JPS6042137Y2 - 緩衝体を備えた蓋 - Google Patents
緩衝体を備えた蓋Info
- Publication number
- JPS6042137Y2 JPS6042137Y2 JP536481U JP536481U JPS6042137Y2 JP S6042137 Y2 JPS6042137 Y2 JP S6042137Y2 JP 536481 U JP536481 U JP 536481U JP 536481 U JP536481 U JP 536481U JP S6042137 Y2 JPS6042137 Y2 JP S6042137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- buffer body
- mounting hole
- cover
- case
- receiving frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、緩衝体を備えた溝蓋、マンホール用の蓋等に
関するものである。
関するものである。
従来より、道路や敷地内の排水溝に施工されている格子
状溝蓋や、地下埋設物である上下水道や、貯水槽その他
の点検孔として設けられるマンホール用の蓋等は、受枠
に対して僅かに隙間を生ずるように設計施工される。
状溝蓋や、地下埋設物である上下水道や、貯水槽その他
の点検孔として設けられるマンホール用の蓋等は、受枠
に対して僅かに隙間を生ずるように設計施工される。
一般に、格子状溝蓋においては4〜6胸、マンホール用
蓋の場合2rrvn位隙間が生ずるように受枠が設計製
作され施工されている。
蓋の場合2rrvn位隙間が生ずるように受枠が設計製
作され施工されている。
従って、車輛等が通過する場所に設置される溝蓋やマン
ホール蓋(以下蓋と略し総称する)は、車輛等の通過に
伴なう振動により蓋と受枠が触れ合い騒音を発生する。
ホール蓋(以下蓋と略し総称する)は、車輛等の通過に
伴なう振動により蓋と受枠が触れ合い騒音を発生する。
そのため、蓋を受枠に螺子、ボルト・ナツト等で固定し
たり、蝶番等により連結したり、或いは板ばねや弾性体
を隙間に取付は固定する方法をとってきた。
たり、蝶番等により連結したり、或いは板ばねや弾性体
を隙間に取付は固定する方法をとってきた。
然し乍ら、マンホール用の蓋と受枠は、強度的に丈夫で
錆が発生しにくい等の理由により主として鋳鉄で製造さ
れており、従って寸法訳書も長さ100orIr!It
に対して土577mと他の工業製品に比らべ多いことが
許容されており、鋼鉄製の平鋼板により製作されるので
比較的寸法精度の良い格子状溝蓋においても、受枠をコ
ンクリート溝に埋設し取り付けられるため、受枠の間隙
を精度よく施工することは困難で、騒音防止のため提案
されている突起や板ばねを蓋や受枠に取付ける場合、現
場において隙間に合わせ調節加工する必要があった。
錆が発生しにくい等の理由により主として鋳鉄で製造さ
れており、従って寸法訳書も長さ100orIr!It
に対して土577mと他の工業製品に比らべ多いことが
許容されており、鋼鉄製の平鋼板により製作されるので
比較的寸法精度の良い格子状溝蓋においても、受枠をコ
ンクリート溝に埋設し取り付けられるため、受枠の間隙
を精度よく施工することは困難で、騒音防止のため提案
されている突起や板ばねを蓋や受枠に取付ける場合、現
場において隙間に合わせ調節加工する必要があった。
本考案はか)る欠点を除くために考えられたもので、以
下図面に示した本考案の実施例に従って説明する。
下図面に示した本考案の実施例に従って説明する。
第1図は緩衝体の取付部の上面図、第2図は第1図の断
面図、第3図は別の例を示す断面図で、第5図の斜視図
に示す如く、縦条片7を一定間隔に並らべ、横条片8と
側板5による溶接組立ててなる格子状溝蓋の、側板5の
両端近くにおいて取付孔6を穿設し、その取付孔部に設
けた実施例を示したものである。
面図、第3図は別の例を示す断面図で、第5図の斜視図
に示す如く、縦条片7を一定間隔に並らべ、横条片8と
側板5による溶接組立ててなる格子状溝蓋の、側板5の
両端近くにおいて取付孔6を穿設し、その取付孔部に設
けた実施例を示したものである。
緩衝体1,1′は弾性のある天然ゴムまたは合皮ゴムで
成型したもので、第1図に示す緩衝体1は、中心部に取
付孔を有するドーナツ状をなしており、第3図に示す緩
衝体1′は、くさび状をなし、第4図の上面図に示す如
く中央部に長穴を設は突出寸法を変えられるように成型
されている。
成型したもので、第1図に示す緩衝体1は、中心部に取
付孔を有するドーナツ状をなしており、第3図に示す緩
衝体1′は、くさび状をなし、第4図の上面図に示す如
く中央部に長穴を設は突出寸法を変えられるように成型
されている。
また、取付孔6の下縁内側に取付台2,2′を突設させ
、取付台には螺子孔またはボルト取付孔を穿設し、螺子
3またはボルト・ナツト9により、座金4,4′を用い
て緩衝体1,1′を取付台2,2′に取付ける。
、取付台には螺子孔またはボルト取付孔を穿設し、螺子
3またはボルト・ナツト9により、座金4,4′を用い
て緩衝体1,1′を取付台2,2′に取付ける。
ドーナツ状をなす緩衝体1の取付台2は、側板5に対し
直角になるよう側板5に穿設された取付孔6の下縁内側
に穿設し、くさび状の緩衝体1′の取付台2′は、側板
5に対して傾斜をもたせ同様に取付孔6の下縁内側に突
設される。
直角になるよう側板5に穿設された取付孔6の下縁内側
に穿設し、くさび状の緩衝体1′の取付台2′は、側板
5に対して傾斜をもたせ同様に取付孔6の下縁内側に突
設される。
緩衝体の寸法は、蓋の形状寸法により異なるので限定す
るものでないが、幅が約30〜40rrvn厚さが約1
0〜2−あればよい。
るものでないが、幅が約30〜40rrvn厚さが約1
0〜2−あればよい。
また、緩衝体は側面より突出するように取付けられるが
、蓋と受枠との隙間の規準寸法より僅か少ない程度に軽
ろく取付けて置き、受枠に嵌装したのちに緩衝体を内側
より接するように押し出し調節したのち、螺子3または
ボルト・ナツト9を締め固定する。
、蓋と受枠との隙間の規準寸法より僅か少ない程度に軽
ろく取付けて置き、受枠に嵌装したのちに緩衝体を内側
より接するように押し出し調節したのち、螺子3または
ボルト・ナツト9を締め固定する。
マンホールの蓋の場合は、第6図に示す如く蓋の周縁に
沿ってリング状に下方に突設せしめた支持脚10の側面
に、取付孔を穿設し、蓋の表面より螺子取付孔11を穿
設、緩衝体1″と座金4を取付孔より挿入し取付けると
よい。
沿ってリング状に下方に突設せしめた支持脚10の側面
に、取付孔を穿設し、蓋の表面より螺子取付孔11を穿
設、緩衝体1″と座金4を取付孔より挿入し取付けると
よい。
緩衝体の取付個数は、格子状の溝蓋にあっては溝蓋の長
さにもよるが、第5図に示す如く側板5の両端近くに2
カ所宛、必要あればその中間に間隔を置いて設ければよ
く、また、円形をなすマンホールの蓋等の場合、周縁を
3等分する位置に3ケ所設ければよい。
さにもよるが、第5図に示す如く側板5の両端近くに2
カ所宛、必要あればその中間に間隔を置いて設ければよ
く、また、円形をなすマンホールの蓋等の場合、周縁を
3等分する位置に3ケ所設ければよい。
以上の如く本考案による蓋は構成されているので、その
ま)の状態で受枠に取付けられても、側面に弾性体であ
る緩衝体が突出しているので、振動による衝撃音を発生
することが無く、更に緩衝体が弾性を有するので隙間が
所定寸法よりも狭い場合でも蓋を受枠に押し込むことに
より緩衝体が圧縮され固定される。
ま)の状態で受枠に取付けられても、側面に弾性体であ
る緩衝体が突出しているので、振動による衝撃音を発生
することが無く、更に緩衝体が弾性を有するので隙間が
所定寸法よりも狭い場合でも蓋を受枠に押し込むことに
より緩衝体が圧縮され固定される。
また隙間が広い場合は、螺子3またはボルト・ナツト9
により緩衝体を取付台に座金を介して締付けることによ
り緩衝体は圧縮され、横方向に膨張し、(くさび状の場
合は外方に押し出され)突出寸法が増大し、受枠に密着
更には押し付けられ固定される。
により緩衝体を取付台に座金を介して締付けることによ
り緩衝体は圧縮され、横方向に膨張し、(くさび状の場
合は外方に押し出され)突出寸法が増大し、受枠に密着
更には押し付けられ固定される。
従って、蓋は受枠に緩衝体を介して固定されることにな
り、騒音を発生することがない。
り、騒音を発生することがない。
なお、くさび状の緩衝体の場合、弾性の小さい軟質の合
成樹脂等で成型しても良く、更に受枠に緩衝体の突出部
が嵌合する受溝を設ければ、緩衝体は錠の役目もはたす
ことができるなど有用である。
成樹脂等で成型しても良く、更に受枠に緩衝体の突出部
が嵌合する受溝を設ければ、緩衝体は錠の役目もはたす
ことができるなど有用である。
第1図は本考案の実施例を示す緩衝体取付部の上面図、
第2図は第1図の断面図、第3図は他の実施例を示す断
面図、第4図は第3図の緩衝体の上面図、第5図は格子
状溝蓋の一部を略した斜視図、第6図はマンホールの蓋
の緩衝体取付部の断面図である。 1.1’、1″・・・・・・緩衝体、2・・・・・・取
付台、3・・・・・・螺子、4,4′・・・・・・座金
、5・・曲側板、6・曲・取付孔、7・・・・・・縦条
片、8・・・・・・横条片、9・曲・ボルト・ナツト、
10・・・・・・支持脚、11・・・・・・螺子取付孔
。
第2図は第1図の断面図、第3図は他の実施例を示す断
面図、第4図は第3図の緩衝体の上面図、第5図は格子
状溝蓋の一部を略した斜視図、第6図はマンホールの蓋
の緩衝体取付部の断面図である。 1.1’、1″・・・・・・緩衝体、2・・・・・・取
付台、3・・・・・・螺子、4,4′・・・・・・座金
、5・・曲側板、6・曲・取付孔、7・・・・・・縦条
片、8・・・・・・横条片、9・曲・ボルト・ナツト、
10・・・・・・支持脚、11・・・・・・螺子取付孔
。
Claims (1)
- 鋼板製の格子状溝蓋や鋳鉄製のマンホール用の蓋におい
て、格子状溝蓋においては受枠に相対する側板5の側面
に、マンホール用の蓋においては蓋の周縁に沿ってリン
グ状に下方に突設せしめた支持脚10の側面に、緩衝体
1の取付孔6を穿設し、取付孔6の下縁内側に取付台7
を突設させ、天然ゴムまたは合皮ゴム等の弾性体より成
型してなるドーナツ状、あるいは中央部に長大を有する
くさび状の緩衝体1を、螺子3またはボルト・ナツト9
と座金4,4′を用いて取付台7に、緩衝体1が取付孔
6より受枠と接するように突出させた状態で取付けてな
る、緩衝体を備えた蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP536481U JPS6042137Y2 (ja) | 1981-01-20 | 1981-01-20 | 緩衝体を備えた蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP536481U JPS6042137Y2 (ja) | 1981-01-20 | 1981-01-20 | 緩衝体を備えた蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57119869U JPS57119869U (ja) | 1982-07-26 |
JPS6042137Y2 true JPS6042137Y2 (ja) | 1985-12-23 |
Family
ID=29803743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP536481U Expired JPS6042137Y2 (ja) | 1981-01-20 | 1981-01-20 | 緩衝体を備えた蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042137Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-01-20 JP JP536481U patent/JPS6042137Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57119869U (ja) | 1982-07-26 |
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