JPS6043331A - 除鱗機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、魚の鱗を圧力水で剥離する除鱗機に関する。

従来、魚の加工場やスーパー等で魚の鱗を剥離するとき
は、片手で魚を押し、他方の手に刃物を持ち、この刃物
を魚に当てて鱗を剥離するという手作業で行なっていた
。

このように、従来にあっては、手作業で魚の鱗を剥離し
ていたので、作業能率がきわめて悪い上に、剥離した鱗
が周辺に飛び散り後仕末が大変であシ、址た、刃物で魚
に傷を付けてその商品価値が低下したり、あるいは作業
者が作業中に手を切るなどして衛生上の問題がある等の
欠点があった。

本発明は、従来の上述のような欠点に鑑み、鋭意研究の
結果完成したもので、本発明の要旨とするところは、機
枠と、機枠内に傾斜させて配置しり上コンベアと、上コ
ンベアの下方に位置しかつ上コンベアとは逆方向に回動
すると共に上コンベアと同様に傾斜させた下コンベアと
、上コンベアの基端から反転して落下してきた魚を下コ
ンベアへ送るだめのシュートと、上記上コンベアと下コ
ンベアから流下してきた水から鱗を取シ除くための濾過
網を着脱自在に設けた受水枠と、同受水枠から送られて
きた水を溜めるタンクと、同タンクとボング葡介して接
続しかつ上コンベアと丁コンベアの各々の上方位置に配
置すると共に揺動自在に形成したノズルとから構成した
ことにある。

次に、本発明の構成を図面に示す実施の一例に基づいて
以下説明する。

第１図は、本発明の一実施例である除鱗機を示す縦断面
図であり、第２図及び第３図は、それぞれ圧力水を噴射
するノズル部を示す平面図及び正面図である。

１は機枠であり、２は機枠１θ内部上方位置に配置した
上コンベアで、同コンベア２は矢印ａ方向へ回動する。

上コンベア２は速度の調節ができるようにすると共に、
ノズル９から噴射された圧力水が同コンベア２のベル）
２ａ上を矢印ａ方向へ流れ落ちるように傾斜させている
。又、ベルト２ａには、第４図に示すように、圧力水を
魚に噴射した際、魚が移動するのを防止するために毛羽
立った敷物Ｓを設ける。尚、図中２ｂ、２ｈはベルト車
である。３は上コンベア２の下方位置に配置した下コン
ベアで、上コンベア２とは逆方向の矢印す方向へ回動し
、上コンベア２と同様に速度の調節ができるようにする
と共に、ノズル９がら噴射された水が奥の方へ流下する
ように傾斜させている。父、下コンベア３のベル）３ａ
には上コンベア２のベル）２ａと同様に毛羽立った敷物
Ｓを設ける。尚、図中３ｂ、３ｂで示すものはベルト車
である。

４は、上コンベア２から反転して落下してきた魚ヲ下コ
ンベア３へ送るシュート、５は上コンベア２と下コンベ
ア３から流下してきた水からＩＩ４を取ｐ除くための濾
過網で、同線５内に鱗がたまると取り出してｍ’＋捨て
ることができるようにするために受水枠６内に着脱自在
に装着されている。尚、図中６ａは受水枠６内の水をタ
ンク７へ送るための送水パイプである。

７は受水枠６から送られてきた水を溜めるタンクで、ボ
ールタップ（図示せず）によりタンク７内の水量を調節
している。尚、図中１０で示すものは、鱗やゴミ等がタ
ンク７内に入るのを防止するための濾過網、１１は濾過
綿である。

（３） ８はタンク７内の水をノズル９へ送るためのポンプ、９
はポンプ８を介してタンク７と接続したノズル、１２は
タンク７とポンプ８とを接続するパイプ、１３はポンプ
８とノズル９を接続するパイプ、１４はノズル９から噴
出する圧力水の水圧を調節するためのパルプ、１５はパ
イプ１３から分岐した枝パイプで、同パイプ１５の下面
には軸方向に複数個のノズル９が設けられている。

ノズル９は、第３図に示すように、基部９ａと先端部９
ｂを可撓性を有するホース９ｃで連結して形成し、第２
図及び第３図に示すように、先端部９ｂｔ−止金１６に
よりノズル取付杆１７に取ｐ付け、同取付杆１７の一端
を継手１８を介してクランク１９と連結し、同クランク
１９０回転によりノズル取付杆１７が軸方向に往復運動
をするようにし、これによりノズル９の先端部９ｂが揺
動運動をするように形成している。

そして、同ノズル９は、第１図に示すように、上下コン
ベア２，３に対して約３０Ｑ〜４５°の角度で圧力水全
噴射するように配置する。尚、図中（４） ２０で示すものはモータであり、又、図示していないが
、機枠１の外周等には圧力水や鱗等が飛び散るのを防止
するためにゴム板等が設けられている０ 従って、本発明の除鱗機を使用して魚の鱗を剥離すると
きは、上コンベア２のベル）２ａ上に尻尾をベル）２ａ
の進行方向側に向けて魚を載置する。

魚はベル）２ａによシ矢印ａ方向に移送され、ノズル９
を配置した位置にくると左右に揺動す°るノズル９から
噴射された圧力水によｐ魚の大小を問わず隅々まで確実
に鱗を剥離することができる。

このとき、ベル）２ａ上には敷物Ｓを設けて仏るので、
圧力水により魚が移動することなく確実に鱗を剥離する
ことができる。

次に、−側の鱗を剥離された魚は、ベル）２ａの基端ま
で移送され、基端から反転しながらシュート４上に落下
し、反転した状態で下コンベア３のベル）３ａ上に送ら
れ、このベル）３ａ上で、上コンベア２と同様にノズル
９から噴射される圧力水により、魚の他側の鱗が満遍な
く剥離される。

そして、このようにして鱗を剥離された魚は下コ水枠６
に設けたｉｌ＆：ａ網５で鱗が取り除かれた後、送水バ
イブロａｅ通ってタンク７に溜められる。

本発明の除鱗機は、上述のように構成したので、以下に
述べるような効果を奏する。

（１）　圧力水により魚の鱗を剥離するものであるから
、魚の全面の鱗を満遍なく剥離することができる。

（２）　連続して魚を入れると七ができるので、能率的
に魚のＭを剥離することができる。

（３）　水圧（ｉｌ−調節することにより魚をいためる
ことなく鱗全剥離することができる。

（４）　圧力水で鱗を剥離するものであるから、様々な
形、厚さの魚のＭを剥離することができる。

（５）　魚の両面の鱗を手を加えることなく満遍なく剥
離することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の除鱗機の実施−例を示す縦断面図、
第２図は、同上の除鱗機のノズル部を示す平面図、第３
図は、同上の除鱗機のノズル部を示す正面図、第４図は
、同上の除鱗機の使用状態を示す説明図である。 １°−ｍ枠、２・・・上コンベア、３°ＩＩｅ下コンベ
ア、４・・・シュート、５ｅ・・濾過網、６・・・受水
枠、７・・拳タンク、８・・・ポンプ、９・−・ノズル
特　許　出　願　人 高　口　猛　春　（１よδ別名） 特開昭ＧＯ−４３３３１（４） Ｏ 手続補正書（自発） 昭和５９年１１月１７日 特許庁長官　志　賀　学　殿　逸 １、事件の表示 昭和５８年特許願第１５１２９９号 ２、発明の名称 除麟機 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 氏名　高　口　猛　春　（他１名） ４、復代理人 住所　福岡市中央区赤坂３丁目８番２６号赤坂エクセル
２階 明の欄。 ６、補正の内容 （１）特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。 （２）明細書第２頁第１２行目から第１５行目に１機枠
内に・・・・中下コンベアと、」とあるを１機枠内に配
置した上コンベアと、該上コンベアの下方に位置しかつ
」下コンベアとは逆方向に回動する下コンベアと、」と
補正する。 （３）明細書第７頁第５行目と第６行目との間に次の事
項を挿入する。 「尚、実施例では、ノズル９から噴射された水を下方に
流すため上下コンベア２，３を機枠内で傾斜させて配置
しているが、これに限定されるものではなく、ノズル９
から噴射された水および剥離した鱗を受水枠６に送るこ
とができれば上下コンベア２．３は水平に配置してもよ
い。　」 ２、特許請求の範囲 １）機枠と、機枠内１置した上コンベアと、上コンベア
の下方に位置しかつ上コンベアとは逆方向に回動す６Ｔ
コンベアと、上コンベアの基端から反転して落下してき
た魚を下コンベアへ送るためのシュートと、上記上コン
ベアと下コンベアから流下してきた水から鯖を取り除く
ための濾過網を着脱自在に設けた受水枠と、同受水枠か
ら送られてきた水を溜めるタンクと、同タンクとポンプ
を介して接続しかつ上コンベアと下コンベアの各々の上
方位置に配置すると共に揺動自在に形成したノズルとか
ら構成したことを特徴とする除鯖機。 ２０９

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）機枠と、機枠内に傾斜させて配置した上コンベアと
   、上コンベアの下方に位置しかつ」下コンベアとは逆方
   向に回動すると共に上コンベアと同様に傾斜させた下コ
   ンベアと、上コンベアの基端から反転して落下してきた
   魚を下コンベアへ送るだめのシュートと、上記上コンベ
   アと下コンベアから流下してきた水から鱗を取り除くた
   めの濾過網を着脱自在に設けた受水枠と、同受水枠から
   送られてきた水を溜めるタンクと、同タンクとポンプを
   介して接続しかつ上コンベアと下コンベアの各々の上方
   位置に配置すると共に揺動自在に形成したノズルとから
   構成したことを特徴とする除鱗機。