JPS6043485B2 - 高速道路の安全対策装置車 - Google Patents
高速道路の安全対策装置車Info
- Publication number
- JPS6043485B2 JPS6043485B2 JP21520282A JP21520282A JPS6043485B2 JP S6043485 B2 JPS6043485 B2 JP S6043485B2 JP 21520282 A JP21520282 A JP 21520282A JP 21520282 A JP21520282 A JP 21520282A JP S6043485 B2 JPS6043485 B2 JP S6043485B2
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- Japan
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- rods
- truck
- hanger
- link
- hanger rails
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高速道路等の高架道路に於ける防音壁。
取付工事の安全施工を図らしめた高速道路の安全対策装
置車に関するものである。高速道路に於ける防音壁はそ
の目的上家屋密集地域や交通過密なる一般道路の上方に
架設した部分の路肩部外側に取付けられるため、防音壁
取付工事中に事故、作業員の不注意等によりボルト、ナ
ット等の部材や工具類を取落した場合これらが下方の家
屋、通行人、通行車輌を直撃する恐れがあり、又かかる
危険を防止するため高速道路下方地帯の全両立入禁止措
置も考えられるが過密なる交通、住宅事情等のため実行
困難であつた。
置車に関するものである。高速道路に於ける防音壁はそ
の目的上家屋密集地域や交通過密なる一般道路の上方に
架設した部分の路肩部外側に取付けられるため、防音壁
取付工事中に事故、作業員の不注意等によりボルト、ナ
ット等の部材や工具類を取落した場合これらが下方の家
屋、通行人、通行車輌を直撃する恐れがあり、又かかる
危険を防止するため高速道路下方地帯の全両立入禁止措
置も考えられるが過密なる交通、住宅事情等のため実行
困難であつた。
本発明は上記欠点に鑑み、側部に取付せしめたガイド車
輌により高速道路の壁板に沿いガイドされて移動する様
に成した2台の台車上に夫々台車一側部方向へ揺動する
リンク機構を形成し、該リンク機構の頂辺を構成する腕
杆の一端部を台車他側部方向へ突出せしめ、頂部に枢軸
を固設せしめた吊杆を前記腕杆の突出端部に懸垂状に枢
着せしめると共に前記枢軸を回転駆動せしめて吊杆を上
方回動せしめる様に成し、又2台の台車の吊杆に相対応
して固着せしめた各2条のハンガーレールの内夫々相異
なる一方のハンガーレールにネット体を滑動自在に懸垂
せしめると共に各ネット体が2台の台車の相対応するハ
ンガーレール間を移動自在ならしめた高速道路の安全対
策装置車を提供して上記欠点を解消せんとしたものにし
て、以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると
、1は本発明に係る高速道路の安全対策装置車の台車で
あり、該台車1のフレーム2は適宜数のキャスター 3
、3’・・・・・・・・・・・・にて支持せしめている
。4、4’は台車1外側方(第1図左側方)のフレーム
2に枢軸5、5’で以つて枢着せしめた1対の調節板で
あり、該調節板4,4″の上下端部には夫々1対のガイ
ド車輪6,6″を台車1側方へ向け取付せしめると共に
第2図に図示する様に調節板4,4″適部には突起7,
7″を固設せしめている。
輌により高速道路の壁板に沿いガイドされて移動する様
に成した2台の台車上に夫々台車一側部方向へ揺動する
リンク機構を形成し、該リンク機構の頂辺を構成する腕
杆の一端部を台車他側部方向へ突出せしめ、頂部に枢軸
を固設せしめた吊杆を前記腕杆の突出端部に懸垂状に枢
着せしめると共に前記枢軸を回転駆動せしめて吊杆を上
方回動せしめる様に成し、又2台の台車の吊杆に相対応
して固着せしめた各2条のハンガーレールの内夫々相異
なる一方のハンガーレールにネット体を滑動自在に懸垂
せしめると共に各ネット体が2台の台車の相対応するハ
ンガーレール間を移動自在ならしめた高速道路の安全対
策装置車を提供して上記欠点を解消せんとしたものにし
て、以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると
、1は本発明に係る高速道路の安全対策装置車の台車で
あり、該台車1のフレーム2は適宜数のキャスター 3
、3’・・・・・・・・・・・・にて支持せしめている
。4、4’は台車1外側方(第1図左側方)のフレーム
2に枢軸5、5’で以つて枢着せしめた1対の調節板で
あり、該調節板4,4″の上下端部には夫々1対のガイ
ド車輪6,6″を台車1側方へ向け取付せしめると共に
第2図に図示する様に調節板4,4″適部には突起7,
7″を固設せしめている。
8,8″は引込杆であり、該引込杆8,8″先端部には
環状の係合部材9,9″を回動自在に連結せしめて係合
部材9,9″の環状部を前記突起7,7″に係合せしめ
、又引込杆8,8″後端方部には螺溝を刻設せしめて後
方のブラケット10,1『に形成せしめた螺孔11,1
「に螺挿せしめると共に後端部には車輪角度用ハンドル
12,12″を軸着せしめ、車輪角度用ハンドル12,
12″の回動操作により引込杆8,8″が螺孔11,1
「中を前後動して引込杆8,8″に連結せしめた調節板
4,4″が枢軸5,5″を中心として所定角度傾動する
様に成している。
環状の係合部材9,9″を回動自在に連結せしめて係合
部材9,9″の環状部を前記突起7,7″に係合せしめ
、又引込杆8,8″後端方部には螺溝を刻設せしめて後
方のブラケット10,1『に形成せしめた螺孔11,1
「に螺挿せしめると共に後端部には車輪角度用ハンドル
12,12″を軸着せしめ、車輪角度用ハンドル12,
12″の回動操作により引込杆8,8″が螺孔11,1
「中を前後動して引込杆8,8″に連結せしめた調節板
4,4″が枢軸5,5″を中心として所定角度傾動する
様に成している。
次に13,13″は橋絡杆14,14″により相互に連
結せしめた1対の腕杆であり、該腕杆13,13″は夫
々中央部をリンク杆15,15″上端部に、後端部をリ
ンク杆16,16″上端部に枢着せしめ台車1上方所定
高さに略水平に支持せしめ、腕杆13,13″先端部は
台車1外側方へ突出せしめている。
結せしめた1対の腕杆であり、該腕杆13,13″は夫
々中央部をリンク杆15,15″上端部に、後端部をリ
ンク杆16,16″上端部に枢着せしめ台車1上方所定
高さに略水平に支持せしめ、腕杆13,13″先端部は
台車1外側方へ突出せしめている。
そしてリンク杆15,15″は下端部をフレーム2に枢
着せしめると共に上下中間部にはブラケット17,17
″を固設し、該ブラケット17,17″には連結杆18
,1『の先端部を枢着し、該連結杆18,1『の後端部
には第3図に図示する様に長手方向に螺孔19,19″
を穿設せしめて螺杆20,2『の先端部を螺入せしめて
いる。
着せしめると共に上下中間部にはブラケット17,17
″を固設し、該ブラケット17,17″には連結杆18
,1『の先端部を枢着し、該連結杆18,1『の後端部
には第3図に図示する様に長手方向に螺孔19,19″
を穿設せしめて螺杆20,2『の先端部を螺入せしめて
いる。
螺杆20,2『後端部はギヤボックス21,2「に嵌入
せしめて傘歯車機構により引込用ハンドル22,22″
の軸23,23″と連繋せしめ、又軸23,23″の他
端部には夫々傘歯車24,24″を軸着せしめて該傘歯
車24,24″を両端に傘歯車を軸着せしめた伝導軸2
5,25″,26にて連繋せしめ、引込用ハンドル22
,22″の回動操作により螺杆20,2『が連動回転し
、連結杆18,18″を前後動せしめて、固定リンクと
してのフレーム2と該フレーム2に下端部を枢着せしめ
て並行に立設したリンク杆15,15″,16,16″
と該リンク杆15,15″,16,16″の上端部に枢
着されると共に一端方を台車の外側方へ突出せしめた腕
杆13,13″より成る四節回転リンク機構を台車1内
外側方へ揺動せしめる様に成している。
せしめて傘歯車機構により引込用ハンドル22,22″
の軸23,23″と連繋せしめ、又軸23,23″の他
端部には夫々傘歯車24,24″を軸着せしめて該傘歯
車24,24″を両端に傘歯車を軸着せしめた伝導軸2
5,25″,26にて連繋せしめ、引込用ハンドル22
,22″の回動操作により螺杆20,2『が連動回転し
、連結杆18,18″を前後動せしめて、固定リンクと
してのフレーム2と該フレーム2に下端部を枢着せしめ
て並行に立設したリンク杆15,15″,16,16″
と該リンク杆15,15″,16,16″の上端部に枢
着されると共に一端方を台車の外側方へ突出せしめた腕
杆13,13″より成る四節回転リンク機構を台車1内
外側方へ揺動せしめる様に成している。
次にリンク杆16,16″は前記リンク杆15,15″
より所定寸法短く形成してその下端部には第3図に図示
する様に螺孔27,27″を長手方向に穿設せしめ、該
螺孔27,27″に上端部を螺入せしめた螺杆28,2
8″の下端部はギヤボックス29,29″に嵌入せしめ
て両端に高さ調節用ハンドル30,3『を軸着せしめた
伝導軸31に傘歯車機構にて連繋せしめ、高さ調節用ハ
ンドル30,3『の回動操作により螺杆28,2『が連
動回転し、リンク杆16,16″を上下動せしめる様に
成している。
より所定寸法短く形成してその下端部には第3図に図示
する様に螺孔27,27″を長手方向に穿設せしめ、該
螺孔27,27″に上端部を螺入せしめた螺杆28,2
8″の下端部はギヤボックス29,29″に嵌入せしめ
て両端に高さ調節用ハンドル30,3『を軸着せしめた
伝導軸31に傘歯車機構にて連繋せしめ、高さ調節用ハ
ンドル30,3『の回動操作により螺杆28,2『が連
動回転し、リンク杆16,16″を上下動せしめる様に
成している。
尚ギヤボックス29,29″は基端部をフレーム2に枢
着せしめた支持杆29a,29a″にて支持せしめてい
る。次に台車1外側方へ突出せしめた腕杆13,13″
先端部には吊杆32,32″頂部に固設せしめた枢軸3
3,33″を枢着せしめて吊杆32,32″を懸垂せし
め、枢軸33,33″一端方にはスプロケット34,3
4″を固設せしめている。スプロケット34,34″は
スプロケット35,35″,36,36″を介して台車
1下部中央のギヤボックス37を貫通する伝導軸38に
軸着.せしめた1対のスプロケット39,39″に連繋
せしめており、ギヤボックス37内部において伝導軸3
8は傘歯車機構によりバネ上げ用ハンドル40の軸41
と連繋せしめ、バネ上げ用ハンドル40の回動操作によ
りスプロケット39,3】9″,36,36″,35,
35″,34,34″を介して枢軸33,33″を連動
回転せしめ、吊杆32,32″を上方へバネ上げる様に
成している。次に吊杆32,32″上部間には内外側に
パン・ガーレール42,43を並行して渉設固着せしめ
、吊杆32,32″下端部間には第2のハンガーレール
44,45を並行して渉設固着せしめている。
着せしめた支持杆29a,29a″にて支持せしめてい
る。次に台車1外側方へ突出せしめた腕杆13,13″
先端部には吊杆32,32″頂部に固設せしめた枢軸3
3,33″を枢着せしめて吊杆32,32″を懸垂せし
め、枢軸33,33″一端方にはスプロケット34,3
4″を固設せしめている。スプロケット34,34″は
スプロケット35,35″,36,36″を介して台車
1下部中央のギヤボックス37を貫通する伝導軸38に
軸着.せしめた1対のスプロケット39,39″に連繋
せしめており、ギヤボックス37内部において伝導軸3
8は傘歯車機構によりバネ上げ用ハンドル40の軸41
と連繋せしめ、バネ上げ用ハンドル40の回動操作によ
りスプロケット39,3】9″,36,36″,35,
35″,34,34″を介して枢軸33,33″を連動
回転せしめ、吊杆32,32″を上方へバネ上げる様に
成している。次に吊杆32,32″上部間には内外側に
パン・ガーレール42,43を並行して渉設固着せしめ
、吊杆32,32″下端部間には第2のハンガーレール
44,45を並行して渉設固着せしめている。
46,47は夫々上端部に取付せしめたローラ1−にて
、前記ハンガーレール42,43に滑動自在に懸垂せし
めたネット体であり、第1図に図示する様に両ネット体
46,47は相互に衝突することなく且ついずれも高速
道路の橋架48側端部下面及び壁板49を包囲出来る様
に形成せしめると共に、ハンガーレール42,43より
所定寸法短い横幅に成している。
、前記ハンガーレール42,43に滑動自在に懸垂せし
めたネット体であり、第1図に図示する様に両ネット体
46,47は相互に衝突することなく且ついずれも高速
道路の橋架48側端部下面及び壁板49を包囲出来る様
に形成せしめると共に、ハンガーレール42,43より
所定寸法短い横幅に成している。
尚、ハンガーレール42,43の端部はネット体46,
47のローラーが通過出来る様に解放状に形成せしめて
いるが、前記吊杆32,32″に適宜形状のストッパー
を枢着せしめて該ストッパーを所定方向に回動せしめた
時ネット体46,47に当接してその滑動を規制出来る
様に成しても良い。
47のローラーが通過出来る様に解放状に形成せしめて
いるが、前記吊杆32,32″に適宜形状のストッパー
を枢着せしめて該ストッパーを所定方向に回動せしめた
時ネット体46,47に当接してその滑動を規制出来る
様に成しても良い。
次に使用状態について説明すると、本発明に係る高速道
路の安全対策装置車は第4照に図示する様に2台の台車
1を一組として使用し、先行する台車1においては外側
のハンガーレール43にネット体47を、追従する台車
1においては内側のハンガーレール42にネット体46
を夫々懸垂せしめている。
路の安全対策装置車は第4照に図示する様に2台の台車
1を一組として使用し、先行する台車1においては外側
のハンガーレール43にネット体47を、追従する台車
1においては内側のハンガーレール42にネット体46
を夫々懸垂せしめている。
かかる状態にて両台車1を高速道路の橋架48側端部に
位置せしめてガイド車輪6,6″が壁板49に当接する
様に成せば、両台車1のネット体46,47は夫々橋架
48の側端部下面及ひ壁板49外側面を包囲する状態と
なるので、先行する台車1においては防音壁の支柱50
,5『・・・・の取付工事を、追従する台車1において
は防音壁のパネル51,5「・・ ・・の取付工事を
分担施工すれば、いずれの台車1においても工事中にボ
ルト、ナット等の部材や工具類を取落してもこれが高速
道路下方に落下する危険を防止出来るのである。
位置せしめてガイド車輪6,6″が壁板49に当接する
様に成せば、両台車1のネット体46,47は夫々橋架
48の側端部下面及ひ壁板49外側面を包囲する状態と
なるので、先行する台車1においては防音壁の支柱50
,5『・・・・の取付工事を、追従する台車1において
は防音壁のパネル51,5「・・ ・・の取付工事を
分担施工すれば、いずれの台車1においても工事中にボ
ルト、ナット等の部材や工具類を取落してもこれが高速
道路下方に落下する危険を防止出来るのである。
又工事の進行に伴ない両台車1を順次前進せしめるが、
この際台車1をガイド車輪6,6″にてガイドせしめる
ので高速道路のカーブ部分等においても容易に壁板40
に沿つて前進せしめることが出来、ネット体46,47
の高速道路外側端部に対する離隔幅を常に適正に維持す
ることが出来る。尚、壁板49が傾斜状を成している場
合は車輪角度用ハンドル12の回動操作により調節板4
を同角度傾斜せしめれば容易に対応出来る。
この際台車1をガイド車輪6,6″にてガイドせしめる
ので高速道路のカーブ部分等においても容易に壁板40
に沿つて前進せしめることが出来、ネット体46,47
の高速道路外側端部に対する離隔幅を常に適正に維持す
ることが出来る。尚、壁板49が傾斜状を成している場
合は車輪角度用ハンドル12の回動操作により調節板4
を同角度傾斜せしめれば容易に対応出来る。
次に先行する台車1が照明柱や標識柱等の柱体52の立
設部にさしかかつた場合、追従する台車1を先行する台
車1に近接せしめて双方のハンガーレール42,43の
端部を当接せしめ、先行する台車1の外側のハンガーレ
ール43に懸垂せしめたネット体47を追従する台車1
の外側のハンガーレール43に移動せしめ、而る後先行
する台車1の吊杆32.32″をバネ上げ用ハンドル4
0の操作によりバネ上げせしめると共に引込用ハンドル
22,22″の操作により腕杆13,13″を後方揺動
せしめれば、先行する台車1の吊杆32,32″は支柱
50,5『・・ 、パネル51,5「・・ ・・
より上方へバネ上げられ、且つ腕杆13,13″が柱体
52内側方まで揺動するので、台車1は柱体52の側方
を通過可能となるのである。
設部にさしかかつた場合、追従する台車1を先行する台
車1に近接せしめて双方のハンガーレール42,43の
端部を当接せしめ、先行する台車1の外側のハンガーレ
ール43に懸垂せしめたネット体47を追従する台車1
の外側のハンガーレール43に移動せしめ、而る後先行
する台車1の吊杆32.32″をバネ上げ用ハンドル4
0の操作によりバネ上げせしめると共に引込用ハンドル
22,22″の操作により腕杆13,13″を後方揺動
せしめれば、先行する台車1の吊杆32,32″は支柱
50,5『・・ 、パネル51,5「・・ ・・
より上方へバネ上げられ、且つ腕杆13,13″が柱体
52内側方まで揺動するので、台車1は柱体52の側方
を通過可能となるのである。
而して柱体52立設部を通過せしめた台車1に於いて、
前記の逆操作により再度腕杆13,13″を高速道路外
側方へ前進せしめると共に吊杆32,32″を振り降ろ
し、第4図に図示する様に柱体52を両台車1間に介在
せしめた状態にて双方のハンガーレール42,43を夫
々当接せしめてネット体47を両台車1の外側のハンガ
ーレール43間に渉つて懸垂せしめれば柱体52立設部
分の外側方及び下方はネット体47にて完全に包囲され
るので、該部分に於ける支柱50,50″・・ ・・
の据付工事は何らの危険なく行なうことが出来るのであ
る。
前記の逆操作により再度腕杆13,13″を高速道路外
側方へ前進せしめると共に吊杆32,32″を振り降ろ
し、第4図に図示する様に柱体52を両台車1間に介在
せしめた状態にて双方のハンガーレール42,43を夫
々当接せしめてネット体47を両台車1の外側のハンガ
ーレール43間に渉つて懸垂せしめれば柱体52立設部
分の外側方及び下方はネット体47にて完全に包囲され
るので、該部分に於ける支柱50,50″・・ ・・
の据付工事は何らの危険なく行なうことが出来るのであ
る。
次にかかる状態に於いて、支柱50,5『・・・・・・
取付工事が完了すれば、ネット体47を先行する台車1
の外側のハンガーレール43に完全に移行せしめると共
に追従する台車1の内側のハンガーレール42に懸垂せ
しめていたネット体46を両台車1の内側のハンガーレ
ール42間に渉る位置に移動せしめて防音パネル取付工
事を行ない、該工事完了後はネット体46を先行する台
車1のハンガーレール42に移動せしめた後前記の場合
と同操作にて追従する台車1を柱体52前方へ通過せし
め、再度ネット体46を追従する台車1のハンガーレー
ル42に戻して通常の作業状態に戻るのである。
取付工事が完了すれば、ネット体47を先行する台車1
の外側のハンガーレール43に完全に移行せしめると共
に追従する台車1の内側のハンガーレール42に懸垂せ
しめていたネット体46を両台車1の内側のハンガーレ
ール42間に渉る位置に移動せしめて防音パネル取付工
事を行ない、該工事完了後はネット体46を先行する台
車1のハンガーレール42に移動せしめた後前記の場合
と同操作にて追従する台車1を柱体52前方へ通過せし
め、再度ネット体46を追従する台車1のハンガーレー
ル42に戻して通常の作業状態に戻るのである。
尚、両台車1のハンガーレール42,43端部を当接せ
しめるに当り橋架48路面の凹凸により双方のハンガー
レール42,43が正確に当接しない場合は、両台車1
のいずれかにおいて高さ調節用ハンドル30,3『の回
動操作によりリンク杆16,16″を上下動せしめ、リ
ンク杆15,15゛頂部を支点とする挺子の作用により
腕杆13,19″先端部を少許上下動せしめて上下方向
のズレを修正せしめると共にバネ上げ用ハンドル40の
回動操作により吊杆32,32″を少許傾動せしめて左
右方向のズレを修正せしめれば良い。
しめるに当り橋架48路面の凹凸により双方のハンガー
レール42,43が正確に当接しない場合は、両台車1
のいずれかにおいて高さ調節用ハンドル30,3『の回
動操作によりリンク杆16,16″を上下動せしめ、リ
ンク杆15,15゛頂部を支点とする挺子の作用により
腕杆13,19″先端部を少許上下動せしめて上下方向
のズレを修正せしめると共にバネ上げ用ハンドル40の
回動操作により吊杆32,32″を少許傾動せしめて左
右方向のズレを修正せしめれば良い。
又、高速道路の橋架48が特に幅厚に成る場合はネット
体46,47を第2のハンガーレール44,45に懸垂
せしめれば容易に対応出来る。
体46,47を第2のハンガーレール44,45に懸垂
せしめれば容易に対応出来る。
要するに本発明は、上述の様な構成よりなるので、高速
道路に於ける防音壁取付工事の安全施工を図らしめるこ
とが出来、工事の進行に伴なつて2台の台車1を容易に
壁板49に沿つて前進せしめることが出来、従つて又ネ
ット体46,47を高速道路外側端部に対し常に適正な
る離隔幅に維持出来、又柱体52立設部に於ける工事の
安全施工及び両台車1の通過も何ら支障なく出来る等そ
の実用的効果甚だ大なるものである。
道路に於ける防音壁取付工事の安全施工を図らしめるこ
とが出来、工事の進行に伴なつて2台の台車1を容易に
壁板49に沿つて前進せしめることが出来、従つて又ネ
ット体46,47を高速道路外側端部に対し常に適正な
る離隔幅に維持出来、又柱体52立設部に於ける工事の
安全施工及び両台車1の通過も何ら支障なく出来る等そ
の実用的効果甚だ大なるものである。
図は本発明の一実施例を示すものにして、第1図は本発
明に係る安全対策装置車の斜視図、第2図、第3図は同
上要部拡大図、第4図は使用状態を示す平面図である。
明に係る安全対策装置車の斜視図、第2図、第3図は同
上要部拡大図、第4図は使用状態を示す平面図である。
Claims (1)
- 1 側部に取付せしめたガイド車輪により高速道路の壁
板に沿いガイドされて移動する様に成した2台の台車上
に、固定リンクとしてのフレーム2と該フレーム2に下
端部を枢着せしめて並行に立設したリンク杆15、15
′、16、16′と該リンク杆15、15′、16、1
6′の上端部に枢着されると共に一端方を台車の外側方
へ突出せしめた腕杆13、13′より成る四節回転リン
ク機構を構成し、頂部に枢軸を固設せしめた吊杆を前記
腕杆13、13′の突出端部に懸垂状に枢着せしめると
共に前記枢軸を回転駆動せしめて吊杆を上方回動せしめ
る様に成し、又2台の台車の吊杆には高速道路の隔板の
外側上方に並行して配置される2条のハンガーレール4
2、43を並行に夫々渉設固着せしめ、一方の台車にお
いては内側のハンガーレール42に、他方の台車におい
ては外側のハンガーレール43に夫々ネット46、47
をハンガーレール42、43に沿つて滑動自在に懸垂せ
しめると共に各ネット体46、47は2台の台車の相対
応するハンガーレール42、43間を移動自在ならしめ
たことを特徴とする高速道路の安全対策装置車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21520282A JPS6043485B2 (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 高速道路の安全対策装置車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21520282A JPS6043485B2 (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 高速道路の安全対策装置車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59106606A JPS59106606A (ja) | 1984-06-20 |
JPS6043485B2 true JPS6043485B2 (ja) | 1985-09-28 |
Family
ID=16668377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21520282A Expired JPS6043485B2 (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 高速道路の安全対策装置車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6043485B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7966969B2 (en) | 2004-09-22 | 2011-06-28 | Asm International N.V. | Deposition of TiN films in a batch reactor |
US8067297B2 (en) | 2001-02-12 | 2011-11-29 | Asm America, Inc. | Process for deposition of semiconductor films |
-
1982
- 1982-12-08 JP JP21520282A patent/JPS6043485B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8067297B2 (en) | 2001-02-12 | 2011-11-29 | Asm America, Inc. | Process for deposition of semiconductor films |
US7966969B2 (en) | 2004-09-22 | 2011-06-28 | Asm International N.V. | Deposition of TiN films in a batch reactor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59106606A (ja) | 1984-06-20 |
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