JPS6041711Y2 - 分路リアクトル - Google Patents
分路リアクトルInfo
- Publication number
- JPS6041711Y2 JPS6041711Y2 JP15332581U JP15332581U JPS6041711Y2 JP S6041711 Y2 JPS6041711 Y2 JP S6041711Y2 JP 15332581 U JP15332581 U JP 15332581U JP 15332581 U JP15332581 U JP 15332581U JP S6041711 Y2 JPS6041711 Y2 JP S6041711Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- block
- shield
- shunt reactor
- iron core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は分路リアクトルに係り、特に高電圧用ギャップ
付鉄心形の分路リアクトルに関する。
付鉄心形の分路リアクトルに関する。
一般に、ギャップ付鉄心形の分路リアクトルは、第１図
に示すように、鉄心ブロック１とギャップブ陥ツク２と
を交互に積上げて鉄心脚３とするとともに、この鉄心脚
３を上・下継鉄４，５により強固に締付けて鉄心６を形
成腰かつこの鉄心６の鉄心脚３に円筒形のコイル７を嵌
装して構成されている。
に示すように、鉄心ブロック１とギャップブ陥ツク２と
を交互に積上げて鉄心脚３とするとともに、この鉄心脚
３を上・下継鉄４，５により強固に締付けて鉄心６を形
成腰かつこの鉄心６の鉄心脚３に円筒形のコイル７を嵌
装して構成されている。
なお、鉄心ブロック１は、ケイ素鋼板を積層しかつボル
ト締めして形成したり、あるいはギャップ部分の磁束の
フリンジングによる鉄損の増加を防止するため鉄板を放
射方向に積みかつモールドして形成されるものであり、
またギャップを形成するギャップブロック２は、フェノ
ール樹脂積層板を用いたり、あるいは適宜の合成樹脂を
円板状にモールドして形成されるものであり、さらに鉄
心６は、各鉄心ブロック１間を図示しない接地線により
接続して接地されているものである。
ト締めして形成したり、あるいはギャップ部分の磁束の
フリンジングによる鉄損の増加を防止するため鉄板を放
射方向に積みかつモールドして形成されるものであり、
またギャップを形成するギャップブロック２は、フェノ
ール樹脂積層板を用いたり、あるいは適宜の合成樹脂を
円板状にモールドして形成されるものであり、さらに鉄
心６は、各鉄心ブロック１間を図示しない接地線により
接続して接地されているものである。
かかるギャップ付鉄心形の分路リアクトルを高電圧用と
するには、ギャップの寸法を大きくするためギャップブ
ロック２の高さ寸法を大きくすることが行なわれている
が、このようにギャップ寸法を大きくした場合には、鉄
心ブロック２の上下外周縁に電界集中がおこるので、鉄
心脚３と巻線７と間隙、換言すれば巻線７の内外径を大
きくする必要があり、分路リアクトル自体を大きくしな
ければならない等の問題がある。
するには、ギャップの寸法を大きくするためギャップブ
ロック２の高さ寸法を大きくすることが行なわれている
が、このようにギャップ寸法を大きくした場合には、鉄
心ブロック２の上下外周縁に電界集中がおこるので、鉄
心脚３と巻線７と間隙、換言すれば巻線７の内外径を大
きくする必要があり、分路リアクトル自体を大きくしな
ければならない等の問題がある。
上述した問題に対処するため、第２図に示すように、鉄
心脚３の外周に接地された円筒状のシールド８を配設し
て鉄心ブロック１の上下外周縁における電界集中を防止
することも考えられるが、この場合には、巻線７とシー
ルド８との間の距離ｄ′は、電界集中が生ずる場合に比
して縮小することができるものの、シールド８と鉄心脚
３との距離ｄ“が絶縁的に無駄なものとなり、前述した
ものと大差がない。
心脚３の外周に接地された円筒状のシールド８を配設し
て鉄心ブロック１の上下外周縁における電界集中を防止
することも考えられるが、この場合には、巻線７とシー
ルド８との間の距離ｄ′は、電界集中が生ずる場合に比
して縮小することができるものの、シールド８と鉄心脚
３との距離ｄ“が絶縁的に無駄なものとなり、前述した
ものと大差がない。
なお、第２図において１０．１１はそれぞれ内・外側絶
縁筒である。
縁筒である。
本考案は上述した問題に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、鉄心脚におけるギャップブロックの
外周面にシ１−ルドを取付けることにより、鉄心ブロッ
クの上下外周縁における電界集中を防止し、もって巻線
の小形化を図り、ひいては大幅に小形化し得るようにし
た高電圧用ギャップ付鉄心形の分路リアクトルを提供す
るにある。
的とするところは、鉄心脚におけるギャップブロックの
外周面にシ１−ルドを取付けることにより、鉄心ブロッ
クの上下外周縁における電界集中を防止し、もって巻線
の小形化を図り、ひいては大幅に小形化し得るようにし
た高電圧用ギャップ付鉄心形の分路リアクトルを提供す
るにある。
以下、第３図以降の図面を参照してこの考案の実施例を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
本考案に係るギャップ付鉄心形の分路リアクトルは、第
３図、第４図に示すように、鉄心脚３における鉄心ブロ
ック１とほぼ同外径のギャップブロック２の外周面に、
１個所の切断部１２を有する有端環状のシールド１３を
、その上下縁が隣接する上下の鉄心ブロック１から離隔
されるが如くして取付けるとともに、切断部１２と対向
する周縁から上方へ突出した接続片１４を、鉄板を放射
状に積みかつモールドしたもの（第５図参照）を例示し
た上方の鉄心ブロック１の鉄片間に介挿することにより
この鉄心ブロック１と電気的に接続して構成されている
。
３図、第４図に示すように、鉄心脚３における鉄心ブロ
ック１とほぼ同外径のギャップブロック２の外周面に、
１個所の切断部１２を有する有端環状のシールド１３を
、その上下縁が隣接する上下の鉄心ブロック１から離隔
されるが如くして取付けるとともに、切断部１２と対向
する周縁から上方へ突出した接続片１４を、鉄板を放射
状に積みかつモールドしたもの（第５図参照）を例示し
た上方の鉄心ブロック１の鉄片間に介挿することにより
この鉄心ブロック１と電気的に接続して構成されている
。
前記シールド１３は、隣接する鉄心ブロック１の外周縁
に電界集中が生ずるのを防止するためのもので、銅板、
アルミニウム板の如き金属板、または金属化成紙、導電
紙テープの如き導電紙、あるいは導電塗料等から形成さ
れるものであり、シールド端部の電圧降下が大きくなら
ないようにするため、適宜な抵抗値を有するものである
。
に電界集中が生ずるのを防止するためのもので、銅板、
アルミニウム板の如き金属板、または金属化成紙、導電
紙テープの如き導電紙、あるいは導電塗料等から形成さ
れるものであり、シールド端部の電圧降下が大きくなら
ないようにするため、適宜な抵抗値を有するものである
。
なお、第３図、第４図および第５図において１５．１６
はそれぞれ鉄心脚３を締付けるべく上下継鉄から挿入さ
れる締付はボルト（共に図示省略）を挿通するための孔
である。
はそれぞれ鉄心脚３を締付けるべく上下継鉄から挿入さ
れる締付はボルト（共に図示省略）を挿通するための孔
である。
また、上述した実施例においては、シールド１３をうず
電流の発生を防止すべく有端環状とした場合について述
べたが、これに限らずたとえば２個所以上の切断部を有
する円弧状としてもよいものである。
電流の発生を防止すべく有端環状とした場合について述
べたが、これに限らずたとえば２個所以上の切断部を有
する円弧状としてもよいものである。
さらに、シールド１３を接続片１４により上方に鉄心ブ
ロック１と接続した場合について述べたが、これに限定
されるものではなく、たとえば接続片１４を鉄心を接地
すべく各鉄心ブロック１間を互いに接続する接地線（図
示省略）と共用して、隣接する上下の鉄心ブロック１と
接続するようにしてもよいものである。
ロック１と接続した場合について述べたが、これに限定
されるものではなく、たとえば接続片１４を鉄心を接地
すべく各鉄心ブロック１間を互いに接続する接地線（図
示省略）と共用して、隣接する上下の鉄心ブロック１と
接続するようにしてもよいものである。
以上の如く本考案は、鉄心ブロックとギャップブロック
とを交互に積上げた鉄心脚を上下継鉄により締付けて鉄
心を形成するとともに、鉄心脚に巻線を嵌装してなる分
路リアクトルにおいて、前記鉄心脚におけるギャップブ
ロックの外周面に１または２以上の切断部を有する右端
環状または円弧状のシールドをその上下縁が隣接する鉄
心ブロックから離隔されるが如くして取付けるとともに
、このシールドと鉄心ブロックとを電気的に接続したも
のであるから、鉄心ブロックの上下外周縁に電界集中が
生ずることがなく、鉄心脚と巻線との間の距離を大幅に
縮小することができ、もって高電圧用ギヤツブ付鉄心形
分路すアクＩ・ルの小形化を図ることができる等の効果
を奏する。
とを交互に積上げた鉄心脚を上下継鉄により締付けて鉄
心を形成するとともに、鉄心脚に巻線を嵌装してなる分
路リアクトルにおいて、前記鉄心脚におけるギャップブ
ロックの外周面に１または２以上の切断部を有する右端
環状または円弧状のシールドをその上下縁が隣接する鉄
心ブロックから離隔されるが如くして取付けるとともに
、このシールドと鉄心ブロックとを電気的に接続したも
のであるから、鉄心ブロックの上下外周縁に電界集中が
生ずることがなく、鉄心脚と巻線との間の距離を大幅に
縮小することができ、もって高電圧用ギヤツブ付鉄心形
分路すアクＩ・ルの小形化を図ることができる等の効果
を奏する。
第１図は一般的なギヤツブ付鉄心形分路リアクトルの概
略構成図、第２図は従来技術の要部半裁断面図、第３図
は本考案に係るギヤツブ付鉄心形分路リアクトルの要部
半裁断面図、第４図および第５図はそれぞれ要部の平面
図および底面図である。 １・・・・・・鉄心ブロック、２・・・・・・ギャップ
ブロック、３・・・・・・鉄心脚、４，５・・・・・・
継鉄、６・・・・・・鉄心、１３・・・・・・シールド
、１４・・・・・・接続片。
略構成図、第２図は従来技術の要部半裁断面図、第３図
は本考案に係るギヤツブ付鉄心形分路リアクトルの要部
半裁断面図、第４図および第５図はそれぞれ要部の平面
図および底面図である。 １・・・・・・鉄心ブロック、２・・・・・・ギャップ
ブロック、３・・・・・・鉄心脚、４，５・・・・・・
継鉄、６・・・・・・鉄心、１３・・・・・・シールド
、１４・・・・・・接続片。
Claims (1)
- 鉄心ブロックとギャップブロックとを交互に積上げた鉄
心脚を上下継鉄により締付けて鉄心を形成するとともに
、鉄心脚に巻線を嵌装してなる分路リアクトルにおいて
、前記鉄心脚におけるギャップブロックの外周面にｌま
たは２以上の切断部を有する有端環状または円弧状のシ
ールドをその上下縁が隣接する鉄心ブロックから離隔さ
れるが如くして取付けるとともに、このシールドと鉄心
ブロックとを電気的に接続したことを特徴とする分路リ
アクトル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15332581U JPS6041711Y2 (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 分路リアクトル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15332581U JPS6041711Y2 (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 分路リアクトル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5858322U JPS5858322U (ja) | 1983-04-20 |
| JPS6041711Y2 true JPS6041711Y2 (ja) | 1985-12-19 |
Family
ID=29945944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15332581U Expired JPS6041711Y2 (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 分路リアクトル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041711Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-10-15 JP JP15332581U patent/JPS6041711Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5858322U (ja) | 1983-04-20 |
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