JPS6138050A - 建築物の屋根部排水方法 - Google Patents

建築物の屋根部排水方法

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JPS6138050A
JPS6138050A JP16067584A JP16067584A JPS6138050A JP S6138050 A JPS6138050 A JP S6138050A JP 16067584 A JP16067584 A JP 16067584A JP 16067584 A JP16067584 A JP 16067584A JP S6138050 A JPS6138050 A JP S6138050A
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JP
Japan
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building
roof
pipe
drainage
water
Prior art date
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Application number
JP16067584A
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JPH0549779B2 (ja
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白石 帰一
高橋 隆司
信幸 谷
藤谷 真人
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、屋根面上面に溜まる雨水を外部に排水する
屋根部排水方法に関するものである。
〔この発明が解決すべき問題点〕
従来、建築物の屋根上面の排水を行なう排水方法として
は、排水管の管径選定を次に述べる通常排水の考え方に
基づいて行なっていた。
建築物における排水は、その主たる水源が衛生器具類か
らの汚れた水の排除であり、その流れは時刻により水量
も違うので乱流で大波のうねった不規則な流れの不定流
である。また排水系統内には、空気も存在する。そして
排水に使用される排水管の管径選定には、水の流下によ
り大気との間で、正または負の圧力差を生じて、衛生器
具の臭気止め用封水(トラップ)が切れたり、排水が逆
流したりさせないようにする。
これと共に管内の水と空気の摩擦によシ振動を起こさせ
ないために、排水管内を流下する排水の空気と水の比が
65:65の割合いで流れるようにして選定するのが最
適である。
この通常排水の考え方に基づいて管径が選定されてシシ
、また屋根に雨水が溜まらないよう速やかに排除されね
ばならないと考えられていたので、従来の雨水排水管の
管径は太く形成されている。
そのため排水管の建物外に露出させる場合には建物の景
観を阻害し、建物内に通す場合にはスペースの確保によ
り建物の有効スペースが減少して配管工事に多大な労力
を要する等建設費が多くかかつていた。
また雨水排水には、ごみや砂も流入して排水管の横引き
部分に砂塵が溜まるので、建築部内横引き管をできるだ
け短くしなくてはならず、建物の中を通す経路の検討に
多大の労を要していた。
このように従来の屋根部排水方法では多くの問題点があ
った。
〔発明の目的〕
との発明は、前述した事情に鑑みて創案されたもので、
その目的は排水管を太くする必要がなく、また排水管の
建物内横引き部分をできるだけ少なくするということを
考慮しなくてもよく、シかも確実に屋根面に溜まった雨
水の排水を行々うことのできる排水方法を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明方法によれば建築物の屋根部排水として使用さ
れる雨水排水管は、通常他の排水器具からの排水管を接
続しないため、排水管内の圧力差によって生じる阻害を
一切渚える必要がないことに着目して創案されたもので
ある。
そして排水管内の圧力が変わることがないので、屋根面
上に雨水を一時的に溜め、排水管内を満水の状態で流し
て排水管内に吸引作用を起こさせる。これは排水管内の
水が満たされて流下する場合に、所定高さの位置水頭 
と管壁の摩擦損失との関係で、位置水頭から水平管およ
び鉛直管が負圧とカシ、また鉛直管下端部および外部へ
の排出部とが正圧と々る原理による。
この排水管の吸引作用により、排水管内における雨水等
の排水を促進させるものである。
〔実施例〕
以下この発明方法を図示する実施例によって説明する。
建築物1の屋根面la上には、一時的に雨水が溜まるよ
うな管径に形成された屋根排水口2が、複数設けられて
いる。
また建築物内3には、排水口2からの排水が集められる
横引き管4と、この横引き管4から外部の排出溝5へ導
く縦管6とからなる排水管7が設けられている。
そしである降雨量以上になると屋根排出口2の部分に雨
水が溜まり、降雨によって排出口2の部分に十分に雨水
が溜まると、空気と混在状態で排出されていた排出管7
内に空気が混入しなくなシ、全て水によって満たされる
このように排水管7内が水によって満たされれば屋根ス
ラブ12下の横引き管4が負圧となり、従来の一般排水
のように下り勾配に応じた自然の流れでは々く、吸引作
用により下流の方(縦管)へ強制的に引張られて、長い
横引き管でも流速が速く砂塵等も排除する。そして縦管
6も同様に速い流速で流すことができる。
また吸引作用によシ高流速で雨水が排出されるので、屋
根に溜まった雨水はまもなく無くなってしまう。そのた
め、ある降雨量以上の雨が一定量で降り続けていれば、
溜まる。排除の繰返しが行われることに々る。
そして屋根排出口2の部分に雨水が溜まる深さは、5c
m〜10儂が適当で、そのような深さを保つような排出
口2の口径を選定する。
一方屋根排出口2に雨水が溜まるようにするためには、
従来の設計降雨強度のように、その地域の60分継続過
去最大降雨量を採用すると、通常はほとんど屋根に水が
溜まらないので管内が満水にならず、したがって吸引作
用も起こらず、その効果が発揮できない。
そのためにこの発明では、60分継続設計降雨強度をそ
の地域での通常の雨量、例えば年に一度は起こりうる雨
量とすれば、年に数回は満水状態で排出されて所期の効
果が満たされる。
その場合、60分継続設計降雨強度を超えた降雨に対し
ては、オーバーフロー装置8を設けることで解決できる
このオーバーフロー装置8は、排出口2よりも所定高さ
高・い面に設けられている排出口9と、日常点検可能な
位置に設けられている排水口10と、排出口9および排
水口10を連結している縦管11とからなっている。
〔発明の効果〕
この発明は以上のよう々構成からなり、次に述べる効果
を有する。
■ ある降雨量以上の降雨に対しては、管内が満水とな
って落差を利用した吸引作用によシ排水の流れを促進さ
せることができるので、排水管の管径を従来に比べて非
常に細くすることができる。
そのため排水管を建物外に取付けた場合に外観上良好と
な9、建物内に設けた場合に設置スペースが少なくてす
む。また排水管を軽量にすることができる等から、建設
費を安くすることができる。
■ 吸引作用によシ排水管内の流れを強制的に促進でき
るので、屋根スラブ下等の横引き管を長く引き廻すこと
ができるなど、設計の自由度を大きくすることができる
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の方法を採用した建築物を示す概略縦断
面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 建築物の屋根の雨水排水において、屋根面上に雨水を一
    時的に溜め、排水管内を満流で流して排水管内に吸引作
    用を起こさせ、排水管内の流れを促進させることを特徴
    とする建築物の屋根部排水方法。
JP16067584A 1984-07-31 1984-07-31 建築物の屋根部排水方法 Granted JPS6138050A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16067584A JPS6138050A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 建築物の屋根部排水方法

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JP16067584A JPS6138050A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 建築物の屋根部排水方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6138050A true JPS6138050A (ja) 1986-02-24
JPH0549779B2 JPH0549779B2 (ja) 1993-07-27

Family

ID=15720040

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JP16067584A Granted JPS6138050A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 建築物の屋根部排水方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020016096A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 積水化学工業株式会社 雨水排水装置
JP2020020172A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 積水化学工業株式会社 排水管および雨水排水装置
JP2020172779A (ja) * 2019-04-10 2020-10-22 株式会社長谷川鋳工所 建築物屋上の雨水排水配管設備
JP2021167570A (ja) * 2018-01-09 2021-10-21 積水化学工業株式会社 サイフォン排水システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5412140A (en) * 1977-06-28 1979-01-29 Kontekura Oowai Roof rainy water outlet

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JPH0549779B2 (ja) 1993-07-27

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