JPS63196688A - 固体燃料・水スラリ−の製造方法 - Google Patents
固体燃料・水スラリ−の製造方法Info
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- JPS63196688A JPS63196688A JP2894087A JP2894087A JPS63196688A JP S63196688 A JPS63196688 A JP S63196688A JP 2894087 A JP2894087 A JP 2894087A JP 2894087 A JP2894087 A JP 2894087A JP S63196688 A JPS63196688 A JP S63196688A
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Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、高濃度の固体燃料・水スラリーの製造方法に
関し、更に詳しくは、高濃度かつ低粘度であって、輸送
、貯蔵、取扱などが容易な固体燃料・水スラリーの製造
方法に関する。
関し、更に詳しくは、高濃度かつ低粘度であって、輸送
、貯蔵、取扱などが容易な固体燃料・水スラリーの製造
方法に関する。
[従来技術及びその問題点]
近年、エネルギー源として、石炭、石油コークスなどの
固体燃料が見直されている。しかしながら、固体燃料は
、石油のような液体燃料と比較して、輸送や貯蔵を円滑
に行なうことが困難であり、また取り扱いに際しても作
業性が悪いという欠点がある。
固体燃料が見直されている。しかしながら、固体燃料は
、石油のような液体燃料と比較して、輸送や貯蔵を円滑
に行なうことが困難であり、また取り扱いに際しても作
業性が悪いという欠点がある。
これらの欠点を改善するために、固体燃料を微粉状にし
て水中に分散させた固体燃料・水スラリーの開発が進め
られている。しかし、固体燃料・水スラリーにおいて、
固体燃料の濃度を上げると、固体燃料・水スラリーの粘
度が著しく高くなり、流動性が失われ、取り扱いや、管
路輸送などが困難になる。また、固体燃料・水スラリー
の粘度を下げるために、固体燃料の濃度を下げると、輸
送効率が低下し、燃料やガス化原料として使用するため
には、使用時に脱水処理を必要とするなどの難点がある
。
て水中に分散させた固体燃料・水スラリーの開発が進め
られている。しかし、固体燃料・水スラリーにおいて、
固体燃料の濃度を上げると、固体燃料・水スラリーの粘
度が著しく高くなり、流動性が失われ、取り扱いや、管
路輸送などが困難になる。また、固体燃料・水スラリー
の粘度を下げるために、固体燃料の濃度を下げると、輸
送効率が低下し、燃料やガス化原料として使用するため
には、使用時に脱水処理を必要とするなどの難点がある
。
固体燃料・水スラリーを工業的に使用するためには、固
体燃料・水スラリー中の固体燃料の含有量を高濃度に維
持しながら、しかもその粘度を低くする必要がある。高
濃度でかつ低粘度の固体燃料・水スラリーの製造方法と
して、幾何標準偏差(Og)の値が大きくなるように固
体燃料の粒度分布を調整する方法が提案されている(特
開昭59−15486号公報参照)。この方法において
、固体燃料粒子の幾何標準偏差の値を大きくするために
は、該粒子の粒度分布の幅を広くする必要があり、その
ためには、該粒子の粗粒分及び/または超微粒子分の量
を増大させることが必要となる。しかし、粗粒分を増大
させることは、貯蔵、輸送時の安定性の低下、噴霧時に
おけるバーナーの閉塞、燃焼時における未燃焼分の増加
など種々の好ましくない現象の原因となり、一方、超微
粒子分を増大させることは、固体燃料粒子表面積の著し
い増大にともなって、多量の添加剤(分散剤等)の添加
が必要となり、粉砕に要する動力も増大するなどの欠点
がある。また、固体燃料の粒径を非常に小さくすること
自体、極めて困難なことであり、工業的には非常に不利
となる。
体燃料・水スラリー中の固体燃料の含有量を高濃度に維
持しながら、しかもその粘度を低くする必要がある。高
濃度でかつ低粘度の固体燃料・水スラリーの製造方法と
して、幾何標準偏差(Og)の値が大きくなるように固
体燃料の粒度分布を調整する方法が提案されている(特
開昭59−15486号公報参照)。この方法において
、固体燃料粒子の幾何標準偏差の値を大きくするために
は、該粒子の粒度分布の幅を広くする必要があり、その
ためには、該粒子の粗粒分及び/または超微粒子分の量
を増大させることが必要となる。しかし、粗粒分を増大
させることは、貯蔵、輸送時の安定性の低下、噴霧時に
おけるバーナーの閉塞、燃焼時における未燃焼分の増加
など種々の好ましくない現象の原因となり、一方、超微
粒子分を増大させることは、固体燃料粒子表面積の著し
い増大にともなって、多量の添加剤(分散剤等)の添加
が必要となり、粉砕に要する動力も増大するなどの欠点
がある。また、固体燃料の粒径を非常に小さくすること
自体、極めて困難なことであり、工業的には非常に不利
となる。
従って、工業的に有利な方法で製造することができ、か
つ使用時において各種の障害が発生しにくい、高濃度か
つ低粘度の固体燃料・水スラリーを得るためには、固体
燃料粒子の幾何平均径を低下させることなく、粗粒の低
減を実現しながら、かつ幾何標準偏差σgの値を増大さ
せることが重要である。
つ使用時において各種の障害が発生しにくい、高濃度か
つ低粘度の固体燃料・水スラリーを得るためには、固体
燃料粒子の幾何平均径を低下させることなく、粗粒の低
減を実現しながら、かつ幾何標準偏差σgの値を増大さ
せることが重要である。
[発明の目的]
本発明は、前記のような従来技術が有する欠点のない、
工業的に容易に製造することができ、しかも有利に使用
することができる、固体燃料を高濃度で含有し、かつ低
粘度である固体燃料・水スラリーの製造方法を提供する
ことを目的とする。
工業的に容易に製造することができ、しかも有利に使用
することができる、固体燃料を高濃度で含有し、かつ低
粘度である固体燃料・水スラリーの製造方法を提供する
ことを目的とする。
[発明の構成]
本発明は、幾何平均径が約20mm以下の粗粉砕された
石炭または石油コークスからなる固体燃料を、水または
、水及び添加剤と共に湿式粉砕して固体燃料・水スラリ
ーを得る第一工程と、この固体燃料・水スラリーに、上
記の粗粉砕された固体燃料と水または水及び添加剤を混
合し、湿式粉砕する第二工程とからなる固体燃料・水ス
ラリーの製造方法であって、 第一工程で得られる固体燃料・水スラリー中の固体燃料
粒子の幾何平均径(Dp501)が、30〜149μm
の範囲にあり、 第一工程で得られる固体燃料・水スラリー中の固体燃料
粒子の幾何平均径(Dp501)と、第二工程で得られ
る固体燃料・水スラリー中の固体燃料粒子の幾何平均径
(Dp502)との比Rs (Dp501/Dp502
)が、0.8〜4の範囲であり、 第一工程に供給される固体燃料の重ffi (F 、
)と第二工程に供給される粗粉砕固体燃料の重量(F2
)との比Rw(F、/F2)が0.4〜2.4の範囲で
あり、 RsとRwとの比(Rs / Rw )が、l〜3の範
囲にあり、そして 第二工程で使用される湿式粉砕機が、ミル有効断面積相
当径(DM )とミル有効長さ(LM)との比(DM
/LM ’)が6以上の範囲にあるボールミルである、 ことを特徴とする固体燃料・水スラリーの製造方法にあ
る。
石炭または石油コークスからなる固体燃料を、水または
、水及び添加剤と共に湿式粉砕して固体燃料・水スラリ
ーを得る第一工程と、この固体燃料・水スラリーに、上
記の粗粉砕された固体燃料と水または水及び添加剤を混
合し、湿式粉砕する第二工程とからなる固体燃料・水ス
ラリーの製造方法であって、 第一工程で得られる固体燃料・水スラリー中の固体燃料
粒子の幾何平均径(Dp501)が、30〜149μm
の範囲にあり、 第一工程で得られる固体燃料・水スラリー中の固体燃料
粒子の幾何平均径(Dp501)と、第二工程で得られ
る固体燃料・水スラリー中の固体燃料粒子の幾何平均径
(Dp502)との比Rs (Dp501/Dp502
)が、0.8〜4の範囲であり、 第一工程に供給される固体燃料の重ffi (F 、
)と第二工程に供給される粗粉砕固体燃料の重量(F2
)との比Rw(F、/F2)が0.4〜2.4の範囲で
あり、 RsとRwとの比(Rs / Rw )が、l〜3の範
囲にあり、そして 第二工程で使用される湿式粉砕機が、ミル有効断面積相
当径(DM )とミル有効長さ(LM)との比(DM
/LM ’)が6以上の範囲にあるボールミルである、 ことを特徴とする固体燃料・水スラリーの製造方法にあ
る。
本発明において使用される「幾何平均径」及び「幾何標
準偏差」の各用語は、粉末の粒度及びその分布を規定す
るために一般に使用されている用語であり、対数正規分
布での粒径と積算通過重量百分率との関係から、次のよ
うに定義される。
準偏差」の各用語は、粉末の粒度及びその分布を規定す
るために一般に使用されている用語であり、対数正規分
布での粒径と積算通過重量百分率との関係から、次のよ
うに定義される。
幾何平均径(Dp50):積算通過重量百分率が50%
に相当する粒径 幾何標準偏差(0g):幾何平均径(Dp50)と積算
通過重量百分率が15.87 %に相当する粒径(D p 15.87)との比Ogl
(D p50/D p15.87 )と、積算通過重
量百分率が84.13%に相 当する粒径(D p 84.13)と幾何平均径(Dp
50)との比ag2 (D p84.13 /Dp50
)との算術平均((agl+ 0g2)/2) さらに、本発明において使用している上付添数字1およ
び2は、各々第一工程および第二工程において製造され
た固体燃料・水スラリー中の固体燃料粒子に対する値で
あることを示す。ただし、上付添数字2については、こ
れを省略することがある。
に相当する粒径 幾何標準偏差(0g):幾何平均径(Dp50)と積算
通過重量百分率が15.87 %に相当する粒径(D p 15.87)との比Ogl
(D p50/D p15.87 )と、積算通過重
量百分率が84.13%に相 当する粒径(D p 84.13)と幾何平均径(Dp
50)との比ag2 (D p84.13 /Dp50
)との算術平均((agl+ 0g2)/2) さらに、本発明において使用している上付添数字1およ
び2は、各々第一工程および第二工程において製造され
た固体燃料・水スラリー中の固体燃料粒子に対する値で
あることを示す。ただし、上付添数字2については、こ
れを省略することがある。
本発明における固体燃料は、石炭または石油コークスで
ある。石炭及び石油コークスは併用してもよい。石炭及
び石油コークスとしては、特に限定されず、通常燃料と
して一般に使用されているものを使用することが出来る
。石炭としては、灰分が約6%以下であるようなものが
好ましい。脱灰処理された石炭、例えば、灰分約10重
量%含有する石炭を例えば重液選炭法などそれ自体公知
の方法で脱灰処理した約6重量%以下の石炭も好適に使
用することができる。また、石油コークスは、一般に石
油積装工程から副生する石油コークスであり、通常は灰
分を0.1〜1重1%含有する。
ある。石炭及び石油コークスは併用してもよい。石炭及
び石油コークスとしては、特に限定されず、通常燃料と
して一般に使用されているものを使用することが出来る
。石炭としては、灰分が約6%以下であるようなものが
好ましい。脱灰処理された石炭、例えば、灰分約10重
量%含有する石炭を例えば重液選炭法などそれ自体公知
の方法で脱灰処理した約6重量%以下の石炭も好適に使
用することができる。また、石油コークスは、一般に石
油積装工程から副生する石油コークスであり、通常は灰
分を0.1〜1重1%含有する。
本発明により得られる固体燃料・水スラリー中の固体燃
料の含有量は、通常50〜80重量%、好ましくは65
〜75重量%以上である。また、本発明により得られる
固体燃料・水スラリー中の′固体燃料粒子の幾何平均径
は、74μm以下、好ましくは20〜53μmである。
料の含有量は、通常50〜80重量%、好ましくは65
〜75重量%以上である。また、本発明により得られる
固体燃料・水スラリー中の′固体燃料粒子の幾何平均径
は、74μm以下、好ましくは20〜53μmである。
次に本発明の各工程について説明する。
(第一工程)
本発明の第一工程においては、幾何平均径が約20mm
以下となるように粗粉砕された固体燃料を、水または水
及び添加剤と共に湿式粉砕して、固体燃料・水スラリー
を製造する。固体燃料の濃度は、30〜80重量%、好
ましくは50〜70重量%が適当である。固体燃料の濃
度が、上記範囲よりも小さいと、粉砕効率が低下し、親
水などの処理を必要とし、また上記範囲より大きいと、
粉砕操作、第二工程への移送が困難になる。第一工程に
おいては、粉砕後の固体燃料粒子の幾何平均径(Dp5
01)が、30〜149μm、好ましくは、44〜14
9μmの範囲の値になるように粉砕する。
以下となるように粗粉砕された固体燃料を、水または水
及び添加剤と共に湿式粉砕して、固体燃料・水スラリー
を製造する。固体燃料の濃度は、30〜80重量%、好
ましくは50〜70重量%が適当である。固体燃料の濃
度が、上記範囲よりも小さいと、粉砕効率が低下し、親
水などの処理を必要とし、また上記範囲より大きいと、
粉砕操作、第二工程への移送が困難になる。第一工程に
おいては、粉砕後の固体燃料粒子の幾何平均径(Dp5
01)が、30〜149μm、好ましくは、44〜14
9μmの範囲の値になるように粉砕する。
第一工程において製造される固体燃料・水スラリー中の
固体燃料粒子の幾何平均径が小さすぎると、後の第二工
程において製造される固体燃料・水スラリー中の固体燃
料粒子の幾何平均径も必然的に小さくなり、本発明によ
って製造される固体燃料・水スラリーの優れた特長が発
揮されず、粉砕に要する動力も著しく増大する。また逆
に、第一工程において製造される固体燃料・水スラリー
中の固体燃料粒子の幾何平均径が大きすぎると、該スラ
リーの第二工程への移送が困難となり、更に、第二工程
における粉砕効率も低下する。
固体燃料粒子の幾何平均径が小さすぎると、後の第二工
程において製造される固体燃料・水スラリー中の固体燃
料粒子の幾何平均径も必然的に小さくなり、本発明によ
って製造される固体燃料・水スラリーの優れた特長が発
揮されず、粉砕に要する動力も著しく増大する。また逆
に、第一工程において製造される固体燃料・水スラリー
中の固体燃料粒子の幾何平均径が大きすぎると、該スラ
リーの第二工程への移送が困難となり、更に、第二工程
における粉砕効率も低下する。
第一工程の湿式粉砕を実施するために使用される湿式粉
砕機としては、たとえば、ボールミル、チューブミル、
アトリションミル、ハンマーミル、ロッドミルなどの公
知の湿式粉砕機を挙げることができる。
砕機としては、たとえば、ボールミル、チューブミル、
アトリションミル、ハンマーミル、ロッドミルなどの公
知の湿式粉砕機を挙げることができる。
本発明の固体燃料・水スラリーは、高濃度化に伴なう粘
度上昇を抑制するために、適当な分散剤などのごとき添
加剤を含有していてもよい。分散剤としては、それ自体
公知の物質を使用することができ、例えば、ナフタレン
スルホン酸塩、石油スルホン酸塩、リグニンスルホン酸
塩、及びこれらのホルマリン縮合物:ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルアリールエーテル硫酸エステル塩:ポリグリ
セリンの硫酸化物:メラミン樹脂のスルホン酸塩二石炭
抽出物のスルホン酸塩等を挙げることが出来る。分散剤
の使用量は、固体燃料・水スラリー100重量部に対し
てHo、ot〜3重量部が適当である。
度上昇を抑制するために、適当な分散剤などのごとき添
加剤を含有していてもよい。分散剤としては、それ自体
公知の物質を使用することができ、例えば、ナフタレン
スルホン酸塩、石油スルホン酸塩、リグニンスルホン酸
塩、及びこれらのホルマリン縮合物:ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルアリールエーテル硫酸エステル塩:ポリグリ
セリンの硫酸化物:メラミン樹脂のスルホン酸塩二石炭
抽出物のスルホン酸塩等を挙げることが出来る。分散剤
の使用量は、固体燃料・水スラリー100重量部に対し
てHo、ot〜3重量部が適当である。
分散剤のほかに、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化アンモニウム等のどときpH調節剤を併用しても
よい。
水酸化アンモニウム等のどときpH調節剤を併用しても
よい。
(第二工程)
第二工程においては、第一工程で製造された固体燃料・
水スラリーに、第一工程において原料として使用したと
同様の粗粉砕された固体燃料と、水または水及び添加剤
とを添加し、ミル有効断面積相当径(1)l )とミル
有効長さ(LM)との比(DM /LM )が6以上の
範囲にあるボールミルを使用して、さらに湿式粉砕して
、これにより製品としての固体燃料・水スラリーを製造
する。
水スラリーに、第一工程において原料として使用したと
同様の粗粉砕された固体燃料と、水または水及び添加剤
とを添加し、ミル有効断面積相当径(1)l )とミル
有効長さ(LM)との比(DM /LM )が6以上の
範囲にあるボールミルを使用して、さらに湿式粉砕して
、これにより製品としての固体燃料・水スラリーを製造
する。
製品固体燃料・水スラリー中の固体燃料粒子は、その幾
何平均径が、約74μm以下、好ましくは20〜53μ
mであり、かつ、対数正規分布における幾何標準偏差a
gが3.5〜12、好ましくは、6〜12の範囲であり
、aglとag2との比<ag 2 /ag 1 )が
0.6以下、好ましくは0.4以下であるような粒度分
布になるように行なう。第二工程において、該固体燃料
粒子の幾何平均径および粒度分布を上記範囲内に調整す
ることによって、固体燃料の粗大粒子の量が低減し、低
粘度かつ高濃度の固体燃料・水スラリーが得られる。
何平均径が、約74μm以下、好ましくは20〜53μ
mであり、かつ、対数正規分布における幾何標準偏差a
gが3.5〜12、好ましくは、6〜12の範囲であり
、aglとag2との比<ag 2 /ag 1 )が
0.6以下、好ましくは0.4以下であるような粒度分
布になるように行なう。第二工程において、該固体燃料
粒子の幾何平均径および粒度分布を上記範囲内に調整す
ることによって、固体燃料の粗大粒子の量が低減し、低
粘度かつ高濃度の固体燃料・水スラリーが得られる。
第一工程で得られる固体燃料・水スラリー中の固体燃料
粒子の幾何平均径(Dp501)と、第二工程で得られ
る固体燃料・水スラリー中の固体燃料粒子の幾何平均径
(Dp502)との比Rs(D p501 /D p5
02 )が0.8〜4、好ましくは0.8〜3の範囲に
あり、第一工程から供給される固体燃料の重量(F1)
と第二工程で供給される粗粉砕固体燃料の重量(F2)
との比Rw(F、/F2)が0.4〜2.4、好ましく
は0.6〜1.6の範囲にあり、RsとRwとの比R(
Rs/Rw)が、1〜3の範囲になるように調整する。
粒子の幾何平均径(Dp501)と、第二工程で得られ
る固体燃料・水スラリー中の固体燃料粒子の幾何平均径
(Dp502)との比Rs(D p501 /D p5
02 )が0.8〜4、好ましくは0.8〜3の範囲に
あり、第一工程から供給される固体燃料の重量(F1)
と第二工程で供給される粗粉砕固体燃料の重量(F2)
との比Rw(F、/F2)が0.4〜2.4、好ましく
は0.6〜1.6の範囲にあり、RsとRwとの比R(
Rs/Rw)が、1〜3の範囲になるように調整する。
本発明において使用するミル有効断面積相当径(DM
)とミル有効長さ(LM)との比(DM /LM)が6
以上の範囲にあるボールミルは、ミル内の被粉砕物の流
動特性を完全押し出し流れに近つけ、破砕機会の均等化
を図るため、すなわちミル内滞留時間分布の偏在を小さ
くするために非常に有効に作用する。従って、第二工程
において、このような構成のボールミルを用いることに
よって、通常のボールミルなどの従来公知の粉砕装置を
用いた場合に比較して、粗粒分が著しく低減され、高濃
度かつ低粘度の固体燃料・水スラリーを得ることが可能
となる。
)とミル有効長さ(LM)との比(DM /LM)が6
以上の範囲にあるボールミルは、ミル内の被粉砕物の流
動特性を完全押し出し流れに近つけ、破砕機会の均等化
を図るため、すなわちミル内滞留時間分布の偏在を小さ
くするために非常に有効に作用する。従って、第二工程
において、このような構成のボールミルを用いることに
よって、通常のボールミルなどの従来公知の粉砕装置を
用いた場合に比較して、粗粒分が著しく低減され、高濃
度かつ低粘度の固体燃料・水スラリーを得ることが可能
となる。
さらに、粉砕機有効断面積あたりの被粉砕物通過重量速
度(Q)により、粗粒の低減率並びに超微粉の生成率が
決まることから、第二工程に供給される固体燃料・水ス
ラリーの固体燃料の粒度、および各工程に供給される粗
粉砕された固体燃料の重量比を調節することによって、
幾何平均径ゐ制御を可能にしたものである。上記固体燃
料間の重量比Rwが小さ過ぎると、第一工程から供給さ
れる固体燃料・水スラリーの固体燃料の濃度との差を小
さくすることが必要となり、第一工程において、高濃度
の固体燃料・水スラリーを製造するか、または脱水操作
が必要となり、逆に、重量比Rwが大きすぎると、粗粒
を少なくするために粉砕機有効断面積あたりの被粉砕物
通過重量速度を低くすることになるため、製造能力が顕
著に低下する。
度(Q)により、粗粒の低減率並びに超微粉の生成率が
決まることから、第二工程に供給される固体燃料・水ス
ラリーの固体燃料の粒度、および各工程に供給される粗
粉砕された固体燃料の重量比を調節することによって、
幾何平均径ゐ制御を可能にしたものである。上記固体燃
料間の重量比Rwが小さ過ぎると、第一工程から供給さ
れる固体燃料・水スラリーの固体燃料の濃度との差を小
さくすることが必要となり、第一工程において、高濃度
の固体燃料・水スラリーを製造するか、または脱水操作
が必要となり、逆に、重量比Rwが大きすぎると、粗粒
を少なくするために粉砕機有効断面積あたりの被粉砕物
通過重量速度を低くすることになるため、製造能力が顕
著に低下する。
第二工程においても添加剤を使用することができ、その
場合は、第一工程において使用されるものと同様の分散
剤やpH調節剤を使用することか出来る。分散剤の使用
量は、得られる固体燃料・水スラリーに対して、0.0
1〜3重量%が適当である。
場合は、第一工程において使用されるものと同様の分散
剤やpH調節剤を使用することか出来る。分散剤の使用
量は、得られる固体燃料・水スラリーに対して、0.0
1〜3重量%が適当である。
本発明の製造方法の一実施態様のフローシートを示す第
1図について、本発明の製造方法を更に具体的に説明す
る。
1図について、本発明の製造方法を更に具体的に説明す
る。
(第一工程)
水または水および添加剤が、ライン15から攪拌槽1に
供給され、ライン16、ポンプ2、ライン17、流量計
3、ライン18を経て湿式粉砕機6に供給される。一方
、固体燃料が、ライ°ン19、ホッパー13、ライン2
o、定量フィーダー4、ライン21を経て、固体燃料・
水スラリー中の固体燃料の濃度が、30〜80重量%に
なるように、また必要に応じて粗砕機5で粗粉砕されて
、ライン22から湿式粉砕機6に供給される。湿式粉砕
機6では、水または水および添加剤と固体燃料との混合
および固体燃料の粉砕を同時に行ないながら、固体燃料
粒子の幾何平均径が、30〜200μmになるように調
製して固体燃料・水スラリーを製造する。固体燃料・水
スラリーの一部は、ライン23、ポンプ7、ライン24
を経て、ライン25から湿式粉砕機6に循環してもよい
。
供給され、ライン16、ポンプ2、ライン17、流量計
3、ライン18を経て湿式粉砕機6に供給される。一方
、固体燃料が、ライ°ン19、ホッパー13、ライン2
o、定量フィーダー4、ライン21を経て、固体燃料・
水スラリー中の固体燃料の濃度が、30〜80重量%に
なるように、また必要に応じて粗砕機5で粗粉砕されて
、ライン22から湿式粉砕機6に供給される。湿式粉砕
機6では、水または水および添加剤と固体燃料との混合
および固体燃料の粉砕を同時に行ないながら、固体燃料
粒子の幾何平均径が、30〜200μmになるように調
製して固体燃料・水スラリーを製造する。固体燃料・水
スラリーの一部は、ライン23、ポンプ7、ライン24
を経て、ライン25から湿式粉砕機6に循環してもよい
。
(第二工程)
第一工程で製造された固体燃料・水スラリーは、ライン
23、ポンプ7、ライン24、ライン26、流量計8を
経て、ライン27から前記の特定の構成を有するボール
ミル11に供給される。
23、ポンプ7、ライン24、ライン26、流量計8を
経て、ライン27から前記の特定の構成を有するボール
ミル11に供給される。
一方、別に固体燃料が、ライン28、ホッパー14、ラ
イン29、定量フィーダー9、ライン30を経て、粗砕
機10で粗粉砕されて、ライン31からボールミル11
に供給される。さらに、水および添加剤か、ライン38
から攪拌槽50に供給され、ライン39、ポンプ44、
ライン40、流量計51、ライン41を経て、ボールミ
ル11に供給される。ボールミル11では、第一工程で
製造された固体燃料・水スラリー中の固体燃料粒子の粒
径や粒度分布を考慮して、固体燃料粒子の幾何平均径7
4μm以下で、粒度分布が対数正規分布における幾何標
準偏差Ogの値が、3.5〜12の範囲になるように微
粉化処理して固体燃料・水スラリーを製造する。この処
理によって目的とする低粘度かつ高濃度の固体燃料・水
スラリーが得られる。ボールミル11で製造された固体
燃料・水スラリーは、ライン32からス゛ラリ−タンク
12に導かれ、ライン33、ポンプ43、ライン34を
経て、ライン35から取り出される。固体燃料・水スラ
リーの一部は、ライン36からボールミル11、または
/およびライン37から湿式粉砕機6に循環させてもよ
い。
イン29、定量フィーダー9、ライン30を経て、粗砕
機10で粗粉砕されて、ライン31からボールミル11
に供給される。さらに、水および添加剤か、ライン38
から攪拌槽50に供給され、ライン39、ポンプ44、
ライン40、流量計51、ライン41を経て、ボールミ
ル11に供給される。ボールミル11では、第一工程で
製造された固体燃料・水スラリー中の固体燃料粒子の粒
径や粒度分布を考慮して、固体燃料粒子の幾何平均径7
4μm以下で、粒度分布が対数正規分布における幾何標
準偏差Ogの値が、3.5〜12の範囲になるように微
粉化処理して固体燃料・水スラリーを製造する。この処
理によって目的とする低粘度かつ高濃度の固体燃料・水
スラリーが得られる。ボールミル11で製造された固体
燃料・水スラリーは、ライン32からス゛ラリ−タンク
12に導かれ、ライン33、ポンプ43、ライン34を
経て、ライン35から取り出される。固体燃料・水スラ
リーの一部は、ライン36からボールミル11、または
/およびライン37から湿式粉砕機6に循環させてもよ
い。
[実施例1]
第1図のフローシートにおいて、湿式粉砕機6としてボ
ールミルを使用し、ライン22から固体燃料として、幾
何平均径が約8mmの粗粉砕された石炭を、そしてライ
ン18からは分散剤としてβ−ナフタレンスルホン酸ナ
トリウムのホルマリン縮合物を含有する水を湿式粉砕機
6に連続的に装入し湿式粉砕することによって、固体燃
料の幾何平均径(Dp501)が53.41.tmであ
る固体燃料・水スラリーを製造した。
ールミルを使用し、ライン22から固体燃料として、幾
何平均径が約8mmの粗粉砕された石炭を、そしてライ
ン18からは分散剤としてβ−ナフタレンスルホン酸ナ
トリウムのホルマリン縮合物を含有する水を湿式粉砕機
6に連続的に装入し湿式粉砕することによって、固体燃
料の幾何平均径(Dp501)が53.41.tmであ
る固体燃料・水スラリーを製造した。
この第一工程で得られた固体燃料・水スラリーをライン
27からボールミル11に装入し、ライン31から前記
粗粉砕固体燃料を、そしてライン41から上記分散剤を
含有する水を上記ボールミルに連続的に装入し、微粉化
処理することによって第1表に示すごとき性質を有する
固体燃料・水スラリーを製造し、これをライン35から
連続的に取り出した。
27からボールミル11に装入し、ライン31から前記
粗粉砕固体燃料を、そしてライン41から上記分散剤を
含有する水を上記ボールミルに連続的に装入し、微粉化
処理することによって第1表に示すごとき性質を有する
固体燃料・水スラリーを製造し、これをライン35から
連続的に取り出した。
なお、本実施例にて使用したボールミルは、有効断面積
相当径(DM )とミル有効長さ(LM )との比(D
M /LM ’)が6.1のボールミルである。
相当径(DM )とミル有効長さ(LM )との比(D
M /LM ’)が6.1のボールミルである。
[比較例1]
ボールミルとして、そのDM/LM比が3.9のボール
ミルを用い、第1表記載の条件で微粉化操作を行なった
以外は実施例1と同様にして固体燃料・水スラリーを製
造した。その固体燃料粒子および固体燃料・水スラリー
の性質を第1表に示す。
ミルを用い、第1表記載の条件で微粉化操作を行なった
以外は実施例1と同様にして固体燃料・水スラリーを製
造した。その固体燃料粒子および固体燃料・水スラリー
の性質を第1表に示す。
[比較例2]
ボールミルとして、そのDM /LM比が2.0のボー
ルミルを用い、第1表記載の条件で微粉化操作を行なっ
た以外は実施例1と同様にして固体燃料・水スラリーを
製造した。その固体燃料粒子および固体燃料・水スラリ
ーの性質を第1表に示す。
ルミルを用い、第1表記載の条件で微粉化操作を行なっ
た以外は実施例1と同様にして固体燃料・水スラリーを
製造した。その固体燃料粒子および固体燃料・水スラリ
ーの性質を第1表に示す。
[比較例3および4]
実施例1で使用したものと同じ装置を使用して、第一工
程および第二工程での粉砕条件を変えることによって、
本発明で規定した範囲外の固体燃料粒子を含有する固体
燃料・水スラリーを製造した。その固体燃料粒子および
固体燃料・水スラリーの性質を第1表に示す。
程および第二工程での粉砕条件を変えることによって、
本発明で規定した範囲外の固体燃料粒子を含有する固体
燃料・水スラリーを製造した。その固体燃料粒子および
固体燃料・水スラリーの性質を第1表に示す。
第1表
Q[kg/h−rn”] 505 396 234 4
96 463Rw 1.12 1.02 1
.101.070.35Rs 1.25 1
.21 !、+90.66 1.39Rs/Rw
1.12 1.19 1.080.623.96Dp
502 (us) 42.74G、043.224.
527.450メツシユ バス率[%] 99.9 91.3 85.7 9
9.9 99.9Gg 6.2 7.+
8.2 5.2 5.2スラリー 濃度[胃t9&] 70.0 69.7
69.7 70.0 69.9粘度[mPa−5
l 7]0 680 670 1300 126Q
注: Q=粉砕機有効断面積あたりの被粉砕物通過重量速度 RW=F、/F2=第一工程に供給される固体燃料の重
量(F1)と第二工程に供給されれる粗粉砕固体燃料の
重量(F 2 )との比Rs=Dp502/Dp501
=第一工程で得られる固体燃料・水スラリー中の固体燃
料粒子の幾何平均径(Dp501)と、第二工程で得ら
れる固体燃料・水スラリー中の固体燃料粒子の幾何平均
径(Dp502)との比第1表に示された実施例1の結
果と比較例1.2の結果とを比較すると、第二工程にお
ける粉砕装置としてボールミルを使用することにより共
に低粘度のスラリーを得ることができることがわかる。
96 463Rw 1.12 1.02 1
.101.070.35Rs 1.25 1
.21 !、+90.66 1.39Rs/Rw
1.12 1.19 1.080.623.96Dp
502 (us) 42.74G、043.224.
527.450メツシユ バス率[%] 99.9 91.3 85.7 9
9.9 99.9Gg 6.2 7.+
8.2 5.2 5.2スラリー 濃度[胃t9&] 70.0 69.7
69.7 70.0 69.9粘度[mPa−5
l 7]0 680 670 1300 126Q
注: Q=粉砕機有効断面積あたりの被粉砕物通過重量速度 RW=F、/F2=第一工程に供給される固体燃料の重
量(F1)と第二工程に供給されれる粗粉砕固体燃料の
重量(F 2 )との比Rs=Dp502/Dp501
=第一工程で得られる固体燃料・水スラリー中の固体燃
料粒子の幾何平均径(Dp501)と、第二工程で得ら
れる固体燃料・水スラリー中の固体燃料粒子の幾何平均
径(Dp502)との比第1表に示された実施例1の結
果と比較例1.2の結果とを比較すると、第二工程にお
ける粉砕装置としてボールミルを使用することにより共
に低粘度のスラリーを得ることができることがわかる。
しかしながら、50メツシユパス率の数値を比較すれば
、本発明により規定された特定のボールミルを用いるこ
とにより、目的の石7M・水スラリーを特に高い収率で
得ることができることが明らかである。
、本発明により規定された特定のボールミルを用いるこ
とにより、目的の石7M・水スラリーを特に高い収率で
得ることができることが明らかである。
一方、実施例1の結果と比較例3.4の結果とを比較す
ると、第二工程における粉砕装置として特定のボールミ
ルを使用しても、本発明に規定された条件から外れる条
件にて粉砕処理した場合には、得られる石炭・水スラリ
ーは高粘度となり、取り扱いが困難となることがわかる
。
ると、第二工程における粉砕装置として特定のボールミ
ルを使用しても、本発明に規定された条件から外れる条
件にて粉砕処理した場合には、得られる石炭・水スラリ
ーは高粘度となり、取り扱いが困難となることがわかる
。
[発明の効果]
本発明により製造される固体燃料・水スラリーは、固体
燃料を高濃度で含有しながらしかも低粘度であるので、
液体燃料と同様に工業的に使用することかでき、固体燃
料粒子の表面積が低減されかつ、粗粒分が著しく少ない
ため、分散剤などの添加剤の必要量が軽減され、更に、
燃焼時における未燃焼分の発生が極めて抑制されるなど
の特徴を有する。従って、本発明により製造される固体
燃料・水スラリーは、ボイラー、加熱炉等における燃料
として、また、水素、−酸化炭素などの製造におけるガ
ス化用原料として好適に利用することが出来るものであ
る。
燃料を高濃度で含有しながらしかも低粘度であるので、
液体燃料と同様に工業的に使用することかでき、固体燃
料粒子の表面積が低減されかつ、粗粒分が著しく少ない
ため、分散剤などの添加剤の必要量が軽減され、更に、
燃焼時における未燃焼分の発生が極めて抑制されるなど
の特徴を有する。従って、本発明により製造される固体
燃料・水スラリーは、ボイラー、加熱炉等における燃料
として、また、水素、−酸化炭素などの製造におけるガ
ス化用原料として好適に利用することが出来るものであ
る。
第1図は、本発明の一実施態様のフローシートを示す図
である。 1:攪拌槽、 6:湿式粉砕機、 13.14:固体燃料用ホッパー、 11:ボールミル、
である。 1:攪拌槽、 6:湿式粉砕機、 13.14:固体燃料用ホッパー、 11:ボールミル、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、幾何平均径が20mm以下の粗粉砕された石炭また
は石油コークスからなる固体燃料を、水または、水及び
添加剤と共に湿式粉砕して固体燃料・水スラリーを得る
第一工程と、この固体燃料・水スラリーに、上記の粗粉
砕された固体燃料と水または水及び添加剤を混合し、湿
式粉砕する第二工程とからなる固体燃料・水スラリーの
製造方法であって、 第一工程で得られる固体燃料・水スラリー中の固体燃料
粒子の幾何平均径(Dp50^1)が、30〜149μ
mの範囲にあり、 第一工程で得られる固体燃料・水スラリー中の固体燃料
粒子の幾何平均径(Dp50^1)と、第二工程で得ら
れる固体燃料・水スラリー中の固体燃料粒子の幾何平均
径(Dp50^2)との比Rs(Dp50^1/Dp5
0^2)が、0.8〜4の範囲であり、 第一工程に供給される固体燃料の重量(F_1)と第二
工程に供給される粗粉砕固体燃料の重量(F_2)との
比Rw(F_1/F_2)が0.4〜2.4の範囲であ
り、 RsとRwとの比(Rs/Rw)が、1〜3の範囲にあ
り、そして 第二工程で使用される湿式粉砕機が、ミル有効断面積相
当径(DM)とミル有効長さ(LM)との比(DM/L
M)が6以上の範囲にあるボールミルである、 ことを特徴とする固体燃料・水スラリーの製造方法。 2、第一工程で得られる固体燃料・水スラリー中の固体
燃料粒子の幾何平均径(Dp50^1)が、44〜14
9μmの範囲の値であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の固体燃料・水スラリーの製造方法。 3、Rs(Dp50^1/Dp50^2)が、0.8〜
3の範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の固体燃料・水スラリーの製造方法。 4、Rw(F_1/F_2)が、0.6〜1.6の範囲
にある値であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の固体燃料・水スラリーの製造方法。 5、第二工程で得られる固体燃料・水スラリー中の固体
燃料粒子の幾何平均径が、74μm以下であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の固体燃料・水スラ
リーの製造方法。 6、第二工程で得られる固体燃料・水スラリー中の固体
燃料粒子の幾何平均径が20〜53μmの範囲にあるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の固体燃料・
水スラリーの製造方法。 7、第二工程で得られる固体燃料・水スラリー中の固体
燃料粒子の幾何平均径が20〜53μmの範囲の値であ
り、対数正規分布における幾何標準偏差σgが3.5〜
12であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の固体燃料・水スラリーの製造方法。 8、第二工程で得られる固体燃料・水スラリー中の固体
燃料粒子の幾何平均径が20〜53μmの範囲の値であ
り、対数正規分布における幾何標準偏差σgが6〜12
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の固
体燃料・水スラリーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2894087A JPS63196688A (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 | 固体燃料・水スラリ−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2894087A JPS63196688A (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 | 固体燃料・水スラリ−の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63196688A true JPS63196688A (ja) | 1988-08-15 |
Family
ID=12262404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2894087A Pending JPS63196688A (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 | 固体燃料・水スラリ−の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63196688A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102872961A (zh) * | 2012-10-19 | 2013-01-16 | 中冶北方(大连)工程技术有限公司 | 烧结矿生产中固体燃料破碎系统及破碎工艺 |
-
1987
- 1987-02-09 JP JP2894087A patent/JPS63196688A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102872961A (zh) * | 2012-10-19 | 2013-01-16 | 中冶北方(大连)工程技术有限公司 | 烧结矿生产中固体燃料破碎系统及破碎工艺 |
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