JPS6042676B2 - Secam信号記録方式 - Google Patents

Secam信号記録方式

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JPS6042676B2
JPS6042676B2 JP53029691A JP2969178A JPS6042676B2 JP S6042676 B2 JPS6042676 B2 JP S6042676B2 JP 53029691 A JP53029691 A JP 53029691A JP 2969178 A JP2969178 A JP 2969178A JP S6042676 B2 JPS6042676 B2 JP S6042676B2
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JP
Japan
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signal
circuit
frequency
chroma
signals
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JP53029691A
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JPS54121021A (en
Inventor
恒夫 宮崎
正義 漆谷
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、SECAM信号の記録方式に係り、特−に1
フィールド若しくはその整数倍のSECAM信号を、単
位トラック上に、相隣るトラックの水平同期信号が並行
するように、アジマス記録方式等に依つて高密度記録す
る方式の改良に関する。
周知の如く、SECAM方式においては、第1、第2フ
ィールドにおいては、R−Y信号が偶数ラインに、B−
Y信号が奇数ラインになるように、第3、第4フィール
ドにおいてはその逆に並ぶように、R−Y、B−Y信号
でそれぞれ異なるキャリア28瓦(但しfHは水平走査
周波数)、272fHをFM変調し、線順次化してAM
変調される輝度信号成分に混合し、更に白黒テレビ受像
機との両立・性を確保すべくドット妨害の改善を計るた
めに副搬送波をライン3本を組として00π、ππ0の
如く位相反転を行い、12フィールドで位相反転のパタ
ーンが一巡する如くして伝送している。このようなSE
CAM信号をアジマス記録方式に依つてVTR等に高密
度に記録し、相隣るトラックから拾うクロマ信号のクロ
ストークを櫛型フィルタを介して除去する方法を採用す
るためには、いわゆるHアラインメント記録を行うだけ
でなく、隣接トラックの並んだ水平走査区間の色信号が
RならRNBならBと夫々一致するように配慮するとと
もに、上述の如く位相反転して伝送される各副搬送波の
反転位相を全て同相にしておくことが不可欠となる。
本発明は、斯る点を考慮したSECAM信号記録方式を
提供するものである。以下、本発明の詳細を図面を参照
しつつ説明する。第1図は、本発明の記録方式を採用せ
るVTRの記録系の回路ブロック図、第4図は同じく再
生系の回路ブロック図を表わす。記録系の回路ブロック
は、輝度信号記録系YRとクロマ信号記録系CRに大別
される。輝度信号記録系YRは、公知のNTSC信号記
録用VTRのそれと実質的に変りないので、図中に回路
名を記入しその説明を割愛する。前記クロマ信号記録系
CRは、主としてバンドパスフィルタ10、ACC回路
20、同位相化回路30、色順序整列回路40、周波数
変換回路50、ローパスフィルタ60及びアイドリング
信号発生回路100で構成される。
前記バンドパスフィルタ10は、複合SECAM信号か
ら、付随的に高域輝度成分を含む第1、第2クロマ信号
(FM副搬送波)成分を抜き出す。
該クロマ信号は、ACC回路20において対輝度信号振
巾比を一定に制御された状態で、次段の同位相化回路3
0に加えられる。該同位相化回路は、本発明の特徴の一
を為すもので、第2図に要部回路ブロック図を、第3図
に一実施回路例を表わす。第2、第3図を参照して説明
するに、同回路は、入力搬送色信号の側帯波を中心から
500KHzの偏移で少許ブーストすべく、送信側と相
逆性ベル形状の振巾特性を有するベルフイルターリミツ
タ回路31と、該出力を2つの入力とし、その自乗出力
を得べく設けられる二重平衡差動増巾回路を可とする乗
算回路32及び該自乗出力を周波数逓降する分周回路3
3で構成される。
このような構成において、りミッタ回路31の出力は、
乗算回路32への入力レベルを設定する可変抵抗3牡増
巾回路35及びバランサ36を介して二重平衡差動増巾
回路37の2入力端子5,11に印加される。前記二重
平衡差動増巾回路は、凡用の例えばT1社製1C765
14等を可とするが、乗算特性を有する他の回路で代用
できる。後続するトランジスタTl,T2は、周辺回路
と相俟つて、ビデオアンプを構成する。前記分周回路3
3は、水平同期信号Hを3乃至4μSec遅延する単安
定マルチ回路38の出力に依つて同期的にリセットされ
作動するマルチバイブレータ39を備え、各水平走査の
初期において、パースト信号が立上り安定してから周波
数逓降動作を開始すべく構成される。
このような構成で、いま入力端子に基本的にCOswt
l或はCOs(Wt+π)なる順次信号が印加されると
、前記乗 1+COS2Wt算回路32
の出力は、 2 或は 1+COS2(Wt+π) 2 となる。
従つてこれらの信号を分周回路33によつて分周し、ロ
ーパスフィルタ(LPF)を通せば、出力信号はCOs
wt或はCOs(Wt+2π)なる信号となつて実質的
に位相反転信号を含まない同位相化信号となる。
SECAM方式の色信号においては、各水平走査の始め
において変調回路を構成する無安定マルチのスタートス
トップ駆動を行い、ラインの始りで副搬送波の位相を揃
えている。
このため、信号の立上りが不安定になることが考えられ
るので、単安定マルチ回路38において水平同期信号を
3乃至4μSec遅延せしめ、該出力で前記マルチバイ
ブレータを制御し、分周始点を遅らせ、安定化した信号
の自乗出力のみを分周し、正確を期している。同相化さ
れた第1、第2クロマ信号は、色順序整列回路40に加
えられ、各トラックに低域変換して記録さるべき第1、
第2クロマ信号の線順次序列は全てR,B,RBR・・
・・・・或はB,R,B,R・・・・・・の如く統一さ
れる。
色順序整列回路は、1Hデレイライン41と直接ライン
42の並列ラインを備えており、記録すべき信号の垂直
同期信号■と回転ヘッド(図示せず)の回転パルスPG
(フレームパルスに相当)の論理的組合せに依つて、例
えば第1、第2フィールドは、直接ライン42の出力を
、第3、第4フィールドは1Hデレ・イライン41の出
力をそれぞれ選択的に切換て、その切換を識別するため
の一種のID信号(SECAM信号中のID信号と区別
するため第21D信号と称す。
)を垂直同期信号の立上りから?目までのペデスタル部
分に乗せて次段の周波数変換回路50に加える。周波数
変換回路50は、後述するアイドリング信号発生回路1
00の出力〔例えば、FlO=4.40625MHZ+
(44士人)FH〕を受けて、上述の如く変更された第
1、第2クロマ信号jを低域に変換する。低域クロマ信
号は、夫々FR=(44士人)FH,fB=(54士人
)FHなる中心周波数を占め、ローバスフィルタ60及
びアンプ、70を介してFM輝度信号と混合され、磁気
テープに記録される。上記アイドリング信号発生回路1
00は、基準発振回路110b正C回路120に大別さ
れる。N℃回路120は、8(44士人)FHなる中心
周波数で発振する電圧制御型発振回路121、該発振出
力を告分周する第1分周回路122、↓分周する第2分
周回路123、回転ヘッド切換パルス等のフレームパル
スPGに依つて制御され前記第1、第2分周回路122
,123の出力を交互に切換えて取り出すスイッチング
回路12牡該出力を比較傾斜部を備える台形波に変換す
る波形変換回路125及び該出力を被サンプリング入力
し、水平同期信号の遅延出力(遅延マルチ127)をサ
ンプリング入力とするサンプリング回路を可とする位相
比較回路126から成る閉ループを形成している。前記
発振回路121の出力は、A分周回路130を経て周波
数変換回路140に加えられ、前記基準発振回路110
の出力(周波数f″s)とヘテロダインされ、1フィー
ルド毎にf■十(44+入)FH,f″s+(44−六
)FH或はその逆に交互にオフセット変化するアイドリ
ング信号に変換される。従つて、f″,+(44+入)
FHになるアイドリング信号が周波数変換回路50に入
力されるフィールドに於て、低域クロマ信号の各中心周
波数はFR=(44+入)FH,fB=(54+入)F
Hとなり、低域クロマ信号の中心周波数は、2H(Hは
水平同期周期)毎にその位相を時計方向に号づつ回転す
ることになる。
一方、f″s+(44一人)FHなるアイドリング信号
が周波数変換回路50に入力されるフィールドに於て、
低域クロマ信号の中心周波数は、FR=(44一人)F
HfB=(54一人)FHとなり、低域クロマ信号の中
心周波数は、2H(Hは水平同期周期)毎にその位相を
反時計方向にIづつ回転することになる。
次に第4図の再生系の回路ブロックダイヤグラムについ
て説明する。
再生系は、輝度信号再生系Ypと、クロマ信号再生系C
,に大別される。
前者は、公知のN′ISC信号用VTRの構成と基本的
に類似しており、図フ中に回路ブロックの略号を記すこ
とによつてその説明を省略する。前記クロマ信号再生系
Cpは、主として再生ヘッド側からみて順に、ローパス
フィルタ210、ACC回路220、周波数逆変換回路
230、櫛7型フィルタ240、色順序設定回路250
及びベルフィルタ260で構成される。
斯る構成で、スイッチング回路で切換合成された再生ヘ
ッドHl,H2の出力中の低域変換クロマ信号は、ロー
パスフィルタ210を介してACC回路220にノ加え
られカラーパースト信号に対するその振巾比を一定に制
御された後、周波数逆変換回路230に加えられる。該
周波数逆変換回路にアイドリング信号を供給するアイド
リング回路300の構成は、記録系と略同じで良く、実
際上は兼用する構・成を採る。ここでも、第1図に対応
するブロックに同じ符号を付しその説明を省略する。周
波数逆変換回路230の出力は?ディレィ型の櫛型フィ
ルタ240に加えられ、相隣るトラックのクロマ信号の
クロストーク分及び輝度信号成分による妨害を排除する
。即ち、再生中のトラックのクロマ信号の位相回転とア
イドリング信号の位相回転は全フィールドに亘つて一致
し、隣接トラックから漏洩するクロマ信号の位相回転と
アイドリング信号との間の位相は、?毎に逆転するとい
う規則性があので、クロストーク分は、2Hディレィ型
の櫛型フィルタで略除去される。次に斯るクロストーク
除去の模様を、各信号の位相関係をベクトル的に表わす
第5図を参照しつつ説明する。
同図イは主に再生しているトラックの再生クロマ信号の
低域変換副搬送波の2Hごとの位相回転の模様を、同図
口は、クロストーク分として拾つた隣接トラックの再生
クロマ信号の低域変換副搬送波の州ごとの位相回転の模
様を示すものである。このようなりロストークを伴つた
信号が前記周波数逆変換回路230に加えられると、該
回路に印加されるアイドリング信号の位相回転(第5図
ハ)は、再生中のトラック(主に再生しているトラック
)のクロマ信号の低域変換副搬送波の位相(第5図イ)
と一致しているので上記周波数逆変換回路230の出力
の副搬送波の位相は第5図二の如く全て同相となる。こ
れに対してクロストーク成分である隣接トラックのクロ
マ信号の低域副搬送波の位相回転(第5図口)の方向は
、前記アイドリング信号(第5図ハ)とは逆になるので
、上記周波数逆変換回路230のクロストーク成分相当
の出力信号中の副搬送波の位相は、第5図ホの如く、?
毎に位相反転したものとなる。
このような出力を櫛型フィルタ240に印加すると、第
5図ホ及びへの如く相逆的な位相変化を示す信号を相加
えて相殺することになるので、クロストーク成分は完全
に除去される。上記櫛型フィルタ240の出力を入力と
する色順序設定回路250は、直接ラインと1Hディレ
ィラインの並列接続を選択的に取り出す回路を備えてお
り、記録時垂直同期信号の立上りから狙目まてに挿入し
てある第21D信号の検出出力と回転ヘッドスイッチン
グ用のフレーム周期信号の論理出力回路270に依つて
、R,B信号の序列を元のSECAM信号と一致するよ
うに再配列する。
なお、副搬送波の位相は、元に戻さなくても影響が少く
、無視できることが実験によつて確認されている。前記
色順序設定回路250の出力は、SECAM信号送信機
で用いられるものと同じ特性のベルフィルタ260を介
して混合回路Mixに加えられ、輝度信号再生系Ypの
出力と合成されSECAM信号として再生出力される。
本発明は、上述の如き構成であるから、 SECAM信号をクロストークなく記録再生出来るので
クロマ信号低域変換記録方式の利点を十分生かすことが
出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は、いずれも本発明のSECAM信号記録方式に係
り、第1図は、記録系の回路ブロック図、第2図は同位
相化回路の回路ブロック図、第3図は同位相化回路の一
実施例、第4図は、再生系の回路ブロック図、第5図は
再生系における要部の出力クロマ信号の副搬送波(低域
変換されたもの”も含む)の位相関係をベクトル的に示
す図である。 30・・・・・・同位相化回路、40・・・・・・色順
序整列回路、50・・・・・・周波数変換回路、100
・・・・・・アイドラ信号発生回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1フィールド若しくはその整数倍のSECAM信号
    を単位トラックに相隣るトラックの水平同期信号が並行
    するように高密度記録する方式のVTRにおいて、カラ
    ー映像信号から分離したクロマ信号を乗算回路の2入力
    に加え、該乗算回路の自乗出力を分周することにより前
    記クロマ信号の位相を揃え、前記クロマ信号の同一色情
    報をトラックの幅方に揃列記録すべく前記クロマ信号を
    選択的に遅延し、1フィールド毎に交互に1/8f_H
    (但しf_Hは、水平走査周波数)のオフセット周波数
    を加除したアイドリング信号を用いて前記クロマ信号を
    周波数変換した後に、別途FM変調されてなる輝度信号
    の低域に周波数変換された前記クロマ信号を混合し記録
    することにより、再生時2Hデイレイラインを使用した
    櫛型フィルタを介して隣接トラックのクロマ信号のクロ
    ストーク成分を除去し得るようにしたSECAM信号記
    録方式。
JP53029691A 1978-03-08 1978-03-13 Secam信号記録方式 Expired JPS6042676B2 (ja)

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