JPS6043544A - 除塵マンホ−ル付ポンプ室 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポンプ室に流入する流水の中に混入された木片
、プラスチック片、紐、ビニール袋等のゴミを効率良く
除去してポンプ室の底部にこれ等が堆積されること及び
ポンプに障害が発生することを防止し、かつスクリーン
で集積されたゴミを簡単に除去することを可能とした除
塵マンホール構造に係り、更に詳しくはポンプ室の側方
隣接地にマンホールを埋設し、かつこのマンホールとポ
ンプ室とを連通管によって相互に連結すると共に流入管
の端部を該マンホールに連結し、更に前記マンホール内
にゴミ除去用のスクリーンを取付けて構成したことを特
徴とした除塵マンホール構造に関するものである。

流入管からポンプ室に老人される流水の中には種々のゴ
ミがあり、これをそのま〜設置するとこれ等がポンプ室
の底部に堆積すると共にポンプに障害が発生するおそれ
がある等の欠点があった。

従って、従来もこの欠点を改善する為に流入管の端部に
スクリーンを取付ける方法や或はポンプ室の一部にスク
リーンを取付ける方法も考えられていたが、前者は流入
管が目詰りをして流水を逆流させるおそれがあり、又後
者はポンプ室にスクリーンを取付ける為の充分なスペー
スを確保することが困難であり、かつスクリーンに付着
したゴミ等を除去するメンテナンスが困難である等の欠
点があった。

本発明に係る除塵マンホール構・造は従来のこれ等の欠
点に鑑み開発された技術であって、特にポンプ室に隣接
してマンホールを構成し、マンホールとポンプ室とを連
通管で連結すると共に流入管はマンホールに連結し、更
にマンホール内にゴミ除去用のスクリーンを設けること
によって除塵な可能とし、更にその後のメンテナンスを
容易にした全く新規な技術に関するものである。

図により本発明に係る除塵マンホール構造の一実施例を
具体的に説明すると、第１図及び第２図に於いて、１は
ポンプ室であって、底版２、直壁管６、斜壁管４、蓋枠
５、蓋６等より構成され、その底部にはポンプ設置台７
の上にポンプ８が設置されている。次に９はこのポンプ
室１に隣接した場所に埋設されたマンホールであって、
前記ポンプ室１と同様に底版２′、直壁管６１、斜壁管
４／、蓋枠５′、′蓋６１等より構成されると共にその
底部には所定の表面形状を持ったインバート１０が設け
られている。このマンホール９はポンプ室１（例えば１
５００龍）に対して小径（例えば９ｏｏｗ）でかつ高さ
も小さく構成されている。１１は所定の内径と長さとを
持った連通管であって、所定の勾配を保って前記ポンプ
室１とマンホール９の下部を相互に連通している。１２
は流入管であって、その端部はマンホール９に取付は固
定されている。

次に１６はマンホール９の底部のインバート１０からマ
ンホール９の内周壁の一部に傾斜して掛渡されたスクリ
ーンであって、流入管１２よりマンホール９に流入した
流水が更に連通管１１に流出する場所に取付けられてお
り、これによって流水の中に混入された全てのゴミを目
詰りすることなく効率良く除去し得る如（構成されてい
る。

上記実施例に於いてはスクリーン１６をインバート１０
からマンホール９０内周壁の一部に傾斜して掛渡したが
、このスクリーン１６は第６図（５）。

０３）に示す如（、マンホール９の底部全面にインバー
ト１０の上に載置してはｙ水平状に取付は固定すること
も、或は第４図（Ａｔ　、　（Ｂｌに示す如く、マンホ
ール９の内部の流入管１２より低い位置に昇降口１４を
持った踊場１５を設け、この踊場１５の昇降口１４に平
板状のスクリーン１６を取付けることも、又は第５図に
示す如く、この昇降口１４にカゴ状のスクリーン１６を
取付けて構成することも可能である。更にこのスクリー
ン１６は第６図に示す如（、インバート１０の中央部に
垂直に起立し、流水を通過させると共に量の多い場合に
は上端をあふれて通過させることも可能である。

本発明に係る除塵マンホール構造は上述の如く、ポンプ
室に隣接してマンホールを埋設し、両者を連通管で連結
すると共にマンホールに流出管を取付け、更にマンホー
ルの所定位置にスクリーンを取付けて構成したので、ポ
ンプ室に流入する流水を全てマンホールを通過せしめ、
かつこのマンホールに於いて流水内に混入されたゴミを
全て除去することが出来、これによってゴミがポンプ室
の底部に堆積されたり、或はポンプの故障の原因になる
ことを防止出来、しかもスクリーンはマンホール内に設
けたので、ゴミの除去作業、スクリーンの取替等のメン
テナンスが極めて容易で確実である等の効果を有するも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本願のマンホール構造の説明図であ
って、第１図は縦断面図、第２図は要部。 の説明図、第６図乃至第６図は夫々他側要部の説明図で
ある。 １はポンプ室、　２，２′は底版、６，６′は直壁管、
６．６’は蓋、８はポンプ、９はマンホール、１０はイ
ンバート、１１は連通管、１２は流入管、　１６はスク
リーン、１５は踊場である。 第１図 Ｌ 第２図 （△）　第３図 ６′ 第４図 （Ａ）

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ポンプ室の側方隣接地にマンホールを埋設し、
   かつこのマンホールとポンプ室とを連通管によって相互
   に連結すると共に流入管の端部を該マンホールに連結し
   、更に前記マンホール内にゴミ除去用のスクリーンを取
   付けて構成したことを特徴とした除塵マンホール構造。
2. （２）スクリーンをインバートから内周壁に亘って傾斜
   させて取付は構成した特許請求の範囲第１項記載の除塵
   マンホール構造。
3. （３）スクリーンをインバートの上面に全体を被覆する
   如く取付けて構成した特許請求の範囲第１項記載の除塵
   マンホール構造。
4. （４）マンホール内に設けた踊場の昇降口にスクリーン
   を取付けた特許請求の範囲第１項記載の除塵マンホール
   構造。
5. （５）インバートの上面にスクリーンを垂直に起立して
   取付けた特許請求の範囲第１項記載の除塵マンホール構
   造。