JPS6040734Y2 - 瓦 - Google Patents
瓦Info
- Publication number
- JPS6040734Y2 JPS6040734Y2 JP8510080U JP8510080U JPS6040734Y2 JP S6040734 Y2 JPS6040734 Y2 JP S6040734Y2 JP 8510080 U JP8510080 U JP 8510080U JP 8510080 U JP8510080 U JP 8510080U JP S6040734 Y2 JPS6040734 Y2 JP S6040734Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- side end
- plane
- downward
- upward
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は瓦に関するものである。
日本瓦のように印画を有する従来の瓦を第1図ないし第
4図を用いて説明する。
4図を用いて説明する。
すなわち、この瓦Aは、第1図ないし第3図に示すよう
に、一側端部1を下方向に湾曲してその側端面を下向平
面2に形成するとともに、他側端部3を上方向に湾曲し
てその側端面を前記下向平面2に重なり合う上向平面4
に形威し、他側端部3前端のコーナを切欠いてそれぞれ
前記上向平面4に連接する切欠垂直側端面5と切欠垂直
前端面6を形成するとともに、一側端部1後端の−すを
切欠いて切欠部7を形威し、さらに上向平面4の端縁に
沿って係合用突条8を突設したものである。
に、一側端部1を下方向に湾曲してその側端面を下向平
面2に形成するとともに、他側端部3を上方向に湾曲し
てその側端面を前記下向平面2に重なり合う上向平面4
に形威し、他側端部3前端のコーナを切欠いてそれぞれ
前記上向平面4に連接する切欠垂直側端面5と切欠垂直
前端面6を形成するとともに、一側端部1後端の−すを
切欠いて切欠部7を形威し、さらに上向平面4の端縁に
沿って係合用突条8を突設したものである。
瓦Aの前縁には垂下突条13を設け、かつ後縁にも垂下
突条(図面には見えていない)を設ける。
突条(図面には見えていない)を設ける。
この瓦Aの施工は、第4図に示すように、両下段瓦A1
.A2を並設して一方の下段瓦A1の他側端部上向平面
4上に他方の下段瓦A2の一側端部下向平面2を対接し
、一方の上段瓦んの前端を前記一方の下段瓦A□の後端
に重ね合わせて一方の上段瓦氏の他側端部3前端の凹曲
下面9を他方の下段瓦A2の一側端部1後端の凸曲上面
10の対向配置し、他方の上段瓦A4の前端を前記他方
の下段瓦への後端上に重ね合わせるとともに、他方の上
段瓦への一側端部下向平面2を前記一方の上段13の他
側端部上向平面4に対接して施工する。
.A2を並設して一方の下段瓦A1の他側端部上向平面
4上に他方の下段瓦A2の一側端部下向平面2を対接し
、一方の上段瓦んの前端を前記一方の下段瓦A□の後端
に重ね合わせて一方の上段瓦氏の他側端部3前端の凹曲
下面9を他方の下段瓦A2の一側端部1後端の凸曲上面
10の対向配置し、他方の上段瓦A4の前端を前記他方
の下段瓦への後端上に重ね合わせるとともに、他方の上
段瓦への一側端部下向平面2を前記一方の上段13の他
側端部上向平面4に対接して施工する。
なお、切欠垂直側端面5と、切欠垂直前端面6による切
欠部分は、前縁の垂下突条13が隣りの瓦と干渉するこ
とを回避している。
欠部分は、前縁の垂下突条13が隣りの瓦と干渉するこ
とを回避している。
また、切欠部7は、後縁の垂下突条が隣りの瓦の係合用
突条8と干渉することを回避している。
突条8と干渉することを回避している。
ところが、第4図(軒先側から見た状態)に示すように
、他方の下段瓦んの凸曲上面10と、一方の上段瓦んの
切欠垂直側端面5と、他方の上段瓦への下向平面2とで
それぞれ囲む略三角形状の隙間11が形成されるために
、台風など強い風を伴う雨が降ったときは上記隙間11
から雨水が侵入し、その雨水は風にあおられて一方の上
段瓦A3の切欠垂直前端面6にあたり、そこで一端下方
へ落下するが再び風にあおられてさらに奥へ進み、野地
板まで侵入して室内側で雨漏りが発生するという問題を
有していた。
、他方の下段瓦んの凸曲上面10と、一方の上段瓦んの
切欠垂直側端面5と、他方の上段瓦への下向平面2とで
それぞれ囲む略三角形状の隙間11が形成されるために
、台風など強い風を伴う雨が降ったときは上記隙間11
から雨水が侵入し、その雨水は風にあおられて一方の上
段瓦A3の切欠垂直前端面6にあたり、そこで一端下方
へ落下するが再び風にあおられてさらに奥へ進み、野地
板まで侵入して室内側で雨漏りが発生するという問題を
有していた。
したがって、この考案の目的は、雨漏り防止を図れる瓦
を提供することである。
を提供することである。
この考案の一実施例を第5図ないし第9図を用いて説明
する。
する。
すなわち、この瓦A′は、第5図ないし第7図に示すよ
うに、一側端部1の下向平面2の前端に凸部12を形成
したものであり、第8図および第9図に示すように、瓦
A′を敷設した場合に、他方の下段瓦A2′の凸曲上面
10と、一方の上段瓦ん′の切欠垂直側端面5および切
欠垂直前端面6と、他方の上段瓦A、′の下向平面2と
でそれぞれ囲む空間11を、上記凸部12で閉塞するよ
うにしている。
うに、一側端部1の下向平面2の前端に凸部12を形成
したものであり、第8図および第9図に示すように、瓦
A′を敷設した場合に、他方の下段瓦A2′の凸曲上面
10と、一方の上段瓦ん′の切欠垂直側端面5および切
欠垂直前端面6と、他方の上段瓦A、′の下向平面2と
でそれぞれ囲む空間11を、上記凸部12で閉塞するよ
うにしている。
この場合、凸部12の下面12aは、下段瓦N′の凸曲
上面10との間に約1TNIt程度の隙間を生ずるよう
に凹形曲面に仕上げる。
上面10との間に約1TNIt程度の隙間を生ずるよう
に凹形曲面に仕上げる。
また、凸部12の側面12bも、上段瓦A3’の切欠垂
直側端面5との間に同じく約1TIrIn程度の隙間を
生ずるように垂直平面に仕上げる。
直側端面5との間に同じく約1TIrIn程度の隙間を
生ずるように垂直平面に仕上げる。
さらに、凸部12の奥行は、第9図に示すように、上段
瓦A3′の切欠垂直側端面5と同じ奥行、あるいはそれ
以下で1−以上の奥行とする。
瓦A3′の切欠垂直側端面5と同じ奥行、あるいはそれ
以下で1−以上の奥行とする。
これは、あまり奥行が短いと雨仕舞の点では問題はない
が、成形して凸部12が非常に欠けやすくなるためであ
る。
が、成形して凸部12が非常に欠けやすくなるためであ
る。
その他の構成および施工順序は従来例と同一であるので
同一または相当部分に同一または相当符号を付してその
説明を省略する。
同一または相当部分に同一または相当符号を付してその
説明を省略する。
このように構成した結果、瓦A1′〜A4’の接合部間
に生ずる空間11は凸部12により閉塞されるため、雨
水の空間11からの侵入を防止でき、室内側での雨漏り
の発生を防ぐことができる。
に生ずる空間11は凸部12により閉塞されるため、雨
水の空間11からの侵入を防止でき、室内側での雨漏り
の発生を防ぐことができる。
また、凸部12の前端面12c(第9図に示す)を瓦A
の前端面と面一になるまで延設すると、施工後に軒先方
向から見た場合、隙間11が凸部12により閉塞されて
見えなくなるため、美麗な屋根面を形成することができ
る。
の前端面と面一になるまで延設すると、施工後に軒先方
向から見た場合、隙間11が凸部12により閉塞されて
見えなくなるため、美麗な屋根面を形成することができ
る。
以上のように、この考案の瓦は、一側端部1を下方向に
湾曲してその側端面を下向平面2とするとともに、他側
端部3を上方向に湾曲してその側端面を前記下向平面2
に重なり合う上向平面4とし、他側端部3前端のコーナ
を切欠いてそれぞれ前記上向平面4に連接する切欠垂直
側端面5と切欠垂直前端面6を形成するとともに、一側
端部1後端のコーナを切欠き、かつ前縁および後縁に垂
下突条を形成した瓦であって、両下段瓦A□′。
湾曲してその側端面を下向平面2とするとともに、他側
端部3を上方向に湾曲してその側端面を前記下向平面2
に重なり合う上向平面4とし、他側端部3前端のコーナ
を切欠いてそれぞれ前記上向平面4に連接する切欠垂直
側端面5と切欠垂直前端面6を形成するとともに、一側
端部1後端のコーナを切欠き、かつ前縁および後縁に垂
下突条を形成した瓦であって、両下段瓦A□′。
N′を並設して一方の下段瓦A1′の他側端部上向平面
4上に他方の下段12’の一側端部下向平面2を対接し
、一方の上段瓦ん′の前端を前記一方の下段瓦A工′の
後端に重ね合わせて一方の上段瓦ん′他側端部3前端の
凹曲下面9を他方の下段瓦ん′一側端部1後端の凸曲上
面10に対向配置し、他方の上段瓦A、′に前端を前記
他方の下段瓦N′の後端上に重ね合わせるとともに、他
方の上端瓦A4′一側端部下向平面2を前記一方の上段
瓦ん′の他側端部上向平面4に対接して施工する瓦にお
いて、前記他方の下段、I21A2′の一側端部1後端
の凸曲上面10、前記一方の上段瓦A3’の切欠垂直側
端面5および切欠垂直前端面6、前記他方の上段7u4
’の一側部下内平面2とでそれぞれ囲む空間11を閉塞
する凸部12を、前記−側端部1の下向平面2の前端に
突設したため、雨漏りを防止できるという効果がある。
4上に他方の下段12’の一側端部下向平面2を対接し
、一方の上段瓦ん′の前端を前記一方の下段瓦A工′の
後端に重ね合わせて一方の上段瓦ん′他側端部3前端の
凹曲下面9を他方の下段瓦ん′一側端部1後端の凸曲上
面10に対向配置し、他方の上段瓦A、′に前端を前記
他方の下段瓦N′の後端上に重ね合わせるとともに、他
方の上端瓦A4′一側端部下向平面2を前記一方の上段
瓦ん′の他側端部上向平面4に対接して施工する瓦にお
いて、前記他方の下段、I21A2′の一側端部1後端
の凸曲上面10、前記一方の上段瓦A3’の切欠垂直側
端面5および切欠垂直前端面6、前記他方の上段7u4
’の一側部下内平面2とでそれぞれ囲む空間11を閉塞
する凸部12を、前記−側端部1の下向平面2の前端に
突設したため、雨漏りを防止できるという効果がある。
第1図は従来例の斜視図、第2図はその正面図、第3図
は同じく平面図、第4図はその施設状態を軒先側から見
た要部正面図、第5図はこの考案の一実施例の正面図、
第6図はその平面図、第7図は第5図の要部拡大図、第
8図はその施設状態を軒先側から見た要部正面図、第9
図はその平面配置図である。 1・・・・・・一側端部、2・・・・・・下向平面、3
・・・・・・他側端部、4・・・・・・上向平面、5・
・・・・・切欠垂直側端面、6・・・・・・切欠垂直前
端面、9・・・・・・凹曲下面、10・・・・・・凸曲
上面、 1 1・・・・・・空間、 2・・・・・・凸部、 A’、A□’t A2’g氏’g A4’・・・・・・
瓦。
は同じく平面図、第4図はその施設状態を軒先側から見
た要部正面図、第5図はこの考案の一実施例の正面図、
第6図はその平面図、第7図は第5図の要部拡大図、第
8図はその施設状態を軒先側から見た要部正面図、第9
図はその平面配置図である。 1・・・・・・一側端部、2・・・・・・下向平面、3
・・・・・・他側端部、4・・・・・・上向平面、5・
・・・・・切欠垂直側端面、6・・・・・・切欠垂直前
端面、9・・・・・・凹曲下面、10・・・・・・凸曲
上面、 1 1・・・・・・空間、 2・・・・・・凸部、 A’、A□’t A2’g氏’g A4’・・・・・・
瓦。
Claims (1)
- 一側端部1を下方向に湾曲してその側端面を下向平面2
とするとともに、他側端部3を上方向に湾曲してその側
端面を前記下向平面2に重なり合う上向平面4とし、他
側端部3の前端のコーナを切欠いてそれぞれ前記上向平
面4に連する切欠垂直側端面5と切欠垂直前端面6を形
威するとともに、一側端部1後端のコーナを切欠き、か
つ前縁および後縁に垂下突条を形威した瓦であって、両
下段瓦A1’、 A2’を並設して一方の下段瓦A1′
の他側端部上向平面4上に他方の下段瓦N′の一側部下
向平面2を対接し、一方の上段瓦ん′の前端を前記一方
の下段瓦A□′の後端に重ね合わせて一方の上段p3’
他側端部3前端の凹曲下面9を他方の下段″LA2′一
側端部1後端の凸曲上面10に対向配置し、他方の上段
瓦へ′の前端を前記他方の下段瓦A2’の後端上に重ね
合わせるとともに、他方の下段瓦ん′−一側端部下向平
面を前記一方の上段瓦A3’の他側端部上向平面4に対
接して施工する瓦において、前記他方の下段瓦N′の一
側端部1後端の凸曲上面10、前記一方の上段瓦ん′の
切欠垂直側端面5および切欠垂直前端面6、前記他方の
上段N)’t4’の一側端部下向平面2とでそれぞれ囲
む空間11を閉塞する凸部12を、前記−側端部1の下
向平面2の前縁に突設したことを特徴とする瓦。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8510080U JPS6040734Y2 (ja) | 1980-06-14 | 1980-06-14 | 瓦 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8510080U JPS6040734Y2 (ja) | 1980-06-14 | 1980-06-14 | 瓦 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS576437U JPS576437U (ja) | 1982-01-13 |
JPS6040734Y2 true JPS6040734Y2 (ja) | 1985-12-09 |
Family
ID=29447369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8510080U Expired JPS6040734Y2 (ja) | 1980-06-14 | 1980-06-14 | 瓦 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040734Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-14 JP JP8510080U patent/JPS6040734Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS576437U (ja) | 1982-01-13 |
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