JPS6040849A - 自動変速機の変速装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、セレクトスイッチ操作によりコントローラに
変速指令を与え、そのコントローラの制御指令に基づい
て電磁手段を作動させ、その電磁手段によって自動変速
機のマニュアルバルブをその変速指令に対応する変速位
置に切換えるようにした自動変速機の変速ｉ置に関する
ものである。

（従来技術） 従来から、実開昭５７−２５２３７号に開示されている
ように、セレクトスイッチ操作により、自動変速機のマ
ニュアルバルブを各変速位置に切換えるようにした自動
変速機の変速装置が知られている。

この従来の自動変速機の変速装置は、変速指令を行うセ
レクトスイッチと、自動変速機のマニュアルバルブを各
変速位置に切換える電磁手段と、この電磁手段がマニュ
アルバルブを変速指令に対応覆る変速位置に切換えるよ
うｔニセーレク１〜スイツヂからの変速指令を受けて電
磁手段の制御指令を行うコントローラとを有している。

この従来の自動変速機の変速装置は、セレクトスイッチ
操作に基づいて自動変速機のマニュアルバルブを各変速
位置に切換えるものであり、車両が停車したときには、
その都度セレクトスイッチを操作して変速位置をＮレン
ジまたはＰレンジの停車レンジに切換える必要があり、
その操作が煩わしいものである。

（発明の目的） 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、車両が停車
したときには、セレクトスイッチの操作を行わなくても
自動的に自動変速機の変速位置を停車レンジに切換える
ようにした自動変速機の変速装置を提供し、運転者の操
作の煩わしさを解消することをその目的とするものであ
る。

（発明の構成） 本発明の自動変速機の変速装置は、自動変速機のマニュ
アルバルブを各変速位置に切換える電磁手段の作動を制
御するマニュアル制御部と自動制御部とを有するコント
ローラに対し、そのマニュアル制御部に電磁手段の作動
位置をセレク（−スイッチにより指令する一方、エンジ
ンの作動状態をエンジン状態検出手段により検出し、車
両の停車状態を車両状態検出手段にＪ：り検出し、前記
コントローラの自動制御部は、上記エンジン状態検出手
段および車両状態検出手段の出力を受【プ、エンジンが
作動していて、車両が停車しているとぎを判定手段で判
定し、この判定手段の出力を受けた停車レンジ切換手段
が変速位置を停車レンジに切換える信号を電磁手段に出
ツクするようにしたことを特徴とするものである。

（発明の効果） エンジンが作動していて、かつ車両が停車している状態
ゴなわら自動変速（幾の変速位置を走行レンジから停車
レンジに切換える必要のあるどきには、この状態をエン
ジン状態検出手段と車両状態検出手段とにより検出し、
コントローラの自動制御部の判定手段によって判定し、
停車レンジ切換手段が変速位置を停車レンジレンジに切
換える信号を出力し、電磁手段によって自動変速機のマ
ニュアルバルブを停車レンジに自動的に切換えることが
できるため、運転者が停車の都度セレクトスイッチを操
作する必要がなく、その操作の煩わしさを解消すること
ができ、セレクトスイッチによる自動変速機の操作性の
向上効果が十分に発揮することができる。

また、停車時に誤ってアクセル操作が行われた場合でも
、車両が発進することがない。

（実施例） ｊｘ下、図面により本発明の実、施例を説明する。

第１図は本発明の４１４成を明示りる全体４１４成図で
ある。

エンジン１に連接されている自動変速機２のマニュアル
バルブはモータ、ソレノイド等による電磁手段３作動に
よって各変速位置に切換操作される。この電磁手段３の
作動はコントローラ４によって制御され、該コントロー
ラ４はマニュアル制御部５と自動制御部６とを有し、マ
ニュアル制御部５には電磁手段３の作動位置を指令づる
セレクトスイッチ７の信号が入ツノされ、このセレクト
スイッチ７は、Ｐレンジスイッチと、Ｒレンジスイッチ
と、Ｎレンジスイッチと、Ｄレンジスイッチと、２速レ
ンジスイツヂと、１速レンジスイツチとを有しており、
ここでは、このセレクトスイッチ７は自己復帰型のブツ
シュボタン構成とされている。

一方、コントローラ４の自動制御部６は判定手段８ど停
車レンジ切換手段９とを有し、判定手段８は、エンジン
１の作動状態を例えばＡルタネークの作動信号等から検
出づるエンジン状態検出手段１０の出力信号、おにひ車
両の停車状態を例えば車速どアクセル開度等から検出り
る車両状態検出手段１１の出力信号を受（プて、エンジ
ン１が作動していて、車両が停車しているときを判定し
信号を出力する。また、前記停車レンジ切換手段９Ｉ、
ｌ、上記判定手段８の出）ｊ信号を受け、電磁手段３に
変速位置をＮレンジもしくはＰレンジの停車レンジに切
換える信号を出力するものであり、エンジン１が作動し
ていて、車両が停車しているときには、コントローラ４
による電磁手段３の作動にて変速位置が自動的に停車レ
ンジに切換ねる。

第２図に具体的構成を示す。１５はパワータイマ回路、
１６はパノ〕回路、１７は論理回路、１８はドライブ回
路、１９は表示回路をそれぞれ示している。

パワータイマ回路１５は、バッテリ２０の電圧Ｂ１イグ
ニションスイッチ２１を介したイグニション信号１ｇ、
および中速信号Ｖを受（ブて、制御系統に電源を供給す
るものである。

入力回路１６は、セレクトスイッヂ７の各レンジスイッ
チの信号Ｐ、Ｒ，Ｎ、Ｄ、２，１１．ｄルタネータ（図
示せず）からのエンジン作動信号Ｅ、アクセル開度信号
Ａ、車速検出パルス信号Ｖを受けて、それぞれの検出量
に相当する信号にして論理回路１７に出ツノする。

論理１１１７は記憶手段を有し、入力回路１６からの各
信号を受けて、自動変速機２の変速位置を演算し、所定
の変速指令信号をドライブ回路１８に出力し、ドライブ
回路１８はこの論理回路１７からの指令信号に応じて、
自動変速機２の電磁手段３であるモータに正転もしくは
逆転用の駆動信号を出力して変速位置を切換えるととも
に、この切換位置はポテンショメータ２２によって・検
出され、ドライブ回路１８はポテンショメータ２２の検
出信号と指令信号どを比較して両者が一致した所定の変
速位置に切換作動する。

また、表示回路１９はドライブ回路１８の作動に連係し
たポテンショメータ２２の検出信号に応じ、所定の変速
位置に対応するＬ　ＩＨＤ素子等によ　。

リシフトレンジを表示するものである。

前記コン１−ローラ４の作動づなわち第２図の論理回路
１７の内容を、第３図の７１コーチｖ　−ｈにより説明
する。

スタート後、ステップ４０てエンジン１が作動状態にあ
るかどうかをＡルタネータのし端子信号Ｅに基づいてＴ
す断し、エンジン１か運転作動状態にあるＹＥＳのとき
には、ステップ４１てセレクトスイッヂ７による走行レ
ンジのボタンが押されたかどうかを、その指令信号のイ
１無に基づいて判断し、走行レンジのボタンが押された
ＹＥＳのとぎには、ステップ４１２で押された走行レン
ジを記憶し、そのレンジのオン表示を表示回路１９にお
いて点滅させる。

続いて、ステップ４３において、発進信号があるかどう
かをアクセルスイッチ２４の信号Ａに基づいて判断し、
発進信号がないＮｏのときにはステップ４４で別の定行
レンジのボタンがｔａｐされたかどうかを判断し、発進
信号が生じてステップ４３の判断がＹＦＳになるまで待
ち、発進信号があるとステップ４５において、ステップ
４２で記憶している走行レンジにシフトし、オン表示を
連続点刻にし、ステップ４６の走行状態に移る。

停車を行う場合には、ステップ４７で停止信号があるか
どうかをアクｅル全開信号と車速げ口信号とに基づいて
判断し、停止信号があったＹＥＳのときには、ステップ
４８で停車して一定時間以上経過しているかどうかを判
断し、停車が一定時間以上経過したＹＥＳのときには、
ステップ４９で走行レンジからＮレンジ（Ｐレンジでも
よい）にシフ１−シて処理を終了づ−るものである。な
お、上記ステップ４８は、走行と停止を繰返ず運転状態
の場合に、これに対応して変速位置を停車レンジにシフ
１〜していると電磁手段３の耐久性に悪影響があること
から、短時間の停車を除外するだめのものである。

上記第２図における各回路をざらに詳）小ずれば、パワ
ータイマ回路１５は第４図に示づように、バッテリ電源
ＢのＡン・オフを行う主切換リレーＲの切換作動をイグ
ニションスイッチ２１の１７ｆｌ　ＩＷＩ信号Ｉｇおよ
び中速信号Ｖに応じて行うものであって、イグニション
スイッチ２１が開成しでもコンデンサタイマ２３で設定
された時間は主切換リレーＲの作動を停止せずに、電源
を開成状態として、電磁手段３の切換作動を可能として
例えば１〕レンジの切換を行えるようにする一方、車速
Ｖが検出されている走行時にはイグニションスイッチ２
１がオフとなってもリレーＲは閉成状態を維持して、停
車後に１〕レンジ等へのシフ１〜を可能とするものであ
る。

入力回路１６は第５図に示ずように、オルタネ−タのし
端子信号Ｅ１イグニションスイッチ２１開成信号１（１
、アクセルスィッチ２４開成信号Ａ（アクセル全開信号
）、セレクトスイッチ７の各レンジ信号Ｐ、Ｒ，Ｎ、Ｄ
、２．１がそれぞれ入力されたときに、それらをハイレ
ベルもしくはローレベルの（ｆｆｉ号として各出力端子
から出力するものであり、車速パルス信号Ｖは車速が設
定値以上のときにはハイレベルの信号を、設定値未満の
ときにはローレベルの信号を出力するものである。

上記ドライブ回路１８は第６図に示すように、論理回路
１７により演算された変速位置指令信号に基づく基準信
号と、電磁手段３の切換位置を検出づ゛るポテンショメ
ータ２２の検出信号とを比較部２５で比較し、両者が一
致するようにトランジスタ駆動部２６から正転用もしく
は逆転用の信号が電磁手段３（モータ）に出力され、指
令信号と検出信号とが一致したとぎに、電磁手段３を停
止するように構成されている。

表示回路１９は第７図に示すＪζうに、上記ポテンショ
メータ２２の検出信号と、直列接続された複数の抵抗器
２７により設定される各基準信号とを各比較器２８で比
較し、ポテンショメータ２２が所定変速位置にあるとき
に該当するＬＥＤ素子等による表示器を点灯表示する。

よって、上記実施例によれば、走行状態から停車状態に
移行したときには、これをエンジン状態検出手段１０と
車両状態検出手段１１とにＪ：り検出したコントローラ
４は、電磁手段３に変速位置を停車レンジに切換える信
号を出力することにより、セレクトスイッチ７のマニュ
アル操作を行うことなく、自動的に停車レンジに切換え
を行って、運転者の操作を簡易化している。

なあ、上記実施例では、車両の停車状態検出を、アクは
ル全開信号と車速ゼロ信号とにより検出りるようにして
いるが、このほかにサイドブレーキが操作されて制動力
が発生している状態の検出、もしくは電動パーキングブ
レーキを有するものでは、これの作動検出により停車状
態の検出を行うようにしてもよく、その場合には、検出
手段の変更に応じてコントローラ４の処理判断内容が変
更されるものである。また、前・記コントローラによる
制御は、アナログ制御およびデジタル制御ｐいずれの方
式で行ってもよいことは勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を明示するだめの全体構成図、 第２図は本発明の具体的構造例を示す要部構成図、 第３図はコントローラの論理回路の一例を示すフローヂ
ャート図、 第４図はパワータイマ回路の具体例を示寸電気回路図、 第５図は入力回路の具体例を示り一電気回路図、第６図
はドライブ回路の具体例を示す電気回路図、 第７図は表示回路の具体例を示す電気回路図である。 ２・・・・・・自動変速機　３・・・・・・電磁手段４
・・・・・・コントローラ ５・・・・・・マニュアル制御部 ６・・・・・・自動制御部 ７・・・・・・セレクトスイッチ ８・・・・・・判定手段 ９・・・・・・停車レンジ切換手段 １０・・・・・・エンジン状態検出手段１１・・・・・
・車両状態検出手段 第　１　図 第　３　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）自動変速機のマニュアルバルブを各変速位置に切
   換える電磁手段と、マニュアル制御部と自動制御部とを
   有し前記電磁手段の作動を制御するコントローラと、マ
   ニュアル制御部に電磁手段の作動位置を指令するセレク
   トスイッチと、エンジンの作動状態を検出するエンジン
   状態検出手段と、車両の停車状態を検出する車両状態検
   出手段とを備え、前記コントローラの自動制御部は、上
   記エンジン状態検出手段および車両状態検出手段の出力
   を受け、エンジンが作動していて車両が停車していると
   きを判定する判定手段と、この判定手段の出力を受け、
   変速位置を停車レンジに切換える信号を電磁手段に出力
   する停車レンジ切換手段とを有することを特徴とする自
   動変速機の変速装置・。