fが設定値ちと等しくなるように
インバータ部2の直流側入力電圧Edが制御されること
になり、第10図の実施例と同様にヒステリシス幅δを
変えなくてもフスイツチング周波数を一定に保つことが
でき、従来技術の欠点を除くことができる。
なお、この第14図の実施例において設定値FOを動作
条件に応じて種々のパターンに従つて制御してやるよう
にしてもよい。また、以上の説明では、いずれの実施例
においても順変換部40としてサイリスタによる位相制
御形のものを使用していたが、これに代てチョッパー形
のものを用いてもよい。
さらに、整流回路の構成としても、第9図に示すような
サイリスタ42〜47の代りにゲート・ターンオフサイ
リスタを用いてもよく、、ブリッジ構成としても純ブリ
ッジに限らず混合ブリッジでもよい。
入力側も単相、多相を問わないのはいうまでもない。イ
ンバータ部2についても、上述したベクトル制御方式に
限らず、任意の形式のものでよいのはいうまでもない。
ところで、近年は、ディジタル的な制御が広く採用され
ている。
従つて、本発明の実施例も上記したアナログ的な構成に
限らずマイクロコンピュータなどによるディジタル制御
形のものとしてもよいことは明らかである。以上説明し
たように、本発明によれば、出力電流制御系の動作に設
定すべきヒステリシス幅を変,えることなく、主スイッ
チング素子のスイッチング周波数の制御が可能になるの
で、従来技術の欠点を除き、モータのトルクリツプルや
振動の増加を伴なうことなく主スイッチング素子の特性
を充分に活かして効率良くモータの制御を行なうこと二
ができ、しかもモータの騒音による影響を少くすること
が可能な電流比較形交流電源装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は電流比較形交流電源装置の従来例における主回
路の一例を示す回路図、第2図は同じく従来例における
制御回路の一例を示す回路図、第3図イ〜ハは動作説明
用の波形図、第4図はモータの回転速度と主スイッチン
グ素子のスイツチン゛グ周波数の関係を示す説明図、第
5図は動作説明用の等価回路図、第6図、第7図及び第
8図は動作説明用の特性図、第9図は本発明による電流
比較形交流電源装置の主回路の一実施例を示す回路図、
第10図は本発明の一実施例の全体構成を示すブロック
図、第11図、第12図及び第13図はパターン発生器
によつて与えられる特性のそれぞれ異なつた実施例を示
す特性図、第14図は本発明の他の実施例を示すブロッ
ク図である。 2・・・・・・インバータ部、3・・・・・・交流電動
機(モータ)、4・・・・・・電流検出器、40・・・
・・順変換部、50・・・・・ベクトル制御装置、52
・・・・・・回転速度検出器、60・・・・・・電圧検
出器、62・・・・・パターン発生器、64,74・・
・・・・加算回路(比較回路)、66,76・・・・・
・誤差増幅器、68・・・・・・位相器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 交流電源から可変電圧直流出力を得る順変換部と、
    主スイッチング素子のスイッチングにより上記順変換部
    の直流出力から交流出力を得るインバータと、該インバ
    ータの出力電流に対応した電流検出信号を発生する電流
    検出器と、上記インバータに対する電流指令信号と上記
    電流検出信号との比較を行なう比較器と、該比較器の出
    力に得られた差信号に基づき所定のヒステリシス幅をも
    つて上記主スイッチング素子のスイッチング制御を行な
    う制御回路とを備え、上記インバータの出力で交流電動
    機を駆動制御するようにした電流比較形交流電源装置に
    おいて、インバータの直流側入力電圧を制御して主スイ
    ッチング素子に供給されている直流電圧を制御する直流
    電圧制御回路と、上記交流電動機の誘導起電力に対応し
    た起電力検出信号を発生する起電力検出回路とを設け、
    上記交流電動機の誘導起電力に応じて上起インバータの
    直流側入力電圧を変化させることにより上記主スイッチ
    ング素子のスイッチング周波数を制御するように構成し
    たことを特徴とする電流比較形交流電源装置。 2 特許請求の範囲第1項において、上記直流電圧制御
    回路が、上記インバータの直流側入力電圧を検出する電
    圧検出手段と、該検出手段の検出信号と上記起電力検出
    に基づく制御信号との比較を行なう比較器と、該比較器
    の出力に応じて上記インバータに対する順変換部の直流
    側出力電圧を制御する手段とで構成されたことを特徴と
    する電流比較形交流電源装置。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項において、上記起
    電力検出回路が、上記交流電動機の回転速度検出器で構
    成されていることを特徴とする電流比較形交流電源装置
    。 4 特許請求の範囲第1項又は第2項において、上記起
    電力検出回路が、上記主スイッチング素子のスイッチン
    グ周波数を検出する手段で構成されていることを特徴と
    する電流比較形交流電源装置。
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