JPS6221179Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6221179Y2 JPS6221179Y2 JP4176382U JP4176382U JPS6221179Y2 JP S6221179 Y2 JPS6221179 Y2 JP S6221179Y2 JP 4176382 U JP4176382 U JP 4176382U JP 4176382 U JP4176382 U JP 4176382U JP S6221179 Y2 JPS6221179 Y2 JP S6221179Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- labyrinth packing
- oil
- tight device
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ラビリンスパツキンを用いた回転軸
の油密装置に関し、容易且つ低コストにて製作で
きるように企図したものである。
の油密装置に関し、容易且つ低コストにて製作で
きるように企図したものである。
ラビリンスパツキンを用いた従来の油密装置
は、その断面構造を表す第１図に示すように、ホ
ワイトメタルで形成した環状のラビリンスパツキ
ン１を鋳鉄で形成した環状の台金２の内周面に取
り付け、回転軸３を回転自在に支持する軸受４が
収納された軸受箱５に対してこの台金２を取り付
けたものである。従つて、ラビリンスパツキン１
及び台金２は台金２をまず鋳造してその内周面等
に切削加工を施し、次にこの台金２の内周面にホ
ワイトメタルを鋳込んで切削工によりラビリンス
パツキン１に成形するようにして製造している。
このため、製造工程が多くて高コストになり易
く、しかも重量が嵩む等の不具合があつた。
は、その断面構造を表す第１図に示すように、ホ
ワイトメタルで形成した環状のラビリンスパツキ
ン１を鋳鉄で形成した環状の台金２の内周面に取
り付け、回転軸３を回転自在に支持する軸受４が
収納された軸受箱５に対してこの台金２を取り付
けたものである。従つて、ラビリンスパツキン１
及び台金２は台金２をまず鋳造してその内周面等
に切削加工を施し、次にこの台金２の内周面にホ
ワイトメタルを鋳込んで切削工によりラビリンス
パツキン１に成形するようにして製造している。
このため、製造工程が多くて高コストになり易
く、しかも重量が嵩む等の不具合があつた。
本考案はこのような従来の油密装置における不
具合を解消し、容易且つ低コストにて製造可能な
軽量の油密装置を提供することを目的とする。
具合を解消し、容易且つ低コストにて製造可能な
軽量の油密装置を提供することを目的とする。
この目的を達成する本考案の回転軸の油密装置
にかかる構成は、回転軸を回転自在に支持する軸
受が収納された軸受箱の端部に取り付けられ且つ
前記回転軸が貫通する環状の合成樹脂と、前記回
転軸の外周面と対向する前記環状の合成樹脂の内
周面に形成された係合溝に嵌着され且つ環状の金
属板で構成されたラビリンスパツキンとからなる
ものである。
にかかる構成は、回転軸を回転自在に支持する軸
受が収納された軸受箱の端部に取り付けられ且つ
前記回転軸が貫通する環状の合成樹脂と、前記回
転軸の外周面と対向する前記環状の合成樹脂の内
周面に形成された係合溝に嵌着され且つ環状の金
属板で構成されたラビリンスパツキンとからなる
ものである。
以下、本考案による回転軸の油密装置の一実施
例についてその断面構造を表す第２図を参照しな
がら詳細に説明する。回転軸１１を回転自在に支
持する軸受１２は軸受箱１３内に収納されてお
り、ポリエステル樹脂を射出成形して成形した台
座１４の回転軸１１の外周面と対向する内周面に
は環状をなすアルミニウム合金板で形成されたラ
ビリンスパツキン１５が嵌着されている。本実施
例では台座１４をポリエステル樹脂で形成した
が、エポキシ樹脂等の他の合成樹脂を使用するこ
とも可能である。又、ラビリンスパツキン１５を
台座１４に固定する手段として、本実施例では台
座１４の内周面に形成した係合溝１６とここに嵌
着されるラビリンスパツキン１５との間に接着剤
を介装しているが、係合溝１６をあり溝に成形し
てラビリンスパツキン１５の外周部をこのあり溝
に係止させるようにしてもよい。本実施例ではア
ルミニウム合金をラビリンスパツキン１５として
使用しているため、従来のような重いホワイトメ
タルを使用する場合よりも軽量化でき、しかも低
コストにすることが可能である。
例についてその断面構造を表す第２図を参照しな
がら詳細に説明する。回転軸１１を回転自在に支
持する軸受１２は軸受箱１３内に収納されてお
り、ポリエステル樹脂を射出成形して成形した台
座１４の回転軸１１の外周面と対向する内周面に
は環状をなすアルミニウム合金板で形成されたラ
ビリンスパツキン１５が嵌着されている。本実施
例では台座１４をポリエステル樹脂で形成した
が、エポキシ樹脂等の他の合成樹脂を使用するこ
とも可能である。又、ラビリンスパツキン１５を
台座１４に固定する手段として、本実施例では台
座１４の内周面に形成した係合溝１６とここに嵌
着されるラビリンスパツキン１５との間に接着剤
を介装しているが、係合溝１６をあり溝に成形し
てラビリンスパツキン１５の外周部をこのあり溝
に係止させるようにしてもよい。本実施例ではア
ルミニウム合金をラビリンスパツキン１５として
使用しているため、従来のような重いホワイトメ
タルを使用する場合よりも軽量化でき、しかも低
コストにすることが可能である。
このように本考案の回転軸の油密装置による
と、ラビリンスパツキンが装着される台座を合成
樹脂で構成したので、切削加工等が全く不要であ
り、ラビリンスパツキンを直接或いは接着剤によ
り台座に装着することができ、従つて製造工程の
減少により安価な合成樹脂を台座として使用した
ことと相俟つて低コスト化を企図できる。又、軽
量な合成樹脂を台座として使用しているため、よ
り一層軽量化させることが可能である。
と、ラビリンスパツキンが装着される台座を合成
樹脂で構成したので、切削加工等が全く不要であ
り、ラビリンスパツキンを直接或いは接着剤によ
り台座に装着することができ、従つて製造工程の
減少により安価な合成樹脂を台座として使用した
ことと相俟つて低コスト化を企図できる。又、軽
量な合成樹脂を台座として使用しているため、よ
り一層軽量化させることが可能である。
第１図は従来の回転軸の油密装置の内部構造を
表す断面図、第２図は本考案の一実施例による回
転軸の油密装置の内部構造を表す断面図であり、
図中の符号で １１は回転軸、１２は軸受、１３は軸受箱、１
４は台座、１５はラビリンスパツキン、１６は係
合溝である。
表す断面図、第２図は本考案の一実施例による回
転軸の油密装置の内部構造を表す断面図であり、
図中の符号で １１は回転軸、１２は軸受、１３は軸受箱、１
４は台座、１５はラビリンスパツキン、１６は係
合溝である。
Claims (1)
- 回転軸を回転自在に支持する軸受が収納された
軸受箱の端部に取り付けられ且つ前記回転軸が貫
通する環状の合成樹脂と、前記回転軸の外周面と
対向する前記環状の合成樹脂の内周面に形成され
た係合溝に嵌着され且つ環状の金属板で構成され
たラビリンスパツキンとからなる回転軸の油密装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4176382U JPS58146162U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 回転軸の油密装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4176382U JPS58146162U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 回転軸の油密装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58146162U JPS58146162U (ja) | 1983-10-01 |
| JPS6221179Y2 true JPS6221179Y2 (ja) | 1987-05-29 |
Family
ID=30052939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4176382U Granted JPS58146162U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 回転軸の油密装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58146162U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002106721A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Toyo Radiator Co Ltd | ラビリンスシール構造 |
-
1982
- 1982-03-26 JP JP4176382U patent/JPS58146162U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58146162U (ja) | 1983-10-01 |
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