JPS6042491A - 石炭・水スラリ製造方法 - Google Patents
石炭・水スラリ製造方法Info
- Publication number
- JPS6042491A JPS6042491A JP14922183A JP14922183A JPS6042491A JP S6042491 A JPS6042491 A JP S6042491A JP 14922183 A JP14922183 A JP 14922183A JP 14922183 A JP14922183 A JP 14922183A JP S6042491 A JPS6042491 A JP S6042491A
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- JP
- Japan
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- coal
- surfactant
- mill
- water
- slurry
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は石炭と水とのスラリの製造方法に係り、特に
動力費を低減し得る方法に関する。
動力費を低減し得る方法に関する。
固体燃料である石炭の輸送や貯蔵を容易にするため、こ
れを流体化して、流体燃料として取扱うことが考えられ
ている。このうち、石炭を水で流体化するO W M
(0oalL and WaterMixture )
は、油などを使用しないことがら特にその価格の面にお
いて最近注目を集めている。このcwIφを製造するた
めには、界面活性剤(好ましく(ま陰イオン系界面活性
剤)を使用する必要があるが、一般的には石炭を水の存
在下で湿式粉砕(水分的20〜40%)する時に界面活
性剤を添加する方法が用いられる。この界面活性剤は石
炭重量当り約1%程度添加するがその価格は石炭と比較
して非常に高価なため、その使用宿を極カ減らす必要が
ある。その1つの方法として界面活性剤を分割して数回
に分けて添加し、その使用−を低減する方法が提案され
た。ところが、界面活性剤は水に希釈して添加するため
、これを分割して添加すると最終的な水分量が増し、燃
焼時の効率が低下する。また粉砕初期においては少い水
分によって粉砕が行わねるため次のような問題が牛しる
。すなわち、粉砕装置中央)511もしくは出口部側近
で界面活性剤水溶液を添加する方法が採用され水分の調
樒が行われているが、この方法ににると粉砕装置自体は
低水分て粉砕を行わねばならず粉砕効率が低下すると共
に粉砕装置の消費動力が増加する。
れを流体化して、流体燃料として取扱うことが考えられ
ている。このうち、石炭を水で流体化するO W M
(0oalL and WaterMixture )
は、油などを使用しないことがら特にその価格の面にお
いて最近注目を集めている。このcwIφを製造するた
めには、界面活性剤(好ましく(ま陰イオン系界面活性
剤)を使用する必要があるが、一般的には石炭を水の存
在下で湿式粉砕(水分的20〜40%)する時に界面活
性剤を添加する方法が用いられる。この界面活性剤は石
炭重量当り約1%程度添加するがその価格は石炭と比較
して非常に高価なため、その使用宿を極カ減らす必要が
ある。その1つの方法として界面活性剤を分割して数回
に分けて添加し、その使用−を低減する方法が提案され
た。ところが、界面活性剤は水に希釈して添加するため
、これを分割して添加すると最終的な水分量が増し、燃
焼時の効率が低下する。また粉砕初期においては少い水
分によって粉砕が行わねるため次のような問題が牛しる
。すなわち、粉砕装置中央)511もしくは出口部側近
で界面活性剤水溶液を添加する方法が採用され水分の調
樒が行われているが、この方法ににると粉砕装置自体は
低水分て粉砕を行わねばならず粉砕効率が低下すると共
に粉砕装置の消費動力が増加する。
第1図に瀝青炭をボールミル(内容積4004 )て粉
砕する際の水分とE o ndの仕事指数W1の関係を
示す。なおWiは以下の式によって示される。
砕する際の水分とE o ndの仕事指数W1の関係を
示す。なおWiは以下の式によって示される。
80F80
但し、
P :製品の80wt%が通過するふるいの[I開0
き(μm)
F :原料石炭の80 wt%が通過するふるいの[4
+0 開き(μm) ここではP = 7−1 μm、 F 80−= 20
001rm0 ここにおいてCWMを燃焼させる場合、熱効率の点から
水分の/lジ人イ目130〜35wt%程度とされてい
るが、この(J近では水分用の僅かの変化によってもW
iが大きく変化し、水分が低下すると粉砕装置tの動力
が急激に増加する傾向がある。
+0 開き(μm) ここではP = 7−1 μm、 F 80−= 20
001rm0 ここにおいてCWMを燃焼させる場合、熱効率の点から
水分の/lジ人イ目130〜35wt%程度とされてい
るが、この(J近では水分用の僅かの変化によってもW
iが大きく変化し、水分が低下すると粉砕装置tの動力
が急激に増加する傾向がある。
この発明の目的は」二連した問題点を除去し、粉砕装置
の消費動力を増加させることなく界[lIi活性剤使川
使用lを低減させる方法を提供することにある。
の消費動力を増加させることなく界[lIi活性剤使川
使用lを低減させる方法を提供することにある。
ν!するにこの発明は界[nj活性剤の水溶液を添加す
る代りに、水と界面活性剤を別個に粉砕装置に供給し、
スラリの水分含有用、界1/11活性剤の使用1イ(を
減少させ、かつ粉砕装置の動力費を低減するようにした
方法である。
る代りに、水と界面活性剤を別個に粉砕装置に供給し、
スラリの水分含有用、界1/11活性剤の使用1イ(を
減少させ、かつ粉砕装置の動力費を低減するようにした
方法である。
以下この発明の詳細な説明する。
第2図において、石炭バンカ1に貯えられた石炭はフィ
ーダ2からミル奉体乙に供給される。
ーダ2からミル奉体乙に供給される。
一方界面活性剤は供給管5aを経て1(−i、接、つま
り水と混合して水溶液とすることなく、混合以前の状態
(粉末ベレット等、但し通常は粉末であるので以下1粉
末」として説明する)でミル本体3内に供給される。こ
の場合、界面活性剤はミル人口付近だけでなく、ミルの
中央部の供給75’ ” bや出口何近の供給管5Cか
らも供給できる。またさらにミル本体3からJJt出さ
れたスラリに対して界[111活性剤の残りの[dを添
加するか、さらに場合によってはミルでは添加を?fわ
す、その全膣をミルから排出されたスラリに添加するよ
うにしてもよい。5はスラリクンクロに界面活性剤を供
給する供給管である。この場合攪拌器7を用いて攪拌し
ながら添加することが望ましい。以上のようにして製造
されたC WMはポンプ8によってバーナ等に供給され
る。
り水と混合して水溶液とすることなく、混合以前の状態
(粉末ベレット等、但し通常は粉末であるので以下1粉
末」として説明する)でミル本体3内に供給される。こ
の場合、界面活性剤はミル人口付近だけでなく、ミルの
中央部の供給75’ ” bや出口何近の供給管5Cか
らも供給できる。またさらにミル本体3からJJt出さ
れたスラリに対して界[111活性剤の残りの[dを添
加するか、さらに場合によってはミルでは添加を?fわ
す、その全膣をミルから排出されたスラリに添加するよ
うにしてもよい。5はスラリクンクロに界面活性剤を供
給する供給管である。この場合攪拌器7を用いて攪拌し
ながら添加することが望ましい。以上のようにして製造
されたC WMはポンプ8によってバーナ等に供給され
る。
第3図は瀝青炭に対して石炭重鼠当り0.5%(乾燥ヘ
ース)の界面活性剤をミル人1]で粉末状で添加した場
合(図中○て示す)と、10wt%の水溶液で添加した
場合(図中△て示ずンのスラリの粘度を示す。たたし、
ミル内の平均滞留時間を調整して、80wt%バス粒径
(P2O)を74μmとし、この状態でミル人口におけ
る水の供給微を変化させてスラリ水分を変化さゼること
により実施したものである。同図からも明らかなとおり
水溶液で添加する従来方法と、この発明の方法とでは実
質的な差は生じなかった。
ース)の界面活性剤をミル人1]で粉末状で添加した場
合(図中○て示す)と、10wt%の水溶液で添加した
場合(図中△て示ずンのスラリの粘度を示す。たたし、
ミル内の平均滞留時間を調整して、80wt%バス粒径
(P2O)を74μmとし、この状態でミル人口におけ
る水の供給微を変化させてスラリ水分を変化さゼること
により実施したものである。同図からも明らかなとおり
水溶液で添加する従来方法と、この発明の方法とでは実
質的な差は生じなかった。
さらに発明者等はこの発明に係る方υ、と従来法とを条
件を変化させて比較した。以下にこの比較試験の結果を
具体的に示す。
件を変化させて比較した。以下にこの比較試験の結果を
具体的に示す。
(比較例1)
前記した瀝青炭と異る組成の他の瀝青炭について、界面
活・K1ミ剤を石炭重h1当り1%(乾燥−・−ス)添
加して、水分30wt%のQ wMを製造した。たたし
、界面活性剤はミル人口及び出t−r (=1近にそれ
ぞれ0.5%ずつ添加した。界面活性剤を10wt%の
水溶液で添加した場合は、ミル人[」f」近の水分が約
28%であり、このため粉砕効率が低下し、80 W
t %バス粒径(P2O)が7471mとなるまで粉砕
する時の仕事指数は60 (Kwh、/1on)であっ
た。これに対し、界面活性剤を粉末状で添加する場合、
ミル人口付近の水分が30wt%であり、仕事指数も4
8 (Kwh/l o n)に低下した。これは、10
0万KWの発電所(1日約1万tの石炭を燃焼)につい
て考えると、動力費の低減額が1年で約8億円(電力化
=18円/kwh換算時)であり、この発明による効果
はきわめて大きいことが確認できる。
活・K1ミ剤を石炭重h1当り1%(乾燥−・−ス)添
加して、水分30wt%のQ wMを製造した。たたし
、界面活性剤はミル人口及び出t−r (=1近にそれ
ぞれ0.5%ずつ添加した。界面活性剤を10wt%の
水溶液で添加した場合は、ミル人[」f」近の水分が約
28%であり、このため粉砕効率が低下し、80 W
t %バス粒径(P2O)が7471mとなるまで粉砕
する時の仕事指数は60 (Kwh、/1on)であっ
た。これに対し、界面活性剤を粉末状で添加する場合、
ミル人口付近の水分が30wt%であり、仕事指数も4
8 (Kwh/l o n)に低下した。これは、10
0万KWの発電所(1日約1万tの石炭を燃焼)につい
て考えると、動力費の低減額が1年で約8億円(電力化
=18円/kwh換算時)であり、この発明による効果
はきわめて大きいことが確認できる。
(比較例2)
前述の瀝青炭および比較例1はさらに組成の異る他の瀝
青炭について比較例上と同様の方法によりQ W Mを
製造した。ただし、最終的な水分は32%とし、界mj
活性剤は0.4%ずつ2回に分けて添加した。界Uri
活性剤を10wt%の水溶液で添加した場合、P ニア
4μmとなるまで0 粉砕した時の仕事指数は52 (K W h/l o
n)てあったが、粉末状で添加した場合41 (Kwh
/lon )であった。
青炭について比較例上と同様の方法によりQ W Mを
製造した。ただし、最終的な水分は32%とし、界mj
活性剤は0.4%ずつ2回に分けて添加した。界Uri
活性剤を10wt%の水溶液で添加した場合、P ニア
4μmとなるまで0 粉砕した時の仕事指数は52 (K W h/l o
n)てあったが、粉末状で添加した場合41 (Kwh
/lon )であった。
(比較例3)
比較例1の瀝青炭についてこの比較例1と同様の方法に
よりCWMを製造した。ただし界i7+i活性剤はミル
人口1何近に0.4%、出口(”J近に0、3%、゛ス
ラリタンクに0.3%添加した。界面活性剤を20wt
%の水溶液で添加した場合の仕事指数は59 (Kwh
/1on)であったが、粉末状で添加すると49 (K
wh/1on)てあった。
よりCWMを製造した。ただし界i7+i活性剤はミル
人口1何近に0.4%、出口(”J近に0、3%、゛ス
ラリタンクに0.3%添加した。界面活性剤を20wt
%の水溶液で添加した場合の仕事指数は59 (Kwh
/1on)であったが、粉末状で添加すると49 (K
wh/1on)てあった。
こ−の発明を実施することにより、」−述の比較例から
も明らかな&i+ < 、界面活性剤を水溶液で添加す
る場合に比較して粉砕装置の動力費を約10〜30%も
低下させることができる。
も明らかな&i+ < 、界面活性剤を水溶液で添加す
る場合に比較して粉砕装置の動力費を約10〜30%も
低下させることができる。
第1図は粉砕時の石炭濃度とBoredの仕事指数との
関係を示す線図、第2図はこの発明に係る方法の実施に
用いた装置及びその系統図、第3図は界面活性剤添加方
法を変えた場合のスラリ中の水分と粘度の関係を示す線
図である。 4・・・・A(供給管 5a、 5b、 5c、 5d・・・・・・界m1活性
剤供給管第1図 20 30 40 50 71り 分 * (wt % ) 第2図 ツバ つり” f%)
関係を示す線図、第2図はこの発明に係る方法の実施に
用いた装置及びその系統図、第3図は界面活性剤添加方
法を変えた場合のスラリ中の水分と粘度の関係を示す線
図である。 4・・・・A(供給管 5a、 5b、 5c、 5d・・・・・・界m1活性
剤供給管第1図 20 30 40 50 71り 分 * (wt % ) 第2図 ツバ つり” f%)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 石炭に水を添加して石炭を粉砕しスラリを製造す
る方法において、界面活性剤の少くとも一部を水とは別
個に直接石炭に供給することを特徴とする石炭・水スラ
リ製造方法。 2・ 前記界面活性剤のさらに一部を、粉砕装置から排
出されたスラリに対して添加することを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の石炭・水スラリ製造方法。 3、石炭粉砕装置における界面活性剤の供給位置を装置
人口、装置中間部、装置量1]部のうち一個以1とした
口とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記
載の石炭・水スラリ製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14922183A JPS6042491A (ja) | 1983-08-17 | 1983-08-17 | 石炭・水スラリ製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14922183A JPS6042491A (ja) | 1983-08-17 | 1983-08-17 | 石炭・水スラリ製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6042491A true JPS6042491A (ja) | 1985-03-06 |
Family
ID=15470500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14922183A Pending JPS6042491A (ja) | 1983-08-17 | 1983-08-17 | 石炭・水スラリ製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042491A (ja) |
-
1983
- 1983-08-17 JP JP14922183A patent/JPS6042491A/ja active Pending
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