JPH0623278Y2 - 洗浄装置並びに泥水排除機構および洗浄水はね掛注水機構 - Google Patents

洗浄装置並びに泥水排除機構および洗浄水はね掛注水機構

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JPH0623278Y2
JPH0623278Y2 JP2270988U JP2270988U JPH0623278Y2 JP H0623278 Y2 JPH0623278 Y2 JP H0623278Y2 JP 2270988 U JP2270988 U JP 2270988U JP 2270988 U JP2270988 U JP 2270988U JP H0623278 Y2 JPH0623278 Y2 JP H0623278Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は葉菜類の洗浄装置並びにその泥水排除機構およ
び洗浄水はね掛注水機構に関するものである。本考案の
洗浄装置および各機構は例えばほうれん草の洗浄装置に
適用すれば特に有効である。
〔従来技術〕
従来より、葉菜類は根のまわりに付着した泥等を落と
し、洗浄した後出荷されているが、葉菜類は葉が柔らか
く傷み易いため回転ブラシ等を使用して能率的に作業が
できる洗浄装置は未だ実用化されておらず、やむなく手
作業で行なっているのが実情である。もっとも、野菜洗
浄装置なるものは提案されてはいるが、いずれも根菜類
を対象としたもので、葉菜類の洗浄には使用不可能であ
る(例えば、特公昭58−56636号公報、同62−
21505号公報、実公昭60−31505号公報、実
開昭60−38598号公報参照)。
ところで、出荷時の手作業による洗浄をほうれん草を例
にあげて説明すると、まず圃場から収穫してきたほうれ
ん草の根を鋏等で切断すると共に、枯葉等を取り除いた
後、所定の大きさに結束し、しかる後大きなポリ容器等
にホースで水道水を満たし、出放しの状態でたわしを使
って根の付根付近を重点的に1把ずつ手で洗い、泥等の
汚れを落としているのが通例である。
〔従来技術の問題点〕
ところが、このような方法では2〜3把洗うと泥のため
に水が濁り、水道水を出放しの状態にしても水が澄ま
ず、きれに洗うことができないので、例えばぬれている
ときには目立たなくとも乾くにつれて葉や葉柄に付着し
た泥が目立つようになる場合も生じる。従って、洗浄を
完全にした状態で出荷して欲しいという市場関係者の要
請に応えることができず、また洗浄をよくすることによ
って商品価値を高めるということも困難であるという問
題点があった。また、たわしを使った手作業では根切り
と洗浄の能率が上がらず、疲労し易いという問題点もあ
った。
一方、洗浄時に水が濁らなくするために極めて大量の水
を流出させつつ洗浄する方法も考えられるが、流速によ
って葉や葉柄が折れて商品価値を低下させたり、水資源
の浪費による経済的ロスが大きすぎたりすることなどか
ら現実困難である。
そこで、本願考案者はこのような問題点を解決するため
に鋭意研究を続け、水槽に回転ブラシを配置し、洗浄水
を供給しつつ一方で排出しながら洗浄する洗浄装置につ
いて種々試みたが、泥で濁った水は洗浄を続けている限
り澄むことがなく完全な洗浄は困難であり、さらに給水
時の水勢によって、ほうれん草の葉や葉柄を傷つけ、商
品価値を低下させるなどの問題点を生じ、実用化に至ら
なかった。そこで、本願考案者は、さらに研究を続けて
いるうちに本願考案を完成するに至った。
本考案はこのような事情を背景としてなされたものであ
り、本考案の目的とするところは、洗浄水が濁ることな
く水洗いを完全になし得ると共に、能率的に洗浄を行な
うことができ、さらに葉や葉柄等を傷つけることがない
葉菜類の洗浄装置、根切装置付きの洗浄装置並びにその
泥水排除機構および洗浄水はね掛注水機構を提供するこ
とにある。
〔従来技術の問題点を解決するための手段〕
本考案はこのような目的を達成するためになされたもの
であり、本考案の要旨とするところは、 A弾性を有する多数の線状体を外周部に植設してなる回
転ブラシを給水可能な水槽に横向きにかつ駆動回転可能
に配置した葉菜類洗浄装置の泥水排除機構であって、回
転ブラシは回転ブラシ外周の下端部が水槽底面に接近し
た状態に配置されると共に水槽底面には1または2以上
の長手状の抵抗部材を回転ブラシの回転軸方向に添って
配置し、しかも抵抗部材は回転ブラシの線状体先端部が
接触しつつ屈曲して乗り越え得るように抵抗部材上側部
が少なくとも回転ブラシの外周部から内側に位置するよ
うに配置され、さらに水槽底面には各抵抗部材の回転ブ
ラシ回転上流側に抵抗部材に沿ってスリットを設け、回
転ブラシの回転により回転ブラシ先端部を抵抗部材に当
接させて葉菜類洗浄時回転ブラシ外周部に含まれる泥水
を抽出させると共にスリットから排除させるようにした
泥水排除機構と、 B水槽底面は抵抗部材の配置位置付近より回転ブラシの
回転下流側が上向きに湾曲された前記A項記載の泥水排
除機構と、 C弾性を有する多数の線状体を外周部に植設してなる回
転ブラシを給水可能な水槽に横向きにかつ駆動回転可能
に配置した葉菜類洗浄装置の洗浄水はね掛注水機構であ
って、回転ブラシ上端部付近の回転下流側に回転ブラシ
の回転軸方向に沿って長手状の当接部材を配置し、しか
も当接部材は回転ブラシの回転に伴い回転ブラシの線状
体先端部が接触しつつ屈曲して係合を脱し得るように当
接部材の下端側が少なくとも回転ブラシの外周部より内
側に位置するように配置され、線状体が当接部材の係合
から外れる際に線状体の弾性によって回転ブラシに含ま
れる洗浄水をふり切ることにより被洗浄物にはね掛けて
注水可能とした洗浄水はね掛注水機構と、 D弾性を有する多数の線状体を外周部に植設してなる回
転ブラシを給水可能な水槽に横向きに配置すると共に回
転ブラシは水槽前面側から見て上方から下方に向かう方
向に駆動回転可能とした葉菜類の洗浄装置であって、 後端側に回転ブラシが配置され、かつ両側には長手状の
給水間隙を有する加圧送水部を設け両側壁面に沿って給
水可能とした水槽と、 水槽上端部付近の回転ブラシ前面側に、多数の噴出口も
しくはスリットを有する噴水管を横架し、被洗浄物に対
して洗浄水を噴出可能とした洗浄水噴出装置と、 前記A項またはB項記載の泥水排除機構と、 前記C項記載の洗浄水はね掛注水機構とを、備えた洗浄
装置と、 E前記D項記載の洗浄装置に葉菜類の根を切断するため
の根切装置を備えた根切装置付きの洗浄装置であって、
根切装置は駆動回転可能とされた回転刃の前面側に保護
カバーを兼用しかつ根の切断長さを一定にする切断長規
制手段を設け、しかも切断長規制手段は位置固定の固定
板と回動可能に支持された可動板とをそれぞれの端面間
において葉菜類の根を挿入案内可能な隙間を隔てて配置
してなる根切装置付きの洗浄装置と、 を構成したことにある。
ここに、「回転ブラシを給水可能な水槽に横向きに」と
は回転ブラシを水槽に対して水平方向に配置した場合に
限らず若干傾斜した状態に配置した場合も含むものであ
り、「回転ブラシ回転上流側」とは回転ブラシの回転方
向と逆方向に位置する側をいうものである。
〔作用〕
以上のように構成された洗浄位置においては、回転ブラ
シは葉菜類の根に付着した泥を洗い落とすと共に、泥水
排除機構は洗浄水が泥で濁ることを防ぎ、洗浄水はね掛
注水機構と洗浄水噴出装置とは葉菜類の根際より上の部
分に主として洗浄水を注水し、水槽の加圧送水部は水勢
により葉菜類が傷むことを防止し、根切装置は根の長さ
を切りそろえるように働く。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図〜第4図において、10は機台であり、その上端
側には水槽12が取付けられ、水槽12の後端部には回
転ブラシ14が横方向すなわち水平方向に配置されてい
る。回転ブラシ14は第1図に示すように中心部材16
の外周に多数の弾性を有する線状体(例えばナイロン釣
糸等)17が植設されてなり、両端部は第2図、第3図
に示すように軸受18により回転可能に支承され、減速
装置付き電動機20により、ベルト22を介して矢印2
4方向、すなわち水槽12前面からみて上方から下方に
向かう方向に駆動回転可能とされている。
水槽12の回転ブラシ14前方側の両側壁は第4図に示
すように内側に傾斜し、パイプ30、31により送り込
まれ洗浄水が加圧送水部としての洗浄水圧送室26、2
8の給水間隙34、36から両側壁面に沿って水槽内に
流入するようにされている。そして水槽底面は、第1図
に示すように回転ブラシ14の下端部付近から、回転ブ
ラシ14の外周部との間にわずかの隙間を隔てて上方に
湾曲し、さらにその上端は回転ブラシ14の回転軸心よ
りやや下方で切欠かれ、水槽内の洗浄水の水位がこれよ
り高くならないようにされている。すなわち、オーバフ
ロー装置を構成している。なお、後述する垂直板46の
手前側の水槽底面は回転ブラシ14の下端部付近よりも
深くされている。
また、回転ブラシ14の下方の水槽底面には、丸棒状の
抵抗部材38、40が回転ブラシ14の回転軸に沿う方
向に取付けられ、かつ抵抗部材の上側部が回転ブラシ1
4の外周部より内側に位置するように配置されると共
に、各抵抗部材38、40の回転ブラシ回転上流側すな
わち回転ブラシ14の回転方向と反対の方向側に抵抗部
材38、40に沿って所定の間隔を有するスリット4
2、44が形成され、回転ブラシ14の回転に伴い線状
体17が抵抗部材38、40に接触しつつ屈曲して乗り
越え得るようにされている。これにより、回転ブラシ1
4の外周部に含まれた泥水は抵抗部材38、40により
抽出されると共に各スリット42、44から外部へ放出
するようにされ、泥水排除機構が構成される。
そして、水槽12には回転ブラシ14前方に、垂直板4
6が設けられ、かつ垂直板46には大きな四角孔48が
あけられ、回転ブラシ14の前部が突出し得るようにさ
れている。なお、四角孔48の上端部50付近は第1図
に示すように回転ブラシ14の外周部より内側に位置す
るようにされ、回転ブラシ14の回転に伴い線状体17
が上端部50に接触しつつ屈曲し、係合が外れた際には
弾性により元の状態に復帰するようにされている。これ
により、回転ブラシ14に含まれる洗浄水が矢印52の
方向にはね飛ばされ、洗浄水はね掛注水機構が構成され
る。なお、洗浄水のはね飛ばす方向は洗浄すべきほうれ
ん草の根の付根よりやや上方の葉柄部付近に主に注水す
るようにされている。上端部50は当接部材を構成す
る。上端部50の裏面側すなわち線状体17が接触する
面には、板ゴム(図示省略)が貼付される。
水槽12の上端側でかつ垂直板46の前方にスリット5
4を有する噴出管56が横架され、第4図に示すように
パイプ58、59により送り込まれた洗浄水が第1図の
矢印60の方向に噴出し、洗浄すべきほうれん草に注水
可能とされている。これにより、洗浄水噴出装置が構成
される。
水槽12の底面には、第1図に示すようにフィルタ62
を備えた排水口64が設けられているが、洗浄時には流
出しないように栓がされている。水槽12の下方には排
水受け68が配置され、排水口64から流出した水と水
槽12の一端からオーバフローした水は、排水ホース7
0により外部へ放出できるようにされている。72はフ
ィルタである。
また、第2図、第4図に示すように一端に流量調整弁7
8、80が接続されたパイプ74、76はティ、エル
ボ、パイプ等を介してパイプ58、59、30、31に
接続され、噴出管56、洗浄水圧送室26、28に連結
されている。なお、パイプ58、59への接続はさらに
流量調整弁82を介して行なわれる。
以上のように構成された実施例装置において、流量調節
弁78、80のいずれか一方がホース等を介して水道管
に接続(他方は閉塞)されると、各パイプ等を経て洗浄
水圧送室26、28に洗浄水が送り込まれ、給水隙間3
4、36から水槽12の側壁面に沿って水槽12内へ常
時供給されると共に噴出管56のスリット54から洗浄
水が矢印60方向に膜状に噴出される。なお、水槽12
内に溜った洗浄水は水槽12の一端からオーバフローし
て流出し、排水受け68で集められ、排水ホース70に
より排水路等に放出される。
一方、減速装置付き電動機20のスイッチ(図示省略)
がオンされると、回転ブラシ14が洗浄水を含んだ状態
で回転し、洗浄可能となる。根が切断され、所定の大き
さに結束されたほうれん草(通常2〜3把)が手で保持
された状態でその根側が回転ブラシ14に当てられる
と、根とその付近に付着していた泥が洗い落とされると
共に回転ブラシ14の外周部に付着した泥と泥水は、抵
抗部材38、40とスリット42、44とからなる泥水
排除機構により下方に排出され、かつ洗浄水圧送室2
6、28から常時供給される新しい洗浄水と相まって水
槽12内の水を常時澄んだ状態に保持できる。なお、回
転ブラシ14は減速装置付き電動機20により所定回転
数に減速され、ほうれん草の根が傷まないようにされて
いる。
さらに、泥水排除機構によって泥水が除去された回転ブ
ラシ14の線状体17は、濁りのない洗浄水を含みつつ
回転し、その先端部が垂直板46の四角孔48の上端部
50に引掛かった後外れる際に洗浄水はね掛注水機構に
よって、ほうれん草の根際から上の葉柄部等汚れの付着
し易い個所に重点的に注水され洗浄される。噴出管56
のスリット54から膜状に噴出される洗浄水は上記洗浄
を助長し、洗浄を完全になし得る。また、ほうれん草の
葉の体部分は水槽12内の流水中に浸され洗浄される
が、その際洗浄水は洗浄水圧送室26、28から水槽側
壁に沿って給水されているので、水勢により葉がもまれ
て傷つくことが防止される。また、回転ブラシ14によ
り根際に付着した泥を洗い落とすことができるので、作
業能率の向上と疲労軽減とを図ることができる。従来の
手作業に比し、作業能率を約10倍向上させ得る。
第5図、第6図に示す根切装置は前記洗浄装置の側面に
取付けるようにされたものであり、ケース本体90内に
配置された減速装置付電動機92に回転刃94を取付け
ると共に、その前面側に所定距離を隔てて、固定板96
を配置し、かつ固定板96の上方に一端が回動可能に支
持された可動板98を同一平面上に設け、しかも固定板
96と可動板98との端面間にほうれん草の根を挿入案
内し得る隙間100を形成させたものである。なお、回
転刃94前面のケース本体90はほうれん草の根を挿入
できるよう横方向に切欠かれ、その付近に固定板96、
可動板98が取付けられる。101は可動板98を固定
板96に押当てるための引張ばね、102はケース本体
90の内側に設けられた裏刃、103は可動板98を案
内するガイド部材、104は固定板96に回動可能に取
付けられたスイッチ作動レバーであり、根の切断時に指
で押下げることにより押棒106を押し、スイッチ10
8が入り電動機92が始動し、回転刃94が回転する。
手を放せば圧縮ばね110によりスイッチ作動レバー1
04が押戻され、スイッチ108が切れ回転刃94が停
止する。
回転刃94を回転さえた状態でほうれん草の根側を隙間
100に挿入し、横に移動させると、根は一定の長さに
切断される。切離された根はシュート112により外部
へ放出される。
なお、根切装置は単体で持運び使用可能に構成してもよ
い。
第1図ないし第4図に示す実施例において、水槽12底
面のスリット42、44に代えて多数の排出孔を列状も
しくは散在状に配置したり、スリットと混在させたりす
ることも可能であり、抵抗部材38、40とスリット4
2、44の数を増減させることもでき、また丸棒状の抵
抗部材に代えて他の長手状の部材を設けたり水槽自体に
抵抗部材に相当する突部を形成させてもよく、さらに当
接部材としての垂直板上端部50に代えて、垂直板46
と別の部材を設けることも可能であり、さらにまた噴出
管56のスリット54に代えて多数の噴出孔を設けても
よい。上記実施例はほうれん草のほか他の葉菜類の洗浄
にも使用できる。
以上本考案の実施例について説明したが、本考案はこの
ような実施例に何等限定されるものではなく、本考案の
要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得
ることはもちろんである。
〔考案の効果〕
本考案は、上述の通り構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
請求項1、2の泥水排除機構においては、回転ブラシに
付着した泥水を排除するので、洗浄水が濁ることを防止
できる。
請求項3の洗浄水はね掛注水機構においては、葉菜類の
根際より上方の汚れの付着し易い個所に重点的に注水し
洗浄し得る。
請求項4の洗浄装置によれば、加圧送水部により水槽側
壁面に沿って洗浄水を給水できるので、水勢により被洗
浄物を傷めることがなく、しかも請求項1ないし3の泥
水排除機構と洗浄水はね掛注水機構とを備えると共に噴
出装置を設けているので、澄んだ水で完全に洗浄するこ
とができ、しかも洗浄作業の能率向上と疲労軽減を図り
得る。
請求項5の洗浄装置によれば、根切りと洗浄の能率向上
を図ることができると共に根の長さをそろえることがで
き、商品価値の向上を図り得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す第4図におけるI−I
拡大断面図、第2図は同実施例の一部を破断した右側面
図、第3図は同実施例の平面図、第4図は第2図におけ
るIV−IV断面図、第5図は、前記実施例の洗浄装置に取
付けるための根切装置の実施例を示す正面図、第6図は
第5図におけるVI−VI断面図である。 12…水槽 14…回転ブラシ 17…線状体 26、28…洗浄水圧送室(加圧送水部) 34、36…給水間隙 38、40…抵抗部材 42、44、54…スリット 50…上端部(当接部材) 56…噴出管 94…回転刃 96…固定板 98…可動板

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性を有する多数の線状体を外周部に植設
    してなる回転ブラシを給水可能な水槽に横向きにかつ駆
    動回転可能に配置した葉菜類洗浄装置の泥水排除機構で
    あって、回転ブラシは回転ブラシ外周の下端部が水槽底
    面に接近した状態に配置されると共に水槽底面には1ま
    たは2以上の長手状の抵抗部材を回転ブラシの回転軸方
    向に添って配置し、しかも抵抗部材は回転ブラシの線状
    体先端部が接触しつつ屈曲して乗り越え得るように抵抗
    部材上側部が少なくとも回転ブラシの外周部から内側に
    位置するように配置され、さらに水槽底面には各抵抗部
    材の回転ブラシ回転上流側に抵抗部材に沿ってスリット
    を設け、回転ブラシの回転により回転ブラシ先端部を抵
    抗部材に当接させて葉菜類洗浄時回転ブラシ外周部に含
    まれる泥水を抽出させると共にスリットから排除させる
    ようにした泥水排除機構。
  2. 【請求項2】水槽底面は抵抗部材の配置位置付近より回
    転ブラシの回転下流側が上向きに湾曲された請求項1記
    載の泥水排除機構。
  3. 【請求項3】弾性を有する多数の線状体を外周部に植設
    してなる回転ブラシを給水可能な水槽に横向きにかつ駆
    動回転可能に配置した葉菜類洗浄装置の洗浄水はね掛注
    水機構であって、回転ブラシ上端部付近の回転下流側に
    回転ブラシの回転軸方向に沿って長手状の当接部材を配
    置し、しかも当接部材は回転ブラシの回転に伴い回転ブ
    ラシの線状体先端部が接触しつつ屈曲して係合を脱し得
    るように当接部材の下端側が少なくとも回転ブラシの外
    周部より内側に位置するように配置され、線状体が当接
    部材の係合から外れる際に線状体の弾性によって回転ブ
    ラシに含まれる洗浄水をふり切ることにより被洗浄物に
    はね掛けて注水可能とした洗浄水はね掛注水機構。
  4. 【請求項4】弾性を有する多数の線状体を外周部に植設
    してなる回転ブラシを給水可能な水槽に横向きに配置す
    ると共に回転ブラシは水槽前面側から見て上方から下方
    に向かう方向に駆動回転可能とした葉菜類の洗浄装置で
    あって、 後端側に回転ブラシが配置され、かつ両側には長手状の
    給水間隙を有する加圧送水部を設け両側壁面に沿って給
    水可能とした水槽と、 水槽上端部付近の回転ブラシ前面側に、多数の噴出口も
    しくはスリットを有する噴水管を横架し、被洗浄物に対
    して洗浄水を噴出可能とした洗浄水噴出装置と、 請求項1または2記載の泥水排除機構と、 請求項3記載の洗浄水はね掛注水機構とを、備えた洗浄
    装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の洗浄装置に葉菜類の根を切
    断するための根切装置を備えた根切装置付きの洗浄装置
    であって、根切装置は駆動回転可能とされた回転刃の前
    面側に保護カバーを兼用しかつ根の切断長さを一定にす
    る切断長規制手段を設け、しかも切断長規制手段は位置
    固定の固定板と回動可能に支持された可動板とをそれぞ
    れの端面間において葉菜類の根を挿入案内可能な隙間を
    隔てて配置してなる根切装置付きの洗浄装置。
JP2270988U 1988-02-23 1988-02-23 洗浄装置並びに泥水排除機構および洗浄水はね掛注水機構 Expired - Lifetime JPH0623278Y2 (ja)

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JPH01127488U JPH01127488U (ja) 1989-08-31
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