JPH0323450Y2 - - Google Patents

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JPH0323450Y2
JPH0323450Y2 JP1983036553U JP3655383U JPH0323450Y2 JP H0323450 Y2 JPH0323450 Y2 JP H0323450Y2 JP 1983036553 U JP1983036553 U JP 1983036553U JP 3655383 U JP3655383 U JP 3655383U JP H0323450 Y2 JPH0323450 Y2 JP H0323450Y2
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JP
Japan
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gable
roof
plate
ventilation
attic
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JP1983036553U
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JPS59142311U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は屋根裏への雨水の侵入を阻止した外観
美麗な屋根裏換気構造に関するものである。
寄棟屋根の屋根裏換気を目的としてその妻側屋
根部自体に換気口を設けることは、実公昭57−
55449号公報により提案されており、該提案によ
れば、上記換気口は、がらり付吹出口が取り付け
られた上、前面部が開口した三角錐形のフードに
より覆われており、該フードにより上記寄棟屋根
には入母屋風屋根のような外観がかもし出されて
いる。
然し乍ら、上記提案においては、妻側屋根部に
設けられた上記換気口内に、上記がらり付吹出口
から直接雨水等が吹込む惧れがあつて雨仕舞が充
分でないという問題があつた。
本考案は上記の問題を解消すると共に外観の優
れた屋根裏換気構造、即ち図面の実施例に示す如
く、寄棟屋根1の妻側屋根部11の上部を入母屋
風屋根構造2となし、該入母屋風屋根構造2にお
ける妻板21の前面部に、該妻板21の前面部を
被覆する二等辺三角形状の化粧妻飾板3を、該妻
板21との間に間隙4を設け且つ該化粧妻飾板3
の下端部と上記妻側屋根部11との間に開口部5
を形成させて固定すると共に、上記妻板21及び
その内側に位置する上記妻側屋根部11にそれぞ
れ換気口22,12を設け、且つ上記妻板21の
上記間隙4側の表面に、上記換気口22に連通す
る換気通路部27を有する雨仕舞板26を被着し
たことを特徴とする屋根裏換気構造を提供するも
のである。
実施例について、更に詳述すると、入母屋風屋
根構造2は、妻側屋根部11の上部において、棟
部13に延設させて水平な軸組23を施し、又そ
の先端部から両降棟部14に亘り軸組24を鉛直
面内に位置させて施した上、軸組23,24の前
方から二等辺三角形状の妻板21を被着するとと
もに、その側方から直角三角形形状の一対の側面
板(図示せず)を被着することにより構成してあ
る。尚、15は屋根葺材で、入母屋風屋根構造2
の形成後、妻板21を除き寄棟屋根1側から一対
の上記側面板に亘り固定することにより第1図に
示す如く一体の屋根を形成するようになつてあ
る。
又、入母屋風屋根構造2の妻板21の傾斜上縁
部に沿つては、化粧妻飾板3の取付及び間隙4の
形成のための受材25を突設してあり、妻板21
には該受材25を被覆させて雨仕舞板26を被着
してある。雨仕舞板26には妻板21の換気口2
2に対応させて下向きの換気通路部27を付設し
てある。
又、化粧妻飾板3は、全体としては略二等辺三
角形形状となしてあるが、その傾斜上縁部及び下
縁部を突出させてあるため、アルフアベツトAの
如き外観を呈している。そして、化粧妻飾板3
は、受材25にその長手方向に適宜間隔をあけて
複数個のブラケツト31を固定した後、受材25
及びブラケツト31を被覆させて固定してある。
この他、図面において、6は防水シート、7は
捨板水切、8は雨押え、9は中貫であり、又図示
してはないが、開口部5には屋根裏への鳥等の侵
入を阻止するためのパンチングメタルを配してあ
る。
本考案の屋根裏換気構造は以上の如く構成して
あるため、屋根裏の空気は、第3図に矢印で示す
如く、換気口12,22、換気通路部27、間隙
4及び開口部5を介して建物外部の大気と換気さ
れる。
叙上の如く、本考案の屋根裏換気構造は、入母
屋風屋根構造2を形成する、前面部に妻板21及
び雨仕舞板26を設けた下地構造により雨仕舞を
完結させてあり、更にその前方に妻板21との間
に間隙(空気室)を設けた二等辺三角形状の化粧
妻飾板3を設けてあるから、屋根裏への雨水の吹
込み等による侵入を完全に阻止することができる
と共に、上記換気口22を上記化粧妻飾板3によ
り被覆させてあるから、化粧妻飾板3の化粧効果
により、外観、特に妻側屋根部11側からの外観
を体裁の良いものとすることができる等の実用的
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
化粧妻飾板の拡大正面図、第3図は本考案の一実
施例の拡大縦断面図である。 1……寄棟屋根、11……妻側屋根部、12…
…換気口、2……入母屋風屋根構造、21……妻
板、22……換気口、26……雨仕舞板、27…
…換気通路部、3……化粧妻飾板、4……間隙、
5……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 寄棟屋根1の妻側屋根部11の上部を入母屋風
    屋根構造2となし、該入母屋風屋根構造2におけ
    る妻板21の前面部に、該妻板21の前面部を被
    覆する二等辺三角形状の化粧妻飾板3を、該妻板
    21との間に間隙4を設け且つ該化粧妻飾板3の
    下端部と上記妻側屋根部11との間に開口部5を
    形成させて固定すると共に、上記妻板21及びそ
    の内側に位置する上記妻側屋根部11にそれぞれ
    換気口22,12を設け、且つ上記妻板21の上
    記間隙4側の表面に、上記換気口22に連通する
    換気通路部27を有する雨仕舞板26を被着した
    ことを特徴とする屋根裏換気構造。
JP3655383U 1983-03-14 1983-03-14 屋根裏換気構造 Granted JPS59142311U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3655383U JPS59142311U (ja) 1983-03-14 1983-03-14 屋根裏換気構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3655383U JPS59142311U (ja) 1983-03-14 1983-03-14 屋根裏換気構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59142311U JPS59142311U (ja) 1984-09-22
JPH0323450Y2 true JPH0323450Y2 (ja) 1991-05-22

Family

ID=30167222

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3655383U Granted JPS59142311U (ja) 1983-03-14 1983-03-14 屋根裏換気構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0312096Y2 (ja) * 1985-05-11 1991-03-22

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831314B2 (ja) * 1978-06-02 1983-07-05 シイ イトウ エレクトロニクス インコ−ポレイテツド プリンタにおける記録媒体送り微調整機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6210334Y2 (ja) * 1980-02-29 1987-03-11
JPS5831314U (ja) * 1981-08-25 1983-03-01 ナショナル住宅産業株式会社 入母屋換気装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831314B2 (ja) * 1978-06-02 1983-07-05 シイ イトウ エレクトロニクス インコ−ポレイテツド プリンタにおける記録媒体送り微調整機構

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JPS59142311U (ja) 1984-09-22

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