JPS6043152B2 - 裁縫、刺しゆう又はタフテイングミシンの針棒の如く往復運動する機械部材のための駆動装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特許請求の範囲第１項の上部概念に記載した
駆動装置に関する。

裁縫、刺しゆう又はいわゆるタフテイングミシンおいて
は、往復運動可能な１個の針棒又は複数の針棒を一時的
に停止させることが必要である。

即ち例えばシヤツの襟の隅部を２本針のミシンで縫う場
合には、一方の針は接続解除されて動きを止められそし
て第二の針を用いて縫目の隅まで縫付けられ、それから
シヤツの襟は突き通された第二の針のまわりに旋回され
て新しい縫付方向に向けられる。縫い付けを中断するた
め、すべての針の動きは止められなければならない。刺
しゆう枠を１つの刺しゆう型の位置から次ぎの型の位置
に置換えるため、刺しゆうミシンにおいてもすべての針
の動きが止められそしてタフテイングミシンでは一定の
節又は色調効果を達成するため一時的に停止させられる
。動きをｉめるための１個又は数個の針棒と駆動装置と
の間の連結装置の中間連結装置が公知になつている（西
ドイツ国特許第３９７５０４号公報）。

必要な場合には針棒は個々にそれの駆動装置から切り離
されそして上方死点位置に固定装置によつて固く保持さ
れる。一緒に運動させられる連結装置を有するミシンは
、上記した様な遮断装置を持たないミシンに比べてより
多くの運動質量を持ちそして運動の遮断は機械が回転し
ている時に突然に−行われるから、機械の回転数は、慣
性力が余り強くなることおよび余り強い衝撃や振動又は
伝動部材の破壊を避けるために、非常に低い限界値にお
さえておかなければならない。針棒が駆動装置から切り
離されることにより、．針棒が再び連結された後の縫目
の形成にしばしば誤差が発生し、そのことはシヤツの襟
の縫目の隅を縫う場合に、襟を回転して次ぎの縫い付け
方向に進む最初の縫目に異常が現れる。

針棒を再ひ連結した後の縫目の誤差を避け、針，棒が動
かされ又はその動きを止められた時のミシンの回転がほ
ぼ一様に静な回転にするため、針棒がそれの駆動装置か
ら切り離された時の強い衝撃と振動を阻止するため、そ
して斯くしてミシンの回転数を増大するため、西ドイツ
国特許第・１０４５７５６号公報により、針棒を動かし
そして動きを止めることが可能な、１つの針棒のための
リンク駆動装置が公知になつており、この駆動装置では
通常の手軸のクランクのクランクピンが針棒駆動部材と
１対の連結棒によつて連結されている。

１対の連結棒の関節は１つの連結棒により、容器に固定
した軸の周りに旋回可能な支持棒に関節結合している。

このリンク駆動装置を切換えるためには、容器に固定さ
れたピンの周りに瞬間的に切換えられる装置により旋回
可能な２重レバーが用いられ、この２重レバーは２つの
阻止歯を持つており、これらの阻止歯のうちの一方は、
針棒が動かされる位置において、１つの滑り片の溝に嵌
リブそして別の阻止歯は、針棒の動きが止められた時、
針棒の溝に嵌る。針棒が動かされている時、駆動装置の
運動は針棒に伝えられ、そして針棒の動きが止められて
いる時には連結棒と支持棒に伝えられる。上記により機
械の回転は比較的静かに門なるが、針棒は、上記の様な
連結棒の配置では、上端と下端に滑り案内装置の中て支
承し、針棒に作用する側方に向いた力を収容できる様に
しなければならない。連結棒は針棒の全工程を一緒に動
くのであるから、クランクピンと針棒ピンは、強゜い慣
性力を受け、そのことにより、針棒とそれの駆動装置と
の間に連結装置を有する従来技術に属する駆動装置に比
較して得られる回転数の増加は僅かなものになつている
。近代的な高速回転ミシンには、西ドイツ特許第１０４
５７５６号公報の装置は適合しない。 上記の装置では
針棒の工程を変化させることは実際可能であるけれども
、特許公報には記載されていない。

さらに針棒を動きを止められた位置に固定することも記
載されていない。針棒は完全に停止することは不可能で
ある。最後に上記した様な連結棒の配置では、縮小され
た可能な行程で縫い付けが行われている時、何時も最大
行程の上方死点で針棒の動きを止めることが不可能てあ
る。 本発明の目的は、特許請求の範囲第１項の上部３
概念に記載した駆動装置を、高速回転に適し、摩耗
や騒音が少ない運転を可能にしそして針棒の動きを止め
る時の振動と衝撃のないものにすることであり、この際
この駆動装置は、針棒の行程が調節可能な縫付運転を可
能にしそして針棒の動きを４ 止める位置として、針
棒の最大行程の上方死点位置が用意されており、最後に
針棒を、その動きがとめられた位置に固定する装置が設
けられているものになつている。 上記の目的を達成す
るため特許請求の範囲第１項に提案された本発明により
、動きを止めることができる針棒のための駆動装置が用
いられ、この装置では連結棒駆動装置を使用することに
よつて、側方に向けられた力を全く受けないか或いは非
常に僅かなりであるために無視することができる程度の
力を受け、従つて針棒の質量を減少子ることが可能にな
り、そして針棒の両端部の支承は上記理由によつて唯１
箇所の支承位置に減少可能である。

針棒の行程を変化させるために伝動装置の如何なる部材
をも交換する必要がなく、針棒の−動きを止めることは
、振動および衝撃が全くない様に行われ、可能な限りの
最小の針棒行程又は縫付布地又は撚糸に適合した針棒行
程て縫付けが行われそして針棒は縫付けの終わりにおい
て、調節可能な最大行程の上方死点の位置に移され、そ
してそこで動きが止められ、斯くして縫付布地の挿入お
よび取出しのため、針の下において可能な限り大なる通
過空間が使用可能になつている。針棒がそれの最大行程
の上方死点に移されることにより、糸切り装置を有する
ミシンにおいて、糸を切断した後で作動し、糸を切断す
るため糸レバーが高く持ち上げられた位置で止められて
ミシンを、糸の切断した後で針が高く持上げられた位置
まで逆回転させる装置は不要になる。針棒の動きが止め
られた時、駆動装置との連結は中断されてないから、例
えばシヤツ又はブラウスの襟の隅を縫う時、隅部で方向
を変えた後で、動きを止められていた針棒を動かし始め
ても、針棒が動きを止められるためそれの駆動装置との
連結を遮断される如きミシンにおいて発生する様な縫目
の誤差は発生しない。最後に針棒の動きを止めそして再
び動かすことは針棒の任意の位置又はミシンの手軸の任
意の位置で実施可能であり、このことは、針棒がその動
きを止めるためそれの駆動装置から切り離されるミシン
では不可能である。特許請求の範囲の実施態様項には本
発明の有利な形成が示されている。

本発明を以下に、添付図に示された２本針ミシンの実施
例により詳細に説明する。

符号１で示されている機械台にミシン２が取付けられ、
このミシンはカップリングモーター（Ｋｕｐｐｌｕｎｇ
ｓｍＯｔＯｒ）３により、このモーターの駆動軸４に取
付けられている■ベルト車５および、この■ベルト車と
第２乃至４図に示されているミシンの主軸６に固定され
Ｖベルト車を備えたはずみ車７との間に張り渡されてい
るｖベルト８を介して駆動されている。

ミシンのケーシングは拡大されたケーシング部分９を有
し、この部分の内部には一般に符号１０で示されている
、張り棒１１，１２のための駆動装置が配置されている
。

針棒１１，１２の下端には、糸を導く針１５および１６
のための針保持記１３および１４が取付けられている。
針棒１１，１２は案内枠１７の中で上下に動くことが可
能に支承され、この案内枠は、ミシンケーシングの内部
の、主軸６に平行に支承されている揺動軸１８に固定さ
れている。針棒１１，１２のための駆動運動はミシンの
主軸に固定されている偏心輪１９から導き出され、この
偏心輪は偏心棒２０に包囲されている。

偏心棒２０の自由端は叉状になつた双腕のレバー２２の
連結部分に関節結合され、この双腕のレバーは支承ピン
２３により、ミシンケーシングの内部に旋回可能に支承
されそして駆動腕として作用を行う叉状になつた腕２４
，２５を有している。叉状の腕２４は１対の曲折連結棒
２６／２７を介し、関節ピン２８，２９，３０を介して
クランク腕３１に連結し、このクランク腕は、ミシンの
主軸６に対して距離を隔てて平行にミシン容器の内部に
支承されている中間軸３２に固定されており、そして叉
状の腕２５は１対の曲折連結棒３３／３４を介し、関節
ピン３４，３６，３７を介してクランク軸３８に連結し
、このクランク腕は）中間軸３２に支承されている円筒
スリーブ３９に固定されている。レバー２２の支承ピン
２３と叉状の腕２４および２５に設けられている関節ピ
ン２８および３５との間の距離は、関節ピン２８，３５
と１対の曲折連結棒２６／２７および３３／５３４の関
節２９，３６との間の距離に等しい。中間軸３２にはク
ランク腕４０が固定され、この腕の自由端は中間連結棒
４１を介して左側の針棒１１と結合しそして円筒スリー
ブ３９はクランク腕４２を担持し、この腕の自由端は中
間連結棒０４３を介して右側の針棒１２結合している。
上記した様に構成例では針針１１，１２には横方向に向
う力は全く作用しないか又は無視することが可能な程僅
かな横方向の力が作用するのみである。従つて針棒１１
，１２により軽い材料で造ることが可能にらりそして案
内枠１７に設けられた唯１つの支承孔に支承されること
が可能であり、このことは回転数を増大することおよび
支承部分の摩耗を少なくするのに役立つている。第２図
により明らかな如く、クランク腕４０および４２の有効
長はクランク腕３１および３８の有効長の２倍の長さに
なつている。この様なレバー比になつているためクラン
ク腕４０，４２の所の中間連結棒４１および４３のみが
針捧の全行程に等しい揺動運動を行い、一方その他の伝
動部材（偏心棒２０、レバー２２、曲線連結棒２６／２
７）はより少ない量の運動を行う、それ故にミシンが回
転する時より少ない慣性力が発生し、斯してミシンの回
転数は更に増加可能になる。駆動装置１０の操作装置は
、ミシンケーシングの内部に固定されている支承ピン４
６上に旋回可能な如く配置されそして操作棒として作用
する連結リンク４７および４８を介して１対の曲折連結
棒２６／２７および３３／３４の関節の所の関節ピン２
９および３６と連結している２枚の止め板４４，４５か
ら成立つている。

止め板４４，４５を旋回させるため一方向に作用する圧
縮空気シリンダー４９，５０が用いられ、これらのシリ
ンダーピストンロッド５１および５２は叉状になつた頭
部５３および５４を担持し、これらの頭部は止＝め板４
４，４５の突出部分５５および５６を掴んでいる。針棒
１１，１２も動かす位置と針棒の動きを止める位置とを
確定するため、止め板４４，４５はそれぞれ２つの衝立
て面５７，５８および５９，３６０を有し、これらの面
は、ねじとして形成されている。

ミシン容器内部に設けられた対向衝当６１，６２と協働
する。対向衝当て６１，６２の位置はロックナット６３
により固定可能になつている。衝当て面５７，５９は対
向衝当６１に、そし３て衝当て面５８，６０は対向衝当
６２に付設されている。圧縮空気シリンダー４９，５０
の操作は第１及び５図に示した操作ボタン６４，６５を
作動させることにより、第５図の空気弁６６，６７を介
し４（て行われる。

弁６６のポンプ接続点Ｐは導管６８により圧縮空気源６
９に結合されそして弁６６が零位置にある時閉塞されて
おり、一方導管７０により圧縮空気シリンダー４９の接
続点７１に結合ささている作動接続点Ａは、弁６６の戻
り路Ｒを介して大気圧に開放されている。

弁６７のポンプ接続点Ｐは導管７２により導管６８に接
続されそして斯くして圧縮空気源６９に接続されそして
前同様に弁６７が零位置にある時閉塞されておりそして
、導管７３により圧縮空気シリンダー５０の接続点７４
に接合されている作動接続点Ａは弁６７の戻り路Ｒを介
して大気に開フ放されている。

弁６６は左側の針棒１１の動きを止めるため操作ボタン
６４により作動させられそして弁６７は右側の針棒１２
の動きを止めるため操作ボタン６５により作動させられ
る。

図の実施例に示されている機械的に作動させられる弁６
６，６７の代わりに、電磁弁を使用することも可能であ
り、これらのための電気スイッチは操作ボタン６４，６
５を作動させることで操作可能である。

さらに圧縮空気シリンダー４９および５０の作動ピスト
ン７５および７６は圧縮ばね７７および７８の作用をう
けており、そしてシリンダーケーシングは、下方におい
て、ボルト７９を用いてミシンケーシングに旋回可能に
支承されていることを付記して置く。

２つの圧縮空気シリンダー４９，５０はキャップ８０で
覆われている。

上記した装置の作動態様は次の様になる。

針棒１１，１２が、第２および４図に示されている如く
、動く様に駆動結合されているとき、ミシン２の主軸６
は回転しているカップリングモーター３により、Ｖベル
ト車５、歯付ベルト８及び主軸６上に固定されたはずみ
車７を介して駆動される。主軸６上に取付けられている
偏心輪１９によつて偏心棒２０を介して揺動運動がレバ
ー２２に与えられ、この運動はレバー２２の駆動腕２４
に結合されている１対の曲折連結棒２６／２７及びクラ
ンク腕３１を介して揺動軸３２に伝達され、この揺動軸
によりクランク腕４０及び中間連結棒４１を介して左側
の針棒１１が上下に動かされる。これと同時にレバー２
２の駆動腕２５に結合されている１対の曲折連結棒３３
／３４及びクランク腕３８を介して揺動軸３２に同軸的
に配置されている円筒スリーブ３９に揺動運動が伝えら
れ、この”Ｊ筒スリーブによりクランク腕４２および中
間連結棒４３を介して右側の針棒１２が上下に動かされ
る。針棒１１，１２の針保持器１３，１４に取付けられ
ている糸を導く針１５及び１６は、公知の如く、図示さ
れていないルーパー装置と協働して、相互に無関係な縫
目を形成する様に作動する。

平行な２つの縫目により形成されている、シヤツ又はブ
ラウスの襟の隅の縫目を形成するため、一方、例えば右
側の針棒１２が、内側の縫目の隅の所で内側の縫付と中
断するために動きを止められそして針棒の上方死点位置
に静止させられ、一方動いている左側の針棒１１は外側
の縫目の隅の所まで続け、ミシンはその位置で、針を深
く差し込んだ位置て停止させられ、縫付けられる布地は
突き通された針１５の周りに回転されて新しい縫付方向
に向けられ、外側の縫目が内側の縫目の隅と等しい高さ
になるまで縫付けられ、その位置で右側の針棒１２が再
ひ動かされそして双方の縫目が続いて形成されなければ
ならない時、操作ボタン６５を操作すればよく、この操
作ボタンにより圧縮空気弁６７がそれの開放位置に移動
し、この位置では圧縮空気シリンダー５０の作動ピスト
ン７６が、圧縮空気源６９から導管７２、弁６７のポン
プ接続点Ｐ及びＡ１導管７３および接続点７４を介して
圧縮空気により押圧されそしてその際圧縮ばね７８の力
に抗して下方に押し下げられる。ピストンロッド５２に
より止め板４５は反時計方向に支承ピン４６のまわりに
旋回させられ、終わりに止め板４５の衝当て面６０が、
右側の針棒１２の動きを止められる位置を定めている対
向衝当６２に衝当たる。止め板４５が旋回する時、１対
の曲折連結棒３３／３４がそれの関節３６を掴んでいる
連結リンク４８により、第４図に示されている、動かさ
れる位置から第３図に示されている動きを止められる位
置に移される。この位置では、１対の曲折連結棒３３／
３４の関節ピンの長手軸とレバー２２の支承ピン２３の
長手軸とは共通な一直線上に位置しそして針棒１２はそ
れの最高位置にある。駆動部材がこの様な位置にある時
、連結棒３３は関節ピン３６のまわりに往復運動を行う
のみであり、従つて針棒１２には駆動運動が伝達されな
い。針棒１２を再び動かすためには、操作ボタン６５を
押し圧するのをやめて弁６７をばね力で零位置に切換え
てやればよく、その際圧縮空気シリンダ−５０はそれの
接続点７４、導管７３、弁６７の作動接続点Ａおよび戻
り路Ｒを介して圧縮空気が排除される。

その時圧縮空気シリンダー５０の作動ピストン７６は圧
縮ばね７８により上方に押し上げられ斯くして止め板４
５は支承ピン４６のまわりに時計方向に旋回し、化側の
針棒１２を動かす位置に到達しそして衝当て面５９が、
針棒１２を動かす位置を決定する対向衝当６１に衝当た
る。止め板４５が旋回すると１対の曲折連結棒３３／３
４が連結リンク４８により、第４図に示した位置に移る
。その際、１対の曲折連結棒３３／３４の関節のピン３
６がレバー２２の支承ピン２３から離れれば離れる程、
針棒１２の行程は大になる。駆動装置１７は、それぞれ
の針棒が、下方の引返し点を通過した後で、上方に向か
つて運動を開始する時に糸のループを形成するために重
要な、ルーパーの軌道又は針板に対する引返し点の位置
が維持される様になつている。このことから、対向衝当
６１を変位させることによつて針棒の行程を、縫付布地
が許す範囲で、小さく設定することが可能であり斯くし
て一方ではより速い回転数で縫付けることが可能になり
そして他方ではそれぞれの針棒は動きを止められた時何
時も最高の上方死点位置に引き上げられ、この位置は衝
当て面５８および６０と対向衝当６２によつて定められ
る。このことにより縫付ける布地を挿入しそして取り出
す為、何時も可能な限り大なる通過空間を針と針板との
間で使用することが可能であるばかりでなく、糸切り装
置を有するミシンにおいて必要な逆回転装置も不必要に
なる。左側の針棒１１の動きを止めそして再び動かす作
動態様は、操作ボタン６４を作動させそしてそのことに
より圧縮空気弁６６により圧縮空気シリンダー４９を作
動させ、このシリンダーの作動ピストン７５に結合して
いるピストンロッド５１が止め板４４および１対の曲折
連結棒２６／２７を操作する作動態様に等しい。

針棒の動きを止めたとき、形状拘束的駆動結合゛は切断
されていないから、再び動かした時に縫目に誤差が生じ
ない。

前記した駆動装置１０を用いて、左側又は右側の針棒１
１又は１２の一方が、或いは、例えば衣服の一定の位置
で縫付を中断するため双方の針棒１１，１２を一緒にそ
の動きを止めそして再び動かすことが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は１つの台に取付けられた２本針ミシンの全体略
図、第２図は動かされている２つの針棒の駆動装置の重
要な伝動部材の斜視図、第３図は、針棒の動きが止めら
れている場合の連結棒伝動装置の拡大正面図、第４図は
第３図と同様な表現で示されている針棒が動かされてい
る状態を示す正面図、第５図は圧縮空気接続図てある。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 作動位置から接続解除位置に移されることが可能な
   針棒に、運動が１つの駆動軸から連結棒結合を介して伝
   達可能になつているミシンの針棒の如く、往復運動する
   機械部材のための駆動装置において、連結棒結合は主軸
   ６によつて駆動され、位置固定した軸２３の周りに揺動
   する双腕のレバー２２を有し、該レバー２２の従動腕（
   ２４もしくは２５）は、１対の曲折連結棒（２６／２７
   もしくは３３／３４）の第一の連結棒２６，３３に結合
   されそしてこれら第一の連結棒と等しい有効長を持ち、
   １対の曲折連結棒（２６／２７もしくは３３／３４）の
   関節（２９もしくは３６）に連結リンク（４７もしくは
   ４８）が係合し、そして１対の曲折連結棒（２６／２７
   もしくは３３／３４）の第二の連結棒（２７もしくは３
   ４）は位置固定した軸３２の周りに旋回可能なクランク
   腕（３１／４０もしくは３８／４２）の一方に結合され
   、該クランク腕は中間連結棒（４１もしくは４３）を介
   して針棒（１１もしくは１２）に係合していることを特
   徴とする往復運動する機械部材のための駆動装置。 ２ 連結リンク４７，４８は変位装置４９，５０に結合
   されそして選択可能な調節位置に変位可能になつている
   ことを特徴とする、特許請求の範囲第１項記載の駆動装
   置。 ３ 連結リンク４７，４８は、位置固定した軸４６のま
   わりに旋回可能なる、調節可能な衝当たり面６１，６２
   のための止め板４４，４５に結合していることを特徴と
   する、特許の範囲第１項又は第２項記載の駆動装置。 ４ 変位装置４９，５０は止め板４４，４５に係合てい
   ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項から第３項
   までのうちのいずれか一つに記載の駆動装置。 ５ 一対の曲折連結棒（２６／２７もしくは３３／３４
   ）の第二連結棒２７，３４は、クランク腕（３１／４０
   もしくは３８／４２）に位置固定した軸３２から、中間
   連結棒４１，４３よりも短い距離を隔てて枢着されてい
   ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項から第４項
   までのうちのいずれか一つに記載の駆動装置。