JPS6318667Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6318667Y2 JPS6318667Y2 JP6087884U JP6087884U JPS6318667Y2 JP S6318667 Y2 JPS6318667 Y2 JP S6318667Y2 JP 6087884 U JP6087884 U JP 6087884U JP 6087884 U JP6087884 U JP 6087884U JP S6318667 Y2 JPS6318667 Y2 JP S6318667Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves
- ventilation
- tip
- roofing material
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 35
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 31
- 210000003462 vein Anatomy 0.000 claims description 14
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims 1
- 241000287127 Passeridae Species 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［技術分野］
本考案は軒先から棟部まで通気できる通気屋根
の構造に関するものである。
の構造に関するものである。
［背景技術］
従来、軒先から棟部に通気する場合、屋根材と
野地板のような屋根下地との間にスペーサ等を介
して屋根材を施工することにより軒先から棟部に
至る通気〓間を形成して通気するようになつてい
た。しかしかかる従来例にあつてはスペーサ等を
介して屋根材を施工するため施工に手間が掛かる
という欠点があつた。
野地板のような屋根下地との間にスペーサ等を介
して屋根材を施工することにより軒先から棟部に
至る通気〓間を形成して通気するようになつてい
た。しかしかかる従来例にあつてはスペーサ等を
介して屋根材を施工するため施工に手間が掛かる
という欠点があつた。
［考案の目的］
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは屋根材の凸脈に
て通気路が形成されて屋根下地に単に屋根材を葺
くだけで簡単に軒先から棟部に通気できる通気屋
根を提供するにある。
て、本考案の目的とするところは屋根材の凸脈に
て通気路が形成されて屋根下地に単に屋根材を葺
くだけで簡単に軒先から棟部に通気できる通気屋
根を提供するにある。
［考案の開示］
本考案通気屋根は屋根材１に設けた凸脈２にて
屋根の軒先端から屋根の棟側端に至る通気路３を
形成し、屋根の棟側端に設けた換気棟４の換気口
５と上記通気路３とを連通せしめ、屋根の軒先端
に架設した軒樋６内と上記通気路３とを連通せし
め、軒先端の屋根材１の軒先端部にて軒樋６の上
面を閉塞すると共に軒先端の屋根材１に凸脈間で
上記軒樋６内と連通する排気兼吸気用の透孔７を
穿設し、軒先端の屋根材１の凸脈２の軒先側端を
閉塞したものであつて、上述のように構成するこ
とにより従来例の欠点を解決したものである。
屋根の軒先端から屋根の棟側端に至る通気路３を
形成し、屋根の棟側端に設けた換気棟４の換気口
５と上記通気路３とを連通せしめ、屋根の軒先端
に架設した軒樋６内と上記通気路３とを連通せし
め、軒先端の屋根材１の軒先端部にて軒樋６の上
面を閉塞すると共に軒先端の屋根材１に凸脈間で
上記軒樋６内と連通する排気兼吸気用の透孔７を
穿設し、軒先端の屋根材１の凸脈２の軒先側端を
閉塞したものであつて、上述のように構成するこ
とにより従来例の欠点を解決したものである。
以下本考案を実施例により詳述する。１は金属
板にて形成せる屋根材であつて、横幅が広いもの
であり、半円筒状の凸脈２を横幅方向に複数本設
けてある。この屋根材１が野地坂のような屋根下
地８上に葺かれ、凸脈２にて軒先端から棟部に至
る通気路３が形成される。棟部には換気棟４が施
工され、換気棟４の換気口５と通気路３とが連通
させられている。屋根下地８の軒先端には軒樋６
が配設され、鼻板９等に固定される。この軒樋６
には一体にパラペツト１０が設けられ、パラペツ
ト１０にて屋根材１の軒先端を覆つている。軒先
端の屋根材１の軒先端部は軒樋６の上面を閉塞し
ており、屋根材１の凸脈２間の谷部に排水兼吸気
用の透孔７を多数個穿孔してある。上記パラペツ
ト１０の上端は第２図に示すように屋根材１の谷
部と面一にしてあり、軒先端の屋根材１の凸脈２
の軒先端部を面戸１１にて閉塞してある。また第
３図に示すように屋根材１の凸脈２の上端とパラ
ペツト１０の上端とを面一にしてあつてもよく、
この場合凸脈２の軒先端部を閉塞する面戸がいら
ない。さらに軒樋６と一体のパラペツト１０を軒
先端の屋根材１に一体に設けてあつてもよく、こ
の場合屋根材１の施工と同時に軒樋６の施工がで
きる。しかして通常透孔７、軒樋６内、通気路
３、換気棟４、換気口５を介して通気され、また
雨が降つたとき屋根材１上を流れる雨水は透孔７
から軒樋６内に流入して軒樋６を介して排水され
る。通気するとき小さい透孔７から空気が流入す
るので雀が入つたりしない。
板にて形成せる屋根材であつて、横幅が広いもの
であり、半円筒状の凸脈２を横幅方向に複数本設
けてある。この屋根材１が野地坂のような屋根下
地８上に葺かれ、凸脈２にて軒先端から棟部に至
る通気路３が形成される。棟部には換気棟４が施
工され、換気棟４の換気口５と通気路３とが連通
させられている。屋根下地８の軒先端には軒樋６
が配設され、鼻板９等に固定される。この軒樋６
には一体にパラペツト１０が設けられ、パラペツ
ト１０にて屋根材１の軒先端を覆つている。軒先
端の屋根材１の軒先端部は軒樋６の上面を閉塞し
ており、屋根材１の凸脈２間の谷部に排水兼吸気
用の透孔７を多数個穿孔してある。上記パラペツ
ト１０の上端は第２図に示すように屋根材１の谷
部と面一にしてあり、軒先端の屋根材１の凸脈２
の軒先端部を面戸１１にて閉塞してある。また第
３図に示すように屋根材１の凸脈２の上端とパラ
ペツト１０の上端とを面一にしてあつてもよく、
この場合凸脈２の軒先端部を閉塞する面戸がいら
ない。さらに軒樋６と一体のパラペツト１０を軒
先端の屋根材１に一体に設けてあつてもよく、こ
の場合屋根材１の施工と同時に軒樋６の施工がで
きる。しかして通常透孔７、軒樋６内、通気路
３、換気棟４、換気口５を介して通気され、また
雨が降つたとき屋根材１上を流れる雨水は透孔７
から軒樋６内に流入して軒樋６を介して排水され
る。通気するとき小さい透孔７から空気が流入す
るので雀が入つたりしない。
［考案の効果］
本考案は叙述のように屋根材に設けた凸脈にて
屋根の軒先端から屋根の棟側端に至る通気路を形
成しているので、単に屋根材を葺くだけで簡単に
通気路を形成できるものであり、また屋根の軒先
端から棟部に通気できて屋根材の裏に結露が付着
したりせず屋根下地の劣化を防止できると共に夏
場の小屋根の加熱を防止できるものであり、しか
も屋根の棟側端に設けた換気棟の換気口と上記通
気路とを連通せしめてあるので、屋根材の裏に通
気した空気を換気棟の換気口から排気できてスム
ーズに排気できるものであり、さらに屋根の軒先
端に架設した軒樋内と上記通気路とを連通せし
め、軒先端の屋根材の軒先端部にて軒樋の上面を
閉塞すると共に軒先端の屋根材に凸脈間で上記軒
樋内と連通する排水兼吸気用の透孔を穿設し、軒
先端の屋根材の凸脈の軒先側端を閉塞してあるの
で、透孔から吸気して軒樋内を介して屋根材の裏
に通気できて軒先側に吸気する部分があつても軒
下から吸気用の開口が見えなく外観がよいもので
あると共に雀等が侵入するのも防止できるもので
あり、さらにまた軒樋の上面が閉塞されているの
で、落ち葉等が軒樋内に入らないと共に積雪地で
は軒樋を傷めることがないものであり、さらに透
孔から軒樋内に雨水を流入させることができて雨
水の処理もできるのは勿論雨水の排水と通気の吸
気とを同一の透孔で兼用できるものである。
屋根の軒先端から屋根の棟側端に至る通気路を形
成しているので、単に屋根材を葺くだけで簡単に
通気路を形成できるものであり、また屋根の軒先
端から棟部に通気できて屋根材の裏に結露が付着
したりせず屋根下地の劣化を防止できると共に夏
場の小屋根の加熱を防止できるものであり、しか
も屋根の棟側端に設けた換気棟の換気口と上記通
気路とを連通せしめてあるので、屋根材の裏に通
気した空気を換気棟の換気口から排気できてスム
ーズに排気できるものであり、さらに屋根の軒先
端に架設した軒樋内と上記通気路とを連通せし
め、軒先端の屋根材の軒先端部にて軒樋の上面を
閉塞すると共に軒先端の屋根材に凸脈間で上記軒
樋内と連通する排水兼吸気用の透孔を穿設し、軒
先端の屋根材の凸脈の軒先側端を閉塞してあるの
で、透孔から吸気して軒樋内を介して屋根材の裏
に通気できて軒先側に吸気する部分があつても軒
下から吸気用の開口が見えなく外観がよいもので
あると共に雀等が侵入するのも防止できるもので
あり、さらにまた軒樋の上面が閉塞されているの
で、落ち葉等が軒樋内に入らないと共に積雪地で
は軒樋を傷めることがないものであり、さらに透
孔から軒樋内に雨水を流入させることができて雨
水の処理もできるのは勿論雨水の排水と通気の吸
気とを同一の透孔で兼用できるものである。
第１図は本考案の一実施例の全体を示す斜視
図、第２図は同上の軒先部分の断面図、第３図は
同上の軒先部分の他の実施例の断面図であつて、
１は屋根材、２は凸脈、３は通気路、４は換気
棟、５は換気口、６は軒樋、７は透孔である。
図、第２図は同上の軒先部分の断面図、第３図は
同上の軒先部分の他の実施例の断面図であつて、
１は屋根材、２は凸脈、３は通気路、４は換気
棟、５は換気口、６は軒樋、７は透孔である。
Claims (1)
- 屋根材に設けた凸脈にて屋根の軒先端から屋根
の棟側端に至る通気路を形成し、屋根の棟側端に
設けた換気棟の換気口と上記通気路とを連通せし
め、屋根の軒先端に架設した軒樋内と上記通気路
とを連通せしめ、軒先端の屋根材の軒先端部にて
軒樋の上面を閉塞すると共に軒先端の屋根材に凸
脈間で上記軒樋内と連通する排水兼吸気用の透孔
を穿設し、軒先端の屋根材の凸脈の軒先側端を閉
塞して成る通気屋根。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6087884U JPS60172936U (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 通気屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6087884U JPS60172936U (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 通気屋根 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60172936U JPS60172936U (ja) | 1985-11-15 |
| JPS6318667Y2 true JPS6318667Y2 (ja) | 1988-05-25 |
Family
ID=30588631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6087884U Granted JPS60172936U (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 通気屋根 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60172936U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4582372B2 (ja) * | 2000-06-02 | 2010-11-17 | 株式会社チユーオー | 通気工法屋根及び屋根部材 |
| JP2002021273A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-23 | Ig Tech Res Inc | 屋根構造 |
-
1984
- 1984-04-25 JP JP6087884U patent/JPS60172936U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60172936U (ja) | 1985-11-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5704834A (en) | Moisture resistant roof vent | |
| US5339582A (en) | Roof vent | |
| WO2000066854A1 (en) | Roof ventilation system and method | |
| US20030140582A1 (en) | Ridge vent for tile roofing | |
| US20010052207A1 (en) | Roofing ventilation systems and methods | |
| JPS6318667Y2 (ja) | ||
| JP2518830Y2 (ja) | 換気片流れ棟部材 | |
| JPH0217073Y2 (ja) | ||
| JPH0334995Y2 (ja) | ||
| JP4246885B2 (ja) | 換気棟 | |
| JPH11270082A (ja) | 片流れ形の波形金属板葺屋根の換気構造 | |
| JPS6224705B2 (ja) | ||
| JPH0111856Y2 (ja) | ||
| JPS6347865B2 (ja) | ||
| JPS5823861Y2 (ja) | 天窓換気装置 | |
| JPH0355683Y2 (ja) | ||
| JPH0217065Y2 (ja) | ||
| JPH017784Y2 (ja) | ||
| JPS641372Y2 (ja) | ||
| JPH0356583Y2 (ja) | ||
| JPS6143877Y2 (ja) | ||
| JPS6313310Y2 (ja) | ||
| JPH0323450Y2 (ja) | ||
| JPH0113705Y2 (ja) | ||
| JPH0241227Y2 (ja) |