JPS6042192Y2 - 内燃機関の発電コイル取付装置 - Google Patents
内燃機関の発電コイル取付装置Info
- Publication number
- JPS6042192Y2 JPS6042192Y2 JP6812280U JP6812280U JPS6042192Y2 JP S6042192 Y2 JPS6042192 Y2 JP S6042192Y2 JP 6812280 U JP6812280 U JP 6812280U JP 6812280 U JP6812280 U JP 6812280U JP S6042192 Y2 JPS6042192 Y2 JP S6042192Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- fixed
- mounting
- internal combustion
- combustion engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内燃機関に付設した発電器の発電コイルを機
関の固定壁に取付ける装置に関し、発電コイルの両脚間
の取付ピッチが違うどの発電コイルでも、ただ1種の機
関固定壁たとえばクランクケースまたはギヤケース等に
固定できるようにし、その機関固定壁に互換性をもたせ
て、その製造コストを引下げる事を目的とする。
関の固定壁に取付ける装置に関し、発電コイルの両脚間
の取付ピッチが違うどの発電コイルでも、ただ1種の機
関固定壁たとえばクランクケースまたはギヤケース等に
固定できるようにし、その機関固定壁に互換性をもたせ
て、その製造コストを引下げる事を目的とする。
従来では、クランクケース等の2箇所から取付ボスを突
設し、両ボスに発電コイルの両脚の取付孔を合せて各ボ
ルトで固定していた。
設し、両ボスに発電コイルの両脚の取付孔を合せて各ボ
ルトで固定していた。
このため、コイルのメーカー、特性または能力などによ
って、コイルの両歌付孔間の取付ピッチが異る場合に、
その取付ピッチが異るごとに、クランクケース等から取
付ボスを突設する位置を変えなければならず、クランク
ケース等は互換性が無く、その製造コストが高くつく。
って、コイルの両歌付孔間の取付ピッチが異る場合に、
その取付ピッチが異るごとに、クランクケース等から取
付ボスを突設する位置を変えなければならず、クランク
ケース等は互換性が無く、その製造コストが高くつく。
本考案は、取付ピッチの異るどのコイルでも、ただ1種
のクランクケース等に取付けられるようにして、クラン
クケース等の互換性をもたせ、その製造コストを下げる
ものである。
のクランクケース等に取付けられるようにして、クラン
クケース等の互換性をもたせ、その製造コストを下げる
ものである。
そして、そのために、コイルをクランクケース等に取付
台を介して取付け、取付台の周方向に設けた複数対のコ
イル支持部のどれかを選んで、取付ピッチの異るコイル
のどれでも固定でき、固定したコイルがクランク軸の回
転タイミングに対する所定の位相に位置させた状態で、
取付台をクランクケース等に固定するように構成するも
のである。
台を介して取付け、取付台の周方向に設けた複数対のコ
イル支持部のどれかを選んで、取付ピッチの異るコイル
のどれでも固定でき、固定したコイルがクランク軸の回
転タイミングに対する所定の位相に位置させた状態で、
取付台をクランクケース等に固定するように構成するも
のである。
以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図は強制空冷電気点火式内燃機関を示す。
クランクケース1にクランク軸2が枢支され、その軸の
先端部2aがクランクケース1の前面に突出し、軸先端
部2aに機関冷却ファンを兼ねるフライホイル3が固定
される。
先端部2aがクランクケース1の前面に突出し、軸先端
部2aに機関冷却ファンを兼ねるフライホイル3が固定
される。
点火栓4と電源となる発電器5は磁鋼6とコイル7とか
らなり、磁鋼6はフライホイル3の周肉壁の内面丙に埋
設され、コイル7はフライホイル3とクランクケース1
との間の空間に配置されて、クランクケース1に取付台
8を介して固定される。
らなり、磁鋼6はフライホイル3の周肉壁の内面丙に埋
設され、コイル7はフライホイル3とクランクケース1
との間の空間に配置されて、クランクケース1に取付台
8を介して固定される。
第1図及び第2図に示すように、取付台8の表面の周方
向の4箇所にコイル支持ボス9が互いに長方形状に配置
されて突設される。
向の4箇所にコイル支持ボス9が互いに長方形状に配置
されて突設される。
上下に並ぶボス9同土間の取付ピッチP1は短く左右に
並ぶボス9同土間の取付ピッチP2は長い。
並ぶボス9同土間の取付ピッチP2は長い。
使用するコイル7の鉄芯の両脚10の取付孔11同土間
の取付孔ピッチP3が短い場合は、上下に並ぶ短い取付
ピッチP1の両ポス9に両コイル脚10を当てがって、
ホルト12で固定する。
の取付孔ピッチP3が短い場合は、上下に並ぶ短い取付
ピッチP1の両ポス9に両コイル脚10を当てがって、
ホルト12で固定する。
また、取付孔ピッチP3の長いコイル7の場合、左右に
並ぶ長い取付ピッチP2の両ボス9に両コイル脚10を
当てがって、ポルト12で固定する。
並ぶ長い取付ピッチP2の両ボス9に両コイル脚10を
当てがって、ポルト12で固定する。
取付台8は、クランク軸2に外嵌し、クランクケース1
の前面の取付座13に接当し、上下一対のポルト14て
固定する。
の前面の取付座13に接当し、上下一対のポルト14て
固定する。
このとき、コイル7はクランク軸2の貫層に位置させて
、磁鋼6の回転角に対する適正な位相に合せておく。
、磁鋼6の回転角に対する適正な位相に合せておく。
ポルト14は取付台8のボルト孔15から取付座13の
上下一対の各ネジ孔16に螺締される。
上下一対の各ネジ孔16に螺締される。
ボルト孔15は取付台8の同一円周上の上下左右の4個
所に明けられている。
所に明けられている。
コイル7が短い取付ピッチP1の右側上下ボス9間に架
着された場合には、取付台8をそのままの姿勢でクラン
クケースに固定する。
着された場合には、取付台8をそのままの姿勢でクラン
クケースに固定する。
また、コイル7が長い取付ピッチP2の上側左右ボス9
間に架着された場合には、取付台8を右に90°回して
、コイル7を右側に位置させておいてから、取付台8を
クランクケース1に固定する。
間に架着された場合には、取付台8を右に90°回して
、コイル7を右側に位置させておいてから、取付台8を
クランクケース1に固定する。
なお、ボルト孔15は円弧長孔として形成され、これに
よりその円弧の角度範囲θ内でコイル7の取付位相を調
節して、発電器5の発電のタイミングを調節できる。
よりその円弧の角度範囲θ内でコイル7の取付位相を調
節して、発電器5の発電のタイミングを調節できる。
取付台8は環状に形成され、その内周面にオイルシール
17が内嵌固定される。
17が内嵌固定される。
これにより、クランクケース1から取付台8を取外して
、オイルシール17シール17を背面から押出すことに
よりオイルを簡単に分解できる。
、オイルシール17シール17を背面から押出すことに
よりオイルを簡単に分解できる。
また、クランク軸2の前部ジャーナル2bのベアリング
18の直前の部分に耐摩耗性のカラー19が外嵌固定さ
れ、このカラー19の外周面にオイルシール17のリッ
プが気密摺接する。
18の直前の部分に耐摩耗性のカラー19が外嵌固定さ
れ、このカラー19の外周面にオイルシール17のリッ
プが気密摺接する。
これにより、摺接面間に吸込んだ塵埃でクランク軸2が
摩耗して折損する事を無くす。
摩耗して折損する事を無くす。
この場合、クランク軸2の代りにカラー19が摩耗する
が、クランク軸2の強度が低下する事はない。
が、クランク軸2の強度が低下する事はない。
その摩耗がひどくなったときには、カラー19を交換す
るだけでよい。
るだけでよい。
本考案は、上記のように構成されるから、次の効果を奏
する。
する。
(イ)取付台の各コイル支持部同土間の取付はピッチが
2種以上あり、そのどれか一つの取付はピッチを選んで
コイルを固定してから、コイルを磁鋼の回転角に対する
適正な位相に合せた状態で、取付台をクランクケース等
の固定壁に固定する。
2種以上あり、そのどれか一つの取付はピッチを選んで
コイルを固定してから、コイルを磁鋼の回転角に対する
適正な位相に合せた状態で、取付台をクランクケース等
の固定壁に固定する。
これにより、取付孔ピッチの異る2種以上のうちのどの
コイルをクランクケース等に取付ける場合でも、クラン
クケースも取付台も、同じ形状のものを使うことができ
て、互換性をもたせることができ、製造コストを引下げ
られる。
コイルをクランクケース等に取付ける場合でも、クラン
クケースも取付台も、同じ形状のものを使うことができ
て、互換性をもたせることができ、製造コストを引下げ
られる。
(ロ)また、取付台は、機種の異るどのクランクケース
等にでも使用できるようにして、その互換性を機関機種
の異なるものにまで広げることができ、一層安価に製造
できる。
等にでも使用できるようにして、その互換性を機関機種
の異なるものにまで広げることができ、一層安価に製造
できる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図に強制空冷電気点
火式内燃機関の縦断側面図、第2図は第1図■部拡大図
、第3図は第1図■−■線断面図である。 1・・・・・・固定壁、2・・・・・・回転軸、3・・
・・・・回転体、5・・・・・・発電器、6・・・・・
・磁鋼、7・・・・・・コイル、8・・・・・・取付台
、9・・・・・・コイル支持部、12.14・・・・・
・固定具、Pi、P2・・・・・・取付ピッチ。
火式内燃機関の縦断側面図、第2図は第1図■部拡大図
、第3図は第1図■−■線断面図である。 1・・・・・・固定壁、2・・・・・・回転軸、3・・
・・・・回転体、5・・・・・・発電器、6・・・・・
・磁鋼、7・・・・・・コイル、8・・・・・・取付台
、9・・・・・・コイル支持部、12.14・・・・・
・固定具、Pi、P2・・・・・・取付ピッチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 内燃機関の固定壁1に回転軸2を枢支し、回転軸2
に回転体3を固定腰発電器5の磁鋼6を回転体3に固定
し、コイル7を取付台8を介して固定壁1に固定し、取
付台8の表面の周方向の少なくとも三箇所にコイル支持
部9を設け、コイル支持部9同土間の少なくとも二つの
取付ピッチPI、P2の寸法を互いに違わせ、少なくと
もどれか一つの取付ピッチPI、P2を威す一対のコイ
ル支持部9にコイル7を架は渡して固定具12て固定可
能に構成し、固定されたコイル7、を磁鋼6の回転角に
対する適正な位相にした状態で、取付台8を固定壁1に
固定具14て固定可能に構成した内燃機関の発電コイル
取付装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載した内燃機関
の発電コイル取付装置において、固定壁1がクランクケ
ースであり、回転体3がフライホイルであり、コイル支
持部9が周方向の四箇所に設けられているもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6812280U JPS6042192Y2 (ja) | 1980-05-16 | 1980-05-16 | 内燃機関の発電コイル取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6812280U JPS6042192Y2 (ja) | 1980-05-16 | 1980-05-16 | 内燃機関の発電コイル取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56167732U JPS56167732U (ja) | 1981-12-11 |
JPS6042192Y2 true JPS6042192Y2 (ja) | 1985-12-24 |
Family
ID=29662086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6812280U Expired JPS6042192Y2 (ja) | 1980-05-16 | 1980-05-16 | 内燃機関の発電コイル取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042192Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-16 JP JP6812280U patent/JPS6042192Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56167732U (ja) | 1981-12-11 |
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