JPH0222413Y2 - - Google Patents

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JPH0222413Y2
JPH0222413Y2 JP19125284U JP19125284U JPH0222413Y2 JP H0222413 Y2 JPH0222413 Y2 JP H0222413Y2 JP 19125284 U JP19125284 U JP 19125284U JP 19125284 U JP19125284 U JP 19125284U JP H0222413 Y2 JPH0222413 Y2 JP H0222413Y2
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Japan
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tile
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flat
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JP19125284U
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JPS61108418U (ja
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  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は従来の左側に桟のある日本型桟瓦を180゜
廻転した状態にすると共に桟のカーブを大きくし
て丸瓦状に形成した特殊桟瓦に関する。
従来の平瓦部と丸瓦部が一体に形成された本茸
き用瓦は、丸瓦部の後端に段落にして玉口部を連
設し、玉口部の側壁の下端部にはこの瓦に隣接し
て茸設される他の瓦の平瓦部が挿込まれるように
切欠かれて形成されているが、この瓦の玉口部は
丸瓦部と同様ほぼ半円状に形成され玉口部の底面
も玉口部の先端面も開口状態になつている。この
ため、この瓦の玉口部にこの後側(上側)になる
瓦の丸瓦部の先端部を重合させて茸設した瓦茸き
をした屋根は暴風雨のような場合、前記丸瓦部の
継目から雨水が浸入し、この浸入水は玉口部の表
面に沿つて徐々に該玉口部の後端縁及び一方の側
壁から、裏側に回つて滴下するほか、茸設したさ
い重なり合いが少ないことと相俟つて雨洩りを生
ずる等の欠点がある。
本案は丸瓦部の後端に段落にして段落状に形成
された玉縁部を連設し、玉縁部の後端部を突状の
水返えし縁に形成すると共に玉縁部の後端部を盲
壁に形成し、この盲壁と玉縁部の側壁とのそれぞ
れ下端部を平瓦部の延出部に固着し、更に平瓦部
の延出部と平瓦部の前部とのそれぞれの角部に切
込みを設けたもので、瓦の重なりを深くなるよう
にすると共に、瓦の継合わせ部から雨水が浸入
し、玉縁部の表面に沿つて流れても、玉縁部の裏
側に廻つて雨洩りを起こすことがないものを提供
しようとするものである。
以下実施例について説明すると、下方に凸状に
緩かに彎曲した平瓦部1と上方に凸状に半円筒状
に彎曲し、前記平瓦部の後部1a縁に達しない丸
瓦部2が一体に形成されている。前記丸瓦部の後
部2a縁には、段落にして第1玉縁部3と更に段
落にして第2玉縁部4が連設され、前記第2玉縁
部の後部縁は第2玉縁部の外側面より突出した水
返し縁5に形成されると共に、第2玉縁部の後端
部は盲壁6を形成して塞ぎ、前記盲壁6の下端部
6a及び両玉縁部3,4の側壁の下端部3a,4
aは、丸瓦部2の後部に延び出している平瓦部1
の延出部7に固着している。上記延出部7は左側
に桟のある普通の桟瓦を180゜回転して桟が右側に
なつた状態で、丸瓦部を形成した以外の桟の残留
部にほぼ該当して形成されている。
上記平瓦部と丸瓦部が一体に形成された瓦11
の丸瓦部の後部に当たる平瓦部の延出部7の後部
1aの角部には、切込み8と該瓦の平瓦部の前部
1bの角部には切込み9とが対角状に設けてあ
り、この瓦を茸設したさい切込み8は、この瓦1
1の斜右上に茸設されるこの瓦と同様に形成され
た他の瓦12の切込み9とほぼ係合するようにし
ている。10は平瓦部の後部裏側縁に設けた水返
えし突条である。
上記の如く形成された瓦は、その平瓦部1を二
段の重ね状に形成し、水はけの促進に役立てると
共に、茸設したさい屋根に重量感をもたせるよう
にもできる。
本案は上述の如き構成で、丸瓦部の後端に段落
状に第1と第2の玉縁部を連設し、第2玉縁部の
後端部を盲壁にし、この盲壁と各玉縁部の側壁の
それぞれの下端部を平瓦部の延出部に固着してい
るから、茸設した瓦の丸瓦部の継ぎ合わせ目より
雨水が浸入して玉縁部の表面に沿つて流下して
も、平瓦部上に流れ、玉縁部の裏側へ回つて雨洩
りの原因となることが全くない。しかも玉縁部は
2段の段落に形成されていると共に、先端縁は突
状の水返えし縁になつているから、多量の浸入水
があつてもこれて十分よく水切りができ、又日本
型桟瓦の如く対角的に切込みを設けているので、
瓦の重代が多くでき、前記の如き玉縁部の形成と
相俟つて茸設された瓦の重なり部からの雨水の洩
り込みは全くなく、本瓦茸の外観が保持できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図は斜視図、
第2図は側面図、第3図は平面図、第4図は茸い
た状態の一部切欠平面図である。 1は平瓦部、1aは後部、1bは前部、2は丸
瓦部、2aは後部縁、3は第1玉縁部、4は第2
玉縁部、3a及び4aは下端部、5は水返えし
縁、6は盲壁、6aは下端部、7は延出部、8及
び9は切込み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平瓦部と丸瓦部を一体に有し、丸瓦部の後端に
    は段落にして段落状に形成された玉縁部を連設
    し、前記玉縁部の後端縁は突状の水返えし縁に形
    成すると共に後端部には盲壁を設け、該盲壁の下
    端部と前記玉縁部の側壁の下端部は平瓦部の延出
    部に固着し、平瓦部の延出部の後部角部と平瓦部
    の前部角部に隣接する瓦の切込みと係合する切込
    みを設けた特殊桟瓦。
JP19125284U 1984-12-17 1984-12-17 Expired JPH0222413Y2 (ja)

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JP19125284U JPH0222413Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

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JP19125284U JPH0222413Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

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Publication Number Publication Date
JPS61108418U JPS61108418U (ja) 1986-07-09
JPH0222413Y2 true JPH0222413Y2 (ja) 1990-06-18

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JPS61108418U (ja) 1986-07-09

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